JP5685379B2 - 窒化物半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、窒化物半導体装置及び窒化物半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、サファイア基板の表面にGaN層が形成されている発光ダイオードが開示されている。サファイアは熱伝導率が低いため、半導体層で発生する熱をサファイア基板を通じて周囲に放熱する場合に、その放熱性が十分とはいえない。特許文献1の発光ダイオードでは、サファイア基板の裏面から溝を形成し、この溝にサファイアよりも熱伝導率が高い材料を充填して高熱伝導層を形成するようにしている。この発光ダイオードでは、高熱伝導層を形成したことによって基板全体の熱伝導率が高くなるため、半導体層で発生する熱を高熱伝導層が充填された基板を通じて周囲に効率よく放熱することができる。
特開2007−96300号公報
サファイア基板上にGaN層が形成されるHEMTに、特許文献1の技術を適用した場合、HEMTの半導体層で生じる熱を、高熱伝導層が充填された基板を通じて効率よく放熱させることができる。一方、HEMTには、ゲート電極が形成される部位の結晶欠陥を少なくすることも要求される。従来の技術を利用して基板の放熱性が高くて半導体層の結晶欠陥が少ないHEMTを製造する場合、放熱性向上のために基板の裏面から溝を形成して高熱伝導層を形成する工程と、その工程とは別に、GaN層の結晶欠陥を低減するための工程とを行う必要があり、製造工程が複雑となる。
本明細書に開示される発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板の放熱性が高くて窒化物半導体層の結晶欠陥が少ない窒化物半導体装置の簡易な製造方法を提供することにある。また、他の目的は、基板の放熱性が高くて窒化物半導体層の結晶欠陥が少ない窒化物半導体装置を提供することにある。
本明細書に開示の窒化物半導体装置の製造方法は、窒化物半導体が成長する基板の表面に窒化物半導体の膜を形成する成膜工程と、溝が形成されている部位と溝が形成されていない部位とが交互に出現する縞状となるように、前記窒化物半導体の膜の上端から前記基板の内部に達する深さの溝を形成する溝形成工程と、前記溝形成工程の後に、前記窒化物半導体の膜を種結晶として、第1窒化物半導体からなる第1半導体層を結晶成長させる工程と、を備えている。窒化物半導体装置の製造方法は、前記第1半導体層の上にp型窒化物半導体層を堆積させる工程と、堆積した前記p型窒化物半導体層の前記溝の直上となる部位に開口を形成する工程と、前記開口の中および前記p型窒化物半導体層の上に前記第1半導体層を更に結晶成長させる工程と、前記第1半導体層の上に前記第1窒化物半導体とはバンドギャップが異なる第2窒化物半導体からなる第2半導体層を結晶成長させる工程と、を備えている。窒化物半導体装置の製造方法は、前記第2半導体層の上の前記溝および前記開口の直上となる部位にゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、前記第2半導体層の上にソース電極を形成する工程と、前記基板の裏面側から前記溝が露出するまで前記基板を切削する切削工程と、前記基板の裏面側から前記基板を形成する材料よりも熱伝導性が高い高熱伝導性材料を前記溝に充填し、前記基板の裏面側にドレイン電極を形成する充填工程とを備えている。
本明細書に開示される窒化物半導体装置の製造方法は、成膜工程と溝形成工程と成長工程と充填工程とを備えている。成膜工程では、窒化物半導体が成長する基板の表面に窒化物半導体の膜を形成する。溝形成工程では、膜の上端から基板の内部に達する深さの溝を形成する。成長工程は、溝形成工程の後に行われ、窒化物半導体の膜を種結晶として窒化物半導体からなる半導体層を結晶成長させる。充填工程は、成長工程の前又は後に行われ、基板を形成する材料よりも熱伝導性が高い高熱伝導性材料を溝に充填する。
