JP5685789B2 - ペーパースラッジ灰及び石炭灰中のメタカオリン有効利用方法及び製造装置 - Google Patents
ペーパースラッジ灰及び石炭灰中のメタカオリン有効利用方法及び製造装置 Download PDFInfo
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Description
(1) 本発明の第1の態様は、珪素酸化物・アルミニウム酸化物(Al2O3・2〜3SiO2・2H2O)がPS焼却炉及び石炭ボイラーでの燃焼状態をコントロールし、灰内面から噴出するガスによる多孔性の性質と摂氏600℃以上の熱で結晶水を含まない結晶構造へ変化し、メタカオリン(Al2O3・2〜3SiO2)化することに特徴を有する。また、メタカオリン化する前後では吸油量が30〜45であったものが、50〜70となり、製紙原料となった時に着肉性の優れた性質を発揮し、また、有機性物質の吸着剤としての機能を強く発揮できるようになる。
一般の白色度の低い不純物を多く含む低級カオリンをメタカオリンに読み替えて以降同じように製造できる。
製紙業における製紙原料となる天然白色鉱物は有限であり、また、産地毎に品質が異なり、メタカオリン・有機物複合体が天然鉱石の代用品として安定した品質で、より機能的に活用できる意義は大きい。
図1の構成図において、太線囲みの部分は、製紙業の各工程に対して本発明を組み合わせた一実施例を概略的に示している。本発明は、層状分子構造を有する珪素酸化物・アルミニウム酸化物複合体を対象とし、分子結合状態が四面体構造の頂点の共有の仕方により基本分子構成が特定の構造を取るものに制限したものではない。バイオマス焼却炉や石炭ボイラーといった燃焼炉で摂氏600℃以上に燃焼し、結晶水を払出しメタカオリン化した珪素酸化物・アルミニウム酸化物複合体が好適である。製紙原料に使用されるカオリン、ホワイトカーボン、クレー、タルク、ベントナイトがPSボイラーで燃焼され集塵されたもの、また、製造工程から残液回収したもの、石炭由来のフライアッシュ、ボトムアッシュに限らず、本発明を適用可能な層状分子構造を有する珪素酸化物・アルミニウム酸化物に適用される。PS灰は再生使用のため、成分は省略する。一般的な石炭灰の成分はれき青炭、亜れき青炭、無煙炭を対象とし、SiO2:40〜70重量%、Al2O3:17〜32重量%、Fe2O3:2〜20重量%、CaO:0.1〜16重量%、MgO:0.4〜2.1重量%、SO3:0.3〜6.5重量%、Na2O:0.1〜2.7重量%、Cl:0.02重量%未満、F:0.01重量%未満である。豪州産褐炭は成分が本発明に不向きなので、成分は省略する。データからも判るように石炭灰は珪酸化物とアルミニウム酸化物の比が2〜3:1で、灰全体の約65〜95重量%を珪酸化物・アルミニウム酸化物複合体で構成していることを示している。重量成分比(SiO2+Al2O3)/(Fe2O3+CaO+MgO)を酸性率と呼び、酸性率を灰の性状の指標とできる。本発明に有利な産地の石炭由来の灰分をSiO2/Al2O3の比及び酸性率で管理し、用途別に使分ける。以降灰成分を総称してメタカオリンと呼び、主成分であるメタカオリンに本発明を適用する。
メタカオリンテスト条件
試料1:コート紙10gを燃焼し、集まった灰を更にるつぼに入れ摂氏600℃以上で完全燃焼させ残った灰中の無機質を回収し、無機質中のメタカオリン化した灰成分に本発明を適用する。灰分は2.5g発生した。
コート紙を燃焼したものは、ペーパースラッジを燃焼したものと同じである。
灰の白色度はJIS80度以上のコート紙を基準と比較し、灰色に色相が変化し、そのままでは製紙原料として使用できないものであった。
試料2:石炭10gを燃焼し、集まった灰を更にるつぼに入れ摂氏600℃以上に完全燃焼させ残った灰中の無機質を回収し、無機質中のメタカオリン化した灰成分に本発明を適用する。灰分は1.5g発生した。
灰の白色度はJIS80度以上のコート紙を基準と比較し、灰色に色相が変化し、そのままでは製紙原料として使用できないものであった。
試薬:a蒸留水 (市販品)
b〜d強誘電体試薬
bウレア (市販品) 純度99重量%以上無色結晶を蒸留水で16.7
重量%水溶液にして使用。
大洋製薬株式会社製
cエタノール(市販品) 純度99.5重量%以上無色液体
