JP5688833B2 - ポリアクリレートの製造方法 - Google Patents
ポリアクリレートの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5688833B2 JP5688833B2 JP2010179913A JP2010179913A JP5688833B2 JP 5688833 B2 JP5688833 B2 JP 5688833B2 JP 2010179913 A JP2010179913 A JP 2010179913A JP 2010179913 A JP2010179913 A JP 2010179913A JP 5688833 B2 JP5688833 B2 JP 5688833B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- solvent
- reaction solution
- polymerization
- acrylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2/00—Processes of polymerisation
- C08F2/38—Polymerisation using regulators, e.g. chain terminating agents, e.g. telomerisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F20/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F20/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
- C08F20/10—Esters
- C08F20/12—Esters of monohydric alcohols or phenols
- C08F20/16—Esters of monohydric alcohols or phenols of phenols or of alcohols containing two or more carbon atoms
- C08F20/18—Esters of monohydric alcohols or phenols of phenols or of alcohols containing two or more carbon atoms with acrylic or methacrylic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
R1=HまたはCH3
および
R2=Hまたは非分枝のもしくは分枝した、脂肪族、脂環式または芳香族の1〜20個の炭素原子を有する非置換または置換炭化水素基である]
の化合物を包含するモノマーの群から選択される。そのアクリル酸モノマーのアルコール残基は、大いに好ましくは、C=C二重結合を持たない。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、sec−ブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート、フェニルアクリレート、フェニルメタクリレート、イソボルニルアクリレート、イソボルニルメタクリレート、t−ブチルフェニルアクリレート、t−ブチルフェニルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、n−ウンデシルアクリレート、ステアリルアクリレート、トリデシルアクリレート、ベヘニルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、シクロペンチルメタクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、2−ブトキシエチルメタクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、3,3,5−トリ−メチルシクロヘキシルアクリレート、3,5−ジメチルアダマンチルアクリレート、4−クミルフェニルメタクリレート、シアノエチルアクリレート、シアノエチルメタクリレート、4−ビフェニリルアクリレート、4−ビフェニリルメタクリレート、2−ナフチルアクリレート、2−ナフチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、6−ヒドロキシヘキシルメタクリレート、アリルアルコール、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、2−ブトキシエチルメタクリレート、メチル 3−メトキシアクリレート、3−メトキシブチルアクリレート、フェノキシエチルアクルリレート、フェノキシエチルメタクリレート、2−フェノキシエチルメタクリレート、ブチルジグリコールメタクリレート、エチレングリコールアクリレート、エチレングリコールモノメチルアクリレート、メトキシ−ポリエチレングリコールメタクリレート350、メトキシ−ポリエチレングリコールメタクリレート500、プロピレングリコールモノメタクリレート、ブトキシジエチレングリコールメタクリレート、エトキシトリエチレングリコールメタクリレート、オクタフルオロペンチルアクリレート、オクタフルオロペンチルメタクリレート、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルアクリレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルメタクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルアクリレート、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−(1−メチルウンデシル)アクリルアミド、N−(n−ブトキシメチル)アクリルアミド、N−(ブトキシ−メチル)メタクリルアミド、N−(エトキシメチル)アクリルアミド、N−(n−オクタデシル)アクリルアミド、および