上記構成の半導体層は、一層の半導体層で構成されてもよいし、複数層の半導体層で構成されていてもよい。上記構成では、基板及び窒化物半導体の膜に溝を形成した後に、窒化物半導体の膜を種結晶として窒化物半導体を結晶成長させる。膜から直接成長した半導体層は、窒化物半導体が横方向に成長するため、溝の直上にあたる部位では窒化物半導体が横選択成長することとなる。したがって、この半導体層では、溝の直上にあたる部位が、そうでない部位と比較して結晶欠陥を少なくすることができる。また、この半導体層は、溝の直上にあたる部位の結晶欠陥が少ないため、この半導体層の上にさらに半導体層を積層させる場合も、積層された半導体層では溝の直上となる部位の結晶欠陥をそうでない部位と比較して少なくすることができる。このように、基板に高熱伝導性材料を充填するための溝を利用して、窒化物半導体を横選択成長させることができるため、簡易な方法で半導体層の結晶欠陥を低減することができる。また、溝には、基板よりも熱伝導性が高い高熱伝導材料が充填されるため、半導体層で発生する熱を、基板に充填される高熱伝導材料を通じてその周囲へ効率よく放熱することができる。
本明細書に開示される窒化物半導体装置の製造方法では、充填工程に先立って成長工程を実施するとともに、成長工程の後に、基板の裏面側から溝が露出するまで基板を切削する切削工程を実施することが好ましい。この場合、充填工程では、基板の裏面側から高熱伝導性材料を充填する。
上記構成では、基板を切削することにより基板を薄型化できるため、半導体層で生じる熱の放熱性がより一層向上する。
また、溝に高熱伝導性材料を充填した後に半導体層を形成する場合、高熱伝導材料として用いる材料には、その表面から窒化物半導体が成長しない材質であるとともに、窒化物半導体を成長させる際に用いるガスや高温の温度条件に耐え得る材質であることが要求されるため、高熱伝導材料として使用できる材料が制限される。この点、上記構成では、半導体層の成長工程の後に、高熱伝導材料を充填するため、高熱伝導性材料として使用できる材料の幅が広がる。
本明細書に開示される窒化物半導体装置の製造方法の一つでは、溝形成工程において、溝が形成されている部位と溝が形成されていない部位とが交互に出現する縞状となるように溝を形成する。また、前記成長工程では、第1窒化物半導体からなる第1半導体層を成長させた後に、第1半導体層の表面に第1窒化物半導体とはバンドギャップが異なる第2窒化物半導体からなる第2半導体層を成長させる。さらに、この製造方法では、第2半導体層上の溝の直上となる部位にゲート電極を形成するゲート電極形成工程とが付加されている。
第1半導体層は、種結晶から直接成長した半導体層であることもあれば、この半導体層の上に積層された別の半導体層であることもある。いずれの場合においても、第1半導体層と第2半導体層のバンドギャップが異なる。したがって、第1半導体層と第2半導体層との界面に二次元電子ガスが生じる。また、第2半導体層上にゲート電極を形成するとは、第2半導体層の表面に直接ゲート電極が形成されている場合と、第2半導体層の表面に他の層を介してゲート電極が形成されている場合を含む。
半導体装置では、溝の直上となる部位にゲート電極を形成することにより、半導体層の結晶欠陥が少ない部位にゲート電極を形成することができる。溝が縞状に形成されているために、ゲート電極が形成される部位と形成されない部位とが交互に縞状になる。溝が配列される縞に沿って素子分離を容易に行うことができる。
本明細書に開示される窒化物半導体装置の製造方法の一つでは、高熱伝導性材料は、導体である。
上記構成では、基板の溝に導体を充填することによって、横選択成長した半導体層の裏面が導体と接触する。この導体をたとえばドレイン電極として利用し、半導体層の表面にソース電極を形成すれば、縦型の窒化物半導体装置を製造することができる。
本明細書に開示される窒化物半導体装置は、窒化物半導体が成長する基板となるとともに溝が形成されている基板と、その溝に充填されているとともに基板を形成する材料よりも熱伝導度が高い高熱伝導性材料が充填されている充填部とを備えている。また、窒化物半導体装置は、溝が形成されていない部位において基板の表面に形成されている窒化物半導体の膜と、その膜を種結晶として結晶成長した第1窒化物半導体からなる第1半導体層と、第1窒化物半導体とはバンドギャップが異なる第2窒化物半導体からなる第2半導体層とを備えている。窒化物半導体装置は、第2半導体層上に形成されているゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極の少なくとも一方とを備えている。
上記構成において、第1半導体層は、種結晶から直接成長した半導体層であることもあれば、この半導体層の上に積層された別の半導体層であることもある。上記構成では、第1半導体層と第2半導体層との界面に二次元電子ガスが生じるため、ソース電極及びドレイン電極間の電子の移動度が向上する。
