JP5696107B2 - 画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置 - Google Patents

画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置に関する。
例えばシリンドリカルレンズやバリア(スリット)のような直線状の光学的開口が水平方向に周期的に設けられた構造の光線制御素子が、液晶パネルなどの表示素子前面に配置され、眼鏡無しで立体視可能な裸眼3Dパネル(裸眼3次元表示装置)において、表示素子と光線制御素子の位置関係は非常に重要である。この位置関係は、例えば表示素子に対する光線制御素子の傾き、ひとつの光学的開口に対応する画像のピッチ、表示素子と光線制御素子とのずれ量を示す位相のうちの少なくとも1つを含むパネルパラメータ(表示素子と光線制御素子との対応関係に関するパネルパラメータ)で表現可能である。そして、このパネルパラメータに基づいて多視点の3D映像(視差画像という)を表示素子に配置することで適切な立体表示が可能となる。しかしながら、この配置は設計値通りに成されることは希であり、少なからず誤差が存在する。そこで、この誤差を見積もり正しいパネルパラメータを推定するキャリブレーションと呼ばれる技術が知られている。
従来のキャリブレーション技術として、例えば3Dパネルに平行直線群を表示させ、それを所定位置から観察し、その表示が最適になるまで、パネルパラメータの変更→パネルパラメータの変更を反映させた表示→観察というサイクルを繰り返す技術が知られている。
特許第4832833号公報
しかしながら、従来技術では、パネルパラメータの変更→パネルパラメータの変更を反映させた表示→観察というサイクルを繰り返す必要があるので、キャリブレーションに長時間を要するという問題がある。本発明が解決しようとする課題は、キャリブレーションに要する時間を短縮可能な画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置を提供することである。
実施形態の画像処理装置は、第1取得部と第2取得部と指定部と第1算出部と選択部とを備える。第1取得部は、複数の画素が配列された表示素子と、表示素子から射出される光線の射出方向を制御する光線制御素子と、を有し、互いに視差を有する複数の視差画像を含む立体画像を表示可能な表示部に表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す第1視差番号を取得する。指定部は、表示素子と光線制御素子との対応関係に関するパネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する。第1算出部は、指定部により指定されたパネルパラメータ候補と、観察時における前記パネルパラメータを示す第1パネルパラメータとを用いて、パネルパラメータが、第1パネルパラメータからパネルパラメータ候補に変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出する。第2取得部は、視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を取得する。選択部は、指定部により指定され得る複数のパネルパラメータ候補に含まれる第1パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された第2視差番号と第3視差番号との誤差が、第1パネルパラメータ候補とは異なる第2パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された第2視差番号と第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、第1パネルパラメータ候補をパネルパラメータとして選択する。
実施形態の立体画像表示装置の一例を示す図。 実施形態のピクセルマッピングの例を説明するための図。 実施形態の表示領域で実際に観察された視差番号を示す図。 実施形態の表示領域で実際に観察された視差番号を示す図。 実施形態の表示領域を複数に分割して得られる画像領域の例を示す図。 実施形態のサブ画素の視差番号と光線視差番号データとの関係を示す図。 第1実施形態の画像処理部の構成例を示す図。 第1実施形態のキャリブレーション処理の概念図。 第1実施形態のキャリブレーション処理の一例を示すフローチャート。 実施形態のパネル、視差画像、光線視差番号データとの関係を示す図。 第2実施形態の画像処理部の構成例を示す図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の各実施形態の立体画像表示装置は、互いに視差を有する複数の視差画像を表示することにより、視聴者に立体画像を観察させることが可能なものである。立体画像表示装置は、例えば、インテグラル・イメージング方式(II方式)や多眼方式等の3Dディスプレイ方式を採用したものであってよい。立体画像表示装置の例としては、例えば視聴者が裸眼で立体画像を観察可能なTV、PC、スマートフォン、デジタルフォトフレームなどが挙げられる。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の立体画像表示装置1の概略図である。立体画像表示装置1は、表示部10と、画像処理部20とを備える。
表示部10は、互いに視差を有する複数の視差画像を含む立体画像を表示可能なデバイスである。図1に示すように、表示部10は、表示素子11と光線制御素子12とを含む。
視差画像は、立体画像を視聴者に観察させるのに用いる画像であり、立体画像を構成する個々の画像である。立体画像は、視聴者の視点位置から、光線制御素子12を通して表示素子11を観察した場合、視聴者の一方の眼には一の視差画像が観察され、もう一方の眼には他の視差画像が観察されるように、視差画像の各画素を割り当てたものである。すなわち、各視差画像の画素が並べ替えられることにより、立体画像が生成される。
表示素子11は立体画像を表示する。表示素子11には、複数の画素が配列される。より具体的には、表示素子11には、異なる色の複数のサブ画素(例えば、R,G,B)が、第1方向(行方向)と第2方向(列方向)とに、マトリクス状に配列される。図1の例では、ひとつの画素はRGB各色のサブ画素から構成される。各サブ画素は、第1方向にR(赤)、G(緑)、B(青)の順で繰り返し配列され、第2方向に同一の色成分が配列される。表示素子11には、直視型2次元ディスプレイ、例えば、有機EL(Organic Electro Luminescence)やLCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、投射型ディスプレイなどを用いる。また、表示素子11は、バックライトを備えた構成でもよい。本実施形態の「サブ画素」は、請求項の「画素」に対応すると捉えることもできる。以下では、表示素子11をパネルと呼ぶ場合がある。
