JP2009181401A - 情報処理装置、デバイス制御システム、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数項目の設定値情報を規定するショートカットを、ショートカットの作成時に考慮していたデバイス以外のデバイスを制御する場合にも容易に流用できるようにする。
【解決手段】 デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶しておき、そのショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示してその中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける場合に、上記デバイスと通信してそのデバイスの有する機能を示す機能情報を取得し(S11)、その機能情報に基づき、記憶しているショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し(S12)、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付けるようにした(S14〜S21)。
【選択図】 図12
【解決手段】 デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶しておき、そのショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示してその中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける場合に、上記デバイスと通信してそのデバイスの有する機能を示す機能情報を取得し(S11)、その機能情報に基づき、記憶しているショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し(S12)、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付けるようにした(S14〜S21)。
【選択図】 図12
Description
この発明は、制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置、このような情報処理装置と制御対象のデバイスとを備えたデバイス制御システム、コンピュータを上記のデバイスドライバ手段として機能させるためのプログラム、およびこのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、コンピュータによりデバイスを制御する場合、オペレーティングシステム(OS)上でそのデバイスを制御するためのデバイスドライバプログラムを実行することにより、デバイスを制御するデバイスドライバの機能を実現することが行われている。この場合、ユーザが、文書作成ソフトや表計算ソフト、画像編集ソフト等の各種アプリケーションプログラム(以下単に「アプリ」という)を実行して、デバイスに何らかの動作をさせることを指示すると、アプリがその指示をデバイスドライバ(のプロセス)に渡し、デバイスドライバが指示に従ってデバイスの制御を行う。
例えばプリンタを制御して印刷を実行させる場合、ユーザが文書作成ソフトや表計算ソフト、画像編集ソフト等の各種アプリで作成・閲覧した文書を印刷する指示を行うと、アプリは、指示に従って印刷すべき文書のデータをプリンタドライバに渡し、プリンタドライバがその文書のデータをプリンタに渡して印刷を実行させる。
また、アプリを介して印刷指示を受け付ける際に、集約、製本、拡大縮小、仕上げ処理等、プリンタが有する豊富な印刷機能に関する設定を受け付ける機能を提供し、ユーザが様々な設定を組み合わせることで、よりユーザの要望に適した印刷物を得ることを可能としたプリンタドライバも提供されている。
また、アプリを介して印刷指示を受け付ける際に、集約、製本、拡大縮小、仕上げ処理等、プリンタが有する豊富な印刷機能に関する設定を受け付ける機能を提供し、ユーザが様々な設定を組み合わせることで、よりユーザの要望に適した印刷物を得ることを可能としたプリンタドライバも提供されている。
しかし、ユーザが利用可能な機能が増えれば増えるほど、ユーザがそれらの機能を活用して所望の印刷物を得るためにより多くの項目について設定を行う必要が生じ、設定の手間が増すことになる。
そこで、近年、複数の設定項目に関する設定内容を予め登録しておき、1度の選択操作でそれらの複数項目の設定を可能とするショートカット機能を備えたプリンタドライバが登場している。この場合、ユーザが所望の設定内容をショートカットとして登録し、後でそのショートカットを選択することにより、登録した設定内容を再現できるようにすることも行われている。
また、他のデバイスを制御する制御装置においても、同様なショートカット機能を設けることが行われている。
そこで、近年、複数の設定項目に関する設定内容を予め登録しておき、1度の選択操作でそれらの複数項目の設定を可能とするショートカット機能を備えたプリンタドライバが登場している。この場合、ユーザが所望の設定内容をショートカットとして登録し、後でそのショートカットを選択することにより、登録した設定内容を再現できるようにすることも行われている。
また、他のデバイスを制御する制御装置においても、同様なショートカット機能を設けることが行われている。
このような機能については、例えば以下の特許文献1乃至3に記載されている。
特開2002−132099号公報
特開2005−12322号公報
特開2001−22493号公報
特許文献1には、複写機において、条件設定画面で必要な設定をした後に、登録許可キーを押圧することにより、未登録のショートカットキーにその設定された条件を登録できることが記載されている。
特許文献2には、画像記録装置において、詳細設定画面において設定がなされた場合、その画面を呼び出すためのショートカットボタンが自動的に作成され、画面上のショートカット表示領域に表示されることが記載されている。
特許文献3には、半導体露光装置において、パラメータ変更の履歴を保存し、一定回数以上変更されたパラメータの変更用に自動的にショートカットボタンを作成することが記載されている。
特許文献2には、画像記録装置において、詳細設定画面において設定がなされた場合、その画面を呼び出すためのショートカットボタンが自動的に作成され、画面上のショートカット表示領域に表示されることが記載されている。
特許文献3には、半導体露光装置において、パラメータ変更の履歴を保存し、一定回数以上変更されたパラメータの変更用に自動的にショートカットボタンを作成することが記載されている。
また、プリンタドライバに関連する技術としては、上記のほか、特許文献4に記載のように、予めコアモジュールと共に複数の機種依存モジュールをPCに保存しておき、そのPCと接続されたプリンタと双方向通信を行ってプリンタの機種情報を取得し、取得した機種情報に対応する機種依存モジュールをロードしてその機種対応のドライバとして動作するモジュールを構成する技術も知られている。
特開2002−175258号公報
ところで、ショートカットを多数作成したり、1つのショートカットに設定すべき設定項目が多岐に亘る場合、ショートカットを作成する操作はかなり面倒なものになることが考えられる。従って、特定のデバイスを制御する際の利用を考えて作成したショートカットを、他のデバイスを制御する際にも流用したいという要求があった。
しかし、制御対象のデバイスの機種が異なる場合はもちろん、例え制御対象のデバイスが同じ機種であった場合でも、オプション装備の違い等により、ショートカットに登録された設定内容があるデバイス向けには適正であっても、他のデバイス向けには不適正なものになってしまうことが考えられる。そしてこのため、一度作成したショートカットを他のデバイスを制御するために流用する際には、種々の不都合が生じるという問題があった。
例えば、プリンタドライバにより両面ユニットが装備されたプリンタを制御する際に作成した、両面印刷を設定したショートカットを、両面ユニットの装備されていないプリンタを制御する際に使用することになる場合、ショートカットに含まれる両面印刷は、制御対象のプリンタでは実行できない等である。
上述の各特許文献にも、このような不都合を有効に解消する技術は開示されていない。
上述の各特許文献にも、このような不都合を有効に解消する技術は開示されていない。
この発明は、このような問題を解決し、複数項目の設定値情報を規定するショートカットを、ショートカットの作成時に考慮していたデバイス以外のデバイスを制御する場合にも容易に流用できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための、この発明は、制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置において、上記デバイスドライバ手段に、上記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、そのショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、その設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を上記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、上記デバイスと通信し、そのデバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを設け、上記設定受付手段を、上記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける手段としたものである。
このような情報処理装置において、上記ショートカット情報を、上記設定値情報に加え、そのショートカット情報と対応する設定値情報を上記デバイスの制御に利用可能と判断する条件を規定する利用条件情報を含むものとするとよい。
さらに、上記利用条件情報を、上記ショートカット情報に含まれる設定値情報を全て上記デバイスの動作に反映させるために必要なデバイスの機能の情報により規定されるものとするとよい。
さらに、上記利用条件情報を、上記ショートカット情報に含まれる設定値情報を全て上記デバイスの動作に反映させるために必要なデバイスの機能の情報により規定されるものとするとよい。
また、上記デバイスドライバ手段にさらに、ユーザからショートカット情報として登録する設定値情報の指定を受け付ける設定値情報受付手段と、その設定値情報受付手段が受け付けた設定値情報に基づいて上記利用条件情報を生成すると共に、その設定値情報とその生成した利用条件情報とを含むショートカット情報を作成し、上記ショートカット情報記憶手段に記憶させるショートカット生成登録手段とを設けるとよい。
さらに、上記設定受付手段を、上記設定値の選択を受け付ける際、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢のみを画面に表示し、その中から選択を受け付ける手段とするとよい。
さらに、上記設定受付手段を、上記設定値の選択を受け付ける際、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢のみを画面に表示し、その中から選択を受け付ける手段とするとよい。
あるいは、上記設定受付手段を、上記設定値の選択を受け付ける際、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用不能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用不能であることを示す表示を行い、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用可能であることを示す表示を行い、その利用可能な選択肢の中から選択を受け付ける手段とするとよい。