また、本明細書に開示される窒化物半導体装置では、ゲート電極が、第2半導体層上の充填部の直上となる部位に形成されていることが好ましい。
種結晶から直接成長した半導体層では、充填部の直上となる部位では窒化物半導体が横選択成長するため、充填部の直上となる部位では結晶欠陥が少ない。したがって、この半導体層に積層される各半導体層においても、充填部の直上となる部位の結晶欠陥が少なくなる。半導体層に生じる二次元電子ガス層では、結晶欠陥が少ない部位で電子濃度のばらつきが少なくなる。第1半導体層と第2半導体層との界面に生じる二次元電子ガス層の電子濃度は、充填部の直上となる部位では、ばらつきが少なく安定している。
二次元電子ガス層においてゲート電極の直下となる部位の電子濃度によって、ソース電極及びドレイン電極間の通電状態を切り換えるためにゲート電極に印加する電圧のしきい値が変化する。上記構成では、ゲート電極は充填部の直上となる部位に形成されるため、ゲート電極の直下では二次元電子ガス層の電子濃度のばらつきが少なく安定している。したがって、窒化物半導体装置の製品個体差よって、ゲート電極に印加する電圧のしきい値がばらつくことを抑制することができる。
本明細書に開示される窒化物半導体装置の製造方法によると、基板に高熱伝導性材料を充填するための溝を利用して、この溝の直上となる部位で窒化物半導体を横選択成長させることができるため、放熱性が高くて半導体層の結晶欠陥が少ない半導体装置を簡易に製造することができる。
実施例1の半導体装置の断面図。 実施例1の半導体装置の平面図。 実施例1の半導体装置の製造工程を示す断面図。 実施例2の半導体装置の断面図。 実施例2の半導体装置の平面図。 実施例2の半導体装置の製造工程を示す断面図。 実施例3の半導体装置の断面図。 実施例3の半導体装置の平面図。 実施例3の半導体装置の製造工程を示す断面図。
以下に本発明の実施例の特徴を説明する。
(特徴1)半導体装置は、基板の裏側を溝(充填部)が露出するまで切削し、切削された基板の裏側に高熱伝導性材料からなる高熱伝導層を形成することにより製造される。基板の裏側に高熱伝導層を形成することにより、溝が露出するまで基板を薄くしても、半導体装置の強度を保つことができる。
本明細書に開示される発明をHEMTに適用した実施例1を図1〜3を参照して説明する。図1に示すように、本実施例のHEMT10は、ソース電極21及びドレイン電極22が半導体層の同じ側の面に形成されている横型のHEMTである。
図1に示すように、HEMT10は、サファイア基板11の表面に、i型のGaNからなる薄膜12と、第1窒化物半導体としてのi型のGaNからなるGaN層13と、第2窒化物半導体としてのi型のAlGaNからなるAlGaN層(第2半導体層)15とが順に形成されている。GaN層13は、下側のGaN下層13aと、その上のGaN上層(第1半導体層)13bとに分けて考えることができる。なお、実際には、GaN下層13aとGaN上層13bとには境界がなく、GaN層13は一層の半導体層である。GaN上層13bの上にGaNよりもバンドギャップが大きいAlGaN層15が形成されているため、GaN上層13bにおいてAlGaN層15との界面近傍には、図示しない二次元電子ガス層が生じている。
サファイア基板11には、複数の溝17が形成されている。図2は、HEMT10の平面図であり、破線はサファイア基板11に形成される溝17を示している。各々の溝17の断面は円形であり、サファイア基板11を貫通している。複数個の溝17が、正六角形を形成する位置関係に配置されている。各溝17の中心と、隣り合う溝17の中心との間隔dが全て100μmであり、等間隔となっている。図1及び図2に示すように、溝17には、サファイアよりも熱伝導率が高い高熱伝導性材料としてのAuが充填されていることによって充填部18が形成されている。図1に示すように、サファイア基板11の裏側には、高熱伝導性材料としてのAuからなる高熱伝導層19が形成されている。充填部18と高熱伝導層19とは、一体となっている。
