JP5690111B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、通常遊技状態で特別図柄抽選に当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチンコ機において、遊技盤面に設けられた特別図柄始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出することで抽選(特別図柄抽選)がなされ、この特別図柄抽選に当選すると、アタッカーと称される大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に10〜16ラウンド継続する。)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする特別遊技状態(大当り処理)となるパチンコ機がある。
この種のパチンコ機では、特別図柄抽選の結果を遊技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。この表示部は、複数の列(例えば3列)の図柄変動パターン画面が構成され(背景画面もある)、この変動する図柄変動パターン演出後に停止したときの図柄の並びで当/外を報知するようになっている。
遊技者は、この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れかに一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
また、前記特別図柄始動入賞口の入賞開口部には、電動チューリップが配設されている。
この電動チューリップの開閉のきっかけは、遊技盤面に設けられた普通図柄始動入賞口(通過ゲート状の構造もある)に入賞としている。すなわち、普通図柄始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出することで抽選(普通図柄抽選)がなされ、この普通図柄抽選に当選すると、前記電動チューリップが所定期間、所定回数開放され、前記特別図柄始動入賞口への入賞率を高めることができる。
ところで、近年では、前記特別図柄抽選に当選することで、さらに特典を得るための特典抽選の権利が得られるようになっている。この特典抽選は、前記特別図柄抽選により当選した特別図柄の種類によって決まるものであるが、遊技上は「再抽選」と称して、別途特典抽選を行う演出としている。
特典としては、特別図柄抽選の確率変動(以下、「特図確変」という)、図柄変動パターンの時間短縮(以下、特図時短」という)の少なくとも何れか一方と、普通図柄の確率変動(以下、「普図確変」という)、普通図柄変動パターンの時間短縮(以下、「普図時短」という)の少なくとも何れか一方と、の組み合わせが一般的である。
さらに、近年では、特典抽選(再抽選)に落選しても、当選時の特典と異なる特典を付与することもなされている。
例えば、特別図柄に当選し、かつ再抽選に当選した場合に特図確変を特典として付与し、再抽選に落選した場合には、普図時短を特典として付与することが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、上記のような技術を遊技にとりいれることで、遊技状態が多彩に遷移させ、期待感を段階的に高めることができる、としている。
特開2004−41263公報
しかしながら、上記特許文献1では、特別遊技状態(大当たり処理)の終了後、特図確変になったときの遊技者への有利の度合いと、普図時短になったときの遊技者への有利の度合いとを比較するパラメータが曖昧であり、このため、特典を付与するデメリットとして、店側の損益を示すパラメータであるベース(総払出数/発射数の割合であり、一般的には、大当たり中の払出数は含めない。)が店側に不利な方向へ推移する。反面、再抽選の落選の際に、全く特典を付与せずに通常遊技状態として、ベースを回復させようとしても、遊技者の遊技意欲の減退、ひいては台離れによって、稼働率が低下して、結果としてベースの回復が望めない。
なお、特許文献1において、再抽選の当選時と、落選時とで遊技者への有利の度合いが、結果的に異なっていたとしても、当該有利の度合いについて言及されておらず、また、示唆もされていない。
本発明は上記事実を考慮し、遊技状態に応じた最適な特典を付与することで、遊技者の遊技意欲を減退させず、かつ店側が不利益を被ることを防止することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、遊技盤面上に設けられた特別始動口への遊技球の入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記特別始動口への遊技球の入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、図柄の変動を表現する特別図柄変動パターン演出後の特別図柄の停止図柄によって、前記特別図柄抽選の結果を報知する遊技仕様を基礎として、この特別図柄抽選に当選した場合に、入賞することで多くの賞球を獲得できる大入賞口が開放する特別遊技状態に所定期間移行する遊