光線制御素子12は、表示素子11の各サブ画素からの光線の出射方向を制御する。光線制御素子12は、光線を出射するための光学的開口が直線状に延伸し、当該光学的開口が第1方向に複数配列されたものである。図1の例では、光線制御素子12は、シリンドリカルレンズ(光学的開口として機能)が複数配列されたレンチキュラーシートであるが、これに限らず、例えば光線制御素子12は、スリットが複数配列されたパララックスバリアであってもよい。表示素子11と光線制御素子12とは、一定の距離(ギャップ)を有する。また、光線制御素子12は、その光学的開口の延伸方向が表示素子11の第2方向(列方向)に対して、所定の傾きを有するように配置されるので、光学的開口と表示画素との行方向の位置がずれることにより、高さごとに視域(立体画像を観察可能な領域)が異なる。
本実施形態では、図2に示すように、サブ画素の上に斜めにレンズが配置されるので、レンズを通して視認されるサブ画素は、例えば図の点線に沿ったものとなる。すなわち、表示素子11内の複数のサブ画素は、水平方向および垂直方向に沿ってマトリクス状に配置されるが、レンズは斜めに配置されるため、視差画像を表示するサブ画素の割り当て(ピクセルマッピング)を行う場合は、レンズの延伸方向に合わせてサブ画素の割り当てを行う必要がある。ここでは、一例として、7つの視差画像の各々を表示するサブ画素の割り当てが行われる場合を説明する。なお、同一番号のサブ画素は、同一の視差画像を表示するサブ画素である。各視差画像には、互いに異なる値を示すとともに隣り合う視差画像間で1ずつ相違する番号(視差番号)が予め割り当てられている。図2の例では、第1番目の視差画像に視差番号「1」が割り当てられ、隣の第2番目の視差画像に視差番号「2」が割り当てられ、隣の第3番目の視差画像に視差番号「3」が割り当てられ、隣の第4番目の視差画像に視差番号「4」が割り当てられ、隣の第5番目の視差画像に視差番号「5」が割り当てられ、隣の第6番目の視差画像に視差番号「6」が割り当てられ、隣の第7番目の視差画像に視差番号「7」が割り当てられる。
また、ひとつの光学的開口(レンズ)に対応する画像には、各視点に対応する複数の視差画像の各々の画素が含まれるよう、ピクセルマッピングが行われる。表示素子11に配列された複数のサブ画素のうち、ピクセルマッピングが行われた第i行第j列目のサブ画素(i,j)の視差番号vは、任意のパネルパラメータΘ=(atan,Xn,ioffset)を用いて、以下の式1により求めることができる。
ここで、mod(x,K)は、xをKで割った余りを示す。式1において、Kは全視差数を示す。また、式1において、atanとは、表示素子11に対する光線制御素子12の相対的な傾きを表現したパラメータであり、表示素子11に対する光線制御素子12の角度をθとした場合、atan=1/tanθという形で定義される。また、式1において、Xnとは、ひとつの光学的開口に対応する画像の水平方向(第1方向)のピッチを表すパラメータであり、単位はピクセルである。さらに、式1において、ioffsetは、表示素子11と光線制御素子12との水平方向(第1方向)のずれ量(位相ずれ)を表すパラメータであり、単位はピクセルである。図2の例では、画像の左上端を基準点(原点)とし、その基準点とレンズの左上端とのずれ量がioffsetとなる。
上述のパネルパラメータΘとは、表示素子11と光線制御素子12との対応関係に関するパラメータである。本実施形態のパネルパラメータΘは、表示素子11に対する光線制御素子12の相対的な傾きを表現したパラメータatan、ひとつの光学的開口に対応する画像のピッチを表すパラメータXn、および、表示素子11と光線制御素子12との位相ずれを表すパラメータioffsetの3つで構成されているが、これに限られるものではない。例えば表示素子11に対する光線制御素子12の相対的な傾きを表現したパラメータatan、ひとつの光学的開口に対応する画像のピッチを表すパラメータXn、および、表示素子11と光線制御素子12との位相ずれを表すパラメータioffsetのうちの少なくとも1つを、パネルパラメータΘとすることができる。
なお、上記視差番号vは連続値であるが、視差画像は離散的であるので、vにそのまま視差画像を割り当てることはできない。そこで、線形補間や3次内挿などの補間を用いる。このようにして、表示部10には、互いに視差を有する複数の視差画像が表示される。
図3は、視差数が9である場合に、ある視点位置において、表示部10の立体画像が表示される表示領域(画面)で実際に観察された視差画像の視差番号を示す図である(後述の光線視差番号データを示す図であると捉えることもできる)。この例では、ある視点位置で観察されるべき視差画像が、視差番号5の視差画像であるとする。図3の例では、ある視点位置には、表示部10から視差番号5のサブ画素からの光が入射するので、視聴者が、ある視点位置から表示部10を片眼で観察すると、表示部10の全領域に渡って視差番号5の視差画像を観察することができる。
一方、図4に示すように、ある視点位置には、表示部10から、異なる視差番号(1、4、5、9)のサブ画素からの光が入射する場合は、視聴者が、ある視点位置から表示部10を片眼で観察すると、異なる視差番号の視差画像を観察することとなる。この場合、表示部10の表示領域において、立体画像を観察可能な領域と、立体画像を観察できない領域(逆視領域)と、が発生してしまい、視聴者は、画面全体で立体画像を観察することができない。ここで、パネルパラメータが設計値のとおりに設定されることは稀であるため、通常は、ある視点位置で観察されるべき視差画像が観察されるよう(視聴者が画面全体で立体画像を観察することができるよう)、パネルパラメータを調整するキャリブレーションを行う必要がある。
本実施形態では、表示部10に表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像の視差番号を特定可能な光線視差番号データを用い、パネルパラメータを変更したら光線視差番号データがどのように変化するのかを計算することで、従来のようなパネルパラメータの変更→パネルパラメータの変更を反映させた表示→観察というサイクルを繰り返す工程を除外し、キャリブレーションに要する時間を短縮することができる。以下、具体的に説明する。