、また、例えば、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド等のN,N−ジアルキル置換アミド、N−ベンジルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミド、N−tert−オクチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ビニルメチルエーテル、エチルビニルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル、酢酸ビニル等のビニルエステル、塩化ビニル、ハロゲン化ビニル、塩化ビニリデン、ハロゲン化ビニリデン、ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、N−ビニルフタルイミド、N−ビニルラクタム、N−ビニルピロリドン、スチレン、o−およびp−メチルスチレン、o−ブチルスチレン、4−n−ブチルスチレン、4−n−デシルスチレン、3,4−ジメトキシスチレンである。マクロモノマー、例えば、2−ポリスチレン−エチルメタクリレート(分子量Mw4000〜13,000g/mol)、ポリ(メチルメタクリレート)エチルメタクリレート(Mw2000〜8000g/mol)。
・使用される反応溶液は、一種または複数種の開始剤および少なくとも1つの付加されているチオール、セラニルおよび/またはヒドロキシ官能性を含有する一種または複数種のアミノ酸を含むモノマーの少なくとも50%濃度の溶液であり、
・ラジカル重合は、50℃から90℃までの範囲の温度で行い、
・重合中、側鎖を形成する傾向の低い(一般的な反応温度でε<5のグラフト活性)ラジカル重合用開始剤を用いて、開始を少なくとも1回は繰り返し、
・必要に応じて、その反応を、該ポリマーの粘度によって反応溶液を希釈することによって制御し、
・制御された新たな開始を、モノマー混合物を基準として最高2重量%までの側鎖を形成する傾向の増大した(一般的な反応温度でε>10のグラフト活性)開始剤により行い、
・その重合は、転化率>90%、好ましくは>95%まで行う。
(i)直鎖状および分枝状C1〜C18アルキル基、直鎖状および分枝状C2〜C18アルケニル基、直鎖状および分枝状C2〜C18アルキニル基、アリール基、脂環式、脂肪族および芳香族複素環、ならびに水素
を包含する群(i)から好ましくは選択される。
(ii)アシル基、より特にはアルカノイル基と、シクロアルカンカルボニル基およびアレーンカルボニル基(−C(O)−R’)、アルコキシカルボニル基(−C(O)−O−R’)、カルバモイル基(−C(O)−NR’R”)、ならびにスルホニル基(−SO2R’)(ただし、R’およびR”は、互いに独立して選択される群i)からの基である)を包含する群(ii)から好ましくは選択され、
Xは、より特には、酸素(O)、硫黄(S)またはセレン(Se)であるように選択される。
例
以下の試験方法を、製造したPSAの粘着特性および一般的性質を評価するために採用した。
ポリエステルに層として塗布したアクリレートPSAの20mm幅の細長い一片を鋼板に貼り付けた。そのPSAの細長い一片をその基材に2kgのおもりを用いて2回押し付けた。その粘着テープを次にその基材から300mm/分および180°の角度で急速に引いた。その鋼板は、アセトンで2回とイソプロパノールで1回洗浄した。その結果をN/cmで記録し、3回の測定から平均する。すべての測定は室温で行った。
粘着テープの13mm幅の細長い一片を、アセトンで3回とイソプロパノールで1回きれいにした平坦な鋼表面に貼り付けた。貼付面積は、20mm・13mm(長さ・幅)であった。その粘着テープを次に鋼の支持材上に2kgの加圧下で4回押し付けた。80℃で1kgの重量をその粘着テープに加え、室温で、1kgまたは2kgの重量を加えた。その測定した保持力を時間の分数で記録し、3回の測定からの平均に対応させる。
残留モノマー含量を、使用したPSAの液体抽出と、続いての毛細管ガスクロマトグラフィーにより分析的に測定した。
測定は、Rheometrics社製のDynamic Stress Rheometer装置を用いて行った。0.1〜100rad/秒の周波数範囲を25℃で走査した。温度掃引は−25℃〜130℃の温度範囲で10rad/秒で測定した。すべての実験は、平行板配置により行った。
平均分子量Mwおよび多分散性PDは、以下の技法によって測定し、溶離液は、0.1容積%のトリフルオロ酢酸を含有するTHFを用いた。測定は25℃で行った。予備カラムは、PSS−SDV、5μm、103Å(102nm)、ID8.0mm・50mmを使用した。分離は、カラムPSS−SDV、5μm、それぞれID8.0mm×300mmを有する103、ならびにまたは、105および106を用いて達成した。その試料濃度は、4g/l、流速1.0ml/分であった。測定はPMMAの標準を対照にして行った。
K値は、ハイポリマーの分子の平均の大きさの基準である。それは、1パーセント濃度(1g/100ml)のトルエン・ポリマー溶液を準備し、VOGEL−OSSAG粘度計を用いてそれらの動粘性係数を確定することによって測定される。トルエンの粘度に対する標準化に続いて相対粘度が得られ、K値は、この数字からフィケンチャーの方法(Polymer 1967, 8, 381 ff.)(非特許文献6)によって計算することができる。
例の調製
ラジカル重合に対して標準的な2lのガラス反応器に、4gのアクリル酸、4gの無水マレイン酸、32gのN−tert−ブチルアクリルアミド、180gの2−エチルヘキシルアクリレート、180gのn−ブチルアクリレート、150gのアセトン、および
a)0.2gのN−アセチル−(L)−システイン
b)0.4gのN−アセチル−(L)−システイン
c)4.0gのN−アセチル−(L)−システイン
を仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器に通した後、その反応器を58℃に加熱し、次いで0.2gのアゾイソブチロニトリル(AIBN)を加えた。1時間の反応時間後、0.2gのVazo(登録商標)52(DuPont社製)を加え、1.30時間後、0.4gのVazo(登録商標)52、そして2時間後0.6gのVazo(登録商標)52を加えた。4時間後、150gのアセトンにより希釈した。24時間後、および36時間後に再度、Perkadox(登録商標)16(Akzo社製)を各回毎に0.4gずつ加えた。48時間の反応時間後、その重合を停止し、その反応混合物を室温まで冷却した。そのポリマーを試験方法C、EおよびFを用いて分析した。
ラジカル重合に対して標準的な2lのガラス反応器に、4gのアクリル酸、4gの無水マレイン酸、32gのN−tert−ブチルアクリルアミド、180gの2−エチルヘキシルアクリレート、180gのn−ブチルアクリレート、150gのアセトン/イソプロパノール(97:3)を仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器に通した後、その反応器を58℃に加熱し、次いで0.2gのアゾイソブチロニトリル(AIBN)を加えた。1時間の反応時間後、0.2gのVazo(登録商標)52(DuPont社製)を加え、1.30時間後、0.4gのVazo(登録商標)52、そして2時間後0.6gのVazo(登録商標)52を加えた。4時間後、150gのアセトン/イソプロパノール(97:3)により希釈した。6時間後、および8時間後に再度、Perkadox(登録商標)16(Akzo社製)を各回毎に0.4gずつ加えた。12時間の反応時間後、その重合を停止し、その反応混合物を室温まで冷却した。そのポリマーを試験方法C、EおよびFを用いて分析した。
ラジカル重合に対して標準的な2lのガラス反応器に、4gのアクリル酸、4gの無水マレイン酸、32gのN−tert−ブチルアクリルアミド、180gの2−エチルヘキシルアクリレート、180gのn−ブチルアクリレート、150gのアセトンを仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器に通した後、その反応器を58℃に加熱し、次いで0.2gのアゾイソブチロニトリル(AIBN)を加えた。1時間の反応時間後、0.2gのVazo(登録商標)52(DuPont社製)を加え、1.30時間後、0.4gのVazo(登録商標)52、そして2時間後0.6gのVazo(登録商標)52を加えた。4時間後、そのバッチはゲル化し、重合を停止した。
ラジカル重合に対して標準的な2lのガラス反応器に、4gのアクリル酸、4gの無水マレイン酸、32gのN−tert−ブチルアクリルアミド、180gの2−エチルヘキシルアクリレート、180gのn−ブチルアクリレート、150gのアセトン、および
a)0.2gのドデカンチオール
b)0.4gのドデカンチオール
c)4.0gのドデカンチオール
を仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器に通した後、その反応器を58℃に加熱し、次いで0.2gのアゾイソブチロニトリル(AIBN)を加えた。1時間の反応時間後、0.2gのVazo(登録商標)52(DuPont社製)を加え、1.30時間後、0.4gのVazo(登録商標)52、そして2時間後0.6gのVazo(登録商標)52を加えた。4時間後、150gのアセトンにより希釈した。24時間後、および36時間後に再度、Perkadox(登録商標)16(Akzo社製)を各回毎に0.4gずつ加えた。48時間の反応時間後、その重合を停止し、その反応混合物を室温まで冷却した。そのポリマーを試験方法C、EおよびFを用いて分析した。
ラジカル重合に対して標準的な2lのガラス反応器に、4gのアクリル酸、4gの無水マレイン酸、32gのN−tert−ブチルアクリルアミド、180gの2−エチルヘキシルアクリレート、180gのn−ブチルアクリレート、150gのアセトン、および
a)0.2gのThiocure(登録商標)PETMP
b)0.4gのThiocure(登録商標)PETMP
c)4.0gのThiocure(登録商標)PETMP
を仕込んだ。(Thiocure(登録商標)PETMP:Bruno Buch Thio chemicals社製の、ペンタエリスリトールテトラ(3−メルカプトプロピオネート))。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器に通した後、その反応器を58℃に加熱し、次いで0.2gのアゾイソブチロニトリル(AIBN)を加えた。1時間の反応時間後、0.2gのVazo(登録商標)52(DuPont社製)を加え、1.30時間後、0.4gのVazo(登録商標)52、そして2時間後0.6gのVazo(登録商標)52を加えた。4時間後、150gのアセトンにより希釈した。24時間後、および36時間後に再度、Perkadox(登録商標)16(Akzo社製)を各回毎に0.4gずつ加えた。48時間の反応時間後、その重合を停止し、その反応混合物を室温まで冷却した。そのポリマーを試験方法C、EおよびFを用いて分析した。
調整剤の活性を比較することを可能にするために、連鎖移動定数をメイヨーの式(E2)
を用いて確定した。
以下に記載されているのは出発ポリマーの製造である。調査するポリマーは、溶液中のラジカル重合により通常通り製造する。それぞれのベースポリマーP1〜P4の最初の重合に対しては、新鮮な溶媒を使用し、すべてのさらなる重合は、方法1によって回収した溶媒または溶媒混合物により行う。
通常のラジカル重合用の反応器に、27kgの2−エチルヘキシルアクリレート、67kgのn−ブチルアクリレート、3kgのメチルアクリレート、3kgのアクリル酸および66kgのアセトン/イソプロパノール(95:5)を仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器中に通した後、その反応器を58℃に加熱し、50gのAIBNを加えた。その後外部の加熱浴を75℃に加熱し、反応をこの外部温度で絶え間なく行った。1時間後、さらなる50gのAIBNを加え、4時間後、20kgのアセトン/イソプロパノール混合物により希釈した。
