JP5686149B2 - 塵埃量検知装置及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

塵埃量検知装置及びこれを用いた電気掃除機 Download PDF

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Description

この発明は、塵埃量検知装置及びこれを用いた電気掃除機に関するものである。
集塵容器内の塵埃の集積を検知する塵埃量検知装置が提案されている。当該塵埃量検知装置においては、発信部と受信部とは、集塵容器の外部に設けられる。これに対し、反射部は、集塵容器の内部に設けられる。集塵容器内に塵埃が集積していない場合、発信部が発信した信号は、反射部で反射する。当該信号は、受信部に受信される。これに対し、集塵容器内に塵埃が集積している場合、当該信号は、受信部に受信されない。このため、受信部が受信した信号の強度に基づいて、集塵容器内の塵埃の集積を検知することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許第4900520号公報 特開平5−49576号公報 特開平4−279131号公報 特開2011−206215号公報 特開平7−241265号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、発信部と受信部と反射部との位置関係が明確でない。このため、集塵容器内に塵埃が集積していなくても、受信部が受信する信号の強度が低下する場合もある。この場合、集塵容器内の塵埃の検知精度が低くなる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、集塵容器内の塵埃の集積に対する検知精度を向上することができる塵埃量検知装置及びこれを用いた電気掃除機を提供することである。
この発明に係る塵埃量検知装置は、塵埃を含む空気から塵埃を捕集する集塵容器の外部に設けられた発信部と、前記発信部の信号を発信する部位とは反対側の部位に接した状態で前記発信部に取り付けられた発信部用回転制約部材と、前記集塵容器の外部に設けられた受信部と、前記発信部と前記受信部とを保持した基板と、前記集塵容器の内部に設けられた反射部と、前記集塵容器の外部に設けられ、前記発信部が発信した信号が前記反射部で反射して前記受信部で受信されるように、前記発信部用回転制約部材の外周と前記受信部とを保持し、前記基板を保持した支持部材と、を備えたものである。
この発明に係る塵埃量検知装置は、塵埃を含む空気から塵埃を捕集する集塵容器の外部に設けられた発信部と、前記集塵容器の外部に設けられた受信部と、前記受信部の信号を受信する部位とは反対側の部位に接した状態で前記受信部に取り付けられた受信部用回転制約部材と、前記発信部と前記受信部とを保持した基板と、前記集塵容器の内部に設けられた反射部と、前記集塵容器の外部に設けられ、前記発信部が発信した信号が前記反射部で反射して前記受信部で受信されるように、前記発信部と前記受信部用回転制約部材の外周とを保持し、前記基板を保持した支持部材と、を備えたものである。

この発明に係る電気掃除機は、前記塵埃量検知装置を備えたものである。
この発明によれば、集塵容器内の塵埃の集積に対する検知精度を向上することができる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機全体の斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体から集塵容器を取り外した状態の斜視図である。 図2のA−A線における断面図である。 図2のA−A線における断面図である。 この発明の実施の形態1における塵埃量検知装置の模式図である。 この発明の実施の形態1における塵埃量検知装置の光線図である。 この発明の実施の形態1における塵埃量検知装置の光線図である。 この発明の実施の形態1における塵埃量検知装置が塵埃の集積を検知する際の模式図である。 この発明の実施の形態1における塵埃量検知装置が塵埃の集積を検知する際の集塵量と信号強度との関係を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の支持部材の正面図である。 