JP5693855B2 - 歪みゲージによる面外検出を用いた表面技術の慣性又は共振センサー - Google Patents

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Description

本発明は、例えば慣性センサー、特に加速度計である、特にシリコンで作られるマイクロセンサーの分野に関する。
その用途は、自動車、携帯電話通信又は航空電子工学などの多くの様々な分野にある。
よく知られるように、共振センサーは、作られ得る:
−湿式エッチングを用いてシリコン又は石英の厚さ全体にわたってセンサーの高感度部分が作られる場合に体積技術において;この技術は、FR2763694に記載される、又は、
−表面技術によって;この技術は、非特許文献1に記載される。
体積技術で作られる慣性センサーは、共振器の面外静電励起に基づく。それらは、大きな寸法である。
それらは、2つの基板の移動を必要とし、その一方は、励起/検出電極を形成するために使用され、第2のものは、真空キャビティを閉じるために使用される。移動された基板間の間隙を制御することも必要である。従って、使用される技術は複雑である。
このタイプの技術において、検出共振器は、基板に対して薄く、従って、可動性の塊と異なる厚さを有する。非常に不良に制御されるこの薄膜化は、特に、平面外で行われるビーム振動のタイプによって必要とされる。
このタイプの技術における他の問題は、レバーアームの効果を増加するために最適化することができない共振器の位置合わせにある。事実上、共振器とその励起電極との間の空隙を最小化するために、共振器は、基板の表面に配置される。最適な方式において、共振器は、できるだけヒンジ(塊の回転軸)に近づいて位置すべきである。
仏国特許発明第2763694号明細書
"Resonant accelerometer with self test", by M.Aikele et Al., Sensors and Actuators, A92, 2001, p.161-167
従って、課題は、以上に参照された問題を解消することを可能にする、さらに小型化された、構成要素の新規な設計を見出すことから生じる。
本発明は、例えばピエゾ抵抗タイプまたは共振器(ビームまたは音叉)である、1つ又は幾つかの吊るされたゲージによる検出を用いることによって、自由にされた機械的な塊に加えられる面外力を検出することを可能にする、プレーナー技術を用いて作られる新規なタイプのセンサーを提案する。本発明によるセンサーは、特に、加速器または質量センサーを実現することを可能にする。特に、それは、ピエゾ抵抗ゲージによる検出を可能にするが、他のタイプの検出も可能である。
このセンサーは、可動性の塊(慣性質量)及び制限の検出及び測定に使用されるゲージの形態、材料及び厚さを別個に最適化することを可能にする。
より正確には、本発明の対象は、基板に形成される表面タイプのMEMSセンサーであって、
(a)第1の厚さを示す、厚い領域と呼ばれる第1の領域であって、その第1及び第2の表面がそれぞれ第1及び第2の平面にあり、互いに平行に走る、少なくとも1つの可動性の塊を形成し、この塊が、これらの平面の外側に移動する第1の領域と、
(b)前記可動性の塊及び前記基板に結合される、少なくとも前記可動性の塊に対するピボットリンクを形成する第2の領域であって、前記ピボットリンクの軸又はねじり軸が、前記センサー又は基板の平面にある第2の領域と、
(c)少なくとも前記ピボットリンクの軸の周りにおける可動性の塊の運動の検出用の吊るされたタイプの歪みゲージを形成し、前記第2の領域の厚さと等しい又はそれより薄い厚さの、薄い領域と呼ばれる第3の領域であって、−前記ピボットリンクの軸を含まない、前記センサー又は基板の平面に平行な方向に又はそれに平行な平面において延長し、−前記ピボットのねじり軸に垂直な方向に又はそれに垂直な平面において延長し、−少なくとも1つの歪みの印加点によって一側部において前記第1の領域に結合され、例えば組み込みタイプの結合によって他側部において基板に結合される第3の領域と、
を含むセンサーである。
前記第3の領域のこのような位置合わせは、前記第3の領域の厚さと無関係である前記ピボット領域の厚さを有することを可能にし、また、好ましくは、Hピボット軸の直上において、すなわち、Hピボット軸を含むN1及び/又はN2に垂直な平面において、第3の領域上の第1の領域によって与えられる歪みの印加点を得ることを可能にする。これは、歪みゲージにおける震動性の塊(seismic mass)のレバーアームを増加することを可能にする。
前記第2の領域は、前記基板の平面に垂直な方向に従って、これらの2つの部分の一方が、従って前記第1及び第2の領域に対して共通の平面と呼ばれる前記第1の領域の第1の平面または第2の平面にある状態で、下部部分及び上部部分を有する。言い換えると、前記第2の領域の上部部分は、前記第1の領域の第1の平面(または上部平面)に位置し、前記第2の領域の下部部分は、前記第1の領域の第2の平面(または下部平面)に位置する。
前記第3の領域は、前記基板の平面に垂直な方向に従って、上部部分及び下部部分を有し、これらの領域の1つは、前記第1及び第2の領域に共通の平面にあり得る。
本発明による装置において、第2の領域(ピボットを形成する)の厚さは、第3の領域の厚さと無関係である。
前記第3の領域と前記第2の領域との間の厚さの差は、圧力、歪み又は圧縮制限を有することができる:もしこれらの2つの領域が同一の厚さである場合、無関係にこれらの制限に対するアクセスを有することが可能である。ピエゾ抵抗効果を用いた検出の場合、これは、相殺されるだろう。
好ましくは、前記第3の領域における前記第1の領域によって与えられる歪みの印加の点は、Hピボット軸の直上にあり、すなわち、前記第1の領域の第1の平面及び/又は第2の平面に垂直な平面で、Hピボット軸を含む平面にある。これは、歪みゲージにおける震動性の塊のレバーアームを増加することを可能にする。
前記第1及び第2の領域は、半導体材料又は絶縁材料で又はそれらから形成することができる。前記第1及び第2の領域は、同一の材料又は異なる材料であり得る。
MEMSセンサーは、ミクロン及び/又はサブミクロンの素子を含むセンサーであると理解される。
好ましくは:
−前記第2の領域は、前記可動性の塊の厚さ未満の厚さを有し、
−及び/又は、前記ピボット軸の方向に従って、この同一方向に従う前記可動性の塊の幅未満の幅を有し;
−及び/又は、前記ピボット軸に対して平行な方向に従う延長部を有し;前記第2の領域は、各々が前記可動性の塊の側に位置し又は前記可動性の塊に形成された開口部に位置する、例えば2つの伸ばされた部分を含む。
本発明によるセンサーにおいて、前記可動性の塊のためのピボットリンクを形成する前記第2の領域は、前記ピボット軸の周りにおける後者の如何なる回転運動も許容せず、それによって前記可動性の塊のあらゆる他の運動を妨げる。特に、前記第2の領域は、前記ピボット軸に沿って位置合わせされた幾つかの部分を含み得る。
前記可動性の塊は、前記第2の領域(ピボットを形成する)の厚さより厳密に大きな厚さを有し得る。後者自体は、第3の領域の厚さより厳密に大きな厚さを有し、歪みゲージを含み、それは、有利には、前記第3の領域の厚さより2倍大きい。
歪みゲージ及び可動性の塊は、共通の平面を有し、それは、塊3の下部平面であり得る。ゲージ及び可動性の塊は、この場合、この平面に対する同一側に位置する。あるいは、それらは、共通平面としてこの塊3の上部平面を有し得る。ゲージは、この他の場合において、この平面の一側に位置し、可動性の塊は、他側に位置する。
