JP5697201B2 - 無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法 - Google Patents

無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5697201B2
JP5697201B2 JP2011039745A JP2011039745A JP5697201B2 JP 5697201 B2 JP5697201 B2 JP 5697201B2 JP 2011039745 A JP2011039745 A JP 2011039745A JP 2011039745 A JP2011039745 A JP 2011039745A JP 5697201 B2 JP5697201 B2 JP 5697201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
sequence number
transmission
input
transmission path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011039745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012178665A (ja
Inventor
健 坂入
健 坂入
勉 久保
久保  勉
宏一 山田
宏一 山田
克俊 行田
克俊 行田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2011039745A priority Critical patent/JP5697201B2/ja
Publication of JP2012178665A publication Critical patent/JP2012178665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5697201B2 publication Critical patent/JP5697201B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、クロックに同期したSTM(Synchronous Transfer Mode :同期転送モード) 信号をパケット網で伝送する際に、パケット網内における伝送路故障、伝送経路上でのパケット損失、遅延変動が発生した場合でも、瞬断なくパケット信号からSTM信号に復元する無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法に関する。
パケット網において高品質な信号伝送を行う方法として、送信側で2つの伝送経路に同一のパケットを送出し、受信側において2つの経路から受信されるパケットのうち、正常な一方のパケットを選択して出力する手法が広く知られている。
しかし、単純にパケット損失を発生させない方法では、無瞬断伝送の際に遅延変動を抑えることはできない(特許文献1)。したがって、2つの経路長差が大きい場合、選択系変更に伴う到着パケット間隔の遅延変動が大きくなり、結果としてパケット信号からSTM信号を復元する受信側でバッファアンダーフローが発生し、STM信号に瞬断が生じる可能性があった。
一方、遅延変動を抑圧した無瞬断伝送方法として、ATM網での無瞬断伝送方法が提案されているが(特許文献2)、パケット網において実現する方法は触れられておらず、また無瞬断伝送を行う網において伝送するパケットの間隔程度の遅延変動が発生した場合にパケット損失を回避する機能は含まれていない。
特に、STM信号をパケット網で伝送する際に、パケット網内において伝送路故障、伝送経路上でのパケット損失、遅延変動が発生した場合でも、パケット信号から復元したSTM信号に瞬断を生じさせることなく伝送するために、伝送システム全体のパケット遅延変動の影響を、パケット信号から復元したSTM信号に残さない切替技術が必要となる。
特開2006−174406号公報 特許第3484083号公報
パケット網において無瞬断伝送を行う際に、瞬断を発生させる原因となる遅延変動は、大別して以下の通りである。
(1) 冗長化した2つの伝送経路に伝搬時間差が存在することによる、受信側での選択系変更に伴う遅延変動。
(2) それぞれの伝送経路において他のパケットと多重されることによる多重化揺らぎによる遅延変動。
(1) の遅延変動がある場合、あるパケット(n番目のパケット)を一方の伝送経路から選択し、次のパケット(n+1番目のパケット)を他方の伝送経路から選択して出力すると、STM信号を運ぶパケットの間隔が伝搬時間差だけ遅延もしくは先行し、パケット信号をSTM信号へ復元する際に受信側でバッファアンダーフローやスリップ(同期はずれ)を生じ、瞬断が発生する可能性がある。この瞬断を避けるために、2つの伝送経路の伝搬遅延時間差に起因する遅延変動を抑える必要がある。