ここでは、図5に示すように、表示部10の表示領域は、M列N行のマトリクス状に配置される複数の画像領域Pに分割される。例えば第m列(≦M)第n行(≦N)目の画像領域Pは、P(m,n)と表記される。各画像領域Pは、各視点に対応する複数の視差画像の各々の画素を含む要素画像が少なくとも1つ表示される領域である。この例では、1つの画像領域Pは、1つの要素画像が表示される領域として説明する。ここで、任意の視点位置において、各画像領域Pで何番の視差番号が実際に観察されたかを特定可能なデータを光線視差番号データと呼び、光線視差番号データの画面の横と縦の分割数を、それぞれM(列数),N(行数)とする。以下の説明では、画像領域P(m,n)に表示される視差画像のうち、視点位置で実際に観察された視差画像を示す視差番号を、光線視差番号データL(m,n)と表記する場合がある。この光線視差番号データは、請求項の「第1視差番号」に対応していると捉えることもできる。
なお、光線視差番号データの取得方法は任意であるが、例えば表示部10から発せられる光線の輝度を測定するための輝度計を動かして取得することもできるし、順番に点灯させた視差画像を目視で確認することで取得することもできるし、順番に点灯させた視差画像を撮影(複数枚撮影してもよい)し、その撮影結果を解析することで取得することもできる。
本実施形態では、予め設定された視点位置において、各画像領域Pで何番の視差番号が実際に観察されたかを特定可能な光線視差番号データを不図示の記憶装置に登録しておく。なお、記憶装置の場所は任意であり、例えば画像処理部20に設けられる形態であってもよいし、外部装置(サーバ装置等)に設けられる形態であってもよい。以上を前提として、本実施形態の画像処理部20の詳細な内容を説明する。
画像処理部20の具体的な内容を説明する前に、画像処理部20が実行するキャリブレーション処理の概要を説明する。上述の式1によって求まるサブ画素(i,j)の視差番号と、実際に観察された光線視差番号データ(サブ画素(i,j)に対応する画像領域Pに表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す視差番号)との関係を図6に示す。ここでは、表示素子11の第1方向(行方向)のサブ画素数をW、第2方向(列方向)のサブ画素数をHとし、レンズ下に配置される表示素子11のサブ画素の位置座標を(i,j)とすると(Tは転置を示す)、サブ画素位置(i,j)と、画像領域Pの座標位置(m,n)との間の関係は、以下の式2により表される。
逆に、画像領域Pの座標位置(m,n)に対応するサブ画素位置(i,j)は、以下の式3により表される。
したがって、上述の式1および上述の式3より、座標位置(m,n)の画像領域Pに対応するサブ画素位置の視差番号は、v{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ}となる。Θは、観察時のパネルパラメータを示し、この例では、Θ=(atan,Xn,ioffset0)とする。以下の説明では、観察時のパネルパラメータΘを「第1パネルパラメータΘ」と呼ぶ場合がある。また、実際に観察された光線視差番号データ(座標位置(m,n)の画像領域Pに対応する光線視差番号データ)を、L(m,n)と表記する。このとき、表示素子11と光線制御素子12との位置関係やレンズの特性などによって変化する量をc(m,n)とすると、v{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ}、L(m,n)、および、c(m,n)の間には、以下の式4で表される関係が成立する。
上記変化量c(m,n)はハードウェアのセッティングによって一意に決まる値であり、配置する視差番号などにはよらずパネル毎に固有の値となる。
ここで、パネルパラメータを、第1パネルパラメータΘ=(atan,Xn,ioffset0)から、Θ’=(atan’,Xn’,ioffset’)に変更することを考える。パネルパラメータがΘ’=(atan’,Xn’,ioffset’)の場合に、座標位置(m,n)の画像領域Pに対応するサブ画素位置の視差番号は、v{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ’}となるため、パネルパラメータが、第1パネルパラメータΘからΘ’に変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す視差番号L’(m,n|Θ’)は、以下の式5で表すことができる。
ここで、上記変化量c(m,n)は、パネルパラメータの変更によらず一定の値となる。従って、上記式4と上記式5から変化量c(m,n)を消去すると、上述の視差番号L’(m,n|Θ’)は、以下の式6で表すことができる。
本実施形態では、パネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する。そして、指定したパネルパラメータ候補と、第1パネルパラメータΘと、実際に観察された光線視差番号データL(m,n)とを用いて、パネルパラメータが、第1パネルパラメータΘから、指定されたパネルパラメータ候補に変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す視差番号(以下の説明では、「第2視差番号」と呼ぶ場合がある)L’(m,n|Θ’)を算出する(式6参照)。本実施形態では、指定され得る複数のパラメータ候補のうち、上記第2視差番号と、予め設定された視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号との誤差が最小となるパネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータとして選択する。以下、画像処理部20の具体的な内容を説明する。
図7は、画像処理部20の構成例を示すブロック図である。図7に示すように、画像処理部20は、第1取得部21と、指定部22と、第1算出部23と、第2取得部24と、選択部25と、第3取得部26と、第2算出部27とを備える。