AlGaN層15の表面には、ゲート電極20がショットキー接続されているとともに、その両側にソース電極21及びドレイン電極22が形成されている。HEMT10では、GaN層13に二次元電子ガス層が生じるため、ドレイン電極22とソース電極21との間の電子の移動度が向上する。ドレイン電極22にプラスの電圧が印加され、ソース電極21が接地される。HEMT10は、ノーマリーオン型であり、ゲート電極20に電圧が印加されていない状態では、ドレイン電極22とソース電極21との間に電流が流れる。一方、ゲート電極20にしきい値以下のマイナス電圧を印加すると、ドレイン電極22とソース電極21との間の通電が遮断される。
HEMT10の製造方法について図3を参照して説明する。
まず、図3(a)に示す成膜工程を行い、サファイア基板11上に、MOCVD法(有機金属気相成長法)によって、GaNを厚み1μmとなるまで成長させGaNの薄膜12を形成する。次に、図3(b)に示す溝形成工程を行い、GaNの薄膜12の上からサファイア基板11に向かって、フェムト秒チタン・サファイアレーザーを照射し、直径が25μmで深さが150μmの溝17を形成する。溝17は、図2に示すように、隣り合う溝17との間隔dが100μmとなるように形成される。図3(c)に示す成長工程では、溝17が中空に保たれた状態で、薄膜12を種結晶としてGaNを結晶成長させてGaN層13を形成する。GaN下層13aは、薄膜12を種結晶としてGaNを結晶成長させることによって形成され、溝17の直上となる部位が横選択成長するため、この部位の結晶欠陥を少なくすることができる。また、GaN下層13aは横方向に成長するため、その表面が平坦化する。GaN上層13bは、GaN下層13aの上に縦方向に成長し、GaN下層13aの結晶欠陥の少ない部位の直上となる部位では、結晶欠陥が少なくなる。なお、本実施例では、GaN下層13aとGaN上層13bとは同じ条件で連続的に成長させているが、GaN下層13aとGaN上層13bとの成長条件を変えてもよい。図3(d)に示すように、GaN層13の上にMOCVD法によってAlGaN層15を形成する。AlGaN層15においても、GaN層13の結晶欠陥の少ない部位の直上となる部位では、結晶欠陥が少なくなる。本実施例では、Auを充填するための溝を利用して、GaNを横選択成長させることができるため、簡易な方法でGaN層13及びAlGaN層15の結晶欠陥を少なくすることができる。次に、図3(e)に示すように、フォトリソグラフィーとICP(誘導結合プラズマ)を用いて、AlGaN層15をエッチングすることにより素子を分離する。
次に、図3(f)に示すように、AlGaN層15上に、ソース電極21及びドレイン電極22となるオーミック電極をTi/Al(Ti及びAlをこの順にAlGaN層15形成した2層膜)により形成し、その後に、Ni/Au(Ni及びAlをこの順にAlGaN層15形成した2層膜)からなるゲート電極20を形成するゲート電極形成工程を行う。
その後、図3(g)に示す切削工程を行い、サファイア基板11を裏面側から溝17が露出するまで切削する。最後に図1に示すように、サファイア基板11の裏面及び溝17の全面にTi/Au(Ti及びAuをこの順にサファイア基板11の裏面に形成した2層膜)を蒸着し、電界メッキによりAuを厚付けすることによって、溝17にAuを充填して充填部18を形成するとともに、サファイア基板11の裏面にAuからなる高熱伝導層19を形成する。溝17には、サファイアよりも熱伝導性が高いAuが充填されているため、GaN層13やAlGaN層15で発生する熱を充填部18及び高熱伝導層19を通じてその周囲へ効率よく放熱することができる。また、溝形成工程で形成される複数の溝17の深さにばらつきが生じた場合でも、複数の溝17の全てが露出するまで切削するようにすれば、サファイア基板11に形成された溝17の深さは略同じ深さとなるため、充填部18の高さのばらつきが少なくなる。これにより、HEMT10の放熱性がばらつくことを抑制することができる。また、サファイア基板11を切削して薄型化しているために、放熱性がより向上する。
次に、本明細書に開示される発明をHEMTに適用した実施例2を図4〜6を参照して説明する。本実施例のHEMT30は、ソース電極41及びドレイン電極42が半導体層の同じ側の面に形成されている横型のHEMTである。