好ましくは、ピボット軸の軸は、この平面において可動性の塊の重心Gを通る。この平面は、第1の平面及び第2の平面に平行である。
前記第3の領域は、互いに対して、及び、−前記可動性の塊の前記第1及び第2の平面に垂直で、前記ねじり軸を含む平面に、−及び、前記ねじり軸に垂直な平面に対して反対称的に位置する少なくとも2つの歪みゲージを含み得る。
前記歪みゲージは、単結晶若しくは多結晶シリコンなどのピエゾ抵抗材料又はSiGeで作られ、又は、例えばシリコンから作られるナノワイヤー若しくは例えばカーボンのナノチューブで作られ得る。次いで、それは、電気抵抗変化がそれに加えられる歪みに従って測定される吊るされたゲージとして使用され得る。
それは、半導体基板にエッチングすることによって形成され得る。あるいは、それは、多結晶シリコンなどのピエゾ抵抗材料、シリコンナノワイヤー又はカーボンナノチューブから形成され得る。あるいは、ゲージは、変形が形状効果を用いて抵抗を変える金属などの材料から作られ得る。
ナノワイヤー、特にシリコンから作られるナノワイヤーは、長さと呼ばれる方向に従う、延長した形状の構造である。この方向に垂直な断面にある横寸法は、この長さより大いに短い。これらの横寸法は、典型的には100nm未満であり、好ましくは、50nm又は40nm未満であり、有利には20nm未満である。X方向に方向付けられ、基板の平面に含まれるナノワイヤーは、Y及びZの横方向に従うシリコンビームをエッチングすることによって、又は、例えば触媒SLV堆積を用いたナノワイヤーの成長によって得ることができる。
例えば可変抵抗ゲージであるゲージは、電流がゲージを通って入ることができ、ピボット領域の1つから出ることができ、又は逆もあり得る、単一ワイヤータイプのものであり得る。あるいは、ゲージは、電流がワイヤーの一方に入り、他方から出ることができる、二重ワイヤータイプのものであり得る。2つのワイヤーは、電気絶縁体が好ましくは一方におけるゲージと他方における第1の領域との間に配置された状態で、互いに平行であり得る。
あるいは、歪みゲージは、少なくとも1つの振動翼、励起手段及び振動検出手段を含む振動検出共振器を基板の平面に含み得る。
従って、歪みゲージは、周波数変化がそれに加えられる歪みに従って測定される、例えばビーム又は音叉タイプの検出共振器であり得る。
基板の平面におけるゲージの振動は、静電手段を用いて生成することができる。検出共振器は、共振に加わる。検出共振器の振動周波数の変化は、塊によって加えられる歪みに基づく。
次いで、振動翼の励起及び/又は共振検出は、振動の検出において振動翼に対して配置された少なくとも1つの電極を用いて静電手段によって行われ得る。
また、共振検出は、振動翼に配置されるピエゾ抵抗手段を用いて行われ得る。
従って、振動は、センサー平面に配置される電極によって測定され得る。あるいは、ゲージは、静電手段によって励起され、歪みは、共振器に配置される圧電手段によって測定される。
本発明によるセンサーは、加速度センサーでありえ、塊によって加えられる歪みは、センサー組立体の運動中に塊の慣性による。
この場合、センサーの面外加速度は、第2の領域のピボットリンクの軸の周りにおける角度αの第1の領域のピボットを形成し、それは、可動性の塊を形成する。この可動性の塊の回転は、歪みゲージに歪みを与えるだろう。ゲージが共振器である場合、この歪みは、その周波数及び/又は振動振幅の変化をもたらす。ゲージがピエゾ抵抗タイプ又は吊るされた金属ゲージタイプの場合、この歪みは、働いた歪みに比例するその電気抵抗に対する変化をもたらす。次いで、加速度を計算することが可能である。
本発明によるセンサーにおいて、ゲージのピボット軸及び中心軸は、これが実現されるセンサー及び/又は基板に平行な2つの異なる平面にある。ゲージにおける制限は、可動性の塊の重心G、力が加速度によって加えられる場合にはピボット領域と、ゲージにおける歪みの印加点との間に形成されるレバーアームによって増幅される。この印加点がピボット軸Hに近ければ近いほど、この軸に実際には正確ではないが、測定される歪みが大きくなる。
ゲージにおける歪みの印加点は、好ましくは、ピボット軸に垂直に位置する。また選択として、ピボット軸は、可動性の塊の重心として、センサーの平面に平行な同一平面に位置する。
また、本発明による装置は、特に化学センサーまたは質量センサーの実現において、可動性の塊の振動又は運動を引き起こす手段を含み得る。可動性の塊の振動又は運動を引き起こすこれらの手段は、以下を含み得る:
−前記可動性の塊の主たる側部の一方に面する前記基板上に存在する電極;この電極は、可動性の塊が電圧源に接続された状態で、可変電圧を周期的に生成することができる同一の電圧源に接続され得る、
−又は、例えばこの可動性の塊とバイメタルを形成する絶縁層によって可動性の塊と電気的に絶縁される、前記可動性の塊上に位置し、基板に結合される導電材料の層;この層は、周期的に変わる電圧を生成することができる電圧源に接続される、
−又は、可動性の塊上に配置され、基板に接続される層又はピエゾ抵抗材料;この層は、例えば圧電層の上又は下に存在する電極である、圧電材料内における周期的な可変電圧の生成の発生手段に電気的に接続され得る。
周期的な可変電圧の生成手段は、
−圧電材料が間に配置される電極、
−前記電極に結合される電圧源、
を含み得る。
振動を引き起こす手段に与えられる電圧又は電流の変化は、その塊の局所的な変形をもたらし、従って運動の引き起こしをもたらす。振動引き起こし領域によって与えられる衝撃が、例えば交流電流の衝撃である場合、この運動は、振動になる
従って、本発明は、可動性の塊の振動を引き起こす手段を備える本発明による装置を含む共振器タイプの化学質量センサーにも関連する。次いで、振動可動性の塊は、“振動ビーム”という用語を用いて記載されることができる。
有利には、振動ビームは、例えば単一のタイプの分子に敏感である分子ラジカル又は層又は材料を用いて、表面に吸着又は吸収されることができる、分子、又は、1つのタイプ若しくは幾つかのタイプの分子、又は、1つのタイプ又は幾つかのタイプの分子若しくは分子の群、を選択する手段をその表面に含むことができる。
例えば、振動ビームの表面は、特有の方法で化学的及び/又は生化学的な要素と反応し、及び/又は、分子若しくは分子の族に特有である鍵状の分子(hooked molecules)を伴う材料で覆われ得る。
そのようなものとして、ターゲット分子を含む環境における振動、振動ビームから、分子が吸着されるに従ってその量が増加することが分かる。従って、振動周波数は変化し、歪みゲージに加えられる歪みは、変えられる。
このような装置は、環境中の1つ又は幾つかの分子の存在及び/又は濃度を検出するために使用され得る。
振動ビームの運動軸がその平面にある化学質量センサーに関するこの装置の利点は、以下の通りである。重要な分子捕獲表面を提供する、基板平面に垂直な軸に沿ったビーム、特に大きな幅を有するビームの振動を引き起こすことは、この平面における振動の引き起こしより薄層技術において行うのがより容易である。
本発明による装置の使用中に、可動性の塊は、有利には、気体雰囲気又は真空中にある。質量センサー又は化学センサーの場合、可動性の塊又は振動ビームは、流体又は分散媒と接触をもたらす。
検出共振器タイプの歪みゲージは、有利には、真空に近い雰囲気にある。事実上、気体雰囲気による希釈は、共振器の品質係数を低下させ、従ってセンサーの解像度を低下させるだろう。
それ自体、これらの理由のために、本発明による装置は、好ましくは、例えばピエゾ抵抗タイプの可変抵抗歪みゲージを有する。