技機であって、前記遊技盤面上に設けられた普通始動口への遊技球の通過を契機に、普通図柄抽選が実行され、普通図柄変動パターン演出後の普通図柄の停止図柄によって、前記普通図柄抽選の結果を報知すると共に、この普通図柄抽選に当選した場合に、可動部材により特別始動口における入賞開口幅を拡大する位置へ所定期間移動させる普通図柄遊技実行手段を有し、前記普通図柄遊技実行手段は、普通図柄変動パターン演出時間の違いに基づき、異なる通常遊技状態中の賞球獲得に差を持たせることが可能であり、特典のない通常遊技状態中に前記特別図柄抽選に当選した場合、前記特別図柄の停止図柄が非確変図柄での当選では前記特別遊技状態へ所定期間移行すると共に、該特別遊技状態終了後の通常遊技状態の間、普通図柄遊技実行手段により特典のない通常遊技状態よりも特別始動口への入賞確率を高めることで特典のない通常遊技状態よりも多くの賞球を獲得することができる状態に設定される副特典を付与し、前記副特典の通常遊技状態の間に普通図柄遊技実行手段が実行される特別始動口への遊技球の入賞に基づき前記特別図柄抽選に当選した場合に、前記特別遊技状態に所定期間移行すると共に、該特別遊技状態終了後の通常遊技状態の間、当選の種類に関わらず前記副特典が付与されることはなく、普通図柄遊技実行手段により副特典よりも特別始動口への入賞確率を高めることで前記副特典よりも多くの賞球を獲得することができる状態に設定される第1の主特典及び第2の主特典を付与する場合に、前記特別図柄の停止図柄が確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が高い第1の主特典を付与し、前記特別図柄の停止図柄が非確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が同じ第2の主特典を付与し、前記副特典又は、第1の主特典又は、第2の主特典の何れかの特典による通常遊技状態中に所定回数の特別図柄抽選に当選しない場合に、特典のない通常遊技状態に移行する、ことを特徴としている。
また、前記第2の主特典の通常遊技状態中に前記特別図柄抽選に当選した場合に、前記特別遊技状態に所定期間移行すると共に、該特別遊技状態終了後の通常遊技状態の間、当選の種類に関わらず前記副特典が付与されることはなく、前記副特典よりも多くの賞球を獲得することができる状態に設定されると共に、前記特別図柄の停止図柄が確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が高い第1の主特典を付与し、前記特別図柄の停止図柄が非確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が同じ第2の主特典を付与することを特徴としている。
例えば、ベースの異なる特典(例えば時短)を複数備え、大当たりに当選すると、大当たり終了後、ベースの低い副特典が付与され、その副特典の間に大当たりに当選することで、大当たり終了後、ベースが高く、かつ大当たりの当選確率が副特典を同じ又は異なる主特典が付与される。
本発明において、前記特別始動口における入賞開口幅を拡大又は縮小する少なくとも2位置を移動する可動部材を備え、前記遊技盤面上に設けられた普通始動口への入賞を契機に基づいて、普通図柄抽選が実行され、普通図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記普通図柄抽選の結果を報知すると共に、この普通図柄抽選に当選した場合に、前記可動部材を前記入賞開口幅を拡大する位置へ所定期間移動させる普通図柄遊技実行手段をさらに備え、前記通常遊技による賞球獲得の多少が、前記可動部材による前記入賞口の入賞開口幅の拡大継続時間の違い、或いは普通図柄の当選確率の違い、或いは普通図柄変動パターン演出時間の違いの少なくとも1つであることを特徴としている。
主特典と副特典との実施態様であり、主特典は、特別図柄抽選の当選確率の高確率化及び特別図柄変動パターン演出時間の短縮化の少なくとも一方と、普通図柄の当選確率の高確率化及び普通図柄変動パターン演出時間の短縮化の少なくとも一方と、の組み合わせによって構成する。
また、副特典は、普通図柄の当選確率の高確率化及び普通図柄変動パターン演出時間の短縮化の少なくとも一方で構成する。
これにより、遊技者への有利の度合いの差を明確にすることができる。
また、遊技者への有利度合い(通常遊技による賞球獲得の多少)の段階を、前記可動部材による前記特別始動口の入賞開口幅の拡大継続期間の違い或いは普通図柄の当選確率の違い、或いは普通図柄変動パターン演出時間の違いの少なくとも1つとすることで、遊技者は目視で有利の度合いが高まっていることを認識することができる。
以上説明した如く本発明では、遊技状態に応じた最適な特典を付与することで、遊技者の遊技意欲を減退させず、かつ店側が不利益を被ることを防止することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技機の正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機における制御系のブロック図である。 主制御部における特別図柄抽選、普通図柄抽選、並びに抽選結果に基づく特典付与を制御するための抽選部を機能的に示した制御ブロック図である。 本実施の形態に係る、特典付与制御ルーチンを示すフローチャートである。 変形例に係る、特典付与制御ルーチンを示すフローチャートである。