健栄製薬株式会社製
dグリセリン+エタノール混合液(市販品) 無色液体 液体歯磨き液
花王株式会社
1)メタカオリン・有機物複合体製造テスト
白色度がJIS80度よりも低下した灰を白色度基準のコート紙、カオリン原料と対比し、同じ白色度以上(一定基準以上)になるか評価する。
<テスト>
試料1PS灰、試料2石炭灰の各0.2gに対して、摂氏23℃(常温)で試薬a、b、c、d、1.5gを添加した。
<試験結果>
試料1PS灰、試料2石炭灰の試薬添加前、コート紙(基準紙)、カオリン原料と対比し、試薬添加前の灰色からコート紙(基準紙)、カオリン原料(天然石)と同等以上の白色に変化した。また、メタカオリン・有機物複合体となったサンプルを再度るつぼで摂氏600℃燃焼した結果、有機成分が変化し、茶色を帯びた灰になった。乾燥に留意する必要があり、必要以上に加熱するとメタカオリン・有機物複合体の成分、結晶構造が変化することを示している。品質を維持できる温度で水分を揮発させることで、白色化した天然鉱石の代用品として使用することが可能である。
2)メタカオリン・有機物複合体のインク吸着性能(脱インク)の確認テスト
再度試料1PS灰、試料2石炭灰のメタカオリン・有機物複合体1.5g用意し、摂氏23℃(常温)でインク水溶液に入れ、攪拌し1時間放置した。
<試験結果>
着色成分を吸着し、溶液の底にメタカオリン・有機物複合体が沈降し、メタカオリン・有機物複合体を加えないインク水溶液と対比し、清澄していることを確認した。
3)メタカオリン・有機物複合体の結晶構造の確認。
3)−a水熱条件で、メタカオリン・有機物複合体1.5gを摂氏120℃で1時間加熱し、結晶構造を確認する。
厳密には異なるが、溶媒を水からサラダ油に替え、メタカオリン・有機物複合体を含ませて、テストは摂氏120℃で1時間加熱し、結晶構造の変化を確認した。
3)−b水熱条件で、メタカオリン・有機物複合体1.5gを摂氏200℃で1時間加熱し、結晶構造を確認する。
厳密には異なるが、溶媒を水からサラダ油に替え、メタカオリン・有機物複合体を含ませて、テストは摂氏200℃で1時間加熱し、結晶構造の変化を確認した。
<試験結果>
3)−aの条件ではテスト前に比べ、メタカオリン・有機物複合体が微粒化し、均一に溶媒に分散し、浮遊するようになった。顕微鏡で観察すると球状となった結晶構造が増加している。
3)−bの条件ではテスト前に比べ、メタカオリン・有機物複合体が集合し、平板状の結晶を構成し、小さな塊を成形している。顕微鏡で観察すると平板状の結晶構造が増加している。
4)PS灰、石炭灰のメタカオリン・有機物複合体のアルカリ煮沸による珪酸ソーダ製造テスト。
石炭灰92gに尿素水をインターカレートし、苛性ソーダ50g、水140gを100℃で煮沸し続け、蒸発水分を湯で補充しながら、珪酸ソーダが製造できることを確認した。また、酸性白土(珪酸アルミニウム)、活性白土(活性珪酸ゲル無定形)からも製造できることが確認できた。
5)珪酸ソーダ(+水酸化アルミニウム)の溶液に硫酸を混合し、無結晶硫酸ナトリウム・珪素酸化物・アルミニウム酸化物複合体(ゲル状)を製造テスト。
珪酸ソーダ(+水酸化アルミニウム)174g(濃度40重量%)、硫酸76g(濃度45重量%)に希釈水を混合し、1000mLになるように調整し、反応を確認した。無結晶硫酸ナトリウム・珪素酸化物・アルミニウム酸化物複合体(ゲル状)が生成するのが確認できた。
6)メタカオリン・有機物複合体硫酸処理後の廃液を用いたカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体製造テスト。
廃液900g、生石灰30gを混合し、一旦加熱して、徐々に冷却し放置した。廃液pHを測定したところ、pHが7から10の間にあったことからカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体ができたことが確認できた。
7)塗工液製造と塗工テスト(白色度JIS80度)
カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物有機物複合体を抄紙工程において、80重量%と重質カルシウム10重量%と配合し、塗工液用顔料が液総重量の90重量%を占めるように製造し、また、塗工液用顔料の他に酸化澱粉10重量%を塗工液に配合し、紙匹表面へ両面で、12〜15g/m2に塗工して、アイロンで表面に光沢を出し、白色度JIS80度の塗工紙と対比試験を行った。
