JP5696229B2 - ヒンジリッド型パック - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジリッド型パックに関する。
具体的には、本発明は、タバコ、その他の消耗品に用いられるヒンジリッド型パックに関し、そのヒンジリッド型パックは、厚紙、その他の折り曲げ可能な略平らな半可撓性材料から折り曲げて、箱形パックを形成することができる。
タバコを収容するためのヒンジリッドを有する箱形パックは、当技術分野でよく知られており、多くの様々な実施例が、過去に提案されてきた。
これらは、厚紙ブランクから折り曲げて、ヒンジリッドを有する厚紙パックを形成することが多く、ヒンジリッドは、内容物を出し入れするように開くことができ、かつ、移動中、例えば、使用者の衣服のポケット内にある場合、内容物を保護するために再び閉じることができる。
そのような厚紙パックは、使用中に変形することがあり、この変形に起因して、および/または、使用中のパックの一般的外乱に起因して、使用者がヒンジリッドを閉じた状態に維持したいと望む場合でも、時にはヒンジリッドが部分的に開く傾向がある。
これによって、ヒンジリッド型パックの内容物を損傷することになる可能性があり、ヒンジリッド型パックの内容物がヒンジリッド型パックからはみ出ることになる可能性がある。
この現象は「パックが笑った状態(smiling)」と呼ぶことができ、その状態では、パックのヒンジリッドがパックの本体に対してわずかに開いた状態にある。
衣服に入れて運ぶ場合であってヒンジリッド型パックがタバコの箱である場合、ヒンジリッド型パック内に収容されている固定されていないタバコがこの「パックが笑った状態」の影響によって生じる穴を通って使用者のポケットの中に紛れ込む可能性がある。
この「パックが笑った状態」の影響を克服しようとする様々な方法が従来技術で提案されてきており、この「パックが笑った状態」の影響に対するヒンジリッド型パックの抵抗を向上させることが望ましい。さらに、いつヒンジリッドが適切に閉じた構成になり、それによって上記のような「パックが笑った状態」になりにくくなったときを使用者に明確に示すヒンジリッド型パックを提供することが望ましい。
リッド係止機構を含むヒンジリッド型パックは、過去に提案されてきた。そのようなヒンジリッド型パックの1つは、パック本体の前側壁に取り付けられた舌部を有し、その舌部は、舌部の基部のヒンジを中心に回転可能である。
その舌部は、パックのヒンジリッドの内側前側壁上の係合部分と係合するように構成されている。ヒンジリッド型パックには、ヒンジリッドの内側壁とこの内側壁に折り曲げられたタブとの間に形成されている間隙がある。
ヒンジリッド型パックのヒンジリッドが開放位置の方へ揺動されると、舌部が間隙に入り、パックが開くことに対抗する。
この従来技術の構成には、いくつかの欠点がある。その欠点には、舌部を間隙から外すために必要な力によって、舌部の基部のヒンジ内に、および、ヒンジリッドの内側前側壁と間隙を生成するタブとの間に応力が生成される可能性がある。
さらに、従来技術の係止機構は、ヒンジリッドが開放位置の方へ部分的に揺動されると係合するだけである。そのため、ヒンジリッドを部分的に閉じた状態に維持するだけであり、「パックが笑った状態」の問題を完全に解決するものではない。従来技術の機構の特徴を図6Aを参照して、後により詳細に考察する。
したがって、ヒンジリッドを閉じた構成に維持するための改良された係止機構を有するヒンジリッド型パックが必要であることは、明らかである。
従来技術によって提起された問題を解決するために、本発明は、ヒンジリッド型パックを提供し、そのパック本体は、複数の側壁と底部端と上部端とを有している。パック本体と、パック本体の開口を閉じるためのリッドであって、リッドをパック本体の後側壁に連結するリッドヒンジの反対側の、リッドの側部にリッド前側壁を備えている。リッドと、パック本体の後側壁の反対側に、タブヒンジによってパック本体の前側壁に連結されている係止タブと、係止タブと係合するためにリッド前側壁の内側に位置し、リッドがパック本体の上に揺動される場合、係止タブがタブヒンジを中心に回転できるようになっている、係合部分とを備え、係止タブが、タブヒンジに隣接する基部と、タブヒンジの遠位端部と、基部と先端部との間に延在する側部とを有し、係止タブと係合部分とが、係止タブの一部が係合部分内に受けられることを防止するために係止タブの側部が係合部分と係合可能に構成されていることを特徴としている。
本発明のヒンジリッド型パックは、新規な係止機構を有している。その係止機構は、従来の係止機構と比較すると、ヒンジリッド型パックのリッドが閉じられるとより素早く係合し、確実な係合を維持し、かつ、係止機構が適切に係合したということを使用者が確認するように確実な係止音を提供する。
したがって、従来技術の係止機構と比較すると、リッドは、完全に閉じた位置に、より確実に維持される。
これは、リッドが適切に係合する前にリッドが部分的に開いている従来技術の係止機構よりも有利である。
さらに、本発明の係止機構により、従来技術よりも係止タブを長くすることが可能になる。
係止タブは、係止タブの基部とその先端部との間の地点でヒンジリッド型パックのリッドと係合することができる。
使用の際に、使用者が閉じた位置から開いた位置にリッドのヒンジを中心にリッドを揺り動かす場合、先端部が、係止タブの側部間の係合点を中心に、かつ、係止タブの基部と先端部との間の地点に位置するリッドの係合部分を中心にリッドに対して枢動する。