図12のB−B線における断面図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の発信部の斜視図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の回転制約部材の斜視図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の回転制約部材を発信部に取り付けた際の側面図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の支持部材に基板を取り付ける際の側面図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の基板に発信部と受信部とを接合する直前の側面図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の基板に発信部と受信部とを接合した直後の側面図である。 この発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の支持部材を掃除機本体に取り付ける際の側面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電気掃除機全体の斜視図である。
図1の電気掃除機1の集塵方式は、サイクロン方式である。電気掃除機1において、
掃除機本体2の後部両側には、車輪3が取り付けられる。掃除機本体2の内部には、制御回路基板(図示せず)、コードリール(図示せず)が収容される。コードリールには、電源コード4が巻き付けられる。
掃除機本体2の前端には、サクションホース5の後端が接続される。サクションホース5は、可撓性を有するように蛇腹状に形成される。サクションホース5の前端には、接続パイプ6の後端が接続される。接続パイプ6は、中途で折れ曲がるように形成される。接続パイプ6の前端側には、取手7が設けられる。取手7には、操作スイッチ8が設けられる。接続パイプ6の前端には、吸引パイプ9の後端が接続される。吸引パイプ9は、中空円筒状に形成される。吸引パイプ9の前端には、吸込口体10が接続される。吸込口体10の下面には、吸込口(図示せず)が形成される。
電気掃除機1において、掃除機本体2は、電源コード4が外部電源に接続されることで通電する。この状態で操作スイッチ8が操作されることにより、掃除機本体2が制御される。当該制御により、掃除機本体2内の気圧が低下する。当該気圧の低下は、サクションホース5、接続パイプ6、吸引パイプ9へと伝播する。当該気圧の低下は、最終的に吸込口体10へと至る。その結果、吸込口において、空気の吸引力が発生する。
当該吸引力により、床面上のごみと塵埃とを含んだ空気(含塵空気)が吸込口に吸い込まれる。当該含塵空気は、吸込口体10、吸引パイプ9、接続パイプ6、サクションホース5を通過して掃除機本体2に達する。当該含塵空気は、掃除機本体2内を通過する。この際、掃除機本体2は、当該含塵空気からごみと塵埃とを分離する。ごみと塵埃とは、掃除機本体2に捕集される。ごみと塵埃とが除去された空気は、掃除機本体2から排出される。
次に、図2〜図5を用いて、掃除機本体2を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体から集塵容器を取り外した状態の斜視図である。図4と図5とは図2のA−A線における断面図である。
図2に示すように、掃除機本体2の前端部には、ホース接続部11が設けられる。ホース接続部11は、サクションホース5の後端が接続し得るように形成される。掃除機本体2の側面の一方には、吸引風路12が設けられる。吸引風路12の前端は、ホース接続部11とつながる。掃除機本体2の上部側には、集塵ユニット収容部13が設けられる。集塵ユニット収容部13は、前方側が低く後方にいくほど高くなるように傾斜状に形成される。集塵ユニット収容部13の前方側には、収容部材14が設けられる。集塵ユニット収容部13には、集塵ユニット15が着脱自在に収容される。集塵ユニット15の下側のほぼ半分は、収容部材14に覆われる。集塵ユニット15には、流入口(図示せず)が設けられる。
図3に示すように、吸引風路12の後端には、流出口16が設けられる。流出口16は、集塵ユニット15が集塵ユニット収容部13に収容された際に、集塵ユニット15の流入口と接合されるように形成される。集塵ユニット収容部13の後方側には、排気風路17が形成される。
図4に示すように、集塵ユニット15は、集塵容器18を備える。集塵容器18は、旋回部18aと集塵部18bとを備える。旋回部18aと集塵部18bとは、略円筒状に形成される。旋回部18aは、吸引風路12とつながる。旋回部18aと集塵部18bとは、隔壁19により区画される。隔壁19は、集塵容器18の内壁との間に間隙を形成する。