本発明による装置において、この装置が本発明によって形成される前後において、全ての電気接続は、基板の前側部における集積を用いて行われ得る。
また、本発明の対象は、表面タイプのMEMSセンサー用の製造方法であり、それは、
−それ自体、例えば半導体基板又はガラスタイプの絶縁体上に横たわる犠牲層上に存在する、例えば単結晶又は多結晶シリコンである半導体材料の層又はSiGe層内に製造されるセンサーによって特徴付けられ、
−及び、この方法が、
(a)少なくとも1つの可動性の塊を形成する、第1の厚さを提供する第1の領域と、
(b)前記可動性の塊に許容される単一の運動の軸が、それによってセンサーの平面においてピボットリンクを形成する第2の領域を有して、ねじり軸と呼ばれる、センサーの平面に含まれる軸の周りにおける回転であるような、前記可動性の塊に結合される第2の領域と、
(c)−センサーの平面に平行に延びるが、ピボットのねじり軸を含まず、−ピボットのねじり軸に垂直な平面に延び、−可動性の塊に結合される前記第3の領域を有するピボットの軸の周りにおける可動性の塊の運動の検出用に少なくとも1つの吊るされたタイプの歪みゲージを形成する、厚い領域より薄い厚さの、薄い領域と呼ばれる第3の領域と、の実現を含むことを特徴とする。
この3つの領域は、センサーの可動性の部分を自由にすることができる犠牲層のエッチングを有する、半導体材料の層におけるエッチングによって形成され得る。
それらは、固定部分に対する犠牲層及び電気絶縁体として作用するSOIの酸化物層を有するSOI基板の半導体材料の表面層のエッチングによって特に形成され得る。
薄い領域は、半導体材料の基板、半導体材料の層をエッチングすることによって形成される2つの第1の領域上に配置される表面層に形成され、犠牲層のエッチングは、センサーの可動部分を自由にすることを可能にする。
この第2の領域は、第1の領域の厚さと第3の領域の厚さとの間の厚さを有し得る。この第2の領域は、第1の領域の厚さと等しい厚さであり得る。
この方法は、以上に説明されるように、本発明による装置を実現することを可能にする。従って、本発明による他の特徴は、本発明による手順に当てはまる。
面外の敏感な軸及びエッチングされた歪みゲージを有するプレーナータイプの、本発明による加速度センサーの側面図を示す。 面外の敏感な軸及びエッチングされた歪みゲージを有するプレーナータイプの、本発明による加速度センサーの正面図を示す。 面外の敏感な軸及び堆積された歪みゲージを有するプレーナータイプの、本発明による加速度センサーの側面図を示す。 面外の敏感な軸及び堆積された歪みゲージを有するプレーナータイプの、本発明による加速度センサーの正面図を示す。 面外の敏感な軸及び歪みゲージ並びに減少した厚さのピボット領域を有する、本発明による他のプレーナータイプの加速度センサーの側面図を示す。 面外の敏感な軸及び歪みゲージ並びに減少した厚さのピボット領域を有する、本発明による他のプレーナータイプの加速度センサーの側面図を示す。 歪みゲージが検出共振器タイプである、本発明によるセンサーを示す。 本発明による装置に適用されるホイートストーンブリッジを示す。 単一の歪みを有する、本発明による装置に適用されるホイートストーンブリッジを示す。 二重歪みを有する、本発明による装置に適用されるホイートストーンブリッジを示す。 面外の敏感な軸及び差動的に又は対向して載置された歪みゲージを有する、本発明による他のプレーナータイプの加速度センサーを側面図で示す。 面外の敏感な軸及び差動的に又は対向して載置された歪みゲージを有する、本発明による他のプレーナータイプの加速度センサーを正面図で示す。 本発明による差動ホイートストーンブリッジの図を示す。 2つのゲージ、及び、この場合、広いピボット領域を有する、本発明による装置へのその適用を示す。 可動性の塊を振動させる第1の手段に従う、振動質量センサータイプの本発明による装置の図を示す。 可動性の塊を振動させる第1の手段に従う、振動質量センサータイプの本発明による装置の図を示す。 可動性の塊を振動させる第2の手段に従う、振動質量センサータイプの本発明による装置の図を示す。 可動性の塊を振動させる第2の手段に従う、振動質量センサータイプの本発明による装置の図を示す。 可動性の塊を振動させる第3の手段に従う、振動質量センサータイプの本発明による装置の図を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第1の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による方法の第2の実施形態を示す。 本発明による装置の代替案を示す。 本発明による装置の代替案を示す。 本発明による装置の代替案を示す。 本発明による装置の代替案を示す。
様々な実施形態が、同一の要素に対する符号が異なる図面において共用される図1から図4に示される。
本発明の様々な実施形態に共通の特性が初めに記載される。次いで、それらの実施形態の各々の特定の特徴が提供される。
本発明によるセンサーは、例えば単結晶若しくは多結晶シリコンである半導体材料である基板又はウエハー2、シリコン基板に堆積されるSiGeの層、又は、ガラスタイプの材料に含まれ又は実現される。このウエハーは、上側部21(または第1の側部)及び下側部22(または第2の側部)を有する。これらの参照符号は、例を用いて図1Aに示されるが、他の図においても使用され得る。これらの2つの側部21及び22は、平行であり、平面N21及びN22に位置する(それらは、上部平面N21及び下部平面N22、又は、ウエハーの第1の平面N21及びウエハーの第2の平面N22と呼ばれ得る)。そのようなものとして、ウエハー2に含まれるセンサーまたはその可動性の塊3は、センサーの上側部11がウエハーの上側部21の平面N21に全く一致し得る平面N1にある状態で、上側部11(または第1の側部)及び下側部12(または第2の側部)を有する。センサーの下部表面12は、平面N2にあり、ウエハーN22の下部平面と異なる。N2は、上部平面N1/N21とウエハーN22の下部平面との間に含まれる。以下では、ウエハーの言及なしに、“側部”又は“平面”という用語は、センサーの平面又は側部:N1及びN2に対応する。
形容詞“下部の”及び“上部の”は、説明を容易にするために選択されるが、平面の一方に対する平面の他方の限定的な相対的位置を表さない。“第1の側部”及び“第2の側部”という表現もそれぞれ使用することができる。塊3の所謂下側部は、本発明による装置を形成する方法を実施する際のエッチングによって更新される基板の側部22’に面し及び平行である。この側部22’は、例えば、N2とN22との間に位置する平面N22’に含まれる。
直交マーカーは、平面Nに垂直な軸である第3の軸Zを有して、上記で定義される平面Nの1つに位置する、一方に対して他方が直交する2つの直交軸X、Yを含んで定義される。
本発明による加速度装置は、ウエハーの側部又は平面に垂直な方向Zに従って測定される、第1の厚さT(この明細書で後に言及される厚さと同様の)の塊3を含む。ウエハーの平面Nに平行なこの塊の平面は、センサーの第1の平面N1及び第2の平面N2を定義する。この塊3は、可動性の塊を形成する。それは、基板2に使用される材料と同一の材料であり得る。それは、例えば、単結晶又は多結晶シリコンで作られ、SiGeで作られ又はガラスタイプの材料で作られる。塊3の厚さTは、例えば、500nmから10μmであり、例えば1μmである。