<試験結果>
メタカオリン・有機物複合体を原料としても基準紙と同等な塗工紙ができた。
8)酸性白土(珪酸アルミニウム)、活性白土(活性珪酸ゲル無定形)のリグニン質含有の吸着剤テスト
8)−a木片を煮立てリグニン質を溶出させた水溶液にメタカオリンを混合・撹拌し、混含しなかったものと状態の変化を対比し、吸着効果の確認を行った。
<試験結果>
酸性白土(珪酸アルミニウム)、活性白土(活性珪酸ゲル無定形)を混合しなかったものは、水溶液が黒色に着色したままであるが、酸性白土(珪酸アルミニウム)、活性白土(活性珪酸ゲル無定形)を混合したものは、無色層と黒色層に分離し、上澄み液が清澄することを確認した。また、吸着剤として酸性白土(珪酸アルミニウム)、活性白土(活性珪酸ゲル無定形)が機能することが確認されている。
9)カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物複合体製造テスト
メタカオリン・有機物複合体(テストではaウレア、bチオウレアをインターカレートしたものを使用)を1.5g準備し、試料aでは生石灰0.3g、試料bでは生石灰0.27gと混合し、るつぼへ投入し、水3mlで溶解後、60〜95℃の間で加熱し、カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物複合体が生成することを確認。生成したカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物複合体の白色度を基準試料と対比し、白色度を確認する。
<試験結果>
試料a、資料bそれぞれから白色度80度以上(推定で95度程度)のカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物複合体が生成されたのを確認できた。
10)パルプ手抄き試験による炭酸カルシウムの歩留テスト
550カナディアンスタンダードフリーネスの新聞紙由来のパルプ絶乾0.04gにカチオン化デンプン0.16mgと粘土性物質0.16mgを配合し、炭酸カルシウム6mgを配合し、1000mLになるように水で希釈分散させた状態で、手抄きでパルプシートを作り、5分間置き、パルプに残留している炭酸カルシウム歩留を確認した。
<試験結果>
炭酸カルシウムが75重量%パルプシートに残留し、歩留効果があることが確認できた。
<まとめ>
テストの結果、PS、石炭灰中のメタカオリンに強誘電体である有機物を加え、白色化できたことで、多岐に亘る有効利用の可能性を示している。公開特許文献5、8、10からも特に製紙業に重要な白色鉱物系の代用品として使用が可能なことを示している。
高品質、機能的原材料として、製造コストを抑え、環境対応型の新規製品を製造することができる。
石炭燃焼により12重量%アッシュ分が生成。不足分は電力会社より補充する。
コート紙を塗工液顔料に従来のカオリン処方とカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体、メタカオリン・有機物複合体を使用した場合の経済効果を試算する。
例)仮に製紙業界でコート紙1トン当たりの生産に消費するエネルギーを2,830×106kCal/tとした場合、一般的に17.8×106kCal/tを石炭ボイラーで賄っており、石炭使用量は2,871kg/t(6,200kCal/kg)となる。このとき、発生する石炭灰の量は、石炭使用量の約12重量%で345kg/tである。一般的にコート紙重量の10〜30重量%が塗工液を乾燥させたもので、そのうち、65重量%をメタカオリン・有機物複合体とカオリンを振替えて使用するとした場合、塗工液に使用する顔料に見合う石炭灰を有効利用できる可能性がある。大幅に石炭灰の埋設量を減らし、天然石の使用量を削減することができる。結果的に外国からの天然石の輸送が減り、二酸化炭素削減に寄与することができる。
<結 果>
