JP6177468B1 - 供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法 - Google Patents

供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法 Download PDF

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【課題】片側交互通行を維持しながらインバートの一体施工を行ない、強度と耐久性に優れた供用中のトンネルのインバートの打替え工法を提供する。【解決手段】本発明は片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、地面を掘削してインバートを交互に撤去して空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面にコンクリートを打設してインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成るものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、一般車両が通行する供用中のトンネルを交通止めすることなくインバートの設置または打替え工法に関するものである。
供用中のトンネルにおいて、膨張性地山の膨張や地山強度の低下や劣化により路面に変状をきたし、トンネルの建設時に設置したインバートの打替えが必要になる個所がある。また同様の理由でインバートが設けられていない路面に変状をきたし新たにインバートの設置が必要になる個所がある。
路面変状の原因は、膨張性地山の膨張や、地山強度の低下や劣化の他に、左右分割施工(片側半断面施工)によるものがある。インバートを全断面一体に形成することは理想であるが、これはトンネル掘削を中断して行なわなければならないことから、インバートを形成する時に、コンクリートを片側ずつ打設する左右分割施工が多く行われている。しかしながらこの左右分割施工は、中央部に継ぎ目ができ強度が低下する問題がある。またコンクリートの打設に代わり、湾曲したコンクリートブロックを片側ずつ設置して、全体を湾曲させる工法(特許文献1)もある。しかしながら何れにしてもインバートが一体施工でないので強度が低い問題があった。
更に設計段階の工程を見込んでいないことも原因と考えられる。例えばインバート部分のコンクリートを打設した後に、養生に時間がかかるため所定の強度に達する前に外力によりひび割れを発生させ構造を弱体化させる場合や、インバート上に路床材を埋め戻した場合の必要圧縮強度について、明確な規定がないため、搬入車両の輪荷重や転圧作業の荷重による原因も考えられる。
これらの原因を勘案するとインバートの打替えまたは設置にあたっては、全断面で施工することが最適であるが、交通規制の問題をクリアするためにはインバート桟橋という設備を使用する方法(特許文献2)がある。この桟橋を用いて桟橋を左右にスライドさせた場合、桟橋の路面が高いため、トンネル断面のサイズによっては建築限界の制限から掘削作業断面の確保や一般通行車両の通行断面確保に支障をきたす問題がある。また特許文献1のように片側ずつ施工して交互通行させれば交通を遮断することなく施工できるが、左右分割施工ではインバートを全断面一体施工できない問題があった。
特開2000−145390 特開2003−278498
本発明は上記問題を改善し、片側交互通行を維持しながらインバートの全断面一体施工を行ない、強度と耐久性に優れた供用中のトンネルのインバートの打替えまたは設置する工法を提供するものである。
本発明の請求項1記載の供用中のトンネルのインバートの設置工法は、路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートの設置において、片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、路床材を掘削して交互に空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面にコンクリートを打設して新たなインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の供用中のトンネルのインバートの打替え工法は、路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートの打替えにおいて、片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、路床材を掘削して既設のインバートを交互に撤去して空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面にコンクリートを打設して新たなインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項3記載の供用中のトンネルのインバートの打替え工法は、路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートの打替えにおいて、片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、路床材を掘削して