JP5692294B2 - 情報処理装置、印刷制御プログラム、記録媒体及び画像処理システム - Google Patents
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Description
また、非特許文献1にも、PrintTicketやPrintCapabilitiesを活用して適切にこの問題を解決する手法は記載されていない。
さらに、上記用紙サイズに対する設定を、A6、A3、A4、B4、のいずれかとし、上記給紙トレイに対する設定を、自動選択、手差しトレイ、トレイ1、トレイ2のいずれかとするとよい。
あるいは、上記第1の印刷設定及び第2の印刷設定を、それぞれPrintTicketとするとよい。
さらに、上記用紙サイズに対する設定を、A6、A3、A4、B4、のいずれかとし、上記給紙トレイに対する設定を、自動選択、手差しトレイ、トレイ1、トレイ2のいずれかとするとよい。
あるいは、上記第1の印刷設定及び第2の印刷設定を、それぞれPrintTicketとするとよい。
また、この発明の画像処理システムは、上記のいずれかの印刷制御プログラムと、上記第1の画像処理装置とを備えた画像処理システムである。
〔実施形態:図1乃至図22〕
まず図1に、この発明の情報処理装置の実施形態であるPC(パーソナルコンピュータ)と、そのPCによる制御対象のデバイスとを備えたプリントシステムの構成例を示す。
図1に示すように、このプリントシステム1は、PC10a,10b,10c(以下、個体を特定する必要がない場合には符号「10」を用いて示す)と、これらのPC10により制御されるデバイスであり、PC10からの印刷要求に従って用紙に画像を形成する画像形成装置である、プリンタ20a,20b(以下、個体を特定する必要がない場合には符号「20」を用いて示す)とを、ネットワーク30により接続して構成したシステムである。ネットワーク30としては、LAN(ローカルエリアネットワーク)を始め、有線、無線を問わず、任意の通信経路を採用可能である。
この図に示すように、PC10は、CPU11,ROM12,RAM13,表示器14,操作部15,HDD(ハードディスクドライブ)16,通信インタフェース(I/F)17を備え、これらがシステムバス18により接続された構成である。表示器14は、例えば液晶ディスプレイ、操作部15は、例えばマウスやキーボードである。もちろん、外部の表示器や操作部を用いてもよい。
これらのハードウェアは、ハードウェアとしては公知の構成でよい。
なお、ここでいうプリンタ20の制御とは、PC10とプリンタ20との間で相互にデータを送受信しながら行うものだけでなく、印刷対象のデータに基づいてプリンタ20に印刷動作を実行させるための処理全般を含む。例えば、OSの内部命令をプリンタが解釈可能な言語に変換し、PDL(Page Description Language)で記載されたプリントデータを生成する処理も含む。
また、プリンタドライバによる制御対象であるプリンタが有する能力を示す情報を、XML文書の形式であるPrintCapabilitiesとして記載することもできる。PrintCapabilitiesの書式も、OSの供給元であるMicrosoft社によってある程度決められているため、PrintCapabilitiesは、デバイスが有する機能の内容をPrintCapabilities形式で記載したデバイス能力情報であると考えることもできる。
以上のプリントシステム1を構成するPCやプリンタの台数には、特に制限はない。
図3に示すように、PC10は、上述のプリンタドライバプログラムにより実現されるプリンタドライバ110の機能と、文書作成ソフトや表計算ソフト、画像編集ソフト等の各種アプリケーションプログラムにより実現されるアプリケーション120の機能とを有する。また、プリンタドライバ110もアプリケーション120も、1台のPC10に複数存在していてもよい。
一方、プリンタドライバ110は、印刷設定情報管理部111,印刷設定情報読み込み部112,印刷設定情報検査部113,印刷設定反映部114,印刷設定情報作成/保存部115,印刷実行部116を有する。
印刷設定情報読み込み部112は、印刷設定情報管理部111が記憶する格納先から、ユーザが指定したPrintTicketを読み込むと共に、その書式を確認する機能を有する。
また、DEVMODE構造体あるいは他の形式で登録されている印刷設定情報を読み込み、これをPrintTicket形式に変換する機能を設けてもよい。
印刷実行部116は、ユーザから印刷実行の指示があった場合に、アプリケーション120から渡された印刷すべきドキュメントの内容を示すデータを、制御対象のプリンタが理解できるプリンタ言語形式のプリントデータに変換し、これに作成しておいた印刷用PrintTicketを付加してプリントコマンドを生成し、プリンタに送信する機能を有する。そして、このことにより、プリンタに印刷を実行させることができる。