図1には、本実施の形態に係るパチンコ機10が示されている。パチンコ機10は外枠12を備え、外枠12の前面には、窓部を有する額縁状の内枠14の一側部(図1の左辺部)が開閉可能に取付けられている。
内枠14には、複数の表示灯62やスピーカ64が設けられている。また、内枠14の中央には、窓部となっており、この窓部には紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行とされた一対のガラス16(二重構造)が装着されたガラス枠20が設けられている。また、内枠14の図1の右辺部には施錠装置(シリンダ)22が設けられている。
ガラス枠20の下方位置には、球皿部24を備えた一体皿26が配設されている。この一体皿の球皿部24には、貯球タンク(図示省略)と連通し、この貯球タンク内のパチンコ球を球皿部24へ流出させる連通口23が設けられている。
一体皿26は、その一側部(図1の左辺部)が内枠14に対して開閉可能に取付けられている。一体皿26の前面には、左側下部に灰皿28が配置され、右側下部には発射装置164(図3参照)から発射する打球の飛距離を調整するための発射ハンドル30が設けられている。
また内枠14の窓部には、遊技盤載置台に載せて交換可能とされた遊技盤32が窓部に対応して設置されている。
図2に示される如く、遊技盤32は、外バンド36及び内バンド38によって囲まれた略円形状の遊技領域40が形成されている。
遊技領域40には、図示しない釘や風車の他、センター役物42、当該センター役物42に設けられた表示部43、並びに大入賞口(変動入賞装置)44等の役物、特別図柄始動口46や通過装置48、入賞装置49等の遊技部品が取り付けられており、最下位置にアウト口54が配置されている。なお、センター役物42の上端部には、普通図柄表示装置42Aが設けられている。
通過装置48(図2の向かって左側の通過装置48のみの場合もある)は、前記普通図柄表示装置42Aの始動トリガとなっており(普通図柄始動口)、通過装置48をパチンコ球が通過すると普通図柄抽選が実行され、当たりの場合、普通図柄表示装置42Aの表示が当りを表示し、電動チューリップ47が開放し、特別図柄始動口46への入賞の確率が物理的に高まるようになっている。
また、表示部43の上部には、保留ランプ100が設けられており、本実施の形態では、最大4個の保留が可能であるため、この数に対応した4個の保留ランプ100が設けられている。
保留とは、前記表示部43において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに特別図柄始動口46に入賞した場合に、この入賞により実行された特別図柄抽選の結果の報知を待機することを言う。なお、大当たり処理中に特別図柄始動口46に入賞した場合も、表示部43が大当たり処理演出の動画パターンを再生しているため、保留の対象となる。但し、保留する数には限度があり(本実施の形態では4個)、これ以上の特別図柄始動口46への入賞は保留の対象とはならない。
図3には、パチンコ機10を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
この主制御部150には、特別図柄始動口46に設けられた始動入賞センサ168、普通図柄始動口である通過装置48や、入賞装置49に設けられた通過/入賞センサ172並びに大入賞口44に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口センサ173、アウト口54を通過して回収されるパチンコ球を検出するアウト球検出センサ179が接続されている。なお、大入賞口44には、大入賞口の開閉動作を継続するためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにもVゾーンセンサ177が設けられており、主制御部150に接続されている。なお、Vゾーンセンサ177を省略し、大入賞口センサ173のみにするものでもよい。
さらに、主制御部150には、特別図柄始動口46に設けられた可動部材としての電動チューリップ47(図2参照)を開閉させるためのソレノイド174、大入賞口44を開閉させるためのソレノイド175が接続されている。
また、主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報が出力されるようになっている。
ここで、パチンコ球が特別図柄始動口46に入賞すると、これを始動入賞センサ168で検出することで特別図柄抽選が実行されるようになっており、当選した場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行されるようになっている。
一方、この主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とが接続されている。
