JP5683492B2 - 耐圧密封の容器密閉アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、改善された容器密閉アセンブリに関する。本発明は、炭酸および非炭酸飲料容器のような、実質的にガス漏れせず液漏れしない形式の密封容器に特に適用可能である。
ビンの頸部に再締め付け可能なネジ式頂部を有するガラス製、紙製、カード型、金属製またはプラスチック製の飲料容器を備えることはよく知られている。初期輸送および貯蔵の双方の最中、およびキャップが容器頸部上に再締め付けされたときに内容物の一部を消費した後の飲料の品質を維持するための、気密で液漏れしない密封を与えるネジ式頂部のキャップを備える容器を提供することが望まれる。
既存の容器頸部およびキャップのアセンブリでは、キャップの基部中にゴム状のライナーが使用されている。このライナーは、キャップがビンの頸部に固く締め付けられたときにビン頸部のリップに押し付けられ、柔らかく変形可能なライナーと容器のリップとの間の圧縮が堅固な密封を与える。残念なことに、キャップ中にライナーを製造して挿入することは、比較的高価な追加的な工程である。さらに、過度の圧力がかかるとライナーは脆くなり、あるいは損傷を受け得るため、このようなキャップを容器頸部上に締め付け過ぎないように注意が払われなければならない。
プラグがビンのリップに近接したビン頸部の内表面と締まりばめを形成するように、キャップ栓の基部から下方に突起する円筒状のプラグ密封を備えることも知られている。このようなプラグ密封による効果的な密封には、キャップの基部を変形し、このことによってプラグを半径方向外側に押しやって容器頸部と堅固に密封契合するように、キャップが容器頸部に非常に堅く締め込まれることが必要である。このようなキャップは、特に子どもおよび高齢のユーザーによると締め込みが足りないことが非常に多い。さらに、十分な密封力は、キャップに印加されるキャップトルクが容器頸部およびキャップ基部の間に下方への非常に強い密封力に変換されるように、低いピッチを有するキャップおよび頸部上のネジを使用することによってのみ達成できる。
WO02/42171には、キャップ内側の基部からキャップのスカート部と実質的に同心に延びる密封プラグ、この密封プラグはキャップが容器頸部上に締め付けられたときに該密封プラグの外側表面上に容器頸部の内側表面と契合するための円周状の密封リブの複数を有する;密封プラグとキャップスカートとの間に、キャップが容器頸部上に締め付けられたときに容器のリップと契合するための少なくとも1つの可撓性の密封フィン;およびキャップスカートの内側表面上に、キャップが容器頸部上に締め付けられたときにリップに近接する容器頸部の外側表面と契合するための少なくとも1つの円周状の密封リブ:を備える容器密閉アセンブリが記載されている。使用中、容器頸部のリップは、密封プラグの外側表面上のリブとキャップスカートの内側表面上の密封リブとに挟まれて耐圧密封を形成する。
WO2007/057706には、キャップ内側の基部からキャップのネジ切りされたスカート部と実質的に同心に伸びる密封プラグ、この密封プラグは該密封プラグの外側表面上に、キャップが容器頸部上に締め付けられたときにリップに近接する容器頸部の内側表面と契合するための、高さ方向で離隔した2つ以上の円周状密封リブを有する:を備える容器密閉アセンブリが記載されている。このキャップは、キャップの基部から密封プラグとキャップのネジ切りされたスカート部との中間に、密封プラグおよびキャップのネジ切りされたスカート部と実質的に同心に伸びる密封スカート、この密封スカートは密封スカートの内側表面上に、キャップが容器頸部上に締め付けられたときにリップに近接する容器頸部の外側表面と契合するための、高さ方向で離隔した2つ以上の円周状密封リブを有する:をさらに有する。使用中、密封プラグ上の2つの密封リブは、キャップの基部からの高さ方向の距離が密封スカート上の2つの円周状の密封リブと実質的に同じ位置にあり、このことによって容器頸部のリップは、キャップが容器頸部上の密封位置にあるときに高さ方向で離隔した2つ以上の位置でキャッププラグおよび密封スカート上の密封リブの間に挟まれる。