また、上記設定受付手段に代えて、上記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢以外の選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値が選択された場合に、ユーザにその旨を通知する手段を有する設定受付手段を設けてもよい。
また、この発明のデバイス制御システムは、制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置と、その情報処理装置によって制御されるデバイスとを備えるデバイス制御システムにおいて、上記情報処理装置が備える上記デバイスドライバ手段に、上記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、そのショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、その設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を上記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、上記デバイスと通信し、そのデバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを設け、上記設定受付手段を、上記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける手段とし、上記デバイスに、上記情報処理装置と通信し、自身の有する機能を示す機能情報を上記情報処理装置に送信する機能情報送信手段を設けたものである。
また、このようなデバイス制御システムにおいて、上記設定受付手段を、上述のものに代えて、上記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢以外の選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値が選択された場合に、ユーザにその旨を通知する手段を有するものとしてもよい。
また、この発明のプログラムは、コンピュータを、制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段として機能させるためのプログラムであって、上記デバイスドライバ手段を、上記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、そのショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、その設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を上記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、上記デバイスと通信し、そのデバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有するものとし、上記設定受付手段を、上記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける手段としたものである。
このようなプログラムにおいて、上記ショートカット情報を、上記設定値情報に加え、そのショートカット情報と対応する設定値情報を上記デバイスの制御に利用可能と判断する条件を規定する利用条件情報を含むものとするとよい。
さらに、上記利用条件情報を、上記ショートカット情報に含まれる設定値情報を全て上記デバイスの動作に反映させるために必要なデバイスの機能の情報により規定されるものとするとよい。
さらに、上記利用条件情報を、上記ショートカット情報に含まれる設定値情報を全て上記デバイスの動作に反映させるために必要なデバイスの機能の情報により規定されるものとするとよい。
また、上記デバイスドライバ手段にさらに、ユーザからショートカット情報として登録する設定値情報の指定を受け付ける設定値情報受付手段と、その設定値情報受付手段が受け付けた設定値情報に基づいて上記利用条件情報を生成すると共に、その設定値情報とその生成した利用条件情報とを含むショートカット情報を作成し、上記ショートカット情報記憶手段に記憶させるショートカット生成登録手段とを設けるとよい。
さらに、上記設定受付手段を、上記設定値の選択を受け付ける際、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢のみを画面に表示し、その中から選択を受け付ける手段とするとよい。
さらに、上記設定受付手段を、上記設定値の選択を受け付ける際、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢のみを画面に表示し、その中から選択を受け付ける手段とするとよい。
あるいは、上記設定受付手段を、上記設定値の選択を受け付ける際、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用不能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用不能であることを示す表示を行い、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用可能であることを示す表示を行い、その利用可能な選択肢の中から選択を受け付ける手段とするとよい。
また、設定受付手段を、上述のものに代えて、上記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、上記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、上記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢以外の選択肢の中から上記デバイスの制御に使用する設定値が選択された場合に、ユーザにその旨を通知する手段を有するものとするとよい。
この発明の記録媒体は、上記のいずれかのデバイス制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
以上のようなこの発明の情報処理装置又はデバイス制御システムによれば、複数項目の設定値情報を規定するショートカットを、ショートカットの作成時に考慮していたデバイス以外のデバイスを制御する場合にも容易に流用できるようにすることができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータをデバイスドライバ手段として機能させ、上記の効果を得ることができる。この発明の記録媒体によれば、上記のプログラムを記憶していないコンピュータにそのプログラムを読み出させて実行させ、上記の効果を得ることができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータをデバイスドライバ手段として機能させ、上記の効果を得ることができる。この発明の記録媒体によれば、上記のプログラムを記憶していないコンピュータにそのプログラムを読み出させて実行させ、上記の効果を得ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず図1に、この発明の情報処理装置の実施形態である端末装置と、その端末装置により制御するデバイスである画像形成装置とを含む画像形成システムの構成例を示す。
この画像形成システムは、端末装置10と画像形成装置20とをネットワーク30により接続して構成したものである。
まず図1に、この発明の情報処理装置の実施形態である端末装置と、その端末装置により制御するデバイスである画像形成装置とを含む画像形成システムの構成例を示す。
この画像形成システムは、端末装置10と画像形成装置20とをネットワーク30により接続して構成したものである。
このうち、端末装置10は、PC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータにより構成することができる。画像形成装置20は、プリンタやMFP(デジタル複合機)等、受信したデータに基づいて用紙に画像を形成する装置である。また、ネットワーク30としては、LAN(ローカルエリアネットワーク)を始め、有線、無線を問わず、任意の通信経路を採用可能である。
そして、端末装置10から画像形成装置20に印刷すべき画像のデータを送信し、印刷を要求することにより、画像形成装置20にそのデータに従った画像の形成(印刷)を行わせることができる。
また、画像形成システムを構成する端末装置10と画像形成装置20の数は任意であり、各1台のみであっても構わない。さらに、端末装置10と画像形成装置20とを、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等の通信経路31によりネットワーク30を介さずローカル接続しても構わない。
また、画像形成システムを構成する端末装置10と画像形成装置20の数は任意であり、各1台のみであっても構わない。さらに、端末装置10と画像形成装置20とを、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等の通信経路31によりネットワーク30を介さずローカル接続しても構わない。
次に、図2に、上述した端末装置10のハードウェア構成を示す。
端末装置10は、ハードウェアとしては公知のPCを用いて構成することができ、例えば、CPU101,ROM102,RAM103,不揮発性メモリ104,通信インタフェース(I/F)105を備え、これらがシステムバス106により接続された構成とすることができる。
端末装置10は、ハードウェアとしては公知のPCを用いて構成することができ、例えば、CPU101,ROM102,RAM103,不揮発性メモリ104,通信インタフェース(I/F)105を備え、これらがシステムバス106により接続された構成とすることができる。
そして、CPU101に、ROM102や不揮発性メモリ104に記憶されている適当なプログラムを実行させることにより、画像形成装置20を制御してプリント動作を実行させる後述するプリンタドライバの機能を始め、種々の機能を実現することができる。
また、画像形成装置20のハードウェア構成については図示を省略するが、画像形成装置20については、CPU,ROM,RAM等によって構成される制御部と、通信I/Fと、電子写真方式やインクジェット方式等、任意の方式で用紙に画像を形成するプリントエンジン等を有する公知のプリンタを採用することができる。
また、画像形成装置20のハードウェア構成については図示を省略するが、画像形成装置20については、CPU,ROM,RAM等によって構成される制御部と、通信I/Fと、電子写真方式やインクジェット方式等、任意の方式で用紙に画像を形成するプリントエンジン等を有する公知のプリンタを採用することができる。
次に、図3に、端末装置10からの指示により画像形成装置20に画像形成を行わせる動作に関連する各装置の機能の構成を示す。
この図に示すように、端末装置10には、一般的に、ワードプロセッサや表計算、ドローイングを始めとする種々の機能を実現するためのアプリケーション11を備えており、ユーザは、このアプリケーション11で取り扱う文書や図等を印刷するために、アプリケーション11に対して印刷の指示を行う。
この図に示すように、端末装置10には、一般的に、ワードプロセッサや表計算、ドローイングを始めとする種々の機能を実現するためのアプリケーション11を備えており、ユーザは、このアプリケーション11で取り扱う文書や図等を印刷するために、アプリケーション11に対して印刷の指示を行う。