演出制御部152には、図柄・音声制御部156を介してスピーカ64、センター役物42の表示部(LCD)43、普通図柄表示装置42A、並びに保留ランプ100が接続されている。また、演出制御部152は、パチンコ機10のガラス枠20に取り付けられた複数の表示灯62の点灯・消灯を制御する。なお、表示部43では、前記特別図柄抽選の結果を報知するための図柄変動パターン演出画像を表示すると共に、スピーカ64からは当該図柄変動パターン演出時のBGMが出力されるようになっている。すなわち、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特別図柄抽選の結果を含む演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置42A、保留ランプ100は表示部43にて表示するものでもよい。
次に、前記主制御部150に接続された払出制御部154には、パチンコ球の払出しを実行する払出装置192が接続されている。
また、払出制御部154には、発射制御部158が接続されており、発射制御部158は、発射装置164を制御して、遊技者によるハンドル30の操作に応じてパチンコ球を打ち出す。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子194を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送出するようになっている。
ここで、前記抽選の結果が当たりとなり、表示部43における図柄変動パターン演出並びにスピーカ64からのBGM出力によって、当該当選を報知し終えると、特別遊技状態である大当たり処理が実行される。
この大当たり処理は、前記大入賞口44が所定回数(ラウンド)開放するものである。1ラウンドの開放時間は約30秒とされ、この間に最大10個のパチンコ球が入賞可能となる。すなわち、時間制限である30秒、或いは数制限である10個の何れか一方が先に満足されると、そのラウンドの権利は消滅し、当該大当たり処理中に大入賞口44内のVゾーンへの入賞があった場合に、次のラウンドへ移行することが約束される。なお、Vゾーンを省略し、単に所定個数のカウントをし、それを基に、次に継続するものでもよい。
このため、特別遊技状態では、通常遊技状態よりも短期間で多くの入賞が期待され、遊技者にとって有利な遊技状態とすることができる。
また、前述したように、前記表示部43において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに特別図柄始動口46に入賞した場合、並びに大当たり処理中に特別図柄始動口46に入賞した場合、保留ランプ100の表示がその分、点灯数が増えていく(最大4個)。
一方、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、表示部43では、保留分の抽選結果の報知を行うべく、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、保留ランプ100が1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
ここで、前記特別図柄抽選では、併せて前記大当たり処理が終了した後の通常遊技の際に、特典を付与するか否かの抽選(特典抽選)も行っている。この特典抽選の報知は、「再抽選」という形態で、一旦特別図柄抽選の当たりを報知し、変動を再開して報知するようにしている。
一般的に、特典抽選(再抽選)は、確率が1/2であり、図柄が0〜9までの数字であれば、奇数の配列が当たり、偶数の配列が外れとなる。
この特典抽選に当選すると、本実施の形態では、特典(主特典)として確率変動としている。すなわち、特別図柄抽選の確率が通常の確率を「低(当選確率が約1/300)」とすると、この通常の確率よりも高い(当選確率が約1/50)、高確率状態での抽選とする(確変状態)。なお、この主特典では、普通図柄抽選の抽選結果報知時間(普通図柄変動時間)を短縮することも行っている。
これにより、特典抽選(再抽選)に当選すると、次の大当たりまでの期間が短縮することで、遊技者にとって有利な状態ということができる。
ところで、特典抽選(再抽選)に落選した場合、従来は上記のような主特典を付与することがないため、遊技者の遊技意欲を減退させていた。これを解消するために、別の特典を付与することも考えられているが、遊技者の有利性ばかりでは、店側の損失が大きく、バランスをとるのが困難であった。
そこで、本実施の形態では、特典抽選に落選した場合に、前記主特典よりも遊技者の有利の度合いが低いが、特典を付与しないよりも遊技者の有利の度合いが高い副特典を付与するようにした。
具体的には、前記特別遊技状態(大当たり処理)終了後の所定回数(n)の通常遊技の間、普通図柄変動時間を中速状態(中)とする。この中速状態とは、特典のない通常遊技状態での普通図柄変動時間(長)と、前記確変状態で設定される普通図柄変動時間(短)との中間的な変動時間の状態を言う。なお、このときの電動チューリップ47の開放時間は特典がない場合の通常遊技状態と同等する。