集塵容器18の内部には、排出管20が設けられる。排出管20は、略円筒状に形成される。排出管20は、集塵容器18と略同心に配置される。排出管20の側壁又は底壁は、隔壁19を保持する。排出管20の側壁の一部には、メッシュ部材21が設けられる。メッシュ部材21は、集塵容器18と排出管20とをつなぐ連通部となる。メッシュ部材21の後方には、フィルタ22が設けられる。フィルタ22の後方には、排出口23が形成される。排出口23は、排気風路17に接続し得るように形成される。
図4に示すように、掃除機本体2において、排気風路17の下方には、電動送風機収容部24が設けられる。電動送風機収容部24には、電動送風機25が収容される。
集塵ユニット収容部13の傾斜面の略中央には、塵埃検知ユニット26が設けられる。塵埃検知ユニット26には、判定部27が接続される。隔壁19には、反射部28が設けられる。反射部28は、塵埃検知ユニット26と対向する。例えば、反射部28は、隔壁19に接着される。例えば、反射部28は、隔壁19に鏡面状に塗装される。例えば、反射部28は、隔壁19に鏡面状に印刷される。反射部28には、帯電防止加工が施される。例えば、反射部28には、帯電防止剤が塗布される。
図4において、電動送風機25が駆動すると、電動送風機収容部24の気圧が低下する。当該気圧の低下は、排気風路17、集塵容器18、吸引風路12へと伝播する。その結果、ホース接続部11から含塵空気が流入する。当該含塵空気は、吸引風路12を通過する。すなわち、吸引風路12は、吸込口体10、吸引パイプ9、接続パイプ6、サクションホース5とともに、含塵空気を掃除機本体2の外部から内部に流入させるための吸引経路の一部として機能する。
当該含塵空気は、流入口を経由して集塵容器18に流入する。当該含塵空気は、旋回部18aの側壁に対して略接線方向に流入する。その結果、当該含塵空気は、旋回気流となる。当該含塵空気には、強制渦領域と準自由渦領域とが形成される。強制渦領域は、中心軸近傍に形成される。準自由渦領域は、強制渦領域の外周側に形成される。
当該含塵空気は、集塵容器18の経路構造と自らの重力とにより下向きに流れる。この際、ごみと塵埃とには、遠心力が作用する。このため、ごみと塵埃とは、旋回部18aの内壁に押し付けられる。その結果、ごみと塵埃とは、空気から分離される。
その後、ごみと塵埃とは、旋回気流に乗って旋回部18aの下方に進む。その後、ごみと塵埃とは、集塵部18bに捕集される。この際、隔壁19は、旋回部18aから集塵部18bへの風(空気)の流入を妨げる。その結果、集塵部18bに集積したごみの再飛散が抑制される。
ごみと塵埃とが除去された空気は、メッシュ部材21を通過する。その後、空気は、排出管20に流入する。その後、空気は、フィルタ22を通過する。この際、フィルタ22は、旋回部18aで分離できなかった微細塵を除去する。その後、空気は、排出口23から排気風路17へと排出される。その後、当該空気は、電動送風機25を通過する。その後、空気は、排気口(図示せず)を経由して掃除機本体2の外部へ排出される。すなわち、排気風路17と排気口は、排気経路として機能する。
掃除機本体2の動作中において、塵埃検知ユニット26は、反射部28に向けて信号を発信する。図4においては、ごみと塵埃とが塵埃検知ユニット26と反射部28との間まで集積していない。この場合、当該信号は、反射部28で反射する。当該信号は、塵埃検知ユニット26に受信される。この場合、判定部27は、集塵部18bに塵埃が集積されていないと判定する。図5においては、ごみと塵埃とが塵埃検知ユニット26と反射部28との間まで集積している。この場合、当該信号は、塵埃検知ユニットに受信されない。この場合、判定部27は、集塵部18bに塵埃が集積されていると判定する。
次に、図6を用いて、塵埃検知ユニット26の構成を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における塵埃量検知装置の模式図である。
図6に示すように、塵埃検知ユニット26は、集塵容器18の外部に設けられる。塵埃検知ユニット26は、発信部26a、受信部26b、基板26cを備える。
発信部26aと受信部26bとは、掃除機本体2の近接したほぼ同一位置に配置される。基板26cは、発信部26aが発信した信号の中心部が反射部28で反射して受信部26bで受信されるように、発信部26aと受信部26bとを保持する。その結果、発信部26aと受信部26bは、反射部28を介して最短距離で結ばれる。