また端末装置10には、アプリケーション11が出力する、印刷すべき画像の内容を示す文書データを、画像形成装置20が処理できる形式のプリンタ言語で記載されたプリントデータに変換するプリンタドライバ12を備えている。そして、アプリケーション11は、ユーザが印刷を指示した場合に、指定されたプリンタと対応するプリンタドライバ12に、出力する画像の内容を示すデータを渡し、プリンタドライバ12が、そのデータをプリントに使用する画像形成装置20が処理できる形式のプリントデータに変換して、図示しないスプールディレクトリにスプールする。
通信部13は、端末装置10と画像形成装置20との間のデータの転送を行う機能を有し、スプールディレクトリにスプールされたデータを、プリントに使用する画像形成装置20に送信する。
通信部13は、端末装置10と画像形成装置20との間のデータの転送を行う機能を有し、スプールディレクトリにスプールされたデータを、プリントに使用する画像形成装置20に送信する。
端末装置10において、上記のプリンタドライバ12は、アプリケーション11から渡された文書データを、ユーザから受け付けた種々の項目の設定内容を反映させたプリントデータに変換する。そして、このデータを通信部13に介して画像形成装置20に送信することにより、送信したプリントデータに従ったプリントジョブの実行を画像形成装置20に対して要求するデバイスドライバ手段として機能する。
そして、プリンタドライバ12は、この機能を実現するため、ユーザからの設定指示を受け付ける印刷設定部14と、印刷設定部14が受け付けた設定指示に従って文書データをプリントデータに変換する描画部15とを有している。
そして、プリンタドライバ12は、この機能を実現するため、ユーザからの設定指示を受け付ける印刷設定部14と、印刷設定部14が受け付けた設定指示に従って文書データをプリントデータに変換する描画部15とを有している。
一方、画像形成装置20には、通信I/F部21と、主制御部22と、プリントエンジン23とを設けている。
そしてこのうち、通信I/F部21は、端末装置10等の外部装置から送信されてくるプリントデータを受信して主制御部22に渡す機能を有する。
そしてこのうち、通信I/F部21は、端末装置10等の外部装置から送信されてくるプリントデータを受信して主制御部22に渡す機能を有する。
主制御部22は、通信I/F部21から渡されたプリントデータに基づいてプリントエンジン23を駆動し、そのデータが示す内容の画像を形成させる機能を有する。この画像形成に係る処理は、例えばプリントデータに基づいて画像メモリに描画を行い、ビットマップ形式の画像データを生成し、その画像データに基づいてプリントエンジン23を駆動することにより、用紙上に、受信したプリントデータに基づく画像を形成させるものである。
次に、図4に、図3に示したプリンタドライバ13における印刷設定部14の機能構成をより詳細に示す。
図4に示すとおり、印刷設定部14は、ユーザインタフェース(I/F)部41,ショートカット選択部42,ショートカット情報作成部43,ショートカットアイコン画像作成部44,ショートカット情報記憶部45,アイコン画像記憶部46を備えている。
図4に示すとおり、印刷設定部14は、ユーザインタフェース(I/F)部41,ショートカット選択部42,ショートカット情報作成部43,ショートカットアイコン画像作成部44,ショートカット情報記憶部45,アイコン画像記憶部46を備えている。
このうち、ユーザI/F部41は、印刷内容に反映させる現在の設定内容(印刷設定)をユーザに提示する機能と、ユーザからその設定内容の変更指示を受け付ける機能とを有する。これらの提示や受け付けは、例えば端末装置10のディスプレイに表示させる後述のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を用いて行うことができる。また、変更指示の受け付けについては、設定項目毎に受け付けることができる他、後述のショートカットを用いて、複数の項目について一括して予め登録しておいた値に設定する指示も受け付けることができる。
ここで、ショートカットとは、印刷に使用する複数の設定項目の設定値の情報をひとかたまりの設定値情報として登録したものである。そして、ユーザI/F部41は、ユーザからの印刷設定指示を受け付けるGUIに、このショートカットと対応するアイコンとしてショートカットアイコンを表示し、ユーザがいずれかのショートカットアイコンを選択した場合に、そのアイコンと対応するショートカットに登録されている設定値を、印刷設定として設定する。
図4に示したユーザI/F部41以外の各部は、このショートカットに関する制御を行う機能を有する部分である。
そして、このうちショートカット情報記憶部45は、図5に示すように、ショートカットの内容を示すショートカット情報200を複数記憶するショートカット情報記憶手段である。ハードウェアとしては、端末装置10のRAM103や不揮発性メモリ104により実現できる。またここでは、ショートカット情報は、プリンタドライバ12のベンダーがデフォルトのセットを用意する他、ユーザが作成して登録することもできるようにしている。
そして、このうちショートカット情報記憶部45は、図5に示すように、ショートカットの内容を示すショートカット情報200を複数記憶するショートカット情報記憶手段である。ハードウェアとしては、端末装置10のRAM103や不揮発性メモリ104により実現できる。またここでは、ショートカット情報は、プリンタドライバ12のベンダーがデフォルトのセットを用意する他、ユーザが作成して登録することもできるようにしている。
ショートカット選択部42は、ショートカット情報記憶部45に記憶されているショートカット情報のうち、画像形成装置20の制御に利用可能なショートカット情報を、ユーザI/F部41での設定指示の受け付けに使用するショートカット情報として選択する機能を有する。具体的には、印刷に使用する画像形成装置20が有する機能の範囲で実現可能な設定内容を示すショートカット情報、すなわち含まれる設定内容を全て画像形成装置20における印刷動作に反映可能であるショートカット情報を選択し、ユーザI/F部41での設定指示の受け付けに使用させる。この選択は、画像形成装置20からその画像形成装置20が有する機能を示す機能情報を取得し、その機能情報を参照して行うことができるが、その詳細については後述する。
ショートカット情報作成部43は、ユーザI/F部41が表示させるGUIにて受け付けた設定内容を示すショートカット情報を作成し、ショートカット情報記憶部45に登録する機能を有する。
ショートカットアイコン画像作成部44は、ショートカット選択部42が選択したショートカット情報と対応するショートカットアイコンをGUIに表示させる際に、そのアイコンの画像を作成する機能を有する。この画像としては、ショートカット情報が示す設定内容を表わす画像を作成するが、アイコン画像記憶部46に予め記憶させてある画像を設定内容に従って組み合わせて作成することができる。
ショートカットアイコン画像作成部44は、ショートカット選択部42が選択したショートカット情報と対応するショートカットアイコンをGUIに表示させる際に、そのアイコンの画像を作成する機能を有する。この画像としては、ショートカット情報が示す設定内容を表わす画像を作成するが、アイコン画像記憶部46に予め記憶させてある画像を設定内容に従って組み合わせて作成することができる。
アイコン画像記憶部46は、図6に示すように、GUIにて設定を受け付ける各設定項目の設定値又は複数設定項目の設定値の組み合わせと対応させて、その設定内容に従ったプリント結果を示すアイコン画像の画像データを記憶する記憶手段である。
なお、ここで記憶させておくアイコン画像や、その組み合わせによってアイコン画像を生成する方法は、適宜従来のものを採用すればよい。なお、図6では全てのアイコンをモノクロで示しているが、実際には、カラーの設定と対応するアイコン画像はカラーのものを用意してもよい。
なお、ここで記憶させておくアイコン画像や、その組み合わせによってアイコン画像を生成する方法は、適宜従来のものを採用すればよい。なお、図6では全てのアイコンをモノクロで示しているが、実際には、カラーの設定と対応するアイコン画像はカラーのものを用意してもよい。
次に、図7に、図4に示したユーザI/F部41が設定指示の受け付けに使用するGUIの例を示す。
図7に示す設定受付画面100は、端末装置10のディスプレイに表示させ、ユーザから画像形成装置20を用いたプリントに使用する種々の設定内容の設定操作を受け付けるためのGUI画面である。
そして、基本設定部110の中に、ショートカット表示部120と、設定受付部130と、各種ボタン141〜143とを設けた構成としている。
図7に示す設定受付画面100は、端末装置10のディスプレイに表示させ、ユーザから画像形成装置20を用いたプリントに使用する種々の設定内容の設定操作を受け付けるためのGUI画面である。
そして、基本設定部110の中に、ショートカット表示部120と、設定受付部130と、各種ボタン141〜143とを設けた構成としている。
基本設定部110は、プリントに使用する基本的な設定内容に関する操作を受け付ける部分であり、基本設定タブ111の押下に応じて選択される部分である。この他に、拡張機能に関する設定操作を受け付ける画面を設け、基本設定部110とその画面とをタブにより切替可能とすることも考えられるが、ここでは基本設定部110のみを設けた例を示している。
また、ショートカット表示部120は、ショートカットアイコンを表示して、このアイコンによる設定操作を受け付ける部分である。ショートカット表示部120には、ショートカット情報記憶部45が記憶しているショートカット情報200のうちショートカット選択部42が選択した実現可能な設定内容を示すショートカット情報に従い、ショートカットアイコン画像作成部44が作成したアイコンを表示する。図には、アイコン121〜123が表示された状態を示している。
そして、ユーザがこれらのいずれかのアイコンをクリックすることにより、そのアイコンと対応するショートカット情報を選択し、そのショートカット情報が示す設定内容を、現在の設定値として設定することができる。この場合、設定受付部130の表示も、この設定に応じて変更される。
設定受付部130は、画像形成装置20におけるプリントに使用する各種設定項目につき、現在の設定内容を表示し、またその設定内容の変更指示を受け付けるための部分である。そして、各設定項目と対応する表示や指示受付を行うための表示部を設けている。どのような設定項目に関する表示部を設けるかは、画像形成装置20から、画像形成装置20が有する機能を示す情報を取得し、その情報に従って決定することができる。基本的には、画像形成装置20が有する全ての機能に関する設定が可能なように表示部を設ける。しかし、GUIのデザイン思想によっては、頻繁に設定値を変更する設定項目についてのみ表示部を設ける等、画像形成装置20が有する機能と設定を受け付ける設定項目とが一致しないことも考えられる。
図7に示す例では、設定受付部130には、部数表示部131,両面表示部132,集約表示部133,カラー表示部134,ステープル表示部135,パンチ表示部136を設けている。
そして、これらの表示部によりそれぞれ、印刷部数,両面印刷,集約ページ数,印刷のモノクロ/カラー,ステープル処理,パンチ穴あけの設定を行うことができるようにしている。部数については、数値をテキスト入力できる他、右側のアップダウンボタンによる増減操作により所望の数値が設定可能である。他の項目については、プルダウンメニューにより、所定の選択肢の中から所望の値を選択して設定可能である。
そして、これらの表示部によりそれぞれ、印刷部数,両面印刷,集約ページ数,印刷のモノクロ/カラー,ステープル処理,パンチ穴あけの設定を行うことができるようにしている。部数については、数値をテキスト入力できる他、右側のアップダウンボタンによる増減操作により所望の数値が設定可能である。他の項目については、プルダウンメニューにより、所定の選択肢の中から所望の値を選択して設定可能である。