この副特典の形態は、パチンコ機の収支率を監視するデータの1つである「ベース」に基づいて設定されている。
すなわち、表1に示される如く、特典のない通常遊技状態では、ベースは20〜30程度であり、これは遊技者は遊技の進行に従い、持ち球が減っていくことを示している。
これに対して、前記主特典が付与された通常遊技状態は、ベースが100程度であり、これは、遊技者は遊技の進行があっても持ち球が減らないことを示している。
ここで、前記副特典が付与された通常遊技状態では、ベースが50〜60程度であり、これは、遊技者は遊技の進行に従い、僅かずつ持ち球が減っていくことを示している。
図4は、主制御部150における特別図柄抽選、普通図柄抽選、並びに抽選結果に基づく特典付与を制御するための抽選部200を機能的に示した制御ブロック図である。
図4に示される如く、主制御部150の機能は、遊技実行制御部202と抽選部200とで構成され、遊技実行制御部202では、パチンコ機10の本来の遊技全般(通常遊技、特別遊技、演出制御部152や払出制御部154へのコマンド送信等)を制御するものである。
この遊技実行制御部202には、抽選部200が接続され、この抽選部200から送られてくる特別図柄抽選判定結果、特別図柄の変動パターンデータ、普通図柄抽選判定結果、普通図柄の変動パターンデータに基づいて、遊技実行制御部202では、遊技の進行を制御する。
抽選部200における特図抽選管理部204には、前記始動入賞センサ168が接続されている。また、特図抽選管理部204には、保留メモリ206が接続されており、始動入賞センサ168からの始動入賞、或いは保留メモリ206に記憶状態に基づいて、特別図柄抽選(特図抽選)を実行するべく、特図抽選実行部208へ実行信号を送出する。
特図抽選実行部208では、例えば、図示しない乱数カウンタから乱数を取得し、当該乱数値データを特図抽選結果判定部210へ送出するようになっている。
特図抽選結果判定部210には、特別図柄当たり値メモリ212が接続されており、特図抽選結果判定部210では、この特別図柄当たり値メモリ212から当たり値を読み出し、前記取得した乱数値と比較することで、特別図柄の当/外を判定する。なお、この特別図柄の当/外には、主特典である確変に当選したか否かも含まれる。
特図抽選結果判定部210には、特図抽選結果認識部214と特別図柄変動パターン選択部216が接続され、それぞれ特図抽選判定結果が送出されるようになっている。
特別図柄変動パターン選択部216では、特図抽選判定結果に基づいて、表示部43に表示するための図柄変動パターンを選択し、当該選択した図柄変動パターンを特定する情報を遊技実行制御部202へ送出する。
一方、抽選部200における普図抽選実行部218には、普図始動入賞口として通過装置48に設けられた前記通過センサ172が接続されている。
普図抽選実行部218では、前記通過センサ172からの始動入賞(通過)に基づいて、普通図柄抽選(普図抽選)を実行する。例えば、図示しない乱数カウンタから乱数を取得し、当該乱数値データを普図抽選結果判定部220へ送出するようになっている。
普図抽選結果判定部220には、普通図柄当たり値メモリ222が接続されており、普図抽選結果判定部220では、この普通図柄当たり値メモリ222から当たり値を読み出し、前記取得した乱数値と比較することで、普通図柄の当/外を判定する。
普図中線結果判定部220には、普通図柄変動パターン選択部224が接続され、普図抽選判定結果が送出されるようになっている。
普通図柄変動パターン選択部224では、普図抽選判定結果に基づいて、普通図柄表示装置42Aに表示するための変動パターン(本実施の形態では、7セグメントの1桁表示であるため、変動時間のみが異なる)を選択し、当該選択した変動パターンを特定する情報を遊技実行制御部202へ送出する。
ここで、前記特図抽選結果認識部214では、特図抽選の判定履歴等を管理しており、例えば、今回の特図抽選が当たり(当選)の場合に特典を付与するか否か、付与するとすればどのような特典かを確定する。確定した情報は、特典付与部226へ送出される。
特典付与部226では、確定した情報に基づいて、例えば、特典を付与する場合には、主特典か副特典かを選択し、主特典を設定する場合には、前記特別図柄変動パターン選択部216に対して時短パターンを選択するように指示し、前記特別図柄当たり値メモリ212には、高確率モードの当たり値を設定するように指示する。
また、副特典を設定する場合には、前記普通図柄変動パターン選択部224へ時短パターンを選択するように指示する。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、通常遊技(特別図柄ゲーム、普通図柄ゲーム)の流れを説明する。
遊技者がハンドル30を把持し、発射のための操作を行なうと、このハンドル操作量(回転量)に応じた強度で、パチンコ球が打ち出される。
パチンコ球が打ち出されると、外バンド36及び内バンド38に案内されて盤面32の釘や風車等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落下していく。ここで、特別図柄始動口46にパチンコ球が入賞すると、所定の確率下で特図抽選が開始される。例えば、乱数カウンタ等から乱数を取得する。なお、大当たり判定は、前記取得した乱数値と予め設定した当たり値との照合をすることで、当たり/外れを判定するものである。
