JP5700477B1 - 遊技機及びこれを用いた遊技島の集中管理装置 - Google Patents

遊技機及びこれを用いた遊技島の集中管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遊技機及びこれを用いた遊技島の集中管理装置に係わり、特殊フリーズの開始タイミングを、遊技者のニーズ、例えば遊技操作スピードに違いに合わせて多様に変化させることができる遊技機を提供する。【解決手段】遊技進行制御手段200には、役抽選手段210、通常遊技制御手段、特別遊技制御手段、遊技操作が不能となるフリーズ状態を制御するためのフリーズ制御手段275、所定のウェイト時間が経過するまでは遊技の進行を抑制するウェイト状態を制御するウェイト制御手段260を備える。遊技進行制御手段200は、所定の開始条件を満足したときに所定のフリーズ待機時間を計測すると共に、フリーズ待機時間においては遊技操作が可能に制御する。フリーズ制御手段275は、フリーズ状態であって、フリーズ待機時間の経過後に開始される特殊フリーズ状態を制御する。【選択図】図2

Description

この発明は、遊技機及びこれを用いた遊技島の集中管理装置に係わり、特殊フリーズの開始タイミングを、遊技者のニーズ、例えば遊技操作スピードに違いに合わせて多様に変化させることができるようにしたものである。
従来、「フリーズ演出潜伏状態」を経てフリーズ演出を発生させるようにした「遊技台」が知られている(特許文献1の段落番号「0070」及び図15参照)。
上記「フリーズ演出潜伏状態」は、サブ側で実行中の「連続演出」と、メイン側が決定した「フリーズ演出」とが「バッティング」しないよう、「フリーズ演出」の開始を遅らせるためのものであった(特許文献1の段落番号「0070」)。
また、従来、「ウェイト時間」(例えば4.1秒)が経過した後、フリーズを発生させるようにした「回胴式遊技機」が知られている(特許文献2の段落番号「0010」、段落番号「0067」〜「0070」、図7及び図8参照)。
特開2013-085743号公報 特許第5218203号公報
しかし、上記した「特許文献1」の「フリーズ演出潜伏状態」は、サブ側で実行中の「連続演出」を見せるためのものに過ぎず、遊技者のニーズ、例えば遊技をスピーディーに進めたい、或いはゆっくり楽しみたい等、遊技操作スピードの違いに合わせてフリーズの開始タイミングを多様に変化できないという、という問題点があった。
また、上記した「特許文献3」は、「ウェイト時間」を単に待つに過ぎず、上記「特許文献1」及び「特許文献2」のものと同様に、フリーズの開始タイミングを多様に変化できないという、という問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、遊技操作が可能に制御されたフリーズ待機時間を経て特殊フリーズを開始させるようにすることで、特殊フリーズの開始タイミングを、遊技者のニーズ、例えば遊技操作スピードに違いに合わせて多様に変化させることができるようにしたものである。
これに加え、請求項1に記載の発明は、フリーズ待機時間の経過を報知ことができるようにしたものである。
さらに、請求項1に記載の発明は、遊技機の外部に報知実行手段を設け、隣接して設置された複数の報知実行手段による報知を同時に実行させることができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、フリーズ抽選に当選し、且つスタート操作を契機として、フリーズ待機時間の計測を開始させることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、フリーズ待機時間経過後の操作で特殊フリーズを開始させることができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、フリーズ待機時間中に停止操作がある場合に、その最初に操作されたスイッチの操作時に、特殊フリーズ状態を開始させることができるようにしたものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、フリーズ待機時間中に2回目の遊技が開始された場合に、次の遊技に対応するリールの始動タイミングを、特殊フリーズ状態が終了するまで遅延させることができるようにしたものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、フリーズ待機時間中のウェイト経過により、特殊フリーズを開始させることができるようにしたものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項7に記載の発明は、遊技制御手段と別個に設けられた報知制御手段により、報知実行手段による報知の実行を制御することができるようにしたものである。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、遊技島の集中管理装置に関し、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機を複数台並べて配置した遊技島において、当該遊技島内に配置された複数の報知実行手段による報知を同時に実行させることができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、遊技機(10)には、例えば図1及び図2に示すように、次の構成を備える。
(1)リール(33〜35)
リール(33〜35)は、例えば図1に示すように、複数種類の図柄(例えば図5参照)を変動表示可能なものであり、複数(例えば3個)ある。
なお、リール(33〜35)の個数として、3個を例示したが、2個或いは4個以上でもよい。
(2)遊技媒体投入手段(75)
遊技媒体投入手段(75)は、例えば図2に示すように、遊技媒体を投入可能なものである。
(3)スタートスイッチ(46)
スタートスイッチ(46)は、例えば図1及び図2に示すように、遊技者の操作により、リール(33〜35)の図柄の変動表示を開始させるためのものである。
(4)ストップスイッチ(47)
ストップスイッチ(47)は、例えば図1及び図2に示すように、複数のリール(33〜35)にそれぞれ対応して設けられ、リール(33〜35)の図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、リール(33〜35)の図柄の変動表示を個別に停止可能なものであり、複数(例えば3個)ある。
なお、ストップスイッチ(47)の個数として、3個を例示したが、リール(33〜35)の個数と同数であれば足りる。
(5)遊技進行制御手段(200)
遊技進行制御手段(200)は、例えば図2に示すように、複数のリール(33〜35)の駆動源、スタートスイッチ(46)及び複数のストップスイッチ(47)にそれぞれ接続され、遊技の進行及び演出を制御するものである。
第2に、遊技進行制御手段(200)には、例えば図2及び図4に示すように、次の構成を備える。
(6)役抽選手段(210)(例えば図2参照)
役抽選手段(210)は、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行うものである。
(7)通常遊技制御手段(110)(例えば図3参照)
通常遊技制御手段(110)は、通常遊技の進行を制御するものである。
(8)特別遊技制御手段(120)(例えば図3参照)
特別遊技制御手段(120)は、所定の遊技区間の間、通常遊技より有利な特別遊技の進行を制御するものである。
(9)フリーズ制御手段(275)(例えば図2参照)
フリーズ制御手段(275)は、遊技操作が不能となるフリーズ状態を制御するためのものである。
(10)ウェイト制御手段(260)(例えば図2参照)
ウェイト制御手段(260)は、遊技と遊技との間の遊技間隔を調整するために設定された所定のウェイト時間が経過するまでは遊技の進行を抑制するウェイト状態を制御するものである。
第3に、遊技進行制御手段(200)は、所定の開始条件を満足したときに所定のフリーズ待機時間を計測すると共に、フリーズ待機時間においては遊技操作が可能に制御する。
第4に、フリーズ制御手段(275)は、フリーズ状態であって、フリーズ待機時間の経過後に開始される特殊フリーズ状態を制御する。
第5に、例えば図4に示すように、フリーズ待機時間の経過を報知する報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)を備える。
第6に、遊技進行制御手段(200)は、報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)により経過を報知している間も遊技の進行が可能に制御する。
なお、報知実行手段として、例えば図4に示すように、遊技機(10)の外部に配置された「外部液晶表示器(420)」を例示したが、これに限定されず、例えば図34及び図35に示すように、遊技機(10)側に配置された「画像表示装置(500)」や「7セグ表示器(600)」を用いてもよい。
また、請求項1に記載の発明では、例えばフリーズ待機時間の残り時間(秒・分)を液晶画面や7セグ表示器でカウントダウン式に表示するなど、報知実行手段によりフリーズ待機時間の経過を報知することになる。このとき、フリーズ待機時間の経過を報知する期間とフリーズ待機時間とはほぼ同じであることが好ましいが、例えば仮にフリーズ待機時間を7.5秒とし、この7.5秒のうち残り5秒だけの経過を報知するなど、フリーズ待機時間の経過を報知する期間とフリーズ待機時間とは必ずしも一致しなくてもよい。
第7に、例えば図4に示すように、報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)を遊技機(10)の外部に設けている。
第8に、例えば図20及び図21に示すように、当該遊技機(10)の報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)と、当該遊技機(10)に隣接して設置された他の遊技機(10)の外部に設けられた他の報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)とにより実行されるフリーズ待機時間の経過の報知を同時に実行させるように制御している。
(作用1)
本請求項1によれば、例えば図11及び図13に示すように、所定の開始条件を満足したときに所定のフリーズ待機時間の計測が開始される。フリーズ待機時間中は、例えば図14〜16に示すように、遊技操作が可能である。
このため、遊技者は、フリーズ待機時間の経過を待って、遊技操作を再開させてもよいし、或いはフリーズ待機時間中も遊技操作を行ってもよい。
いずれの遊技操作を行っても、フリーズ待機時間の経過後、例えば図11及び図13に示すように、フリーズ状態、すなわちフリーズ待機時間を経た「特殊フリーズ状態」が開始される。
このため、遊技者による遊技操作を妨げること無く、又、遊技操作のスピードに違いがある場合にも、「特殊フリーズ状態」を等しく、又、略同時に開始させることができる。
請求項1に記載の発明では、フリーズ待機時間が経過(計測が終了)すると特殊フリーズ状態を開始することになるため、フリーズ待機時間は特殊フリーズ状態の発生タイミングを決定するものであるともいえる。ここで、前記フリーズ待機時間は、遊技回数(ゲーム数)を基準にして特殊フリーズ状態の発生タイミングを決定するものではなく、例えば「秒」や「分」など「時間」を基準にして特殊フリーズ状態の発生タイミングを決定している。このため、フリーズ待機時間中の遊技操作と、フリーズ待機時間の時間経過(即ち、特殊フリーズ状態の発生タイミング)とは、互いに独立し(関連し合わない)、遊技操作を行ったか否か(或いは遊技操作の内容)とば別の基準で、特殊フリーズ状態が発生することになる。
例えば、フリーズ待機時間中にストップスイッチ操作を行った場合と、フリーズ待機時間中に何も遊技操作を行わなかった場合とで、特殊フリーズ状態を同じタイミングで発生させることが可能となる。しかし、上述のように遊技回数(ゲーム回数)を基準として特殊フリーズ状態の発生タイミングを決定すると、何も遊技操作を行わなかった場合、前記基準となる遊技回数が進行しないため、特殊フリーズ状態の発生タイミングが到来しなくなる問題が生じる。
請求項1に記載の発明では、遊技進行制御手段により、フリーズ待機時間を計測している、或いは、特殊フリーズ状態を制御している(フリーズ制御手段を備えている)。この遊技進行制御手段は、例えばメイン制御手段(メイン制御基板)として、外部へ信号(情報・コマンド)を出力するよう構成することが可能である。このため、例えば遊技進行制御手段からフリーズ待機時間や特殊フリーズ状態に関する情報を外部へ出力することにより、出力先の手段(例えば遊技機外に設置される表示装置)でフリーズ待機時間や特殊フリーズ状態に関する演出を実現することが可能となり、前記演出の負担を遊技進行制御手段(例えばメイン制御手段(メイン制御基板)側)から軽減させることが可能となる。
(作用2)
本請求項1によれば、フリーズ待機時間の経過を、報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)により遊技者に報知することができる。
このため、遊技者の心理的な負担を軽減でき、フリーズ待機時間の経過後、速やかに遊技を進行できる機会を遊技者に与えることができる。
(作用3)
本請求項1によれば、例えば図20に示すように、1台の遊技機(10)でフリーズ待機時間を計測が開始された場合に、隣接する遊技機(10)でも、フリーズ待機時間の経過を報知することで、「特殊フリーズ状態」の発生の期待感を抱かせることができる。もちろん、フリーズ待機時間の経過後、「特殊フリーズ状態」の発生するのは、例えば図22に示すように、1台の遊技機(10)だけであり、隣接する他の遊技機(10)では、「特殊フリーズ状態」が発生しない。
(補足説明1)
本請求項1の「所定の開始条件を満足したときに」とは、例えば役抽選により特定の役(レア役)に当選した場合に実行する特殊抽選で当選したとき、例えば通常遊技回数(通常遊技の消化ゲーム数)が所定の遊技回数に達したとき、例えば遊技機側から提示されるミッション演出(所定の遊技期間内に特定役を規定回数入賞させる、特定の遊技で特定図柄を特定の位置へ停止させる等)にクリアしたとき、などを挙げることができる。
本請求項1の「フリーズ待機時間を計測」は、例えば遊技機の内部処理としてフリーズ待機時間を計測するに留めてフリーズ待機時間(の経過)を外部(例えば遊技者)に報知しないようにしたり、例えば遊技機の内部処理としてフリーズ待機時間を計測すると共に計測している時間を外部(例えば遊技者)に報知するようにしてもよい。前者の場合は、何の前触れもなく突然に特殊フリーズが発生し、遊技者を驚かせることができ、又、後者の場合は、報知されるフリーズ待機時間の経過によって、特殊フリーズの期待を遊技者に抱かせることができる。
本請求項1によれば、フリーズ待機時間中において遊技操作が可能に制御されるため、例えばフリーズ待機時間中に各停止操作(ストップスイッチ操作)を受け付けて各リールを停止させたり、例えばフリーズ待機時間中にリールを全て停止させて役抽選の結果に対応する図柄の組み合わせを有効ライン上に揃えて当選役を成立(又は入賞)させたり、例えばフリーズ待機時間中に当選役を成立させてメダルの払出しを実行したり、例えばフリーズ待機時間中に遊技開始操作(スタートスイッチ操作)を受け付けて次の遊技を開始したり、することができる。つまり、本請求項1によれば、単にフリーズ待機時間中に遊技操作を受け付けるだけでなく、所定の開始条件を満足したときの遊技を終了させたり、所定の開始条件を満足したときの遊技の次の新しい遊技を開始するなど、フリーズ待機時間中も遊技を進行させることが可能となっている。
本請求項1の「所定のフリーズ待機時間」は、例えば7.5秒や10秒など、少なくとも所定のウェイト時間(4.1秒)よりも長い時間であることが好ましい。このフリーズ待機時間が短い時間であると、それまでの遊技の進行速度によっては、所定の開始条件を満足したあとにウェイト状態が残ってしまい、このウェイト状態による「遊技進行の抑制」がフリーズ待機時間による「遊技操作が可能」よりも優先するため、フリーズ待機時間であっても遊技操作が可能とならない場面が生じ得る。
本請求項1によれば、フリーズ待機時間の経過後に特殊フリーズ状態への制御を開始する。つまり、特殊フリーズ状態を開始する際には、必ずしも、スタートレバー操作(スタートスイッチ操作)、ストップボタン操作(ストップスイッチ操作)、ベットボタン操作やチャンスボタン操作など、遊技者による遊技操作を必要としない。このため、例えば遊技者が遊技操作を行わず単に液晶演出を眺めているときなど、遊技者が遊技操作を行っていないときに特殊フリーズ状態を開始することも可能である。
なお、本請求項1において、例えば特殊フリーズ状態が発生することを外部へ報せる場合、特殊フリーズ状態に制御するタイミングで外部へ報せる(例えば、外部集中端子板95から「特殊フリーズ信号」の出力する)ことも可能であるが、特に、特殊フリーズ状態に制御するタイミングよりも前になる「フリーズ待機時間の計測を開始する」タイミングで外部へ報せると良く、外部側で特殊フリーズ状態へ移行するまでの準備期間を確保することが可能となる。
また、請求項1に記載の発明において、フリーズ待機時間を計測している間(フリーズ待機時間中・フリーズ待機状態)、遊技操作が可能に制御されて遊技の進行が可能となる。このとき、遊技が進行し、フリーズ待機時間の計測を開始した遊技の次の遊技にまで進む場合、例えばベット操作やスタート操作は受け付けるがリールの始動は待機するなど、その進行を一定の範囲で制限するとよい。言い換えると、前記次の遊技の進行よりも、フリーズ待機時間の経過後に発生する特殊フリーズ状態を優先させるとよい。これは、フリーズ待機時間の経過後に発生する特殊フリーズ状態と、前記次の遊技により生じる各種の状態と、が重なることで遊技に支障が生じることを回避するためである。
さらに、請求項1に記載の発明では、「所定の開始条件」を満たした遊技でフリーズ待機時間の計測を開始することが好適であるが、これに限らず、「所定の開始条件」を満たした遊技よりもあとの遊技でフリーズ待機時間の計測を開始してもよい。同様に、「所定の開始条件」を満たした遊技で特殊フリーズ状態を開始することが好適であるが、これに限らず、「所定の開始条件」を満たした遊技よりもあとの遊技で特殊フリーズ状態が開始されるよう制御してもよい。
(補足説明2)
本請求項1においては、遊技制御手段に、例えばフリーズ待機時間(又はフリーズ待機状態)中であることを示す信号(特殊フリーズ用信号)を出力する信号出力制御手段を備え、当該信号出力制御手段により、フリーズ待機時間の計測開始から計測終了まで継続的に信号を出力することで、フリーズ待機時間(フリーズ待機状態)が開始されることを外部の報知実行手段へ報せることが可能である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、遊技進行制御手段(200)は、例えば図2に示すように、フリーズ状態移行決定手段(270) を備える。