図4に示すように、HEMT30は、サファイア基板31の表面に、i型のGaNからなる薄膜32と、第1窒化物半導体としてのi型のGaNからなるGaN層33と、第2窒化物半導体としてのi型のAlGaNからなるAlGaN層(第2半導体層)35とが順に形成されている。GaN層33は、下側のGaN下層33aとその上のGaN上層(第1半導体層)33bとに分けて考えることができる。なお、実際には、GaN下層33aとGaN上層33bとには境界がなく、GaN層33は一層の半導体層である。GaN上層33bの上にGaNよりもバンドギャップが大きいAlGaN層35が形成されているため、GaN上層33bにおいてAlGaN層35との界面近傍には、図示しない二次元電子ガス層が生じている。
サファイア基板31には、複数の溝37が形成されている。図5は、HEMT30の平面図であり、破線はサファイア基板31に形成される溝37を示している。各々の溝37の断面は矩形であり、サファイア基板31を貫通している。図5に示すように、サファイア基板31上において溝37が形成される部位と溝37が形成されていない部位とが交互に出現するように、溝37が縞状に形成されている。図4及び図5に示すように、溝37には、サファイアよりも熱伝導率が高い高熱伝導性材料としてのWが充填されていることによって充填部38が形成されている。図4に示すように、サファイア基板31の裏側には、高熱伝導性材料としてのAuからなる高熱伝導層39が形成されている。
AlGaN層35の表面には、ゲート電極40がショットキー接続されているとともに、その両側にソース電極41及びドレイン電極42が形成されている。図4及び図5に示すように、ゲート電極40は、充填部38の直上に位置しており、ドレイン電極42及びソース電極41は、サファイア基板31の直上に位置している。HEMT30では、GaN層33に二次元電子ガス層が生じているため、ドレイン電極42とソース電極41との間の電子移動度が向上する。ドレイン電極42にプラスの電圧が印加され、ソース電極41が接地される。HEMT30は、ノーマリーオン型であり、ゲート電極40に電圧が印加されていない状態では、ドレイン電極42とソース電極41との間に電流は流れる。一方、ゲート電極40にしきい値以下のマイナス電圧を印加すると、ドレイン電極42とソース電極41との間の通電が遮断される。
HEMT30の製造方法について図6を参照して説明する。
図6(a)に示す成膜工程では、サファイア基板31上に、MOCVD法によって、GaNを厚み1μmとなるまで成長させGaNの薄膜32を形成する。その後、図6(b)に示す溝形成工程を行い、GaNの薄膜32の上からサファイア基板31に向かって、フェムト秒チタン・サファイアレーザーを照射し、幅が20μmで深さが50μmの溝37が縞状となるように形成する。
次に、図6(c)に示す充填工程を行い、溝37にWを充填して充填部38を形成する。充填工程では、Wを充填する前処理として、まず以下の処理を行う。プラズマCVD法(化学気相成長法)によって、薄膜32及びサファイア基板31の露出している表面全体にSiO膜を堆積させ、その上にスパッタによってSiを堆積させる。スパッタによってSi膜を形成する場合、カバレッジが悪いために、Si膜は、SiO膜の上面には堆積するものの、溝37の側壁となる部位にはほとんど堆積しない。次に、レジストを塗布して表面を平坦化した後、溝37内部のレジストをアッシングして除去する。また、GaNの薄膜32をBHFに浸し、GaNの薄膜32の表面に堆積したSiO2とSiとを除去する。以上の前処理を行った後に、WFを用いたCVDによって溝37内部のSi膜上にWを成長させ、充填部38を形成する。
溝37にWが充填された状態で、成長工程を行う。まず、図6(d)に示すように、MOCVD法によってGaN層33を形成する。Wの表面からはGaNが成長しない。溝37を充填しているWの上部では、薄膜32を種結晶としてGaNが横選択成長する。したがって、GaN層33において充填部38の直上となる部位では、結晶欠陥を少なくすることができる。すなわち、GaN下層33aでは、薄膜12を種結晶としてGaNを結晶成長させることによって、溝17の直上となる部位が横選択成長するため、この部位の結晶欠陥を少なくすることができる。また、GaN下層33aは横方向に成長するため、その表面が平坦化する。GaN上層33bは、GaN下層33aの上に縦方向に成長し、GaN下層33aの結晶欠陥の少ない部位の直上となる部位では、結晶欠陥が少なくなる。なお、本実施例では、GaN下層33aとGaN上層33bとは同じ条件で連続的に成長させているが、GaN下層33aとGaN上層13bとの成長条件を変えてもよい。なお、本実施例では、溝37に高熱伝導性材料が充填された状態で、GaN層33をMOCVD法によって形成している。高熱伝導性材料としては、例えばWが望ましい。表面からGaNが結晶成長しない材質であるとともに、MOCVD法における高温の温度条件やNHガスに対して耐性のある材料だからである。Wはこれらの条件を満たしているが、これらの条件を満たせば、W以外の材料を用いることができる。