したがって、係止タブがその基部と先端部との間の地点を中心に枢動するため、係止機構の脱係合は、脱係合時に、係止タブ、および/または、ヒンジリッド型パックのリッドに損傷を起こす可能性が低くなる。
さらに、係止機構の脱係合中、係止タブ自体、パック本体の壁、および、リッド内に変形が生じにくくなり、したがって、係止機構は、ヒンジリッド型パックの全体構造に過度の変形、損傷、および、弱化を生じさせずに、繰り返して作動させることができる。
このことは、ヒンジリッド型パックの開放動作と閉鎖動作とが繰り返された後、「パックが笑った状態」という現象を避けることに貢献する。
係止タブと係合部分は、リッドが閉じている場合、係止タブの側部が係合部分と係合するように構成可能である。そのため、従来技術の閉鎖機構よりも即座の係合、および、「パックが笑った状態」の影響に対するより確実な抵抗が保証される。
係止タブは、パック本体の前側壁上部縁または内側枠上に配置され、折り線によってパック本体に連結され、もしくは、パック本体の前側壁内、または、内側枠内に設けられた切込みによって生成することができる。
係止タブは、前側壁から離れる方向に偏向することができ、それによって、リッドを閉じるとき、係止タブが係合部分と即座に係合することを助ける。
係止タブが、係合部分タブの係合部分とリッドの前側壁の内側との間に位置する間隙に出入りするように、係合部分を配置することができる。
係止タブが間隙に出入りすることによって、係止機構により確実な係止効果がもたらされる。
リッドが閉じた位置から部分的に開いた位置に揺動する場合、係止タブの少なくとも一部が間隙に入るように係止タブを構成することができる。
これによって、リッドが部分的に開いているときに、リッドが偶然に開くことを防止し、係止機構の係止機能を強化することができる。
係止タブおよび係合部分は、係止タブの長さの4分の1未満を係合部分内に受けるように構成可能である。
係止タブの長さの4分の1だけを係合部分内に受けることによって、従来技術の欠点を減少させることができる。
係止タブおよび係合部分は、係止タブの長さの2分の1未満を係合部分内に受けるように構成可能である。
係止タブの長さの2分の1未満を係合部分内に受けることによって、従来技術の欠点をさらに減少させることができる。
係止タブおよび係合部分は、パック本体の構成によって、係止タブの長さの4分の3未満を係合部分内に受けるように構成可能である。
係止タブの長さの4分の3未満を係合部分内に受けることによって、従来技術の欠点をさらに減少させることができる。
係止タブおよび係合部分は、係止タブの厚さの少なくとも2倍に等しい係止タブの長さが、間隙に入ることができないように構成可能である。
この構成ならびに上記の構成により、間隙内に受けられる係止タブの利点を実現することが可能になり、同時に、従来技術の欠点を減少させることができる。
リッドが閉じた構成である場合、係止タブは、パック本体の底部端からパック本体の開放上部端に延在するパック本体の長手軸Aに対して角度αで構成される少なくとも1つの側部を有することができる。
角度αは、係止タブの側部に係合するように構成されている係合部分の側部の長手軸Aに対する配向角度よりも大きい。
係止タブの側部に係合するように構成されている、係合部分の側部の長手軸Aに対する配向角度よりも大きい角度αを設けることによって、係止タブの側部が係合部分とより効果的に、より確実に係合部分と係合することができる。
係合部分は、リッドが閉じた位置にある場合、パックの長手軸Aに平行に延在する少なくとも1つの側部を備えることができ、長手軸Aは、パック本体の底部端からパック本体の開放上部端に延在している。
この構成によって、パックブランクの形状を簡単にすることができ、同時に、本発明の利点を提供することができる。
係合部分が、係止タブと係合できる最大幅W1を有することができる。
係止タブの幅が、基部と先端部との間で異なり、係止タブの側部が、係止タブの幅がW1に等しい地点で、係合部分と係合可能であるようになっている。
好ましい実施例では、係止タブが、その基部で幅W2を有し、その先端部で幅W3を有することができ、幅W2を幅W1よりも大きくし、幅W3を幅W1よりも小さくすることができる。
上記の寸法によって、本発明の利点をもたらす構成の具体的な実施例を提供することができる。
本発明のヒンジリッド型パックを形成するための1つ、または、1組のパックブランクが提供され、同様に、1つまたは複数のパックブランクを折り曲げることによって本発明のヒンジリッド型パックを形成する方法が提供される。
次いで、本発明の具体的な実施例を添付の図面を参照して説明する。
本発明によるヒンジリッド型パックの斜視図。 ヒンジリッド型パックの係止機構の内側特徴を示す図。 ヒンジリッド型パックの係止機構の内側特徴の代替配置を示す図。 本発明の係合部分の例示的代替配置を示す図。 本発明の係合部分の例示的代替配置を示す図。 本発明の係合部分の例示的代替配置を示す図。 部分的に開いた状態の本発明の係止機構の斜視図。 欠点を有する係止機構の係止状態を示す図。 閉じた状態における本発明の係止機構を示す図。 部分的に開いた状態における本発明の係止機構を示す図。 本発明のヒンジリッド型パックを形成するための2つの部分のパックブランクを示す図。
図1は、パック本体11とリッド12とを備えるヒンジリッド型パック1を示す。
パック本体11は、複数の前側壁110と中間側壁111と後側壁114と底部端壁112(図示せず)と開放上部端113とを備えている。