PC10においては、各プリンタドライバ110と対応させて、そのプリンタドライバ110が作成したPrintTicketを格納する印刷設定情報記憶フォルダを設け、これを印刷設定情報記憶手段として用いている。そして、各プリンタドライバ110は、印刷設定情報作成/保存部115によるPrintTicketの保存は、自ドライバと対応するフォルダに行う。一方、印刷設定情報読み込み部112によるPrintTicketの読み込みについては、基本的には自ドライバと対応するフォルダから行うが、ユーザの指示により、図4に破線で示したように、他のプリンタドライバと対応するフォルダからもPrintTicketを読み込むことができる。この場合、読み込むべきPrintTicketの位置は、他のプリンタドライバの印刷設定情報管理部111に問い合せたり、PrintTicketのファイル名の拡張子でファイル検索をしたりして、把握することができる。
このPrintCapabilitiesは、プリンタドライバAが制御するプリンタ20aが有する機能の内容を示すものである。ただし、ここで示すのは、説明の用に供するため、実際にプリンタが備える機能のごく一部に関するデータのみを記載したものであり、実際に使用されるPrintCapabilitiesには、図に示したものよりはるかに多くの機能に関する記載が含まれる。これは、以降説明する全てのPrintCapabilitiesやPrintTicketについて同様である。
また、PrintCapabilitiesは、予め所定の記憶手段に記憶しておいてもよいが、プリンタドライバが起動された際、さらにはその後定期的に、制御対象のプリンタにアクセスして取得するようにしてもよい。
このPrintTicketは、プリンタドライバAが印刷要求時にプリンタ20aに送信して設定を要求する設定内容を示すものである。
PrintTicketにおいては、まず、先頭のFeature要素231に、そのPrintTicketを生成したプリンタドライバの識別情報を記載している。識別情報自体は、Feature要素231の子要素であるOption要素237のname属性として記載しており、ここでは、識別情報として"Printer_A"を記載している。
そして、この図に示す印刷設定画面310には、プリンタドライバAによる制御対象であるプリンタ20aが有する各機能につき、ユーザから設定すべき値の指示を受け付けるための画面である。このため、印刷設定画面310には、図5に示したPrintCapabilities中のFeature要素211〜215と対応する選択部311〜315を設け、Feature要素211〜215が示す用紙サイズ,給紙トレイ,グラフィックモード,原稿方向,パンチ穴あけの各項目につき、Feature要素211〜215の子要素であるOption要素が示す選択肢のいずれかの選択を受け付けることができるようにしている。
なお、印刷設定画面310の内容を示すデータは、PrintCapabilitiesに基づいて生成する必要はなく、PrintCapabilitiesと独立して用意しておけばよい。
また、印刷設定画面310には、PrintTicketを用いた一括設定を行うためのショートカットアイコン管理画面330の表示指示を受け付けるショートカット設定ボタン318も設けている。
そして、この図に示すショートカットアイコン管理画面330には、アイコン表示部331,設定内容表示部333,設定登録ボタン334,設定呼び出しボタン335,閉じるボタン336を設けている。
まず、図9に、プリンタドライバ110がPrintTicketを印刷設定情報記憶フォルダに登録する際に実行する処理の流れを示す。
この図に示す処理の各ステップは、ユーザの操作に応じてイベント駆動でなされるものであるが、処理の流れを分かり易くするため、連続した処理の流れとして示した。また、この図9に示す処理は、PC10のCPUが所要のプログラム(ここではプリンタドライバ110)を実行することにより行うものであるが、説明を簡単にするため、そのプログラムが処理を実行するとして説明する。以後の図に示す処理についても同様である。
その後、プリンタドライバ110は、ユーザからの各選択部311〜315における印刷設定変更指示に応じて、その変更指示に従って印刷用PrintTicketの内容を変更する(S12)。また、印刷設定画面310の表示更新も行う。
そして、ユーザがショートカットアイコン管理画面330においてアイコンを選択して設定登録ボタン334を押下すると、プリンタドライバ110は、設定登録ボタン334押下時点の印刷用PrintTicketのコピーを、選択されたアイコンと対応するPrintTicketとして、自ドライバと対応する印刷設定情報記憶フォルダに保存する(S14)。
