JP5014302B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施の形態1に係る包装装置100の斜視図、図2は同じく包装装置100の縦断面図である。本実施の形態1では、被包装体200が電気温水器である場合を例に説明する。
図1、図2において、電気温水器である被包装体200はほぼ直方体形状であり、その底面には、据付脚200aが設けられている。被包装体200の底面の一部には段差があり、被包装体200の底面と設置面との隙間の長さに違いが生じている箇所がある。また、被包装体200の背面の上方には、手を掛けて持ち運ぶための取っ手A(図示せず)が設けられている。
図3において、底部支持材3は、その両端部の一部を切り欠いて高さの低い箇所を形成し、これを巻き回して接着あるいはワイヤステッチ止めなどで固定して筒形状の緩衝部3aを構成している。この緩衝部3aは、被包装体200の底面と、底部スキッド1との間に嵌合され、輸送中の衝撃を吸収して被包装体200の損傷を防ぐためのものである。緩衝部3aの高さは任意に変更することができるので、被包装体200の底面に段差がある場合であっても適切な高さの緩衝部3aを得ることができる。底部支持材3の両端部を巻き回して緩衝部3aを設けているので、緩衝部3aとして別部材を設ける必要がなく、構成を簡易にすることができる。緩衝部3aは、底部支持材3の両端部に設けられており、緩衝部3aの高さは、被包装体200の底面と底部スキッド1の隙間の高さとほぼ一致するように適宜定める。
まず、底部スキッド1に被包装体200を載置し、被包装体200の据付脚200aを図示しないボルトとナットなどによって底部スキッド1に固定する。そして、被包装体200の底部と底部スキッド1との間に底部支持材3の緩衝部3aを嵌合しつつ、底部支持材3を被包装体200の右側面及び左側面の下部に外接させる。続けて、面保護部材4の下端に設けた嵌合溝4bを底部支持材3の嵌合溝3bに嵌合させながら、面保護部材4を被包装体200の背面に外接させる。この状態で、面保護部材4は人手による支えがなくとも起立した状態を維持することができる。
輸送用トラックなどから降ろす際のずり降ろし作業においては、作業者は取っ手穴6に手を掛け、面保護部材4が下側になるように倒しながらずり降ろす。取っ手穴6は被包装体200に設けられた持ち運び用の取っ手A(図示せず)に対応する位置に設けられているので、取っ手穴6に手を掛けることで被包装体200そのものを掴むことができ、確実に作業することができる。また、ずり降ろし時に輸送用トラックなどの荷台と接するずり降ろし面である被包装装置200の背面は面保護部材4で覆われているので、被包装体200を傷つけることはない。また、面保護部材4には、大きく突出するような他の部材を配置していないので、ずり降ろし作業に支障も生じない。
本実施の形態2では、前述の実施の形態1で述べた帯状部材の他の構成例について説明する。なお、本実施の形態2では帯状部材に特徴を有するので、この帯状部材を中心に説明する。
本実施の形態3では、帯状部材の他の構成例について説明する。なお、本実施の形態3では帯状部材に特徴を有するので、この帯状部材を中心に説明する。
前述の実施の形態1では、面保護部材と帯状部材とを面ファスナーによって固定していた。本実施の形態4では、面保護部材と帯状部材とをジョイント部材によって結合固定する場合の例について説明する。
折り曲げ面34bにおいて、高さ方向の略中央よりも上方には、複数のジョイント穴35が形成されている。
また、面保護部材34の上部には、被包装体200の取っ手A(図示せず)と重なる位置に、取っ手穴6が形成されている。
図8において、底部支持材33は、その両端部の一部を切り欠いて高さの低い箇所を形成し、これを巻き回して接着あるいはワイヤステッチ止めなどで固定して筒形状の緩衝部33aを構成している。この緩衝部33aは、被包装体200の底面と、底部スキッド1との間に嵌合され、輸送中の衝撃を吸収して被包装体200の損傷を防ぐためのものである。緩衝部33aの高さは任意に変更することができるので、被包装体200の底面に段差がある場合であっても適切な高さの緩衝部33aを得ることができる。底部支持材33の両端部を巻き回して緩衝部33aを設けているので、緩衝部33aとして別部材を設ける必要がなく、構成を簡易にすることができる。緩衝部33aは、底部支持材33の両端部に設けられており、緩衝部33aの高さは、被包装体200の底面と底部スキッド1の隙間の高さとほぼ一致するように適宜定める。
帯状部材37の両端部には、前述のジョイント穴35とほぼ同じ形状のジョイント穴38が形成されており、ジョイント部材40が嵌合されている。
図9は、ジョイント部材40の斜視図であり、図9(A)はジョイント穴に装着前の状態、図9(B)はジョイント穴に装着して固定した状態を示す。ジョイント部材40は、上下一対の回動部40aを有する。図9(A)の状態で回動部40aの手前側(図9の右側)の端部(回動部40a(1))を下方向へ押し込むと、回動部40aは回動してその奥側の端部(回動部40a(2))が上方向へ移動し、図9(B)に示す状態となる。また、図9(B)に示すように、ジョイント部材40には凹部40bが形成されており、この凹部40bには手を掛けることができる。