以上のショートカット表示部120及び設定受付部130により、各設定項目に所望の設定値を設定した後、OKボタン141を押下することにより、その時点の設定内容に従ったプリントの実行をプリンタドライバ12に対して指示することができる。キャンセルボタン142を押下した場合、プリントを中止することができる。
また、ショートカット作成ボタン143は、新たなショートカット情報の作成指示を受け付けるためのボタンである。ユーザがこのボタンを押下した場合、図4に示したショートカット情報作成部43が、押下時点で各設定項目について設定されている設定内容(設定値の組み合わせ)を示すデータを作成し、この情報に、その設定内容を印刷動作に反映可能な条件を示す情報として、画像形成装置20が有しているべき機能を示す情報を付加してショートカット情報を作成し、ショートカット情報記憶部45に登録する。
なお、このとき、設定値のある全設定項目の情報をショートカット情報に含めず、ユーザが選択した一部の設定項目の情報のみ、ショートカット情報に含めることができるようにしてもよい。
また、新たに作成して登録したショートカット情報についても、印刷動作に反映可能である場合には、対応するショートカットアイコンがショートカット表示部120に表示されることになる。
また、新たに作成して登録したショートカット情報についても、印刷動作に反映可能である場合には、対応するショートカットアイコンがショートカット表示部120に表示されることになる。
次に、図8乃至図11を用いて、ショートカット情報の内容について説明する。これらの図は、それぞれXML(Extensible Markup Language)形式で記載したショートカット情報の具体例を示す図である。
まず、これらのショートカット情報のうち、図8に示す例について説明する。
まず、これらのショートカット情報のうち、図8に示す例について説明する。
この図に示すショートカット情報200は、1つのXML文書ファイルとしてショートカット情報記憶部45に記憶される。そして、ファイルに含まれるデータがXML文書であることや、そのバージョン及び文字コード形式を示すヘッダ201と、ショートカット情報の内容を示す1つのshortcut要素202とを含む。shortcut要素202のname属性の値は、ショートカットの名称を示す。
また、shortcut要素202は、子要素として、setup要素203とneeditem要素206とを含む。
また、shortcut要素202は、子要素として、setup要素203とneeditem要素206とを含む。
このうちsetup要素203は、任意の数の設定項目について、それらの設定項目に設定する設定値を示す設定値情報である。そして、setup要素203の子要素である各item要素が、それぞれ1つの設定項目に関する情報を示す。また、そのitem要素のname属性の値が、設定項目の識別子であり、item要素の子要素であるvalue要素のname属性の値が、その設定項目に設定する設定値を示す。なお、name属性の値として記載する文字列と、その文字列がどの設定項目の何という設定値を示すかという情報と、その設定内容を図7に示した印刷設定画面100に表示する際に使用する文字列とは、独立して定めることができる。これらの間の対応関係は、別途プリンタドライバ12が保持しているとする。
図8の例では、item要素204が、図7に示したカラー印刷表示部134により設定する「モノクロ/カラー(color)」の設定項目の設定値が「カラー(on)」であることを示している。また、item要素205が、図7に示した集約表示部133により設定する「集約ページ数(layout)」の設定項目の設定値が「2ページ(2)」であることを示している。
また、needitem要素206は、setup要素203の内容が示す設定に従った印刷を実行するために画像形成装置20が有しているべき機能、すなわち、ショートカット情報200が示す設定内容を画像形成装置20の動作(印刷結果)に反映させるために必要な画像形成装置20側の機能の情報を示す利用条件情報である。そして、この情報が、ショートカット情報200が画像形成装置20の制御に利用可能であると判断する条件(画像形成装置20がここに記載の機能を全て有すること、という条件)を規定する情報である。
そして、needitem要素206の子要素であるfeature要素207が、その必要な機能1つを示す。複数の機能が必要である場合、その各機能についてfeature要素を設ける。図8に示した例では、feature要素207が、画像形成装置20側にカラー機能が必要であることを示している。この情報は、item要素204により示されるカラー印刷には、画像形成装置20側にカラー機能が必要であることと対応するものである。
なお、item要素205が示す2ページ集約印刷は、集約機能と呼ばれる機能を利用するものである。しかし、集約機能に係る処理はプリンタドライバ12側で全て実行可能であるため、画像形成装置20側には特に集約機能を実現する手段を設ける必要はない。従って、needitem要素206内にも、集約機能に関する記載はない。
なお、item要素205が示す2ページ集約印刷は、集約機能と呼ばれる機能を利用するものである。しかし、集約機能に係る処理はプリンタドライバ12側で全て実行可能であるため、画像形成装置20側には特に集約機能を実現する手段を設ける必要はない。従って、needitem要素206内にも、集約機能に関する記載はない。
図9に示すのは、ショートカット情報の別の例である。
この図に示すショートカット情報210においては、setup要素の子要素として3つのitem要素211〜213を設けている。そして、このうちitem要素211により、上述の「モノクロ/カラー(color)」の設定項目の設定値が「モノクロ(off)」であることを、item要素212により、上述の「集約ページ数(layout)」の設定項目の設定値が「4ページ(4)」であることを、item要素213により、図7に示した両面表示部132により設定する「両面印刷(duplex)」の設定項目の設定値が「左綴じの両面印刷(opentoleft)」であることをそれぞれ示している。
この図に示すショートカット情報210においては、setup要素の子要素として3つのitem要素211〜213を設けている。そして、このうちitem要素211により、上述の「モノクロ/カラー(color)」の設定項目の設定値が「モノクロ(off)」であることを、item要素212により、上述の「集約ページ数(layout)」の設定項目の設定値が「4ページ(4)」であることを、item要素213により、図7に示した両面表示部132により設定する「両面印刷(duplex)」の設定項目の設定値が「左綴じの両面印刷(opentoleft)」であることをそれぞれ示している。
また、必要な機能については、feature要素214により、両面機能が必要であることを示している。これは、item要素213により、両面機能の必要な両面印刷の実行が指定されていることに対応するものである。
なお、ショートカット情報210にも、図8に示したショートカット情報200の場合と同様、モノクロ/カラーについての記載があるが、設定内容が「モノクロ」であるので、設定内容に従った印刷のために画像形成装置20側にはカラー機能は必要ない。従って、needitem要素にも、カラー機能が必要である旨の記載はない。
なお、ショートカット情報210にも、図8に示したショートカット情報200の場合と同様、モノクロ/カラーについての記載があるが、設定内容が「モノクロ」であるので、設定内容に従った印刷のために画像形成装置20側にはカラー機能は必要ない。従って、needitem要素にも、カラー機能が必要である旨の記載はない。
図10には、ショートカット情報のさらに別の例を示す。
この図に示すショートカット情報220においては、setup要素の子要素として2つのitem要素221,222を設けている。そして、このうちitem要素221により、図7に示したステープル表示部135により設定する「ステープル処理(staple)」の設定項目の設定値が「左上(topofleft)」であることを、item要素222により、同じくパンチ表示部136により設定する「パンチ穴あけ(punch)」の設定項目の設定値が「左側2箇所(2atleft)」であることを、それぞれ示している。
この図に示すショートカット情報220においては、setup要素の子要素として2つのitem要素221,222を設けている。そして、このうちitem要素221により、図7に示したステープル表示部135により設定する「ステープル処理(staple)」の設定項目の設定値が「左上(topofleft)」であることを、item要素222により、同じくパンチ表示部136により設定する「パンチ穴あけ(punch)」の設定項目の設定値が「左側2箇所(2atleft)」であることを、それぞれ示している。
また、必要な機能については、feature要素223,224により、ステープル機能とパンチ穴あけ機能が必要であることを示している。これは、item要素221,222により、これらの機能が必要なステープル処理及びパンチ穴あけ処理の実行が指定されていることに対応するものである。
図11には、ショートカット情報のさらに別の例を示す。
この図に示すショートカット情報230においては、setup要素の子要素として3つのitem要素231〜232を設けている。そして、このうちitem要素231により、図7に示した部数表示部131により設定する「印刷部数(copies)」の設定項目の設定値が「2部(2)」であることを、item要素232により、上述の「集約ページ数(layout)」の設定項目の設定値が「4ページ(4)」であることを、item要素233により、「モノクロ/カラー(color)」の設定項目の設定値が「モノクロ(off)」であることを、それぞれ示している。
この図に示すショートカット情報230においては、setup要素の子要素として3つのitem要素231〜232を設けている。そして、このうちitem要素231により、図7に示した部数表示部131により設定する「印刷部数(copies)」の設定項目の設定値が「2部(2)」であることを、item要素232により、上述の「集約ページ数(layout)」の設定項目の設定値が「4ページ(4)」であることを、item要素233により、「モノクロ/カラー(color)」の設定項目の設定値が「モノクロ(off)」であることを、それぞれ示している。
そして、この場合、画像形成装置20が、プリンタドライバ12による制御対象の機器が必ず備えているはずの基本機能(ここではモノクロ印刷機能)さえ備えていれば、setup要素が示す設定内容に従った印刷を実行させることが可能である。従って、needitem要素には、このことを反映し、どの機能の情報も記載されていない。
ところで、ここまでの図8乃至図11に示したショートカット情報は、図7に示した設定受付部130で設定可能な全ての設定項目についての設定値を示すものではない。しかし、ショートカット情報に全ての設定項目についての設定値が記載されている必要はない。
図8乃至図11の例のように、一部の設定項目についてのみ設定値が記載されたショートカット情報を印刷設定に反映させる場合、設定値が記載されていない設定項目については、所定のデフォルトの設定値を設定するようにすればよい。デフォルトの設定値は、通常は基本機能で実現可能な値とされることから、このような構成としても、ショートカット情報の反映後の設定内容に従った印刷ができないという事態は起こらない。
次に、以上説明してきたショートカット情報を用いて端末装置10が実行する処理について説明する。
まず、図12に、ショートカット表示部120にショートカットアイコンを表示させる処理のフローチャートを示す。この処理は、端末装置10のCPUがプリンタドライバプログラムを実行することにより行うものである。以降のフローチャートに示す処理についても同様である。