さらに、塊3は、XY平面のY軸に従って測定される、数μmから数百μm、例えば10μm又は50μmから100μm、200μm又は500μmであり得る長さLと、XY平面のX軸に従って測定される、数μmから数百μm、例えば10μm又は50μmから100μm、200μm又は500μmであり得る幅lと、を有する。
この可動性の塊は、第2の厚さの第2の領域5に接続され、従ってそれは、上記で定義された平面Nに平行なH軸の、ヒンジとも呼ばれるピボットリンクを形成する(このH軸は、図1Aの平面に垂直である)。H軸は、塊3の第1の平面(N1)と第2の平面(N2)との間に配置され、これらの各々に平行である。基板に関連付けて結合されるX軸は、H回転軸の方向であるように選択され得る。さらに、Zは、平面Nの各々に垂直である。従って、それは、完全に直交マーカーを定義するためにX及びZ方向に垂直なY方向を選択するのに十分である。
ピボット形成領域は、Z軸に従って異なる高さに配置される上部部分及び下部部分を含む。それは、塊3の上側部及び下側部をそれぞれが含む2つの平面N1とN2との間に含まれる。もしその底部部分が平面N2にある場合、平面N2は、第1及び第2の部分に共通であると考えられる。さらに又は代替案として、上部部分、もしピボット形成領域が平面N1にあり得る場合には平面N1は、第1及び第2の部分に対して共通の平面と呼ばれる。図1Aの実施形態において、ピボット形成領域の上部部分及び下部部分は、それぞれ、平面N1及び平面N2にあり、従って、これらの2つの平面N1及びN2は、第1及び第2の部分に共通である。
有利には、ピボット領域の形状及び/又は寸法は、回転軸Hが、可動性の塊の重心Gを通る平面Nに平行な平面にあるようなものである。これは、横加速に対する感度を低減させることができる。回転軸のこの特定の位置は、第1及び第2の領域の厚さが等しい以下のZ軸であるときに特に得られる。
可動性の塊3は、ピボット軸の周りにおける回転Jを生成することができ、基板に固定された正規直交の符号XYZにおける他の運動、特に他の軸の周りにおける運動を生成することができない。図1Aから図1Gまたは図9Aから図9Dの実施形態の代替案において、他の回転を妨げるこの効果は、ピボット領域又はヒンジがH軸に沿って位置する2つの部分5、5’を含むときに得られる。あるいは、ヒンジ領域は、他の軸に従って塊の回転を制限するために方向Xに従って十分な幅の単一のピースであり得る。従って、可動性の塊3に対して許容される運動は、センサーの平面の外における運動Jである。ヒンジ領域5は、可動性の塊3及び装置の固定領域50に結合される。それは、例えば、この基板との組み込まれたタイプの結合、又は、この装置が形成される基板に固定されたタイプの結合を有する。
好ましくは:
−第2の領域は、塊3よりも小さい厚さを有する(図9Aから図9Dの場合を含む)、
−及び/又は、ピボット軸Hの方向に従う可動性の塊3の幅より小さいピボット軸Hの方向に従う幅を有し;
−及び/又は、可動性の塊3の両側部に(図9A及び図9B)又はこの可動性の塊に形成された切り目30’に(図9C及び図9D)配置される2つの延長されたアームを含む。
結果的に、可動性の塊の運動は、第2の領域(ピボット領域)の変形をもたらすが、可動性の塊全体の変形に起因しない。
最後に、第3の領域4は、可動性の塊の厚さTより弱い厚さeの少なくとも1つの吊るされた歪みゲージを形成する。それは、可動性の塊3の運動を検出する手段を提供する。好ましくは、ゲージの厚さeは、一側において、10nm又は数十nm(例えば、ナノワイヤータイプの歪みゲージにおいては40nm、又は、多結晶シリコンの吊るされた歪みゲージにおいては200nm)から、他側において、数マイクロメートル、例えば1μm、5μm又は10μmの間にある。
所謂“吊るされた”ゲージは、端部部分と称される2つの部分間に保持される。これらの2つの端部部分の間に配置され、中心部分と呼ばれるゲージの部分は、ゼロではない長さであり、あらゆる他の材料と接触しない、特にセンサーを構成する材料の何れとも接触しない。
一般的に、このようなゲージは、ゲージ長さと称される長さの方向に沿って延長し、それは、前記方向に対する垂直な断面において測定される各々の寸法と比較されるこの方向において非常に大きい。それは、ゲージ又はその中心部分の長さと比較した不十分な又は非常に不十分な長さの各々である両方の端部部分で保持される。
この歪みゲージ4は、これが図1に示されるように、センサーの平面に平行であるが、ピボットリンクの回転軸Hを含まない平面において延びる。これは、図9Aから図9Dの実施形態において真実である。その端部の1つは、可動性の塊に接触し、他方は、固定されたままの基板に接触する。これらの2つの点は、例えば、組み込まれたまたは固定されたタイプの接続であり得る。この歪みゲージ4は、2つの平面間に配置され、又は、基板の方向に垂直な方向に従う様々な高さに位置する下部部分及び上部部分を含む。これらの平面の1つ又はこれらの部分の1つは、平面N1、N2の1つであり、又は、これらの平面の1つに含まれ、及び、好ましくは、第1及び第2の領域に共通の平面である。この場合、ゲージは、第2の領域の下部部分及び可動性の塊3の上部に位置合わせされると考えられる(これが停止状態にある場合)。
図1A及び図1Bから理解されるように、第2及び第3の領域は各々、X軸に沿った塊3の長さ未満の、X軸に沿った長さを有する。第3及び第2の領域のこれらの長さの合計は、この塊の長さ未満である。これは、特に、ゲージが第1及び第2の領域の共有の平面内の平面を有するときの場合である。しかしながら、これは、ゲージ及び第2の領域の位置にかかわらず、本発明の如何なる実施形態に対する場合であり得る。
有利には、この第3の領域は、例えば単結晶または多結晶シリコンであるピエゾ抵抗材料を形成し、又は、それは、カーボンのナノチューブ又はシリコンのナノワイヤーを含み、又は、それが金属などである。
あるいは、歪みゲージは、以下に提供されるように、検出共振器であり得る。
ピボットリンクZの周りにおける可動性の塊の回転Jは、歪みゲージ5に与えられる力Fの印加をもたらす。ゲージ4における歪みの印加の点Pは、有利には、ピボットリンクのH軸を含む、基板に又はより高いN2平面及びより低いN1平面の各々に垂直な平面にある。従って、この印加の点は、ピボットリンク5の回転H軸に“垂直である”と呼ばれ、それだけが、第1の順序で、ゲージにおける唯一の軸歪みを有することを可能にする。
好ましくは、歪みゲージ4の方向は、それ自体が装置の平面に直交する、H軸を含む平面に直交する。
本発明の第1の実施形態は、加速度計タイプの装置に関する(図1Aから図1G)。図1A及び図1Bに関連した第1の、図1C及び図1Dに関連した第2の、図1E及び図1Fに関連した第3及び第4の代替案が記載され、第5の歪みゲージの代替案は、図1Gに示される。他の代替案は、後に図9Aから図9Dに記載されるだろう。
図1A及び図1Bの代替案において、さらに、歪みの印加の点Pは、H軸に対する垂直な平面にあり、可動性の塊3の重心Gを含む。
さらに、ゲージは、ねじり軸Hの下に配置される。言い換えると、可動性の塊、第2の領域(5、5’)及び歪みゲージ4間に共通の平面があり、この共通の平面は、塊3の下側部12を含む可動性の塊の下部平面N2であり;それは、ゲージが可動性の塊3の下部平面に配置され、示される配置されると考えることができる。この場合、ゲージは、有利には、エッチングによって形成される。ゲージ及び可動性の塊は、共通の平面N2の同一の側部に位置する。