薬品加工費を試算した場合、塗工液へのメタカオリン・有機物複合体配合65重量%振替で最終製品売価の5〜8%コスト削減が可能となる見込みである。また、カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体をダブル塗工で塗工し、カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体を15〜30重量%配合、メタカオリン・有機物複合体35〜50重量%配合した場合、最終製品売価の3〜6%コスト削減が可能となる見込みである。
2 回転子
3 ビーズ(0.5〜3mm) ガラスビーズまたはジルコニア製
4 原料出口
5−a 反応器キャップ
5−b 反応器胴体
6 加熱蒸気入口
7 原料入口
8 原料出口
9 加熱蒸気ドレンまたは結露、漏洩ドレン放出口
10 電気ヒータコイル
11 KP排水入口/再生吸着剤投入ガス排出/吸着剤排出用吸気口
12 吸着剤
13 KP排水排出口
14 再生吸着剤入口
15 吸着剤排出口
16 マルチレーザ照射装置
17 脱気反応装置
17−a 分散板
17−b 排気口
17−c 再生吸着剤出口
17−d 堰板
20 吸収剤流入口
30 反応液
40 酸性物質/揮発性有機物
50 排水受入ヘッドタンク
51 原料リジェクト用レーキ
52 サンドフィルタ入口原料スクリーン
53 サンドフィルタ用濾剤
54 サンドフィルタ目詰まり逆先装置
55 濾過排水放出口ハンドコントロールバルブ
56 濾過排水放出口
57 回収原料リジェクトシュート
58 廃水リジェクトタンク
59 原料回収タンク
60 KP排水吸着処理設備移送ポンプ
61 KP製造工程へ返却
62 KP排水吸着処理設備移送ポンプ
70 原料入口
71 胴体
71−a 平底板
71−b 傾斜底
72 放出ノズル
73 集塵機バグフィルタ
74 集塵機ブロア
75 アジテータ
80 原料入口
81 加圧・給気ノズル
82 濃縮原料
83 濾液放出口
84 脱水用セクタ
85 回収原料受入シュート
86 洗浄機・濃縮機フード
Claims (29)
- ペーパースラッジ又はボイラー用の石炭燃焼を燃焼させ得られた灰を、更に摂氏600℃以上で熱処理し得られる結晶水を含まない珪素酸化物・アルミニウム酸化物複合体(化学式Al2O3・2〜3SiO2で示され、以降メタカオリンと呼ぶ)に重量比0.1〜1.2の比率で強誘電体である有機化合物群(メタノール、エタノールの1価又はグリコールの多価アルコール類、アセトン、アセトアミド、アセトニトリル、クエン酸、アルデヒド化合物、酢酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、ケトンを有する化合物、チオウレア、ウレア、オキソニウムイオン、ホルムアルデヒド、ヒドラジン)をインターカレートし、均一に白色化したメタカオリン・有機物複合体の製造方法。
- 請求項1の製造方法により得られるメタカオリン・有機物複合体をメディアの直径0.5〜3mmの湿式又は乾式粉砕機と分級機を使用し、粒子径40μm以下、白色度50度以上とするメタカオリン・有機物複合体の製造方法。
- 請求項2の製造方法により得られるメタカオリン・有機物複合体に苛性ソーダを添加し摂氏100〜220℃で煮沸する非結晶構造物質珪酸ソーダ(水ガラス)の製造方法。
- 請求項3の製造方法により得られる非結晶構造物質珪酸ソーダ(水ガラス)に硫酸または硫酸アルミニウムを添加した後、希釈水を添加し比重2〜2.2、白色度JIS90度以上のナトリウム、珪素、アルミニウムの酸化物及び硫酸塩ゲル状物質の製造方法。
- 請求項4の製造方法により得られるナトリウム、珪素、アルミニウムの酸化物及び硫酸塩ゲル状物質を抄紙工程で1〜30重量%製紙原料に配合する紙匹の製造方法。
- 請求項3の製造方法により得られる非結晶構造物質珪酸ソーダ(水ガラス)に硫酸または硫酸アルミニウム、炭酸カルシウムを添加し、比重2〜2.2、白色度JIS90度以上のナトリウム、珪素、アルミニウム、カルシウムの酸化物及び硫酸塩ゲル状物質の製造方法。
- 請求項6の製造方法により得られるナトリウム、珪素、アルミニウム、カルシウムの酸化物及び硫酸塩ゲル状物質を抄紙工程で1〜30重量%製紙原料に配合する紙匹の製造方法。
- 請求項3の製造方法によって得られる非結晶構造物質珪酸ソーダ(水ガラス)をDIP仕込み工程及び脱墨工程で脱墨助剤として使用するDIP原料の製造方法。
- 請求項2の製造方法によって得られるメタカオリン・有機物複合体のスラリー溶液を2時間〜2ヶ月間、摂氏90〜300℃の熱水作用領域で煮沸し、粒度分布0.02〜5μm、比重1.55〜1.6、白色度JIS80度以上の板状若しくは球状結晶構造物質を製造する方法。