集塵容器18には、集塵容量限界位置29が予め設定されている。集塵容量限界位置29は、集塵部18bに溜められる塵埃の限界量を示す。すなわち、集塵容量限界位置29は、電気掃除機1の集塵性能に影響を与えるおそれがある位置に設定される。逆に言えば、集塵容量限界位置29は、電気掃除機1の集塵性能に影響を与えない集塵量の限界となる位置に設定される。集塵容量限界位置29は、集塵部18bの物理的な容量の限界を示す位置ではない場合もある。
次に、図7と図8とを用いて、塵埃検知ユニット26による信号の送受信を説明する。
図7と図8とはこの発明の実施の形態1における塵埃量検知装置の光線図である。
図7において、発信経路30aは、発信部26aが発信した信号の中心部が反射部28へと至る経路である。受信経路30bは、反射部28で反射した信号の中心部が受信部26bへと至る経路である。発信経路30aと受信経路30bとは、集塵容量限界位置29を通る集塵部18bの底面に対して垂直な面に沿って配置される。発信経路30aと受信経路30bの少なくとも一方は、集塵容量限界位置29と交差するように設定される。
図7において、発信部26aは、集塵容器18の外壁を透過する信号を発信する。例えば、当該信号は、可視光又は赤外線等の電磁波からなる。例えば、当該信号は、超音波からなる。当該信号は、発信経路30aを通って反射部28に達する。当該信号は、反射部28で反射する。当該信号は、受信経路30bを通って受信部26bに達する。当該信号は、受信部26bに受信される。この際、図8に示すように、塵埃が集積している場合、当該信号は塵埃に遮られる。その結果、受信部26bが受信する信号の強度が低下する。
次に、図9と図10とを用いて、判定部27による塵埃の集積の検知を説明する。
図9はこの発明の実施の形態1における塵埃量検知装置が塵埃の集積を検知する際の模式図である。図10はこの発明の実施の形態1における塵埃量検知装置が塵埃の集積を検知する際の集塵量と信号強度との関係を説明するための図である。図10の横軸は時間である。図10の上段の縦軸は集塵容器18内の集塵量である。図10の下段の縦軸は信号強度である。
図9の状態Aにおいては、塵埃が集塵容量限界位置29に達していない。図9の状態Bにおいては、塵埃が集塵容量限界位置29に達している。
図10に示すように、状態Aの場合、受信部26bが受信する信号の強度は、ほぼ一定である。この際、信号の強度は、閾値を上回る。この場合、判定部27は、集塵容器18の塵埃の集積を検知しない。これに対し、状態Bの場合、受信部26bが受信する信号の強度は、ほぼ0となる。この際、信号の強度は、閾値を下回る。この場合、判定部27は、集塵容器18の塵埃の集積を検知する。
以上で説明した実施の形態1によれば、発信部26aが発信した信号の中心部は、反射部28で反射して受信部26bで受信される。すなわち、受信部26bで受信される信号の強度の低下を防止できる。その結果、集塵容器内の塵埃の集積に対する検知精度を向上することができる。
なお、発信部26aと受信部26bと結ぶ線が集塵容器18の高さ方向の中心線と平行になるようにすればよい。この場合、塵埃検知ユニット26の容易に設置することができる。
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の発信部26aと受信部26bとは、基板26cにのみ保持されていた。一方、実施の形態2の発信部26aと受信部26bとは、支持部材31にも保持される。支持部材31は、掃除機本体2の筐体壁面32の内部に固定される。
次に、図12と図13とを用いて、支持部材31を説明する。
図12はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の支持部材の正面図である。図13は図12のB−B線における断面図である。
図12において、支持部材31は、樹脂等で形成される。支持部材31は、平面部31a、ねじ受け部31b、発信部用略筒部31c、受信部用略筒部31dを備える。平面部31aは、略矩形状に形成される。ねじ受け部31bは、平面部31aの端部の少なくとも3箇所に形成される。発信部用略筒部31cは、発信部26aを収容し得るように形成される。受信部用略筒部31dは、受信部26bを収容し得るように形成される。
図13に示すように、発信部用略筒部31cの穴の中心線は、平面部31aに対して垂直である。発信部用略筒部31cの穴は、2段形状である。すなわち、発信部用略筒部31cの穴径は、途中で変わる。