第2に、フリーズ状態移行決定手段(270)は、特殊フリーズ状態へ移行するか否かを決定するものである。
すなわち、遊技進行制御手段(200)は、スタートスイッチ(46)の操作を契機として、フリーズ状態移行決定手段(27)により特殊フリーズ状態へ移行すると決定した場合、フリーズ待機時間の計測を開始し、特殊フリーズ状態の終了後、特別遊技制御手段(120)により特別遊技を開始する。
なお、請求項2に記載の発明は、スタートスイッチ(46)の操作を契機として、特殊フリーズ状態への移行を決定し、フリーズ待機時間の計測を開始するものである。つまり、前記スタートスイッチ(46)の操作を契機に開始される遊技において、特殊フリーズ状態へ移行すると決定し、フリーズ待機時間の計測を開始するものである。言い換えると、請求項1に記載の発明において、「所定の開始条件」を満たした遊技でフリーズ待機時間の計測を開始する構成に特定したものある。
ただし、請求項2の発明において、特殊フリーズ状態の発生は、請求項1と同様、「所定の開始条件」を満たした遊技で特殊フリーズ状態を開始することが好適であり、又、「所定の開始条件」を満たした遊技よりもあとの遊技で特殊フリーズ状態が開始されるよう制御してもよい。
(作用)
本請求項2によれば、フリーズ状態移行決定手段(270)により特殊フリーズ状態へ移行すると決定され、且つ、例えば図11及び図13に示すように、スタートスイッチ(46)の操作を契機としてフリーズ待機時間の計測が開始される。フリーズ待機時間の経過後、例えば図11及び図13に示すように、「特殊フリーズ状態」に移行し、特殊フリーズ状態の終了後、「特別遊技」を開始される。
このため、フリーズ状態のうち、フリーズ待機時間を経た「特殊フリーズ状態」が開始されることにより、「特別遊技」への期待感を遊技者に抱かせることができるばかりでなく、「特別遊技」により、利益を拡大できる機会を遊技者に与えることができる。
(補足説明)
本請求項2における「特別遊技」は、特殊フリーズ状態へ移行するとの決定に対応して特別遊技を開始するということである。つまり、特殊フリーズ状態への移行と特別遊技とが関連していると言うことであって、ある遊技で特殊フリーズ状態へ移行すると決定した場合、当該遊技で特別遊技を開始しても良いし、当該遊技以降の遊技で特別遊技を開始してもよい。例えば、特殊フリーズ状態へ移行すると決定している場合、あるスタートスイッチ操作Aで特殊フリーズが開始されると、スタートスイッチ操作Aによる遊技で特別遊技を開始してもよいし、スタートスイッチ操作Aによる遊技の次の遊技で特別遊技を開始してもよい。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、例えば図13〜15に示すように、スタートスイッチ(46)又は複数のストップスイッチ(47)のうち、フリーズ待機時間の経過後、最初に操作されたスイッチの操作時に、特殊フリーズ状態を開始させるようにしている。
(作用)
本請求項3によれば、遊技の進行に即したスイッチの操作により、特殊フリーズ状態を開始させることができる。
このため、遊技者による遊技の進行の妨げとならず、又、遊技の自然な流れのなかで、特殊フリーズ状態を実現することができる。
(補足説明)
本請求項3では、フリーズ待機時間の経過後にスタートスイッチ又はストップスイッチが操作されないと、フリーズ待機時間から特殊フリーズ状態を開始されるまで一定の時間が生じる。このような、フリーズ待機時間が経過したときから、スタートスイッチ又はストップスイッチが操作されるまでの期間は、スタートスイッチ又はストップスイッチが操作されることで特殊フリーズ状態を開始させることができる特殊フリーズ可能状態であるともいうことができる。
なお、例えばスタートスイッチ操作を契機にフリーズ待機時間を開始する場合、当該スタートスイッチ操作に続く操作は、原則、いずれかのストップスイッチの操作になる。よって、フリーズ待機時間中は遊技操作が可能であるのに対してフリーズ待機時間中に何も操作されなかったならば、最初に操作されるスイッチの操作は第1停止操作に対応するストップスイッチの操作となる。一方、フリーズ待機時間中にストップスイッチを2回操作(第1停止操作及び第2停止操作)したならば、最初に操作されるスイッチの操作は第3停止操作に対応するストップスイッチの操作となる。このように、請求項4の「最初に操作されたスイッチ」は、フリーズ待機時間中の遊技の進行に応じて変化する。
なお、請求項3において、通常の遊技操作に反して、フリーズ待機時間後に、遊技媒体の投入に係るスイッチ操作(ベットスイッチの操作)が行われる場合も考えられるが、通常の遊技操作のときと同様、当該スイッチ操作を無効とし、特殊フリーズ状態を開始するスイッチ操作としては取り扱わないこととするとよい。また、同様に、フリーズ待機時間後に、チャンスボタン操作が行われる場合も考えられるが、当該スイッチ操作を無効とし、特殊フリーズ状態を開始するスイッチ操作としては取り扱わないこととするとよい。
つまり、請求項3の「最初に操作されたスイッチ」は、通常の遊技の進行に沿ってなされたスイッチの操作であることが好ましい。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技進行制御手段(200)は、例えば図14及び図15に示すように、フリーズ待機時間中にストップスイッチ(47)が操作された場合、フリーズ待機時間の経過後、スタートスイッチ(46)又は複数のストップスイッチ(47)のうち、フリーズ待機時間中の操作に続くことになる最初に操作されたスイッチの操作時に、特殊フリーズ状態を開始させるようにしている。
(作用)
本請求項4によれば、所定の開始条件を満足し、例えば図14に示すように、フリーズ待機時間中に第1番目のストップスイッチ(47)が操作された場合、フリーズ待機時間の経過後、第2番目のストップスイッチ(47)が操作されると、当該操作時に特殊フリーズ状態が開始する。
また、例えば図15に示すように、フリーズ待機時間中に第1、第2番目のストップスイッチ(47)が操作された場合、フリーズ待機時間の経過後、第3番目のストップスイッチ(47)が操作されると、当該操作時に特殊フリーズ状態が開始する。
なお、本請求項4では、「最初に操作されたスイッチ」として、スタートスイッチ(46)の操作が含まれている。これは、フリーズ待機時間中に次の遊技が開始可能であることを示すものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技進行制御手段(200)は、例えば図17及び図18に示すように、フリーズ待機時間中にスタートスイッチ(46)が操作されて次の遊技が開始される場合、当該次の遊技に対応するリール(33〜35)の始動タイミングを、特殊フリーズ状態を終了するまで遅延させるようにしている。
(作用)
本請求項5によれば、例えば図17及び図18に示すように、開始条件を満足時からフリーズ待機時間を計測する。当該フリーズ待機時間中に第1〜第3番目の全てのストップスイッチ(47)が操作され、その後、スタートスイッチ(46)が操作された場合、当該スタートスイッチ(46)の操作を契機とするリール(33〜35)の始動タイミングを、先の開始条件に基づく特殊フリーズ状態が終了するまで遅延させることで、当該特殊フリーズ状態を実現することができるようにしている。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技進行制御手段(200)は、例えば図17及び図18に示すように、次の遊技に対応するウェイト時間が発生可能であり、当該ウェイト期間が発生する場合、フリーズ待機時間に対するウェイト期間の終了タイミングに応じて特殊フリーズ状態が開始されるよう制御する。
(作用)
本請求項6によれば、例えば図17及び図18に示すように、フリーズ待機時間中にスタートスイッチ(46)が操作されると、ウェイト時間の終了を待つこと無く、次の遊技が開始されてしまうことが起こり得る。このため、ウェイト期間の終了タイミングに応じて特殊フリーズ状態の開始を遅延させることで、ウェイト時間を確実に担保できるようにしている。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、例えば図4に示すように、遊技進行制御手段(200)と別個に設けられ、報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)による報知の実行を制御する報知制御手段(例えば外部制御装置410)を備えている。
(作用)
本請求項7によれば、フリーズ待機時間の経過の報知を外部制御できる。
(補足説明)
本請求項7の「報知制御手段」には、例えば、サブ制御基板(例えば図34の演出制御手段300の報知制御手段510)、図4の外部制御装置(410)などが含まれる。
本請求項7の「報知実行手段」には、例えば図24の画像表示装置(500、いわゆる「サブ液晶」)、図4の外部表示器(420)などが含まれる。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項1に記載の報知実行手段を備える「遊技機」を用いた「遊技島の集中管理装置」に関し、請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、例えば図4、図20及び図21に示すように、請求項1に記載の報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)を備える遊技機(10)を複数台並べて配置した遊技島の集中管理装置(400)である。
第2に、報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)は、各遊技機(10)に対応付けられて当該遊技機(10)の外部にそれぞれ設置され、当該複数台の報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)を集中管理することで、複数台の報知実行手段(例えば外部液晶表示器420)による報知を同時に実行させるように制御している。
(作用)
本請求項8によれば、例えば図20に示すように、「遊技島」内の1台の遊技機(10)でフリーズ待機時間を計測が開始された場合に、「遊技島」内の他の遊技機(10)でも、フリーズ待機時間の経過を報知することで、「特殊フリーズ状態」の発生の期待感を抱かせることができる。もちろん、フリーズ待機時間の経過後、「特殊フリーズ状態」の発生するのは、例えば図22に示すように、1台の遊技機(10)だけであり、他の遊技機(10)では、「特殊フリーズ状態」が発生しない。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、遊技操作が可能に制御されたフリーズ待機時間を経て特殊フリーズを開始させるようにすることで、特殊フリーズの開始タイミングを、遊技者のニーズ、例えば遊技操作スピードに違いに合わせて多様に変化させることができる。
これに加え、請求項1に記載の発明によれば、フリーズ待機時間の経過を報知ことができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、遊技機の外部に報知実行手段を設け、隣接して設置された複数の報知実行手段による報知を同時に実行させることができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、フリーズ抽選に当選し、且つスタート操作を契機として、フリーズ待機時間の計測を開始させることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、フリーズ待機時間経過後の操作で特殊フリーズを開始させることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、フリーズ待機時間中に停止操作がある場合に、その最初に操作されたスイッチの操作時に、特殊フリーズ状態を開始させることができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、フリーズ待機時間中に2回目の遊技が開始された場合に、次の遊技に対応するリールの始動タイミングを、特殊フリーズ状態が終了するまで遅延させることができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、フリーズ待機時間中のウェイト経過により、特殊フリーズを開始させることができる。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、遊技制御手段と別個に設けられた報知制御手段により、報知実行手段による報知の実行を制御することができる。
(請求項8)
請求項8に記載の発明によれば、遊技島の集中管理装置に関し、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項8に記載の発明によれば、請求項1に記載の遊技機を複数台並べて配置した遊技島において、当該遊技島内に配置された複数の報知実行手段による報知を同時に実行させることができる。
本発明の実施の形態であって、遊技機の概略正面図である。 本発明の実施の形態であって、遊技機全体の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態であって、遊技制御手段を中心とする概略ブロック図である。 本発明の実施の形態であって、遊技機及び遊技島の集中管理装置の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態であって、図柄を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、図柄の配列を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、遊技進行制御手段側で管理している遊技状態の説明図である。 本発明の実施の形態であって、演出制御手段側で管理している演出状態の説明図である。 本発明の実施の形態であって、遊技の流れを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、図9に続く説明図である。 本発明の実施の形態であって、遊技の流れを説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態であって、図11の一部の詳細を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、図13〜18は遊技の流れを説明するためのタイムチャートであり、図13は第1停止操作で特殊フリーズを開始する場合である。 本発明の実施の形態であって、第2停止操作で特殊フリーズを開始する場合のタイムチャートである。 本発明の実施の形態であって、第3停止操作で特殊フリーズを開始する場合のタイムチャートである。 本発明の実施の形態であって、スタート操作で特殊フリーズを開始する場合のタイムチャートである。 本発明の実施の形態であって、回胴起動後に特殊フリーズを開始する場合のタイムチャートである。 本発明の実施の形態であって、回胴起動後であって、ウェイトの経過後に特殊フリーズを開始する場合のタイムチャートである。 本発明の実施の形態であって、図19〜22は遊技島に配置した遊技機による遊技の流れを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、図19に続く説明図である。 本発明の実施の形態であって、図20に続く説明図である。 本発明の実施の形態であって、図21に続く説明図である。 本発明の実施の形態であって、図23〜31は遊技進行制御手段(メイン基板)側による遊技の流れ説明するためフローチャートであり、図23は遊技の基本的な流れ説明するためものである。 本発明の実施の形態であって、特殊フリーズ状態に関連する遊技の推移を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、遊技開始操作処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、フリーズ待機設定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、フリーズ待機状態中処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、フリーズ設定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、特殊フリーズ状態中処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、リール始動処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、停止操作処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、外部情報処理装置によるカウントダウン表示処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、演出制御手段(サブ基板)側によるフリーズ演出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態であって、遊技機の概略ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態であって、遊技機の概略ブロック図である。
(遊技機)
図1中、10は遊技機を示し、当該遊技機10としてスロットマシンを例示している。
なお、遊技機10として、スロットマシンを例示したが、これに限定されず、遊技媒体として遊技球(いわゆるパチンコ球)を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせる遊技機等にも応用できるものである。
遊技機10は、図1に示すように、正面側が開口する方形箱状の筐体20と、この筐体20の正面開口を開閉自在且つロック可能な前扉21とを有する。
遊技機10は、図1に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(4)については後述する。
(1)リール部30
(2)操作部40
(3)表示部50
(4)下部60
なお、遊技機10の各部は、上記の(1)〜(4)に限定されない。
(リール部30)
リール部30は、図1に示すように、前扉21の高さの中間に配置され、後述するが、図柄表示窓31を通して視認できる回転式のリール33〜35を用いて遊技を行う部位であり、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(5)については後述する。
(1)図柄表示窓31
(2)リールユニット32
(3)リール33〜35
(4)リールテープ36
(5)有効ラインL
なお、リール部30の各部は、上記の(1)〜(5)に限定されない。
(図柄表示窓31)