一方、普通図柄始動口としての通過装置48にパチンコ球が入賞すると、所定の確率下で普図抽選が開始される。
普図抽選の結果が当たりの場合は、電動チューリップ47を所定回数、所定期間開放し、特別図柄始動口46への入賞の確率を高めることができる。なお、通常遊技中の電動チューリップ47の動作は、開閉回数が1回、開放時間が0.5秒程度である。また、特別遊技中の電動チューリップ47の動作は、開閉回数が2回、開放時間が2秒程度である。
前記特図抽選の結果が当りの場合は、大当たり処理の実行が開始され、予め設定したラウンド数(例えば、15ラウンド)の特別遊技状態(大当たり処理)が実行される。この大当たり処理中は、大入賞口44がほとんど開放状態であるため、遊技者によって有利な状態とすることができる。所定ラウンドの大当たり処理が終了すると、通常の遊技に戻る。
ここで、本実施の形態では、上記のような大当たり処理である特別遊技状態が終了し、通常遊技状態に戻ったとき、当該通常遊技状態での遊技において、特典を付与するようにしている。この特典は、主特典と副特典とがあり、特図抽選の結果に基づいて設定される。
以下、図5のフローチャートに従い、主制御部150における特典付与制御ルーチンを説明する。
ステップ300では、特典のデフォルト設定を行う。このデフォルトは、所謂通常遊技における特典のない状態を意味するものであり、設定Aとして、特図抽選確率を「低(非確変)」、設定Bとして、特図変動時間を「長(時短無し)」、設定Cとして普図抽選変動時間を「長(時短無し)」とし、ステップ302へ移行する。
ステップ302では、特別図柄抽選の結果が当選(大当たり)であるか否かが判断され、否定判定された場合には、当選するまで待機状態となる。
また、ステップ302で肯定判定されると、ステップ304へ移行して、遊技実行制御部(図4参照)において大当たり処理が終了したか否かが判断され、否定判定の場合には、大当たり処理が終了するまで待機状態となる。
ステップ304で肯定判定されると、ステップ306へ移行して、前記特別図柄抽選の当選図柄が確変図柄か否かが判断され、肯定判定、すなわち確変図柄であると判定された場合には、ステップ308へ移行して、主特典を付与するための設定を行う。また、このステップ306で否定判定、すなわち、非確変図柄であると判定された場合には、ステップ320へ移行する(ステップ320以降の処理については、後述する。)
ステップ306の肯定により移行したステップ308では、主特典を付与する。すなわち、設定Aとして、特図抽選確率を「高(確変)」、設定Bとして、特図変動時間を「短(時短有り)」、設定Cとして普図抽選変動時間を「短(時短有り)」とすると共に、主特典での遊技回数をnとして設定し、ステップ310へ移行する。なお、遊技回数nは無限大(制限なし)でもよい。
ステップ310以降は、主特典が付与された状態での通常遊技になり、ステップ310では、特別図柄抽選の結果が当選(大当たり)であるか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ312へ移行して遊技回数nをデクリメント(n←n−1)して、ステップ314へ移行する。ステップ314では、遊技回数nが0になったか否かが判断され、否定判定の場合は、ステップ310へ戻り、特別図柄抽選が当選するか、遊技回数nが0になるまで、ステップ310、312、314を繰り返す。また、ステップ314で肯定判定されると、ステップ300へ戻り、特典がデフォルト値に戻されて通常遊技が実行される。
また、ステップ310で肯定判定されると、ステップ316へ移行して、遊技実行制御部(図4参照)において大当たり処理が終了したか否かが判断され、否定判定の場合には、大当たり処理が終了するまで待機状態となる。
ステップ316で肯定判定されると、ステップ318へ移行して、前記特別図柄抽選の当選図柄が確変図柄か否かが判断され、肯定判定、すなわち確変図柄であると判定された場合には、ステップ308へ戻り、確変図柄が続くかぎり、ステップ308乃至ステップ318を繰り返す。
前記ステップ318において、否定判定、すなわち、特別図柄抽選に当選したが、確変図柄ではなかった場合は、ステップ320へ移行する。
ステップ320は、前記ステップ306又はステップ318において、非確変図柄での特別図柄抽選の当選となったときの処理であり、副特典を付与する。
すなわち、ステップ320では、設定Aとして、特図抽選確率を「低(非確変)」、設定Bとして、特図変動時間を「長(時短無し)」、設定Cとして普図抽選変動時間を「中(時短有り)」とし、ステップ322へ移行する。設定Cの「中」とは、変動時間の時間範囲(短←→長)の中間的な値を示すものである。
なお、ステップ320では、副特典を遊技回数nを設定するが、この遊技回数nは、前述のステップ308における主特典の遊技回数nと同数である必要はない。
