JP5688581B2 - 楽音信号の記録再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力される楽音信号の録音と録音した楽音信号のループ再生とを行うループレコーダを複数台備えた装置に関する。
書き込み指示を受けるとオーディオ波形データを時系列に順次に記録する一方、ループ再生開始指示を受けると、記録してある1フレーズ分のオーディオ波形データを、ユーザが設定したテンポでループ再生するサンプラーを用いた電子楽器が既に提案されている。特に、オーディオ波形を録音するにあたり、例えばメトロノームの音に合わせてスイッチをオン、オフ操作することによって、熟練等を要しなくても正確な音楽的長さのオーディオ波形を得ることを可能にしたオーディオ波形の記録装置が提案されていた(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3821616号公報(第2−4頁、第1図)
しかしながら、従来のオーディオ波形記録装置にあっては、サンプラーを用いて、単に、入力されたオーディオ波形を時系列に記録する記録モードと、記憶されているオーディオ波形を再生する再生モードとが備わっているだけである。したがって、このサンプラーを複数接続して、夫々からループ再生されたオーディオ波形のリサンプリング(再度サンプリングして記録すること)処理等を実現する術は存在しなかった。しかも、単純に複数接続しただけでは、不要な音楽ソースの重畳等が生じてしまうといった問題があった。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、音楽信号の記録およびループ再生を行うループレコーダを複数台接続しても、夫々からの再生音の不要な重畳を阻止可能な装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、入力される楽音信号をサンプリングして、開始アドレスに対応する記録領域から終了アドレスに対応する記録領域まで順番に記録し、この記録動作が終了すると前記開始アドレスに対応する記録領域から前記終了アドレスに対応する記録領域まで順番に記録されていたサンプリングされた音楽信号をループ状に再生するループレコーダを複数台備えた装置であって、
第1のループレコーダ(10)と、第2のループレコーダ(20)と、第3のループレコーダ(30)と、これら3台のループレコーダの出力を加算する加算部(40)と、自装置の動作制御を行う全体制御部(100)と、を備え、更に前記加算部(40)による加算結果が前記第3のループレコーダ(30)に入力されるに構成し、
前記全体制御部(100)は、
前記第1のループレコーダ(10)と前記第2のループレコーダ(20)とへの楽音信号の入力を許可してこの2台のループレコーダ(10、20)の記録動作を開始させる手段と、
前記2台のループレコーダ(10、20)によるループ再生が開始した後に、前記第3のループレコーダ(30)に前記2台のループレコーダ(10、20)からのループ再生信号を入力させて記録させる手段と、
前記第3のループレコーダ(30)の録音動作が完了したことを把握すると、この第3のループレコーダ(30)によるループ再生動作が行われるよりも前に、前記2台のループレコーダ(10、20)のループ再生動作を停止制御する手段と、を含んで成ることを特徴とする
この発明によれば、全体制御部(100)は、先ず、第1のループレコーダ(10)と第2のループレコーダ(20)とへの楽音信号の入力を許可して、この2台のループレコーダ(10、20)の記録動作を開始させ、次いで、2台のループレコーダ(10、20)によるループ再生が開始した後に、第3のループレコーダ(30)に2台のループレコーダ(10、20)からのループ再生信号を入力させて記録させる。そして、全体制御部(100)は、第3のループレコーダ(30)の録音動作が完了したことを把握すると、この第3のループレコーダ(30)によるループ再生動作が行われるよりも前に、2台のループレコーダ(10、20)のループ再生動作を停止制御する。この結果、第1および第2のループレコーダ(10、20)からのループ再生音と第3のレコーダのループ再生音が重畳されることがなくなる。そして、第3のループレコーダ(30)は、第1および第2のループレコーダ(10、20)からの再生ミックス音をリサンプリングした楽音信号のみをループ再生出力することが可能になる。
本発明によれば、音楽信号の記録およびループ再生を行うループレコーダを複数台接続しても、夫々からの再生音の不要な音重畳を阻止可能な装置を実現できるという効果が得られる。