この実施形態の他の代替案は、図1C及び図1Dに示される:ゲージ6は、ねじり軸H上に部分的に配置される。この場合、好ましくは、ゲージ6は、堆積によって形成される。従って、歪みゲージ6、ピボット領域5及び可動性の塊3間に共通の平面があり、実際、センサーの上部平面N1は、装置の側部11を含む。ゲージ6及び可動性の塊3は、この代替案において、それらに共通である、この平面の何れかの側部に位置する(後者は、ゲージの下部部分及び塊の上部部分11を含む)。
図1Aから図1Dの代替案において、領域5は、塊3の厚さに近い厚さを有するピボットを形成する。有利には、領域5は、可動性の塊3と同一の厚さを有する。それで、Hピボット軸は、可動性の塊3の重心Gとして、基板2の平面に平行な同一平面にある。さらに、領域5は、可動性の塊3と共通の、基板2の平面に平行な2つの平面を有する。こられは、平面N1及びN2である。これは、図9Aから図9Dの実施形態に当てはまる。
あるいは、ピボット領域の高さを減らすことが可能である。これは、ピボット領域5の高さhが、可動性の塊Tの高さより厳密に小さく、歪みゲージ4、6の高さより厳密に大きい、図1E及び図1Fの代替案における場合である。ピボット領域5の幅の減少は、その剛性の減少をもたらす。これは、図9Aから図9Dの実施形態に適用することもできる。
従って、ピボット領域5は、塊の後側部12を含む、センサーの下部平面N2にその底部部分を有する(それらの共通の平面は、N2平面であり、N1平面ではない)。従って、可動性の塊より微細な厚さのピボット領域は、可動性の塊3の下部部分に近接して位置する。従って、H軸は、塊3のこの下部部分にも近い。この状況は、歪みゲージ4に与えられる力を変化させ、従って測定の値及び精度を変化させる。
実際上、この特定の場合において、回転軸Hの低位置の効果は、下部平面N2において、ピボット軸Hに近づいて位置するゲージ4における歪みを増加することである(図1Fに示される場合)。次いで、このゲージは、塊3の下部平面N2において下部部分を有する。ここで、この平面N2は、3つの領域に共通である。
逆に、塊3の下部部分に位置するピボット領域の場合において、可動性の塊3の上に位置する歪みゲージ6に加えられた歪みは(図1Eに示される場合、基板2の上部部分21に近い可動性の塊の側部に位置するゲージ)、減少する。次いで、このゲージは、塊3の上部平面N1において下部部分を有する。次いで、平面N2は、第1及び第2の領域のみに共通する。
図1Eに示される場合は、好ましくは、堆積されたゲージの場合であり、図1Fに示される場合は、エッチングされたゲージの場合である。
両方のこれらの図に示された場合において、ピボット領域5は、可動性の塊3より薄い厚さである。
例えばピエゾ抵抗タイプである、堆積されたタイプの可変抵抗歪みゲージの他の代替案は、2つの平行なゲージから構成される歪みゲージを含み得る。この代替案の実施形態は、図2Cに関連して以下に提供されるだろう。
あるいは、この実施形態において考えられる代替案にかかわらず、歪みゲージは、基板平面における振動検出共振器タイプのものであり得る(図1G)。
この共振器は、振動翼40、励起手段41及び測定手段42を有する。
振動翼40の励起を生成する手段は、振動翼40と共にコンデンサを形成する電極でありえ、図として示されない交流発電機に接続される(図1G)。次いで、この共振器は、基板2の平面によって形成されるXY平面において振動する。対象となる電極は、基板2の平面に平行な平面内に相互に関連して位置する。従って、この状況は、米国特許出願第6,251,698号の状況と異なり、ゲージの異なる電極が、互いの上部にあり、電極間の間隙が、数マイクロメートルであり、それが、第1の基板に第2の基板を密閉することによって得られるので、制御することが困難である。本発明による装置において、振動は、平面内であり、各々の電極と振動翼との間の間隙はまた、基板の平面内であり、サブミクロンであり得る制御された間隙幅を用いたフォトリソグラフィー(標準的な光学装置またはステッパー)を使用して形成され得る。
翼40の振動方向に垂直な歪みゲージ4の長さに従った歪みの印加中に、翼の振動周波数が変化する。この変化は、測定手段42によって測定される。
振動翼の振動40を測定する手段は、2008年6月23日付けで出願されたFR0803495に記載されたようなピエゾ抵抗タイプのものでありえ、又は、電極42を含む静電性のものでありえ、それによって、振動翼の振動の方向において、振動翼に対して電極42が位置合わせされた状態で、振動翼と測定電極との間に形成される容量の変化を測定することによって翼の周波数変化を測定する。
図1Gに記載された本発明の第1の実施形態の代替案において、励起手段41及び測定手段42は、共に容量性である。
歪みの測定が可変抵抗ゲージ(図1Aから図1F)、例えばピエゾ抵抗ゲージによって得られるそれらの場合において、歪みゲージ4または6における可動性の塊3の運動によって与えられる力の測定は、ゲージによって形成された抵抗のあらゆる変化を評価するためにこのような方法で位置合わせされるホイートストーンブリッジを用いて実現され得る(その原理が、図2Aにおいて図式的に提示されている)。結果的に、もしRxが使用していない(可動性の塊が動いていない)状態におけるゲージの抵抗である場合、H軸の周りにおける塊3の回転は、Rx(1+α)となる、この抵抗の変化をもたらす。このブリッジは、αの値を測定することを可能にする。
このホイートストーンブリッジは、第1の実施形態に記載された発明に従う装置に対する2つの代替案に従って適用されることができ、これらは、歪みゲージの構造体に依存する代替案である。
第1の代替案において、図2Bに示されるように、ピエゾ抵抗の歪みゲージは、単一の接続部4を含み、従って、電流入力は、ピボット領域を通して(例えばピボット5を通して)提供され、出力は接続部4を通して提供される(または逆もあり得る)。次いで、このホイートストーンブリッジは、歪みゲージ4の単一の接続部の抵抗の変化Rx’と、ピボット領域5と可動性の塊3の一部とを横切る電流入力部によって形成される抵抗の変化と、を測定する。
第2の代替案において(図2C)、吊るされた歪みゲージ4は、2つの平行なアーム40及び40’から形成される。それは、震動性の塊3の平面に平行な同一の平面上に位置する。堆積されたタイプの歪みゲージの場合において、電気絶縁層は、ゲージ4と可動性の塊3との間に配置される。電流は、アーム40によってもたらされ、第2のアーム40’(図2C)によって出る、又はその逆もあり得る。この代替案の利点は、抵抗変化Rx”のノイズがほとんどない測定である。実際、以前に記載された方法と異なり、電流を導くために使用される、ピボット領域のねじれは、抵抗を変化させることができ、ホイートストーンブリッジによって測定された抵抗変化は、それ自体歪みゲージに与えられる力のみによる。電流は、追加の寄生抵抗を通らない。
ゲージ及び第3の領域に関して上記に説明されたことは、図9A及び図9Dの実施形態に直接適用可能である。
また、図3A及び図3Bに示され、図9Aから図9Dの実施形態に適用可能である本発明の第2の実施形態(第2の領域またはピボット領域の位置に関連するものを除いて)は、第1の実施形態で使用される加速度計タイプの装置の一般的な原理を使用するが、他の代替案を有しない。
第1の実施形態のように、それは、可動性の塊が基板21の上部表面と同一の平面N1における上側部11及び下側部12を有しながら、上側部21及び下側部22を有する基板に関連する可動性の塊3を含む。
この実施形態において、可動性の塊3がセンサー平面(図3Aの平面xOy)に移動することを防止する手段は、回転軸Hの方向のピボット領域5”における実質的な幅Lによって実現される。この幅は、それ自体、可動性の塊3の長さより有利には短い、H軸に平行に測定される塊3の幅に近いものであり得る。