図9に示す処理においては、まず、ユーザからドキュメントファイルを開く指示があった場合に、PC10のOSが、適当なアプリケーション120を起動して、指示されたドキュメントファイルを開く(S21)。
また、PC10が備える全部又は一部のプリンタドライバについて、対応する印刷設定情報記憶フォルダの情報を保持しておき、その全てのフォルダ又はそのうちユーザが指定したフォルダに格納されているPrintTicketを検索することも考えられる。
また、この反映の結果印刷用PrintTicketの内容が変更された場合には、図7に示した印刷設定画面310の選択部311〜315における選択肢の選択内容もこれに合わせて変更し、表示を更新する(S26)。
この図に示すように、プリンタドライバ110は、ユーザがアイコンをダブルクリックしてそのアイコンと対応する印刷設定の反映を指示すると、図10のステップS25に示した部分の処理として、まず、ダブルクリックされたアイコンと対応するPrintTicketを適当な印刷設定情報記憶フォルダから読み出す(S31)。各アイコンと対応するPrintTicketの格納位置は、アイコン表示部331にアイコンを表示する際に記憶しておけばよい。この処理においては、PC10のCPUは読出手段として機能する。
この図に示すように、ステップS34の処理においては、まずFeature要素を1つ取得する(S51)。そして、PrintCapabilities中に、ステップS51で取得したものと同じ名前のFeature要素があり、かつ、そのFeature要素の子要素であるOption要素に、ステップS51で取得したFeature要素の子要素であるOption要素と同じ名前のものがあるか否か判断する(S52)。ここでOption要素についての判断も行うのは、制御対象のプリンタがある機能を有していても、PrintTicketにより指定される特定の選択肢には対応できない場合もあり得るためである。例えば、用紙サイズの選択として、PrintTicketではA3が選択されているが、制御対象のプリンタはA4サイズまでしか給紙できない等である。
そこで、ステップS52でNOの場合には、ステップS51で取得したFeature要素が示す機能を制御対象のデバイスが有していない旨の情報を記憶する(S53)。
以上の処理により、図11のステップS31で読み出したPrintTicketに記載された設定内容のうち、制御対象のプリンタの能力の範囲内の設定と、能力の範囲外の設定とを判別することができる。
またいずれの場合も、その後、ステップS31で読み出した(ステップS37での加工後の)PrintTicketに、PrintCapabilitiesに含まれる全てのFeature要素が含まれているか否か判断する(S38)。すなわち、読み出したPrintTicketの記載で、制御対象のプリンタに対して必要な設定を全て行うことができるか否かを判断する。
ステップS38でYESであれば、PrintTicketを加工せずに次の処理に進む。
そして、以上の加工後のPrintTicketを、新たな印刷用PrintTicketとする(S41)。
図14に、プリンタドライバBが持つPrintCapabilitiesを示す。
この図に示すように、プリンタドライバBが用いる印刷設定画面310′には、制御対象のプリンタ20bにパンチ穴あけ機能がないことに伴い、パンチ穴あけ選択部315はないが、その他の点では、プリンタドライバAが用いる図7に示した画面と同様なものである。
このデータは、Feature要素402〜405の内容により、印刷設定画面310′において、用紙サイズ選択部311の初期値が「A4」、給紙トレイ選択部312の初期値が「自動選択」、グラフィックモード選択部313の初期値が「ラスタ」、原稿方向選択部314の初期値が「縦長」であることを示している。Feature要素401は、PrintTicketを生成したのがプリンタドライバBであることを示すための要素である。そして、このデフォルトPrintTicketの内容が、プリンタドライバBが生成する印刷用PrintTicketの初期値となる。
このショートカットアイコン管理画面330′は、枠やボタンの配置は、プリンタドライバAが用いる図8に示した画面と同様なものである。しかし、図4に示したように、プリンタドライバBと対応する印刷設定情報記憶フォルダには、印刷設定情報ファイル(PrintTicket)S,Tが登録されているのみであるので、初めにショートカットアイコン管理画面330′を表示させる時点では、図17に示すように、アイコン表示部331には、PrintTicketS,Tと対応する書式S,Tのアイコンを表示させる。