図柄表示窓31には、図1に示すように、筐体20の内部に配置されたリール33〜35が視認できるようにしている。
(リールユニット32)
リールユニット32は、図1に示す図柄表示窓31の裏側、すなわち筐体20の内部に配置され、左リール33、中リール34、右リール35を備え、各リール33〜35が、図柄表示窓31を通じて正面側から視認できるように、図柄表示窓31の裏側、すなわち筐体20の内部に配置される。
(リール33〜35)
各リール33〜35は、図1に示すように、3個横並びに配置され、リールユニット32に設けられたステッピングモータ等の駆動源(図示せず)により個々に回転、停止可能に構成されている。
なお、リールの個数は3個に限定されない。
(リールテープ36)
リールテープ36は、図示しないが、各リール33〜35の外周表面に貼り付けられている。リールテープ36の表面には、図5に示すように、文字や絵等から構成される図柄が印刷等により表示されている。
図柄は、図6に示すように、リールテープ36の長手方向(上下方向)に沿って複数個、例えば20個形成されている。
図柄の種類は、図5に例示したとおりであり、又、図柄配列は図6に例示したとおりであるが、これらに限定されない。
なお、図6に表示した「図柄番号」は、リールテープ36の外周表面に物理的に付されているものでなく、仮想的な番号であって、各図柄の停止表示を制御するためのプログラムで特定の図柄を指定するためのものである。
図柄は、図1に示すように、各リール33〜35について図柄表示窓31から上・中・下の3個が視認できるように臨んでいる。その結果、3個のリール33〜35について、トータルでは計9個の図柄が図柄表示窓31を通して視認できる。
(有効ラインL)
有効ラインLは、図2を用いて後述する図柄判定手段230の判定対象となるラインをいう。本実施の形態においては、有効ラインLは、図1に示すように、中段の右下がりの1本であり、図柄表示窓31に表示された左リール33の中段の図柄、中リール34の中段の図柄、右ラインの下段の図柄を結ぶ線上に設定されている。
具体的には、有効ラインL上に停止した図柄の組み合わせが、予め設定された役を構成する図柄の組み合わせに一致した場合に、当該役が成立等し、当該役に対応する所定の利益が付与される。
なお、有効ラインLは、図柄表示窓31に物理的に線が引かれてない。もちろん、有効ラインLとして、図柄表示窓31の表面に物理的に線を引いたり、或いはリール33〜35の全停止後、線や図柄を光らせるようにしてもよい。また、有効ラインLとして、中段の1本の中段右下がりのラインを例示したが、これに限定されず、上段、下段或いは斜めの1ライン、上・中・下段の3ライン、これに斜めラインを加えた5ライン等であってもよく、有効ラインLは直線的なものに加え、山形や谷形に折れ曲がっていてもよい。
(操作部40)
操作部40は、図1に示すように、リール部30の下側に位置し、各種の操作を行う部位であり、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(7)については後述する。
(1)メダル投入口41
(2)チャンススイッチ42
(3)メニュースイッチ43
(4)ベットスイッチ44
(5)精算スイッチ45
(6)スタートスイッチ46
(7)ストップスイッチ47
なお、操作部40の各部は、上記の(1)〜(7)に限定されない。
(メダル投入口41)
メダル投入口41は、遊技媒体としてのメダル(図示せず)を遊技機10内に投入するためのものである。メダル投入口41は、図1を正面視したとき、操作部40の向かって右側に配置されている。メダル投入口41の前扉21を挟んだ裏側、すなわち筐体20の内部に、図示しないメダルセレクタが配置されている。メダルセレクタは、メダル投入口41から投入されたメダルの真偽をセレクトするためのものである。また、メダルセレクタには、図2に示す、メダルセンサ70が配置されている。メダルセンサ70は、メダルセレクタにより正規なメダルと判別された遊技メダルを1枚ずつ検出するためのものである。
なお、遊技媒体として、メダルを例示したが、これに限定されず、先に説明したように、遊技球(いわゆるパチンコ球)を用いてもよい。
(チャンススイッチ42)
チャンススイッチ42は、図1に示すように、例えば丸型のボタンから構成され、演出中において使用するものであり、当該チャンススイッチ42を使用することにより、演出上の情報、例えば特別遊技に移行するか否かを知ることができる。
チャンススイッチ42は、図1に示すように、操作部40の中央に配置されている。
(メニュースイッチ43)
メニュースイッチ43は、図1に示すように、例えば三角型や矢印型のボタンから構成され、各種の情報を選択するために使用されるものである。メニュースイッチ43は、例えば図1に示すように、キャラクタの選択に使用するほか、図示しないが、遊技中や遊技店の閉店作業時にも使用できる。遊技中としては、遊技と遊技との間の待機状態中に機種情報、例えば遊技方法・キャラクタ情報・遊技履歴情報を、メニュースイッチ43を用いて選択することで、遊技者が確認できる。閉店作業時には、遊技履歴情報、すなわち過去のボーナス間情報を遊技店の店員がクリアする作業を行うときに、メニュースイッチ43を使用できる。
メニュースイッチ43は、図1に示すように、2個のボタン43a,43bから構成されて、同図の向かって左側のボタン43aは、左移動用のものであり、向かって右側のボタン43bは左移動用のものである。
2個のボタン43a,43bは、図1に示すように、チャンススイッチ42の同図の向かって左側に配置されている。
(ベットスイッチ44)
ベットスイッチ44は、クレジットをメダル投入に代えるためのものである。ここで、クレジットとは、次遊技以降に使用するためのメダルを予め機内に電子的に貯留しておくことである。機内には、メダル投入口41から投入された遊技メダル、又は遊技結果に基づき払い出される遊技メダルを、最大50枚まで、機内に電子的に貯留する扱いができるように構成されている。
ベットスイッチ44は、図1に示すように、マックスベットボタン44a及びシングルベットボタン44bから構成される。
マックスベットボタン44aは、ボタン状に構成され、最大枚数、例えば3枚のメダルを投入するためのものである。なお、最大枚数として、「3枚」を例示したが、これに限定されない。マックスベットボタン44aは、図1を正面視したとき、チャンススイッチ42の左隣に配置されている。
シングルベットボタン44bは、ボタン状に構成され、最小枚数、例えば1枚のメダルを投入するためのものである。なお、最小枚数として、「1枚」を例示したが、これに限定されない。シングルベットボタン44bは、図1を正面視したとき、マックスベットボタン44aの左隣に配置されている。
(精算スイッチ45)
精算スイッチ45は、ボタン状に構成され、クレジットを払い出すためのものである。精算スイッチ45は、図1を正面視したとき、ベットスイッチ44の左隣に配置されている。
(スタートスイッチ46)
スタートスイッチ46は、レバー状に構成され、リール33〜35の図柄の変動表示を開始させるためのものである。スタートスイッチ46を操作すると、3個のリール33〜35が回転を開始する。スタートスイッチ46は、図1に示すように、精算スイッチ45の下側に配置されている。
(ストップスイッチ47)
ストップスイッチ47は、複数、例えば3個のリール33〜35にそれぞれ対応して設けられ、当該リール33〜35の図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リール33〜35の図柄の変動表示を個別に停止可能なものであり、前記リール33〜35の個数と同数の例えば3個設けられ、左ストップボタン47a、中ストップボタン47b、右ストップボタン47cから構成される。3個のストップスイッチ47は、図1に示すように、操作部40の中央の下段に配置されている。
左ストップボタン47aは、左リール33を停止させるものであり、図1に示すように、当該左リール33の略下側に配置されている。
中ストップボタン47bは、中リール34を停止させるものであり、図1に示すように、当該中リール34の略下側に配置されている。
右ストップボタン47cは、右リール35を停止させるものであり、図1に示すように、当該右リール35の略下側に配置されている。
(表示部50)
表示部50は、図1に示すように、リール部30の上側に位置し、各種の表示を行う部位であり、画像表示装置51(画像表示手段)、ランプ52を備える。
なお、表示部50は、画像表示装置51、ランプ52から構成したが、これに限定されない。
画像表示装置51は、例えば液晶を用いたものであり、図1を正面視したとき、表示部50の略中央に配置されている。画像表示装置51は、画像表示手段として機能し、画像表示手段は演出に用いられる各種の画像を表示可能なものである。なお、画像表示手段の一例として、画像表示装置51を例示したが、画像表示装置51のように液晶を用いたものに限定されない。
ランプ52は、複数個のLEDやランプ等から構成され、図1を正面視したとき、画像表示装置51の周囲を縁取るように配置されている。
(下部60)
下部60は、図1に示すように、前扉21の下側に位置し、メダル払出口61、メダル受け皿62、スピーカ63を備える。
なお、下部60は、メダル払出口61、メダル受け皿62、スピーカ63から構成したが、これに限定されない。
メダル払出口61は、前扉21の表裏面を貫通し、前扉21の裏側、すなわち筐体20の内部に配置された、ホッパーユニット80(図2参照)から払い出されたメダルが通過するものである。メダル払出口61は、図1を正面視したとき、前扉21の左右幅方向の中央に配置されている。
メダル受け皿62は、後述するホッパーユニット80から払い出されたメダルを貯めるためのものであり、図1を正面視したとき、メダル払出口61の下側に位置し、左右に横長に配置されている。
スピーカ63は、各種の効果音を発生させるためのものであり、図1を正面視したとき、メダル受け皿62の上側に位置し、左右一対に配置されている。
ホッパーユニット80(図2参照)は、メダルを払い出すためのものであり、図1に示す前扉21をはさんでメダル受け皿62の裏側、すなわち筐体20の内部に配置されている。
(遊技制御手段100)
図2に示す遊技制御手段100は、遊技進行制御手段200(メイン基板)、演出制御手段300(サブ基板)を備える。
なお、遊技制御手段100を、遊技進行制御手段200、演出制御手段300から構成したが、これに限定されない。
(遊技進行制御手段200)
遊技進行制御手段200は、遊技の進行を制御するものであり、物理的にはいわゆるメイン基板に構成されている。
遊技進行制御手段200には、図2に示すように、遊技媒体投入手段75を構成するメダルセンサ70及びベットスイッチ44、精算スイッチ45、スタートスイッチ46、3個のストップスイッチ47、リールユニット32、ホッパーユニット80及び外部集中端子板95がそれぞれ接続されている。
上記遊技媒体投入手段75は、メダル等の遊技媒体を投入可能なものであり、メダルセンサ70やベットスイッチ44を例示したが、これらに限定されない。
遊技進行制御手段200は、図示しないが、ROMに記憶されたプログラムをCPUが読み込むことで、図2に示すように、次の各手段として機能する。
なお、次の(1)〜(10)については後述する。
(1)役抽選手段210
(2)リール制御手段220
(3)図柄判定手段230
(4)ホッパー制御手段240
(5)特定遊技制御手段250(RT)
(6)ウェイト制御手段260
(7)フリーズ状態移行決定手段270
(8)フリーズ制御手段275
(9)遊技情報送信手段280
(10)外部信号出力手段285
なお、遊技進行制御手段200の各手段は、上記の(1)〜(10)に限定されない。
(外部集中端子板95)
外部集中端子板95は、遊技データを外部に出力するためのであり、図4に示すように、遊技機10の外部に配置された、後述する集中管理装置400に接続されている。
具体的には、外部集中端子板95は、8つの入力端子(ピン)を有する入力側コネクタと、8つの出力端子(ピン)を有する出力側コネクタとを有し、入力端子から入力される信号を出力端子へ伝えるよう回路が形成され、遊技制御手段100から各種情報を出力側コネクタから外部信号として出力される。
入力側コネクタの入力端子は、例えば、メダル投入信号が入力される第1入力端子と、メダル払出信号が入力される第2入力端子と、ART信号が入力される第3入力端子と、疑似BB信号が入力される第4入力端子と、特殊フリーズ用信号が入力される第5入力端子、などを備えている。一方、出力側コネクタの出力端子は、例えば、第1入力端子からのメダル投入信号が出力される第1出力端子と、第2入力端子からのメダル払出信号が出力される第2出力端子と、第3入力端子からのART信号が出力される第3出力端子と、第4入力端子からの疑似BB信号が出力される第4出力端子と、第5入力端子からの特殊フリーズ用信号が出力される第5出力端子、などを備えている。
ここで、外部集中端子板95の第5出力端子から出力される特殊フリーズ用信号は、特殊フリーズ抽選に当選したときのスタートレバー操作時(スタートスイッチ操作時)から特殊フリーズが終了するまで継続的にON状態で出力され、例えば図13〜図18(ただし、図中では、「特殊フリーズ用信号」を「外部出力信号」として表記している。)に示すタイミングで出力される。
本実施の形態では、特殊フリーズ用信号が出力されている(出力状態が「ON」となっている)ときに点灯する小型な外部ランプ(図示省略)が前扉21の前面側に設けられ、この外部ランプと遊技進行制御手段200(メイン基板)とが接続されている。このため、外部ランプの点灯状態を前扉21の前方から視認することにより、外部集中端子板95から特殊フリーズ用信号の出力状態を外部から確認することができる。
なお、本実施形態では、後述するように、主にフリーズ待機期間中にカウントダウン表示を、図4の外部液晶表示器420に行わせるために特殊フリーズ用信号を出力するため、フリーズ待機期間が終了又は特殊フリーズ状態へ移行するときに特殊フリーズ用信号の出力を終了してもよい。
(演出制御手段300)
演出制御手段300は、遊技進行制御手段200からのコマンドに基づいて演出を制御するものであり、物理的にはいわゆるサブ基板に構成されている。
演出制御手段300には、図2に示すように、チャンススイッチ42、メニュースイッチ43(左右のボタン43a,43b)、並びに演出装置90を構成する画像表示装置51(画像表示手段)、ランプ52及びスピーカ63がそれぞれ接続されている。
演出装置90は、各種の演出を行うためのものであり、画像表示装置51(画像表示手段)、ランプ52、スピーカ63から構成される。
なお、演出装置90を、画像表示装置51、ランプ52、スピーカ63から構成したが、これらに限定されず、画像、光、音のうち、いずれか単独又は2種類を用いて演出を行ったり、或いはいわゆるギミックスによる単独或いは複合的な演出を行ってもよい。
演出制御手段300は、図示しないは、ROMに記憶されたプログラムをCPUが読み込むことで、図2に示すように、次の各手段として機能する。
なお、次の(1)〜(5)については後述する。
(1)遊技情報受信手段310
(2)演出抽選手段320
(3)前兆演出制御手段330
(4)AT制御手段340
(5)フリーズ演出手段350
なお、演出制御手段300の各手段は、上記の(1)〜(5)に限定されない。
(役抽選手段210)
役抽選手段210は、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行うものである。
本実施の形態においては、図1に示すスタートスイッチ46の操作を契機に、複数の役のいずれかに「当選」かまたは「ハズレ」かの抽選を行うためのものである。
役の種類としては、次の種類がある。
(1)「再遊技役」
「再遊技役」としては、例えば「リプレイ図柄、リプレイ図柄、リプレイ図柄」が有効ラインL上に停止表示された場合である。「再遊技役」が成立すると、次回のゲームをメダルの投入をすることなしに実行できる。
(2)「ベル役」
「ベル役」としては、例えば「ベル図柄、ベル図柄、ベル図柄」が有効ラインL上に停止表示された場合である。「ベル役」が成立すると、9枚のメダルが払い出される。
(3)「スイカ役」
「スイカ役」としては、例えば「第1スイカ図柄、第1スイカ図柄、第1スイカ図柄」が有効ラインL上に停止表示された場合である。「スイカ役」が成立すると、6枚のメダルが払い出される。
(4)「チェリー役」
「チェリー役」としては、例えば「第1チェリー図柄、(ANY)、(ANY)」が有効ラインL上に停止表示された場合である。「(ANY)」は、図柄の種類を問わないという意味である。「チェリー役」が成立すると、2枚のメダルが払い出される。
(5)その他の役
その他の役の一つとして、「ボーナス役」がある。当該「ボーナス役」に当選し、ボーナス図柄、例えば「青7図柄−青7図柄−BAR図柄」が有効ラインL上に停止表示された場合には、図7を用いて後述するが、「特定遊技」から「ボーナス遊技」に移行する。
なお、役の種類は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
また、役抽選手段210は、図示しないが、「乱数発生手段」、「乱数抽出手段」、「抽選テーブル」及び「抽選判定手段」を備えている。乱数発生手段は、抽選用の乱数を、所定の範囲内(本実施の形態においては、例えば、10進数で0〜、15383)で発生させるものである。
前記「乱数発生手段」(図示せず)は、図示しないが、「発振回路」と、この「発振回路」が発生させたクロック信号をカウントする「カウンタ回路」とによって構成されている。
前記「乱数抽出手段」(図示せず)は、「乱数発生手段」が発生させた乱数を抽出するもので、「乱数発生手段」が発生させた乱数をスタートスイッチ46の操作を契機として抽出する。なお、「乱数発生手段」は、「カウンタ回路」などによって構成されるため、「乱数発生手段」が発生させる数値は、厳密には乱数ではない。ただし、スタートスイッチ46が操作されるタイミングは、ランダムであると考えられるため、「乱数抽出手段」が抽出する数値は、実質的には乱数として取り扱うことができる。なお、「乱数発生器」により乱数を生成してもよい。
前記「抽選テーブル」(図示せず)は、「乱数発生手段」が発生させる範囲内の各乱数について、予め設定されている抽選結果のいずれかに該当するか否かが予め定められたものである。
前記「抽選判定手段」(図示せず)は、「乱数抽出手段」により抽出された乱数と、「抽選テーブル」とを照合して、抽出された乱数が、複数の「抽選結果」のいずれに該当するか否かを判定するものである。
上記「抽選結果」としては、次の場合がある。
(1)特定の当選役(1個)に当選している状態の抽選結果
(2)複数の当選役に同時に当選している状態の抽選結果