ピボット領域5”の高さhは、図1E又は図1Fのように、上記に既に記載された同一の結果を有して、可動性の塊Tの高さ未満であり、歪みゲージの厚さeより大きいものであるとしてここで示される。あるいは、ピボット領域は、図1Aに示される場合のように、可動性の塊と同一の厚さをでもあり得る。一代替案として、ピボット領域は、それが、塊3を有して、共通の平面、すなわちその上部平面である平面N1を有するように、装置の上部に配置され得る。
本発明のこの実施形態において、2つの歪みゲージ6及び6’が存在する。それらは、図3Bに示されるように、反対称的に位置する:
−H軸に垂直な平面であって重心Gを通る平面に対して;
−及び、H軸を含む平面であってセンサーの平面に垂直な平面に対して。
従って、それらが差動的に載置される(differentially mounted)ことが考えられ得る。差動的な組立体は、検出に敏感な軸による可動性の塊の運動、本発明の場合においてZ軸に従う運動を可能にし、対向する方向の歪みのこれらの2つのゲージの各々から得ることを可能にする。特に、Z軸の従うあらゆる運動において、ゲージの少なくとも1つは、歪んだ状態にあり、少なくとも他の1つは、圧縮された状態にある。
これらの2つのゲージ6、6’は、可動性の塊3の上部平面N1の上に位置し、又は、基板2の前面の側に位置するこの平面の付近に位置する。従って、これらのゲージの底部部分は、可動性の塊3の上部平面N1に位置する。それらは、有利には堆積によって形成される。
あるいは、それらは、エッチングによって形成され、可動性の塊3の下部表面12の下部平面N2のレベルに位置し得る(この場合、ゲージの下部部分は、この平面N2にある)。それらは、互いに平行であり、全てH軸に垂直に横たわる(図3A参照)。また、それらは、装置の固定部分50に接続される。
Jに従う可動性の塊3の運動は、2つのゲージ6、6’の1つにおける牽引力F及び他のゲージ6、6’における圧縮を生成する。従って、この力は、差動方式で測定され得る。この組立体の利点は、歪みの測定が、ゲージ上に測定される歪みの値間の差によって行われるということである。それ自体、差動測定中に相殺される、2つのゲージ6、6’において等しい寄生歪み(例えば、温度による)を避けることが可能である。これは、より高い測定精度を得ることを可能にする。2つのゲージが差動的に載置されるということも考えられる。
ゲージが可動性の塊3の運動Jによって与えられる力の変化を適切に測定するように、本発明のこの実施形態は、塊3の平面にあり、H軸に若干平行であり、ゲージにおける力の印加点がHピボット軸に垂直であることを可能にする、可動性の塊3の延長部32及び33を含み得る。従って、これらの印加の点は、H軸を含む平面に位置し、センサー及び基板の平面に垂直である。これは、レバーアームを増加することを可能にし、従って、センサーの感度を改善することを可能にする。
同様に、本発明の他の実施形態において、様々な領域は、有利には、ねじり軸Hに対して垂直に、可動部の塊3の運動からもたらされる歪みの印加点をゲージに位置合わせすることが容易に可能であるようなものである。この部分は、可動性の塊を形成する第1の厚さの領域において延長部(31、32、33)を形成することによって得られる。これらの延長部は、ピボット軸Hの位置合わせを修正しないように、ピボット領域5に接触しない。そのようなものとして、これらの延長部と接触するゲージは、好ましくは、ピボット領域5の上に位置しない、言い換えると、ピボット領域の一部に加えてゲージを横切るねじり軸Hに垂直な平面がない。
以下に提案されているように、歪みゲージは、検出共振器でもあり得る。検出共振器の場合、歪みの差動測定は、歪みが印加されたときの振動周波数の変化に従う歪みゲージの各々に加えられる歪みを計算することができる電子装置を用いて行われる。この電子装置は、さらに、第2のゲージで測定される他の歪み対する第1のゲージにおいて測定される歪みの1つの減算を計算することができる。
例えばピエゾ抵抗材料である可変抵抗タイプの歪みゲージの場合において、可動性の塊3の運動によって与えられる抵抗変化の差動モードの測定は、有利には、図3C及び図3Dに示される、ホイートストーンブリッジを用いて具体化される。
差動ホイートスーンブリッジにおいて、4つのブランチは各々、Rの値の抵抗を有する。ブリッジに対向する2つの点A及び点B間の電圧VABの測定は、互いに対して反対に変化する、値R(1+α)及び値R(1−α)の、これらの2つの点の一方の両側における抵抗間の差2αRを測定することを可能にする(図3C)。
図3Dにおける2つのゲージ6、6’はそれぞれ、差動ホイートストーンブリッジのアームを形成する。周知の抵抗値Rは、停止状態において、これらのゲージの各々に関連する。
差動ホイートストーンブリッジを形成するために、電圧測定点Bは、ここではピボット領域5”上において2つのゲージ6、6’間で選択される。2つのゲージの位置から(回転の軸Hを通る基板の垂直な平面の何れかの側部における)、可動性の塊3の回転は、両方のゲージにおける対向する歪みの印加を生じさせ、従って、ゲージの1つにおける歪み変化αR及び他のゲージの歪み変化−αRを生じさせる。
ホイートストーンブリッジは、図3Dに示されるように、2つの他の抵抗140、140’を用いて形成される。他の測定点Aは、これらの2つの抵抗間に位置する。
このように形成された差動ホイートストーンブリッジは、抵抗ゲージ間の抵抗変化2αRを計算することを可能にし、この抵抗変化は、可動性の塊3の回転によってゲージ6、6’において与えられる。この方法は、例えば熱膨張のために、歪みゲージの寄生抵抗の変化によるノイズを避けることを可能にする。電流入力は、例えばゲージ6の1つによって行われ、電流出力は、第2の歪みゲージ6’を通って生じる。
同一のタイプの測定は、可動性の塊3の下部平面N2のレベルに位置する2つのゲージ4、4’を用いて得ることができる。
塊のセンサータイプの本発明の第3の実施形態は、図4Aから図4Dに示される。このセンサーは、化学センサーの実現に適用することができる。
この装置は、本発明の第1の実施形態の1つ又は他の基本的な構造に基づくものであり得る。
実際、このような装置は、第1の領域以下の厚さを有することができるピボット領域によってセンサーを形成する基板2に結合され、可動性の塊3に一致させられ得る、第1の領域を含む。このピボット領域は、可動性の塊3、少なくとも可動性の塊3の下部表面12と共通の平面を有することができる。第2領域(ピボット領域)は、可動性の塊3の運動が、第2の領域を通る、基板の平面に含まれるH軸の周りにおける1つの回転に限定されるようなものである。従って、この運動は、再び基板の“面外”タイプのものである。これらに加えて、2つの第1の領域は、少なくとも1つの歪みゲージを含む第3領域である。
以前の実施形態のように、歪みゲージ4は、検出共振器タイプ、又は好ましくは可変抵抗の吊るされたゲージのタイプ、好ましくは単一又は二重のゲージを有するピエゾ抵抗タイプであり得る。
以前の実施形態のように、好ましくは差動的に位置する幾つかの歪みゲージ4、4’があり得る。
この実施形態を示す例において、示された構造体は、図1A及び図1Bに示されるタイプであるが、図9Aから図9Dの構造体の1つが例えば採られ得る。
本発明のこの実施形態と以前の2つの実施形態との差は、可動性の塊3の振動を引き起こす手段の存在である。
