JP5699984B2 - 電流モニタ回路 - Google Patents
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Description
第1の半導体スイッチング素子と、
前記第1の半導体スイッチング素子と同一構造の第2の半導体スイッチング素子と、
前記第2の半導体スイッチング素子に流れる定電流に応じて前記第2の半導体スイッチング素子に発生する基準電圧を基準として、前記第1の半導体スイッチング素子に流れる電流に応じて変化するアナログ電圧をAD変換するAD変換部とを備え、
前記第1の半導体スイッチング素子は、前記第2の半導体スイッチング素子がオンされた状態でオン/オフされる、電流モニタ回路である。
図1は、本発明の第1の実施形態である電流モニタ回路100の構成図である。電流モニタ回路100は、車両の電子制御ブレーキシステムでブレーキの油圧を制御するリニアソレノイド制御において、ブレーキの油圧を制御するためのソレノイド負荷2に流れる電流をモニタする回路である。そして、電流モニタ回路100は、ソレノイド負荷2に流れる電流のモニタ値とソレノイド負荷2に流すべき目標電流との誤差が零になるように、ソレノイド負荷2をPWM駆動するフィードバック制御を実行する。
次に、電流モニタ回路100の動作について、図1,図2を参照して説明する。
A2=A1×T/TON
に従って算出できる。なお、TONは、駆動出力メインMOS4のオン時間であり、TOFFは、駆動出力メインMOS4のオフ時間であり、PWM周期Tは、TONとTOFFの和である。
図3は、本発明の第2の実施形態である電流モニタ回路200の構成図である。上述の実施形態と同様の構成についての説明は省略又は簡略する。
次に、電流モニタ回路200の動作について、図3,図4を参照して説明する。
上述の実施形態では、駆動出力メインMOSのドレイン−ソース間の両端電圧VDSは、ソレノイド電流Is又はドレイン電流IDによって変化することを説明した。ところが、電流モニタ回路で使用されるMOSの線形領域(三極管領域:VDS≦飽和電圧VDSsat)におけるI−V特性(ドレイン電流IDとドレイン−ソース間の両端電圧VDSとの間の特性)は、下記の式(1)で示される2乗則に従っている(図5参照)。
ID/Iref=D1+D1*D2*(1−D1)/2
と表される。図5は、I−V特性を少し誇張して図示されている。そのため、例えば、Vref=0.3V,VDSsat=5Vとすると、誤差成分αが最大になる1/2*Vrefにおいては、0.75%程度の誤差となる。この程度の誤差が許容できるシステムであれば、上述の実施形態1,2の構成でも、温度特性及び製造ばらつきに対して十分対応可能な精度を有している。
次に、電流モニタ回路300の動作について、図6を参照して説明する。電流モニタ回路300は、ソレノイド負荷2をローサイド駆動する実施例である。
図8は、本発明の第4の実施形態である電流モニタ回路400の構成図である。上述の実施形態と同様の構成についての説明は省略又は簡略する。電流モニタ回路400は、上述の誤差成分αを相殺するため、補正基準電圧発生用MOS91と、高精度の基準抵抗92と、補正用のΔΣ変調器63とを備えている。
2 ソレノイド負荷
3 ローサイド駆動回路
4 駆動出力メインMOS
5 基準電圧生成回路
6 AD変換器
7 保護回路
8 マイコン
32 ハイサイド駆動回路
41 駆動出力メインMOS
42 ハイサイド駆動MOS
51 バンドギャップ基準回路
52 バッファアンプ
53 基準抵抗
54 カレントミラー回路
55 基準電圧発生用MOS
61 ΔΣ変調器
62 デジタルフィルタ
63 補正用のΔΣ変調器
91 補正基準電圧発生用MOS
92 基準抵抗
100,200,300,400 電流モニタ回路
Claims (10)
- 第1の半導体スイッチング素子と、
前記第1の半導体スイッチング素子と同一構造の第2の半導体スイッチング素子と、
前記第2の半導体スイッチング素子に流れる定電流に応じて前記第2の半導体スイッチング素子に発生する基準電圧を基準として、前記第1の半導体スイッチング素子に流れる電流に応じて変化するアナログ電圧をAD変換するAD変換部とを備え、
前記第1の半導体スイッチング素子は、前記第2の半導体スイッチング素子がオンされた状態でオン/オフされる、電流モニタ回路。 - 前記第1の半導体スイッチング素子及び前記第2の半導体スイッチング素子は、同じ制御電圧でオンされる、請求項1に記載の電流モニタ回路。
- 前記AD変換部は、前記第1の半導体スイッチング素子がオフされた状態で、前記アナログ電圧を零としてAD変換する、請求項1又は2に記載の電流モニタ回路。
- 前記AD変換部は、前記第1の半導体スイッチング素子に発生する電圧をAD変換する、請求項1から3のいずれか一項に記載の電流モニタ回路。
- 前記AD変換部は、前記第1の半導体スイッチング素子の三極管領域で流れる電流に応じた電圧をAD変換する、請求項1から4のいずれか一項に記載の電流モニタ回路。
- 前記AD変換部のAD変換結果を用いて、前記第1の半導体スイッチング素子に接続される負荷に流れる電流値を算出する算出部を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の電流モニタ回路。
- 第1の半導体スイッチング素子と、
前記第1の半導体スイッチング素子と同一構造の第2の半導体スイッチング素子と、
前記第2の半導体スイッチング素子に流れる定電流に応じて前記第2の半導体スイッチング素子に発生する基準電圧を基準として、前記第1の半導体スイッチング素子に流れる電流に応じて変化するアナログ電圧をAD変換するAD変換部と、
前記AD変換部のAD変換結果を用いて、前記第1の半導体スイッチング素子に接続される負荷に流れる電流値を算出する算出部とを備え、
前記算出部は、前記第1の半導体スイッチング素子のオン時間及びオフ時間を用いて、前記電流値を算出する、電流モニタ回路。 - 第1の半導体スイッチング素子と、
前記第1の半導体スイッチング素子と同一構造の第2の半導体スイッチング素子と、
前記第2の半導体スイッチング素子に流れる定電流に応じて前記第2の半導体スイッチング素子に発生する基準電圧を基準として、前記第1の半導体スイッチング素子に流れる電流に応じて変化するアナログ電圧をAD変換するAD変換部と、
前記第1の半導体スイッチング素子に電流が流れるように、前記第1の半導体スイッチング素子がオンされた状態でオン/オフされる第3の半導体スイッチング素子とを備える、電流モニタ回路。 - 第1の半導体スイッチング素子と、
前記第1の半導体スイッチング素子と同一構造の第2の半導体スイッチング素子と、
前記第2の半導体スイッチング素子に流れる定電流に応じて前記第2の半導体スイッチング素子に発生する基準電圧を基準として、前記第1の半導体スイッチング素子に流れる電流に応じて変化するアナログ電圧をAD変換するAD変換部と、
前記第1の半導体スイッチング素子と同一構造の第4の半導体スイッチング素子とを備え、
前記AD変換部は、前記第4の半導体スイッチング素子の飽和電圧を基準に前記基準電圧をAD変換した結果を用いて、前記アナログ電圧をAD変換する、電流モニタ回路。 - 前記第4の半導体スイッチング素子は、前記第2の半導体スイッチング素子と同じ制御電圧でオンされる、請求項9に記載の電流モニタ回路。
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