第1取得部21は、画像領域Pごとに、当該画像領域Pに表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す第1視差番号を取得する。本実施形態では、第1取得部21は、予め設定された視点位置において、各画像領域Pで何番の視差番号が実際に観察されたかを特定可能な光線視差番号データを、不図示の記憶装置から取得することにより、各画像領域Pに対応する第1視差番号を取得する。
指定部22は、表示素子11と光線制御素子12との対応関係に関するパネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する。本実施形態では、atan,Xn,ioffsetの各々が取り得る範囲をそれぞれ等分し、等分した各点(値)の組み合わせを、パネルパラメータ候補として指定することができる。
第1算出部23は、指定部22により指定されたパネルパラメータ候補と、第1パネルパラメータΘとを用いて、パネルパラメータが、第1パネルパラメータΘから指定部22により指定されたパネルパラメータ候補に変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出する。本実施形態の第1算出部23は、画像領域Pごとに、指定部22によりパネルパラメータ候補が指定されるたびに、その指定されたパネルパラメータ候補と、第1パネルパラメータΘと、第1取得部21により取得された当該画像領域Pに対応する第1視差番号とを用いて、各画像領域Pに対応する第2視差番号を算出する。
より具体的には、第1算出部23は、画像領域Pごとに、指定部22により指定されたパネルパラメータ候補を用いて算出可能な当該画像領域Pに対応するサブ画素の視差番号(サブ画素が表示する視差画像を示す視差番号)と、第1パネルパラメータΘを用いて算出可能な当該画像領域に対応するサブ画素の視差番号との差分を、当該画像領域Pに対応する第1視差番号に加えることで、当該画像領域Pに対応する第2視差番号を算出する。一例として、指定部22により、パネルパラメータ候補Θ’=(atan’,Xn’,ioffset’)が指定され、座標位置(m,n)の画像領域Pに対応する第2視差番号L’(m,n|Θ’)を算出する場合を想定する。第1算出部23は、指定されたパネルパラメータ候補Θ’を用いて、当該画像領域Pに対応するサブ画素の視差番号v{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ’}を算出する(上記式1および上記式3参照)。また、第1算出部23は、第1パネルパラメータΘを用いて、当該画像領域Pに対応するサブ画素の視差番号v{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ}を算出する(上記式1および上記式3参照)。そして、第1算出部23は、算出したv{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ’}とv{(W×m)/M,(H×n)/N|Θ}との差分を、当該画像領域Pに対応する第1視差番号(座標位置(m,n)の画像領域Pに対応する光線視差番号データL(m,n))に加えることで、当該画像領域Pに対応する第2視差番号L’(m,n|Θ’)を算出する(上記式6参照)。
第2取得部24は、予め設定された視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を取得する。本実施形態では、予め設定された視点位置において、各画像領域Pで観察されるべき視差画像を示す視差番号(第3視差番号)を特定可能な目標光線視差番号データが、予め不図示の記憶装置に登録されている。目標光線視差番号データのサイズは、前述の光線視差番号データのサイズと同一であるとする。以下の説明では、座標位置(m,n)の画像領域Pに表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を、目標光線視差番号データL(m,n)と表記する場合がある。本実施形態では、第2取得部24は、後述のキャリブレーション処理が実行される前の段階で、不図示の記憶装置から目標光線視差番号データを取得することにより、各画像領域Pに対応する第3視差番号を取得し、取得した第3視差番号を選択部25へ渡す。目標光線視差番号データが格納される記憶装置の場所は任意であり、画像処理部20に設けられていてもよいし、外部装置(例えばサーバ装置)に設けられていてもよい。
例えば図3に示すように、観察者が、予め設定された視点位置から表示部10を片眼で観察すると、画面全域に渡って視差番号5の視差画像を観察することができるようにするためには、各画像領域Pで観察されるべき視差画像を示す第3視差番号L(m,n)=5(0≦m≦M,0≦n≦N)に設定されることが好ましい。なお、上述の目標光線視差番号データは任意のものを用いてよい。例えば任意のパネルにおいて実際に観察された光線視差番号データのマップを、目標光線視差番号データとしてもよい。
選択部25は、指定部22により指定され得る複数のパネルパラメータ候補に含まれる第1パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された第2視差番号と、第2取得部24により取得された第3視差番号との誤差が、第1パネルパラメータ候補とは異なる第2パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された第2視差番号と第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、第1パネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータとして選択する。本実施形態では、選択部25は、指定部22により指定され得る複数のパネルパラメータ候補のうち、第2視差番号と第3視差番号との誤差が最小となるパネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータとして選択する。
さらに詳述すれば以下のとおりである。選択部25は、第1算出部23により各画像領域Pに対応する第2視差画像が算出されるたびに、当該画像領域Pに対応する第2視差番号と、第2取得部24により取得された当該画素領域に対応する第3視差番号との差分(誤差)を求める(画像領域Pごとに誤差を求める)。例えば座標位置(m,n)の画像領域Pに対応する誤差は二重誤差として以下の式7のように定義することもできる。
また、絶対誤差として以下の式8のように定義してもよい。
以上より、表示領域全体(画面全体)の誤差は以下の式9で表すことができる。
上記式9は、画面全体(0≦m≦M,0≦n≦N)の二重誤差の総和を示す。