5時間30分後、および7時間後に再び、ビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネートを、それぞれ150gずつ、さらなる開始のために加えた。22時間の反応時間の後、その重合を停止し、反応混合物を室温まで冷却した。そのポリアクリレートは、転化率99.6%、76.0のK値、54%の固形分、Mw=760,000g/molの平均分子量、多分散性PD(Mw/Mn)=9.6を有する。
通常のラジカル重合用の反応器に、27kgの2−エチルヘキシルアクリレート、67kgのn−ブチルアクリレート、3kgのメチルアクリレート、3kgのアクリル酸、50gのN−アセチル−(L)−システインおよび66kgのアセトンを仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器中に通した後、その反応器を58℃に加熱し、50gのAIBNを加えた。その後外部の加熱浴を75℃に加熱し、反応をこの外部温度で絶え間なく行った。1時間後、さらなる50gのAIBNを加え、4時間後、20kgのアセトンにより希釈した。
5時間30分後、および7時間後に再び、ビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネートを、それぞれ150gずつ、さらなる開始のために加えた。22時間の反応時間の後、その重合を停止し、反応混合物を室温まで冷却した。そのポリアクリレートは、転化率99.7%、75.8のK値、54%の固形分、Mw=755,000g/molの平均分子量、多分散性PD(Mw/Mn)=4.7を有する。
通常のラジカル重合用の反応器に、27kgの2−エチルヘキシルアクリレート、67kgのn−ブチルアクリレート、3kgのメチルアクリレート、3kgのアクリル酸、55gのrac−N−アセチルシステインメチルエステルおよび66kgのアセトンを仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器中に通した後、その反応器を58℃に加熱し、50gのAIBNを加えた。その後外部の加熱浴を75℃に加熱し、反応をこの外部温度で絶え間なく行った。1時間後、さらなる50gのAIBNを加え、4時間後、20kgのアセトンにより希釈した。
5時間30分後、および7時間後に再び、ビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネートを、それぞれ150gずつ、さらなる開始のために加えた。22時間の反応時間の後、その重合を停止し、反応混合物を室温まで冷却した。そのポリアクリレートは、転化率99.5%、75.7のK値、54%の固形分、Mw=751,000g/molの平均分子量、多分散性PD(Mw/Mn)=5.1を有する。
通常のラジカル重合用の反応器に、27kgの2−エチルヘキシルアクリレート、67kgのn−ブチルアクリレート、3kgのメチルアクリレート、3kgのアクリル酸、62gのドデカンチオールおよび66kgのアセトンを仕込んだ。撹拌しながら窒素ガスを45分間その反応器に通した後、その反応器を58℃に加熱し、50gのAIBNを加えた。その後外部の加熱浴を75℃に加熱し、反応をこの外部温度で絶え間なく行った。1時間後、さらなる50gのAIBNを加え、4時間後、20kgのアセトンにより希釈した。
5時間30分後、および7時間後に再び、ビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネートを、それぞれ150gずつ、さらなる開始のために加えた。22時間の反応時間の後、その重合を停止し、反応混合物を室温まで冷却した。そのポリアクリレートは、転化率99.6%、76.3のK値、54%の固形分、Mw=768,000g/molの平均分子量、多分散性PD(Mw/Mn)=5.2を有する。
アクリレートコポリマー(ベースポリマーP1〜P4)から、単軸押出機(濃縮押出機、BERSTORFF GmbH、ドイツ)を用いて極めて大幅に脱溶媒する(残留溶媒含量≦0.3重量%、個々の例参照)。その溶媒を液化し、さらに精製することなくP1〜P4の重合のために再使用し、各重合後に試験方法Fを用いてK値を測定することによって、同じ特性を有するPSAが製造されることを確認するためのチェックを行う。スクリュー速度は150rpmであり、モーター電流15A、および58.0kg液体/時間の処理能力を実現した。濃縮のため、3つの異なるドームで真空をかけた。その減圧は、それぞれ20ミリバールと300ミリバールの間であった。濃縮したホットメルトの出口温度は、ほぼ115℃である。この濃縮ステップ後の固形分は99.8%であった。
上で説明した方法1により製造したアクリレート・ホットメルトPSAを、最終段階のWELDING2軸押出機(WELDING Engineers社製、オーランド、米国;Model 30 MM DWD;スクリュー直径30mm、スクリュー1の長さ=1258mm;スクリュー2の長さ=1081mm;3ゾーン)中に直接導いた。固体計量システムによりゾーン1中で樹脂Dertophene(登録商標)T110(DRT RESINS社製、フランス)を計量し、均一に混合した。回転速度は451rpmであり、モーター電流42A、および30.1kg/時間の処理能力を実現した。ゾーン1および2内の温度はそれぞれ105℃であり、ゾーン1内のメルト温度は、117℃であり、該組成物の出口(ゾーン3)での温度は100℃であった。
方法1〜2により製造したアクリレート・ホットメルトPSAを、供給押出機(単軸搬送押出機、TROESTER GmbH & Co KG社製、ドイツ)中で溶融し、この押出機を使用してポリマー融液として2軸押出機1.3(図1参照)(LEISTRITZ社製、ドイツ、LSM30/34参照)中に導いた。そのアセンブリは、外側から電気的に加熱され、多数の送風機により空気冷却され、架橋剤Polypox R16(ペンタエリトリトールポリグリシジルエーテル、CAS No.:3126−63−4、四官能エポキシド、UPPC AG社製、ドイツ)および反応促進剤Polypox H205(ポリオキシプロピレンジアミン、CAS No.:9046−10−0、アミン硬化剤、UPPC AG社製、ドイツ)のポリマー・マトリックス中の効果的な分布により、その際該粘着剤のために押出機中での短い滞留時間が保証されるように設計される。この目的のために、該2軸押出機の混合シャフトは、搬送エレメントが混合エレメントと交互になるように配置された。それぞれの架橋剤および反応促進剤の添加は、適当な計量装置により、適切な場合には、2箇所以上(参照、図1:計量位置1.1および1.2)で、適切な場合には、2軸押出機の加圧されていない搬送ゾーン中に計量補助具を用いて行う。