リッド12は、パック本体11の開放上部端113を閉じるために設けられている。
リッド12は、パック本体11の後側壁114にリッド12を連結しているリッドヒンジ13の反対側のリッド12の側部にリッド前側壁121を備えている。
さらに、このリッド12は、リッド側壁122を備えている。
リッド後側壁123は、必須ではなく、選択的に、リッドヒンジ13が、パック本体11の後側壁114とリッド上部壁124との間に直接形成されてもよい。
所望の形状のパック本体11を形成するために、複数の中間側壁111が、パック本体11の前側壁110と後側壁114との間に配置可能である。
例えば、図1では、各面の大きさと形が等しいパック本体11を箱形状にするために1対の対向する中間側壁111が設けられているが、図1に示す形状の代替例として、複数の中間側壁111を設けることができ、底部端壁112から見ると、または、パック本体11の開放上部端113の中を見ると、パック本体11を楕円形状にすることもできる。
箱を適切に他の外側形状にするために、他の複数の中間側壁111を提供してもよい。
前側壁110は、後側壁114の反対側にあるが、必ずしも反対側である必要はなく、後側壁114に平行である必要もない。
係止タブ115は、タブヒンジ119によってパック本体11の前側壁110に連結されている。
前側壁110は、パック本体11の後側壁114の反対側に位置している。
係止タブ115が、リッド前側壁121の内側上に位置して係止タブ115と係合するための係合部分125と係合するように、前側壁110は、配置されている。
係止タブ115は、タブヒンジ119に隣接する基部とタブヒンジ119の遠位に先端部116とを有している。
また、係止タブ115は、基部と先端部116との間に延在する第1の側部117、および、タブヒンジ119に隣接する基部と先端部116との間に延在する第2の側部118を有している。
係合部分125は、リッド前側壁121の内側に形成され、図1に示すリッド12の外から直接見ることができないために、破線で示されている。
係止タブ115の基部と先端部116の寸法、および、対応する係合部分125の寸法は、係止タブ115の少なくとも先端部116が係合部分125内に受けられるように構成されているが、タブヒンジ119に隣接する基部が係合部分125内に受けられることを防止するように構成されており、係合部分125が係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118と係合できるようになっている。
係止タブ115は、パック本体11の前側壁110から離れるように偏向されており、リッド12が閉じられる場合、係止タブ115は、係合部分125内で偏向するようになっている。
図2は、本発明のための係止機構の内側を示す。
図2は、図1に示すヒンジリッド型パック1を示し、リッド12が閉じたヒンジリッド型パック1の前側壁110から見た図である。
図1および図2では、係止タブ115は、内側枠11aに取り付けられている。
内側枠11aは、選択的であり、係止タブ115は、所望であれば、前側壁110に直接タブヒンジ119で連結しても良い。
図2では、内側枠11aおよび係止タブ115を破線で示し、実線で示す前側壁110とリッド前側壁121と係合部分125とで係止タブ115を区別している。
円20は、取付けまたは接着点を示し、その接着点で、内側枠11aが前側壁110に取付け可能であり、その接着点で、係合部分125を備える係合部分タブ126は、リッド前側壁121の内側に接着剤で付けることができる。
図2に示す実施例では、係合部分125は、幅W1を有している。
幅W1は、係止タブ115と係合する係合部分125の最も幅広い地点で測定される。
係合部分125は、後に図4Aから図4Cに関連して考察するが、多数の形状を有することができる。
図2に示す実施例では、係合部分125は、パック本体11の長手軸Aに平行に走り、底部端壁112から開放上部端113に延在する方向に延在する2つの平行な側部を有している。
係合部分125のこれらの平行な長手部分は、パック本体11の底部端壁112に最も近い係合部分125の底部で垂直な底部部分によって連結されている。
係合部分125の代替的な実施例は、図4A、図4B、および、図4Cで考察する。
図2は、係止タブ115の基部の幅W2が係合部分125の幅W1よりも大きい。
係止タブ115の先端部116は、幅W3を有し、幅W3は、係合部分125の幅W1よりも小さい。
したがって、図2でわかるように、係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118は、係合部分125と係合することができ、係合部分125で第1の側部117、および、第2の側部118の縁部輪郭は、図中で互いに交差している。
係止タブ115の第1の側部117は、係止タブ115が長手軸Aに平行な平面にある場合、ヒンジリッド型パック1の長手軸Aに対して角度αで配向されている。
同様に、反対の第2の側部118は、係止タブ115が長手軸Aに平行な平面にある場合、ヒンジ型パック1の長手軸Aに対して同じ、または、類似の角度で配向することができる。
係止タブ115の基部を係合部分125に受けることができないが、一方、係止タブ115の先端部116を係合部分125内に受けることができ、係合部分125は、係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118と係合することができる。
図3は、図2と類似する配置を示し、同様の特徴は、同様の符号が付されている。