複数の当選役に同時に当選している状態の抽選結果の場合として、図7を用いて後述する「特定遊技」の場合を例に挙げると、複数の「再遊技役」に当選している場合を、ひとまとめに指定する都合上、4種類に大別している。当該4種類の「再遊技役」の当選結果に対しては、その遊技における停止操作順序に応じて、成立する再遊技役が異なるよう停止制御を行っている。例えば、4種類のうち、特定の1種類の場合、「順押し」・「中押し」であれば「中段にリプレイ図柄が揃う再遊技役」(いわゆる「中段リプレイ」)が成立し、「逆押し」であれば「青7が揃う再遊技役」(いわゆる「青7揃いリプレイ)が成立する停止制御を行っている(図5の図柄参照)。
なお、「停止操作順序」は、図1の左・中・右の3個のストップボタン47a〜47cを遊技者が操作する順番をいう。「順押し」には、「左・中・右」の順、すなわち左ストップボタン47a、中ストップボタン47b、右ストップボタン47cの順番と、「左・右・中」の順の2通りを含む。「中押し」には、「中・左・右」の順と、「中・右・左」の順の2通りを含む。「逆押し」には、「右・中・左」の順と、「右・左・中」の順の2通りを含む。
(リール制御手段220)
リール制御手段220は、例えば、図示はしないが、停止制御テーブル(図示せず)に基づいて、リール33〜35を停止制御するためのものである。
(図柄判定手段230)
図柄判定手段230は、全てのリール33〜35の停止後、有効ラインL上に停止表示された図柄の組み合わせが、小役等を構成するか否かを判定するものである。その結果、小役が成立した場合には、当該小役に対応するメダルの払い出し枚数を、後述するホッパー制御手段240に送信する。
(ホッパー制御手段240)
ホッパー制御手段240は、ホッパーユニット80を駆動し、図柄判定手段230から送信された枚数のメダルを払い出すためのものである。
(特定遊技制御手段250)
特定遊技制御手段250は、特定遊技(以下、「RT」ともいう。)の進行を制御するものである。特定遊技は、図7に示すように、通常遊技に比較して、役抽選手段210による再遊技役の当選確率が高く設定されている。
(ウェイト制御手段260)
ウェイト制御手段260は、遊技と遊技との間の遊技間隔を調整するために設定された所定のウェイト時間が経過するまでは遊技の進行を抑制するウェイト状態を制御するものである。
(ウェイト時間)
ウェイト時間は、遊技と遊技との間の遊技間隔を調整するために設定された所定の時間であり、例えば4.1秒に設定されている。
遊技と遊技との間は、先の「遊技の終了時」、すなわち3個のストップボタン47a〜47cを全て操作し、3個のリール33〜35の回転が全て停止し、それらのリール33〜35に停止表示された図柄の組み合わせに基づくメダルの払い出しが完了した時から起算され、次の遊技の開始時、すなわちベットスイッチ44等にメダルの投入後、スタートスイッチ46の操作時までの間をいう。
本実施形態の「ウェイト時間」は、メダルの払出完了時を前記「遊技の終了時」としているが、これに限らず、全てのストップボタンが操作されたとき(第3停止操作が行われたとき)、全リールが停止して所定の図柄が揃ったとき(第3停止操作に対応するリールが停止したとき)、を前記「遊技の終了時」としてもよい。
(フリーズ状態移行決定手段270)
フリーズ状態移行決定手段270は、後述するフリーズ制御手段275による「特殊フリーズ状態」へ移行するか否かを決定するものである。
また、フリーズ状態移行決定手段270と関連し、遊技制御手段100は、特殊フリーズ状態へ移行すると決定した場合、図11及び図13に示すように、スタートスイッチ46の操作を契機としてフリーズ待機時間の計測を開始し、特殊フリーズ状態の終了後、特別遊技制御手段100により特別遊技を開始する。
フリーズ状態移行決定手段270は、例えば図25のフリーズ抽選処理S31のように、役抽選手段210による役抽選の結果に応じて所定の抽選(フリーズ抽選)を実行することとし、前記フリーズ抽選に当選した場合に、「特殊フリーズ状態へ移行する」と決定し、前記フリーズ抽選に当選しない場合に、「特殊フリーズ状態へ移行しない」と決定することができる。この他、役抽選の結果(特定の役に当選した)以外にも、所定の遊技回数が消化した場合に前記フリーズ抽選を実行したり、単に所定の遊技回数を消化した場合に「特殊フリーズ状態へ移行する」と決定してもよい。
(フリーズ制御手段275)
フリーズ制御手段275は、遊技操作が不能となるフリーズ状態を制御するためのものである。
また、フリーズ制御手段275と関連し、遊技制御手段100は、所定の開始条件を満足したときに所定のフリーズ待機時間を計測すると共に、フリーズ待機時間においては遊技操作が可能に制御する。
さらに、フリーズ制御手段(275)は、フリーズ状態であって、フリーズ待機時間の経過後に開始される「特殊フリーズ状態」を制御する。
(フリーズ待機時間)
フリーズ待機時間は、所定の時間、例えば7.5秒に設定されている。
フリーズ待機時間は、ウェイト時間(例えば4.1秒)より好ましくは長く設定されている。これは、一般の遊技機では、「ウェイト時間」中、ストップスイッチ47を操作しても、当該操作を「無効」としていた。これに対し、本実施の形態による「特殊フリーズ状態」は、スタートスイッチ46の操作を契機に、「特殊フリーズ待機時間」の起算が開始されるようにしている。このため、「特殊フリーズ待機時間」が終了したタイミングで、「ウェイト時間」(例えば4.1秒)が経過していなかった場合、遊技者が次のストップスイッチ47の操作を操作しても、これが「無効」となり、「特殊フリーズ状態」の開始の契機とはならなくなってしまうことを防止するためである。
また、本実施の形態では、図17及び図18に示すように、フリーズ期間中に操作されたスタートスイッチ46の操作を「有効」とし、このスタートスイッチ46の操作に応じて次の遊技が開始される。このため、フリーズ待機時間を開始するスタートスイッチ46の操作により開始されるウェイト時間(ウェイト状態)が、フリーズ待機時間中になされたスタートスイッチ46の操作に伴う次の遊技にまで作用することとなる。つまり、フリーズ待機時間中になされたスタートスイッチ46の操作は「有効」とするものの、前記ウェイト時間が経過するまでは、当該スタートスイッチ46の操作を契機とするリール33〜35の始動は待機し(始動待機状態とし)、特殊フリーズ状態の終了後、前記始動待機状態を解除して、リール33〜35の始動を開始するようにしている。
なお、本実施の形態では、フリーズ待機時間中(フリーズ待機時間を計測している間)の状態を「フリーズ待機状態」ともいう。
(フリーズ待機時間の開始条件)
フリーズ待機時間の「開始条件」としては、フリーズ状態移行決定手段270により、特殊フリーズ状態へ移行すると決定した場合である。ここで、本実施の形態では、スタートスイッチ46の操作を契機とし、当該操作からフリーズ待機時間の計測を開始している。詳しくは、スタートスイッチ46の操作を契機として、特殊フリーズ状態へ移行するか否かを決定するため、スタートスイッチ46の操作が行われ、特殊フリーズ状態へ移行すると決定すると、フリーズ待機時間の計測を開始している。
フリーズ待機時間の「開始条件」としては、スタートスイッチ46の操作を契機とするのが好ましいが、遊技の流れからみて、ストップボタン47a〜47cの操作による第1停止、或いは第2停止とすることも可能である。なお、第3停止を除いたのは、第3停止を入れると、フリーズ待機時間における遊技操作が不可能となってしまうためである。また、遊技の流れとは、別のスイッチを「開始条件」とすることも可能である。例えば、ベットスイッチ44等にメダルの投入後、スタートスイッチ46の第1回目の操作の後、当該スタートスイッチ46の第2回目の操作や、ベットスイッチ44の操作等を「開始条件」とすることも可能である。再三説明するが、遊技の流れからみて、スタートスイッチ46の操作をフリーズ待機時間の「開始条件」とするのが好ましい。
(特殊フリーズ状態)
特殊フリーズ状態は、フリーズ待機時間の経過後、所定の「移行条件」を満足したときに開始され、所定の時間継続される。
(特殊フリーズ状態への「移行契機」)
特殊フリーズ状態への「移行契機」は、図13〜18に示すように、種々の場合を想定し、条件を異ならせている。
図13〜18において、「スタートレバー:ON又はOFF」は「スタートスイッチの操作アリ又は操作ナシ」という意味であり、「4.1秒ウェイト:ON又はOFF」は「4.1秒のウェイト時間が経過又は未経過」という意味であり、「フリーズ待機時間:待機時間中又は時間以外」は「フリーズ待機時間の計測中(計測開始から計測終了)又は未計測」という意味であり、「特殊フリーズ状態:フリーズ中又はフリーズ以外」は「特殊フリーズ状態に制御している状態/特殊フリーズ状態に制御していない状態」という意味である。
第1の場合は、図13〜15に示すように、スタートスイッチ46又は複数のストップスイッチ47のうち、フリーズ待機時間の経過後、最初に操作されたスイッチの操作を「移行条件」とし、当該スイッチの操作時に、特殊フリーズ状態を開始させるようにしている。
図13の場合には、第1停止操作で「特殊フリーズ状態」に移行させている。
第1停止操作は、回胴回転中、すなわち3個全てのリール33〜35の回転中、3個のストップボタン47a〜47cのいずれか第1番目の操作をいい、当該操作にもとづいて、対応する1個のリール33〜35が停止する。
つぎに、第1の場合の特殊な場合であり、図14及び図15に示すように、フリーズ待機時間中にストップスイッチ47が操作された場合である。
このときには、フリーズ待機時間の経過後、スタートスイッチ46又は複数のストップスイッチ47のうち、フリーズ待機時間中の操作に続くことになる最初に操作されたスイッチの操作を「移行条件」とし、当該スイッチの操作時に、特殊フリーズ状態を開始させるようにしている。
図14の場合には、第2停止操作で「特殊フリーズ状態」に移行させている。
これは、フリーズ待機時間中に第1停止操作が既に実行されているためであり、第2停止操作は、第2番目の操作をいい、当該操作にもとづいて、残る2個の回転中の1個のリール33〜35が停止する。
図15の場合には、第3停止操作で「特殊フリーズ状態」に移行させている。
これは、フリーズ待機時間中に第1及び第2停止操作が既に実行されているためであり、第3停止操作は、第3番目の操作をいい、当該操作にもとづいて、残る1個の回転中のリール33〜35が停止し、その結果、3個全てのリール33〜35が停止する。
図16の場合には、スタートスイッチ46の操作で「特殊フリーズ状態」に移行させている。
同図に示すように、フリーズ待機時間中に1回の遊技が終了した後にフリーズ待機時間が終了すると共に、ウェイト時間が経過して次の遊技が開始可能となっているとき、「最初に操作されたスイッチの操作」としての「スタートスイッチの操作」(同図では2回目のスタートレバーON)が行われると、これを特殊フリーズ状態の移行契機として、特殊フリーズ状態に移行させる。
第2の場合は、図17及び図18に示すように、次の遊技に対応するウェイト時間が発生可能であり、当該ウェイト期間が発生する場合、フリーズ待機時間に対するウェイト期間の終了タイミングに応じて特殊フリーズ状態が開始されるようにしている。
「次の遊技に対応するウェイト時間が発生可能」な場合としては、フリーズ待機時間中に、3個のストップボタン47a〜47cを全て操作し、3個のリール33〜35の回転が全て停止し、それらのリール33〜35に停止表示された図柄の組み合わせに基づくメダルの払い出しが完了した後、2回目のスタートスイッチ46が操作された場合であり、ここで「ウェイト時間」は「フリーズ待機時間」の起算の契機となる2回目のスタートスイッチ46の操作に基づくものである。
また、第2の場合は換言すると、図17及び図18に示すように、フリーズ待機時間中にスタートスイッチ46が操作されて次の遊技が開始される場合、当該次の遊技に対応するリール33〜35の始動タイミングを、特殊フリーズ状態が終了するまで遅延させるようにしている。
図17の場合は、「ウェイト期間」の終了後、「フリーズ待機時間」が終了するので、「フリーズ待機時間」の終了を「移行契機」とし、当該「フリーズ待機時間」の終了時に特殊フリーズ状態を開始させるようにしている。
図18の場合には、「ウェイト期間」の終了時に、「フリーズ待機時間」が既に終了しているので、「ウェイト期間」の終了を「移行契機」とし、「ウェイト期間」の終了時に特殊フリーズ状態を開始させるようにしている。
(遊技情報送信手段280)
遊技情報送信手段280は、役抽選手段210による役抽選の結果等の各種の「コマンド」を演出制御手段300に送信するためのものである。
「コマンド」の一つとして、図33に示すように、「フリーズ抽選情報」を含んでいる。
(外部信号出力手段285)
外部信号出力手段285は、図4に示すように、遊技機10の外部に配置され、外部集中端子板95に接続された、後述する集中管理装置400に「遊技データ」を出力するためのものである。
「遊技データ」の一つとして、図4、図26及び図32に示すように、「外部信号」を出力している。「外部信号」は、「フリーズ待機時間」の計測を開始したことを意味する。
(遊技情報受信手段310)
遊技情報受信手段310は、遊技進行制御手段200の遊技情報送信手段280から送信されたコマンドを、演出制御手段300側で受信するためのものである。
(演出抽選手段320)
演出抽選手段320は、遊技情報受信手段310において受信したコマンドに基づいて、各種の演出の抽選を行うためのものである。
(前兆演出制御手段330)
前兆演出制御手段330は、少なくとも複数回の通常遊技から構成される所定の演出区間、特別遊技への移行の期待度が段階的に進展する前兆演出を制御するものである。
(AT制御手段340)
AT制御手段340は、3個のストップスイッチ47の「押し順」を報知する演出態様、すなわちAT状態を制御するためのものである。AT抽選に当選すると、「非AT状態」から「AT状態」に移行する。
(フリーズ演出手段350)
フリーズ演出手段350は、図33に示すように、遊技進行制御手段200(メイン基板)側か送信されたフリーズ抽選情報の受信を契機に、当該フリーズ抽選情報に対応するフリーズ演出を実行するものであり、具体的には、図10に示すように、画像表示装置51にフリーズ演出を表示している。
(図5を用いた遊技状態の概念説明)
つぎに、図5を用いて、遊技状態の概念について説明する。
図5は、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)、演出制御手段300(サブ基板)というメイン・サブという物理的な面からでなく、スロットマシンとしての遊技機10全体として見たときの機能面から手段を分類したものである。
すなわち、遊技制御手段100には、図5に示すように、次の手段を概念的或いは機能面で備えている。
(1)通常遊技制御手段110
本実施形態の遊技制御手段110では、図7に示すように、通常遊技(再遊技役の当選確率=低確率(例えば1/7.3の固定値))と、特定遊技(再遊技役の当選確率=高確率:RT)と、ボーナス遊技(CT:再遊技役の当選確率=0)とが実行され、これらの遊技を制御するものである。ここで、遊技機10が稼働しているときは「特定遊技(RT状態)」で遊技が進むよう制御されている。一方、演出制御手段300では、図8に示すように、AT抽選によって、AT状態に相当する「特別遊技状態」(ART)及び「疑似ボーナス遊技状態」(単に「疑似ボーナス」ともいう。)と、これら以外の状態(非AT状態)との間で演出状態が切替わる。つまり、遊技者が遊技を行っているときの状態は、次の2つの状態を行き来している。
(1−1)遊技進行制御手段200(メイン基板):特定遊技(RT状態)+演出制御手段300(サブ基板):非AT状態
(1−2)遊技進行制御手段200(メイン基板):特定遊技(RT状態)+演出制御手段300(サブ基板):AT状態
前者の(1−1)はメダルが増え難い傾向(又は、メダルが減少する傾向)の「通常遊技」であり、後者の(1−2)はメダルが増え易い傾向の「特別遊技」になる。
なお、上記(1−2)の場合の特殊な場合としては、演出制御手段300が「AT」中の組み合わせ(「非RT」且つ「AT」中)も発生する場合がある。
(2)特別遊技制御手段120(ART)
特別遊技制御手段120は、所定の遊技区間の間、通常遊技より有利な特別遊技(以下、「ART」ともいう。)の進行を制御するものである。
「特別遊技」を、図2の特定遊技制御手段250(RT)、及びAT制御手段340を関連付けて説明すると、次の状態にある。
(2−1)特定遊技制御手段250(RT)が作動状態、すなわち「RT」中である。
(2−2)上記(2−1)且つ、演出制御手段300(サブ基板)のAT制御手段340が作動状態、すなわち「AT」中にある。
(3)遊技移行手段130
遊技移行手段130は、所定の条件が成立した場合、通常遊技から特別遊技に移行させるものである。
「遊技移行」を、通常遊技制御手段110による「通常遊技」と、特別遊技制御手段120による「ART」との2つの遊技状態より説明すると、次の関係にある。
(3−1)「通常遊技」から「ART」への移行
「通常遊技」から「ART」への移行は、同一遊技(1回の遊技)内で遊技進行制御手段200側(以下、「メイン側」もという。)と演出制御手段300側(以下、「サブ側」ともいう。)とが共に移行する以外にも、異なる遊技で、例えば遊技1で「サブ側」が、その後の遊技2で「メイン側」が移行する場合や、その逆の場合も含むものである。
(3−2)「ART」から「通常遊技」への移行
「ART」から「通常遊技」への移行は、同一遊技(1回の遊技)内で「メイン側」と「サブ側」とが共に移行する以外にも、異なる遊技で、例えば遊技1で「サブ側」が、その後の遊技2で「メイン側」が移行する場合や、その逆の場合も含むものである。
(図4を用いた集中管理装置400の説明)
集中管理装置400は、図4に示すように、遊技機10の外部に配置され、外部集中端子板95(図2参照)を介して複数の遊技機10に接続された、各遊技機10から受信した「遊技データ」を集中して管理するためのものである。
集中管理装置400には、各遊技機10毎にセットで設けられた、次の外部制御装置410及び外部液晶表示器420がそれぞれ接続されている。
(1)外部制御装置410(報知制御手段)
外部制御装置410は、遊技制御手段100と別個に設けられ、後述する外部液晶表示器420(報知実行手段)による報知の実行を制御するものであり、「報知制御手段」として機能する。
(2)外部液晶表示器420(報知実行手段)
外部液晶表示器420は、フリーズ待機時間の経過を報知するものであり、「報知実行手段」として機能する。
フリーズ待機時間の経過の報知としては、図9に示すように、数字の「5」から順に「4」、「3」、「2」、「1」、「0」を表示させるカウントダウン表示を行いっている。数字の「0」が表示された後、「特殊フリーズ状態」に移行する。
(図7を用いたメイン側の遊技状態の推移の説明)
図7は、図2の遊技進行制御手段200(メイン基板)側で管理している遊技状態の推移を示している。
遊技状態としては、同図に示すように、大別すると、次の遊技状態がある。
なお、遊技状態は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)通常遊技
通常遊技においては、再遊技役の当選確率が低確率に設定されている。