ベースポリマーP1〜P4を記載した重合プロセスに従って重合し、方法1を用いて濃縮し(固形分99.8%)、非架橋ポリマーの試料を、分子量調整機能を有する残留物が溶媒リサイクル品中に存在しないことを示すためにそのK値について分析する。その後、方法2を用いて、その組成物をDertophene(登録商標)T110樹脂とブレンドし、これらの樹脂変性したアクリレート・ホットメルトを、次に方法3によって架橋剤−反応促進剤系と連続して混ぜ合わせた。
例B1〜B4を合計で10回行い、その重合は、溶媒中にはもはや調整剤の残留物が存在しないことを実証するために、それぞれの場合に、方法1により、蒸留によって回収した溶媒を使用して実施した。ポリマーのそれぞれの濃縮の後、K値を試験法Fによって測定した(各々それぞれの重合混合物に対してK1〜K10)。例1〜4の粘着技術試験については、試験方法AおよびBを行った。
Claims (20)
- 一種または複数種の溶媒および一種または複数種のモノマーを含み、該溶媒の少なくとも50重量%が有機溶媒であり、該モノマーの少なくとも70重量%がアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルである反応溶液であって、
少なくとも一種のアミノ酸が追加的に存在し、
少なくとも一種のアミノ酸として、次の一般構造式
(i)直鎖状および分枝状C 1 〜C 18 アルキル基、直鎖状および分枝状C 2 〜C 18 アルケニル基、直鎖状および分枝状C 2 〜C 18 アルキニル基、アリール基、脂環式、脂肪族および芳香族複素環、ならびに水素を包含する群(i)から選択され、R 2 およびR 3 は、群(i)から、または
(ii)アシル基、アルコキシカルボニル基(−C(O)−O−R’)、カルバモイル基(−C(O)−NR’R”)、ならびにスルホニル基(−SO 2 R’)(ただし、R’およびR”は、互いに独立して選択される群i)からの基である)を包含する群(ii)から選択され、
但し、R 2 及びR 3 のうちの少なくとも一つはアシル基であり、
Xは、硫黄(S)であり、
nは、0を含めた自然数である]
の天然または非天然のα−アミノ酸を使用し、及び
前記有機溶媒が、アセトン、酢酸エチル、ベンジン、トルエン及びこれらの混合物からなる群から選択される、
ことを特徴とする反応溶液。 - R 2 及びR 3 のうちの一つがアシル基であることを特徴とする、請求項1に記載の反応溶液。
- R 2 及びR 3 のうちの一つが水素であり、他がアシル基であることを特徴とする、請求項1または2に記載の反応溶液。
- アシル基がアルカノイル基、シクロアルカンカルボニル基またはアレーンカルボニル基(−C(O)−R’)であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の反応溶液。
- 該溶媒の少なくとも90重量%が、有機溶媒であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の反応溶液。
- 該溶媒の100重量%が、有機溶媒であることを特徴とする、請求項5に記載の反応溶液。
- 該反応溶液が、均一溶液であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の反応溶液。
- nが、0≦n≦18の範囲内であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の反応溶液。
- 請求項1〜9のいずれか一つに記載の反応溶液からその中に存在するモノマーのラジカル重合によって得ることができるポリアクリレート。
- 請求項10に記載のポリアクリレートを含むことを特徴とする、ホットメルト感圧接着剤。
- ポリアクリレートが、250,000と1,000,000g/molの間の重量平均分子量及び6未満の多分散性を有する、請求項11に記載のホットメルト感圧接着剤。
- 請求項1〜9のいずれか一つに記載の反応溶液からラジカル重合によってポリアクリレートを製造するための方法であって、該溶媒を、重合後に重合生成物から除去することを特徴とする方法。
- 請求項1〜9のいずれか一つに記載の反応溶液からラジカル重合によってポリアクリレートを製造するための方法であって、該溶媒を、重合後に重合生成物から、2%以下の残留溶媒割合に低下するまで除去することを特徴とする方法。
- 1種または複数のアミノ酸が、該溶媒を除去したときに該重合生成物中に残存することを特徴とする、請求項13または14に記載の方法。
- 除去された該溶媒が、リサイクル操作に供給されることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか一つに記載の方法。
- 使用された有機溶媒の少なくとも一種が、リサイクル操作から取られることを特徴とする、請求項13〜16のいずれか一つに記載の方法。
- 使用されたすべての有機溶媒が、リサイクル操作から取られることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 重合生成物が、その融液から更に処理可能であることを特徴とする、請求項13〜18のいずれか一つに記載の方法。
- 少なくとも一種のアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルを少なくとも70重量%含むモノマー混合物のラジカル重合における調整剤物質としてのアミノ酸の使用であって、
アミノ酸として、次の一般構造式
(i)直鎖状および分枝状C 1 〜C 18 アルキル基、直鎖状および分枝状C 2 〜C 18 アルケニル基、直鎖状および分枝状C 2 〜C 18 アルキニル基、アリール基、脂環式、脂肪族および芳香族複素環、ならびに水素を包含する群(i)から選択され、R 2 およびR 3 は、群(i)から、または