本発明の実施形態である楽音信号の記録再生装置60の構成図である。 ループレコーダ10(20、30)の構成図である。 装置動作の模式的な説明図である。
以下、本発明を実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「楽音信号」とは楽器の音信号や音声信号等広く音楽信号を含むものである。
(構成)
図1は本発明の実施形態である楽音信号の記録再生装置60の構成図である。ループレコーダ(1)10と、ループレコーダ(2)20と、ループレコーダ(3)30とを有し、これら3台のループレコーダのループ再生出力が加算部40により加算(ミックス)されるように構成されている。また、加算部40の出力信号は、信号線50を介してループレコーダ(3)30の入力信号となるように構成されている。そして、CPU、ROM等で実現される全体制御部100は、ループレコーダ(1)10とループレコーダ(2)20とループレコーダ(3)30との3台のループレコーダの動作を制御可能に構成されている。より具体的には、全体制御部100は、制御線を介してループレコーダ(1)10、ループレコーダ(2)20、ループレコーダ(3)30の動作状態(記憶状態、ループ再生状態)を把握したり、記録動作や再生動作の動作制御を行うように構成されている。
図2は、各ループレコーダ(1)10、(2)20、(3)30の構成図である。ループレコーダ(1)10、(2)20、(3)30は、夫々、制御部1とメモリ部2とを備えており、メモリ部2は、開始アドレス「A0」に対応する記録領域から、順番に終了アドレス「An」に対応する記録領域までを有している。そして、制御部1は、入力される楽音信号を例えば40(kHz)でサンプリングして、開始アドレス「A0」に対応する記録領域から終了アドレス「An」に対応する記録領域まで順番に記録する。図2の例によれば、最初にアドレス「A0」に対応する記録領域にサンプリングした楽音信号を記録し、次に、アドレス「A0」を「1」番地だけ進めてアドレス「A1」に対応する記録領域にサンプリングした楽音信号を記録し、という動作をアドレスの値をインクリメントしながら、これに対応する記録領域にサンプリングした楽音信号を記録する動作を終了アドレス「An」まで行う。そして、この記録動作が終了すると継続して、開始アドレス「A0」に対応する記録領域から終了アドレス「An」に対応する記録領域まで順番に記録されていたサンプリングされた楽音信号をループ状に再生するループ再生動作を行う。このループ再生動作は、開始アドレス「A0」に対応する記録領域に記録されている楽音信号を再生し、次に、アドレス「A0を「1」番地だけ進めてアドレス「A1」に対応する記録領域に記録されている楽音信号を再生し、という動作をアドレスの値をインクリメントしながら、これに対応する記録領域に記録されている楽音信号を再生する動作を終了アドレス「An」まで行い、更に、終了アドレス「An」に対する再生動作が完了したら、再度、開始アドレスに対応する記録領域に記録されていた楽音信号の再生に戻り再生動作を繰り返す、いわばループ状の再生動作を行う。
(装置動作)
次に、図1、図3を参照して装置動作を説明する。先ず、全体制御部100は、ループレコーダ(1)10と、ループレコーダ(2)20とへの楽音信号の入力を許可して、この2台のループレコーダ(1)10、(2)20の記録動作を開始させる。すると、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20は、夫々に備えられている制御部1が、入力されてくる楽音信号を例えば40(kHz)でサンプリングして、夫々のメモリ部2の開始アドレス「A0」に対応する記録領域から順番に楽音信号を記録して、最後に終了アドレス「An」に対応する記録領域にサンプリングされた楽音信号を記録する記録動作を行う。
ループレコーダ(1)10とループレコーダ(2)20の制御部1は、記録動作が完了すると、続けて、開始アドレス「A0」に対応する記録領域から終了アドレス「An」に対応する記録領域まで順番に記録されていたサンプリングされた楽音信号をループ状に再生する再生動作を開始する。この両ループレコーダ(1)10、(2)20からの再生信号は、加算部40によって加算(ミックス)されることになる。