まず、図12に、ショートカット表示部120にショートカットアイコンを表示させる処理のフローチャートを示す。この処理は、端末装置10のCPUがプリンタドライバプログラムを実行することにより行うものである。以降のフローチャートに示す処理についても同様である。
端末装置10のCPUは、図7に示した設定受付画面100が開かれ、ショートカット表示部120の表示を行う必要が生じた場合に、図12のフローチャートに示す処理を開始する。接続先の画像形成装置が変更されたり、画像形成装置の機能が変更されたり、ショートカット情報の登録内容が変更されたりして、ショートカット表示部120の表示を更新する必要が生じた場合も同様である。
そして、この処理においてはまず、ステップS11で、接続が設定されている画像形成装置20にアクセスし、画像形成装置20から、その機能を示す機能情報を取得する。
ここで、「接続が設定されている」とは、印刷に使用する装置として選択されていることを示す。この選択は、OSの機能により受け付け、プリンタドライバはその情報を適当な方法で受け取ればよい。
また、画像形成装置20側には、ステップS11でのアクセスに応じて端末装置10と通信し、自身の有する機能を示す機能情報をアクセス元に提供する機能を設けておく。
ここで、「接続が設定されている」とは、印刷に使用する装置として選択されていることを示す。この選択は、OSの機能により受け付け、プリンタドライバはその情報を適当な方法で受け取ればよい。
また、画像形成装置20側には、ステップS11でのアクセスに応じて端末装置10と通信し、自身の有する機能を示す機能情報をアクセス元に提供する機能を設けておく。
この機能情報は、例えば図13に示す形式とすることができる。
この例では、機能情報400も、ショートカット情報と同様なXML形式で記載している。そして、1つのavailablefeature要素401の下位要素であるfeature要素402〜404のname属性の値により、画像形成装置20が有する機能を示している。ここでは、機能1つにつき1つのfeature要素を設け、各機能を示すname属性の値としては、ショートカット情報中のneeditem要素に記載する値と同じ値を用いている。図13に示す例の場合、feature要素402〜404によりそれぞれ、カラー印刷機能、ステープル機能及びパンチ機能を画像形成装置20が有することを示している。
この例では、機能情報400も、ショートカット情報と同様なXML形式で記載している。そして、1つのavailablefeature要素401の下位要素であるfeature要素402〜404のname属性の値により、画像形成装置20が有する機能を示している。ここでは、機能1つにつき1つのfeature要素を設け、各機能を示すname属性の値としては、ショートカット情報中のneeditem要素に記載する値と同じ値を用いている。図13に示す例の場合、feature要素402〜404によりそれぞれ、カラー印刷機能、ステープル機能及びパンチ機能を画像形成装置20が有することを示している。
図12の説明に戻る。
ステップS11の後、端末装置10のCPUは、ステップS12で、ショートカット情報記憶部45に記憶されているショートカット情報のうち、画像形成装置20から取得した機能情報が示す機能で設定内容に係る印刷が可能なショートカット情報を検索して取得する。具体的には、ショートカット情報毎に、needitem要素に記載されている機能が全て機能情報に記載されているか否か判断し、全て記載されているものを取得すればよい。
ステップS11の後、端末装置10のCPUは、ステップS12で、ショートカット情報記憶部45に記憶されているショートカット情報のうち、画像形成装置20から取得した機能情報が示す機能で設定内容に係る印刷が可能なショートカット情報を検索して取得する。具体的には、ショートカット情報毎に、needitem要素に記載されている機能が全て機能情報に記載されているか否か判断し、全て記載されているものを取得すればよい。
そして、ステップS13で適当なショートカット情報が取得できたか否か判断し、取得できた場合、その取得したショートカット情報に基づいてショートカットアイコンを表示すべく、ステップS14,S20,S21でそれらのショートカット情報を順番に処理対象としながら、ステップS15乃至S19の処理を実行する。
すなわち、まずステップS15で処理対象のショートカット情報により規定される設定内容と対応するアイコン画像をアイコン画像記憶部46から検索する。この処理により、例えば、「モノクロ」と「集約なし」が規定されている場合、図6に示した「モノクロ:集約なし」と対応するアイコンが抽出される。また、これに加えて「パンチ左側2箇所」が規定されていればこの設定内容と対応するアイコンも抽出される等、ステップS15で複数のアイコンが取得されることもある。
そこで、ステップS16で、複数のアイコン画像を抽出したか否か判断する。そして、複数であれば、ステップS17に進み、抽出した複数のアイコン画像を合成して表示用のアイコン画像を生成する。複数でなければ、ステップS18に進み、抽出したアイコン画像を表示用のアイコン画像とする。
そして、いずれの場合も、次にステップS19に進み、ステップS17又はS18の処理で得られた表示用のアイコン画像を、処理対象のショートカット情報と対応するショートカットのアイコン画像としてショートカット表示部に表示する。
そして、いずれの場合も、次にステップS19に進み、ステップS17又はS18の処理で得られた表示用のアイコン画像を、処理対象のショートカット情報と対応するショートカットのアイコン画像としてショートカット表示部に表示する。
以上の処理を、ステップS12で取得した全てのショートカット情報について順次行い、ステップS20で全てのショートカット情報について処理が完了したと判断すると、図12の処理を終了する。
なお、ステップS15でのアイコン検索時、処理対象のショートカット情報に設定値が記載されていない設定項目があった場合、その設定項目についてはデフォルトの設定値が記載されているとして検索を行う。表示するアイコンを、ショートカット情報の反映後の設定内容に対応する内容のものとするためである。
また、ステップS13でNOの場合、利用可能なショートカットがないことがわかるため、ショートカットアイコンを表示せずにそのまま処理を終了する。
なお、ステップS15でのアイコン検索時、処理対象のショートカット情報に設定値が記載されていない設定項目があった場合、その設定項目についてはデフォルトの設定値が記載されているとして検索を行う。表示するアイコンを、ショートカット情報の反映後の設定内容に対応する内容のものとするためである。
また、ステップS13でNOの場合、利用可能なショートカットがないことがわかるため、ショートカットアイコンを表示せずにそのまま処理を終了する。
次に、図14に、図12に示した処理の実行手順をシーケンスとして示す。
図12においては、CPUが実行する処理の全容を1本のフローチャートとして示したが、実際には、この処理は、CPUが実行する種々のプロセスが相互に通信しながら進めるものである。そして、図14は、CPUが実行する処理を、図4に示した各機能部と対応するプロセス間の通信に焦点を当てて示す図である。
図12においては、CPUが実行する処理の全容を1本のフローチャートとして示したが、実際には、この処理は、CPUが実行する種々のプロセスが相互に通信しながら進めるものである。そして、図14は、CPUが実行する処理を、図4に示した各機能部と対応するプロセス間の通信に焦点を当てて示す図である。
図14に示す通り、端末装置10のCPUが図12に示す処理を開始すると、まずユーザI/F部41が、画像形成装置20への接続の設定を確認すると共に(S31)、ショートカット選択部42に対してアイコンの表示に使用するショートカット情報を要求する(S32)。このとき、接続が設定されている画像形成装置のアドレス等、機能情報の取得に必要な情報も渡す。
一方、ショートカット選択部42は、ステップS32の要求を受けると、渡されたアドレス等に基づき、画像形成装置20に対して機能情報を要求し(S33)、画像形成装置20から機能情報を受け取る(S34)。
そして、その機能情報に基づき、ショートカット情報記憶部45の内容を検索して、設定内容に従った印刷が可能なショートカット情報を取得する(S35)。また、この取得したショートカット情報を、ステップS32の要求に対する応答としてユーザI/F部41に渡す。
そして、その機能情報に基づき、ショートカット情報記憶部45の内容を検索して、設定内容に従った印刷が可能なショートカット情報を取得する(S35)。また、この取得したショートカット情報を、ステップS32の要求に対する応答としてユーザI/F部41に渡す。
一方、ユーザI/F部41は、この応答を受け取ると、ショートカットアイコン画像作成部44にその応答に係るショートカット情報を渡し、その内容と対応するアイコン画像の作成を依頼する(S37)。そして、ショートカットアイコン画像作成部44は、この依頼に応じてアイコン画像記憶部46を検索して、アイコン画像の生成に必要な画像部品を取得し(S38)、得られた画像部品を組み合わせてアイコン画像を作成する(S39)。作成したアイコン画像は、ステップS37の要求に対する応答として、ユーザI/F部41に渡す(S40)。
そして、ユーザI/F部41は、このアイコン画像を受け取ると、その画像を設定受付画面100のショートカット表示部120に表示して(S41)処理を終了する。
なお、図14にはステップS37乃至S41の処理を一度だけ示しているが、ステップS36でユーザI/F部41が複数のショートカット情報を受け取った場合、その各ショートカット情報について、ステップS37乃至S41の処理を繰り返す。
なお、図14にはステップS37乃至S41の処理を一度だけ示しているが、ステップS36でユーザI/F部41が複数のショートカット情報を受け取った場合、その各ショートカット情報について、ステップS37乃至S41の処理を繰り返す。
以上の処理により、端末装置10においては、ショートカット情報記憶部45に記憶されているショートカット情報から、画像形成装置20の制御に利用可能な設定内容を示すもののみを特定し、そのショートカット情報と対応するアイコンを選択肢として設定受付画面に表示させることができる。すなわち、そのショートカット情報と対応する選択肢の中から画像形成装置20の制御に使用する設定値の選択を受け付けることができる。
例えば、ショートカット情報記憶部45に、図8乃至図11に示した4つのショートカット情報が記憶されており、画像形成装置20がカラー,ステープル及びパンチ穴あけ機能を有している(図13に示す機能情報を送信する状態である)場合について考える。
この場合、端末装置10は、図8,図10,図11に示したショートカット情報については、機能情報とneeditem要素との比較により、印刷に利用可能と判断し、対応するアイコンをショートカット表示部120に表示する。しかし、図9に示したショートカット情報については、画像形成装置20が両面機能(duplex)を有していないため、プリントに利用不能と判断し、対応するアイコンは表示しない。
従って、ユーザは、表示されたアイコンにより、画像形成装置20の制御に利用可能なショートカット情報の中から、印刷設定に反映させるショートカット情報を選択することができる。
この場合、端末装置10は、図8,図10,図11に示したショートカット情報については、機能情報とneeditem要素との比較により、印刷に利用可能と判断し、対応するアイコンをショートカット表示部120に表示する。しかし、図9に示したショートカット情報については、画像形成装置20が両面機能(duplex)を有していないため、プリントに利用不能と判断し、対応するアイコンは表示しない。
従って、ユーザは、表示されたアイコンにより、画像形成装置20の制御に利用可能なショートカット情報の中から、印刷設定に反映させるショートカット情報を選択することができる。