(ii)アシル基、アルコキシカルボニル基(−C(O)−O−R’)、カルバモイル基(−C(O)−NR’R”)、ならびにスルホニル基(−SO 2 R’)(ただし、R’およびR”は、互いに独立して選択される群i)からの基である)を包含する群(ii)から選択され、
但し、R 2 及びR 3 のうちの少なくとも一つはアシル基であり、
Xは、硫黄(S)であり、
nは、0を含めた自然数である]
の天然または非天然のα−アミノ酸を使用する、前記使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102009036967.8 | 2009-08-12 | ||
DE102009036967A DE102009036967A1 (de) | 2009-08-12 | 2009-08-12 | Verfahren zur Herstellung von Polyacrylaten |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011046943A JP2011046943A (ja) | 2011-03-10 |
JP2011046943A5 JP2011046943A5 (ja) | 2013-11-21 |
JP5688833B2 true JP5688833B2 (ja) | 2015-03-25 |
Family
ID=43425990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010179913A Expired - Fee Related JP5688833B2 (ja) | 2009-08-12 | 2010-08-11 | ポリアクリレートの製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20110040050A1 (ja) |
EP (1) | EP2292669B1 (ja) |
JP (1) | JP5688833B2 (ja) |
CN (1) | CN101993512B (ja) |
DE (1) | DE102009036967A1 (ja) |
TW (1) | TWI501984B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2680599A1 (en) * | 2012-06-29 | 2014-01-01 | Thomson Licensing | Provision of a personalized media content |
WO2016039284A1 (ja) * | 2014-09-09 | 2016-03-17 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 共役ジエン重合体の製造方法 |
JP2018524437A (ja) * | 2015-06-22 | 2018-08-30 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | (メタ)アクリルポリマー及びアミノ酸架橋剤を含む感圧性接着剤 |
JP2017048384A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 日本合成化学工業株式会社 | アクリル系樹脂の製造方法および無溶媒型粘着剤用アクリル系樹脂、これを用いた無溶媒型粘着剤組成物、粘着剤ならびに粘着シート |
DE102015222028A1 (de) * | 2015-11-09 | 2017-05-11 | Tesa Se | Kationisch polymerisierbare Polyacrylate enthaltend Alkoxysilangruppen und deren Verwendung |
CN105527365B (zh) * | 2015-11-30 | 2017-09-05 | 中美华世通生物医药科技(武汉)有限公司 | 分析α‑氟代丙烯酸甲酯及其有关物质的方法 |
WO2020093313A1 (en) | 2018-11-08 | 2020-05-14 | Avery Dennison Corporation | Yellowing resistant psa |
CN111499783B (zh) * | 2020-05-29 | 2021-02-19 | 深圳市鑫元素新材料科技有限公司 | 一种分子量分布极窄型聚丙烯酸酯的制备方法 |
CN115212853B (zh) * | 2021-04-14 | 2023-11-21 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种异植醇修饰聚丙烯酸酯微球及其制备与应用 |
CN113189246B (zh) * | 2021-05-20 | 2022-09-23 | 山东省产品质量检验研究院 | 一种改进热裂解法检测儿童塑胶玩具中邻苯二甲酸酯类增塑剂的方法 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07119259B2 (ja) * | 1987-12-15 | 1995-12-20 | ポリマー テクノロジー インコーポレーテド | アクリル酸エステルの連続溶液重合方法 |
DE3812402A1 (de) * | 1988-04-14 | 1989-10-26 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von wasserloeslichen copolymerisaten auf basis von monoethylenisch ungesaettigten carbonsaeuren und ihre verwendung |
DE3914374A1 (de) | 1989-04-29 | 1990-10-31 | Basf Ag | Durch ultraviolette strahlung unter luftsauerstoffatmosphaere vernetzbare copolymerisate |