キャップの基部から伸びる密封オリーブを使用するプラスチック製容器栓の密封構成も知られている。この密封オリーブは、容器頸部のリップに近接する容器頸部の内側表面に対して密封を形成するために、容器頸部の内側に締まりばめを形成する。この密封オリーブは、その半径方向外側表面上に、滑らかな球根状の円周状突起を有する(高さ方向の断面で見たとき)ことにより特徴付けられる密封プラグである。オリーブ状密封部は堅固、成形容易であり、キャップの基部が容器内部からの圧力によって変形した(ドーム状となった)場合であっても良好な密封を維持することができる。しかし、オリーブ状密封部は、それ自身で炭酸飲料容器に良好な耐圧密封を与えるには十分ではない。
US−A−5871111およびWO−A−9944896、US−A−20040060893、US−A−20020158037、GB−A−2131774、EP−A−0076778,WO−A−2007132254,US−A−20010027957およびWO2008012426は、密封オリーブまたは密封プラグをキャップ基部上の円周状密封リブの1つ以上と併用する構成を示す。この円周状密封リブは、密封位置において容器頚部の頂部と接触する。
このタイプの栓のさらなる進歩において、WO98/35881には、密封オリーブが、高度に可撓性の密封スカートとともに使用される容器栓が記載されている。この密封スカートは、キャップが頸部に締め付けられたときに変形して容器頸部のリップを覆う。密封位置において、密封スカートと頸部との接触面積は極めて大きく、リップの欠陥または汚れに起因する問題を低減する。Bericap GmbHによって製造されているこのタイプのキャップは、市場で最も効果的な密封キャップを代表するものであろう。しかし、密封位置における密封スカートと容器頸部との大きな接触面積は、望ましくないほどに大きな密封および開栓トルクをもたらす。さらに、キャップの締め込み過ぎによって密封スカートが損傷するかもしれない。WO2008/012426には、オリーブ状密封部および相対的に短い密封スカートを有する類似のキャップが記載されている。しかし、このキャップは、満足できる密封を生み出すために、さらにキャップの基部中にゴム状のライナーを、そしてさらにキャップの基部近傍に密封リブを要することは明らかである。
本発明者らは、キャップの部分が容器リップの頂部に直接接触する上記の密封構成は、完全に閉まった密封位置からさらに頸部へ向かってキャップを移動させる軸力をキャップに印加するとキャップが永久的に変形して損傷し、その後の密封を損なうという問題点を生ずることを見出した。頸部へ向かう軸方向のキャップの過剰の移動は、頸部上へのキャップの絞め過ぎ(一般に、適当なネジ停止手段によって回避し得る)の結果としてだけではなく、例えば飲料容器の貯蔵および輸送で普通に行われるように、容器を積み重ねるときに上に載せた容器の重さの結果としても起こり得る。
ライナーを要せずに、そして容器頸部とキャップとの間に軸方向の強い密封力を必要とせず、さらにキャップが頸部上に締め付けられて密封位置にあるときにキャップに印加される高い軸力、例えば容器が積み重ねられたときに上に乗せた容器の重さ、に抵抗力のある、効果的な密封を与えることのできるネジ式頂部の容器およびキャップの構成の必要が残されている。
本発明は、その片末端に開口部を規定する側壁および該開口部の周りに広がるリップを有する容器頸部;ならびに頸部のためのキャップ、このキャップは基部およびネジ切りされたスカート部を有する;頸部上の第1のスクリューネジ;キャップのネジ切りされたスカートの内側表面上の第2のスクリューネジ;第1および第2のスクリューネジは、ユーザーが頸部上でキャップを回転することによってキャップを頸部の密封位置に締め付け、除去し、そして再締め付けすることが可能なように構成されており;キャップの前記基部から、キャップの前記ネジ切りされたスカート部の内側にこれと実質的に同心に伸びる密封プラグ、この密封プラグはキャップが容器頸部に締め付けられたときに容器頸部の内側表面に対して密封を形成するためのオリーブ形状の密封プラグであり;およびキャップの前記基部から、キャップの前記密封プラグと前記ネジ切りされたスカート部との中間に、キャップの前記密封プラグおよび前記ネジ切りされたスカート部と実質的に同心に伸びる密封スカートを有する容器密閉アセンブリであって、前記キャップは、軸力の印加によって、キャップを頸部上で回転することなく、そしてキャップが実質的に塑性変形することなく、前記密封位置から前記頸部の方向に移動することができる、前記容器密閉アセンブリを提供する。
図1は、本発明による容器密閉アセンブリを貫通する縦方向の部分断面図を示す。キャップは頸部へ使用する直前を示した; 図2は、図1の容器密閉アセンブリの、一部は縦方向の断面図を、そして一部は上部を示す。キャップは頸部上に完全に締め付けられて密封位置にある;および 図3は、本発明による容器密閉アセンブリの頸部の頂部領域を貫通する縦方向の部分断面図を示す。