そこで、プリンタドライバBは、読み出したPrintTicketPの内容を印刷用PrintTicketに反映させる際、プリンタ20bが対応していない"JobHolePunch"のFeature要素を削除する。そして、この加工後のPrintTicketPは、PrintCapabilitiesに含まれる全てのFeature要素が含まれているものである。
このPrintTicketは、"PageMediaSize","JobInputBin","JobGraphicsMode","PageOrientation"の4つのFeature要素の内容が、図6に示したPrintTicketと同じ内容になっている。"DriverName"のFeature要素の内容は、プリンタドライバBの識別情報を含むものに変更されている。
このPrintTicketは、"DriverName"以外の全てのFeature要素の内容が、図20に示したPrintTicketと同じ内容になっている。
このPrintTicketは、"DriverName"及び、図20に示したPrintTicketに含まれていなかった"JobHolePunch"以外の全てのFeature要素の内容が、図20に示したPrintTicketと同じ内容になっている。
また、プリンタドライバ110は、他ドライバが生成したPrintTicketの内容を反映させる場合には、そのPrintTicketと、制御対象のプリンタの機能を示すPrintCapabilitiesとを比較し、その比較結果に応じた範囲の機能に関する設定を印刷用PrintTicketの内容に反映させることができるので、機能の異なるプリンタを制御する他のドライバが生成し、自ドライバの制御対象デバイスが対応していない機能に関する設定情報を含む可能性があるPrintTicketでも、適切に印刷用PrintTicketの内容に反映させることができる。
さらに、読み出すPrintTicketの選択を、そのPrintTicketに記載された設定内容に従ってプリンタに印刷を行わせた場合の書式の内容を示すグラフィックシンボルにより受け付けるようにしているため、ユーザは、選択肢となっている各PrintTicketの内容を容易に把握して、スムーズに選択操作を行うことができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置の構成、具体的な処理内容、表示する画面の内容や用途、データの形式等が、以上説明してきた実施形態において具体的に説明したものに限られないことは、もちろんである。
例えば、プリンタドライバ110に、許可しない設定の組み合わせを排他設定として記憶させておき、印刷設定情報記憶フォルダから読み出したPrintTicketの内容を印刷用PrintTicketに反映させた際に、その許可しない設定の組み合わせが含まれることになった場合には、その含まれる組み合わせに関する項目の設定内容は、印刷用PrintTicketに反映させないようにする排他制御を行うことも考えられる。
この例では、各行の「LIST」に続くカッコ内に、設定項目(Feature要素に相当)と設定値(Opation要素に相当)により、許可しない設定の組み合わせを記載している。
例えば、1行目のデータは、「InputBin(給紙トレイ)」の項目に「Tray1(トレイ1)」という値が設定され、かつ「Papersize(用紙サイズ)」の項目に「A3」という値が設定された状態になることは許可しない、ということを示している。同様に、2,3行目のデータはそれぞれ、「InputBin」の項目に「Tray1」という値が設定され、かつ「Papersize」の項目に「A6」や「B4」という値が設定された状態になることも許可しない、ということを示している。
なお、図23に示したデータは、GPDデータとして記載しているため、設定項目や設定値を示す文字列がPrintTicket中の記載とは異なるが、これらの対応関係はプリンタドライバ110が別途管理している。
この処理は、上述した実施形態の図11の処理中で、ステップS40とS41の間で行うものである。
この処理では、プリンタドライバ110は、図11のステップS40までの処理で、読み出したPrintTicketを加工して、PrintCapabilitiesとの比較内容に応じて適切な範囲の内容を反映させたPrintTicketを生成した後、その加工後のPrintTicketに、図23に示すように予め登録しておいた排他設定が含まれているか否か判断する(S61)。
この表示は、例えば図25に示すように、排他設定となっている設定内容の組み合わせを、その機能に関する設定を行わない旨のメッセージと共に表示すればよい。図25の例で、GPDデータに基づいて表示を行っていることは、図13の場合と同様である。
なお、デフォルト値は、排他設定とならないように定められているはずであるが、他の項目との関係によりステップS63の処理で新たな排他設定が生じる危険性がある場合には、ステップS61に戻って排他設定がなくなるまで処理を繰り返してもよい。