図3では、ヒンジリッド型パック1のリッド12が部分的に開いた構成であり、係止タブ115の先端部116が、リッド前側壁121と、係合部分125を形成する係合部分タブ126との間に生成される間隙内に部分的に入った状態である。
この状態では、係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118が係合部分125の丸み付コーナ43と係合可能である。
このことは、第1の側部117と第2の側部118とが、図2に示す係合部分側部41の平行な側部上の交差している点と十分に係合していなかった場合にのみ必要となる。
図3に示す状態では、係止タブ115は、係合部分125とリッド前側壁121との間に生成された上記の間隙内に受けられる。
リッド12がさらに開くと、係止タブ115は、そのタブヒンジ119を中心に回転して、リッド12を開いた状態に解放する。
図4A、図4B、および、図4Cは、本発明で使用する係合部分125の例示を示す。
図4Aは、図2および図3の詳細な配置を示す。
係合部分125は、ヒンジリッド型パック1が閉じた場合、パック本体11の底部端面から開放上部端に延在するパック本体11の長手軸Aに対して平行な方向に延在する2つの平行な係合部分側部41を有している。
この係合部分側部41は、垂直な底部縁42によって連結され、丸み付コーナ43が係合部分側部41と底部縁42との間に設けられている。
図2および図3に示すように、係止タブ115の側部は、係合部分側部41および/または係合部分125の丸み付コーナ43と係合することができる。
図4Bは、本発明の係合部分125の代替配置を示し、図4Bでは、平行でない側部44が設けられ、側部44は、2つの側部44を連結する底部縁45から外側に延在している。
再び、丸み付コーナ46が設けられて、底部縁45を2つの側部44に連結している。
幅W1が、最も幅が広い地点で測定され、その地点で、図4Bの係合部分125は、係止タブ115の側部117および側部118と係合することができる。
これは、リッド12が閉じた構成である場合、一般に、係止タブ115の基部から先端部116までの係止タブ115の長さに沿って位置する係合部分125の最も幅が広い部分である場合がある。
W1は、別法として、または、追加として係合部分125の最も広い幅として記載されることができ、その係合部分125は、パック本体11の長手軸Aに垂直であり、または、係止タブ115のタブヒンジ119の軸に平行である。
図4Cは、本発明の係合部分125の別の実施例を示す。
ここで、係合部分125は、係合部分125を形成するために折り曲げることができる係合部分タブ126内の開口47である。
この実施例では、係合部分125は、底部縁49によって連結され、丸み付コーナ49aによって再び連結される側部48を有している。
この側部48は、底部縁49の反対側の上部縁で連結されて、係合部分タブ126内に開口47を形成している。
しかし、この上部縁は、リッド12が閉じられる場合、パック本体11の内容物を損傷させる可能性があり、そのため、この上部縁を含むことが望ましくない場合がある。
図4A、図4B、図4Cにおいて、係合部分側部41、側部44、側部48は、リッド12が閉じた構成である場合、パック本体11の長手軸Aに対してある角度で配置されている。
図4Aの係合部分側部41は、この長手軸Aに平行である。
図4Bの側部44は、長手軸Aから角度βにある。
図4Cの側部48は、長手軸Aから角度γにある。
長手軸Aに対するこれらの配向角度(β、および、γ)が、係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118の配向角度α(図2に示す)よりも小さい場合、そのとき、係合部分125の側部117、118が係止タブ115の側部と重なり、係止タブ115の側部と交わることがある。
丸み付コーナ43、丸み付コーナ46、および、丸み付コーナ49aを設けることによって、これらの丸み付部分が、係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118と係合させることもできる。
これらのどの場合でも、係止タブ115の側部は、本明細書に記載される有利な方法で、係合部分125と係合することができる。
図5は、部分的に開いた状態の本発明のヒンジリッド型パック1の切欠き斜視図を示し、この図では、使用者が、ヒンジリッド型パック1のリッド12を開放位置の方に部分的に揺動させているため、リッド12の底部端126aは、パック本体11の上部縁110aから離れている。
この切欠き斜視図では、リッド前側壁121の一部が除去されて、係合部分125と係止タブ115とが互いに係合している状態を示している。
係止タブ115が、係止タブ115の第1の側部117、および、第2の側部118に沿って係合点51、および、係合点52で係合部分125と係合することがわかる。
係止タブ115は、長さL1を有し、係止タブ115の側部117、118が係合部分125と係合する係合点51および係合点52は、係止タブ115のタブヒンジ119から距離L2で生じている。
係止タブ115の先端部116と、係合点51および係合点52との間の係止タブ115の第1の部分が、係合部分125の内部に受けられていることがわかる。
タブヒンジ119に隣接する、係止タブ115の基部と、係合点51および係合点52との間の係止タブ115の第2の部分は、係合部分125内に受けられず、その幅の少なくとも一部が係合部分125の幅よりも大きいことによって、係合部分125内に受けられることを防止している。