平面部31a側の穴径は、発信部26aが信号を発信する部位とは反対側の部位の最大径よりも小さい。平面部31a側の穴の底面には、複数の穴が形成される。
先端部33a側の穴径は、発信部26aの発信する部位とは反対側の部位の最大径よりも大きい。発信部用略筒部31cの穴の中心線に沿って見た際に、先端部33a側の穴の内周面には、回転規制部(図示せず)が形成される。例えば、先端部33a側の穴の内周面には、切り欠き部が形成される。例えば、先端部33a側の穴の内周面には、突き出し部が形成される。例えば、先端部33a側の穴の内周面は平面と曲面とで形成される。
図13に示すように、受信部用略筒部31dの穴の中心線は、平面部31aの垂線に対してγだけ傾斜する。受信部用略筒部31dの穴は、2段形状である。すなわち、受信部用略筒部31dの穴径は、途中で変わる。
平面部31a側の穴径は、受信部26bが信号を受信する部位とは反対側の部位の最大径よりも小さい。平面部31a側の穴の底面には、複数の穴が形成される。
先端部33b側の穴径は、受信部26bの受信する部位とは反対側の部位の最大径よりも大きい。受信部用略筒部31dの穴の中心線に沿って見た際に、先端部33b側の穴の内周面には、回転規制部(図示せず)が形成される。例えば、先端部33b側の穴の内周面には、切り欠き部が形成される。例えば、先端部33b側の穴の内周面には、突き出し部が形成される。例えば、先端部33b側の穴の内周面が平面と曲面とで形成される。
次に、図14を用いて、発信部26aを説明する。
図14はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の発信部の斜視図である。
図14において、発信部26aは、発光ダイオードである。発信部26aの信号を発信する部位とは反対側には、複数のリード線34が設けられる。発信部26aは、基板26cとの接合に関して極性を有する。
なお、受信部26bは、光センサである。受信部26bの信号を受信する部位とは反対側には、複数のリード線34が設けられる。受信部26bは、基板26cとの接合に関して極性を有する。
次に、図15を用いて、発信部26aに取り付ける部材を説明する。
図15はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の回転制約部材の斜視図である。
図15において、回転制約部材35は、発信部26aのリード線34の本数分の穴を有する。当該穴の径は、発信部26aのリード線34の外径よりも大きい。回転制約部材35の外周面は、発信部用略筒部31cの内周面に対応するように形成される。例えば、回転制約部材35は、発信部26aが発信する信号の中心部を垂線とする面の回転方向の一部に切り欠き部を備える。例えば、回転制約部材35は、発信部26aが発信する信号の中心部を垂線とする面の回転方向の一部に突き出し部を備える。例えば、回転制約部材35は、発信部26aが発信する信号の中心部を垂線とする面の外周が直線と曲線との組み合せとなるように形成される。
なお、受信部26bに取り付ける部材も、同様の回転制約部材35である。回転制約部材35は、受信部26bのリード線34の本数分の穴を有する。当該穴の径は、受信部26bのリード線34の外径よりも大きい。回転制約部材35の外周面は、受信部用略筒部31dの内周面に対応するように形成される。例えば、回転制約部材35は、受信部26bが受信する信号の中心部を垂線とする面の回転方向の一部に切り欠き部を備える。例えば、回転制約部材35は、受信部26bが受信する信号の中心部を垂線とする面の回転方向の一部に突き出し部を備える。例えば、回転制約部材35は、受信部26bが受信する信号の中心部を垂線とする面の外周が直線と曲線との組み合せとなるように形成される。
次に、図16〜図20を用いて、塵埃検知ユニット26の組立手順を説明する。
図16はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の回転制約部材を発信部に取り付けた際の側面図である。図17はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の支持部材に基板を取り付ける際の側面図である。図18はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の基板に発信部と受信部とを接合する直前の側面図である。図19はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の基板に発信部と受信部とを接合した直後の側面図である。図20はこの発明の実施の形態2における塵埃量検知装置の支持部材を掃除機本体に取り付ける際の側面図である。