次に、図15に、ショートカット情報をプリンタドライバ12における設定内容に反映させる処理のフローチャートを示す。この処理は、設定受付画面100においてアイコンがクリックされ、ショートカット情報が選択された場合に、端末装置10のCPUが実行する処理である。
この処理は、ステップS51,S55及びS56で、印刷設定の各設定項目を順番に処理対象として、その各設定項目についてステップS52乃至S54の処理を行うものである。
この処理は、ステップS51,S55及びS56で、印刷設定の各設定項目を順番に処理対象として、その各設定項目についてステップS52乃至S54の処理を行うものである。
すなわち、ステップS52で、選択されたショートカット情報中に処理対象の設定項目の情報があるか否か判断し、あればステップS53でその設定項目にショートカット情報の内容(value要素のname属性の値)に従った設定値を設定し、なければステップS54で処理対象の設定項目に所定のデフォルト値を設定する。
そして、ステップS55で全ての設定項目について処理が完了したと判断した場合に、処理を終了する。
そして、ステップS55で全ての設定項目について処理が完了したと判断した場合に、処理を終了する。
以上の処理により、端末装置10は、ユーザの指示に応じて、選択されたショートカット情報の内容を印刷設定に反映させることができる。
なお、ショートカット情報には、印刷設定にない設定項目の情報が含まれている場合がある。例えば、画像形成装置20にステープル機能がない場合、これに対応して印刷設定からも「ステープル」の設定項目を設けないことが考えられる。しかし、この場合でも、「ステープル」の設定項目について「なし」の設定値を指定するショートカット情報は、図12に示した処理により利用可能と判断され、選択候補となる(ステープル機能がなくても設定値に従った印刷が可能であるため)。
なお、ショートカット情報には、印刷設定にない設定項目の情報が含まれている場合がある。例えば、画像形成装置20にステープル機能がない場合、これに対応して印刷設定からも「ステープル」の設定項目を設けないことが考えられる。しかし、この場合でも、「ステープル」の設定項目について「なし」の設定値を指定するショートカット情報は、図12に示した処理により利用可能と判断され、選択候補となる(ステープル機能がなくても設定値に従った印刷が可能であるため)。
しかし、この場合には、図15に示した処理を行う際、ショートカット情報のうち印刷設定にない設定項目の情報は無視される。従って、その情報が印刷設定として画像形成装置20に伝えられることはなく、プリンタドライバ12や画像形成装置20の動作に影響を与えることはない。すなわち、ショートカット情報が余分な情報を含むことによる悪影響もない。
次に、図16に、ショートカット情報の生成及び登録の処理のフローチャートを示す。この処理は、設定受付画面100においてショートカット作成ボタン143が押下され、ショートカット情報の生成が指示された場合に、端末装置10のCPUが実行する処理である。
端末装置10のCPUは、この場合、まずステップS61で、ショートカットに登録する各設定項目につき、現在の設定値を取得する。どの設定項目を登録するかについては、予め設定しておいたり、常に全ての設定項目を登録するようにしたりするとよい。
端末装置10のCPUは、この場合、まずステップS61で、ショートカットに登録する各設定項目につき、現在の設定値を取得する。どの設定項目を登録するかについては、予め設定しておいたり、常に全ての設定項目を登録するようにしたりするとよい。
次に、ステップS62で、ショートカット情報とするXMLデータのヘッダ及びshortcut要素を生成し、ステップS63で、ステップS61で取得した各設定項目の設定値の情報を、生成したXMLデータ中にsetup要素(及び子要素のitem要素)として記載する。記載形式については、図8等に示した通りである。
また、次のステップS64では、要求機能テーブルを参照し、ステップS63でsetup要素として記載した各設定項目の設定値につき、その設定値に従った印刷を行うために画像形成装置が有しているべき機能の情報を取得する。
また、次のステップS64では、要求機能テーブルを参照し、ステップS63でsetup要素として記載した各設定項目の設定値につき、その設定値に従った印刷を行うために画像形成装置が有しているべき機能の情報を取得する。
この要求機能テーブルは、例えば図17に示す形式とすることができる。
この例では、要求機能テーブル500も、ショートカット情報と同様なXML形式で記載している。そして、1つのneeditemlist要素501がテーブルの内容を示し、needitemlist要素501の下位の各item要素が、どの設定項目にどの設定値が設定された場合、印刷にどの機能が必要になるか、を示している。より具体的には、item要素のname属性の値が「どの設定項目に」を、value属性の値が「どの設定値が設定された場合」を、そして子要素のfeature要素のname属性の値が「どの機能が必要になるか」を示している。
この例では、要求機能テーブル500も、ショートカット情報と同様なXML形式で記載している。そして、1つのneeditemlist要素501がテーブルの内容を示し、needitemlist要素501の下位の各item要素が、どの設定項目にどの設定値が設定された場合、印刷にどの機能が必要になるか、を示している。より具体的には、item要素のname属性の値が「どの設定項目に」を、value属性の値が「どの設定値が設定された場合」を、そして子要素のfeature要素のname属性の値が「どの機能が必要になるか」を示している。
従って、図17の例では、item要素502は、「モノクロ/カラー(color)」の設定項目に「カラー(on)」の設定値が設定されている場合、印刷には「カラー機能(color)」が必要となることを示している。なお、これらの属性値は、ショートカット情報や機能情報において設定項目、設定値及び機能の記載に用いるものと同じ文字列やコードを用いて記載している。
また、図17の例では、プリンタドライバ12にて設定可能な設定項目と設定値の組み合わせ、すなわちショートカット情報に記載し得る設定項目と設定値の組み合わせのうち、印刷のために画像形成装置20に基本機能以外の機能を要求する全ての組み合わせについて、それぞれitem要素を設け、必要な機能の情報を記載している。「ステープル」の設定項目の「なし」の設定のように、何らの機能を要求しない組み合わせについては、ここではitem要素は設けていないが、item要素を設け、必要な機能は特にない旨の情報を記載するようにしてもよい。
また、複数の機能を要求する場合、1つのitem要素中に複数のfeature要素を記載してもよい。
また、複数の機能を要求する場合、1つのitem要素中に複数のfeature要素を記載してもよい。
図16の説明に戻る。
ステップS64の処理では、ステップS63で記載したsetup要素の子要素である各item要素につき、そこに記載されている設定項目と設定値の組み合わせで上記の要求機能テーブル500をサーチし、その組み合わせと対応する機能を取得すればよい。
ステップS64の処理では、ステップS63で記載したsetup要素の子要素である各item要素につき、そこに記載されている設定項目と設定値の組み合わせで上記の要求機能テーブル500をサーチし、その組み合わせと対応する機能を取得すればよい。
そして、次のステップS65で、ステップS64で取得した機能の情報を、ステップ62で生成したXMLデータ中にneeditem要素(及び子要素のfeature要素)として記載する。記載形式については、図8等に示した通りである。なお、ステップS64で同じ機能の情報が複数回取得されることもあり得るが、この場合でも、1つの機能についてはneeditem要素内に1度記載すればよい。
その後、生成したXMLデータをステップS66でショートカット情報としてショートカット情報記憶部45に登録する。そして、その登録後のショートカット情報記憶部45の内容に基づきショートカットアイコンの表示を行うべく、ステップS67で図12の処理を起動してショートカット表示部120の表示を更新し、処理を終了する。
その後、生成したXMLデータをステップS66でショートカット情報としてショートカット情報記憶部45に登録する。そして、その登録後のショートカット情報記憶部45の内容に基づきショートカットアイコンの表示を行うべく、ステップS67で図12の処理を起動してショートカット表示部120の表示を更新し、処理を終了する。
次に、図18に、図16に示した処理の実行手順をシーケンスとして示す。
図16においては、CPUが実行する処理の全容を1本のフローチャートとして示したが、実際には、この処理は、CPUが実行する種々のプロセスが相互に通信しながら進めるものである。そして、図18も、図14と同様、CPUが実行する処理を図4に示した各機能部と対応するプロセス間の通信に焦点を当てて示す図である。
図16においては、CPUが実行する処理の全容を1本のフローチャートとして示したが、実際には、この処理は、CPUが実行する種々のプロセスが相互に通信しながら進めるものである。そして、図18も、図14と同様、CPUが実行する処理を図4に示した各機能部と対応するプロセス間の通信に焦点を当てて示す図である。
図18に示す通り、端末装置10のCPUが図16に示す処理を開始すると、まずユーザI/F部41が、ショートカット情報作成部43に対し、ショートカット情報の作成を要求する(S71)。これに対し、ショートカット情報作成部43は、ユーザI/F部41に対して、ショートカット情報として登録する現在の設定値の情報を要求し(S72)、ユーザI/F部41は要求された設定値の情報を返す(S73)。
ショートカット情報作成部43は、設定値の情報を受け取ると、返答された設定値を示すショートカット情報を生成し(S74)、これに利用条件情報(needitem要素の内容)を付加し(S75)、その付加後のショートカット情報をショートカット情報記憶部45に登録する(S76)。一方で、ショートカット情報の生成完了をユーザI/F部41に通知する(S77)。
ユーザI/F部41は、この通知を受けるとショートカット表示部の表示を更新し(S78)、処理を終了する。なお、この表示の更新の処理は、図12及び図14を用いて説明したものである。
ユーザI/F部41は、この通知を受けるとショートカット表示部の表示を更新し(S78)、処理を終了する。なお、この表示の更新の処理は、図12及び図14を用いて説明したものである。
以上の処理により、端末装置10においては、設定受付画面100で受け付けた設定内容を示すショートカット情報を、その設定内容に従った印刷に必要な画像形成装置20側の機能の情報を含む形で生成及び登録することができる。
例えば、設定受付画面100で図6に示した内容の設定がなされている場合には、ショートカット作成ボタン143の押下に応じて、図19に示すショートカット情報が生成される。このショートカット情報は、設定受付画面100中の各表示部131〜136において所定の設定項目について設定されている設定値の内容を示す6つのitem要素をsetup要素中に含むものである。
例えば、設定受付画面100で図6に示した内容の設定がなされている場合には、ショートカット作成ボタン143の押下に応じて、図19に示すショートカット情報が生成される。このショートカット情報は、設定受付画面100中の各表示部131〜136において所定の設定項目について設定されている設定値の内容を示す6つのitem要素をsetup要素中に含むものである。
また、図17に示した要求機能テーブル500には、「両面印刷(duplex)」の設定項目の設定値が「左綴じの両面印刷(opentoleft)」の場合、「両面機能(duplex)」が要求される旨の情報が登録されているため、needitem要素中には、このことを示すfeature要素が記載されている。他の設定項目の設定値については、要求機能テーブル500に登録されていないため、対応するfeature要素の記載はない。
このように、ショートカット情報に、利用条件情報を記載しておくことにより、印刷に使用する画像形成装置20が別の装置に変更されたり、オプション構成の変更により機能が変化した場合でも、図12に示した処理により、印刷に使用する画像形成装置において利用可能な設定内容を示すショートカット情報を特定し、そのショートカット情報と対応するアイコンを選択肢として設定受付画面に表示させることができる。
特に、利用条件情報を、ショートカット情報に含まれる各設定項目の設定値を全て印刷内容に反映させるために必要な画像形成装置側の機能の情報により規定することにより、画像形成装置から取得する機能情報に従って、アイコンの表示に使用すべきショートカット情報を容易に識別することができる。
また、ここまで説明してきた端末装置10によれば、ショートカット情報記憶部45に、どの機種あるいはオプション構成の装置での使用を前提とするショートカット情報が記憶されていたとしても、その中から、常に制御対象の画像形成装置20の機能に合ったショートカット情報のみを印刷設定の選択肢として提示することができる。このため、ショートカット機能の利用につき、高い自由度と利便性を両立できる。
このようなショートカット情報の選別機能は、共通のドライバによって制御可能な範囲で制御対象の機器が随時変更される場合や、機器自体は共通であっても、オプションの着脱や機器の不具合、利用状況等により機器において利用可能な機能が随時変化する場合に、特に有効である。このような場合でも、機能の差異や変化を意識することなく、共通のショートカット情報セットを利用可能であるためである。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置の構成、具体的な処理内容、表示する画面の内容や用途、データの形式等が、以上説明してきた実施形態において具体的に説明したものに限られないことは、もちろんである。
例えば、ショートカット表示部120へのアイコンの表示につき、上述の実施形態では、設定内容に係る印刷が可能でないショートカット情報と対応するアイコンは全く表示しないようにしていた。しかし、このようなアイコンも、半輝度等で利用できないことがわかるように表示し、選択はできなくてもショートカット情報の存在自体はユーザが認識できるようにしてもよい。
例えば、ショートカット表示部120へのアイコンの表示につき、上述の実施形態では、設定内容に係る印刷が可能でないショートカット情報と対応するアイコンは全く表示しないようにしていた。しかし、このようなアイコンも、半輝度等で利用できないことがわかるように表示し、選択はできなくてもショートカット情報の存在自体はユーザが認識できるようにしてもよい。
あるいは、設定内容に係る印刷が可能か否かに関わらず、対応するアイコンの表示自体は行うようにし、設定内容に係る印刷が可能でないショートカット情報と対応するアイコンが選択された場合に、その旨の警告表示を行うようにしてもよい。この時、ショートカット情報の印刷設定への反映は行わないようにしてもよいが、設定内容に係る印刷が可能な範囲で反映を行うようにしてもよい。必ずしも全ての設定内容が反映されなくても、可能な範囲でショートカット情報を活用したいという要求もあるためである。
また、ショートカット情報の選択を受け付けるために選択肢として画面にアイコンを表示させることは必須ではなく、テキスト表示のメニュー等により選択を受け付けることも可能である。
また、印刷に使用する画像形成装置の選択につき、上述の実施形態ではOSの機能により行うようにしていた。しかし、OSの仕様上可能である場合には、プリンタドライバ12の機能によりこの選択を行えるようにしてもよい。
図20及び図21に、このようにする場合の印刷設定画面の例を示す。
すなわち、これらの図に示すように、印刷設定画面100′,100″に機器選択ボタン144を設け、これが押下された場合に、予め選択肢として登録してある画像形成装置のリストを表示し、その中から印刷に使用する画像形成装置を選択できるようにすることが考えられる。この場合、選択肢の情報としては、画像形成装置のIPアドレス、接続用ポート、機器名等を登録しておけばよい。
そして、印刷に使用する画像形成装置が変更された場合、新たに選択した画像形成装置から取得した機能情報に基づき、印刷設定画面で受け付ける設定項目や、ショートカット表示部120に表示するアイコンを変更するとよい。
すなわち、これらの図に示すように、印刷設定画面100′,100″に機器選択ボタン144を設け、これが押下された場合に、予め選択肢として登録してある画像形成装置のリストを表示し、その中から印刷に使用する画像形成装置を選択できるようにすることが考えられる。この場合、選択肢の情報としては、画像形成装置のIPアドレス、接続用ポート、機器名等を登録しておけばよい。
そして、印刷に使用する画像形成装置が変更された場合、新たに選択した画像形成装置から取得した機能情報に基づき、印刷設定画面で受け付ける設定項目や、ショートカット表示部120に表示するアイコンを変更するとよい。
図20に示した例は、画像形成装置が選択されていない場合の画面例である。この場合、設定受付部130には、基本機能で使用する設定項目である部数及び集約機能に関する設定を受け付ける、部数表示部131と集約表示部133のみを設けている。また、ショートカット表示部120には、機能の要求がないショートカット情報と対応するアイコンのみが表示される。例えば、図8乃至図11に示したショートカット情報が登録されている場合、このうち図11に示したショートカット情報と対応するアイコンのみが表示される。
一方、図21に示した例は、基本機能に加えてカラー印刷機能、ステープル機能及びパンチ機能を有する画像形成装置が選択されている場合の画面例である。図20に示した画面中で、これらの機能を有する画像形成装置が選択された場合、印刷設定画面の表示は例えばこの図21に示すものに変更される。
図21に示す印刷設定画面100″においては、設定受付部130に、画像形成装置が有する機能に対応して、部数表示部131と集約表示部133に加え、カラー表示部134、ステープル表示部135及びパンチ表示部136を設けている。また、ショートカット表示部120には、要求する機能がカラー印刷機能、ステープル機能及びパンチ機能の範囲に収まるショートカット情報と対応するアイコンが表示される。例えば、図8乃至図11に示したショートカット情報が登録されている場合、このうち図8,図10,図11に示したショートカット情報と対応するアイコンが表示される。
このように、印刷設定画面においてプリンタドライバ12が制御対象の画像形成装置の選択を受け付け、その結果に応じてショートカット表示部120に表示するアイコンを変更することも考えられる。
このように、印刷設定画面においてプリンタドライバ12が制御対象の画像形成装置の選択を受け付け、その結果に応じてショートカット表示部120に表示するアイコンを変更することも考えられる。
また、別の変形として、図12に示した処理の実行タイミングにつき、特に操作がなくても、一定時間毎に図12に示した処理を実行するようにしてもよい。このようにすれば、画像形成装置20においてオプション構成の変更等により利用可能な機能に変更があった場合に、これを動的に検出して、最新の情報に沿ってアイコンの表示を行うことができる。
また、画像形成装置の機能情報につき、必ずしも画像形成装置自体と通信して取得する必要はない。管理サーバ等により、画像形成装置の機能情報を集約管理しているような場合には、その管理サーバから機能情報を取得することも考えられる。
また、利用条件情報をショートカット情報自体に含めず、必要に応じて要求機能テーブル500を参照して利用条件情報を取得するようにすることもできる。
また、利用条件情報をショートカット情報自体に含めず、必要に応じて要求機能テーブル500を参照して利用条件情報を取得するようにすることもできる。
また、上述した実施形態では、ショートカット情報、機能情報、要求機能テーブル500等をXML形式のデータとして記載する例について説明した。しかし、他のデータ形式を用いたとしても、同等な機能を実現することは当然可能である。
また、各画像形成装置やプリンタドライバが有する機能や設定項目等が、上述した実施形態のものに限られないことは、もちろんである。
また、各画像形成装置やプリンタドライバが有する機能や設定項目等が、上述した実施形態のものに限られないことは、もちろんである。
また、この発明を、画像形成装置以外のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する端末装置に適用してもよいことはもちろんである。例えば、この発明は、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム,自動車,航空機等の任意の電子装置を制御するためのデバイスドライバ手段を有する端末装置を構成する場合に適用可能である。この場合、実行させるジョブの内容が印刷に限られないことはもちろんである。
また、この発明の記録媒体は、コンピュータにハードウェアを制御させて上述したようなデバイスドライバ手段として機能させるためのプログラムを記録した記録媒体である。このような記録媒体からこのプログラムをRAMに読み出させてCPUに実行させることにより、上述した実施形態や変形例と同様の効果を得ることができる。また、このようなプログラムを、記録媒体の配布によらず、ダウンロード等により提供することも可能である。
また、以上述べてきた各実施形態の構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
また、以上述べてきた各実施形態の構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
以上説明してきたように、この発明の情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム又は記録媒体によれば、複数項目の設定値情報を規定するショートカットを、ショートカットの作成時に考慮していたデバイス以外のデバイスを制御する場合にも容易に流用できるようにすることができる。
従って、この発明を適用することにより、利便性の高い情報処理装置を提供することができる。
従って、この発明を適用することにより、利便性の高い情報処理装置を提供することができる。
10:端末装置、11:アプリケーション、12:プリンタドライバ、13:通信部、
14印刷設定部、15:描画部、20:画像形成装置、21:通信部、22:主制御部、
23:プリントエンジン、41:ユーザI/F部、
42:ショートカット選択部、43:ショートカット情報作成部、
44:ショートカットアイコン画像作成部、45:ショートカット情報記憶部、
46:アイコン画像記憶部、100,100′,100″:設定受付画面、
120:ショートカット表示部、
200,210,220,230:ショートカット情報、
400:機能情報、500:要求機能テーブル
14印刷設定部、15:描画部、20:画像形成装置、21:通信部、22:主制御部、
23:プリントエンジン、41:ユーザI/F部、
42:ショートカット選択部、43:ショートカット情報作成部、
44:ショートカットアイコン画像作成部、45:ショートカット情報記憶部、
46:アイコン画像記憶部、100,100′,100″:設定受付画面、
120:ショートカット表示部、
200,210,220,230:ショートカット情報、
400:機能情報、500:要求機能テーブル
Claims (17)
- 制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置であって、
前記デバイスドライバ手段が、
前記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、
該ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、
該設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を前記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、
前記デバイスと通信し、該デバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有し、
前記設定受付手段が、前記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける手段であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記ショートカット情報が、前記設定値情報に加え、当該ショートカット情報と対応する設定値情報を前記デバイスの制御に利用可能と判断する条件を規定する利用条件情報を含むことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記利用条件情報が、前記ショートカット情報に含まれる設定値情報を全て前記デバイスの動作に反映させるために必要なデバイスの機能の情報により規定されることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2又は3に記載の情報処理装置であって、
前記デバイスドライバ手段がさらに、
ユーザからショートカット情報として登録する設定値情報の指定を受け付ける設定値情報受付手段と、
該設定値情報受付手段が受け付けた設定値情報に基づいて前記利用条件情報を生成すると共に、該設定値情報と該生成した利用条件情報とを含むショートカット情報を作成し、前記ショートカット情報記憶手段に記憶させるショートカット生成登録手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記設定受付手段が、前記設定値の選択を受け付ける際、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢のみを画面に表示し、その中から選択を受け付ける手段であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記設定受付手段が、前記設定値の選択を受け付ける際、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用不能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用不能であることを示す表示を行い、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用可能であることを示す表示を行い、その利用可能な選択肢の中から選択を受け付ける手段であることを特徴とする情報処理装置。 - 制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置であって、
前記デバイスドライバ手段が、
前記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、
該ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、
該設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を前記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、
前記デバイスと通信し、該デバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有し、
前記設定受付手段が、前記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢以外の選択肢の中から前記デバイスの制御に使用する設定値が選択された場合に、ユーザにその旨を通知する手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置と、該情報処理装置によって制御されるデバイスとを備えるデバイス制御システムであって、
前記情報処理装置が備える前記デバイスドライバ手段が、
前記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、
該ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、
該設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を前記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、
前記デバイスと通信し、該デバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有し、
前記設定受付手段が、前記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける手段であり、
前記デバイスが、
前記情報処理装置と通信し、自身の有する機能を示す機能情報を前記情報処理装置に送信する機能情報送信手段を有することを特徴とするデバイス制御システム。 - 制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段を有する情報処理装置と、該情報処理装置によって制御されるデバイスとを備えるデバイス制御システムであって、
前記情報処理装置が備える前記デバイスドライバ手段が、
前記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、
該ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、
該設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を前記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、
前記デバイスと通信し、該デバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有し、
前記設定受付手段が、前記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢以外の選択肢の中から前記デバイスの制御に使用する設定値が選択された場合に、ユーザにその旨を通知する手段を有し、
前記デバイスが、
前記情報処理装置と通信し、自身の有する機能を示す機能情報を前記情報処理装置に送信する機能情報送信手段を有することを特徴とするデバイス制御システム。 - コンピュータを、制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段として機能させるためのプログラムであって、
前記デバイスドライバ手段が、
前記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、
該ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、
該設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を前記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、
前記デバイスと通信し、該デバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有するものであり、
前記設定受付手段が、前記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢の中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける手段であることを特徴とするプログラム。 - 請求項10に記載のプログラムであって、
前記ショートカット情報が、前記設定値情報に加え、当該ショートカット情報と対応する設定値情報を前記デバイスの制御に利用可能と判断する条件を規定する利用条件情報を含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムであって、
前記利用条件情報が、前記ショートカット情報に含まれる設定値情報を全て前記デバイスの動作に反映させるために必要なデバイスの機能の情報により規定されることを特徴とするプログラム。 - 請求項11又は12に記載のプログラムであって、
前記デバイスドライバ手段がさらに、
ユーザからショートカット情報として登録する設定値情報の指定を受け付ける設定値情報受付手段と、
該設定値情報受付手段が受け付けた設定値情報に基づいて前記利用条件情報を生成すると共に、該設定値情報と該生成した利用条件情報とを含むショートカット情報を作成し、前記ショートカット情報記憶手段に記憶させるショートカット生成登録手段とを有するものであることを特徴とするプログラム。 - 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記設定受付手段が、前記設定値の選択を受け付ける際、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢のみを画面に表示し、その中から選択を受け付ける手段であることを特徴とするプログラム。 - 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記設定受付手段が、前記設定値の選択を受け付ける際、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用不能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用不能であることを示す表示を行い、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報と対応する選択肢については、利用可能であることを示す表示を行い、その利用可能な選択肢の中から選択を受け付ける手段であることを特徴とするプログラム。 - コンピュータを、制御対象のデバイスにジョブを実行させるデバイスドライバ手段として機能させるためのプログラムであって、
前記デバイスドライバ手段が、
前記デバイスの制御に使用する複数項目の設定値情報を規定するショートカット情報を記憶するショートカット情報記憶手段と、
該ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報と対応する選択肢をユーザに提示し、その中から前記デバイスの制御に使用する設定値の選択を受け付ける設定受付手段と、
該設定受付手段が選択を受け付けた選択肢が示す設定値を前記デバイスの制御に使用するよう設定する設定反映手段と、
前記デバイスと通信し、該デバイスの有する機能を示す機能情報を取得する機能情報取得手段とを有するものであり、
前記設定受付手段が、前記機能情報取得手段が取得した機能情報に基づき、前記ショートカット情報記憶手段が記憶するショートカット情報のうち、前記デバイスの制御に利用可能な設定値情報を規定するショートカット情報を特定し、その特定したショートカット情報と対応する選択肢以外の選択肢の中から前記デバイスの制御に使用する設定値が選択された場合に、ユーザにその旨を通知する手段を有するものであることを特徴とするプログラム。 - 請求項10乃至16の何れか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
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