ステップ322では、特別図柄抽選の結果が当選(大当たり)であるか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ324へ移行して遊技回数nをデクリメント(n←n−1)して、ステップ326へ移行する。ステップ326では、遊技回数nが0になったか否かが判断され、否定判定の場合は、ステップ322へ戻り、特別図柄抽選が当選するか、遊技回数nが0になるまで、ステップ322、324、326を繰り返す。また、ステップ326で肯定判定されると、ステップ300へ戻り、特典がデフォルト値に戻されて通常遊技が実行される。
また、ステップ322で肯定判定されると、ステップ328へ移行して、遊技実行制御部(図4参照)において大当たり処理が終了したか否かが判断され、否定判定の場合には、大当たり処理が終了するまで待機状態となる。
ステップ328で肯定判定されると、ステップ330へ移行して、前記特別図柄抽選の当選図柄が確変図柄か否かが判断され、肯定判定、すなわち確変図柄であると判定された場合には、ステップ308へ移行する。
前記ステップ330において、否定判定、すなわち、特別図柄抽選に当選したが、確変図柄ではなかった場合は、ステップ332へ移行し、さらに主特典(前記ステップ320で付与した副特典に対して、遊技者への有利度合いが高い特典)を付与する。
すなわち、ステップ332では、設定Aとして、特図抽選確率を「低(非確変)」、設定Bとして、特図変動時間を「短(時短有り)」、設定Cとして普図抽選変動時間を「短(時短有り)」とし、ステップ334へ移行する。すなわち、変動時間がステップ320で付与した時間よりも、さらに短くなっている。
ステップ334では、特別図柄抽選の結果が当選(大当たり)であるか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ336へ移行して遊技回数nをデクリメント(n←n−1)して、ステップ338へ移行する。ステップ338では、遊技回数nが0になったか否かが判断され、否定判定の場合は、ステップ334へ戻り、特別図柄抽選が当選するか、遊技回数nが0になるまで、ステップ334、336、338を繰り返す。また、ステップ338で肯定判定されると、ステップ300へ戻り、特典がデフォルト値に戻されて通常遊技が実行される。
また、ステップ334で肯定判定されると、ステップ340へ移行して、遊技実行制御部(図4参照)において大当たり処理が終了したか否かが判断され、否定判定の場合には、大当たり処理が終了するまで待機状態となる。
ステップ340で肯定判定されると、ステップ342へ移行して、前記特別図柄抽選の当選図柄が確変図柄か否かが判断され、肯定判定、すなわち確変図柄であると判定された場合には、ステップ308へ移行する。
また、前記ステップ342において、否定判定、すなわち、特別図柄抽選に当選したが、確変図柄ではなかった場合は、ステップ332へ戻る。
以上説明したように本実施の形態では、特別図柄抽選に当選し、この当選が確変図柄での当選であった場合に、特別図柄抽選確率を高確率状態とするという、従来からの単純な特典付与の形態に加え、非確変図柄での当選であった場合に、遊技者に対しては遊技が有利な状態となり、かつ店側に対して損失を増やすことがない、互いに対して適度な様々な特典を付与することで、稼働率を維持するようにした。すなわち、遊技者からすれば、副特典によって再度特別図柄抽選の当選が期待できるため、遊技を継続することになる。店側からすれば、非確変当選の際に、主特典に相応する特典よりも遊技者への有利度合いが低い副得点であるため、損失を抑えることができる。これを、ベース値で表せば、特典のない通常遊技状態のベース値は約20〜30、主特典付与時は100、副特典付与時は50〜60となる。
(変形例)
以下、上記実施の形態の変形例を示す。上記実施の形態では、最初に副特典を付与し(図5のステップ320)、この副特典を付与したときの遊技回数内で特別図柄抽選に当選しなかった場合、特典のない通常遊技状態に戻すようにしていた(ステップ326の肯定判定によるステップ300への戻り)。
一方、変形例では、図6に示される如く、ステップ326で肯定判定された場合、すなわち、所定の遊技回数の間に、特別図柄抽選に当選しなかったときでも、副特典の遊技者への有利度合いを段階的に高めるべく、ステップ332へ移行させるようにした。
この変形例の方が、前記実施の形態よりも、遊技者にとっては若干有利となる。そこで、図5(実施の形態)及び図6(変形例)のそれぞれの処理を、例えば、店側の操作(主制御部150に接続したディップスイッチの操作等)により、選択できるようにすれば、ベース値に基づく設定(予測)が、実際と異なった場合の対応策として利用することができる。
なお、上記実施の形態及び変形例では、図5及び図6におけるステップ320とステップ332との差異として、前記特別遊技状態(大当たり処理)終了後の所定回数(n)の通常遊技の間、普通図柄変動時間を中速状態(中)とし、さらに特別図柄抽選に当選しない場合には、段階的に普通図柄変動時間を高速(短)側へシフトさせるようにする共に、特別図柄変動時間を「長」から「短」へシフトさせるようにしたが、特別図柄抽選が高確率ではない特別図柄抽選の当選時に、確変/非確変に関係なく、全ての遊技者に対して副特典を付与するようにしてもよい。すなわち、図5及び図6において、ステップ306を削除し、ステップ304からステップ320へ移行するようにする。これにより、特別図柄抽選が高確率ではない特別図柄抽選の当選時状態では、必ず、ステップ320及びステップ332の特典が得られるようになる。