係止タブ115の2つの部分の幾何学的特徴は、本発明に必須ではない。
係止タブ115の第1の側部117および第2の側部118が、係合点51および係合点52で係合部分125と係合することによって、第1の部分が係合部分125内に受けられ、係止タブ115の第2の部分が係合部分125内に受けられることを防止する。
この部分的に開いた構成では、係止タブ115は、前側壁110から離れる方向に曲がり、さらに開く蓋時に、係止タブ115は、そのタブヒンジ119を中心にさらに回転する。
係止タブ115は、その角度が前側壁110から約1°と約90°との間である場合、閉じた構成に戻るようにリッド12を偏向させる作用をする。
次に、本発明の利点を図6A、図6B、および、図6Cを参照して説明する。
図6Aは、従来技術型配置を示し、その図では、係止タブ115が、その先端部116からそのタブヒンジ119に隣接する基部まで、係合部分タブ126とリッド前側壁121との間に形成された間隙62内に完全に受けられる。
係止タブ115が、タブヒンジ119および係止タブ115の基部の地点で、または、タブヒンジ119および係止タブ115の基部に極めて近い地点で、係合部分61の縁部と係合することがわかる。
ヒンジリッド型パック1のリッド12が完全に開くためには、係止タブ115が、係合部分61、および、係合部分タブ126とリッド前側壁121との間に形成された間隙62から完全に脱係合することが必要である。
係止タブ115が、係合部分タブ126とリッド前側壁121との間に生成される間隙62の外に回転することが困難であるため、使用者が、図6Aに示す実施例のリッド12を開放位置の方へ揺動すると、係合部分61は、タブヒンジ119上にかなり大きな応力を加える傾向がある。
係止タブ115の先端部116は、矢印63によって記載される弓形に沿う傾向を有するが、しかし、リッド前側壁121によって生成される反力がこの動きを妨げ、したがって、これによって、非常に大きな応力がタブヒンジ119上に加わる。
したがって、図6Aの係止タブ115が、図6Aの係合部分61から脱係合する場合、損傷が、タブヒンジ119、リッド前側壁121、または、係合部分61、および、係合部分タブ126に生じる場合がある。
図6Aの配置の欠点は、単に、より短い係止タブ115を設けることによって解決されるように思われる場合もある。
しかし、これは、製造公差、および/または、使用者による使用中のパックの変形によって生成された、リッド12とパック本体11との間の固有公差、および、遊隙により、係止タブ115が、閉じた位置にリッド12を適切に保持するために十分な長さを備えないということを意味する場合があるため、係止機構としてあまり効果的ではない。
より長い係止タブ115の利点を、以下に説明する。
係止タブ115が長さL1を有する場合、ヒンジリッド型パック1のリッド12は、係止タブ115が、パック本体11の前側壁110、または、係止タブ115が取り付けられる内側枠11aに垂直な地点にある前に、概ね距離L1によって開かれなければならない。
この垂直な位置では、係止タブ115は、リッド12を閉じた位置にもはや偏向させることがない。
したがって、係止タブ115の長さがL1より大きくなればなるほど、一層、ヒンジリッド型パック1のリッド12は、係止タブ115がリッド12を閉鎖位置に偏向させることをやめる前に開いていなければならない。
しかし、上述のように、図6Aに示す配置では、係止タブ115が長いことによって、タブヒンジ119、または、リッド前側壁121、または、係合部分タブ126に損傷を与えずに、係止タブ115を間隙62から脱係合させることがますます困難になるという不都合をそれと共にもたらす。
図6Bは、閉じた構成の本発明の配置を示す。
本発明の利点は、この閉じた構成では、係止タブ115の先端部116が係合部分61の底部縁を通り過ぎるとすぐに、図4Aから図4Cに示す任意の形状によって生成される、係止タブ115の先端部116が、係合部分61の中に入ることができる。
本発明の構成によって、係止タブ115が係合部分61と即座に係合でき、係止タブ115の側部が、リッド12が開放された構成に向かって揺動される前でも、係合部分61と係合できるようになっている。
したがって、使用者がリッド12を開け始める前でも、本発明の係止タブ115は、係止機能を提供して、リッド12を閉じた構成に維持する。
図6Aでは、係止タブ115が係合部分61と適切に係合する前に、係止タブ115が間隙62に入る十分な程度まで開くように揺動されなければならないので、図6Aに示す配置と比較する場合、このことは有利である。
図6Cは、使用者が、本発明のヒンジリッド型パック1のリッド12を開放位置の方へ揺動し始めるときの状態を示す。
リッド前側壁121が、図面の中で上方に動き、前側壁110および/またはパック本体11の内側枠11aから離れる方向に移動するにつれて、係止タブ115がその基部のタブヒンジ119を中心に回転し、また、その長さに沿って長さL2の点64を中心に、係合部分125に関して回転するが、点64で係止タブ115の側部が係合部分125と係合している。
この構成と図6Aに示す構成との間の相違は、係止タブ115の相対的な回転の点64がタブヒンジ119から離れた点に位置していることである。
これによって、係止タブ115の先端部116のより少ない量が、開蓋間に、係合部分125内にある結果となり、したがって、係合部分125と、係止タブ115と、タブヒンジ119と、リッド前側壁121との中に生成される追加の応力が、図6Aに示す構成と比較して、低減される。