一般に、キャップと頸部との間の密封は、前記移動の間、維持される。軸力によってキャップが移動する能力は、このアセンブリを装着された容器が、積み重ねの底部にあるアセンブリが上に乗せられた容器によって軸力を加えられるように積み重ねられたとき、密閉アセンブリの向上された性能を発揮する。好適には、この移動は可逆的な移動(resilient displacement)であり、これによって栓は、軸力が除去されたときに、容器内部からの圧力のような外因的な如何なる復元力のない場合であっても、バネのように元の密封位置に戻る傾向にある。この可逆性は、主として密封スカートのゴム状屈曲作用によるものであることができる。上述したように、現在使用されている従来技術の密閉アセンブリはこの特性を有さない。これらは密封位置において、容器リップの頂部とキャップとの間に直接の接触を要求するからである。この直接の接触は、軸力下においてキャップが軸方向の頸部方向にさらに動くことを防止し、および/または軸力下においてキャップの恒久的な塑性変形を招くこととなる。キャップの恒久的な塑性変形は、軸力が印加されている間およびその後の双方において、アセンブリの密封性能を損なう。本発明のアセンブリにおけるキャップの軸方向の移動は、キャップの塑性(恒久的)変形が実質的にまたは全く起こらないまま行われることが好適である。可逆性な軸方向の変形は、好適には0.1mm以上、より好適には約0.2mm〜約2mm、典型的には約0.5mm〜約1mmである。軸力は、好適には約1N〜約1,000N、例えば約10N〜約100Nである。
上記の軸方向の移動を可能とするために、本発明によるアセンブリは、密封位置において容器リップの頂部とキャップ上の軸上で近接する地点との間にクリアランス(間隔)を有する。好適には、密封位置における(外的な軸力の印加が存在しないときの)リップの頂上の地点と栓の基部上の軸上で近接する地点との間のクリアランスは、約0.1mm以上であるべきであり、好適には約0.2mm〜約2mm、例えば約0.5mm〜約1mmである。密封位置において、キャップのどの部分も容器リップの頂部表面と接触しないことが好適である。この文脈における「頂部表面」という語は、(軸方向の断面において)アセンブリの主軸に対して約45度を超える角度、好ましくはアセンブリの主軸に対して約30度に傾斜したリップの任意の部分を指す。
密封スカートの半径方向内側表面の領域は、キャップが容器頸部上に締め付けられたときに、前記リップに近接する容器頸部の外側表面と契合するために凹状であることが好適である。このような凹状の密封スカートは、軸方向の移動の間にリップの側面をスライドして効果的な密封を維持することによく適応する。
オリーブ状の密封プラグと凹状の密封スカートとの組み合わせは新規であり、密封位置において軸力下にあるときの向上された性能に加えて、低い密封力で驚くほど向上された密封を与える。
頸部は、ポリエチレンテレフタレートのような熱可塑性材料からワンピースに成形されることが好適である。頸部は、成形プラスチック製またはガラス製の炭酸飲料容器のような飲料容器の一部を形成する。
容器リップは、長軸方向の断面において実質的に完全に丸まっていることが好適である。すなわち、リップの頂部が平面ではなく丸まるように、リップ表面の軸方向の断面が頸部の内側表面から頸部の外側表面まで実質的に連続した曲線を描いている。リップの表面が、断面において実質的に円の一部の形状であることがより好適である。例えば実質的に半円であることができる。丸まったリップにより、容器頸部からの容易、快適な直接飲用が提供される。このことは、密封スカートの凹状の内側表面がリップの丸まった表面と契合することによって丸まった容器リップ上に耐圧密封を与えるために密封構成が効果的である本発明のさらなる利点である。