両ループレコーダ(1)10、(2)20の再生開始に応答して、全体制御部100は、信号線50を介して得られる加算部40による加算信号(ミックス信号)を、ループレコーダ(3)30に入力して録音動作を開始させるように制御する。つまり、ループレコーダ(3)30の制御部1は、ミックス信号を例えば40(kHz)でサンプリングして、開始アドレス「A0」に対応する記録領域から終了アドレス「An」に対応する記録領域まで順番に記録する動作を行う。この結果、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20によるループ再生が開始した後に、ループレコーダ(3)30に2台のループレコーダ(1)10、(2)20からのループ再生信号を入力させて記録させることになる。なお、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20によるループ再生が開始した後に、不図示の操作子を操作することによって、全体制御部100は、ループレコーダ(3)30に2台のループレコーダ(1)10、(2)20からのループ再生信号を入力させて記録させることもできる。
そして、全体制御部100は、ループレコーダ(3)30の動作状態の監視を継続し、ループレコーダ(3)30の制御部1による録音動作が完了したことを全体制御部100が把握すると、ループレコーダ(3)30による再生動作が行われるよりも前に、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20の2台のループレコーダの再生動作を(強制的に)停止制御する。つまり、図3(b)に示すように、「LOOP1とLOOP2停止」、即ち、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20のループ再生を停止させた後に、「LOOP3再生開始」即ち、ループレコーダ(3)30のループ再生動作が開始するように装置動作を制御する。
仮に、図3(a)に示すように、時間軸上で「LOOP1とLOOP2停止」が、「LOOP3再生開始」よりも後であれば、ループレコーダ(3)30のループ再生音に、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20のループ再生動作が停止するまで、不要な音(ループレコーダ(1)10、(2)20のループ再生音)が重畳して、所望の音(即ち、ループレコーダ(3)のループ再生音)が得られないことになる。
以上の動作による結果、ループレコーダ(3)30は、ループレコーダ(1)10およびループレコーダ(2)20からの再生ミックス音をリサンプリングした楽音信号のみをループ再生して出力することが可能になる。また、ループレコーダ(1)10とループレコーダ(2)20の再生音をミックスさせて、更にこのミックス音を、例えばループレコーダ(1)10に記録させるように構成することもできる。
以上説明してきたように、本発明は、楽音信号を順次記録すると共にループ再生機能を有する音楽装置に利用することができる。
1 制御部
2 メモリ部
10 ループレコーダ(1)
20 ループレコーダ(2)
30 ループレコーダ(3)
40 加算部
50 ループ
60 楽音信号の記録再生装置
100 全体制御部

Claims (1)

  1. 入力される楽音信号をサンプリングして、開始アドレスに対応する記録領域から終了アドレスに対応する記録領域まで順番に記録し、この記録動作が終了すると前記開始アドレスに対応する記録領域から前記終了アドレスに対応する記録領域まで順番に記録されていたサンプリングされた音楽信号をループ状に再生するループレコーダを複数台備えた装置であって、
    第1のループレコーダと、第2のループレコーダと、第3のループレコーダと、これら3台のループレコーダの出力を加算する加算部と、自装置の動作制御を行う全体制御部と、を備え、更に前記加算部による加算結果が前記第3のループレコーダに入力されるように構成し、
    前記全体制御部は、
    前記第1のループレコーダと前記第2のループレコーダとへの楽音信号の入力を許可してこの2台のループレコーダの記録動作を開始させる手段と、
    前記2台のループレコーダによるループ再生が開始した後に、前記第3のループレコーダに前記2台のループレコーダからのループ再生信号を入力させて記録させる手段と、
    前記第3のループレコーダの録音動作が完了したことを把握すると、この第3のループレコーダによるループ再生動作が行われるよりも前に、前記2台のループレコーダのループ再生動作を停止制御する手段と、を含んで成ることを特徴とする楽音信号の記録再生装置。
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