JP5691068B2 - 鋼板コイル用末端押圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に鋼板コイルの自重により、鋼板コイルの末端部を押圧するための鋼板コイル用末端押圧装置に関する。
鉄は工業の母、国の基礎なり。例えば、日用品、建築部材、自動化産業用設備などにとっては、鉄は不可欠なものである。鉄製品を製造するためには、製鉄所で製造された例えば鋼板、鉄管など多様な種類の鋼鉄材料を、下流企業が購入し、例えば押し出し、穴あけ、研磨など加工を施すことにより、最終製品を製造する。
前記鋼鉄材料の一種類である鋼板は、広く用いられているものであり、一般的には、輸送や運搬上の利便性を有する鋼板コイルに形成され、販売される。例えば特許文献1に記載の従来の鋼板コイルの結束方法は、鞍状部材に置かれる巻き取った鋼板コイルを開放させないように、結束機によりロープなどで留める。
中国実用新型出願87206136号
しかしながら、高剛性を有する鋼材からなる前記鋼板コイルの末端部が鋼板コイルの本体から跳ね上がり、前記結束工程を妨害し、前記結束用のロープだけでは、この跳ね上がる鋼板コイルの末端部を確実に仕留めることができないので、鋼板コイルの末端部と鋼板コイルの本体との間に空隙が形成される。このことから、冷却し体積収縮した鋼板コイルは弛んだ状態となり、ロープを切断する時又は輸送する時、弛んだ鋼板コイルの末端部が元の形状に回復しようとし、鋼板コイルの本体から跳ね上がり、ロープを断裂させ、作業員に傷を負わせることに繋がる恐れがあった。
そこで、出願されたのが本発明であって、跳ね上がった鋼板コイルの末端部が結束工程を妨害し、結束用ロープを断裂させる問題を解決するための鋼板コイル用末端押圧装置を提供することを目的としている。
本願の請求項1の発明は、床に固定される固定座と、
中央部に形成されると共に、前記固定座に枢着される枢着部と、一端に形成される荷重端部と、他端に形成される押圧端部とを備える作動部材とを有し、
前記作動部材は、対向して配置され、その間に収容空間が形成された2つのブロックを備え、
前記固定座の上面には、該2つのブロックの間に形成される収容空間に延出すると共に、該2つのブロックと枢着される突出部が形成され、
前記固定座上面における前記作動部材の押圧端部の近傍には、当接部材が設けられ、
前記作動部材の荷重端部の上面には、第1トレーが設けられると共に、前記作動部材の押圧端部の上面には、第2トレーが設けられることを特徴とする鋼板コイル用末端押圧装置、を提供する。
本願の請求項の発明は、前記第2トレーは前記押圧端部に枢着されることを特徴とする請求項に記載の鋼板コイル用末端押圧装置、を提供する。
本願の請求項の発明は、前記第2トレーは、トレー本体と、該トレー本体の底面に形成され、前記2つの作動部材の収容空間に延出すると共に、前記2つのブロックと枢着される取付部とを備えることを特徴とする請求項に記載の鋼板コイル用末端押圧装置、を提供する。
本願の請求項の発明は、前記第1トレーの上面及び前記第2トレーの上面には、夫々1つの軟質マットが設けられることを特徴とする請求項乃至請求項3のいずれか一項に記載の鋼板コイル用末端押圧装置、を提供する。
本発明の鋼板コイル用末端押圧装置は、鋼板コイルを載せるための鞍状部材のそばに設けられるものである。鋼板コイルを該鞍状部材に置くと、該鋼板コイルの自重が下向きの力となり、作動部材の荷重端部を押圧し、作動部材の押圧端部を上向きに運動させる。この上向きに運動する作動部材の押圧端部は、鋼板コイルの末端部を鋼板コイルの本体に押圧する。
前記鋼板コイルの末端部を鋼板コイルの本体に押圧すれば、作業員がより容易に結束装置で結束工程を行うことができる。
また、本発明によれば、鋼板コイルの末端部と鋼板コイルの本体との間の空隙を縮小させることができる。これにより、冷却した鋼板コイルの弛みを抑止し、弛んだ鋼板コイルにより結束用ロープを断裂させることを防ぐように、確実に結束工程を行うことができる。
さらに、前記第1トレーの上面及び前記第2トレーの上面に設けられる軟質マットが鋼板コイルと作動部材との接触による衝撃を緩衝するのみならず、作動部材が鋼板コイルに傷つけることを防止することができる。
また、前記第2トレーは、トレー本体と、該トレー本体の底面に形成され、前記2つの作動部材の収容空間に延出すると共に、前記2つのブロックと枢着される取付部とを備えるので、前記鋼板コイルが第1トレー及び第2トレーに置かれる時、前記作動部材に枢着される第2トレーは鋼板コイルの外周の弧度に符合するように回動し、押圧効果を向上させる。
本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の正面図である。 本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の側面図である。 本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の使用状態を示す正面図である。 本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の使用状態を示す正面図である。 本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の使用状態を示す側面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の正面図であり、図2は本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の側面図であり、図3は本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の使用状態を示す正面図であり、図4は本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の使用状態を示す正面図であり、図5は本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の使用状態を示す側面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置の実施例は、固定座(10)と、作動部材(2)とを有するものである。