次に、選択部25は、算出した画面全体の誤差が最小となるか否かの最小判定を行う。最小判定の方法は任意であるが、以下に一例を挙げて説明する。例えばデフォルトの最小誤差値Eminを大きな値(例えばEmin=1010)に設定しておき、指定部22により指定された1回目のパラメータ候補Θ’に対応して算出された誤差E(Θ’)とEminとを比較する。E(Θ’)<Eminであれば、EminをE(Θ’)で更新する。次のパネルパラメータ候補が指定された場合も同様に、当該次のパネルパラメータ候補に対応して算出された誤差と、最小誤差値Eminとを比較し、小さい方の値を最小誤差値Eminに設定する。そして、選択部25は、全てのパネルパラメータ候補の指定が完了したときのEminに対応するパネルパラメータ候補(誤差が最小となるパネルパラメータ候補)を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータΘとして選択する。なお、最小判定は、ここで述べた、全てのパネルパラメータ候補について最小判定する全探索以外にも、最急降下法や共益勾配法など一般的な非線形最適化手法を用いることもできる。また、ここでは、全ての画像領域Pについて、画像領域Pごとに誤差を算出し、算出した誤差の総和が最小となるパネルパラメータ候補を選択しているが、これに限らず、例えば1つの画像領域Pに着目して誤差を算出し、算出した誤差が最小となるパネルパラメータ候補を選択する形態であってもよい。
なお、選択部25は、第1パネルパラメータΘと、第2取得部24により取得された第3視差番号L(m,n)との差分(誤差)が、指定部22により指定され得る複数のパネルパラメータ候補の各々に対応する誤差(当該パネルパラメータ候補が指定された場合の第2視差番号と第3視差番号との誤差)よりも小さい場合は、第1パネルパラメータΘを、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータΘとして選択することもできる。
図8は、本実施形態の画像処理部20が実行するキャリブレーション処理を概念的に示すイメージ図である。図8に示すように、本実施形態では、パネルパラメータを構成するatan,Xn,ioffsetの各々が取り得る範囲をそれぞれ等分し、等分した各点(値)の組み合わせから構成され得る複数のパネルパラメータ候補の各々について、当該パネルパラメータ候補が指定された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号L’(m,n)と、視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号L(m,n)との誤差を評価し、誤差が最小となる第2視差番号L(m,n)が得られるときのパネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータΘとして選択する。
図9は、本実施形態の画像処理部20が実行するキャリブレーション処理の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、第1取得部21は、各画像領域Pに対応する光線視差番号データを取得する(ステップS1)。指定部22は、パネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する(ステップS2)。第1算出部23は、画像領域Pごとに、指定部22により指定されたパネルパラメータ候補を用いて算出可能な当該画像領域Pに対応するサブ画素の視差番号と、第1パネルパラメータΘを用いて算出可能な当該画像領域に対応するサブ画素の視差番号との差分を、当該画像領域Pに対応する光線視差番号データに加えることで、当該画像領域Pに対応する第2視差番号を算出する(ステップS3)。選択部25は、画像領域Pごとに、当該画像領域Pに対応する第2視差番号と、第2取得部24により取得された当該画像領域Pに対応する第3視差番号との誤差を算出する(ステップS4)。選択部25は、全てのパネルパラメータ候補の指定が完了したか否かを判断する(ステップS5)。全てのパネルパラメータ候補の指定が完了したと判断した場合(ステップS5の結果:YESの場合)、選択部25は、誤差が最小となるパネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータとして選択する(ステップS6)。より具体的には、選択部25は、全てのパネルパラメータ候補の指定が完了したときのEminに対応するパネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータΘとして選択する。一方、全てのパネルパラメータ候補の指定が完了していないと判断した場合(ステップS5の結果:NOの場合)、選択部25は、指定部22に対して、次のパネルパラメータ候補の指定を指示する。そして、上述のステップS2以降の処理が繰り返される。
再び図7に戻って説明を続ける。第3取得部26は、立体画像に用いるK個(Kは2以上の整数)の視差画像を取得する。つまり、第3取得部26は、複数の視差画像を含む立体画像を取得する機能を有する。
第2算出部27は、サブ画素ごとに、選択部25により選択されたパネルパラメータを用いて算出可能な当該サブ画素の視差番号(以下の説明では、「第4視差番号」と呼ぶ場合がある)と、第3取得部26により取得された複数の視差画像とに基づいて、当該サブ画素の画素値(輝度値)を算出する。以下、サブ画素の画素値の算出方法を具体的に説明する。
レンズ下に配置されたパネル上のサブ画素の位置座標を(i,j)とする。ここでTは転置を示す。また、全視差数をKとする。図10は、パネル、視差画像、光線視差番号データの関係を模式的に示す図である。図10に示すように、表示素子11の第1方向(行方向)のサブ画素数をW(列数)、第2方向(列方向)のサブ画素数をH(行数)とし、光線視差番号データの画面(表示領域)の横と縦の分割数をM(列数),N(行数)とし、各視差画像の横と縦の画素数をそれぞれX,Yとする。サブ画素(i,j)の視差番号をv(i,j|Θ)とする。サブ画素(i,j)に相当する視差画像上の座標(x,y)は以下の式10で表すことができる。
上述の式10において、round(x)は、xを四捨五入したものとする。
サブ画素の画素値を計算するためには、視差番号は連続値であるが視差画像は離散的であるので、線形補間などで値を求める必要がある。視差番号に隣接する離散的な2つの視差番号は、以下の式11で表すことができる。