次に図6(d)に示すように、GaN層33の上にAlGaN層35を形成する。AlGaN層35においても、充填部38の直上となる部位では結晶欠陥が少なくなる。次に図6(e)に示すように、フォトリソグラフィーとICPとを用いて、AlGaN層35をエッチングすることにより素子を分離する。
次に、図6(f)に示すように、AlGaN層35において、ソース電極41及びドレイン電極42となるオーミック電極をTi/Alにより形成し、その後に、Ni/Auからなるゲート電極40を形成するゲート電極形成工程を行う。ゲート電極40は、AlGaN層35上において、充填部38の直上となる部位に形成され、ソース電極41及びドレイン電極42は、ゲート電極40の両側であってサファイア基板31の直上となる部位に形成される。GaN層33及びAlGaN層35では、充填部38の直上となる部位の結晶欠陥が少ないため、この部位では二次元電子ガス層の電子濃度のばらつきが少ない。したがって、ゲート電極40は、二次元電子ガス層の電子濃度が安定している部位の直上に形成される。これにより、HEMT30の製品個体差によって、ソース電極41及びドレイン電極42間の通電状態を切り換えるためにゲート電極40に印加する電圧のしきい値がばらつくことを抑制することができる。
その後、図6(g)に示す切削工程で、サファイア基板31を裏面側から充填部38が露出するまで切削する。図4に示すように、サファイア基板31及び充填部38の裏面全面に、Ti/Auを蒸着し、電界メッキによりAuを厚付けすることによって、サファイア基板31の裏面にAuからなる高熱伝導層39を形成する。本実施例では、サファイア基板31に溝を形成して、サファイアよりも熱伝導率が高いWを充填している。さらに、サファイア基板31を切削により薄型化して、Auからなる高熱伝導層39を形成している。したがって、GaN層33やAlGaN層35で発生する熱を充填部38及び高熱伝導層39を通じてその周囲へ効率よく放熱することができる。また、溝形成工程で形成される複数の溝37の深さにばらつきが生じたことに起因して充填部38の高さにばらつきが生じた場合であっても、充填部38の全てが露出するまで切削するようにすれば、それぞれの充填部38の高さが同じ高さとなるため、素子によって放熱性がばらつくことを抑制することができる。
次に、本明細書に開示される発明をHEMTに適用した実施例3を図7〜9を参照して説明する。
上記実施例1及び2が横型のHEMTであることに代わり、本実施例のHEMT50は、縦型である。したがって、本実施例では、図7に示すように、積層される半導体層の一方の面にソース電極61が形成されており、反対側の面にドレイン電極62が形成されている。
図7に示すように、HEMT50は、サファイア基板51の表面に、GaNからなる薄膜52と、第1窒化物半導体としてのn型のGaNからなるn−GaN層53とが形成されている。n−GaN層53の内部には、p−GaN層55が形成されている。p−GaN層55は、後述するゲート電極60の直下となる部位に、ゲート電極60の幅よりも狭い間隔の開口が形成されている。この開口にはn型のGaN層が充填されており、n−GaN層53の一部となっている。ドレイン電極62に電圧を印加し、ソース電極61を接地した場合、p−GaN層55の開口を通じてドレイン電極62及びソース電極61間に電流が流れる。n−GaN層53の表面には、i型のGaNからなるi−GaN層(第1半導体層)58が形成され、i−GaN層58の表面には、第2窒化物半導体としてのi型のAlGaNからなるi−AlGaN層(第2半導体層)59が形成されている。i−GaN層58の上にGaNよりもバンドギャップが大きいAlGaN層59が形成されているため、GaN層58においてi−AlGaN層59との界面近傍には、図示しない二次元電子ガス層が生じている。