- 請求項9の製造方法によって得られる板状若しくは球状結晶構造物質を抄紙工程において、パルプ原料に1〜30重量%配合する紙匹の製造方法。
- 請求項9の製造方法によって得られる板状若しくは球状結晶構造物質を抄紙工程において、10〜90重量%、市販カオリンを0〜80重量%と重質カルシウム0〜10重量%と配合し、塗工液用顔料が液総重量の50〜90重量%を占めるように製造し、また、塗工液用顔料の他にバインダー(酸化澱粉、ラテックス)10〜30重量%及び防腐剤、ダスティング防止剤、染料を塗工液に配合し、サイズプレス及びコートマシンにて紙匹表面へ両面で12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗工する白色度JIS80度以上の紙匹の製造方法。
- 請求項2の製造方法によって得られるメタカオリン・有機物複合体を15〜45重量%硫酸に添加後、摂氏90〜105℃で煮沸し、アルミニウム酸化物を溶出させ、3〜5時間処理してアルミニウム酸化物を30〜50重量%溶出させた酸性白土(珪酸アルミニウム)の製造方法。
- 請求項2の製造方法によって得られるメタカオリン・有機物複合体を15〜45重量%硫酸に添加後、摂氏90〜105℃で煮沸し、アルミニウム酸化物を溶出させ、6〜12時間処理してアルミニウム酸化物の大半を溶出させ構造の崩壊による活性白土(活性珪酸ゲル無定形)を製造する方法。
- 請求項12の製造方法によって得られる酸性白土を、抄紙工程においてパルプ原料に0〜30重量%配合する紙匹を製造方法。
- 請求項13の製造方法によって得られる活性白土(活性珪酸ゲル無定形)を、抄紙工程においてパルプ原料に0〜30重量%配合する紙匹を製造方法。
- 請求項12の製造方法によって得られる酸性白土若しくは請求項13の製造方法によって得られる活性白土を10〜90重量%、市販カオリンを0〜80重量%、重質カルシウム0〜10重量%と配合し、塗工用顔料が液総重量の50〜90重量%を占めるように製造し、また、塗工液用顔料の他にバインダー(酸化澱粉、ラテックス)10〜30重量%及び防腐剤、ダスティング防止剤、染料を配合した塗工液に配合し、サイズプレス及びコートマシンにて紙匹表面へ両面で12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗工する白色度JIS80度以上の紙匹を製造する方法。
- 請求項12の製造方法によって得られる酸処理後の廃液及び/又は請求項13の製造方法によって得られる酸処理後の廃液を貯留し、濾液、廃液中のSS成分を凝集沈殿のために使用する硫酸アルミニウムを主体とする凝集剤の製造方法。
- 請求項12の製造方法によって得られる酸処理後の廃液及び/又は請求項13の製造方法によって得られる酸処理後の廃液と水酸化カルシウムを反応させ、カルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体の製造方法。
- 請求項18の製造方法によって得られるカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体を抄紙工程において、10〜90重量%、市販カオリンを0〜80重量%、重質カルシウム0〜10重量%と配合し、塗工用顔料が液総重量の50〜90重量%を占めるように製造し、また、塗工液用顔料の他にバインダー(酸化澱粉、ラテックス)10〜30重量%及び防腐剤、ダスティング防止剤、染料を配合した塗工液に配合し、サイズプレス及びコートマシンにて紙匹表面へ両面で12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗工した紙匹の製造方法。