(2)特定遊技
特定遊技は、通常遊技に比較し、再遊技役の当選確率が高確率に設定されている。特定遊技は、通常遊技において、後述するボーナス遊技が内部当選すると、移行する。本遊技機10では、特定遊技に滞在しているときは、後述するボーナス遊技が成立しないように、すなわち役抽選の対象外としている。このため、遊技店で普通に遊技機10が稼働しているときには、演出制御手段300(サブ基板)の遊技状態、すなわちAT状態、非AT状態に関わらず、ボーナス遊技が内部当選している特定遊技に滞在している。
(3)ボーナス遊技
ボーナス遊技は、再遊技役の当選確率が「0」%に設定されている。ボーナス遊技は、特定遊技において「ボーナス作動図柄表示」状態になると移行し、当該ボーナス遊技において「ボーナス遊技規定枚数の払出」が実行されると、通常遊技に移行する。
ボーナス遊技は、移行役としての「ボーナス役」に当選し、さらに「ボーナス役」に対応した図柄の組合せ、すなわち「ボーナス図柄」が有効ライン86上に揃うと、揃った遊技の次回の遊技から開始される遊技である。ボーナス図柄は、例えば、図5に示す図柄のうち、「青7図柄、青7図柄、BAR」の組み合わせである。
本実施の形態においては、ボーナス遊技状態として、主に遊技進行制御手段200(メイン基板側)により制御される「チャレンジボーナス遊技状態」(CBB)が設けられている。「チャレンジボーナス遊技状態」は、全ての小役を当選状態にすることで小役の成立を容易にしているものである。なお、「チャレンジボーナス遊技状態」中は所定の場合にストップスイッチ47の操作時から「75ms」以内に停止させることになっており、通常遊技状態よりもいわゆる滑りコマ数が少なくなっている。具体的には、本実施の形態に係る「チャレンジボーナス遊技状態」では、右リール35は、右ストップボタン47cを停止操作したときのタイミングで表示位置にある図柄と、その図柄の1コマ上の図柄との2コマの範囲内の中から停止可能な、いわゆる「1コマすべり」の状態となっている。本実施の形態に係る「チャレンジボーナス遊技状態」は「30枚」を超える払出枚数で終了する。もちろん、この終了条件は「30枚」に限定されるものではなく、他の枚数でもよいものである。
(図8を用いたサブ側の演出状態の推移の説明)
図8は、演出制御手段300(サブ基板)側で管理している演出状態の推移を示している。
遊技状態としては、同図に示すように、大別すると、次の演出状態がある。
なお、次の(1)〜(5)については後述する。
また、以下の説明及び図8で使用している「疑似ボーナス」は、演出制御手段300(サブ基板)側で管理されるものであり、遊技進行制御手段200(メイン基板)側で管理される、図7の「ボーナス遊技」と異なる。「疑似ボーナス」は、特別遊技(ART)の一種である。
(1)設定変更状態
(2)通常状態
(3)「疑似ボーナス遊技準備状態」及び「特別遊技準備状態」
(4)「疑似ボーナス遊技状態」及び「特別遊技状態」
(5)「疑似ボーナス遊技終了状態」及び「特別遊技終了状態」
なお、演出状態は、次の(1)〜(5)に限定されない。
(設定変更状態)
設定変更状態は、設定値の変更(更新)が可能な状態であって、通常の遊技操作が不可能な状態である。
(通常状態)
通常状態は、特別遊技(特別遊技(ART))又は疑似ボーナスが確定(当選)していない状態であって、各種前兆状態(例えば後述する第1前兆演出遊技前兆状態)や高確状態(例えば後述するチャンス遊技状態)等の特殊な状態を除いた状態である。
第2前兆演出遊技状態又はチャンス遊技状態若しくは直解除前兆状態が確定した状態では、チャンス遊技状態の抽選は行うものの、第1前兆演出遊技状態又は第2前兆演出遊技状態若しくは直解除前兆状態の抽選は実行されない。
通常状態の一群には、次の演出状態を含む。
なお、次の(1)〜(7)については後述する。
(1)「第1前兆演出遊技前兆状態」
(2)「第1前兆演出遊技状態」
(3)「第2前兆演出遊技前兆状態」
(4)「第2前兆演出遊技状態」
(5)「チャンス遊技前兆状態」
(6)「チャンス遊技状態」
(7)「直解除前兆状態」
なお、通常状態の一群は、上記した(1)〜(7)の演出状態に限定されない。
(第1前兆演出遊技前兆状態)
第1前兆演出遊技前兆状態は、第1前兆演出遊技状態へ移行する前兆演出を行っている状態であり、第1前兆演出遊技状態の発動(当選)時は、この状態を経由する。
第1前兆演出遊技前兆状態へは、次の契機で、契機に対応する抽選に当選することで移行する。
(a)通常状態で特定ゲーム数(以下、「G数」という。)を消化した時
すなわち、通常状態で特定G数を消化した時は、第1前兆演出遊技特定G数抽選で第1前兆演出遊技状態に当選すると移行する。
(b)通常状態で役抽選に当選した時
すなわち、通常状態で役抽選に当選した時は、解除抽選(クジ)で第1前兆演出遊技状態に当選すると移行する。
第1前兆演出遊技前兆状態のG数は、次の移行契機に応じた抽選により決定される。
(c)特定G数抽選の当選時
すなわち、特定G数抽選の当選時は、第1前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(G数)により決定される。
(d)解除抽選(クジ)の当選時
すなわち、解除抽選(クジ)の当選時は、第1前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(クジ)により決定される。
第1前兆演出遊技前兆状態のG数を消化した後は、第1前兆演出遊技状態へ移行する。
(「第1前兆演出遊技状態」)
第1前兆演出遊技状態は、第1前兆演出を行っている状態であり、表示画面上は第2前兆演出と同様な演出が行われる。
第1前兆演出遊技状態へは、第1前兆演出遊技前兆G数を消化することで移行する。
第1前兆演出遊技状態のG数は、第1前兆演出遊技前兆状態への突入時に、次の移行契機に応じた抽選により決定される。
(a)特定G数抽選の当選時
すなわち、特定G数抽選の当選時には、第1前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(G数)により決定される。
(b)解除抽選(クジ)の当選時
すなわち、解除抽選(クジ)の当選時には、第1前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(クジ)により決定される。
第1前兆演出遊技状態のG数を消化した後は、通常状態へ移行する。
(第2前兆演出遊技前兆状態」)
第2前兆演出遊技前兆状態は、第2前兆演出遊技状態へ移行する前兆演出を行っている状態であり、第2前兆演出遊技状態の発動(当選)時は、この状態を経由する。
第2前兆演出遊技前兆状態へは、次の契機で、契機に対応する抽選に当選することで移行する。
(a)通常状態で役抽選に当選した時
すなわち、通常状態で役抽選に当選した時は、解除抽選(クジ)で第2前兆演出遊技に当選すると移行する。
(b)通常状態で規定G数を消化した時
すなわち、通常状態で規定G数を消化した時は、解除抽選(モード)で第2前兆演出遊技に当選すると移行する。
第2前兆演出遊技前兆状態のG数は、第2前兆演出遊技前兆状態への移行時に、次の移行契機に応じた抽選により決定される。
(c)解除抽選(クジ)の当選時
すなわち、解除抽選(クジ)の当選時は、第2前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(クジ)により決定される。
(d)解除抽選(モード)の当選時
すなわち、解除抽選(モード)の当選時は、第2前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(G数)により決定される。
第2前兆演出遊技前兆G数を消化した後は、第2前兆演出遊技状態へ移行する。
(「第2前兆演出遊技状態」)
第2前兆演出遊技状態は、第2前兆演出遊技演出を行っている状態であり、特別遊技(ART)の前兆状態を示す演出状態になる。
第2前兆演出遊技状態へは、第2前兆演出遊技前兆G数を消化することで移行する。
第2前兆演出遊技状態のG数は、第2前兆演出遊技前兆状態への移行時に、次の移行ルートに応じた抽選により決定される。
(a)解除抽選(クジ)の当選時
すなわち、解除抽選(クジ)の当選時は、第2前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(クジ)により決定される。
(b)解除抽選(モード)の当選時
すなわち、解除抽選(モード)の当選時は、第2前兆演出遊技前兆状態且つ本体G数抽選(G数)により決定される。
第2前兆演出遊技G数を消化した後は、後述する特別遊技(ART)準備状態へ移行する。
(「チャンス遊技前兆状態」)
チャンス遊技前兆状態は、チャンス遊技発動に対する前兆前出を行っている状態であり、チャンス遊技状態の発動(当選)時は、この状態を経由する。
チャンス遊技状態へは、次の契機で、契機に対応する抽選に当選することで移行する。
(a)通常状態で役抽選に当選した時
すなわち、通常状態で役抽選に当選した時は、チャンス遊技抽選でチャンス遊技に当選することで移行する。
(b)通常状態で規定G数を消化した時
すなわち、通常状態で規定G数を消化した時は、チャンス遊技抽選(G数)でチャンス遊技に当選することで移行する。
チャンス遊技前兆G数は、チャンス遊技前兆状態へ移行するとき、次のチャンス遊技発動ルートに応じて抽選により決定される。
(c)チャンス遊技抽選の当選時
すなわち、チャンス遊技抽選の当選時は、チャンス遊技前兆&本体G数抽選(クジ)により決定される。
(d)チャンス遊技抽選(モード)の当選時
すなわち、チャンス遊技抽選(モード)の当選時は、チャンス遊技前兆状態且つ本体G数抽選(G数)により決定される。
チャンス遊技前兆G数を消化した後は、チャンス遊技状態へ移行する。
(「チャンス遊技状態」)
チャンス遊技状態は、チャンス遊技演出を行っている状態であり、チャンス遊技解除抽選(クジ)により高確率で疑似ボーナスを放出する状態にある。
チャンス遊技状態へは、チャンス遊技前兆G数を消化すると移行する。
チャンス遊技状態のG数は、チャンス遊技前兆状態へ移行するとき、次のチャンス遊技発動ルートに応じて抽選により決定される。
(a)チャンス遊技抽選に当選した時
すなわち、チャンス遊技抽選に当選した時は、チャンス遊技前兆状態且つ本体G数抽選(クジ)により決定される。
(b)チャンス遊技抽選(モード)に当選した時
すなわち、チャンス遊技抽選(モード)に当選した時は、チャンス遊技前兆状態且つ本体G数抽選(G数)により決定される。
(c)チャンス遊技ストックを使用した時
すなわち、チャンス遊技ストックを使用した時は、チャンス遊技前兆状態且つ本体G数抽選(ETC)により決定される。
チャンス遊技状態のG数を消化した後は、基本、通常状態へ戻る。
これに対し、チャンス遊技状態において、次の条件が成立したときには、チャンス遊技解除前兆状態へ移行する。
(d)役抽選に当選したときに実行されるチャンス遊技解除抽選(クジ)に当選(チャンス遊技解除)した時
(e)天井G数に到達した時
さらに、チャンス遊技解除抽選(クジ)で当選することなく、チャンス遊技状態を終了したときには、チャンス遊技引戻抽選Aを実行し、これに当選すると、チャンス遊技前兆状態チャンス遊技ストック獲得へ移行する。
チャンス遊技状態に移行すると、スタートスイッチ46の操作を契機として、役抽選手段210により役抽選が実行され、小役に当選した場合には、当該小役の図柄を揃えることで、所定枚数のメダルが払い出され、1Gを終了し、次遊技への待機状態に移行する。なお、このとき、非AT中で押し順の報知はなされない。役抽選に当選した場合には、更に、チャンス遊技解除抽選が実行され、当該抽選に当選した場合には、次遊技からチャンス遊技解除前兆状態へ移行する。このため、チャンス遊技解除抽選の当選を引き当てる機会が遊技者に与えられることから、「自力解除ゾーン」とも呼ばれている。チャンス遊技状態は、チャンス遊技状態のG数を消化した後は、基本、通常状態へ戻る。
(「直解除前兆状態」)
直解除前兆状態は、直解除後の確定前兆を行っている状態である。
直解除前兆状態へは、次の契機で、契機に対応した抽選に当選することで移行する。
(a)通常状態又は第1前兆演出遊技前兆状態若しくは第1前兆演出遊技状態において、役抽選に当選した時
すなわち、解除抽選(クジ)で直解除に当選することで移行する。
(b)通常状態又は第1前兆演出遊技前兆状態若しくは第1前兆演出遊技状態において、規定G数を消化した時
すなわち、解除抽選(モード)で直解除に当選することで移行する。
直解除前兆状態のG数は、次の抽選により決定される。
(c)役抽選に当選した時
すなわち、役抽選に当選した時は、直解除前兆G数抽選(クジ)により決定される。
(d)規定G数を消化した時
すなわち、規定G数を消化した時は、直解除前兆G数抽選(G数)により決定される。
直解除に当選した場合、次の当選した抽選に応じで疑似ボーナス遊技状態の放出種別が決定される。
(e)解除抽選(クジ)に当選
すなわち、直解除時放出抽選に当選した場合に、実質、疑似ボーナス遊技状態が選択される。
(f)解除抽選(モード)に当選
すなわち、直解除時放出抽選(モード)に当選した場合に、実質、疑似ボーナス遊技状態が選択される。
直解除前兆状態のG数を消化すると、疑似ボーナス遊技準備状態へ移行する。
(「疑似ボーナス遊技準備状態」及び「特別遊技準備状態」)
つぎに、「疑似ボーナス遊技」と「特別遊技」の両準備状態について、以下に説明する。
(1)「疑似ボーナス遊技準備状態」
疑似ボーナス遊技準備状態は、非特別遊技(非ART)状態からの準備状態と、疑似ボーナス遊技状態の発動(確定)に対する準備状態とがある。
疑似ボーナス遊技準備状態へ移行した後、次の再遊技役の当選時に、疑似ボーナス遊技状態へ移行する
(a)第2再遊技役(青7揃いリプレイ)
すなわち、第2再遊技役は、右押しで「青7」が揃う再遊技役である。
(b)第3再遊技役(赤7揃いリプレイ)
すなわち、第3再遊技役は、右押しで「赤7」が揃う再遊技役である。
疑似ボーナス遊技準備状態へ移行したときには、次のBB状態抽選(移行時)が実行される。
(c)BB状態抽選(移行時):高確状態、又は、低確状態
ただし、疑似ボーナス遊技準備状態中に最初に引いた移行役が第3再遊技役だった場合は、疑似ボーナス遊技状態中の抽選状態が高確となる。
疑似ボーナス遊技準備状態中の「レア役」当選時には、放出種別の昇格/特別遊技(ART)加算を行う昇格加算抽選Cが実行される。
疑似ボーナス遊技準備状態の移行優先順位は、疑似ボーナス遊技準備状態>特別遊技(ART)準備状態である(疑似ボーナス遊技準備状態の方が、特別遊技(ART)準備状態より移行優先順位が高い。)。
(2)「特別遊技準備状態」
特別遊技準備状態は、非特別遊技(非ART)状態からの準備状態と、特別遊技(ART)状態の発動(確定)に対する準備状態とがある。
特別遊技(ART)準備状態へ移行した後、次の再遊技役当選且つ押し順に正解で、特別遊技(ART)状態へ移行する。
(a)再遊技役:第1〜第4再遊技役
特別遊技(ART)準備状態では、特別遊技(ART)G数上乗せ抽選を実行し、特別遊技(ART)G数の加算が行われる。
(「疑似ボーナス遊技状態」及び「特別遊技状態」)
つぎに、「疑似ボーナス遊技」と「特別遊技」の両遊技状態について、以下に説明する。
(1)「疑似ボーナス遊技状態」
疑似ボーナス遊技状態は、非特別遊技(非ART)状態からの遊技状態と、ATで疑似的に行うG数管理の遊技状態(特別遊技(ART)とがある。
疑似ボーナス遊技状態としては、G数の異なる、例えば第1疑似ボーナス(G数:40G)、第2疑似ボーナス(G数:60G)、第3疑似ボーナス(G数:80G)を設けている。
突入時の7揃いリプレイの種別により、疑似ボーナス遊技状態中の抽選状態が、次の通り異なる。
(a)第2再遊技役(青7リプレイ)の当選時
すなわち、第2再遊技役(青7リプレイ)の当選時は、BB状態抽選(移行時)により決定する。
(b)第3再遊技役(赤7リプレイ)の当選時
すなわち、第3再遊技役(赤7リプレイ)の当選時は、疑似ボーナス遊技状態の抽選状態を「高確状態」に設定している。
疑似ボーナス遊技状態に移行すると、当選した小役の押し順が報知される遊技(AT)が開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ47を操作することで、当選した小役の図柄の組み合わせを停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払い出される。疑似ボーナス遊技状態は、そのG数を消化した後、通常状態へ戻ったり、或いは後述する特別遊技状態を経由して通常状態へ戻る。
(2)「特別遊技状態」
特別遊技状態は、非特別遊技(非ART)状態からの特別遊技(ART)状態に移行した遊技状態である。
特別遊技(ART)状態は、メインで管理しているため、AT役を3連続で取りこぼすと、特別遊技(ART)状態を終了させる。
特別遊技(ART)開始時に、特別遊技(ART)状態抽選(突入時)を行い、次の抽選状態を決定する。
(a)設定値に応じて、低確、高確、超高確の一つに決定
特別遊技(ART)状態中の毎Gで、特別遊技(ART)状態移行抽選を行い、次の抽選状態を決定する。
(b)現在の低確、高確、超高確の別、抽選(クジ)、設定に応じて、低確、高確、超高確の一つに決定
特別遊技(ART)状態開始時に、初期G数抽選を行い、特別遊技(ART)初期G数を決定する。
特別遊技(ART)状態中、役抽選に当選すると、上乗せG数抽選を行い、特別遊技(ART)G数カウンタに加算する。
特別遊技状態に移行すると、疑似ボーナス遊技状態と同様に、当選した小役の押し順が報知される遊技(AT)が開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ47を操作することで、当選した小役の図柄の組み合わせを停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払い出される。特別遊技状態は、その初期G数或いは当該特別遊技状態中に実行された上乗せG数抽選で加算されたG数を消化した後は、通常状態へ戻ったり、或いは疑似ボーナス遊技状態を経由して通常状態へ戻る。
(「疑似ボーナス遊技終了状態」及び「特別遊技終了状態」)
つぎに、「疑似ボーナス遊技」と「特別遊技」の両終了状態を経由して通常状態に移行したり、或いは疑似ボーナス遊技状態や特別遊技状態に復帰する。
(図9〜10を用いた遊技の流れを説明するための説明図の説明)
図9〜10を用いて、遊技の流れについて説明する。
図9(a)に示すように、遊技機10の「通常状態」においては、演出制御手段300(サブ基板)側に接続された「画像表示装置51」(図4参照)に、「通常演出」が表示されている。また、遊技機10に接続された集中管理装置400の「外部液晶表示器420」(報知実行手段)に、「通常状態」が表示されている。
ここで、図2のフリーズ状態移行決定手段270により、「特殊フリーズ状態」へ移行すると決定し、且つフリーズ待機時間の開始条件である、スタートスイッチ46の操作が行われると、「フリーズ待機時間」の計測が開始される。
このとき、スタートスイッチ46の操作を契機として、3個全てのリール33〜35の回転が開始される。