また、(2) の遅延変動としてパケット間隔以上の多重化揺らぎがあれば、一方の伝送経路上で、もしくは2つの伝送経路間で、パケットの順序逆転が生じることになり、受信側で到着順にパケットの選択を行う方式では、符号誤り等により発生したパケット損失を見逃す可能性がある。よって、このような多重化揺らぎによる遅延変動が大きい場合でもパケット損失の見逃しを回避する必要がある。
例えば、一方の伝送経路のn番目のパケットが損失し、かつ、次のn+1番目のパケットが他方の伝送経路のn番目のパケットよりも先に受信側に到着するような場合には、他方の伝送経路のn番目のパケットの到着を待って一方の伝送経路のn+1番目のパケットを送出することが必要となる。
本発明は、パケット網内における伝送路故障、伝送経路上でのパケット損失、遅延変動が発生した場合でも、瞬断なくパケット信号からSTM信号に復元することができる無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、パケット信号の入力順にシーケンス番号を付与して複製し、パケット網の2つの伝送経路に送信する無瞬断送信部と、2つの伝送経路を伝搬したパケット信号を入力し、同一シーケンス番号のパケット信号のうち先に入力するパケット信号を選択して出力し、後から入力するパケット信号を廃棄するパケット選択部を含む無瞬断受信部とを備えた無瞬断パケット伝送装置において、無瞬断受信部は、同一シーケンス番号のパケット信号の到着時間差を複数サンプルで平均化して伝送経路間の遅延差を計算し、伝搬遅延時間が短い伝送経路側のパケット信号に対してこの遅延差の分だけ遅延させてパケット選択部に出力する遅延差調整手段を備える。無瞬断受信部は、遅延差調整手段で遅延差が調整されたパケット信号を入力し、パケット選択部から送出されたパケット信号のシーケンス番号がnである時に、n+1以下のシーケンス番号をもつパケット信号は直ちに前記パケット選択部に出力するとともに、一方の伝送経路のパケット損失によりシーケンス番号N(Nはn+2以上の整数)のパケット信号が入力したときに、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力するまで待ち合わせる待合せ処理部を備える。待合せ処理部は、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力しない場合、各伝送経路の構成毎に決まる多重化揺らぎの最悪値を想定した時間だけ待ち合わせた後に、シーケンス番号Nのパケット信号を出力する構成である。
第2の発明は、無瞬断送信部でパケット信号の入力順にシーケンス番号を付与して複製し、パケット網の2つの伝送経路に送信し、無瞬断受信部のパケット選択部に2つの伝送経路を伝搬したパケット信号を入力し、同一シーケンス番号のパケット信号のうち先に入力するパケット信号を選択して出力し、後から入力するパケット信号を廃棄する無瞬断パケット伝送方法において、無瞬断受信部は、遅延差調整手段で同一シーケンス番号のパケット信号の到着時間差を複数サンプルで平均化して伝送経路間の遅延差を計算し、伝搬遅延時間が短い伝送経路側のパケット信号に対してこの遅延差の分だけ遅延させてパケット選択部に出力する。無瞬断受信部は、遅延差調整手段で遅延差が調整されたパケット信号を待合せ処理部に入力し、パケット選択部から送出されたパケット信号のシーケンス番号がnである時に、n+1以下のシーケンス番号をもつパケット信号は直ちに前記パケット選択部に出力するとともに、一方の伝送経路のパケット損失によりシーケンス番号N(Nはn+2以上の整数)のパケット信号が入力したときに、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力するまで待ち合わせる。待合せ処理部は、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力しない場合、各伝送経路の構成毎に決まる多重化揺らぎの最悪値を想定した時間だけ待ち合わせた後に、シーケンス番号Nのパケット信号を出力する。
本発明の無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法では、各伝送経路から到着するパケット信号に対して伝送経路間の遅延差を調整した後に、パケット選択部に入力する同一シーケンス番号のパケット信号のうち先に入力する方を遅延なく送出し、またシーケンス番号の飛びが生じた場合には後から到着する伝送経路側のパケット信号と待ち合わせることにより、選択系変更時の遅延変動を極力抑えた無瞬断伝送が可能になる。
これにより、パケット網内における伝送路故障、伝送経路上でのパケット損失、遅延変動が発生した場合でも、瞬断なくパケット信号からSTM信号に復元することができる。