振動を引き起こすこの手段は、可動性の塊の全部又は一部の下に位置する電極7の形態であり得る;電極7に周期的な電圧を印加することは、励起と同一の期間または周波数を有する振動による可動性の塊3の運動を引き起こすことをもたらす(図4A及び図4B)。次いで、この塊3は、導電材料または半導体材料でありえ、例えば1015at/cmを超える金属またはドーピングされたシリコンであり得る。
あるいは、震度を引き起こすこの手段は、ピボット軸H上及び部分的に可動性の塊上に堆積され、絶縁層71によって可動性の塊3から電気的に絶縁された、例えば金属である、導電層70を含むバイメタルによって形成されえ、この堆積された層は、可動性の塊の材料の熱膨張係数とは異なる熱膨張係数を有する(図4C及び図4D)。従って、可動性の塊を引き起こす運動は、基板に電流を流すことによって、例えば得られた温度の局所的な増加中に2つの材料間の膨張差によって行われ、それは、ピボット領域5によって形成されるヒンジのレベルにおいてバイメタル効果をもたらす。
他の代替案によれば、可動性の塊3の振動を引き起こす手段は、それが絶縁材料の層71によって分離され、両方の端部において周期的に変化可能な電圧を印加するためのシステムに接続される可動性の塊の少なくとも一部の上に配置される圧電材料80の層を含むことができる(図4E)。圧電層に周期的な電圧を印加することは、圧電層の周期的な変形をもたらし、従って可動性の塊3の振動をもたらす。電圧は、例えば、一方で圧電層80上に、他方で圧電層と絶縁層71との間に配置される電極90、90’に印加され、前記電極は、電圧源に接続される。
可動性の塊の振動中に、歪みは、歪みゲージ4に印加される。
化学的又は生化学的な塊のセンサーの場合において、もし可動性の塊3がその表面において又はその堆積内において分子を吸着又は吸収する場合(例えば、この表面又はこの体積を機能的にした後に)、総質量が増加する。これは、振動周波数の変化をもたらす。
この塊の共振周波数の変化の測定において、吸着又は吸収された塊を計算することが可能である。
この実施形態による装置において、分子又は分子タイプの選択的な吸着を可能にする、例えば被覆を加えることによって、可動性の塊の表面を機能的にすることも可能である。この被覆は、一例として、例えば高分子の機能化層である特定の材料の層であり得る。次いで、それは、吸着された分子の量を計算することを可能にする。
本発明による装置を製造する第1の方法は、図5Aから図5G及び図6Aから図6Fに関連して記載される。それは、エッチングされたゲージの場合に対応する(図1Aに示される)。ここに示されたゲージは、共振器タイプである。
この第1の方法は、半導体材料(ここではシリコンであるが、この方法は、SiGeの場合に適用されることもできる)のエピタキシャル成長を使用する。
初めに、SOI基板200が選択される(図5A)。例えば、それは、0.5μmの厚さのSiの層220と、1μmの厚さのSiOの層240とを含む。
ピエゾ抵抗ゲージ(図5A及び図6A)又は共振器の部分300並びに検出及び励起電極は、リソグラフィー及び層220のエッチングによって画定される。従って、この部分は、減少した厚さを有する半導体表面層内に画定される。
エッチングは、SiOの層240で停止される。次いで、例えば0.5μmの層であるSiOの層(示されない)が堆積され、次いで、Si層220で停止する平坦化が行われ、ついで、例えば約0,4μmの厚さであるSiOの堆積320が行われる(図5B)。
次いで(図5C及び図6B)、歪みゲージ上における突出部340が、リソグラフィー及びSiOの層320のエッチングによって形成される。
次いで、シリコンエピタキシャル層350が、初期の半導体の表面層220に形成される(図5D及び図6C)。エピタキシャル層の厚さは、層320の厚さより大きく、例えば約4μmである。
次いで、Ti/Ni/Au金属堆積、次いでリソグラフィー及びエッチングの段階が、コンタクト360を形成するために行われる(図5E及び図6D)。
機械的な構造体のリソグラフィー及び異方性のエッチングが行われ(例えば:DREE)(図5F及び図6E)、SiOである二酸化物の層240上で停止する。この段階は、同一の操作中に、同一の厚さの材料を用いて可動性の塊3及びヒンジ5を実現することを可能にする。
この装置は、この層240のHFエッチング(湿式または蒸気)によって最後に自由にされ(図5G及び図6F)、同時に停止する。これらの図5G及び図6Fにおいて、ゲージ4はまた、明確に見ることができる。
この方法は、歪みを避けることによって又は検出及び励起電極を形成することによってピエゾ抵抗ゲージの場合に適合され得る。
第2の方法は、図7Aから図7J及び図8Aから図8Hと連係して記載される。それは、堆積されたゲージの場合(図1Cに示されるような)に対応する。ここで、このゲージは、多結晶シリコンタイプのものである(それは、あるいは、単結晶シリコンタイプ又は単結晶若しくは多結晶のSiGeであり得る)。
SOI基板200が選択される(図7A)。例えば、それは、4μmの厚さのSiの層220と、1μmの厚さのSiO酸化物の層240とを含む。
約0.5μmのSiNの層260が、基板ゲージを電気的に絶縁するために堆積され、それは、平坦化用の停止層として使用されることもできる(図7B)。
次いで、SiN層のリソグラフィー及びエッチング並びに機械的な構造体(図7C及び図8A)の異方性エッチング(例えばDRIE)が行われ、SiO酸化物層240で停止される。この段階は、可動性の塊3を実現し、またピボット領域を画定することを可能にする。
次いで、SiO270(図7D及び図8B)が堆積され、少なくとも層220のエッチングされた領域を埋める。
次いで、SiN層260で停止する平坦化段階が行われる。
次いで、層280(図7E及び図8C)は、ゲージを形成するために以前に得られた構造体上に堆積される。それは、例えば、WN(例えば20nmの厚さ)及びAu(例えば100nmの厚さ)の堆積である。あるいは、多結晶SiGeの多結晶シリコンなどのピエゾ抵抗タイプの材料を堆積することが可能である。次いで、このゲージは、リソグラフィー及びエッチングによって画定される。
次いで、例えば0.4μmの厚さを有するSiO290の堆積は、構造体全体の上に行われる(図7F及び図8D)。
この層290のコンタクト領域291は、リソグラフィー及びエッチングによって開放される。
次いで、堆積物292(図7H及び図8F)は、領域291に形成される。それは、例えば、WN及びAuの堆積である。それは、リソグラフィー及びエッチングによって正確に画定され得る。
この装置は、SiOの堆積物270のHFエッチング(湿式または蒸気)によって最後に自由にされ(図5G及び図6F)、同時に停止する。
SiNの層260は、最後に表面上にエッチングされる(図7J及び図8H)。
この方法は、図7E及び図8Cに記載される、ゲージ280の金属層又はピエゾ抵抗層上に圧電性材料又は熱電性材料の励起層を付けることによって共振器タイプのゲージの場合に適合することができる。この堆積は、リソグラフィーによってゲージの形状の画定の前又は後に行うことができる。第2の場合は、ゲージ280の一部上における励起層の堆積を制限するために追加のリソグラフィーの段階を必要とする。
上記に提供されている実施形態において、第2の領域又はピボット領域は、Y軸(特に図1A及び図1Bで見られる)に沿った部分に若干向けられ(図3B、図3D)、又は、Y軸に沿った部分を含み、それは、H軸に対して若干垂直である。
あるいは、本発明による装置上からの視点である図9Aから図9Dに示されるように、X軸に沿った向けられたピボット領域を有することが可能である。次いで、以前の実施形態においてピボットリンクが屈曲状態で圧力を加えられるのに対して、このピボットリンクは、ねじりモードで圧力が加えられる。