US5298585A (en) | 1993-03-24 | 1994-03-29 | Rohm And Haas Company | Amine-thiol chain transfer agents |
DE4313008C1 (de) | 1993-04-21 | 1994-11-10 | Beiersdorf Ag | Selbstklebemasse auf Acrylathotmelt-Basis, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
US5380790A (en) * | 1993-09-09 | 1995-01-10 | Eastman Chemical Company | Process for the preparation of acrylic polymers for pharmaceutical coatings |
DE4340297A1 (de) | 1993-11-26 | 1995-06-01 | Beiersdorf Ag | Repulpierbarer Haftkleber |
FR2724937B1 (fr) * | 1994-09-28 | 1997-02-07 | Lvmh Rech | Polymeres fonctionnalises, leur procede de synthese, leur utilisation comme agents tensioactifs en particulier dans des compositions cosmetiques et notamment des vernis a ongles |
FR2724843A1 (fr) * | 1994-09-28 | 1996-03-29 | Lvmh Rech | Vernis a ongles contenant des microgels |
FR2724938A1 (fr) * | 1994-09-28 | 1996-03-29 | Lvmh Rech | Polymeres fonctionnalises par des acides amines ou des derives d'acides amines, leur utilisation comme agents tensioactifs en particulier dans des compositions cosmetiques et notamment des vernis a ongles. |
DE19535792A1 (de) | 1995-09-26 | 1997-03-27 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung wiederverwertbarer Faserverbundwerkstoffe |
US7169853B2 (en) * | 1997-10-23 | 2007-01-30 | University Of Florida Research Foundation, Inc. | Polyamide graft copolymers |
US6667368B1 (en) * | 1997-10-23 | 2003-12-23 | University Of Florida Research Foundation | Amino acid functionalized polymers for graft copolymerizations |
JP3628518B2 (ja) * | 1998-07-14 | 2005-03-16 | 三菱レイヨン株式会社 | メタクリル系重合体およびその製造方法 |
DE10039212A1 (de) | 2000-08-11 | 2002-02-21 | Tesa Ag | Verfahren zur Herstellung haftklebriger Polyacrylate unter Verwendung mercaptofunktionalisierter Photoinitiatoren |
JP4221467B2 (ja) * | 2001-04-20 | 2009-02-12 | デュポン エムアールシー ドライフィルム株式会社 | レジスト用光重合性樹脂組成物 |
US7034085B2 (en) | 2002-07-23 | 2006-04-25 | Nuplex Resins, B.V. | Method for polymerizing ethylenically unsaturated monomers by degenerative iodine transfer |
EP1484342B1 (de) * | 2003-06-04 | 2007-09-26 | tesa AG | Kontinuierliches zweistufiges Verfahren zur Herstellung von lösemittelfreien Polyacrylat-Schmelzhaftklebern |
DE102005024246A1 (de) | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Degussa Ag | Copolymere, ein Verfahren zu deren Herstellung und die Verwendung als Bindemittel |
KR100717925B1 (ko) | 2005-06-01 | 2007-05-11 | 주식회사 엘지화학 | 점착제용 아크릴계 에스테르 폴리머 시럽의 제조방법 |
DE102006035787A1 (de) | 2006-07-28 | 2008-03-13 | Tesa Ag | Verfahren zum Stanzen von bei Raumtemperatur nicht tackigen hitzeaktivierbaren Klebmassen |
-
2009