図16に示すように、発信部26aのリード線34が回転制約部材35の穴に挿入される。その結果、発信部26aの信号を発信する部位とは反対側の部位が回転制約部材35の一面に接する。同様に、受信部26bのリード線が回転制約部材の穴に挿入される。その結果、受信部26bの信号を受信する部位とは反対側の部位が回転制約部材の一面に接する。
次に、図17に示すように、基板26cが支持部材31に固定される。図17においては、基板26cは、スナップフィットにより支持部材31に固定される。なお、スナップフィット以外の方法で、基板26cが固定される場合もある。
次に、図18に示すように、発信部26aが回転制約部材35とともに発信部用略筒部31cに挿入される。同様に、受信部26bが回転制約部材35とともに受信部用略筒部31dに挿入される。
次に、図19に示すように、発信部26aのリード線34が基板26cのスルーホールに挿入される。発信部26aのリード線34と基板26cとは、接合部36により接合される。この際、発信部26aの先端は、発信部用略筒部31cの内部に配置される。同様に、受信部26bのリード線34が基板26cのスルーホールに挿入される。受信部26bのリード線34と基板26cとは、接合部36により接合される。この際、受信部26bの先端は、受信部用略筒部31dの内部に配置される。
次に、図20に示すように、支持部材31のねじ受け部31bが筐体壁面32のねじボス部32aにねじ等で固定される。次に、判定部27が塵埃検知ユニット26に接続される。
以上で説明した実施の形態2によれば、発信部26aと受信部26bとは、支持部材31にも保持される。このため、発信部26aと受信部26bがより確実に保持される。
当該塵埃量検知装置の製造は容易である。また、接合部36の亀裂が生じづらい。このため、塵埃量検知装置は、長期間機能する。すなわち、塵埃量検知装置の信頼性を向上することができる。
当該塵埃量検知装置は、一般的な砲弾型の発光ダイオードや砲弾型の光学センサなどを用いて実現される。すなわち、発信部26aと受信部26bを容易に入手することができる。このため、電気掃除機1の使用者は、塵埃の集積を検知する機能を追加する際に塵埃量検知装置を容易に購入することができる。
また、発信部26aと受信部26bとを同一の基板26c上に設置できる。このため、複雑な形状でなくなる。さらに、塵埃量検知装置単体としても省スペース化を図ることができる。
なお、発信部用略筒部31cと受信部用略筒部31dとにおいて、穴の径が変わる部分から平面部31aにおろした垂線の長さが互いに異なっていてもよい。また、発信部用略筒部31cと受信部用略筒部31dの少なくとも一方が傾斜していればよい。すなわち、発信部用略筒部31cと受信部用略筒部31dとにおいて、穴の径が変わる面が互いに平行でなくてもよい。例えば、発信部用略筒部31cと受信部用略筒部31dの他方が平面部31aと平行な面に対して垂直に形成された場合、ねじ受け部31bは、平面部31aと平行な平面に対して角度を付けて形成される。この場合、支持部材31を樹脂で成形する場合の金型を簡略化できる。その結果、支持部材31を容易に製造できる。
また、発信部26aと受信部26bとには、回転制約部材35が取り付けられる。回転制約部材35の外周は、支持部材31の内周面に保持される。このため、発信部用略筒部31cの内部において、発信部26aが信号を発信する方向に沿った軸を中心軸をとして回転することを防止できる。受信部用略筒部31dの内部において、受信部26bが信号を受信する方向に沿った軸を中心軸として回転することを防止できる。その結果、発信部26aと受信部26bとを基板26cに取り付ける際の極性の誤りを防止できる。
また、発信部26aの先端は、発信部用略筒部31cの内部に配置される。受信部26bの先端は、受信部用略筒部31dの内部に配置される。この場合、発信部用略筒部31cと受信部用略筒部31dとは、信号を遮断する壁面として機能する。すなわち、発信部26aから受信部26bへ直接到達する信号は遮蔽される。このため、受信部26bで受信した全ての信号強度のうち、本来の機能である塵埃量により変化する信号強度の占める割合が大きくなる。その結果、塵埃の集積に対する検知精度をより向上することができる。