前記固定座(10)は、床に固定されるものであり、該固定座(10)の上面には、突出部(11)が形成される。
前記作動部材(2)の中央部には、前記固定座(10)に枢着される枢着部(201)が形成される。この実施例において、作動部材(2)は対向して配置される2つのブロック(20)を備えると共に、該2つのブロック(20)の間には収容空間が形成される。前記突出部(11)は該収容空間に延出すると共に、該2つのブロック(20)と枢着される。
また、前記作動部材(2)は、前記枢着部(201)を挟む両端の内の一端に形成される荷重端部(21)と、他端に形成される押圧端部(22)とを備える。さらに、該作動部材(2)の荷重端部(21)の上面には、第1トレー(23)が設けられると共に、作動部材(2)の押圧端部(22)の上面には、第2トレー(24)が設けられる。なお、前記第2トレー(24)は、前記押圧端部(22)に枢着されるものであり、トレー本体(240)と、該トレー本体(240)の底面に形成され、前記2つの作動部材(2)の収容空間に延出すると共に、前記2つのブロック(20)と枢着される取付部(241)とを備える。また、前記第1トレー(23)の上面及び前記第2トレー(24)の上面には、夫々1つの軟質マット(25)が設けられる。さらに、前記固定座(10)上面における前記作動部材(2)の押圧端部(22)の近傍には、当接部材(12)が設けられる。
図3乃至図5に示すように、本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置は、鋼板コイル(30)を載せる鞍状部材(40)のそばに設置されるものである。鋼板コイル(30)を該鞍状部材(40)に置くと、該鋼板コイル(30)の自重が下向きの力となり、作動部材(2)における荷重端部(21)の第1トレー(23)を押圧し、作動部材(2)の押圧端部(22)を上向きに運動させる。該上向きに運動する押圧端部(22)の第2トレー(24)は、鋼板コイル(30)の末端部(31)を鋼板コイル(30)の本体に押圧する。これにより、作業員がより容易に結束装置で結束工程を行うことができるのみならず、鋼板コイル(30)の末端部(31)と鋼板コイル(30)の本体との間の空隙を縮小させることができるので、冷却した鋼板コイル(30)の弛みを抑止し、弛んだ鋼板コイル(30)により結束用ロープを断裂させることを防ぐように、確実に結束工程を行うことができる。
さらに、前記第1トレー(23)の上面及び前記第2トレー(24)の上面に設けられる軟質マット(25)によれば、鋼板コイル(30)と作動部材(2)との接触による衝撃を緩衝し、作動部材(2)が鋼板コイル(30)に傷つけることを防止することができる。また、前記鋼板コイル(30)が第1トレー(23)及び第2トレー(24)に置かれる時、前記作動部材(2)に枢着される第2トレー(24)は鋼板コイル(30)の外周の弧度に符合するように回動し、押圧効果を向上させることができる。
本発明に係る鋼板コイル用末端押圧装置は、簡単な力学原理及び簡素な構成を応用し、モーターや油圧装置など主動式押圧装置を使用せずに、鋼板コイルの自重により、有効且つ低コストで鋼板コイルの末端部を鋼板コイルの本体に押圧することができる。
10 固定座
11 突出部
12 当接部材
2 作動部材
20 ブロック
201 枢着部
21 荷重端部
22 押圧端部
23 第1トレー
24 第2トレー
240 トレー本体
241 取付部
25 軟質マット
30 鋼板コイル
31 鋼板コイルの末端部
40 鞍状部材

Claims (4)

  1. 床に固定される固定座と、
    中央部に形成されると共に、前記固定座に枢着される枢着部と、一端に形成される荷重端部と、他端に形成される押圧端部とを備える作動部材とを有し、
    前記作動部材は、対向して配置され、その間に収容空間が形成された2つのブロックを備え、
    前記固定座の上面には、該2つのブロックの間に形成される収容空間に延出すると共に、該2つのブロックと枢着される突出部が形成され、
    前記固定座上面における前記作動部材の押圧端部の近傍には、当接部材が設けられ、
    前記作動部材の荷重端部の上面には、第1トレーが設けられると共に、前記作動部材の押圧端部の上面には、第2トレーが設けられることを特徴とする、
    鋼板コイル用末端押圧装置。
  2. 前記第2トレーは前記押圧端部に枢着されることを特徴とする請求項に記載の鋼板コイル用末端押圧装置。
  3. 前記第2トレーは、トレー本体と、該トレー本体の底面に形成され、前記2つの作動部材の収容空間に延出すると共に、前記2つのブロックと枢着される取付部とを備えることを特徴とする請求項に記載の鋼板コイル用末端押圧装置。
  4. 前記第1トレーの上面及び前記第2トレーの上面には、夫々1つの軟質マットが設けられることを特徴とする請求項乃至請求項3のいずれか一項に記載の鋼板コイル用末端押圧装置。
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