また、このとき、図2の外部信号出力手段285により、外部集中端子板95を介して、集中管理装置400の外部制御装置410(報知制御手段)に「特殊フリーズ用信号」が出力される。本実施の形態の「特殊フリーズ用信号」は、フリーズ待機時間の計測開始に伴って外部へ出力される、特殊フリーズ状態が発生することを示す外部信号である。
外部制御装置410(報知制御手段)は、「特殊フリーズ用信号」を受信すると、図9(b)に示すように、外部液晶表示器420(報知実行手段)により、フリーズ待機時間の経過の報知、すなわちカウントダウン表示として、数字の「5」を表示される。
その後、図9(b)〜(g)に示すように、数字の「4」、「3」、「2」、「1」、「0」を順に表示させ、カウントダウン表示を実行する。
カウントダウン表示中、すなわちフリーズ待機時間中は、遊技操作が可能であり、本実施の形態では、ストップスイッチ47の操作が可能である。
同図に示す例は、外部液晶表示器のカウントダウンに合わせて(カウントダウンされる数字が「0」になるまで待って)、ストップスイッチ操作を行う例を示すものであるため、フリーズ待機時間中に遊技操作(ストップスイッチ操作)が可能であるにも関わらず、ストップスイッチ操作が行われていない。
図9(g)に示すように、ストップスイッチ47のうち、左ストップボタン47a(図1及び図2参照)を操作すると、3個のリール33〜35のうち、1個の左リール33の回転が停止する。
このとき、同図に示す例では特殊フリーズ状態へ移行すると決定しているため、左リール35の回転停止と共に、特殊フリーズ状態が発生する。
(図10を用いた説明図の説明)
図9(g)に示すように、数字の「0」を表示後、すなわちフリーズ待機時間の経過後、図2のフリーズ制御手段275は、遊技機10を「通常状態」から「特殊フリーズ状態」に移行される。
遊技機10が「特殊フリーズ状態」に移行すると、図10(a)に示すように、「画像表示装置51」に「フリーズ演出」を表示させ、「フリーズ演出」を開始させる。
また、略同時に、「外部液晶表示器420」にも、「フリーズ演出」を表示させ、「フリーズ演出」を開始させる。
「特殊フリーズ状態」が開始されると、ストップスイッチ47の操作が「無効」となる。
その後、図10(b)に示すように、「フリーズ演出」中となり、「特殊フリーズ状態」の時間が経過すると、「特殊フリーズ状態」が終了する。「特殊フリーズ状態」が終了すると、「フリーズ解除状態」に移行し、ストップスイッチ47の操作が「無効」から「有効」となる。
また、「フリーズ解除状態」に移行すると、図10(c)に示すように、「外部信号」の出力を終了し、「画像表示装置51」及び「外部液晶表示器420」に、「特殊フリーズ状態」の終了ないしは解除の演出を表示する。
図10(d)に示すように、「フリーズ解除状態」に移行すると、遊技は「特殊フリーズ状態」から「通常状態」に復帰する。「通常状態」に復帰すると、「画像表示装置51」に良い「通常演出」が表示される。良い「通常演出」は、「特殊フリーズ状態」の発生前の「通常演出」と異なり、「特別遊技」への移行を暗示させるような演出である。また、中ストップボタン47b(図1及び図2参照)を操作すると、回転中の残り2個のリール34,35のうち、1個の中リール34の回転が停止する。その後、図10(e)に示すように、右ストップボタン47c(図1及び図2参照)を操作すると、回転中の残り1個の右リール35の停止し、当該1Gの遊技が終了する。このとき、「画像表示装置51」に「アタリ演出」が表示される。
遊技の終了後、ベットスイッチ44等にメダルの投入後、スタートスイッチ46を操作すると、次の遊技が開始され、「特別遊技」に移行し、「画像表示装置51」にストップスイッチ47の押し順等が表示される。また、「外部液晶表示器420」には、「特別遊技」のゲーム回数等の「ボーナスデータ」が表示される。
(図11〜18を用いた遊技の流れを説明するためのタイムチャートの説明)
図11及び図12を用いて遊技の流れを説明する。
スタートスイッチ46を操作すると、図11に示すように、3個全てのリール33〜35の回転が開始される。このとき、図2のフリーズ状態移行決定手段270により、「特殊フリーズ状態」へ移行するか否かの決定、すなわち「特殊フリーズ」の抽選、「フリーズ抽選」が実施され、ここで「当選」、すなわち「特殊フリーズ状態」へ移行すると決定されたものと仮定する。
このため、「フリーズ待機状態」に移行し、「フリーズ待機時間」(本文及び図面中、「Tw」とも記載する。)の計測が開始される。「フリーズ待機状態」においては、通常遊技が可能であり、遊技操作が可能である。
「画像表示装置51」には、継続して「通常演出」(図9(a)及び(b)参照)が表示される。
また、「特殊フリーズ用信号」の出力が開始され、当該「特殊フリーズ用信号」にもとづいて、外部液晶表示器420により、フリーズ待機時間の経過の報知、すなわちカウントダウン表示(図9(b)〜(g)参照)が開始される。
「フリーズ待機時間」(Tw)が経過後、ストップスイッチ47の操作を契機として、「フリーズ待機状態」から「特殊フリーズ状態」に移行する。
図12を用いて説明すると、フリーズ待機時間の経過後、「フリーズ待機状態」から「フリーズ可能状態」に移行する。「フリーズ可能状態」において、3個のストップボタン47a〜47cのうち、第1番目のストップボタン47a〜47cを操作すると(第1停止)、「フリーズ可能状態」から「特殊フリーズ状態」へ移行する。また、これを契機として、「フリーズ時間」(本文及び図面中、「Tf」とも記載する。)の計測が開始される。
また、「特殊フリーズ状態」へ移行すると、図11に示すように、通常遊技が不可となり、遊技操作が「無効」となる。このため、第2番目のストップボタン47a〜47cを操作しても(第2停止)、「無効」となる。
また、「特殊フリーズ状態」へ移行すると、「画像表示装置51」には、継続して「フリーズ演出」(図10(a)及び(b)参照)が表示される。
「フリーズ時間」(Tf)が経過すると、「特殊フリーズ状態」が終了し、「通常遊技不可」から「通常遊技可」となり、遊技操作が「無効」から「有効」となる。
また、「特殊フリーズ状態」が終了すると、「画像表示装置51」に良い「通常演出」が表示される(図10(c)〜(e)参照)。良い「通常演出」は、「特殊フリーズ状態」の発生前の「通常演出」と異なり、「特別遊技」への移行を暗示させるような演出である。
また、このとき、「特殊フリーズ用信号」の出力が止まる。
「特殊フリーズ状態」の終了後、再度、第2番目のストップボタン47a〜47cを操作すると(第2停止)、「有効」となり、つづいて第3番目のストップボタン47a〜47cを操作すると(第3停止)、3個のリール33〜35の全てが停止する。
このとき、図10(e)に示すように、特別遊技(ART遊技又は疑似ボーナス遊技)へ移行することを示す演出映像(遊技者を祝福する映像)が画像表示装置51へ出力される。
3個全てのリール33〜35が停止すると、リール33〜35に停止表示された図柄の組み合わせに基づくメダルの払い出しが実行され、1Gが終了する。
図13〜18については、先に説明したが、再度、簡単に説明すると、次の通りである。
図13の場合は、遊技操作が可能な「フリーズ待機状態」において遊技者が操作を行わず、フリーズ待機時間の経過後に、第1番目のストップボタン47a〜47cの操作(第1停止操作)を契機として、「特殊フリーズ状態」を開始させた場合である。
図14の場合には、遊技操作が可能な「フリーズ待機状態」において、第1停止操作が行われ、フリーズ待機時間の経過後に、第2番目のストップボタン47a〜47cの操作(第2停止操作)を契機として、「特殊フリーズ状態」を開始させた場合である。
図15の場合には、遊技操作が可能な「フリーズ待機状態」において、第1及び第2停止操作が行われ、フリーズ待機時間の経過後に、第3番目のストップボタン47a〜47cの操作(第3停止操作)を契機として、「特殊フリーズ状態」を開始させた場合である。
図16の場合は、遊技操作が可能な「フリーズ待機状態」において、第1、第2及び第3停止操作が行われ、フリーズ待機時間の経過後に、スタートスイッチ46を契機として、「特殊フリーズ状態」を開始させた場合である。
図17の場合は、遊技操作が可能な「フリーズ待機状態」において、第1〜3停止操作が行われ、且つスタートスイッチ46が行われた場合であり、「フリーズ待機時間」の経過を契機として、「特殊フリーズ状態」を開始させた場合である。
図18の場合は、遊技操作が可能な「フリーズ待機状態」において、第1〜3停止操作が行われ、且つスタートスイッチ46が行われた場合であり、「ウェイト時間」の経過を契機として、「特殊フリーズ状態」を開始させた場合である。
「フリーズ待機状態」は、図18の下段に示すように、次の2つの「フリーズ待機状態」から構成されている。
(1)「フリーズ待機状態1」
「フリーズ待機状態1」は、第1回目のスタートスイッチ46の操作時に開始され、当該スタートスイッチ46の操作時に「フリーズ待機時間」の計測が同時に開始され、「フリーズ待機状態」において第2回目のスタートスイッチ46の操作時までの期間をいう、「フリーズ待機時間」の前段に位置する。
(2)「フリーズ待機状態2」
「フリーズ待機状態2」は、「フリーズ待機状態1」に続き、「フリーズ待機時間」の後段に位置し、具体的には第2回目のスタートスイッチ46の操作時に開始され、「フリーズ待機時間」の終了時までの期間をいう。
(図19〜22を用いた遊技島に配置した遊技機による遊技の流れを説明するための説明図の説明)
つぎに、図19〜22を用いて、遊技島に配置した遊技機による遊技の流れについて説明する。
図19〜22では、1つの台(遊技機10)に対して外部液晶表示器420と外部制御装置410とをセットで設けており、1つの台に対して1つの外部液晶表示器420と1つの外部制御装置410とを設けている。よって、全体的には、5つの台に対して5つの外部液晶表示器420と5つの外部制御装置410とが設けられることになる。この5つの外部制御装置410は、各外部制御装置410自体が互いに通信可能に配線されており、1つの外部制御装置410の情報を、残りの4つの外部制御装置410へ伝達することができるよう構成されている。よって、1つの外部制御装置410が遊技機10から特殊フリーズ信号を受信すると、その旨の情報を残りの4台の外部制御装置410へ送信して、5台全ての外部制御装置410で「特殊フリーズ信号を受信したこと」を共有することができる。その上で、5つの外部制御装置410に対して集中管理装置400が接続されている。
図19に示すように、5台の台A〜Eのうち、1台の台Bが「フリーズ当選」、すなわち「特殊フリーズ状態」へ移行することが決定されたと仮定する。
図20及び図21に示すように、このとき、5台の表示器A〜Eの全てにおいて、カウントダウン表示が実行される。カウントダウン表示は、全て同期している。
その後、5台の表示器A〜Eに数字の「0」が表示され、ここで4台の台A〜C及び台Eで全て停止操作が行われたと仮定する。
「フリーズ当選」した台Bだけ、「特殊フリーズ状態」への移行し、当該台Bの「画像表示装置51」、並びにそれに付随する表示器Bだけに、図22に示すように、「フリーズ演出」が表示される。これに対し、残る4台の台A及びC〜Eの「画像表示装置51」、並びにそれに付随する表示器A及びC〜Eの表示は、「カウントダウン表示」の終了後、「通常演出」に戻る。
つぎに遊技者から見た観点を仮想的に説明する。
A〜Eの5台のうち、A・B・C・Eの4台で遊技者A・B・C・Eが遊技を行っている。このとき、遊技者が遊技を行っていない台Dでもカウントダウンが開始される。
遊技者A・B・Cはカウントダウンに気づき、遊技者Eはカウントダウンに気づかないものと仮定する。カウントダウンに気づくか否かに関わらず、台Eでもカウントダウンが開始される。
遊技者Eは、特殊フリーズやカウントダウンとは無関係に、遊技を進めることができる。
遊技者A・Bはカウントダウンに気づいて遊技操作を中断し、遊技者Cは、カウントダウンに気づいていても、遊技操作を継続するものと仮定する。遊技操作を中断しても、遊技操作を継続しても、カウントダウンは同じように進む。
遊技者Cは、自分のペースで遊技を消化することができる。
(図23〜31を用いた遊技進行制御手段(メイン基板)側のフローチャートの説明)
図23〜31を用いて、遊技進行制御手段(メイン基板)側のフローチャートについて説明する。
まず、図23を用いて、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)側による遊技について説明する。
(1)ステップS1:「メダル投入枚数設定処理」
「メダル投入枚数設定処理」は、いわゆる「ベット」に関する処理である。「ベット」に関する処理は、ベットスイッチ44(図1及び図2)を操作することにより、クレジットをメダルとして機内に投入する処理をいう。「メダル投入枚数設定処理」は、遊技進行制御手段200により制御されている。「メダル投入枚数設定処理」後、次のステップS2である「スタート操作の判定」に進む。
(2)ステップS2:「スタート操作の判定?」
「スタート操作の判定」においては、スタートレバー操作(スタートスイッチ46の操作)があれば、次のステップS3である「役抽選処理」に進み、役抽選を行い、スタートレバー操作がなければ先のステップS1である「メダル投入枚数設定処理」へ戻る。「スタート操作の判定」は、遊技進行制御手段200により制御されている。
(3)ステップS3:「役抽選処理」
「役抽選処理」は、役抽選に関する処理で、抽選結果である内部当選役情報を「コマンド」として演出制御手段300(サブ基板)側に送信する。「役抽選処理」は、遊技進行制御手段200内の役抽選手段210により制御されている。「役抽選処理」後、次のステップS4である「フリーズ抽選処理」に進む。
(4)ステップS4:「フリーズ抽選処理」
「フリーズ抽選処理」は、フリーズ演出の実行を抽選する処理で、抽選結果を「コマンド」として演出制御手段300(サブ基板)側に送信する。「フリーズ抽選処理」は、遊技進行制御手段200により制御されている。
(5)ステップS5:「リール変動処理」
「リール変動処理」は、リール33〜35の始動から停止操作判定、更にリール33〜35の停止に至る一連の流れに関する処理である。「リール変動処理」は、全体としては遊技進行制御手段200により制御され、リール33〜35の始動・停止に関してはリール制御手段220により制御されている。「リール変動処理」後、次のステップS6である「図柄判定処理」に進む。
(6)ステップS6:「図柄判定処理」
「図柄判定処理」は、当選役に対応する図柄が揃ったか否か否かを判定する処理である。「図柄判定処理」は、遊技進行制御手段200内の図柄判定手段230により制御されている。「図柄判定処理」後、次のステップS7である「メダル払出処理」に進む。
(7)ステップS7:「メダル払出処理」
「メダル払出処理」は、成立した当選役に設定された規定枚数のメダルを払い出す処理である。「メダル払出処理」は、図柄判定手段230の判定結果にもとづいてホッパー制御手段240により制御されている。上記(1)〜(7)の流れが、1回の遊技であり、単に「1G」ともいう。
(図25を用いた「遊技開始操作処理」を説明するためのフローチャートの説明)
図25を用いて、「遊技開始操作処理」について説明する。「遊技開始操作処理」は、スタートレバー(スタートスイッチ46)が操作されたときに実行される処理(一部を抜粋)である。
(1)ステップS30:「役抽選処理」
まず、ステップS30に進み、「役抽選処理」が実行される。当該処理は、図2に示す役抽選手段210により実行される。「役抽選処理」の後、次のステップS31に進む。
(2)ステップS31:「フリーズ抽選処理」
ステップS31においては、「フリーズ抽選処理」が実行される。当該処理は、フリーズ状態移行決定手段270により実行される。「フリーズ抽選処理」の後、次のステップS31に進む。
(3)ステップS32:「フリーズ解除状態?」
ステップS32においては、「フリーズ解除状態?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ解除状態」の場合には、次のステップS33に進む。これに対し、「フリーズ解除状態」でない場合には、分岐し、後述するステップS36に進む。
(4)ステップS33:「特殊フリーズ当選?」
ステップS33においては、「特殊フリーズ当選?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「特殊フリーズ」に「当選」している場合には、次のステップS34に進む。これに対し、「特殊フリーズ」に「当選」していない場合には、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(5)ステップS34:「フリーズ待機状態1に設定」
ステップS34においては、「フリーズ待機状態1に設定」する処理が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。「フリーズ待機状態1に設定」する処理の後、次のステップS35に進む。
(6)ステップS35:「フリーズ待機設定処理」
ステップS35においては、図26を用いて後述する「フリーズ待機設定処理」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。「フリーズ待機設定処理」の実行後、本フローチャートを終了する。
(7)ステップS36:「フリーズ待機状態1?」
一方、先のステップS32から分岐して進んだステップS36においては、「フリーズ待機状態1?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ待機状態1」である場合には、次のステップS37に進む。「フリーズ待機状態1」でない場合には、分岐し、後述するステップS38に進む。
(8)ステップS37:「フリーズ待機状態2に設定」
ステップS37においては、「フリーズ待機状態2に設定」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。「フリーズ待機状態2に設定」の実行後、本フローチャートを終了する。
(9)ステップS38:「フリーズ可能状態?」
一方、先のステップS36から分岐して進んだステップS38においては、「フリーズ可能状態?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ可能状態」である場合には、次のステップS39に進む。これに対し、「フリーズ可能状態」でない場合には、分岐し、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(10)ステップS39:「フリーズ状態に設定」
ステップS39においては、「フリーズ状態に設定」が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により行われる。「フリーズ状態に設定」の実行後、次のステップS40に進む。
(11)ステップS40:「フリーズ設定処理」