サファイア基板51には、複数の溝57が形成されている。図8は、HEMT50の平面図であり、破線はサファイア基板51に形成される溝57を示している。図8に示すように、サファイア基板51上では、溝57が形成されている部位と形成されていない部位とが交互に出現するように、溝57が縞状に形成されている。図7及び図8に示すように、溝57には、サファイアよりも熱伝導率が高い高熱伝導性材料としてのAuが充填されていることによって充填部63が形成されている。図7に示すように、サファイア基板51の裏側には、高熱伝導性材料としてのAuからなる高熱伝導層64が形成されている。本実施例では、充填部63と高熱伝導層64とがドレイン電極62を構成している。
i−AlGaN層59の表面には、ゲート電極60がショットキー接続されているとともに、その両側にソース電極61が形成されている。図7及び図8に示すように、ゲート電極60は、溝57の直上に位置しており、ソース電極61は、サファイア基板51の直上に位置している。HEMT50では、i−GaN層58に二次元電子ガス層が生じているため、ドレイン電極62とソース電極61との間の電子の移動度が向上する。ドレイン電極62にプラスの電圧が印加され、ソース電極61が接地される。HEMT50は、ノーマリーオン型であり、ゲート電極60に電圧が印加されていない状態では、ドレイン電極62とソース電極61との間に電流は流れる。一方、ゲート電極60にしきい値以下のマイナス電圧を印加すると、ドレイン電極62とソース電極61との間の通電が遮断される。
HEMT50の製造方法について図9を参照して説明する。
図9(a)に示すように、サファイア基板51上に、MOCVD法によって、GaNを厚み1μmとなるまで成長させ、GaNの薄膜52を形成する成膜工程を行う。その後、溝形成工程を行い、GaNの薄膜52の上からサファイア基板51に向かって、フェムト秒チタン・サファイアレーザーを照射し、幅が20μmで深さが50μmの溝57を縞状に形成する。次に図9(b)に示すように、溝57が中空に保たれた状態で、成長工程を行う。まず、MOCVD法によって、薄膜52を種結晶としてGaNを結晶成長させる。本実施例でも、n−GaN層55は、n−GaN下層53aとn−GaN上層53bとに分けて考えることができる。薄膜52を種結晶としてGaNを結晶成長させると、溝57の直上となる部位が横選択成長したGaN下層53aが形成される。このGaN下層53aでは、溝の直上となる部位の結晶欠陥を少なくすることができる。また、GaN下層53aは横方向に成長するため、その表面が平坦化する。GaN上層53bは、GaN下層53aの上に縦方向に成長し、GaN下層33aの結晶欠陥の少ない部位の直上となる部位では、結晶欠陥が少なくなる。GaN上層53bの一部が成長した後に、この上にp−GaN層55を堆積させる。次に図9(c)に示すように、p−GaN層55において、溝57の直上となる部位をRIE(反応性イオンエッチング)によってエッチングする。エッチングされた部位が、ゲート電極60の直下に位置する開口となる。次に図9(d)に示すように、MOCVD法によって、p−GaN層55の開口にn−GaN上層53bを充填するとともに、p−GaN層55の表面にn−GaN上層53bの上側の部分を形成する。さらに、MOCVD法によって、n−GaN層53の表面に、i−GaN層58を形成し、さらに、i−GaN層58の表面にi−AlGaN層59を形成する。
次に図9(e)に示すように、i−AlGaN層59の表面にソース電極61となるオーミック電極をTi/Alにより形成するとともに、Ni/Auからなるゲート電極60を形成するゲート電極形成工程を行う。ゲート電極60は、上記したように、溝57の直上となる部位であって、p−GaN層55の開口の直上となる部位に形成される。ソース電極61は、ゲート電極60の両側に形成される。ここで、n−GaN層53は、薄膜52から横選択成長しているため、溝57の直上となる部位の結晶欠陥が少なくなっている。したがって、n−GaN層53上に積層されるp−GaN層53とi−GaN層58とi−AlGaN層59とにおいても、溝57の直上となる部位では結晶欠陥が少なくなっている。これにより、i−GaN層58に生じる二次元電子ガス層では、溝57の直上となる部位の電子濃度のばらつきが少なくなる。すなわち、二次元電子ガス層では、ゲート電極60の直下となる部位で電子濃度が安定している。したがって、HEMT50の製品個体差によって、ソース電極61及びドレイン電極62間の通電状態を切り換えるためにゲート電極に印加する電圧のしきい値がばらつくことを抑制することができる。
