JP5690908B2 - 歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台 - Google Patents
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前記支持基台の上面には、前記複数のダウエルピンが挿入される複数の挿入孔が所定方向に間隔を置いて設けられ、前記支持基台の上面には上方に突出する複数の突部が間隔を置いて設けられ、前記複数の突部の配置間隔は、前記複数の挿入孔の配置間隔よりも短く構成され、また前記固定用プレートの下面には、上方に延びる複数の凹部が間隔を置いて設けられ、前記複数の凹部の配置間隔は、前記複数のダウエルピンの配置間隔よりも短く構成されており、
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記複数の突部と前記複数の凹部とが相互に係合されることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の歯科技工用作業模型では、前記複数の突部は前記支持基台の上面における両側縁よりも内側に離れた部位に配設され、前記複数の凹部は前記固定用プレートの下面における両側縁よりも内側に離れた部位に配設されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の歯科技工用作業模型では、前記複数の突部は前記複数の挿入孔の両側に設けられ、前記複数の凹部は前記ダウエルピンの両側に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の歯科技工用作業模型では、歯形模型が固定される固定用プレートと、前記固定用プレートに植設されたダウエルピンと、前記固定用プレートを支持するための支持基台と、を備えた歯科技工用作業模型であって、
前記支持基台の上面には、前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が設けられ、前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の一方には、上方に突出する係合用突部が設けられ、前記係合用突部の内側部には複数の第1突状部が間隔を置いて設けられ、前記複数の第1突状部の間にはそれぞれ第1凹状部が規定され、また前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位には係合用補助突部が設けられ、これに対応して、前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の一方には、上方に延びる係合用凹部が設けられ、前記係合用凹部の内側部には複数の第2突状部が間隔を置いて設けられ、前記複数の第2突状部の間にはそれぞれ第2凹状部が規定され、また前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位には係合用補助凹部が設けられており、
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記第1凹状部がそれぞれ、前記係合用凹部の前記第2凹状部及び前記第2突状部と相互に係合されるとともに、前記係合用補助突部と前記係合用補助凹部とが相互に係合されることを特徴とする。
前記係合用突部は、前記支持基台の上面における外周縁に設けられ、また前記係合用補助突部は、前記支持基台の上面における内周縁よりも内側に離れた部位に設けられ、これに対応して、前記係合用凹部は、前記固定用プレートの下面における外周縁に設けられ、また前記係合用補助凹部は、前記固定用プレートの下面における内周縁よりも内側に離れた部位に設けられていることを特徴とする。
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記係合用突条と前記係合用凹条とが相互に係合されることを特徴とする。
前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の他方には、上方に突出する係合用突条が設けられ、これに対応して、前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の他方には、上方に延びる係合用凹条が設けられており、前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記係合用突条と前記係合用凹条とが相互に係合されることを特徴とする。
前記第1プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記係合用凹部の前記第2凹状部にはそれぞれ、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成され、また前記第2プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記係合用凹部の前記第2凹状部にはそれぞれ、内側に向けて上り傾斜する傾斜面又は鉛直方向に延びる鉛直面が形成されていることを特徴とする。
前記第1プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記第1凹状部並びに前記係合用凹部の前記第2凹状部及び前記第2突状部にはそれぞれ、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成され、また前記第2プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記第1凹状部並びに前記係合用凹部の前記第2凹状部及び前記第2突状部にはそれぞれ、内側に向けて上り傾斜する傾斜面又は鉛直方向に延びる鉛直面が形成されていることを特徴とする。
前記支持基台の上面には、前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が設けられ、前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁にはそれぞれ、上方に突出する係合用突条が設けられ、前記支持基台の上面における前記一対の係合用突条の間には複数の係合用補助突部が設けられ、前記複数の係合用補助突部は、前記係合用突条に対して略平行に且つ間隔を置いて配置され、これに対応して、前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁にはそれぞれ、上方に延びる係合用凹条が設けられ、前記固定用プレートの下面における前記一対の係合用凹部の間には複数の係合用補助凹部が設けられ、前記複数の係合用補助凹部は、前記係合用凹条に対して略平行に且つ間隔を置いて配置されており、