まず、底部スキッド1に被包装体200を載置し、被包装体200の据付脚200aを図示しないボルトとナットなどによって底部スキッド1に固定する。そして、被包装体200の底部と底部スキッド1との間に、底部支持材33の緩衝部33aを嵌合し、底部支持材33を被包装体200の下部に外接させる。続けて、面保護部材34の背面34aを被包装体200の背面に外接させ、折り曲げ面34bは被包装体200の左右両側面に外接させる。そして、面保護部材34の下端に設けた嵌合溝34c、34dを底部支持材33の嵌合溝33c、33dに嵌合させる。この状態で、面保護部材34は人手による支えがなくとも起立した状態を維持することができる。
輸送用トラックなどから降ろす際のずり降ろし作業においては、作業者は取っ手穴6に手を掛け、面保護部材34が下側になるように倒しながらずり降ろす。取っ手穴6は被包装体200に設けられた持ち運び用の取っ手に対応する位置に設けられているので、取っ手穴6に手を掛けることで被包装体200そのものを掴むことができ、確実に作業することができる。また、ずり降ろし時に輸送用トラックなどの荷台と接するずり降ろし面は面保護部材34で覆われているので、被包装体200を傷つけることはない。また、面保護部材34には、大きく突出するような他の部材を配置していないので、ずり降ろし作業に支障も生じない。さらに、面保護部材34の背面34aと折り曲げ面34bによって被包装体200の背面と左右両側面の間の角部が覆われるので、この角部を保護することができる。
Claims (12)
- 被包装体を載置する底部スキッドと、
底面が開放され、前記被包装体の上部に被せる上部箱体と、
前記被包装体の底面と前記底部スキッドとの間に嵌合可能な緩衝部を有する底部支持材と、
前記被包装体の側面のうち一面を覆う面保護部材と、
一対の取っ手穴が形成され、両端部が前記面保護部材に着脱可能に取り付けられて前記被包装体の側面に巻き回される帯状部材と、
前記底部スキッドと前記上部箱体とを巻き回して締め付けるバンドと、
前記帯状部材を前記面保護部材に装着するときの高さ方向の装着位置を変更可能にする着脱部とを備えた
ことを特徴とする包装装置。 - 前記帯状部材は、前記一対の取っ手穴の近傍部において幅寸法が拡大されている
ことを特徴とする請求項1記載の包装装置。 - 前記帯状部材は、前記着脱部と対向する角部において幅寸法が拡大されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の包装装置。 - 前記底部支持材は、折り曲げ可能な板状材によって構成されており、
前記緩衝部は、前記板状材の両端部を巻き回して形成された筒状部により構成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装装置。 - 前記底部支持材の上端部と前記面保護部材の下端部とを嵌合固定可能に構成した
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装装置。 - 前記緩衝部の上端部分に、前記面保護部材の下端部分が差し込まれて係合される嵌合溝を形成した
ことを特徴とする請求項5記載の包装装置。 - 前記面保護部材の下端部分に、前記緩衝部の上端部分が差し込まれて係合される第二の嵌合溝を形成した
ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の包装装置。 - 被包装体を載置する底部スキッドと、
底面が開放され、前記被包装体の上部に被せる上部箱体と、
前記被包装体の底面と前記底部スキッドとの間に嵌合可能な緩衝部を有する底部支持材と、
前記被包装体の側面のうち一面を覆う第一の面と、該第一の面の両端部を折り曲げて形成されて前記被包装体の側面のうち1面に連接する面の少なくとも一部に沿接する折り曲げ面を有する面保護部材と、
両端部が前記面保護部材に着脱可能に取り付けられて前記被包装体の側面に巻き回される帯状部材と、
前記底部スキッドと前記上部箱体とを巻き回して固定するバンドとを備え、
前記帯状部材に第一の抜き穴を形成するとともに、前記面保護部材の折り曲げ面に第二の抜き穴を高さ方向に複数形成し、
前記第一の抜き穴及び前記複数の第二の抜き穴のいずれかにジョイント部材を嵌合して、前記帯状部材を前記面保護部材に装着するときの高さ方向の装着位置を変更可能に構成した
ことを特徴とする包装装置。 - 前記底部支持材は、折り曲げ可能な板状材によって構成されており、
前記緩衝部は、前記板状材の両端部を巻き回して形成された筒状部により構成されている
ことを特徴とする請求項8記載の包装装置。 - 前記底部支持材の上端部と前記面保護部材の下端部とを嵌合固定可能に構成した
ことを特徴とする請求項8または請求項9記載の包装装置。 - 前記緩衝部の上端部分に、前記面保護部材の下端部分が差し込まれて係合される嵌合溝を形成した
ことを特徴とする請求項10記載の包装装置。 - 前記面保護部材の下端部分に、前記緩衝部の上端部分が差し込まれて係合される第二の嵌合溝を形成した
ことを特徴とする請求項10または請求項11記載の包装装置。
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