既設のインバートを交互に撤去して空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面に吹付けコンクリートを湾曲して吹付ける工程と、吹付けコンクリートの上にコンクリートを打設して新たなインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項4記載の供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法は、請求項1または2、若しくは3において、更に地面を掘削して中央排水溝を撤去する工程の前に、バイパス水路に切換える工程と、インバートを形成する工程の後に、中央排水溝を設置して、路床材を埋め戻してから中央排水溝を設置してバイパス水路を切換える工程とから成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項5記載の供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法は、請求項1または2、若しくは3において、更に打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程で、左右の横桁を一体に接合または接触させ、この左右一体となった横桁の両端部をアーチ形の覆工コンクリートの下部両端に接触させて切りばりを兼用したことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の供用中のトンネルのインバートの設置工法によれば、建設時にインバートのないトンネルに新たにインバートを設置する場合で、覆工板上を一般車両通行の必要幅員を左右および中央部で常に確保して、全面通行止めすることなく施工することができる。しかも左右分割施工に比べて、継ぎ目のないインバートの全断面一体施工が可能で、しかもインバートがH形鋼などの杭で補強されているので強度と耐久性に優れた新たなインバートを形成して路面の変状を長期間に亘って防止することができる。また長距離区間を連続施工した場合、複数の作業工程を同時に施工が可能で、手待ち時間を少なくして、効率的且つ経済的に安価に施工することができる。
本発明に係る請求項2記載の供用中のトンネルのインバートの打替え工法によれば、既設のインバートを交互に撤去して、新たにインバートを打設する工法で、請求項1と同様に、強度と耐久性に優れた新たなインバートを形成して路面の変状を長期間に亘って防止することができる。
本発明に係る請求項3記載の供用中のトンネルのインバートの打替え工法によれば、既設のインバートを打替えして、吹付けコンクリートを施工し、インバートを形成する場合で、インバートを施工する前に、掘削した空間部の底面は吹付けコンクリートを施工することにより、掘削後、早期にトンネルの強度を上げて安定させることができる。更に請求項1と同様の効果が得られる。
また請求項4記載の供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法によれば、中央排水溝のあるトンネルの場合には、中央排水溝の撤去やバイパス水路の設置、水路の切換え、中央排水溝の設置などの工程を付加して、工事中にトンネル内に流入する地下水を排水することができる。
また請求項5記載の供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法によれば、トンネルを形成する覆工コンクリートがインバートの除去に伴い、横桁が水平方向に変状するのを防止する切りばりを兼ねることができる。
本発明の実施の一形態による供用中のトンネルのインバートの打替えに工法を順次示すもので(A)は左側の舗装を撤去して路床材を露出させ、この上を仮舗装した状態を示す断面図、(B)は右側の舗装を撤去して路床材を露出させ、この上を仮舗装した状態を示す断面図、(C)は左側の路床材に杭を打設した状態を示す断面図、(D)は右側の路床材に杭を打設した状態を示す断面図である。 (E)は左側の杭の杭頭に横桁を取付け、これと直交して複数枚の覆工板を敷設した状態を示す断面図、(F)は右側の杭の杭頭に横桁を取付け、これと直交して複数枚の覆工板を敷設した状態を示す断面図、(G)は左側の路床材と既設の左側のインバートを掘削して空間部を形成した状態を示す断面図で、(H)は右側の路床材と既設の右側のインバートを掘削して空間部を形成し、覆工板を敷設した状態を示す断面図である。 (I)は中央側に覆工板を敷設し、空間部の底面に吹付けコンクリートを左右全面に吹付けた状態を示す断面図、(J)は吹付けコンクリートの上にコンクリートを左右全面に打設して新たなインバートを全断面一体に形成した状態を示す断面図で、(K)はインバートの上に新たな中央排水溝を設置した状態を示す断面図、(L)は左側のインバートの上の空間部を路床材で埋め戻し、この上を仮舗装した状態を示す断面図である。 (M)は右側のインバートの上の空間部を路床材で埋め戻し、この上を仮舗装した状態を示す断面図で、(N)は左右全面を舗装すると共に監査路を形成した状態を示す断面図である。 杭頭に横桁を取付け、この上に複数枚の覆工板を敷設した状態を示す平面図である。