本発明の無瞬断パケット伝送装置の全体構成を示す図である。 無瞬断送信部10の構成例を示す図である。 無瞬断受信部20の構成例を示す図である。 遅延差調整部22およびパケット選択部24の動作例を示すタイムチャートである。 遅延差調整部22の動作例を示すタイムチャートである。 待合せ処理部23およびパケット選択部24の構成例を示す図である。 待合せ処理部23の読出し制御部232の処理手順例を示すフローチャートである。 待合せ処理部23の動作例を示すタイムチャートである。 パケット選択部24の選択制御部241の処理手順例を示すフローチャートである。 パケット信号からSTM信号への変換処理例を示すタイムチャートである。
図1は、本発明の無瞬断パケット伝送装置の全体構成を示す。
図1において、無瞬断パケット伝送装置は、パケット網1の2つの異なる伝送経路(0系)と伝送経路(1系)を介して対向接続される無瞬断送信部10および無瞬断受信部20と、STM信号からパケット信号に変換して無瞬断送信部10に入力する変換部(図示せず)および無瞬断受信部20から出力されるパケット信号からSTM信号を復元する復元部(図示せず)により構成される。
図2は、無瞬断送信部10の構成例を示す。
図2において、無瞬断送信部10は、シーケンス番号付与部11およびパケット複製部12により構成される。シーケンス番号付与部11に入力するパケット信号は入力順にシーケンス番号が付与され、パケット複製部12で複製して伝送経路(0系)および伝送経路(1系)に送出される。
図3は、無瞬断受信部20の構成例を示す。
図3において、無瞬断受信部20は、遅延差計算部21、遅延差調整部22、待合せ処理部23およびパケット選択部24により構成される。
遅延差計算部21は、伝送経路毎に到着したパケットからシーケンス番号と到着時刻を取得し、同一シーケンス番号のペアの到着時刻差を複数サンプルで平均化することで、伝送経路間の平均の遅延差(伝搬遅延時間差)を継続的に計算し、当該遅延差情報を後段の遅延差調整部22に通知する。
遅延差調整部22は、伝搬遅延時間が短い伝送経路側のパケットを、遅延差計算部21で計算された平均の遅延差の分だけバッファリングすることで、2つの伝送経路の遅延差をキャンセルする。ただし、伝送経路間の平均の遅延差には、図4に示すように伝送経路毎の多重化揺らぎが残存しており、各伝送経路の同一シーケンス番号のパケットの位相は揃っていない。ここで、パケット損失がない状態では、伝送経路間の遅延差が調整されたパケットは待合せ処理部23を通過してパケット選択部24に入力する。パケット選択部24は、各伝送経路の同一シーケンス番号のパケットのうち、先に入力するパケットを選択し、シーケンス番号を除去して出力する。また、後から入力する同一シーケンス番号のパケットを廃棄する。
しかし、図5に示すように、一方の伝送経路にパケット損失が発生し、遅延差調整部22で伝送経路間の遅延差を調整したときに、伝送経路(0系)のパケット3と伝送経路(1系)のパケット2の順序が逆転すると、パケット選択部24はパケット2の損失を見逃してパケット3を選択することになり、伝送経路(1系)のパケット2は廃棄される。この問題を解決するための待合せ処理部23の機能について以下に説明する。
図6は、待合せ処理部23およびパケット選択部24の構成例を示す。
図6において、待合せ処理部23は、各伝送経路に対応する読出し時刻付きバッファ230,231と、読出し制御部232により構成される。パケット選択部24は、選択回路240および選択制御部241により構成される。
遅延差調整部22で伝送経路間の遅延差が調整されたパケットは、各伝送経路に対応する読出し時刻付きバッファ230,231に順次入力して蓄積される。パケットを蓄積する際には、バッファの入力時刻に一定の待ち合わせ時間を加えた時刻が読出し時刻Tpとして付与される。この一定の待ち合わせ時間とは、各伝送経路の構成毎に決まる多重化揺らぎの最悪値を想定した時間であり、他方の伝送経路から必ず次のシーケンス番号のパケットが入力するまでに必要な時間である。読出し制御部232は、パケット選択部24から入力する送出済みシーケンス番号SNTと、読出し時刻付きバッファ230,231の各先頭パケットのシーケンス番号SNpとその読出し時刻Tpを常時監視し、図7のフローチャートに従って以下の処理を行う。
なお、読出し制御部232および読出し時刻付きバッファ230,231は、送出済みシーケンス番号SNTに対して到着パケットのシーケンス番号が例えば2以上離れている場合には、そのシーケンス番号のパケットが到着するまでの待ち合わせ時間を算出し、Tpに付加してもよい。