リップに隣接する容器頸部の内側および/または外側表面は、少しテーパー状になっていることが好適である。すなわち、リップの底部に隣接する頸部の内径が、実質的に円錐形の表面を与えるように内側に少し傾斜しており、リップ(の丸まった部分)との接合部からの距離が増加するとともに内径が少しずつ減少する。このテーパー領域は、キャップが頸部上に捻じ込まれて密封位置が近付いたときにオリーブ状密封部が傾斜した内側表面に接触するように、軸方向に約1mm〜約10mm、例えば約2mm〜約5mmの距離で広がっていることが好適である。同様に、リップ底部に隣接する頸部の外径は、リップ(の丸まった部分)との接合部からの距離が増加するとともに外径が少しずつ増加するように、外側に少しテーパー状になっていることが好適である。このテーパー領域は、頸部上におけるキャップの密封位置が近付いたときに密封スカートが傾斜した内側表面に接触するように、軸方向に約1mm〜約10mm、例えば約2mm〜約5mmの距離で広がっていることが好適である。長軸方向の断面において測定した各テーパーの角度は、独立して、アセンブリの長軸から、約1度〜約30度が好適であり、約5度〜約20度がより好適である。リップより下の頸部の少しのテーパーにより、頸部上で密封位置に近いキャップを締め付けるために要求されるトルクがより一定となる。換言すると、密封プラグおよび密封スカートが頸部と最初に契合したときの捻じ込みトルクの急激な増加が少ない。
本発明によるアセンブリはさらに、基部およびネジ切りされたスカートを有するキャップを備える。キャップは、熱可塑性材料から、例えば押出成形または圧縮成形によって好適にワンピースに成形される。上記に定義したように、キャップは、キャップの基部から垂れ下がる密封プラグおよび密封スカートを包含する。
密封プラグは、典型的にはキャップの基部から直角に下方に、好ましくはネジ切りされたスカートと実質的に同心に、キャップの長軸と同軸に突出する円筒形状にあることが好適である。(キャップの基部の内側表面から測定した)密封プラグの高さは、好適には約1mm〜約5mm、例えば約1.5mm〜約2.5mmである。密封プラグは通常、キャップの基部と一体に成形される。密封プラグの円筒状の壁の平均(mean)肉厚は、好適には約0.5mm〜約2mm、例えば約0.7mm〜約1.2mmである。このことが、密封プラグに、所望の密封機能のための適度な弾力性および強度を与える。
密封プラグはオリーブ状密封部の形状をしている。すなわちプラグは、(長軸断面で見たときに)半径方向外側表面が円周状に突起した球根形状である。球根状突起は実質的に滑らかな連続した表面と、好適にはプラグの半径方向の肉厚の約10%〜約50%の高さとを有する。球根状突起の最小曲率半径は、プラグの半径方向の肉厚のほぼ平均値(mean)以上が好適である。好適には、球根状突起の最小曲率半径は約0.5mm〜約1mmである。このようなオリーブ状の密封プラグは、例えば容器内部からの圧力下でキャップの基部がドーム状になることに起因するプラグの軸方向の少しの移動に対して許容性があり、密封効率が減少しない。
本発明によるアセンブリの容器栓は、さらに円周状の密封スカートを有する。密封スカートは、容器頸部の外側上のネジと契合するネジ切りされたキャップスカートから離隔し、半径方向に空間を置いている。密封スカートは、実質的に円筒状であり、キャップ基部からキャップスカートと密封プラグとの間に下方に突出していることが好適である。密封スカートは、ネジ切りされたスカートおよび密封プラグと実質的に同心であり、キャップの長軸と同軸であることが好ましい。密封スカートの高さは、約1mm〜約5mmが好適であり、例えば約1.5mm〜約2.5mmである。ある実施態様における(密封スカートに隣接したキャップの内側表面から測定した)密封スカートの高さは、密封プラグの高さの約50%以上であり、例えば約75%以上である。密封スカートは、通常、キャップの基部と一体に成形される。密封スカートの円筒の壁の平均(mean)肉厚は、好適には約0.5mm〜約2mmであり、例えば約0.7mm〜約1.2mmである。このことにより、密封スカートに、所望の密封機能のための適当な程度の弾力および強度が与えられる。
本発明の構成における密封スカートは、その高さと比較して相対的に肉厚であり、密封中は、例えばWO98/35881の密封スカートと比較したときに相対的に小さな変形しか受けないことが好適である。スカートによって印加される密封力はスカートそれ自体の弾力によって発現されるのであり、WO98/35881が教示する如くに密封スカートの外側が、ネジ切りされたスカートの内側またはキャップの基部と接触することによるのではない。比較的に肉厚で弾力のある密封スカートは、繰り返し使用、特に締め込み過ぎによって損傷を受け難い。密封スカートは、その半分の高さ(この密封スカートの高さは密封スカートの半径方向内側表面の基部から測定される)における半径方向の肉厚が、同じ高さで測定した密封プラグの半径方向の肉厚の約40%〜約80%と等しいことが好適である。密封スカートは、その半分の高さ(この密封スカートの高さは密封スカートの半径方向内側表面の基部から測定される)における半径方向の肉厚が、密封スカートの高さの約20%〜約50%と等しいことが好適であり、例えば前記高さの約25%〜約40%である。
密封スカートの半分の高さにおける内径は、容器頸部の外径よりも約0.05mm〜約0.5mm小さいことが好適である。例えばこの値は、容器頸部の外径よりも約0.1mm〜約0.25mm小さくてもよい。換言すると、密封スカートの内径は、丸まったリップに近接する容器頸部の外径よりもわずかだけ小さく、このことによってスカートが密封位置においてほんの少しだけ変形することになる。しかし密封スカートは、わずかの変形がリップに対する強力な密封力を生み出すためには十分な弾力性を有する。さらに密封スカートの弾力性は、外力、例えばアセンブリの上に積まれた他の容器の重量、によってキャップが通常の密封位置を超えて軸方向下方に押されたとき、塑性変形を伴わず、密封効果を損なわずに、スカートが外側にたわむことを可能とする。外部からの軸力が除去されたとき、同じ密封スカートの弾力性がキャップを元の密封位置に戻す。
前記密封スカートの前記凹状領域中に円周状の密封リブの少なくとも1つを備えることにより、密封スカートの密封効果をさらに向上することができる。密封スカート上に密封リブが2つあることが好適であるが、ある実施態様では3〜10個のリブ、例えば4〜6個のリブを有することができる。
キャップを長軸方向の断面で見たとき、少なくとも1つの密封リブは実質的に三角形、例えば実質的に正三角形の断面を有することが好適である。密封リブの側部と密封スカートの半径方向内側表面との接触角は、約30度〜約75度が好適であり、例えば約45度〜約60度である。このことにより、密封力が密封リブの頂点に集中し、密封効果を最大化することができる。少なくとも1つの密封リブの高さは、10〜250マイクロメートルの範囲にあることが好適であり、より好適には20〜150マイクロメートル、例えば50〜150マイクロメートルである。この高さは、キャップを長軸方向の断面で見たときに、密封スカートの隣接する表面上に密封リブが突起する最大距離として定義される。このように微細な密封リブは、容器頸部上の実質的に滑らかな密封表面に密封力を集中し、効果的な密封を実現するために特に効果的である。さらに、このような微細な密封リブは、高速キャップ成形装置において成形し、成形後に装置のモールドマンドレルから排出することが特に容易である。
密封スカート上で複数の密封リブを使用することの有利な点は、密封を最適化するために、これら複数の密封リブを1種類を越える寸法とし得ることである。例えばキャップの基部に最も近い密封リブのサイズを、キャップの基部から離れた密封リブのサイズよりも大きくすることができる。このことにより、キャップの基部に最も近い密封リブ(すなわち容器のリップに最も近い)がキャップの基部から最も遠い密封リブよりも大きく変形することが可能となる。
密封スカート上で半径方向にある程度たわみ得る複数の密封リブを使用することにより、キャップに過度の力を印加せず、そしてキャップの基部に如何なる密封ライナーも必要とせずに、容器頸部とキャップとの間に耐圧密封を形成することが可能となる。従って、本発明によるアセンブリにおけるキャップは、ライナーを有さないこと、すなわちライナーレスキャップであることが好適である。さらに、このキャップアセンブリは、キャップ上にオリーブ状密封プラブおよび密封スカート以外の如何なる密封要素も必要とせず、そしてこれを有さないことが好ましい。特に、炭酸飲料用容器のための従来技術におけるほとんどすべての密閉アセンブリと比較して上記で説明したように、本発明によるアセンブリは、リップの頂部と接する如何なる密封要素も必要とせず、通常これを有さない。
キャップは、基部の頂部からネジ切りされたスカートの底部まで(すなわち、ネジ切りされたスカートの底部に接続された不正開封防止リングのどれをも含まない)の軸方向の高さが約10mm〜約15mm、例えば約12mm〜約14mmの扁平なキャップであることが好適である。本発明の密封構成は扁平なキャップと併用するのに特に好適である。何故なら、密封している最中の密封スカートの最小の歪みによって、ネジの滑動を妨げずに、密封スカートおよびプラグをキャップスカート上のネジの頂部と軸方向でオーバーラップするように構成することが可能となるからである。