ステップS40においては、図28を用いて後述する「フリーズ設定処理」が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により行われる。「フリーズ設定処理」の実行後、本フローチャートを終了する。
(図26を用いた「フリーズ待機設定処理」を説明するためのフローチャートの説明)
図26を用いて、フリーズ待機設定処理について説明する。
(1)ステップS50:「フリーズ待機時間を設定」
まず、ステップS50に進み、「フリーズ待機時間を設定」が実行される。この処理は、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ待機時間を設定」の実行後、次のステップS51に進む。
本ステップS50において、「フリーズ待機時間」は7.5秒であり、「フリーズ待機時間を設定」とは、具体的には、7.5秒に相当するカウント値をフリーズ待機時間計測用カウンタに設定することである。
(2)ステップS51:「フリーズ待機時間計測開始」
ステップS51においては、「フリーズ待機時間計測開始」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ待機時間」の計測の開始後、次のステップS52に進む。
本ステップS51において、「フリーズ待機時間計測開始」とは、具体的には、設定された計測用カウンタの減算を開始することである。
(3)ステップS52:「外部信号の出力開始」
ステップS52においては、「外部信号の出力開始」が実行される。この処理は、外部信号出力手段285により実行される。「特殊フリーズ用信号」(図11参照)は、図4に示す集中管理装置400に送信される。「特殊フリーズ用信号」の出力の開始後、次のステップS53に進む。
本ステップS52において、「外部信号の出力開始」は、具体的には、特殊フリーズ用信号の出力を開始する(第5出力端子からの出力をOFFからONへ切り替える)ことである。
(4)ステップS53:「フリーズ抽選情報を出力」
ステップS53においては、「フリーズ抽選情報を出力」が実行される。この処理は、遊技情報送信手段280により実行される。「フリーズ抽選情報」は、図2に示す演出制御手段300(サブ基板)側に送信される。「フリーズ抽選情報」の出力後、本フローチャートを終了し、元の処理、例えば図25の処理に戻る。
(図27を用いたフリーズ待機状態中処理を説明するためのフローチャートの説明)
図27を用いて、「フリーズ待機状態中処理」について説明する。「フリーズ待機状態中処理」は、遊技操作(遊技進行)が可能なフリーズ待機状態(フリーズ待機状態1・フリーズ待機状態2)であるときに実行される処理である。
(1)ステップS60:「フリーズ待機状態?」
まず、ステップS60に進み、「フリーズ待機状態?」か否かが判定される。この判定は、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
「フリーズ待機状態」の判定は、「フリーズ待機状態1」か、又は「フリーズ待機状態2」か否かを判定し、いずれかに該当する場合には、「フリーズ待機状態」である、との判定結果となる。
判定の結果、「フリーズ待機状態」である場合には、次のステップS61に進む。これに対し、「フリーズ待機状態」でない場合には、分岐し、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(2)ステップS61:「フリーズ待機時間を更新」
ステップS61においては、「フリーズ待機時間を更新」の処理が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ待機時間」の更新は、初期設定が「7.5秒」であり、これをカウントダウンしている。「フリーズ待機時間」の更新後、次のステップS62に進む。
(3)ステップS62:「フリーズ待機時間=0?」
ステップS62においては、「フリーズ待機時間=0?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ待機時間=0」である場合には、次のステップS63に進む。これに対し、「フリーズ待機時間=0」でない場合には、分岐し、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(4)ステップS63:「フリーズ待機状態2?」
ステップS63においては、「フリーズ待機状態2?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ待機状態2」の場合には、次のステップS64に進む。これに対し、「フリーズ待機状態2」でない場合には、分岐し、後述するステップS67に進む。
(5)ステップS64:「4.1秒経過?」
ステップS64においては、「4.1秒経過?」、すなわち「ウェイト時間」が経過している否かが判定される。この判定は、ウェイト制御手段260により行われる。
判定の結果、「4.1秒経過」(ウェイト時間)が経過している場合には、次のステップS65に進む。本ケースは、図17及び図18に示すケースであり、「4.1秒」、すなわち「ウェイト時間」が経過すると、次のステップS19で「特殊フリーズ状態」に移行し、「4.1秒」(ウェイト時間)の経過が「特殊フリーズ状態」の移行条件となっている。これに対し、「4.1秒経過」が経過していない場合には、「4.1秒」が経過するまで、当該判定を繰り返し実行する。
(6)ステップS65:「フリーズ状態に設定」
ステップS65においては、「フリーズ状態に設定」が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により実行される。「フリーズ状態」に設定後、次のステップS66に進む。
(7)ステップS66:「フリーズ設定処理」
ステップS66においては、図28を用いて後述する「フリーズ設定処理」が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により実行される。「フリーズ設定処理」の実行後、本フローチャートを終了する。
(8)ステップS67:「フリーズ可能状態に設定」
一方、先のステップS63から分岐して進んだステップS67においては、「フリーズ可能状態に設定」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ可能状態」に設定後、本フローチャートを終了する。
(図28を用いたフリーズ設定処理を説明するためのフローチャートの説明)
図28を用いて、「フリーズ設定処理」について説明する。
(1)ステップS70:「フリーズ演出時間を設定」
まず、ステップS70に進み、「フリーズ演出時間を設定」が実行される。この処理は、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ演出時間」の設定後、次のステップS71に進む。
本ステップS70において、「フリーズ演出時間を設定」とは、具体的には、所定の特殊フリーズ演出時間(例えば60秒)に相当するカウント値をフリーズ演出時間計測用カウンタに設定することである。
(2)ステップS71:「フリーズ演出時間計測開始」
ステップS71においては、「フリーズ演出時間計測開始」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ演出時間」の計測の開始後、ステップS72に進む。
本ステップS71において、「フリーズ演出時間の計測開始」とは、具体的には、設定された計測用カウンタの減算を開始することである。
(3)ステップS72:「フリーズ開始情報を出力」
ステップS72においては、「フリーズ開始情報を出力」が実行される。この処理は、遊技情報送信手段280により実行される。「フリーズ抽選情報」は、図2に示す演出制御手段300(サブ基板)側に送信される。「フリーズ抽選情報」の出力後、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
本ステップS72において、「フリーズ開始情報を出力」とは、具体的には、特殊フリーズ演出に関する情報を演出制御手段300へコマンドとして出力することである。
(図29を用いた特殊フリーズ状態中処理を説明するためのフローチャートの説明)
図29を用いて、「特殊フリーズ状態中処理」について説明する。「特殊フリーズ状態中処理」は、遊技操作が不可能な特殊フリーズ状態であるときに実行される処理である。
(1)ステップS80:「特殊フリーズ状態?」
まず、ステップS80に進み、「特殊フリーズ状態?」か否かが判定される。この判定は、図2に示すフリーズ制御手段275により行われる。
判定の結果、「特殊フリーズ状態」である場合には、次のステップS81に進む。これに対し、「特殊フリーズ状態」でない場合には、本フローチャートを終了する。
(2)ステップS81:「フリーズ演出時間>0?」
ステップS81においては、「フリーズ演出時間>0?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ演出時間>0」である場合には、次のステップS82に進む。これに対し、「フリーズ演出時間>0」でない場合には、本フローチャートを終了する。
(3)ステップS82:「フリーズ演出時間を更新」
ステップS82においては、「フリーズ演出時間を更新」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ演出時間」の更新は、初期設定値をカウントダウンすることにより実行される。「フリーズ演出時間」の更新後、次のステップS83に進む。
(4)ステップS83:「フリーズ演出時間=0?」
ステップS83においては、「フリーズ演出時間=0?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ演出時間=0」である場合には、次のステップS84に進む。これに対し、「フリーズ演出時間=0」でない場合には、本フローチャートを終了する。
(5)ステップS84:「フリーズ解除状態に設定」
ステップS84においては、「フリーズ解除状態に設定」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ解除状態」に設定後、次のステップS85に進む。
(6)ステップS85:「外部信号の出力終了」
ステップS85においては、「外部信号の出力終了」が実行される。この処理は、外部信号出力手段285により実行される。「特殊フリーズ用信号」の出力の終了後、ステップS86に進む。
本ステップS85において、「外部信号の出力終了」は、具体的には、特殊フリーズ用信号の出力を終了する(第5出力端子からの出力をONからOFFへ切り替える)ことである。
(7)ステップS86:「リール始動処理」
ステップS86においては、図30を用いて後述する「リール始動処理」が実行される。この処理は、主としてリール制御手段220により実行される。「リール始動処理」の実行後、本フローチャートを終了する。
(図30を用いたリール始動処理を説明するためのフローチャートの説明)
図30を用いて、「リール始動処理」について説明する。「リール始動処理」は、リール33〜35を始動するときに実行される処理である。
(1)ステップS90:「遊技開始操作済み?」
まず、ステップS90に進み、「遊技開始操作済み?」か否かが判定される。この判定は、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。「遊技開始操作」は、スタートスイッチ46の操作を意味する。
判定の結果、「遊技開始操作済み」の場合、すなわちスタートスイッチ46が操作されている場合には、次のステップS91に進む。これに対し、「遊技開始操作済み」でない場合、すなわちスタートスイッチ46が操作されていない場合には、分岐し、本フローチャートを終了し、元の処理、例えば図29の処理に戻る。
(2)ステップS91:「4.1秒経過?」
ステップS91においては、「4.1秒経過?」、すなわち「ウェイト時間」が経過している否かが判定される。この判定は、ウェイト制御手段260により行われる。
判定の結果、「4.1秒経過」(ウェイト時間)が経過している場合には、次のステップS92に進む。これに対し、「4.1秒経過」を経過していない場合には、本フローチャートを終了し、元の処理、例えば図29の処理に戻る。
(3)ステップS92:「フリーズ解除状態?」且つ「フリーズ待機状態1?」
ステップS92においては、「フリーズ解除状態?」且つ「フリーズ待機状態1?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
その結果、「フリーズ解除状態」且つ「フリーズ待機状態1」である場合には、次のステップS93に進む。これに対し、「フリーズ解除状態」且つ「フリーズ待機状態1」でない場合、すなわち「フリーズ解除状態」でない、「フリーズ待機状態1」でない、「フリーズ解除状態」でもないし、「フリーズ待機状態1」でもない場合には、分岐し、後述するステップS94に進む。
(4)ステップS93:「全リール回転開始」
ステップS93においては、「全リール回転開始」が実行される。この処理は、リール制御手段220により実行される。「全リール回転開始」の実行後、本フローチャートを終了し、元の処理、例えば図29の処理に戻る。
(5)ステップS94:「フリーズ待機状態2?」
一方、先のステップS92から分岐して進んだステップS94においては、「フリーズ待機状態2?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
その結果、「フリーズ待機状態2」の場合には、次のステップS95に進む。これに対し、「フリーズ待機状態2」でない場合には、分岐し、後述するステップS96に進む。
(6)ステップS95:「全リール始動待機」
ステップS95においては、「全リール始動待機」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「全リール始動待機」の実行後、本フローチャートを終了し、元の処理、例えば図29の処理に戻る。
(7)ステップS96:「フリーズ状態に設定」
一方、先のステップS94から分岐して進んだステップS96においては、「フリーズ状態に設定」が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により実行される。「フリーズ状態に設定」の実行後、次のステップS97に進む。
(8)ステップS97:「フリーズ設定処理」
ステップS97においては、先に図25を用いて説明した「フリーズ設定処理」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ設定処理」の実行後、本フローチャートを終了し、元の処理、例えば図29の処理に戻る。
(図31を用いた停止操作処理を説明するためのフローチャートの説明)
図31を用いて、「停止操作処理」について説明する。「停止操作処理」は、ストップボタン(ストップスイッチ47)が操作されたときに実行される処理である。
(1)ステップS100:「停止操作あり?」
ステップS100に進み、「停止操作あり?」か否かが判定される。この判定は、図2に示す遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。「停止操作」は、ストップスイッチ47の操作を意味する。
判定の結果、「停止操作あり」の場合、すなわちストップスイッチ47が操作されている場合には、次のステップS101に進む。これに対し、「停止操作あり」でない場合、すなわちストップスイッチ47が操作されていない場合には、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(2)ステップS101:「特殊フリーズ状態?」
ステップS101においては、「特殊フリーズ状態?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「特殊フリーズ状態」である場合には、次のステップS102に進む。これに対し、「特殊フリーズ状態」でない場合には、分岐し、後述するステップS103に進む。
(3)ステップS102:「今回の停止操作は無効」
ステップS102においては、「今回の停止操作は無効」の処理が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により実行される。「今回の停止操作は無効」の処理の実行後、本フローチャートを終了する。
(4)ステップS103:「対応リールは回転中?」
一方、先のステップS101から分岐して進んだステップS103においては、「対応リールは回転中?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「対応リールは回転中」である場合には、次のステップS104に進む。これに対し、「対応リールは回転中」でない場合、すなわち「対応リール」が既に停止している場合には、分岐し、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(5)ステップS104:「リール停止処理」
ステップS104においては、「リール停止処理」が実行される。この処理は、リール制御手段220により実行される。「リール停止処理」の実行後、次のステップS105に進む。
(6)ステップS105:「フリーズ可能状態?」
ステップS105においては、「フリーズ可能状態?」か否かが判定される。この判定は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により行われる。
判定の結果、「フリーズ可能状態」である場合には、次のステップS106に進む。これに対し、「フリーズ可能状態」でない場合には、分岐し、本フローチャートを一旦終了し、「開始」に戻る。
(7)ステップS106:「フリーズ状態に設定」
ステップS106においては、「フリーズ状態に設定」が実行される。この処理は、フリーズ制御手段275により実行される。「フリーズ状態に設定」の実行後、次のステップS107に進む。
(8)ステップS107:「フリーズ設定処理」
ステップS107においては、図28を用いて先に説明した「フリーズ設定処理」が実行される。この処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行される。「フリーズ設定処理」の実行後、本フローチャートを終了する。
(図32を用いた外部情報処理装置400によるカウントダウン表示処理を説明するためのフローチャートの説明)
図32を用いて、外部情報処理装置400による「カウントダウン表示処理」について説明する。「カウントダウン表示処理」は、特殊フリーズ待機時間の経過を外部液晶表示器420で表示する処理である。
(1)ステップS110:「外部信号を受信?」
まず、ステップS110に進み、「外部信号を受信?」か否かが判定される。この判定は、図4の外部情報処理装置400の外部制御装置410(報知制御手段)により行われる。