図6,図7において、読出し制御部232は、読出し時刻付きバッファ230(または231)の先頭パケットのシーケンス番号SNpおよび読出し時刻Tpと、送出済みシーケンス番号SNTを読み出し(S1)、SNpとSNT+1を比較し(S2)、SNp≦SNT+1であればその先頭パケットを読み出してパケット選択部24に出力する(S3)。一方、SNp>SNT+1であれば、現在時刻TがT≧Tpになるまでその先頭パケットおよび後続パケットをバッファリングし(S4からS1)、読出し時刻Tpになった時点でその先頭パケットを読み出してパケット選択部24に出力する(S4からS3)。また、読出し時刻Tpが経過する前に、他方の読出し時刻付きバッファ231(または230)から読み出されたパケットがパケット選択部24で選択されて送出済みシーケンス番号SNTが更新し、SNp≦SNT+1となれば、その時点で先頭パケットがパケット選択部24に出力される(S2からS3)。
ここで、パケット選択部24の送出済みシーケンス番号SNTを任意の整数nとすると、読出し時刻付きバッファ230(または231)の先頭パケットのシーケンス番号SNpがn+1以下であれば、読出し時刻Tpにかかわらず、それぞれ先頭パケットをパケット選択部24に出力する。一方、読出し時刻付きバッファ230(または231)の先頭パケットのシーケンス番号SNpがN(Nはn+2以上の整数)であれば、他方の読出し時刻付きバッファ231(または230)から読み出されたシーケンス番号N−1のパケットがパケット選択部24で選択されて送出済みシーケンス番号SNTがN−1に更新した時点で、シーケンス番号Nの先頭パケットがパケット選択部24に出力される。あるいは、読出し時刻付きバッファ230(または231)の先頭パケットを読出し時刻Tpまでバッファリングし、読出し時刻Tpになった時点でパケット選択部24に出力される。
例えば、図8に示すように、伝送経路(0系)のパケット2の損失によってパケット3が伝送経路(1系)のパケット2よりも早く読出し時刻付きバッファ230に入力すると、その時点の送出済みシーケンス番号SNTが「1」であるために、パケット3が待ち合わせとなる。その後、伝送経路(1系)のパケット2が読出し時刻付きバッファ231に入力して直ちに読み出され、パケット選択部24から出力して送出済みシーケンス番号SNTが「2」に更新された時点で、伝送経路(0系)のパケット3が読み出される。このように、通常は伝送経路(0系)のパケット3が待ち合わせとなっても、上記の「一定の待ち合わせ時間」により決まる読出し時刻Tpが経過する前に伝送経路(0系)のパケット2が入力するので、伝送経路(1系)のパケット2、伝送経路(0系)のパケット3の順に出力される動作となる。
図6において、待合せ処理部23から出力されるパケットは、伝送経路(0系)の読出し時刻付きバッファ230および伝送経路(1系)の読出し時刻付きバッファ231から、それぞれ独立にパケット選択部24の選択回路240および選択制御部241に入力する。このとき、選択制御部241は、伝送経路(0系)のパケットのシーケンス番号SNp0、伝送経路(1系)のパケットのシーケンス番号SNp1を読み出し、これらと送出済みシーケンス番号SNTとに基づいて、図9のフローチャートに従って以下の処理を行う。
図6,図9において、選択制御部241は、伝送経路(0系)または伝送経路(1系)のパケット入力を待ち、入力パケットのシーケンス番号SNp(SNp0またはSNp1)と、送出済みシーケンス番号SNTを読み出し(S11)、SNpとSNT+1を比較し(S12)、SNp≧SNT+1であれば入力パケットを選択し、シーケンス番号を除去して出力するように選択回路240を制御する(S13)。そして、送出済みシーケンス番号SNTをSNpに更新する(S14)。一方、SNp<SNT+1であれば、シーケンス番号SNpの入力パケットを廃棄する(S15)。
ここで、送出済みシーケンス番号SNTを任意の整数nとすると、n以下のシーケンス番号のパケットは廃棄される。また、n+1以上のシーケンス番号のパケットが入力したら、早く入力した伝送経路側のパケットを遅延なく出力し、送出済みシーケンス番号SNTを更新する。当該パケットを出力する際には、パケットからシーケンス番号が除去される。これにより、後から入力する伝送経路側の同一シーケンス番号のパケットは廃棄される。
以上説明したように、各伝送経路から到着するパケット信号に対して伝送経路間の遅延差を調整した後に、パケット選択部に入力する同一シーケンス番号のパケット信号のうち先に入力する方を遅延なく送出し、またシーケンス番号の飛びが生じた場合には後から到着する伝送経路側のパケット信号と待ち合わせることにより、選択系変更時の遅延変動を極力抑えた無瞬断伝送が可能になる。すなわち、図10に示すように、パケット選択部24から出力されるパケット信号について、多重化揺らぎを吸収してSTM信号に復元する際に、パケット信号の欠落を回避しながら遅延時間を最小限に抑えることができる。