ここで、ceil(x)は、xを超えない最大の整数とする。すると、サブ画素(i,j)の画素値は、線形補間を行うことにより、以下の式12で表すことができる。
ここで、I(x,y)は、視差番号v、座標位置(x,y)における視差画像の画素値とする。
以上のようにして、第2算出部27は、各サブ画素の画素値を算出することにより、表示部10に表示する立体画像を生成する。そして、第2算出部27は、生成した立体画像を表示部10に出力する。
以上に説明したように、本実施形態では、指定部22によりパネルパラメータ候補が指定されるたびに、指定されたパネルパラメータ候補と、観察時におけるパネルパラメータを示す第1パネルパラメータΘと、予め設定された視点位置で実際に観察された視差番号を示す第1視差番号とを用いて、パネルパラメータが、第1パネルパラメータΘから、指定されたパネルパラメータ候補に変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出する。そして、算出した第2視差番号と、予め設定された視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号との誤差が最小となるパネルパラメータ候補を、キャリブレーションされた最適なパネルパラメータとして選択する。つまり、本実施形態では、図9に例示された計算処理を実行するだけで、最適なパネルパラメータを選択することができるので、従来のようにパネルパラメータの変更→パネルパラメータの変更を反映させた表示→観察というサイクルを繰り返す必要が無く、キャリブレーションに要する時間を短縮することができる。
(第1実施形態の変形例)
例えば第1取得部21は、光線の歪みを補正する歪み補正が行われた第1視差番号を取得する形態であってもよい。以下、具体的に説明する。ここで、取得された光線視差番号データは、カメラレンズの歪みなどによってパネル形状の長方形ではなく、台形などに歪んでいる可能性が高い。このような歪み補正の座標変換は、例えば以下の式13により表される。
例えば射影変換などを用いる場合は、以下の式14により表される。
上記式14におけるa〜aは射影変換のパラメータであり、取得された光線視差番号データの画面における4頂点と、液晶パネル(表示素子11)の4頂点の座標から求めることができる。このため、サブ画素位置(i,j)に対応する光線視差番号データは、以下の式15により表される。
ここで特定された座標は、整数でない可能性もある。その場合は周辺の光線視差番号データを用いて補間して計算することができる。
その他の内容は上述の第1実施形態と同様である。なお、第1取得部21が、不図示の記憶装置から取得した光線視差番号データに対して歪み補正を行う形態であってもよいし、歪み補正が行われた光線視差番号データが不図示の記憶装置に予め記憶されている形態であってもよい。要するに、第1取得部21が、光線の歪みを補正する歪み補正が行われた第1視差番号を取得する形態であればよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、サブ画素ごとに、パネルパラメータが第1パネルパラメータΘから選択部25により選択されたパネルパラメータΘに変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第4視差番号と第3視差番号との差分値を示す補正データを用いて、視点位置で観察される視差番号を第3視差番号に設定するための補正を行う補正部を備える点で上述の第1実施形態と相違する。以下、具体的に説明する。なお、第1実施形態と共通する部分については、説明を適宜省略する。
図11は、第2実施形態の画像処理部200の構成例を示すブロック図である。図11に示すように、画像処理部200は、上述の第2算出部27の代わりに、補正部30と画素値算出部40を備える。補正部30は、第3算出部31と、第4算出部32と、補正データ算出部33と、設定部34とを含む。
第3算出部31は、サブ画素(i,j)ごとに、選択部25により選択されたパネルパラメータΘを用いて、当該サブ画素(i,j)の視差番号v(i,j|Θ)を算出する(式1参照)。以下の説明では、パネルパラメータΘから算出可能なサブ画素の視差番号を、第5視差番号と呼ぶ場合がある。第3算出部31は、選択部25により選択されたパネルパラメータΘを用いて、各サブ画素の第5視差番号を算出する。
第4算出部32は、サブ画素(i,j)ごとに、第1取得部21により取得される当該サブ画素(i,j)に対応する第1視差番号(予め設定された視点位置において、当該サブ画素(i,j)に対応する画像領域Pで実際に観察された視差画像を示す視差番号)L(m,n)と、第1パネルパラメータΘと、選択部25により選択されたパネルパラメータΘとを用いて、パネルパラメータが第1パネルパラメータΘからΘに変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第4視差番号を算出する。サブ画素(i,j)に対応する画像領域P(m,n)に表示される視差画像のうち、パネルパラメータが第1パネルパラメータΘからΘに変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第4視差番号L’(m,n|Θ)は、以下の式16で表すことができる(基本的には上記式6と同様)。
補正データ算出部33は、サブ画素(i,j)ごとに、当該サブ画素(i,j)に対応する第4視差番号L’(m,n|Θ)と、第2取得部24により取得される当該サブ画素(i,j)に対応する第3視差番号(予め設定された視点位置において、サブ画素(i,j)に対応する画像領域P(m,n)で観察されるべき視差画像を示す視差番号)との差分を示す補正データを算出する。サブ画素(i,j)に対応する補正データをC(m,n)、第3視差番号をkdstと表記した場合、補正データC(m,n)は、以下の式17で表すことができる。
また、前述したように、サブ画素位置(i,j)と、画像領域Pの座標位置(m,n)との間の関係は、上記式2で表すことができるので、サブ画素(i,j)の補正データは、C((M×i)/W,(N×j)/H)と表すこともできる。