ステップS61でNOの場合には、そのまま図11のステップS41に進む。
これらのステップS61乃至S63の処理においては、PC10のCPUは排他制御手段として機能する。
なお、自ドライバが作成したPrintTicketの内容を反映させる場合には、登録時に排他設定が含まれないことを確認しているはずであるので、改めて排他設定の有無について検討する必要はなく、このような排他制御は不要である。
この場合、プリンタドライバBは、図11に示したステップS41までの処理において、図27に示すPrintTicketを生成する。このPrintTicketは、図26に示したPrintTicketのうち、プリンタ20bが対応していない"JobHolePunch"のFeature要素を削除し、"DriverName"のFeature要素の内容を、プリンタドライバBの識別情報を含むものに置き換えたものである。
そこで、プリンタドライバBは、これらの項目を、図16に示したデフォルトPrintTicketの内容に戻し、読み出したPrintTicketの内容を反映した印刷用PrintTicketとして図28に示すPrintTicketを生成する。
さらに、GUIの構成が、ドライバ間で共通である必要はなく、ドライバ毎に異なるGUIを用いても、全く問題ない。
また、上述した実施形態では、印刷設定情報記憶フォルダから読み出したPrintTicketを加工して新たな印刷用PrintTicketを生成する例について説明したが、PrintTicketの読み出し時点での印刷用PrintTicketに、読み出したPrintTicketの内容のうち反映させるべき部分を上書きすることにより、新たな印刷用PrintTicketを生成するようにしてもよい。
また、各プリンタやプリンタドライバが有する機能や選択可能な選択肢が、上述した実施形態のものに限られないことは、もちろんである。
また、以上述べてきた各実施形態の構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
111:印刷設定情報管理部、112:印刷設定情報読み込み部、
113:印刷設定情報検査部、114:印刷設定反映部、
115:印刷設定情報作成/保存部、116:印刷実行部、
310,310′:印刷設定画面、330,330′:ショートカットアイコン管理画面
Claims (12)
- 第1の画像処理装置に対して印刷を要求する第1の印刷制御プログラムと、前記第1の画像処理装置とは異なる機種である第2の画像処理装置に対して印刷を要求する第2の印刷制御プログラムとを搭載する情報処理装置であって、
前記第1の印刷制御プログラムは、
前記第1の画像処理装置に対して要求する印刷の設定であって、前記第1の画像処理装置が有する印刷に用いる各機能に対する設定をそれぞれ受け付ける設定画面を表示装置に表示する表示制御手段と、
前記第1の画像処理装置が有する印刷に用いる各機能に対する設定として前記設定画面に反映されている設定を格納させておく要求に応じて、該反映されている設定に基づいて第1の印刷設定を生成し、生成した該第1の印刷設定を前記情報処理装置が有する記憶部に格納する生成保存手段と、
前記第2の印刷制御プログラムによって生成され、前記記憶部に格納された第2の印刷設定であって、前記第2の画像処理装置が有する印刷に用いる各機能に対する設定に基づく第2の印刷設定と、前記生成保存手段によって格納された前記第1の印刷設定とから、前記設定画面に反映させる一の印刷設定の選択を受け付ける選択受付手段と、
前記第1の画像処理装置が実行可能な機能に関する情報を含む能力情報を前記記憶部に記憶する能力情報記憶制御手段と、
前記選択受付手段によって受け付けられた前記一の印刷設定が前記第1の印刷制御プログラムにより生成された印刷設定であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が前記一の印刷設定は前記第1の印刷制御プログラムにより生成されたと判定した場合、前記一の印刷設定に示された設定を前記設定画面に反映させ、前記判定手段が前記一の印刷設定は前記第1の印刷制御プログラムにより生成されていないと判定した場合、前記一の印刷設定に示された設定それぞれに対する第2の画像処理装置が有する機能と前記第1の画像処理装置が有する機能との比較に基づいて、前記一の印刷設定に示された設定のうち前記第1の画像処理装置が有する機能に対応する設定を前記設定画面に反映させる反映手段と、
有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記生成保存手段は、前記第1の印刷制御プログラムを識別する識別情報を含む第1の設定情報を生成し、