以下、既設のインバートを打替えして、吹付けコンクリートを施工し、インバートを形成する場合の、本発明の実施の一形態を図1ないし図5を参照して説明する。路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートを打替えする場合について詳細に説明する。図1(A)に示すように供用中のトンネル1は、アーチ形の覆工コンクリート2の底部に湾曲したインバート3が一体に形成され、インバート3の上に路床材4が盛られ、この上に路盤材5を介してコンクリートの舗装6が形成されている。舗装6の中央部の下には中央排水溝7が埋設され、更に舗装6の右端の覆工コンクリート2の横に監査路8が設けられている。
このトンネル1において、先ず第1工程で図中左側(一方の片側)の舗装6を撤去し路床材4を露出させ、この上を仮舗装する。この時、既設の図中右側(他方の片側)の舗装6は一点鎖線の枠で囲った一般車両通行帯10となり走行が可能である。
次に図1(B)に示すように、第2工程で右側の舗装6を撤去して路床材4を露出させ、この上を仮舗装する。この第2工程では左側が一般車両通行帯10となる。この後、図1(C)に示すように第3工程で左側の路床材4にH形鋼などの杭12を所定の間隔で複数本打設し、既存のインバート3を貫通させて地山に打ち込む。この杭12の打設間隔は図示しない覆工板の横幅と縦の長さのピッチに合わせる。この後、アスファルトにより仮舗装する。この時、右側の仮舗装13が一般車両通行帯10になる。
次に図1(D)に示すように、第4工程で右側の路床材4に杭12を所定の間隔で複数本打設し、既存のインバート3を貫通させて地山に打ち込む。この後、アスファルトにより仮舗装する。この時、左側の仮舗装13が一般車両通行帯10になる。
次に図2(E)に示すように、第5工程で左側の仮舗装13を撤去した後に、杭12の杭頭に横桁15を取付け、これと直交して複数枚の覆工板16を図5に示すように敷設する。この時、仮舗装した右側が一般車両通行帯10になる。
次に図2(F)に示すように、第6工程で右側の仮舗装13を撤去した後に、杭12の杭頭に横桁15を取付け、これと直交して複数枚の覆工板16を同様に敷設する。左右の横桁15は一体に接合または接触させ、この左右一体となった横桁15の両端部をアーチ形の覆工コンクリート2の下部両端に接触させて取付けることにより、切りばりを兼用させている。この結果、覆工コンクリート2がインバート3の除去に伴い、水平方向に変状するのを防止することができる。この時、覆工板16を敷設した左側が一般車両通行帯10になる。
次に図2(G)に示すように、第7工程で左側の覆工板16を取外し、路床材4を掘削して既設の左側のインバート3と中央排水溝7を撤去して空間部19を形成する。この中央排水溝7を撤去する前に、釜場にポンプを設置し、覆工コンクリート2の壁面にバイパス水路17を設けて、地下水をバイパス水路17に切換えて流す。この時、覆工板16を敷設した右側が一般車両通行帯10になる。
次に図2(H)に示すように、第8工程で右側の覆工板16を取外し、路床材4を掘削して既設の右側のインバート3を撤去して空間部19を形成する。空間部19の底面は湾曲して掘削し、必要に応じて掘削した底面に湾曲したH形鋼などで補強する。
次に図3(I)に示すように、第9工程で中央側に覆工板16を敷設し、両端側の覆工板16を取外して、空間部19の底面に短時間で硬化する吹付けコンクリート20を湾曲して左右全面に吹付ける。この吹付けコンクリート20はプレーンコンクリートに急結剤を添加したもので、吹付けコンクリート20を設置することにより掘削後、早期にトンネル1の強度を上げて安定させることができる。この時、覆工板16を敷設した中央側が一般車両通行帯10になる。
次に図3(J)に示すように、湾曲して形成された吹付けコンクリート20が硬化したら、第10工程でこの上にコンクリートを左右全面に湾曲して打設し、新たなインバート3を全断面一体に形成する。このインバート3は覆工コンクリート2Bの下部に設置するため、コンクリートのブリージングにより密着不良となりやすいので収縮量の少ないモルタルを注入して仕上げると良い。
コンクリートが硬化したら、図3(K)に示すように、第11工程で新たな中央排水溝7を設置する。この時、覆工板16を敷設した中央側が一般車両通行帯10になる。
次に図3(L)に示すように、第12工程で右側に覆工板16を敷設して、左側の覆工板16と横桁15を取外し、左側のインバート3の上の空間部19を路床材4で埋め戻し、この上をアスファルトで仮舗装をする。この時、覆工板16を敷設した右側が一般車両通行帯10になる。
次に図4(M)に示すように、第13工程で右側の覆工板16と横桁15を取外し、右側のインバート3の上の空間部19を路床材4で埋め戻し、この上をアスファルトで仮舗装する。この場合、インバート3の上に突出した杭12の杭頭を溶断して撤去しても良い。この時、左側の仮舗装13が一般車両通行帯10になる。
次に図4(N)に示すように、第14工程で仮舗装13を撤去し、インバート3の上に路床材4を埋め戻す。この後、地下水をバイパス水路17から中央排水溝7に切換えて流す。この後、覆工コンクリート2の壁面に取付けたバイパス水路17を取外す。次に、この路床材4の上に路盤材5を介して左右全面にコンクリートを打設して舗装6を形成すると共に、左右に監査路8を形成して、インバート3の打替え工事が完了する。このような打替え工事をトンネル1の入り口から例えば100mの範囲で施工し、順次トンネル1の軸方向に向かって繰り返して施工する。