設定部34は、サブ画素(i,j)ごとに、当該サブ画素に対応する第5視差番号v(i,j|Θ)と、当該サブ画素に対応する補正データC((M×i)/W,(N×j)/H)とを加算した値を視差数Kで除算した結果の余りの数を、当該サブ画素の視差番号として設定する。これにより、予め設定された視点位置において、サブ画素(i,j)に対応する画像領域Pで観察される視差画像を、第3視差番号kdstの視差画像に設定することが可能になる。つまり、補正部30は、サブ画素(i,j)ごとに、当該サブ画素に対応する補正データC((M×i)/W,(N×j)/H)を用いて、当該サブ画素(i,j)に対応する第5視差番号v(i,j|Θ)に対して、視点位置で観察される視差番号を第3視差番号kdstに設定するための補正を行っていると捉えることができる。設定部34による設定後(補正後)のサブ画素(i,j)の視差番号v’(i,j|Θ)は、以下の式18により表すことができる。
次に、画素値算出部40について説明する。画素値算出部40は、各サブ画素の補正後の視差番号(設定部34により設定された視差番号)と、第3取得部26により取得された複数の視差画像とに基づいて、当該サブ画素の画素値(輝度値)を算出する。この各サブ画素の画素値の算出方法は、第1実施形態の第2算出部27による算出方法と同様であるので、詳細な説明は省略する。第2算出部27と同様に、画素値算出部40は、各サブ画素の画素値を算出することにより、表示部10に表示する立体画像を生成する。そして、画素値算出部40は、生成した立体画像を表示部10に出力する。
以上に説明したように、本実施形態では、上述のキャリブレーション処理に加えて、サブ画素ごとに、パネルパラメータが、第1パネルパラメータΘからパネルパラメータΘに変更された場合に視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第4視差番号と第3視差番号との差分値を示す補正データを用いて、視点位置で観察される視差番号を第3視差番号に設定するための補正を行う。これにより、キャリブレーションに要する時間を短縮しつつ、立体画像の表示領域(画面)において、立体画像を観察可能な領域と、立体画像を観察できない領域(逆視領域)と、が発生することを抑制できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上述の各実施形態および変形例は任意に組み合わせることもできる。
例えば上述の各実施形態では、光線制御素子12は、その光学的開口の延伸方向が表示素子11の第2方向(列方向)に対して、所定の傾きを有するように配置されているが、傾きの大きさは任意に変更可能である。また、例えば光線制御素子12は、その光学的開口の延伸方向が、表示素子11の第2方向に一致するように配置される構成(いわゆる垂直レンズ)であってもよい。
上述の実施形態の画像処理部(20,200)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM、RAM、および、通信I/F装置などを含んだハードウェア構成となっている。上述した各部(第1取得部21、指定部22、第1算出部23、第2取得部24、選択部25、第3取得部26、第2算出部27、補正部30、画素値算出部40)の機能は、CPUがROMに格納されたプログラムをRAM上で展開して実行することにより実現される。また、これに限らず、上述した各部の機能のうちの少なくとも一部を専用のハードウェア回路で実現することもできる。
また、上述の実施形態の画像処理部(20,200)で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上述の実施形態の画像処理部(20,200)で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上述の実施形態の画像処理部(20,200)で実行されるプログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
1 立体画像表示装置
10 表示部
11 表示素子
12 光線制御素子
20 画像処理部
21 第1取得部
22 指定部
23 第1算出部
24 第2取得部
25 選択部
26 第3取得部
27 第2算出部
30 補正部
31 第3算出部
32 第4算出部
33 補正データ算出部
34 設定部
40 画素値算出部
200 画像処理部

Claims (10)

  1. 複数の画素が配列された表示素子と、前記表示素子から射出される光線の射出方向を制御する光線制御素子と、を有し、互いに視差を有する複数の視差画像を含む立体画像を表示可能な表示部に表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す第1視差番号を取得する第1取得部と、
    前記表示素子と前記光線制御素子との対応関係に関するパネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する指定部と、
    前記指定部により指定されたパネルパラメータ候補と、観察時における前記パネルパラメータを示す第1パネルパラメータとを用いて、前記パネルパラメータが、前記第1パネルパラメータから前記パネルパラメータ候補に変更された場合に前記視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出する第1算出部と、
    前記視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を取得する第2取得部と、
    前記指定部により指定され得る複数のパネルパラメータ候補に含まれる第1パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差が、前記第1パネルパラメータ候補とは異なる第2パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、前記第1パネルパラメータ候補を前記パネルパラメータとして選択する選択部と、を備える、
    画像処理装置。
  2. 前記選択部は、前記指定部により指定され得る複数のパネルパラメータ候補のうち、前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差が最小となるパネルパラメータ候補を、前記パネルパラメータとして選択する、
    請求項1の画像処理装置。
  3. 前記第1取得部は、前記表示部において前記立体画像が表示される表示領域に含まれる画像領域に対応する前記第1視差番号を取得し、
    前記第1算出部は、前記指定部により指定された前記パネルパラメータ候補を用いて算出可能な前記画像領域に対応する前記画素の視差番号と、前記第1パネルパラメータを用いて算出可能な前記画像領域に対応する前記画素の視差番号との差分を、前記画像領域に対応する前記第1視差番号に加えることで、前記画像領域に対応する前記第2視差番号を算出する、