以前と同様に、歪みゲージは、H軸を含まないセンサーの平面に平行な平面において塊に結合される。
図9から図9Dにおいて、以前の図面における参照符号と等しい参照符号は、同一の又は類似の要素を示す。特に、参照符号50は、第2の領域及び第3の領域を構成する要素55、55’が結合されるこの装置の固定領域である。
図9A及び図9Bにおいて、特に塊3の何れかの側部に配置される2つのアームである第2の領域を構成する部分は、H軸に平行なX軸に沿って向けられる。
図9Bにおいて、塊3との第3の領域4の結合は、この塊3の空洞化された間隙又は領域30において行われる。
図9C及び図9Dにおいて、第2の領域を構成する部分は、塊3の内側に配置される。再び、これは、第2の領域を構成する部分55、55’が配置される領域の内側に空洞化された領域30’を含む。この実施形態は、これらの部分55、55’の端部が、この装置の固定部分50に再び結合されることを妨げる。
図9Dにおいて、差動測定は、例えば図3B及び図3Dとの連係で以上に既に記載された原理に基づいて行われる。
上記の説明に従って理解することができるように、ピボットリンクは、塊3の何れかの内側、又は、この塊の外側に実現され得る(図9C及び図9Dの実施形態を特に参照されたい)。
図5Aから図8Hと連係して以上に記載されている実現の方法は、エッチング領域30、30’の追加の段階を有して、図9Aから図9Dの装置の実現に適合することができる。
図9Aから図9Dの構造体は、図4Aから図4Dと連係して以上に記載されるような塊のセンサーの実現に適合する。
2 基板
3 塊
4 ゲージ
5、5’ ヒンジ領域
6 ゲージ
11 上側部
12 下側部
22 下側部
31 延長部
50 固定部分

Claims (16)

  1. 基板に形成されるMEMS表面タイプのセンサーであって、その表面が基板平面として知られる平面を定義するセンサーにおいて、
    (a)第1の厚さ(T)を有する、厚い領域と呼ばれる第1の領域であって、その2つの表面が、互いに対して及び前記基板の平面に対して平行な第1の平面(N1)及び第2の平面(N2)を形成し、この領域が、前記基板の平面の外側における運動を有する少なくとも1つの可動性の塊を形成する第1の領域と、
    (b)前記基板の固定領域に結合される第2の領域であって、この第2の領域が、前記基板に対する少なくとも1つの前記可動性の塊のピボットリンクを形成し、前記可動性の塊の厚さ以下の厚さを有し、それに結合し、前記ピボットリンクの軸(H)が、前記第1の平面(N1)と前記第2の平面(N2)との間に配置され、それらの各々に平行であり、この第2の領域が、前記基板の平面に垂直な方向に沿って、下部部分と上部部分とを有し、これらの部分の少なくとも1つが、前記第1の領域及び第2の領域と共通の平面として知られる前記第1の平面(N1)又は前記第2の平面(N2)にある第2の領域と、
    (c)前記ピボットリンクの軸の周りにおける前記可動性の塊の運動の検出用の、少なくとも1つの吊るされたタイプの歪みゲージを形成する、前記第2の領域の厚さより薄い厚さの薄い区域と呼ばれる第3の領域であって、この第3の領域が、前記基板の平面に垂直な方向に沿って、下部部分と上部部分とを有し、これらの部分の1つが、前記第1の領域及び第2の領域に共通の平面にあり、この第3の領域が、
    −前記基板の平面に平行で、前記ピボットリンクの軸を含まない平面に延長し、
    −前記ピボットリンクの回転軸に垂直に延長し、
    −一側部において前記可動性の塊に結合され、他側部において前記基板に結合される、第3の領域と、
    を含むセンサー。
  2. 前記第2の領域が、
    −前記ピボットリンクの軸(H)の方向に沿った、この軸に沿った前記可動性の塊の幅未満の幅を有し;
    −又は、前記可動性の塊の何れかの側部又はこの可動性の塊に形成された空隙に配置される、延長された2つのアームを含む、
    請求項1に記載のセンサー。
  3. 前記可動性の塊が、前記第2の領域の厚さより厳密に大きな厚さを有する、請求項1または2に記載のセンサー。
  4. 前記第3の領域及び前記第1の領域が、
    共通の平面を有し、この平面に対して同一の側部に位置する
    −又は、共通の平面を有し、この平面に両方の側部に位置する
    請求項1から3の何れか一項に記載のセンサー。
  5. 前記ピボットリンクの軸(H)が、前記センサーの第1の平面(N1)及び前記第2の平面(N2)に平行な平面にあり、前記可動性の塊の重心を通る、請求項1から4の何れか一項に記載のセンサー。
  6. 前記ゲージの各々における前記可動性の塊によって生成される歪みの印加点(P)が、前記ピボットリンクの軸(H)に垂直であり、すなわち、前記第1の平面(N1)及び前記第2の平面(N)の各々に対する垂直な平面にあり、前記ピボットリンクの軸(H)を含む、請求項1から5の何れか一項に記載のセンサー。
  7. 前記第3の領域が、互いに対して、及び、−前記可動性の塊の前記第1及び第2の平面(N1、N2)に垂直で、前記ピボットリンクの軸(H)を含む平面に、−及び、前記ピボットリンクの軸(H)に垂直な平面に対して反対称的に位置する少なくとも2つの歪みゲージを含む、請求項1から6の何れか一項に記載のセンサー。
  8. 前記歪みゲージが、単結晶若しくは多結晶シリコンなどのピエゾ抵抗材料で作られ、又は、シリコンナノワイヤー若しくはカーボンナノチューブで作られ、又は、単結晶若しくは多結晶SiGeで作られる、請求項1から7の何れか一項に記載のセンサー。
  9. 前記ゲージが、単一ブランチまたは二重ブランチタイプである、請求項8に記載のセンサー。
  10. 前記歪みゲージが、前記第1及び第2の平面(N1、N2)に平行な平面において振動する振動翼と、励起手段と、前記振動を検出する手段と、を少なくとも含む、少なくとも1つの検出共振器を含む、請求項1から7の何れか一項に記載のセンサー。
  11. 前記歪みゲージが、前記振動翼を励起し及び/又は前記共振を検出するための静電手段を含む、請求項10に記載のセンサー。
  12. 前記歪みゲージが、前記振動の方向において、前記振動翼に対して配置された少なくとも1つの電極を含む、請求項11に記載のセンサー。
  13. 前記歪みゲージが、前記振動翼に配置される、共振検出のピエゾ抵抗手段を含む、請求項10から12の何れか一項に記載のセンサー。
  14. 前記可動性の塊の運動を引き起こす手段をさらに含む、請求項1から13の何れか一項に記載のセンサー。
  15. −前記可動性の塊の側部の一方に対して前記基板上又は基板内に存在する電極、
    −又は、前記可動性の塊とバイメタルを形成し、前記可動性の塊に配置される、絶縁層によって前記可動性の塊から電気的に絶縁される前記基板に結合される導電材料の層、
    −又は、前記可動性の塊に堆積される、絶縁層によって前記可動性の塊から電気的に絶縁される前記基板に結合される圧電材料の層、
    を含む、前記可動性の塊の運動を引き起こすための手段を有する、請求項14に記載のセンサー。
  16. 前記可動性の塊が、その表面上に、例えば、所定の分子のラジカル、または、単一のタイプの分子に敏感な材料の層である、表面吸着または吸収されることができる少なくとも1つのタイプの分子を選択する手段をさらに含む、請求項1から15の何れか一項に記載のセンサー。
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