上記供用中のトンネルのインバートの打替え工法によれば全面通行止めすることなく、片側交互通行を維持しながら施工できる。しかも継ぎ目のないインバートの全断面一体施工が可能で、しかもインバートがH形鋼などの杭で補強されているので強度と耐久性に優れたインバートを形成して路面の変状を長期間に亘って防止することができる。
また上記説明では既設のインバート3の吹付けコンクリート20を施工して新たなインバート3を建設する打替え工法について示したが、吹付けコンクリート20を省いて、インバート3を建設する工法でも良い。この場合、図1(A)から図2(H)までは同様で、図3(I)の吹付けコンクリート20の吹付け施工がなく、以下吹付けコンクリート20のない状態で、同様にインバート3を形成していく。
また本発明は建設時にインバート3のないトンネル1に、新たにインバート3を設置する場合にも適用することができる。この場合、図1(A)から図2(F)までのインバート3はなく、図2(G)の既設の左側のインバート3を撤去する工程はなく、路床材4と地山だけを掘削する工程と、図2(H)の右側のインバート3を撤去する工程はなく、路床材4と地山だけを掘削する工程だけとなる。以下図3、図4と同様の工程で新たなインバート3を建設する。なおこの場合、吹付けコンクリート20を施工しない場合もある。
なお中央排水溝7のないトンネル1の場合には、中央排水溝7の撤去やバイパス水路17の設置、水路の切換え工程は不要である。
1 トンネル
2 覆工コンクリート
3 インバート
4 路床材
5 路盤材
6 舗装
7 中央排水溝
8 監査路
10 一般車両通行帯
12 杭
13 仮舗装
15 横桁
16 覆工板
17 バイパス水路
19 空間部
20 吹付けコンクリート

Claims (5)

  1. 路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートの設置において、片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、路床材を掘削して交互に空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面にコンクリートを打設して新たなインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成ることを特徴とする供用中のトンネルのインバートの設置工法。
  2. 路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートの打替えにおいて、片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、路床材を掘削して既設のインバートを交互に撤去して空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面にコンクリートを打設して新たなインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成ることを特徴とする供用中のトンネルのインバートの打替え工法。
  3. 路面に変状をきたした供用中のトンネルのインバートの打替えにおいて、片側の舗装を交互に撤去する工程と、舗装を撤去した片側に複数本の杭を交互に打設する工程と、片側の打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程と、片側の覆工板を取外して、路床材を掘削して既設のインバートを交互に撤去して空間部を形成する工程と、中央側に覆工板を敷設し、両端側の覆工板を取外して、空間部の底面に吹付けコンクリートを湾曲して吹付ける工程と、吹付けコンクリートの上にコンクリートを打設して新たなインバートを全断面一体に形成する工程と、片側の覆工板を取り外し、他方の片側に覆工板を敷設して、片側のインバートの上を路床材で交互に埋め戻す工程と、埋め戻した路床材の上をコンクリートで舗装する工程とから成ることを特徴とする供用中のトンネルのインバートの打替え工法。
  4. 請求項1または2、若しくは3の供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法において、更に地面を掘削して中央排水溝を撤去する工程の前に、バイパス水路に切換える工程と、インバートを形成する工程の後に、中央排水溝を設置して、路床材を埋め戻してから、バイパス水路を切換える工程とから成ることを特徴とする供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法。
  5. 請求項1または2、若しくは3の供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法において、更に打設した杭頭に横桁を設置して、この上に複数枚の覆工板を交互に敷設する工程で、左右の横桁を一体に接合または接触させ、この左右一体となった横桁の両端部をアーチ形の覆工コンクリートの下部両端に接触させて切りばりを兼用したことを特徴とする供用中のトンネルのインバートの設置または打替え工法。
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