- 請求項2の製造方法により得られるメタカオリン・有機物複合体または請求項9の製造方法によって得られる板状若しくは球状結晶物質を混合した塗工液をアンダーコートし、請求項18のカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・硫酸カルシウム複合体0〜90重量%と請求項2の製造方法により得られるメタカオリン・有機物複合体を0〜90重量%、市販カオリンを0〜80重量%、重質カルシウム0〜10重量%と配合し、塗工用顔料が液総重量の50〜90重量%を占めるように製造し、また、塗工液用顔料の他にバインダー(酸化澱粉、ラテックス)10〜30重量%及び防腐剤、ダスティング防止剤、染料を塗工液に配合し、サイズプレス及びコートマシンにて塗工液をアンダーコート、トップコートの塗工量が合計して紙匹表面(両面)へ12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗布した白色度JIS80度以上の紙匹の製造方法。
- 請求項20の紙匹の製造方法において、メタカオリン・有機複合体の代わりに、請求項12の製造方法により得られる酸性白土、請求項13の製造方法により得られる活性白土(活性珪酸ゲル無定形)若しくは請求項4の製造方法により得られるナトリウム、珪素、アルミニウムの酸化物及び硫酸塩ゲル状物質、請求項6の製造方法により得られるナトリウム、珪素、アルミニウム、カルシウムの酸化物及び硫酸塩ゲル状物質を各0〜90重量%を使用し、アンダーコート及びトップコート用塗工液を製造し、サイズプレス及びコートマシンにてアンダーコート及びトップコートの塗工量が合計して紙匹表面(両面)へ12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗布した白色度JIS80度以上の紙匹の製造方法。
- 請求項21の紙匹の製造方法において、アンダーコート、トップコート用塗工液を組替えて、サイズプレス及びコートマシンにてアンダーコート及びトップコートの塗工量が合計して紙匹表面(両面)へ12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗布した白色度80度以上の紙匹の製造方法。
- インターカレート反応が10〜150℃で実行されることを特徴とする請求項1に記載のメタカオリン・有機物複合体の製造方法。
- インターカレート反応が0.5〜144時間で実行されることを特徴とする請求項1に記載のメタカオリン・有機物複合体の製造方法。
- インターカレート反応が3〜36時間で実行されることを特徴とする請求項1に記載のメタカオリン・有機物複合体の製造方法。
請求項24に重複するので、削除可能? - 請求項2の製造方法によって得られるメタカオリン・有機物複合体と生石灰を定量配合した後、水を添加後、60〜210度で加熱し、白色度JIS80度以上のカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物複合体の製造方法。
- 請求項26の製造方法によって得られるカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物複合体を抄紙工程において、パルプ原料に1〜30%重量%配合する紙匹の製造方法。
- 請求項26の製造方法によって得られるカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物有機物複合体を抄紙工程において、10〜90重量%、市販カオリンを0〜80重量%と重質カルシウム0〜10重量%と配合し、塗工液用顔料が液総重量の50〜90重量%を占めるように製造し、また、塗工液用顔料の他にバインダー(酸化澱粉、ラテックス)10〜30重量%及び防腐剤、ダスティング防止剤、染料を塗工液に配合し、サイズプレス及びコートマシンにて紙匹表面へ両面で12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗工する白色度JIS80度以上の紙匹を製造する方法。
- 請求項20、22の紙匹の製造方法において、メタカオリン・有機複合体の代わりに、請求項26の製造方法によって得られるカルシウム酸化物・アルミニウム酸化物・珪素酸化物有機物複合体を使用し、アンダーコート及びトップコート用塗工液を製造し、サイズプレス及びコートマシンにてアンダーコート及びトップコートの塗工量が合計して紙匹表面(両面)へ12g/m2以下、12〜15g/m2、15〜20g/m2の範囲のグレード毎に塗布した白色度JIS80度以上の紙匹を製造することに特徴のあるメタカオリン・有機物複合体の製造方法。
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