これによって、ヒンジリッド型パック1の要素、または、その全体的構造に損傷を与えずに、非常に多くの回数、閉じ、および、再び開けることができる係止機構をもたらす。
したがって、本発明の係止タブ115は、係合部分125をその側部上で係合するように構成されており、係止タブ115の長さがより長いという利点を有する係止タブ115を提供し、一方、図6Aに示すような係合部分タブ126とリッド前側壁121との間に生成される間隙62の中に非常に深く貫通する係止タブ115の欠点を回避する。
少ない量の係止タブ115が本発明の係合部分125に入ることができ、図6Aのような大きい欠点を引き起こすことがない。
例えば、係止タブ115が製造される材料の厚さに等しい係止タブ115の長さが、係合部分、および/または、間隙に入ることが可能になる。
長さの約4分の1までが、係合部分125内に受けられる。
さらに、長さの約2分の1まで、または、長さの約4分の3までが、係合部分125内に受けられる。
係止タブ115の長さの2分の1以上が係合部分61内に受けられると、係止タブ115の先端部116上にリッド前側壁121によって生成される力が、タブヒンジ119上に作用する力よりも、より長い梃子の上に働くため、図6Aのような欠点が増加する場合がある。
したがって、この場合、タブヒンジ119上の力は、リッド前側壁121上の力よりも大きく、タブヒンジ119は、より損傷を受けやすくなる。
これにもかかわらず、タブヒンジ119と、係合部分125に対する係止タブ115の相対的な回転の点64との間に任意の追加の距離を設けることにより、図6Aに示す欠点を減少させている。
パック、および、特に係止タブ115を作製する材料の厚さの1倍、または、2倍ほどに短い距離L2によって、利点をもたらすことができる。
したがって、本発明の配置は、図6Aに示す欠点を避けながら、より長い係止タブ115の利点を可能にする。
したがって、係合部分125内に受けることができない基部部分と係合部分125内に受けることができる先端部116とを有する係止タブ115を提供して、係止タブ115の少なくとも一方の側部が係合部分61と係合するようになる。
図7は、本発明のヒンジリッド型パック1を形成する2つの部分のパックブランクを示す。
パックブランクは、ヒンジリッド型パック1のパック本体11を形成するための第1の部分71、および、ヒンジリッド型パック1のリッド12を形成するための第2の部分72を備え、この実施例では、パック本体11の内側枠11aを形成するための追加のパックブランク73を備えている。
上記に説明したように、内側枠11aは、選択的であり、内側枠11aが所望されない場合、前側壁パネル710の上部縁710a上に再生することによって、係止タブ115をヒンジリッド型パック1の前側壁110上に直接再生されることができる。
ヒンジリッド型パック1のパックブランクは、折り線によって前側壁パネル710に連結されている中間側壁パネル711をその両側に有する前側壁パネル710を備えている。
前側壁パネル710は、その底部縁で、折り線によって底部壁パネル712に連結されている。
次いで、底部壁パネル712は、折り線によって後側壁パネル714に連結されている。
後側壁パネル714は、折り線によって各側部で側壁タブ713に連結されており、側壁タブ713は、折り線によって底部壁タブ712aに連結されている。
パック本体11を形成するために、前側壁パネル710と後側壁パネル714とが、それらを底部壁パネル712に連結する各折り線に対して折り曲げられる。
底部壁タブ712aは、連結する折り線で90°まで折り曲げられる。
側壁タブ713は、後側壁パネル714とそれらを連結する折り線に対して90°まで折り曲げられて、底部壁タブ712aが、パック本体11の内側の底部壁パネル712上に着座するようになる。
次いで、前側壁パネル710が折り曲げられて、パック本体11の前側壁110を形成し、その連結されている中間側壁パネル711が側壁タブ713の外側に、その連結する折り線に対して90°まで折り曲げられる。
次いで、中間側壁パネル711は、側壁タブ713に固着されて、パック本体11の形状を維持することができる。
パックブランクの第2の部分72が、ヒンジリッド型パック1のリッド12を形成する。
リッド部分は、リッド前側壁パネル721と、1対の隣接するリッド側壁パネル722と、リッド後側壁パネル723と、リッド上部壁パネル724とを備えている。
リッド後側壁パネル723は、折り線によってリッド側壁タブ722aに連結され、次いで、リッド側壁タブ722aは、リッド上部壁タブ724aに連結されている。
リッドを形成するために、リッド上部壁タブ724aは、リッド側壁タブ722aと連結する折り線に対して90°まで折り曲げられる。
次いで、リッド側壁タブ722aが、リッド後側壁パネル723と連結する折り線に対して90°まで折り曲げられる。
次いで、リッド上部壁パネル724は、リッド後側壁パネル723と連結する折り線に対して曲げられて、ヒンジリッド型パック1のリッド上部壁124を形成する。
次いで、リッド前側壁パネル721が、リッド上部壁パネル724と連結する折り線に対して曲げられて、リッド前側壁121を形成する。
次いで、リッド側壁パネル722が、90°まで曲げられ、リッド側壁タブ722aに固着されて、リッド構造を形成することができる。