図9(f)に示す切削工程で、サファイア基板51を裏面側から溝57が露出するまで切削する。最後に図7に示すように、全面にTi/Auを蒸着し、電界メッキによりAuを厚付けする。このAuが溝57に充填されることによって充填部63を形成するとともに、サファイア基板51の裏面に成長することによって高熱伝導層64を形成する。このようにして、充填部63と高熱伝導層64とからなるドレイン電極62が形成される。
本実施例では、サファイア基板51に溝57を形成して、サファイアよりも熱伝導率が高いAuを充填している。さらに、サファイア基板51を切削により薄型化して、Auからなる高熱伝導層64を形成している。したがって、半導体層53,55,58,59で発生する熱を、充填部63及び高熱伝導層64を通じてその周囲へ効率よく放熱することができる。また、溝形成工程で溝57の深さにばらつきが生じた場合であっても、溝57の全てが露出するまで切削するようにすれば、全ての充填部63の高さが同じ高さに形成されるため、素子によって放熱性がばらつくことを抑制することができる。また、放熱性を高めるべく、溝57に充填する高熱伝導性材料として導体のAuを用いているために、Auからなる充填部63及び高熱伝導層64を、ドレイン電極62として利用することができ、縦型のHEMTを製造することができる。
(その他の実施例)
上記実施例1及び2では、高熱伝導性材料として、WやAuなどの導体を用いるようにしているが、横型のHEMTでは、充填部及び高熱伝導層は、高熱伝導性材料であればよく、導体でなくてもよい。
また、半導体層の成長工程の前に、基板の溝に高熱伝導性材料を充填する充填工程を行う場合は、切削工程を行わなくてもよい。基板を裏面側から切削しない場合であっても、基板の溝に充填された高熱伝導性材料を通じて半導体層に生じる熱を効率よく放熱することができる。
上記各実施例では、本明細書に開示される発明をHEMTに適用したが、その他の半導体装置に本発明書に開示する製造方法を適用するようにしてもよい。
また、上記各実施例における基板、窒化物半導体、高熱伝導性材料は例示であって、半導体装置の材料として他の材料を用いるようにしてもよい。
以上、本明細書に開示される技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10,30,50:HEMT
11,31,51:サファイア基板
12,32,52:薄膜
13,33:GaN層
15,35:AlGaN層
17,37,57:溝
18,38,63:充填部
19,39,64:高熱伝導層
20,40,60:ゲート電極
21,41,61:ソース電極
22,42,62:ドレイン電極
53:n−GaN層
55:p−GaN層
58:i−GaN層
59:i−AlGaN層

Claims (1)

  1. 窒化物半導体が成長する基板の表面に窒化物半導体の膜を形成する成膜工程と、
    溝が形成されている部位と溝が形成されていない部位とが交互に出現する縞状となるように、前記窒化物半導体の膜の上端から前記基板の内部に達する深さの溝を形成する溝形成工程と、
    前記溝形成工程の後に、前記窒化物半導体の膜を種結晶として、第1窒化物半導体からなる第1半導体層を結晶成長させる工程と、
    前記第1半導体層の上にp型窒化物半導体層を堆積させる工程と、
    堆積した前記p型窒化物半導体層の前記溝の直上となる部位に開口を形成する工程と、
    前記開口の中および前記p型窒化物半導体層の上に前記第1半導体層を更に結晶成長させる工程と、
    前記第1半導体層の上に前記第1窒化物半導体とはバンドギャップが異なる第2窒化物半導体からなる第2半導体層を結晶成長させる工程と、
    前記第2半導体層の上の前記溝および前記開口の直上となる部位にゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
    前記第2半導体層の上にソース電極を形成する工程と、
    前記基板の裏面側から前記溝が露出するまで前記基板を切削する切削工程と、
    前記基板の裏面側から前記基板を形成する材料よりも熱伝導性が高い高熱伝導性材料を前記溝に充填し、前記基板の裏面側にドレイン電極を形成する充填工程とを備える、ことを特徴とする窒化物半導体装置の製造方法。
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