1 パケット網
10 無瞬断送信部
11 シーケンス番号付与部
12 パケット複製部
20 無瞬断受信部
21 遅延差計算部
22 遅延差調整部
23 待合せ処理部
230,231 読出し時刻付きバッファ
232 読出し制御部
24 パケット選択部
240 選択回路
241 選択制御部

Claims (2)

  1. パケット信号の入力順にシーケンス番号を付与して複製し、パケット網の2つの伝送経路に送信する無瞬断送信部と、
    前記2つの伝送経路を伝搬したパケット信号を入力し、同一シーケンス番号のパケット信号のうち先に入力するパケット信号を選択して出力し、後から入力するパケット信号を廃棄するパケット選択部を含む無瞬断受信部と
    を備えた無瞬断パケット伝送装置において、
    前記無瞬断受信部は、同一シーケンス番号のパケット信号の到着時間差を複数サンプルで平均化して伝送経路間の遅延差を計算し、伝搬遅延時間が短い伝送経路側のパケット信号に対してこの遅延差の分だけ遅延させて前記パケット選択部に出力する遅延差調整手段を備え
    前記無瞬断受信部は、
    前記遅延差調整手段で遅延差が調整されたパケット信号を入力し、前記パケット選択部から送出されたパケット信号のシーケンス番号がnである時に、n+1以下のシーケンス番号をもつパケット信号は直ちに前記パケット選択部に出力するとともに、一方の伝送経路のパケット損失によりシーケンス番号N(Nはn+2以上の整数)のパケット信号が入力したときに、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力するまで待ち合わせる待合せ処理部を備え、
    前記待合せ処理部は、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力しない場合、各伝送経路の構成毎に決まる多重化揺らぎの最悪値を想定した時間だけ待ち合わせた後に、前記シーケンス番号Nのパケット信号を出力する構成である
    ことを特徴とする無瞬断パケット伝送装置。
  2. 無瞬断送信部でパケット信号の入力順にシーケンス番号を付与して複製し、パケット網の2つの伝送経路に送信し、
    無瞬断受信部のパケット選択部に前記2つの伝送経路を伝搬したパケット信号を入力し、同一シーケンス番号のパケット信号のうち先に入力するパケット信号を選択して出力し、後から入力するパケット信号を廃棄する
    無瞬断パケット伝送方法において、
    前記無瞬断受信部は、遅延差調整手段で同一シーケンス番号のパケット信号の到着時間差を複数サンプルで平均化して伝送経路間の遅延差を計算し、伝搬遅延時間が短い伝送経路側のパケット信号に対してこの遅延差の分だけ遅延させて前記パケット選択部に出力し、
    前記無瞬断受信部は、
    前記遅延差調整手段で遅延差が調整されたパケット信号を待合せ処理部に入力し、前記パケット選択部から送出されたパケット信号のシーケンス番号がnである時に、n+1以下のシーケンス番号をもつパケット信号は直ちに前記パケット選択部に出力するとともに、一方の伝送経路のパケット損失によりシーケンス番号N(Nはn+2以上の整数)のパケット信号が入力したときに、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力するまで待ち合わせ、
    前記待合せ処理部は、他方の伝送経路からシーケンス番号N−1のパケット信号が入力しない場合、各伝送経路の構成毎に決まる多重化揺らぎの最悪値を想定した時間だけ待ち合わせた後に、前記シーケンス番号Nのパケット信号を出力する
    ことを特徴とする無瞬断パケット伝送方法。
JP2011039745A 2011-02-25 2011-02-25 無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法 Active JP5697201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011039745A JP5697201B2 (ja) 2011-02-25 2011-02-25 無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011039745A JP5697201B2 (ja) 2011-02-25 2011-02-25 無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012178665A JP2012178665A (ja) 2012-09-13