係合部分タブ726が設けられ、係合部分タブ726は、折り線を介してリッド前側壁パネル721に連結されており、係合部分タブ726は、本発明の係合手段を生成するために適する形状の凹所または切込み725を備え、その凹所または切込み725は、図4Aから図4Cに示す任意の形状、または、係止タブ115の側部と必要な係合をもたらすために適切な任意の類似の形状であってよい。
凹所または切込み725を有する係合部分タブ726は、ヒンジリッド型パック1のリッド前側壁121の内側上に必要な係合部分を生成するため、リッド前側壁パネル721に連結する折り線に対して実質的に180°まで折り曲げられる。
二次パックブランク73は、内側枠11aが必要である場合に設ける。
そのパックブランク73は、折り線によって内側枠11aの側壁パネル732に連結されている内側枠11aの前側壁パネル731を備えている。
内側枠11aの側壁パネル732は、折り線733を備えている。
これらの折り線は、内側枠11aの一部がパック本体11の内側に向かってわずかに角度をなし、それによって、パック本体11内の製品を把持することに役立つことができる。
具体的には、製品がタバコである場合、このことは、パック本体11内部でタバコを締まった束に包むことに役立つ。
内側枠11aが必要である場合、係止タブ734が、内側枠11a上に設けられる。
上記のように、内側枠11aが必要ではない場合、係止タブ734は、前側壁パネル710の上部縁710a上に形成可能である。
ヒンジリッド型パック1が最初に作製されるとき、係止タブ734は、選択的に折り曲げない状態にしておくことができ、係止タブ734は、図7に示す配向の状態である。
使用者が最初にヒンジリッド型パック1を開けると、そのとき、使用者は、これらの特徴がパック本体11に取り付けられている係止タブ734を有する場合かどうかに応じて、前側壁110または内側枠11aのいずれかの外側に、実質的に180°まで係止タブ734を折り曲げ、最初に再びヒンジリッド型パック1を閉じるとき、係止タブ734が係合部分125と係合するようになる。
別法としては、係止タブ734を製造工程中に折り曲げることができ、係止タブ734は使用者が最初に開ける前に、係合されており、使用者がヒンジリッド型パック1を開ける最初のときに作動する。
また、係止タブは、図7の破線736で示すように、図7に示す係止タブ734の長手方向反対側に、パック本体11の前側壁110内にU字型切込みを設けることによっても提供可能である。
このようにして、係止タブ734は、その基部で生成された折り線でそのヒンジに対して折り曲げる前に、パック本体11の底面の方に既に配向されている。
次いで、パック本体11の内側から外に、その基部の連結する折り線に沿って係止タブ734を折ることによって、上記の実施例と同じ機能を提供することができる。
係止タブ734を内側枠11aまたはパック本体11の前側壁110から離れるように偏向することによって、リッド12が閉じるとすぐに、係止タブ734が係合部分125と係合することができる。
偏向が大きいほど、係止タブ734は、一層素早く、効果的に係合部分125と係合する。
破線735は、一旦ヒンジリッド型パック1が組み立てられると、パック本体ブランク71の上部縁710aに対応する内側枠11aの線を示す。
内側枠11aがパック本体ブランク71に取り付けられる正確な場所に関連して、ある程度の不正確さはパック製造工程中に一般に存在する。
したがって、外側パックブランク上の内側枠11aの正確な位置に関わらず、係合部分125と係合することができる係止タブ734を有することが有利である。
ヒンジリッド型パック1が閉じられるとすぐに、本発明の係止タブ734が、係合部分125の側部と係合するので、本発明の係止機構は、標準的なパック製造工程に存在する固有の不正確さに対処することにより適している。
内側枠11aの外側パック本体11に対する相対的な位置の公差は、+0.5mm、または、−0.5mmの範囲内にあることができる。
本発明によれば、係止タブ734の長さを伸ばすことができる場合、より長い長さL1の係止タブ734は、さらに有利な点を提供する。
例えば、係止タブ734が短すぎる場合、180°まで曲げられる厚紙は、一度曲げられると層が剥離し始める場合があり、したがって、係止タブ734の機能の効率が減少する場合がある。
したがって、本発明のヒンジリッド型パック1は、使用者に多くの利点および恩恵をもたらす。
1 ・・・ ヒンジリッド型パック
11 ・・・ パック本体
11a ・・・ 内側枠
12 ・・・ リッド
13 ・・・ リッドヒンジ
17,18,44,48 ・・・ 側部
20 ・・・ 円
41 ・・・ 係合部分側部
42,45,49 ・・・ 底部縁
43,46,49a ・・・ 丸み付コーナ
47 ・・・ 開口
51,52 ・・・ 係合点
61,125 ・・・ 係合部分
62 ・・・ 間隙
63 ・・・ 矢印
71 ・・・ 第1の部分
72 ・・・ 第2の部分
73 ・・・ ブランク
110 ・・・ 前側壁
110a,710a ・・・ 上部縁
111 ・・・ 中間側壁
112 ・・・ 底部端壁
113 ・・・ 開放上部端
114 ・・・ 後側壁
115,734 ・・・ 係止タブ
116 ・・・ 先端部
117 ・・・ 第1の側部
118 ・・・ 第2の側部
119 ・・・ タブヒンジ
121 ・・・ リッド前側壁
122 ・・・ リッド側壁
123 ・・・ リッド後側壁
124 ・・・ リッド上部壁
126,726 ・・・ 係合部分タブ
126a ・・・ 底部端
710,731 ・・・ 前側壁パネル