また、特典を付与する時期を、特別遊技状態(大当たり処理)の終了後、直ちに付与するのではなく、所定の遊技を経てから、例えば、所定回数の通常遊技が行われた後に付与するようにしてもよい。
10 パチンコ機(遊技機)
32 遊技盤
42A 普通図柄表示装置
43 表示部
44 大入賞口
46 特別図柄始動口(特別始動口)
47 電動チューリップ(可動部材)
48 通過装置(普通始動口)
150 主制御部
152 演出制御部
156 図柄・音声制御部
168 始動入賞センサ
172 通過センサ
200 抽選部
202 遊技実行制御部(普通図柄遊技実行手段)
204 特図抽選管理部
206 保留メモリ
208 特図抽選実行部
210 特図抽選結果判定部
212 特別図柄当たり値メモリ
214 特図抽選結果認識部(主特典付与手段、副特典付与手段)
216 特別図柄変動パターン選択部
218 普図抽選実行部
220 普図抽選結果判定部
222 普通図柄当たり値メモリ
224 普通図柄変動パターン選択部
226 特典付与部(主特典付与手段、副特典付与手段)

Claims (2)

  1. 遊技盤面上に設けられた特別始動口への遊技球の入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記特別始動口への遊技球の入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、図柄の変動を表現する特別図柄変動パターン演出後の特別図柄の停止図柄によって、前記特別図柄抽選の結果を報知する遊技仕様を基礎として、この特別図柄抽選に当選した場合に、入賞することで多くの賞球を獲得できる大入賞口が開放する特別遊技状態に所定期間移行する遊技機であって、
    前記遊技盤面上に設けられた普通始動口への遊技球の通過を契機に、普通図柄抽選が実行され、普通図柄変動パターン演出後の普通図柄の停止図柄によって、前記普通図柄抽選の結果を報知すると共に、この普通図柄抽選に当選した場合に、可動部材により特別始動口における入賞開口幅を拡大する位置へ所定期間移動させる普通図柄遊技実行手段を有し、
    前記普通図柄遊技実行手段は、普通図柄変動パターン演出時間の違いに基づき、異なる通常遊技状態中の賞球獲得に差を持たせることが可能であり、
    特典のない通常遊技状態中に前記特別図柄抽選に当選した場合、前記特別図柄の停止図柄が非確変図柄での当選では前記特別遊技状態へ所定期間移行すると共に、該特別遊技状態終了後の通常遊技状態の間、普通図柄遊技実行手段により特典のない通常遊技状態よりも特別始動口への入賞確率を高めることで特典のない通常遊技状態よりも多くの賞球を獲得することができる状態に設定される副特典を付与し、
    前記副特典の通常遊技状態の間に普通図柄遊技実行手段が実行される特別始動口への遊技球の入賞に基づき前記特別図柄抽選に当選した場合に、前記特別遊技状態に所定期間移行すると共に、該特別遊技状態終了後の通常遊技状態の間、当選の種類に関わらず前記副特典が付与されることはなく、普通図柄遊技実行手段により副特典よりも特別始動口への入賞確率を高めることで前記副特典よりも多くの賞球を獲得することができる状態に設定される第1の主特典及び第2の主特典を付与する場合に、
    前記特別図柄の停止図柄が確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が高い第1の主特典を付与し、
    前記特別図柄の停止図柄が非確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が同じ第2の主特典を付与し、
    前記副特典又は、第1の主特典又は、第2の主特典の何れかの特典による通常遊技状態中に所定回数の特別図柄抽選に当選しない場合に、特典のない通常遊技状態に移行する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2の主特典の通常遊技状態中に前記特別図柄抽選に当選した場合に、前記特別遊技状態に所定期間移行すると共に、該特別遊技状態終了後の通常遊技状態の間、当選の種類に関わらず前記副特典が付与されることはなく、前記副特典よりも多くの賞球を獲得することができる状態に設定されると共に、前記特別図柄の停止図柄が確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が高い第1の主特典を付与し、前記特別図柄の停止図柄が非確変図柄での当選では前記副特典と比べて前記特別図柄抽選の当選確率が同じ第2の主特典を付与することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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