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記一対の係合用突条と前記一対の係合用凹条とが相互に係合されるとともに、前記複数の係合用補助突部と前記複数の係合用補助凹部とが相互に係合されることを特徴とする。
前記固定用プレートを下方より支持する支持基台本体を備え、前記支持基台本体の上面には、前記固定用プレートの前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が設けられ、前記支持基台本体の上面における相互に対向する両側縁の一方には、上方に突出する係合用突部が設けられ、前記係合用突部の内側部には複数の第1突状部が間隔を置いて設けられ、前記複数の第1突状部の間にはそれぞれ第1凹状部が規定され、また前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位には係合用補助突部が設けられており、
前記固定用プレートが前記支持基台本体の上面に支持されると、前記支持基台本体の前記係合用突部と前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の一方に設けられた係合用凹部とが相互に係合され、これにより前記係合用突部の前記第1凹状部は、前記係合用凹部の内側部に間隔を置いて複数設けられた第2突状部と相互に係合されるとともに、前記係合用突部の前記第1突状部は、前記複数の第2突状部の間にそれぞれ規定された第2凹状部と相互に係合され、更に、前記支持基台本体の前記係合用補助突部と前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位に設けられた係合用補助凹部とが相互に係合されることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の歯科技工用作業模型によれば、複数の突部は支持基台の上面における両側縁よりも内側に離れた位に配設され、複数の凹部は固定用プレートの下面における両側縁よりも内側に離れた部位に配設されているので、切断した固定用プレートと支持基台との水平方向の係合強度を高く保つことができる。
本発明の請求項3に記載の歯科技工用作業模型によれば、複数の突部は複数の挿入孔の両側に設けられ、複数の凹部はダウエルピンの両側に設けられているので、切断した固定用プレートと支持基台との水平方向の係合強度を高く保つことができる。
本発明の請求項4に記載の歯科技工用作業模型によれば、支持基台の上面における相互に対向する両側縁の一方には係合用突部が設けられ、またその他方よりも内側に離れた部位には係合用補助突部が設けられ、これに対応して、固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の一方には係合用凹部が設けられ、またその他方よりも内側に離れた部位には係合用補助凹部が設けられている。係合用突部の内側部には、第1突状部及び第1凹状部が交互に複数設けられ、また係合用凹部の内側部には、第2突状部及び第2凹状部が交互に複数設けられている。固定用プレートが支持基台の上面に支持されると、係合用突部の第1突状部及び第1凹状部がそれぞれ係合用凹部の第2凹状部及び第2突状部と相互に係合されるとともに、係合用補助突部と係合用補助凹部とが相互に係合される。これにより、歯形模型を用いた所要の作業を行う際に、固定用プレートの支持基台に対する回転やぐらつき等を確実に防止することができ、作業効率を高めることができる。
[第1の実施形態]
まず、図1〜図8を参照して、第1の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による歯科技工用作業模型を示す斜視図であり、図2は、図1の歯科技工用作業模型を示す分解斜視図であり、図3は、図2の係合用突部の一部を拡大して示す部分拡大斜視図であり、図4(a)は、支持基台の上面を示す図であり、図4(b)は、固定用プレートの下面を示す図であり、図5は、図1中のA−A線による歯科技工用作業模型の断面図であり、図6は、支持基台の上部に成型用基枠を装着する前の状態を示す斜視図であり、図7は、支持基台の上部に成型用基枠を装着した状態を示す断面図であり、図8は、注入空間内に石膏を注入した状態を示す断面図である。
[第2の実施形態]
次に、図9及び図10を参照して、第2の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図10は、図9の係合用突部の一部を拡大して示す部分拡大斜視図である。なお、以下に示す各実施形態において、上記実施形態と実質上同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第3の実施形態]
次に、図11を参照して、第3の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図11は、本発明の第3の実施形態による歯科技工用作業模型の係合用突部の一部を拡大して示す部分拡大斜視図である。
[第4の実施形態]
次に、図12及び図13を参照して、第4の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図12は、本発明の第4の実施形態による歯科技工用作業模型を示す分解斜視図であり、図13(a)は、図12の支持基台の上面を示す図であり、図13(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
[第5の実施形態]
次に、図14を参照して、第5の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図14(a)は、本発明の第5の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図14(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
[第6の実施形態]
次に、図15を参照して、第6の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図15(a)は、本発明の第6の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図15(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
[第7の実施形態]
次に、図16を参照して、第7の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図16(a)は、本発明の第7の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図16(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
また、固定用プレート6Fの下面における内周縁よりも内側に離れた部位(具体的には、固定用プレート6Fの下面における内周縁とダウエルピン8との間の部位)に複数の係合用補助凹部45Cが設けられているとともに、固定用プレート6Fの下面における外周縁よりも内側に離れた部位(具体的には、固定用プレート6Fの下面における外周縁とダウエルピン8との間の部位)に複数の係合用補助凹部84が設けられている。これら複数の係合用補助凹部45C,84はそれぞれ、係合用凹条37C,80に対して略平行に且つ間隔を置いて配置されている。固定用プレート6Fの他の構成については、上記第4の実施形態と同様である。
[第8の実施形態]
次に、図17を参照して、第8の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図17(a)は、本発明の第8の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図17(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
[第9の実施形態]
次に、図19を参照して、第9の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図19(a)は、本発明の第9の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図19(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
[第10の実施形態]
次に、図20を参照して、第10の実施形態の歯科技工用作業模型及びこれに用いる支持基台について説明する。図20(a)は、本発明の第10の実施形態による歯科技工用作業模型の支持基台の上面を示す図であり、図20(b)は、その固定用プレートの下面を示す図である。
4,4C 歯形模型
6,6A〜6K 固定用プレート
8 ダウエルピン
10,10A〜10K 支持基台
12,12A〜12K 支持基台本体
18 挿入孔
24,24A〜24C 係合用突部
25,25C,78,78G 係合用突条
26,26A〜26C 第1突状部
28,28A〜28C 第1凹状部
33,33C,82,82G 係合用補助突部
37,37C,80,80G 係合用凹条
45,45C,84,84G 係合用補助凹部
36,36C 係合用凹部
38,38C 第2突状部
40,40C 第2凹状部
58,58B 第1プレート部
60,60B 第2プレート部
86,86K,88,88K 突部
90,90K,92,92K 凹部
Claims (13)
- 歯形模型が固定される石膏で形成されている固定用プレートと、前記固定用プレートに植設されたダウエルピンと、前記固定用プレートを支持するための合成樹脂から形成されている支持基台と、を備えた歯科技工用作業模型であって、
前記支持基台の上面には、前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が設けられ、前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の一方には、上方に突出する係合用突部が設けられ、前記係合用突部の内側部には複数の第1突状部が間隔を置いて設けられ、前記複数の第1突状部の間にはそれぞれ第1凹状部が規定され、また前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位には複数の係合用補助突部が設けられ、前記係合用補助突部の配置間隔は、挿入孔の配置間隔よりも短く構成されていて、隣接する一対の挿入孔の間に対応して、2〜3個の係合用補助突部が配設されるようにされており、
これに対応して、前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の一方には、上方に延びる係合用凹部が設けられ、前記係合用凹部の内側部には複数の第2突状部が間隔を置いて設けられ、前記複数の第2突状部の間にはそれぞれ第2凹状部が規定され、また前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位には複数の係合用補助凹部が設けられており、前記係合用補助凹部の配置間隔は、ダウエルピンの配置間隔よりも短く構成されていて、隣接する一対のダウエルピンの間に対応して、2〜3個の係合用補助凹部が配設されるようにされており、
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記第1凹状部がそれぞれ、前記係合用凹部の前記第2凹状部及び前記第2突状部と相互に係合されるとともに、前記係合用補助突部と前記係合用補助凹部とが相互に係合されることを特徴とする歯科技工用作業模型。 - 前記歯形模型は全顎タイプであり、これに対応して、前記固定用プレート及び前記支持基台の上面はそれぞれ弧状に延びており、
前記係合用突部は、前記支持基台の上面における外周縁に設けられ、また前記係合用補助突部は、前記支持基台の上面における内周縁よりも内側に離れた部位に設けられ、これに対応して、前記係合用凹部は、前記固定用プレートの下面における外周縁に設けられ、また前記係合用補助凹部は、前記固定用プレートの下面における内周縁よりも内側に離れた部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の歯科技工用作業模型。 - 前記支持基台の上面における内周縁には、上方に突出する係合用突条が設けられ、これに対応して、前記固定用プレートの下面における内周縁には、上方に延びる係合用凹条が設けられており、
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記係合用突条と前記係合用凹条とが相互に係合されることを特徴とする請求項2に記載の歯科技工用作業模型。 - 前記歯形模型は部分タイプであり、これに対応して、前記固定用プレート及び前記支持基台の上面はそれぞれ横長に形成され、