711 ・・・ 中間側壁パネル
712 ・・・ 底部壁パネル
712a ・・・ 底部壁タブ
713 ・・・ 側壁タブ
714 ・・・ 後側壁パネル
721 ・・・ リッド前側壁パネル
722 ・・・ リッド側壁パネル
722a ・・・ リッド側壁タブ
723 ・・・ リッド後側壁パネル
724 ・・・ リッド上部壁パネル
724a ・・・ リッド上部壁タブ
725 ・・・ 切込み
732 ・・・ 側壁パネル
733 ・・・ 折り線
735,736 ・・・ 破線
A ・・・ 長手軸
L1,L2 ・・・ 距離
α,β,γ ・・・ 角度

Claims (14)

  1. 複数の側壁と底部端壁と上部端とを有するパック本体と、
    前記パック本体の開口を閉じるためのリッドを前記パック本体の後側壁に連結するリッドヒンジの反対側の前記リッドの側部にリッド前側壁を備えるリッドと、
    前記パック本体の後側壁の反対側にタブヒンジによって前記パック本体の前側壁に連結されている係止タブと、
    前記係止タブと係合するために前記リッド前側壁の内側に位置し、前記リッドが前記パック本体の上に揺動される場合に前記係止タブが前記タブヒンジを中心に回転できるようになっている係合部分と、
    を備えるヒンジリッド型パックにおいて、
    前記係止タブが、前記タブヒンジに隣接する基部と前記タブヒンジの遠位端部と前記基部と先端部との間に延在する側部とを有し、
    前記係止タブの一部が前記係合部分内に受けられることを防止するために前記係止タブの側部が、前記係合部分と係合可能になり、
    前記リッドが閉じた場合に前記係止タブが、前記パック本体の底部端壁から開放上部端まで延在する前記パック本体の長手軸Aに対して角度αで構成されている少なくとも1つの側部を有し、
    前記角度αが、前記係止タブの側部と係合する前記係合部分の側部の長手軸Aに対する配向角度よりも大きく、
    前記リッドが閉じた位置のとき、前記係止タブの先端部が係合部分で受け止められることを特徴とする、ヒンジリッド型パック。
  2. 前記係合部分が前記係止タブと係合できる部分において、前記係合部分が最大幅W1を有し、前記係止タブの幅がW1に等しい地点で前記係止タブの側部が前記係合部分と係合可能となるように前記基部と先端部との間で前記係止タブの幅が異なっていることを特徴とする、請求項1記載のヒンジリッド型パック。
  3. 前記係止タブが、前記基部で幅W2を有し、前記先端部で幅W3を有し、
    幅W2が幅W1よりも大きく、幅W3が幅W1よりも小さいことを特徴とする、請求項2記載のヒンジリッド型パック。
  4. 前記リッドが閉じた場合に前記係止タブの側部が前記係合部分と係合するように、前記係止タブと係合部分とが構成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  5. 前記係止タブが、前記パック本体の前側壁または内側枠の上部縁上に位置し、前記パック本体に折り線によって連結されているか、もしくは、前記前側壁またはパック本体の内側枠に設けられた切込みによって生成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  6. 前記係止タブが、前記前側壁から離れる方向に偏向していることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  7. 前記係合部分が、前記リッド前側壁の内側と係合部分タブとの間に位置する間隙に出入りするように配置されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  8. 前記リッドが閉じた位置から部分的に開いた位置に揺動する場合に、前記係止タブが、前記係止タブの少なくとも一部が前記間隙内に入るように構成されていることを特徴とする、請求項7記載のヒンジリッド型パック。
  9. 前記係止タブの長さの4分の1未満を前記係合部分内に受けることができることを特徴とする、請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  10. 前記係止タブの長さの2分の1未満を前記係合部分内に受けることができることを特徴とする、請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  11. 前記係止タブの長さの4分の3未満を前記係合部分内に受けることができることを特徴とする、請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  12. 前記リッドが閉じた位置にある場合、前記係合部分が、前記パック本体の長手軸Aに平行に延在する少なくとも1つの側部を備え、前記長手軸Aが、前記パック本体の底部端壁から開放先端部まで延在していることを特徴とする、請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パック。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パックを形成するための1つまたは1組のパックブランク。
  14. 請求項13記載の1つまたは複数の前記パックブランクを折り曲げることによって、請求項1乃至請求項12のいずれか1つに記載のヒンジリッド型パックを形成するための方法。

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