- 2009-08-12 DE DE102009036967A patent/DE102009036967A1/de not_active Withdrawn
-
2010
- 2010-07-27 US US12/844,055 patent/US20110040050A1/en not_active Abandoned
- 2010-07-30 EP EP10171349.3A patent/EP2292669B1/de active Active
- 2010-08-05 CN CN201010247341.0A patent/CN101993512B/zh active Active
- 2010-08-10 TW TW099126596A patent/TWI501984B/zh not_active IP Right Cessation
- 2010-08-11 JP JP2010179913A patent/JP5688833B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-12-18 US US13/717,939 patent/US9410028B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011046943A (ja) | 2011-03-10 |
DE102009036967A1 (de) | 2011-02-17 |
TW201127854A (en) | 2011-08-16 |
US20110040050A1 (en) | 2011-02-17 |
CN101993512A (zh) | 2011-03-30 |
TWI501984B (zh) | 2015-10-01 |
US9410028B2 (en) | 2016-08-09 |
EP2292669A1 (de) | 2011-03-09 |
CN101993512B (zh) | 2015-01-07 |
EP2292669B1 (de) | 2019-05-22 |
US20130123405A1 (en) | 2013-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5688833B2 (ja) | ポリアクリレートの製造方法 | |
US10906997B2 (en) | Crosslinker-accelerator system for polyacrylates | |
US6765078B2 (en) | Method for producing polyacrylates | |
JP6202816B2 (ja) | 高分子量および狭い分子量分布を有する感圧接着剤およびその製造方法 | |
US8519076B2 (en) | Method for producing solvent-free UV-crosslinkable acrylate pressure-sensitive adhesives | |
US10023773B2 (en) | Adhesives, UV-crosslinkable PSAs and bonding agents with UV-crosslinked PSAs | |
US6720399B2 (en) | UV-crosslinkable acrylic hotmelt PSAs with narrow molecular weight distribution | |
US10174139B2 (en) | Crosslinker-accelerator system for polyacrylates | |
JP2004505125A (ja) | 狭い分子量分布を示すアクリレート系接触接着性材料 | |
US9908953B2 (en) | Crosslinker-accelerator system for polyacrylates | |
US9777198B2 (en) | Method for producing cohesive polyacrylate adhesive compounds with a narrow molar mass distribution | |
WO2021225778A1 (en) | Radiation cross linkable acrylic hot melt pressure sensitive adhesive resins exhibiting improved uva photo cure | |
US20060041044A1 (en) | Method for the production of acrylate adhesive materials using metal-sulphur compounds | |
JP4410982B2 (ja) | 狭い分子量分布を有するアクリルpsa |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130628 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under section 19 (pct) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20131007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140218 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140515 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140520 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140617 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140620 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5688833 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |