JP5690796B2 - 仮復旧用アスファルトの敷き均し具 - Google Patents

仮復旧用アスファルトの敷き均し具 Download PDF

Info

Publication number
JP5690796B2
JP5690796B2 JP2012232523A JP2012232523A JP5690796B2 JP 5690796 B2 JP5690796 B2 JP 5690796B2 JP 2012232523 A JP2012232523 A JP 2012232523A JP 2012232523 A JP2012232523 A JP 2012232523A JP 5690796 B2 JP5690796 B2 JP 5690796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
side plates
leveling
temporary restoration
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012232523A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014084588A (ja
Inventor
勝也 平野
勝也 平野
Original Assignee
株式会社平野組
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社平野組 filed Critical 株式会社平野組
Priority to JP2012232523A priority Critical patent/JP5690796B2/ja
Publication of JP2014084588A publication Critical patent/JP2014084588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5690796B2 publication Critical patent/JP5690796B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Description

本発明は仮復旧用アスファルトの敷き均し具に関し、特に埋め戻しによる仮復旧工法においてアスファルトの敷き均しを簡単かつ的確に行えるようにした敷き均し具に関する。
道路にガス管、水道管、下水管などの配管を布設する場合、あるいは既設配管を補修し交換する場合、道路に溝を掘削し、掘削溝内に配管を布設するが、例えば一日分の工事が済むと、車両や歩行者の通行に支障が生じないように、掘削溝を一旦土砂で埋め戻し、その上にアスファルトを舗装して仮復旧させ、次の工程についても同様に作業を行い、配管工事が全て済むと、仮復旧した道路の全てのアスファルト舗装を剥がし、路面全面にアスファルト舗装を行って本復旧させることが行なわれる。
しかし、従来の仮復旧工事では、ダンプ車輛の荷台からアスファルトを掘削溝に投入し、作業者が手作業でアスファルトの敷き均し及び転圧を行って掘削溝を仮復旧させるようにしていたので、作業が煩雑であり、しかも掘削溝側方の路面にこぼれたアスファルトを清掃しなければならず、作業者の負担が大きかった。そこで、掘削溝を鉄板で覆う工法が提案されているが、道路陥没の危険性がある。
これに対し、掘削溝内に組立て式の函状の埋め戻し置換材を設置し、その上に高さ調節できる基台を設置して仮復旧させる工法が提案されている(特許文献1)。
特開2000−6415号公報
しかし、特許文献1記載の工法では埋め戻し置換材を使用しているので、工事現場に埋め戻し置換材を運搬して組立てる作業を必要とし、作業が煩雑であり、しかも配管工事の期間、埋め戻し置換材を保管する場所を必要とする。
本発明はかかる問題点に鑑み、埋め戻しによる仮復旧工法においてアスファルトの敷き均しを簡単にかつ的確に行えるようにすることを課題とする。
本件発明者らは、上述の課題を解決すべく鋭意研究したところ、ダンプ車輛の荷台から掘削溝内に溝幅でアスファルトを落下させ、バックホウなどの作業車輛の動力を利用して掘削溝内のアスファルトの敷き均しを行えばよいことに着目するに至った。
そこで、本発明に係る仮復旧用アスファルトの敷き均し具は、路面の掘削溝をアスファルトで埋め戻すのに用いられる仮復旧用アスファルトの敷き均し具であって、敷き均し具本体は、少なくとも底部が掘削溝の溝幅と等しい間隔をあけて設けられた左右の側板、該左右の側板の間隔を保持する前後の横杆、及び上記左右の側板の背面側に上下高さを調節可能に設けられた敷き均し板から構成され、上記左右の側板の背面には取付けブラケットが形成され、該取付けブラケットが作業車輛の排土板に取付けられることにより、作業車輛の走行によって前方に移動可能となっている一方、上記左右の側板の間には前方又は上方からアスファルトが供給され、背面側の敷き均し板が作業車輛の走行に伴って上記左右の側板の間に供給されたアスファルトを所定の厚みに敷き均すようになっていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは側板によってアスファルトを掘削溝の溝幅で掘削溝内に投入し、作業車輛、例えばバックホウによって敷き均し板を押し、アスファルトを敷き均し板の上下高さに応じた厚みに敷き均すようにした点にある。
これにより、従来は作業者が手作業で行っていたアスファルトの敷き均しを機械の動力を利用して行うことができ、作業効率を大幅に向上して作業時間を短縮でき、又作業者の負担を大幅に軽減できる。
また、掘削溝の溝幅にアスファルトを投入し、敷設し均すようにしているので、路面清掃をほとんど必要とせず、これによっても作業者の負担を少なくできる。
ここで、仮復旧用アスファルトの敷き均し具本体は横杆によって左右の側板の間隔を設定している。そこで、着脱可能な継杆によって横杆の長さを調節できるようにすると、異なる溝幅の掘削溝にも容易に対応できる。
また、ダンプ車輛の荷台からアスファルトをこぼすことなく左右の側板の間に供給するのが望ましい。そこで、先端口が左右の側板の間隔よりも小さな大きさに形成され、ダンプ車輛の荷台に取付けられて荷台のアスファルトを左右の側板の間に供給するシュートを、さらに備えるのが望ましい。
本発明に係る仮復旧用アスファルトの敷き均し具の好ましい実施形態を示す背面からの概略斜視図である。 上記実施形態を示す背面図である。 ダンプ車輛の荷台に装備された上記実施形態におけるシュートを示す概略斜視図である。 上記実施形態を用いた仮舗装工事を示す側面からの概略斜視図である。 仮舗装工事を示す正面からの概略斜視図である。 仮舗装工事を模式的に示す図である。 仮復旧されたアスファルトの断面構造を模式的に示す図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本発明に係る仮復旧用アスファルトの敷き均し具の好ましい実施形態を示す。図において、仮復旧用アスファルトの敷き均し具は敷き均し具本体10とシュート20との組合せによって構成され、敷き均し具本体10は左右の側板11、前後の横杆13及び背面の引き均し板12からなるボックス状に形成されている。
左右の側板11は底部が掘削溝51の溝幅と等しい間隔をあけて設けられ、左右の側板11の間には前側及び背面側に上下2段の横杆13が横方向に延びて固定され、側板11は横杆13によって底部が掘削溝51の溝幅と等しい間隔となるように保持され、又横杆13は途中で分割され、その間には継杆13Aが介設されてボルト・ナットによって連結されている。
また、左右の側板11の背面側にはスライドレール11Aが形成され、スライドレール11Aには敷き均し板12がスライド自在に差し込まれ、又敷き均し板12の両側には複数の挿通穴12Aが横方向に2列に、高さ方向に間隔をあけて穿設され、横杆13にも挿通穴16が穿設され、両挿通穴12A、16を位置合わせしてストッパーピン17を差し込むことによって敷き均し板12は上下に任意の高さに調整できるようになっている。
さらに、左右の側板11の背面には下向きコ字状の取付けブラケット14が形成され、取付けブラケット114には3つの雌ねじが形成されてボルトが螺合されている。
道路50に配管80を布設する場合、道路50の布設箇所の既設アスファルトをカッターで切断し、バックホー60のショベルで土砂をすくって溝幅Wの掘削溝51を1スパン(1日分の工事)の距離にわたって掘削し、図6に示されるように、掘削溝51の底部に配管80を布設して土砂52を所定の高さまで埋め戻し、プレートランマーやタッピングランマーなどの転圧機械によって埋め戻した土砂52を転圧する。
他方、敷き均し具本体10の横杆13に継杆13Aを連結して左右の側板11の底部の間隔を掘削溝51の溝幅W以下になるように調節し、敷き均し具本体10の取付けブラケット14をバックホウ60の排土板61に取り付けるとともに、敷き均し板12の高さをアスファルトの下地90の厚みに対応する高さに合わせてストッパーピン17で係止する一方、シュート20をボルト・ナットなどによってダンプ車輛70の荷台71の後端に取り付ける。
また、継杆13Aを取外し、左右の側板11の間隔を狭くした場合、横幅の狭い敷き均し板を用いるようにする。
こうして準備が済むと、図4に示されるように、ダンプ車輛70の荷台71に下地用のアスファルトを搭載し、掘削溝51の上方にダンプ車輛70と敷き均し具本体10を前後に並べて配置し、ダンプ車輛70を走行させるとともに、バックホウ60も走行させ、ダンプ車輛70の荷台71のアスファルトをシュート20から敷き均し具本体10の左右の側板11の間に供給し、アスファルトを掘削溝51の溝幅Wでもって掘削溝51内に投入する。
同時に、バックホウ60の走行に伴って敷き均し板12が掘削溝51内に投入されたアスファルトを敷き均し、転圧機械によって転圧すると、例えば10cmの下地層90が形成される。
同様に、アスファルトの中地層91及び仕上げ層92を形成すると、配管工事を行う道路50の仮復旧を行うことができる。このとき、ストッパーピン17を挿通穴12A、16から抜いて敷き均し板12の上下高さを中地層91及び仕上げ層92の厚みに対応して調節してストッパーピン17で係止する。また、中地用及び仕上げ用のアスファルトをダンプ車輛70の荷台71に搭載する。
以上のように、側板11によってアスファルトを掘削溝51の溝幅Wで掘削溝51内に投入し、バックホウ60によって敷き均し板12を押し、アスファルトを敷き均し板12の上下高さに応じた厚みに敷き均すようにしたので、従来は作業者が手作業で行っていたアスファルトの敷き均しをバックホウ60の動力を利用して行うことができ、作業効率を大幅に向上して作業時間を短縮でき、又作業者の負担を大幅に軽減できる。
また、掘削溝51の溝幅Wにアスファルトを投入し、敷設し均すようにしたので、アスファルトが路面にこぼれることはあまりなく、路面清掃をほとんど必要とせず、作業者の負担をさらに少なくできる。
10 敷き均し具本体
11 側板
12 敷き均し板
13 横杆
13A 継杆
14 取付けブラケット
20 シュート
60 バックホウ
61 排土板
70 ダンプ車両
71 荷台

Claims (2)

  1. 路面の掘削溝をアスファルトで埋め戻すのに用いられる仮復旧用アスファルトの敷き均し具であって、
    敷き均し具本体(10)は、少なくとも底部が掘削溝(51)の溝幅と等しい間隔をあけて設けられ、背面の左右両側にスライドガイド(11A)が形成された左右の側板(11)、着脱可能な継杆(13A)によって長さを調節し得るように設けられ、上記左右の側板(11)の間隔を保持する一方、上側後側の横杆に挿通穴(16)が形成された上下一対の前後の横杆(13)、及び上記左右の側板(11)の背面側のスライドガイド(11A)間に上下スライド自在に設けられ、上側後側の横杆(13)の挿通穴(16)と合致し得る複数の挿通穴(12)が形成され、合致させた挿通穴(12A、16)にストッパーピン(17)が差し込まれることによって、上記側板(12)に対する上下高さが調節され得る敷き均し板(12)から構成され、
    上記左右の側板(11)の背面には取付けブラケット(14)が形成され、該取付けブラケット(14)が作業車輛(60)の排土板(61)に取付けられることにより、作業車輛(60)の走行によって前方に移動可能となっている一方、
    上記左右の側板(11)の間には前方又は上方から少なくとも下地層(90)又は仕上げ層(92)のためのアスファルトが供給されながら、背面側の敷き均し板(12)が作業車輛(60)の走行に伴って上記左右の側板(11)の間に供給されアスファルトを所定の厚みに敷き均すようになっていることを特徴とする仮復旧用アスファルトの敷き均し具。
  2. 先端口が上記左右の側板(11)の間隔よりも狭くなるように形成され、ダンプ車輛(70)の荷台(71)に、該荷台(71)よりも後方に突き出て取付けられて荷台(71)のアスファルトを上記左右の側板(11)の間に供給するシュート(20)を、さらに備えた請求項1記載の仮復旧用アスファルトの敷き均し具。
JP2012232523A 2012-10-22 2012-10-22 仮復旧用アスファルトの敷き均し具 Active JP5690796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232523A JP5690796B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 仮復旧用アスファルトの敷き均し具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232523A JP5690796B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 仮復旧用アスファルトの敷き均し具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014084588A JP2014084588A (ja) 2014-05-12
JP5690796B2 true JP5690796B2 (ja) 2015-03-25

Family

ID=50787937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012232523A Active JP5690796B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 仮復旧用アスファルトの敷き均し具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5690796B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE417117B (sv) * 1979-05-04 1981-02-23 Stig Buvik Anordning for leggning av vegmaterial
JP3018275B2 (ja) * 1995-03-27 2000-03-13 山陰建設工業株式会社 土木用敷均し装置
JP3723895B2 (ja) * 2000-08-24 2005-12-07 善彦 小林 工事用路面均し装置
JP2004324212A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Asahi Kogyo Kk 敷き均し装置
JP4204012B1 (ja) * 2007-12-10 2009-01-07 株式会社関組 路面復旧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014084588A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8888403B2 (en) Combination gravel spreader/paver geo-textile fabric installer apparatus
US11060259B2 (en) Cable-laying device and method
US8449217B2 (en) Trench paver attachment
JP6629825B2 (ja) オープンシールド工法における路面覆工方法
US9127414B2 (en) Pavement edge forming apparatus for paving machine
US7824127B1 (en) Road repair tractor and method of using the same
CN102493288A (zh) 一种预制l型支挡结构
JP5690796B2 (ja) 仮復旧用アスファルトの敷き均し具
JP6177468B1 (ja) 供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法
CN103452028A (zh) 一种双层连续配筋修补接缝水泥混凝土路面的方法
CN102108679A (zh) 一种顶进地道桥的组合式框架钢构及顶进地道桥的方法
JP3197433U (ja) 敷均し装置
KR101205553B1 (ko) 도로 가포장용 재생고무매트
JP3917146B2 (ja) オープンシールド工法における覆工板の布設方法および撤去方法
JP5155236B2 (ja) オープンシールド工法における覆工板の設置方法
JP3450294B2 (ja) 覆工板の支持構造及び覆工方法
JP6817640B2 (ja) バケット付きアンダーカッターアタッチメント
JP3403345B2 (ja) 既設の山岳トンネルにおけるインバートの形成方法およびブロック
JP3723895B2 (ja) 工事用路面均し装置
RU79107U1 (ru) Многослойное покрытие для железнодорожного пути
JP6871344B1 (ja) 既設トンネルのトンネル改修工法及び改修装置
US20120170979A1 (en) Road construction apparatus and method
JP4098296B2 (ja) オープンシールド機およびこれを使用するオープンシールド工法
KR20190116646A (ko) 수로관이 부설되는 수로 바닥면의 평탄화 시스템
JP2976106B1 (ja) オープンシールド工法における覆工板据え付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5690796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250