また、判定部27が塵埃の集積を検知した旨を表示又音声により使用者に報知する報知手段を備えてもよい。例えば、掃除機本体2又は操作スイッチ8の表示部に塵埃の集積を検知した旨を表示してもよい。この場合、使用者に対し、集塵容器18内の塵埃を捨てることを促すことができる。その結果、集塵容器18内部を清潔に保つことができる。また、使用者に報知する方法として、掃除機の吸込み制御を変化させてもよい。例えば、電動送風機25の回転数を変更させてもよい。
なお、集塵方式がサイクロン方式以外の掃除機に対し、実施の形態1及び2の塵埃量検知装置を適用してもよい。
また、電気湯沸かし器の水量検知等、発信部26aと受信部26bとを対向する位置に配置できない装置の内容物を検知する際に、実施の形態1及び2の塵埃量検知装置を適用してもよい。
1 電気掃除機、 2 掃除機本体、 3 車輪、 4 電源コード、 5 サクションホース、 6 接続パイプ、 7 取手、 8 操作スイッチ、 9 吸引パイプ、 10 吸込口体、 11 ホース接続部、 12 吸引風路、 13 集塵ユニット収容部、 14 収容部材、 15 集塵ユニット、 16 流出口、 17 排気風路、 18 集塵容器、 18a 旋回部、 18b 集塵部、 19 隔壁、 20 排出管、 21 メッシュ部材、 22 フィルタ、 23 排出口、 24 電動送風機収容部、 25 電動送風機、 26 塵埃検知ユニット、 26a 発信部、 26b 受信部、 26c 基板、 27 判定部、 28 反射部、 29 集塵容量限界位置、 30a 発信経路、 30b 受信経路、 31 支持部材、 31a 平面部、 31b ねじ受け部、 31c 発信部用略筒部、 31d 受信部用略筒部、 32 筐体壁面、 32a ねじボス部、 33a、33b 先端部、 34 リード線、 35 回転制約部材、 36 接合部

Claims (7)

  1. 塵埃を含む空気から塵埃を捕集する集塵容器の外部に設けられた発信部と、
    前記発信部の信号を発信する部位とは反対側の部位に接した状態で前記発信部に取り付けられた発信部用回転制約部材と、
    前記集塵容器の外部に設けられた受信部と、
    前記発信部と前記受信部とを保持した基板と、
    前記集塵容器の内部に設けられた反射部と、
    前記集塵容器の外部に設けられ、前記発信部が発信した信号が前記反射部で反射して前記受信部で受信されるように、前記発信部用回転制約部材の外周と前記受信部とを保持し、前記基板を保持した支持部材と、
    を備えた塵埃量検知装置。
  2. 塵埃を含む空気から塵埃を捕集する集塵容器の外部に設けられた発信部と、
    前記集塵容器の外部に設けられた受信部と、
    前記受信部の信号を受信する部位とは反対側の部位に接した状態で前記受信部に取り付けられた受信部用回転制約部材と、
    前記発信部と前記受信部とを保持した基板と、
    前記集塵容器の内部に設けられた反射部と、
    前記集塵容器の外部に設けられ、前記発信部が発信した信号が前記反射部で反射して前記受信部で受信されるように、前記発信部と前記受信部用回転制約部材の外周とを保持し、前記基板を保持した支持部材と、
    を備えた塵埃量検知装置。
  3. 前記支持部材は、前記発信部の信号を発信する部位とは反対側の部位に接する面と前記受信部の信号を受信する部位とは反対側の部位に接する面とが同一でなく平行でないように形成された請求項1又は請求項に記載の塵埃量検知装置。
  4. 前記発信部と前記受信部とは、互いを結ぶ線が前記集塵容器の高さ方向の中心線と平行になるように配置された請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の塵埃量検知装置。
  5. 前記支持部材は、前記発信部と前記受信部とを結ぶ直線上に設けられ、信号を遮断する壁面を備えた請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の塵埃量検知装置。
  6. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の塵埃量検知装置を備えた電気掃除機。
  7. 前記受信部が受信した信号の強度に基づいて、前記集塵容器の塵埃の集積を検知する請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の塵埃量検知装置と、
    前記塵埃量検知装置による塵埃の集積の検知を報知する報知手段と、
    を備えた電気掃除機。
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