前記判定手段は、前記選択受付手段によって受け付けられた前記一の印刷設定に前記第1の印刷制御プログラムを識別する識別情報が含まれているか否かに基づいて、前記一の印刷設定が前記第1の印刷制御プログラムで生成された印刷設定であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記印刷に用いる機能は、
用紙サイズ、給紙トレイ、グラフィックモード、原稿方向、パンチ穴あけのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記用紙サイズに対する設定は、A6、A3、A4、B4、のいずれかであり、
前記給紙トレイに対する設定は、自動選択、手差しトレイ、トレイ1、トレイ2のいずれかであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記第1の印刷設定及び第2の印刷設定は、それぞれPrintTicketであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- コンピュータに、第1の画像処理装置に対して印刷を要求する機能を実現させるための印刷制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第1の画像処理装置に対して要求する印刷の設定であって、前記第1の画像処理装置が有する印刷に用いる各機能に対する設定をそれぞれ受け付ける設定画面を表示装置に表示する表示制御手段と、
前記第1の画像処理装置が有する印刷に用いる各機能に対する設定として前記設定画面に反映されている設定を格納させておく要求に応じて、該反映されている設定に基づいて第1の印刷設定を生成し、生成した該第1の印刷設定を前記情報処理装置が有する記憶部に格納する生成保存手段と、
コンピュータに前記第1の画像処理装置とは異なる機種である第2の画像処理装置に対して印刷を要求する機能を実現させるための他の印刷制御プログラムによって生成され、前記記憶部に格納された第2の印刷設定であって、前記第2の画像処理装置が有する印刷に用いる各機能に対する設定に基づく第2の印刷設定と、前記生成保存手段によって格納された前記第1の印刷設定とから、前記設定画面に反映させる一の印刷設定の選択を受け付ける選択受付手段と、
前記第1の画像処理装置が実行可能な機能に関する情報を含む能力情報を前記記憶部に記憶する能力情報記憶制御手段と、
前記選択受付手段によって受け付けられた前記一の印刷設定が、当該印刷制御プログラムにより生成された印刷設定であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が前記一の印刷設定は当該印刷制御プログラムにより生成されたと判定した場合、前記一の印刷設定に示された設定を前記設定画面に反映させ、前記判定手段が前記一の印刷設定は当該印刷制御プログラムにより生成されていないと判定した場合、前記一の印刷設定に示された設定それぞれに対する第2の画像処理装置が有する機能と前記第1の画像処理装置が有する機能との比較に基づいて、前記一の印刷設定に示された設定のうち前記第1の画像処理装置が有する機能に対応する設定を前記設定画面に反映させる反映手段として機能させるための印刷制御プログラム。 - 前記生成保存手段は、前記第1の印刷制御プログラムを識別する識別情報を含む第1の設定情報を生成し、
前記判定手段は、前記選択受付手段によって受け付けられた前記一の印刷設定に前記第1の印刷制御プログラムを識別する識別情報が含まれているか否かに基づいて、前記一の印刷設定が前記第1の印刷制御プログラムで生成された印刷設定であるか否かを判定することを特徴とする請求項6に記載の印刷制御プログラム。 - 前記印刷に用いる機能は、
用紙サイズ、給紙トレイ、グラフィックモード、原稿方向、パンチ穴あけのいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の印刷制御プログラム。 - 前記用紙サイズに対する設定は、A6、A3、A4、B4、のいずれかであり、
前記給紙トレイに対する設定は、自動選択、手差しトレイ、トレイ1、トレイ2のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載の印刷制御プログラム。 - 前記第1の印刷設定及び第2の印刷設定は、それぞれPrintTicketであることを特徴とする請求項6に記載の印刷制御プログラム。
- 請求項6乃至10のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムを記録した、コンピュータにより読取可能な記録媒体。
- 請求項6乃至10のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムと、前記第1の画像処理装置とを備えた画像処理システム。
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