JP5697201B2 true JP5697201B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=46980239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011039745A Active JP5697201B2 (ja) 2011-02-25 2011-02-25 無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5697201B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5925662B2 (ja) * 2012-10-29 2016-05-25 富士通株式会社 パケット伝送装置及びパケット伝送制御方法
JP5806244B2 (ja) * 2013-01-21 2015-11-10 富士通テレコムネットワークス株式会社 無瞬断伝送システム
JP6219233B2 (ja) * 2014-05-29 2017-10-25 日本電信電話株式会社 無瞬断切替装置および無瞬断切替方法
JP6458505B2 (ja) * 2015-01-14 2019-01-30 富士通株式会社 伝送装置、伝送システム及び伝送方法
KR102217478B1 (ko) * 2019-09-05 2021-02-18 에스케이텔레콤 주식회사 패킷 처리 시간 조정방법 및 장치
JPWO2022185490A1 (ja) * 2021-03-04 2022-09-09
WO2023037416A1 (ja) * 2021-09-07 2023-03-16 日本電信電話株式会社 遅延調整装置および冗長回線システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4748316B2 (ja) * 2006-07-13 2011-08-17 日本電気株式会社 パケット伝送方法及びパケット伝送システム
JP4854029B2 (ja) * 2007-06-08 2012-01-11 Kddi株式会社 無瞬断パケット切替装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012178665A (ja) 2012-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5697201B2 (ja) 無瞬断パケット伝送装置および無瞬断パケット伝送方法
US9143262B2 (en) Optical packet transmitting/receiving system
EP3032785B1 (en) Transport method in a communication network
JP4724679B2 (ja) パケット転送装置及びパケット転送方法
JP2012114660A (ja) パケット転送装置およびパケット転送方法
JP2999087B2 (ja) パス切替方式
JP5754328B2 (ja) スイッチ装置およびスイッチ方法
EP1340344B1 (en) Latency management for a network
CN106936732B (zh) 一种基于反馈和逆向传输机制的负载均衡结构实现方法
JP2812261B2 (ja) Atmセルフロー制御装置
JP4212973B2 (ja) 二重リングネットワークの無瞬断伝送方式およびノード装置
JP5756764B2 (ja) 無瞬断伝送装置
JP2008078770A (ja) データ信号転送方法および送受信装置
JP5806244B2 (ja) 無瞬断伝送システム
JP6219233B2 (ja) 無瞬断切替装置および無瞬断切替方法
JP5092874B2 (ja) ディジタル形保護継電器のデータ同期制御方式
US7936791B2 (en) Frame transmission system and frame transmission apparatus
JP2011041175A (ja) 光伝送システム、光伝送装置および光伝送方法
JP5597591B2 (ja) 光伝送装置及び光伝送方法
JP6258376B2 (ja) 無瞬断切替システム、無瞬断受信装置、無瞬断切替方法および無瞬断切替プログラム
JP4408086B2 (ja) クロック同期方法およびクロック同期回路
JP2016116056A (ja) 伝送装置及び伝送方法
JP5452531B2 (ja) 光伝送装置
JP6572539B2 (ja) 時刻同期装置及び通信ネットワーク装置
JP2005277789A (ja) 伝送路無瞬断切替位相調整システム及びそれに用いる伝送路無瞬断切替位相調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5697201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150