    請求項1の画像処理装置。
  4. 前記画素ごとに、前記パネルパラメータが、前記第1パネルパラメータから前記選択部により選択された前記パネルパラメータに変更された場合に前記視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第4視差番号と前記第3視差番号との差分値を示す補正データを用いて、前記視点位置で観察される視差画像を示す視差番号を前記第3視差番号に設定するための補正を行う補正部をさらに備える、
    請求項1の画像処理装置。
  5. 前記第1取得部は、光線の歪みを補正する歪み補正が行われた前記第1視差番号を取得する、
    請求項1の画像処理装置。
  6. 複数の視差画像を取得する第3取得部と、
    前記画素ごとに、前記選択部により選択された前記パネルパラメータを用いて算出可能な当該画素の視差番号を示す第4視差番号と、前記第3取得部により取得された前記複数の視差画像とに基づいて、当該画素の画素値を算出する第2算出部と、をさらに備える、
    請求項1の画像処理装置。
  7. 前記選択部は、前記第1視差番号と前記第3視差番号との誤差が、前記指定部により指定され得る複数のパネルパラメータ候補の各々が指定された場合に算出される前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、前記第1パネルパラメータを、前記パネルパラメータとして選択する、
    請求項2の画像処理装置。
  8. 複数の画素が配列された表示素子と、前記表示素子から射出される光線の射出方向を制御する光線制御素子と、を有し、互いに視差を有する複数の視差画像を含む立体画像を表示可能な表示部に表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す第1視差番号を取得し、
    前記表示素子と前記光線制御素子との対応関係に関するパネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を示すパネルパラメータ候補と、観察時における前記パネルパラメータを示す第1パネルパラメータとを用いて、前記パネルパラメータが、前記第1パネルパラメータから前記パネルパラメータ候補に変更された場合に前記視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出し、
    前記視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を取得し、
    前記パネルパラメータが取り得る範囲内の複数のパネルパラメータ候補に含まれる第1パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差が、前記第1パネルパラメータ候補とは異なる第2パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、前記第1パネルパラメータ候補を前記パネルパラメータとして選択する、
    画像処理方法。
  9. コンピュータを、
    複数の画素が配列された表示素子と、前記表示素子から射出される光線の射出方向を制御する光線制御素子とを有し、互いに視差を有する複数の視差画像を含む立体画像を表示可能な表示部に表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す第1視差番号を取得する第1取得手段と、
    前記表示素子と前記光線制御素子との対応関係に関するパネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定されたパネルパラメータ候補と、観察時における前記パネルパラメータを示す第1パネルパラメータとを用いて、前記パネルパラメータが、前記第1パネルパラメータから前記パネルパラメータ候補に変更された場合に前記視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出する第1算出手段と、
    前記視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を取得する第2取得手段と、
    前記指定手段により指定され得る複数のパネルパラメータ候補に含まれる第1パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差が、前記第1パネルパラメータ候補とは異なる第2パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、前記第1パネルパラメータ候補を前記パネルパラメータとして選択する選択手段として機能させる、
    画像処理プログラム。
  10. 複数の画素が配列された表示素子と、前記表示素子から射出される光線の射出方向を制御する光線制御素子とを有し、互いに視差を有する複数の視差画像を含む立体画像を表示可能な表示部と、
    前記表示部に表示される視差画像のうち、予め設定された視点位置で実際に観察された視差画像を示す第1視差番号を取得する第1取得部と、
    前記表示素子と前記光線制御素子との対応関係に関するパネルパラメータが取り得る範囲内の何れかの値を、パネルパラメータ候補として指定する指定部と、
    前記指定部により指定されたパネルパラメータ候補と、観察時における前記パネルパラメータを示す第1パネルパラメータとを用いて、前記パネルパラメータが、前記第1パネルパラメータから前記パネルパラメータ候補に変更された場合に前記視点位置で観察されることが予想される視差画像を示す第2視差番号を算出する第1算出部と、
    前記視点位置で観察されるべき視差画像を示す第3視差番号を取得する第2取得部と、
    前記指定部により指定され得る複数のパネルパラメータ候補に含まれる第1パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差が、前記第1パネルパラメータ候補とは異なる第2パネルパラメータ候補が指定された場合に算出された前記第2視差番号と前記第3視差番号との誤差よりも小さい場合は、前記第1パネルパラメータ候補を前記パネルパラメータとして選択する選択部と、を備える、
    立体画像表示装置。
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