本ステップS110において、「外部信号を受信」とは、具体的には、遊技制御手段(外部信号出力手段)から出力される特殊フリーズ用信号の状態がOFFからONへ切替わったことを意味する。
判定の結果、「特殊フリーズ用信号」を受信している場合には、次のステップS111に進む。これに対して、「特殊フリーズ用信号」を受信していない場合には、「特殊フリーズ用信号」を受信するまで当該ステップS110を繰り返し実行する。
(2)ステップS111:「同期処理」
ステップS111においては、「同期処理」が実行される。この処理は、外部制御装置410(報知制御手段)により実行される。「同期処理」の実行後、次のステップS112に進む。
本ステップS111において「同期処理」とは、他の外部制御装置410と通信して特殊フリーズ用信号(外部信号)を受信したことを共有すると共に、他の外部制御装置410と同期してカウントダウン表示が開始されるようタイミングを測るための処理である。
(3)ステップS112:「カウントダウン表示時間設定」
ステップS112においては、「カウントダウン表示時間設定」が実行される。この処理は、外部制御装置410(報知制御手段)により実行される。「カウントダウン表示時間設定」の実行後、次のステップS113に進む。
(4)ステップS113:「カウントダウン演出表示開始」
ステップS113においては、「カウントダウン演出表示開始」(図20参照)が実行される。この処理は、外部制御装置410(報知制御手段)により実行される。「カウントダウン演出表示開始」の実行後、次のステップS114に進む。
(5)ステップS114:「カウントダウン表示時間計測開始」
ステップS114においては、「カウントダウン表示時間計測開始」が実行される。この処理は、外部制御装置410(報知制御手段)により実行される。「カウントダウン表示時間計測開始」の実行後、次のステップS115に進む。
(6)ステップS115:「カウントダウン表示時間終了?」
ステップS115においては、「カウントダウン表示時間終了?」か否かが判定される。この判定は、図4の外部情報処理装置400の外部制御装置410(報知制御手段)により行われる。
判定の結果、「カウントダウン表示時間」が終了した場合には、次のステップS116に進む。これに対し、「カウントダウン表示時間」が終了していない場合には、「カウントダウン表示時間」が終了するまで当該ステップS115を繰り返し実行する。
(7)ステップS116:「カウントダウン演出表示終了」
ステップS116においては、「カウントダウン演出表示終了」が実行される。この処理は、外部制御装置410(報知制御手段)により実行される。「カウントダウン演出表示終了」の実行後、本フローチャートを終了する。
(図33を用いた演出制御手段300(サブ基板)側によるフリーズ演出処理を説明するためのフローチャートの説明)
図33を用いて演出制御手段300(サブ基板)側による「フリーズ演出処理」について説明する。
(1)ステップS120:「フリーズ抽選情報を受信?」
まず、ステップS120に進み、「フリーズ抽選情報を受信?」か否かが判定される。この判定は、図2に示す演出制御手段300(サブ基板)により行われる。
本ステップS120の「フリーズ抽選情報」は、ステップS35(図26)で出力される特殊フリーズ抽選の結果を示す「フリーズ抽選情報」である。
判定の結果、「フリーズ抽選情報」を受信した場合には、次のステップS121に進む。これに対し、「フリーズ抽選情報」を受信していない場合には、「フリーズ抽選情報」を受信するまで当該ステップS120を繰り返し実行する。
(2)ステップS121:「受信した抽選結果に対応するフリーズ演出を設定」
ステップS121においては、「受信した抽選結果に対応するフリーズ演出を設定」する処理が実行される。この処理は、フリーズ演出手段350により実行される。「受信した抽選結果に対応するフリーズ演出を設定」の実行後、ステップS122に進む。
(3)ステップS122:「フリーズ開始情報を受信?」
ステップS122においては、「フリーズ開始情報を受信?」か否かが判定される。この判定は、図2に示す演出制御手段300(サブ基板)により行われる。
本ステップS122の「フリーズ開始情報」は、ステップS72(図28)で出力される特殊フリーズ演出の開始タイミングを示す「フリーズ開始情報」である。
判定の結果、遊技進行制御手段200(メイン基板)から送信された「フリーズ開始情報」を受信した場合には、次のステップS123に進む。これに対し、「フリーズ開始情報」を受信していない場合には、「フリーズ開始情報」を受信するまで当該ステップS122を繰り返し実行する。
(4)ステップS123:「フリーズ演出開始」
ステップS123においては、「フリーズ演出開始」する処理が実行される。この処理は、フリーズ演出手段350により実行される。「フリーズ演出開始」の実行後、本フローチャートを終了する。
(図24を用いた特殊フリーズ状態に関連する遊技の推移の説明)
図24を用いて、特殊フリーズ状態に関連する遊技の推移について説明する。
まず、通常は、フリーズ解除状態に設定されている(S10)。このフリーズ解除状態に設定されているとき、特殊フリーズ抽選が実行され、特殊フリーズ抽選に当選したか否かが判定される(S11)。この判定の結果、特殊フリーズ抽選に当選している場合には、フリーズ待機状態1に設定され(S12)、特殊フリーズ抽選に当選していない場合はフリーズ解除状態に設定されたままとなり、再度、特殊フリーズ抽選が実行される。
そして、フリーズ待機状態1に設定後、フリーズ待機時間中にスタートレバー操作有無が判定される(S13)。この判定の結果、フリーズ待機時間中にスタートレバー操作が行われた場合には、フリーズ待機状態2に設定され(S14)、スタートレバー操作が行われなかった場合には、フリーズ待機状態1に設定されたままとなる。
フリーズ待機時間が経過すると(S15の「YES」)、フリーズ待機状態が判定され(S16)、フリーズ待機状態1の場合には(S16の「NO」)、フリーズ可能状態に設定し(S22)、ストップボタン操作又はスタートレバー操作が行われると(S23の「YES」)、遊技操作(遊技進行)が不可能な特殊フリーズ状態に設定する(S19)。一方、フリーズ待機状態2の場合には(S16の「YES」)、遊技操作(遊技進行)が可能なフリーズ可能状態に設定し(S17)、ウェイト時間(4.1秒)が経過するまで待機し、ウェイト時間が経過すると(S18の「YES」)、特殊フリーズ状態に設定する(S19)。
そして、特殊フリーズ状態、つまり遊技操作が不可能な状態に設定して特殊フリーズ演出を実行し、特殊フリーズ演出が終了すると(S20の「YES」)、遊技操作が可能なフリーズ解除状態に設定し(S21)、通常の遊技を開始する。
ここで、フリーズ待機状態1は、図18に示すように、最初のスタートレバー操作により設定されるフリーズ待機状態である。このフリーズ待機状態1において、同図に示すように、フリーズ待機時間中に2回目のスタートレバー操作が行われると(S13)、フリーズ待機状態2に設定される(S14)。ただし、例えば図13に示すように、フリーズ待機時間中に2回目のスタートレバー操作が行われなければ、フリーズ待機時間中は、フリーズ待機状態1のままとなる。つまり、例えば図18の場合、フリーズ待機状態1は、最初のスタートレバー操作(最初の開始操作)から2回目のスタートレバー操作(フリーズ待機時間中の始動操作)までの状態に相当し、一方、フリーズ待機状態2は、フリーズ待機状態1に連続するものであり、フリーズ待機時間中のスタートレバー操作(開始操作)からフリーズ待機時間が終了するまでの状態に相当する。
ここで、用語を説明すると、単に、「フリーズ待機状態」といった場合には、次の狭義の意味と広義の意味との両者を含む概念と考える。
(A)狭義の「フリーズ待機状態」=「フリーズ待機状態1」
(B)広義の「フリーズ待機状態」=「フリーズ待機状態1」+「フリーズ待機状態2」
そして、フリーズ待機時間中において、フリーズ待機状態1に設定されているとき、2回目のスタートレバー操作が行われることがあり(S13の「YES」)、このときには、フリーズ待機時間1と広義のフリーズ待機状態とが等しくなる。
なお、図24の主な処理は、遊技進行制御手段200(メイン基板)により実行されるものの、特殊フリーズ抽選(S11)はフリーズ状態移行決定手段270により実行され、ウェイト時間の判定(S18)はウェイト制御手段26により実行され、特殊フリーズ状態に関する処理(S19・S20・S21)はフリーズ制御手段275により実行される。
また、図24は、遊技の流れに沿って処理の流れを説明したものであり、一方、図25〜31は、遊技の状態又は遊技操作に応じた処理の内容を説明したものあるため、これら2つの図は対応している。
すなわち、
図24のS11は、図25(遊技開始操作処理)のS33に対応、
図24のS12は、図25(遊技開始操作処理)のS34に対応、
図24のS13は、図25(遊技開始操作処理)の[開始]に対応、
図24のS14は、図25(遊技開始操作処理)のS37に対応、
図24のS15は、図27(フリーズ待機状態中処理)のS62に対応、
図24のS16は、図27(フリーズ待機状態中処理)のS67に対応、
図24のS17は、図27(フリーズ待機状態中処理)のS63に対応、
図24のS18は、図27(フリーズ待機状態中処理)のS64に対応、
図24のS19は、図25(遊技開始操作処理)のS39と、図31(停止操作処理)のS106と、図27(フリーズ待機状態中処理)のS65と、に対応、
図24のS20は、図29(特殊フリーズ状態中処理)のS83に対応、
図24のS21は、図29(特殊フリーズ状態中処理)のS84に対応、
している。
(図34を用いた第2の実施の形態の説明)
図34を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、先に図4を用いて説明した報知実行手段としての外部液晶表示器420を、遊技機10の内部に配置した点である。
すなわち、演出制御手段300(サブ基板)に接続され、演出制御手段300が管理する画像表示装置500を、報知実行手段として兼用させたものである。
また、演出制御手段300には、画像表示装置500を用いた報知の実行を制御する報知制御手段510を設けている。
本実施の形態によれば、画像表示装置500を、報知実行手段として兼用できる。
(図35を用いた第3の実施の形態の説明)
図35を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、図34を用いて先に説明した第2の実施の形態と同様に、図35に示すように、報知実行手段としての7セグ表示器600を遊技機10の内部に配置した点である。
すなわち、7セグ表示器600は、遊技進行制御手段200(メイン基板)に接続されている。遊技進行制御手段200には、7セグ表示器600を用いた報知の実行を制御する報知制御手段610を設けている。
本実施の形態によれば、報知の実行を遊技進行制御手段200(メイン基板)側で全て管理することがきる。
本実施の形態のように、報知制御手段として7セグ表示器600を用いた場合、液晶表示器に比べ、各セグメント(表示素子)に対応する出力端子への出力をオン/オフするだけの単純な点灯制御となると共に、セグメントの点灯制御データの量も少なくなるため、遊技進行制御手段200(メイン基板側)の制御の負担が軽減されると共に記憶容量の増加を抑えることができる。また、本実施の形態における7セグ表示器600は、例えばクレジット残数や払出枚数を表示する既存の7セグ表示器と共用してもよい。
(変形例)
図示しないが、「特殊フリーズ」の変形例について説明する。
先に図1〜33を用いて説明した第1の実施の形態では、1つの特殊フリーズを対象としたが、本発明はこれに限らず、複数の特殊フリーズを対象とすることも可能である。
具体的には、遊技機10側において、特殊フリーズの種別を示す「外部信号を異なるパルス幅」で出力可能に構成し、各々異なるパルス幅の「特殊フリーズ用信号」を複数の特殊フリーズに対応させておく。そして、ある特殊フリーズに当選した場合には、当選した特殊フリーズに対応するパルス幅の「特殊フリーズ用信号」を出力するようにしておく。一方、報知制御手段側において、入力した「特殊フリーズ用信号」のパルス幅に基づいて、複数の中から特殊フリーズを特定するようにすることで、特殊フリーズの種類に対応した報知を実行させることができる。
(第1の実施の形態)
10 遊技機(スロットマシン)
20 筐体 21 前扉
30 リール部 31 図柄表示窓
32 リールユニット 33 左リール
34 中リール 35 右リール
36 リールテープ L 有効ライン
40 操作部 41 メダル投入口
42 チャンススイッチ 43 メニュースイッチ
43a 左移動用ボタン 43b 右移動用ボタン
44 ベットスイッチ
44a マックスベットボタン 44b シングルベットボタン
45 精算スイッチ 46 スタートスイッチ
47 ストップスイッチ 47a 左ストップボタン
47b 中ストップボタン 47c 右ストップボタン
50 表示部
51 画像表示装置 52 ランプ
60 下部 61 メダル払出口
62 メダル受け皿 63 スピーカ
70 メダンセンサ 75 遊技媒体投入手段
80 ホッパーユニット 90 演出装置
95 外部集中端子板
100 遊技制御手段 110 通常遊技制御手段
120 特別遊技制御手段(ART) 130 遊技移行手段
200 遊技進行制御手段
210 役抽選手段 220 リール制御手段
230 図柄判定手段 240 ホッパー制御手段
250 特定遊技制御手段(RT) 260 ウェイト制御手段
270 フリーズ状態移行決定手段 275 フリーズ制御手段
280 遊技情報送信手段 285 外部信号出力手段
300 演出制御手段 310 遊技情報受信手段
320 演出抽選手段 330 前兆演出制御手段
340 AT制御手段 350 フリーズ演出手段
400 集中管理装置
410 外部制御装置(報知制御手段) 420 外部液晶表示器(報知実行手段)
(第2の実施の形態)
500 画像表示装置(報知実行手段) 510 報知制御手段
(第3の実施の形態)
600 7セグ表示器(報知実行手段) 610 報知制御手段

Claims (8)

  1. 複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技媒体を投入可能な遊技媒体投入手段と、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能な複数のストップスイッチと、前記複数のリールの駆動源、前記遊技媒体投入手段、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技の進行を制御する遊技進行制御手段と、
    を備え、
    前記遊技進行制御手段には、
    複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段と、通常遊技の進行を制御する通常遊技制御手段と、前記通常遊技より有利な特別遊技の進行を制御する特別遊技制御手段と、
    遊技操作が不能となるフリーズ状態を制御するためのフリーズ制御手段と、
    所定のウェイト時間が経過するまでは遊技の進行を抑制するウェイト状態を制御するウェイト制御手段と、
    を備える遊技機において、
    前記遊技進行制御手段は、所定の開始条件を満足したときに、所定のフリーズ待機時間を計測すると共に、前記フリーズ待機時間においては遊技操作が可能に制御し、
    前記フリーズ制御手段は、前記フリーズ状態であって、前記フリーズ待機時間の経過後に開始される特殊フリーズ状態を制御し、
    前記フリーズ待機時間の経過を報知する報知実行手段を備え、
    前記遊技進行制御手段は、
    前記報知実行手段により前記経過を報知している間も遊技の進行が可能に制御し、
    前記報知実行手段を前記遊技機の外部に設け、
    当該遊技機の前記報知実行手段と、当該遊技機に隣接して設置された他の前記遊技機の外部に設けられた他の前記報知実行手段と、により実行される前記フリーズ待機時間の経過の報知を同時に実行させるように制御している、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技進行制御手段は、
    前記特殊フリーズ状態へ移行するか否かを決定するフリーズ状態移行決定手段を備え、
    前記スタートスイッチの操作を契機として、前記フリーズ状態移行決定手段により前記特殊フリーズ状態へ移行すると決定した場合、前記フリーズ待機時間の計測を開始し、前記特殊フリーズ状態の終了後、前記特別遊技制御手段により特別遊技を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技進行制御手段は、
    前記スタートスイッチ又は前記複数のストップスイッチのうち、前記フリーズ待機時間の経過後、最初に操作されたスイッチの操作時に、前記特殊フリーズ状態を開始させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技進行制御手段は、
    前記フリーズ待機時間中に前記ストップスイッチが操作された場合、前記フリーズ待機時間の経過後、前記スタートスイッチ又は前記複数のストップスイッチのうち、前記フリーズ待機時間中の操作に続くことになる最初に操作されたスイッチの操作時に、前記特殊フリーズ状態を開始させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記遊技進行制御手段は、
    前記フリーズ待機時間中に前記スタートスイッチが操作されて次の遊技が開始される場合、当該次の遊技に対応するリールの始動タイミングを、前記特殊フリーズ状態を終了するまで遅延させるようにしている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  6. 前記遊技進行制御手段は、
    前記次の遊技に対応する前記ウェイト時間が発生可能であり、
    当該ウェイト時間が発生する場合、前記フリーズ待機時間に対する前記ウェイト時間の終了タイミングに応じて、前記特殊フリーズ状態が開始させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機
  7. 前記遊技進行制御手段と別個に設けられ、前記報知実行手段による報知の実行を制御する報知制御手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊技機。
  8. 請求項1に記載の前記報知実行手段を備える遊技機を複数台並べて配置した遊技島の集中管理装置であって、
    前記報知実行手段は、前記各遊技機に対応付けられて当該遊技機の外部にそれぞれ設置され、
    当該複数台の前記報知実行手段を集中管理することで、前記複数台の前記報知実行手段による報知を同時に実行させるように制御している
    ことを特徴とする遊技島の集中管理装置。
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