前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の他方には、上方に突出する係合用突条が設けられ、これに対応して、前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の他方には、上方に延びる係合用凹条が設けられており、
前記固定用プレートが前記支持基台の上面に支持されると、前記係合用突条と前記係合用凹条とが相互に係合されることを特徴とする請求項1に記載の歯科技工用作業模型。 - 前記複数の係合用補助突部は、前記係合用突部に対して略平行に且つ間隔を置いて配置され、前記複数の係合用補助凹部は、前記係合用凹部に対して略平行に且つ間隔を置いて配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の歯科技工用作業模型。
- 前記係合用突部の前記第1突状部には、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成され、これに対応して、前記係合用凹部の前記第2凹状部には、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の歯科技工用作業模型。
- 前記係合用突部の前記第1凹状部には、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成され、これに対応して、前記係合用凹部の前記第2突状部には、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の歯科技工用作業模型。
- 前記第1突状部に形成された傾斜面の鉛直方向に対する傾斜角度は40〜60°であり、また前記第1凹状部に形成された傾斜面の鉛直方向に対する傾斜角度は5〜15°であることを特徴とする請求項7に記載の歯科技工用作業模型。
- 前記固定用プレートは、前記ダウエルピンが植設された第1プレート部と、前記ダウエルピンが植設されない第2プレート部と、を備え、
前記第1プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記係合用凹部の前記第2凹状部にはそれぞれ、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成され、また前記第2プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記係合用凹部の前記第2凹状部にはそれぞれ、内側に向けて上り傾斜する傾斜面又は鉛直方向に延びる鉛直面が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の歯科技工用作業模型。 - 前記固定用プレートは、前記ダウエルピンが植設された第1プレート部と、前記ダウエルピンが植設されない第2プレート部と、を備え、
前記第1プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記第1凹状部並びに前記係合用凹部の前記第2凹状部及び前記第2突状部にはそれぞれ、内側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成され、
また前記第2プレート部が支持される部位においては、前記係合用突部の前記第1突状部及び前記第1凹状部並びに前記係合用凹部の前記第2凹状部及び前記第2突状部にはそれぞれ、内側に向けて上り傾斜する傾斜面又は鉛直方向に延びる鉛直面が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の歯科技工用作業模型。 - 前記ダウエルピンが、その長手方向に垂直な断面の形状が丸形のダウエルピンであり、前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が、その長手方向に垂直な断面の形状が丸形の挿入孔である請求項1〜10のいずれかに記載の歯科技工用作業模型。
- 歯形模型が固定されるとともにダウエルピンが植設された石膏で形成されている固定用プレートを支持するための合成樹脂から形成されている支持基台であって、
前記固定用プレートを下方より支持する支持基台本体を備え、前記支持基台本体の上面には、前記固定用プレートの前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が設けられ、前記支持基台本体の上面における相互に対向する両側縁の一方には、上方に突出する係合用突部が設けられ、前記係合用突部の内側部には複数の第1突状部が間隔を置いて設けられ、前記複数の第1突状部の間にはそれぞれ第1凹状部が規定され、また前記支持基台の上面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位には複数の係合用補助突部が設けられており、前記係合用補助突部の配置間隔は、挿入孔の配置間隔よりも短く構成されていて、隣接する一対の挿入孔の間に対応して、2〜3個の係合用補助突部が配設されるようにされており、
前記固定用プレートが前記支持基台本体の上面に支持されると、前記支持基台本体の前記係合用突部と前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の一方に設けられた係合用凹部とが相互に係合され、これにより前記係合用突部の前記第1凹状部は、前記係合用凹部の内側部に間隔を置いて複数設けられた第2突状部と相互に係合されるとともに、前記係合用突部の前記第1突状部は、前記複数の第2突状部の間にそれぞれ規定された第2凹状部と相互に係合され、更に、前記支持基台本体の前記係合用補助突部と前記固定用プレートの下面における相互に対向する両側縁の他方よりも内側に離れた部位に設けられた複数の係合用補助凹部であって、前記係合用補助凹部の配置間隔が、ダウエルピンの配置間隔よりも短く構成されており、隣接する一対のダウエルピンの間に対応して、2〜3個の係合用補助凹部が配設されている係合用補助凹部とが相互に係合されることを特徴とする支持基台。 - 前記歯形模型が固定されるとともにダウエルピンが植設された石膏で形成されている固定用プレートを支持するための合成樹脂から形成されている支持基台であって、前記固定用プレートに植設されているダウエルピンの長手方向に垂直な断面の形状が丸形である固定用プレートを支持するための合成樹脂から形成されている支持基台であり、
前記固定用プレートの前記ダウエルピンが挿入される挿入孔が、その長手方向に垂直な断面の形状が丸形の挿入孔である請求項12に記載の支持基台。
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