本発明によるアセンブリは、たとえ38℃における貯蔵のような高圧/高温条件下であっても、炭酸飲料容器に優れた密封を与えることが分かった。これは、容器頸部内側上のオリーブ状密封部が、WO02/42171およびWO2007/057706に記載された密封プラグと比較してキャップ基部の変形に対してより許容性がある一方で、キャップ栓の基部の歪み(ドーム状となること)が梃子となって密封スカート上の密封力を増加するためである。しかしながら、本発明による構成は、上記の従来技術のアセンブリの頑丈さ、締め込み過ぎに対する耐性、成形容易性および小さな密閉/開栓トルクの利点を維持している。
本発明による容器密閉アセンブリは、360°以下、より好適には180°以下、最も好適には約90°の単一の滑らかな回転によってキャップを容器頸部上に締め付けそして再締め付けできる、締め付けおよび再締め付けが迅速、容易なネジ構成と一緒に使用するのに好適である。
第1および第2のネジは、好適には2点開始ネジまたは3点開始ネジのような多数点開始ネジであることができ、より好適には4点開始ネジである。このことにより、使用者がネジの開始点を見つけるために必要とするキャップの回転数が少なくなるから、キャップを頸部上に締め付けることがさらに促進される。好適には、ネジは実質的に自由滑動または平行ネジである。すなわち、キャップおよび頸部上のネジが、キャップおよび頸部上のネジセグメントとの間に締まりばめを形成することなく、互いに自由に通過する。しかし本発明は、第1および第2のネジがもっと慣用的な1点開始の低いピッチの連続ネジである実施態様にも適用可能である。
第1および第2のネジは、連続した螺旋状ネジであることが好適である。すなわち、これらはキャップを頸部上に締め付けるために段階的な動作を要するバヨネット式のネジではなく、これらは90度未満で実質的に始めから終わりまで到るネジ傾斜(ピッチ)を有する、実質的に連続した螺旋状のネジ軌道を規定する。ネジの平均(mean)ネジピッチは、好適には5°〜25°であり、より好ましくは10°〜20°である。典型的には容器頸部で完全に締め付けられた位置と、頸部上でキャップが完全に外れる位置との間の最小のキャップの垂直移動は、約2mm〜約10mmであり、例えば約4mm〜約8mmである。
急なピッチのネジは、使用の容易性および不正開封防止リングがキャップスカートからより信頼的に分離する点で利点を有する。しかし、このような急なピッチのネジは、キャップに印加される回転力をキャップを押し込む下方向の力とする梃子力が比較的小さい結果となることは理解されるであろう。従来の密封構成におけるような強い下方向の力がキャップに印加されなくても信頼できる耐圧密封を与え得ることが、本発明による密封構成の特徴である。
容器頸部上の密封位置にキャップを締め付けるために要求されるトルクは、好適には1.2Nm未満、より好適には1Nm未満、最も好適には約0.7〜約0.9Nmである。これは、補完的な係止構成(存在する場合)を密封位置に契合するのに要するトルク、および/またはそうでなければ、通常の炭酸飲料の圧力差におけるガスの漏洩を実質的に排除するのに要する力である。
密封プラグと密封スカートとの間に、WO02/42171に記載された種類の追加的な円周状の可撓性密封フィンを必要とすることなく耐圧密封を与え得ることが、本発明によるアセンブリの利点である。
本発明による容器密閉アセンブリのある実施態様において、容器は、栓が容器頸部から外れる方向の軸方向の圧力下にあるときに、栓が中間位置を越えて緩まる方向へ回転することを妨害または制限するための互いに契合可能な要素を、頸部および栓上にさらに有する。これは、圧力下にある容器頸部から栓を除去するときに、栓がコントロ−ル不能に緩まることまたはミサイルのように飛んで行くことを防止することを意図した、いわゆる圧力安全機構である。好ましい圧力安全機構は、WO95/05322、WO97/21602およびWO99/19228に記載されている。
これらの実施態様において、第1および第2のネジは、少なくとも栓が前記中間地点にあるときには栓が頸部に対して軸方向に移動することを許容し、そして、例えば加圧された容器内部からの軸圧によって栓が頸部から外れる方向の軸方向に移動しているときには好ましくは契合要素が互いに契合するように接触するように構成され、配置されている。相互に契合可能な要素は、栓が中間位置において頸部に向かって軸方向の内側方向に移動しているとき、例えば栓が容器頸部にネジ込まれているときには互いに契合しないように配置、構成することが最も好ましい。
相互に契合可能な要素は、第1のスクリューネジセグメントのうちの1つの上の第2の接触面が接触して、栓が容器頸部から外れる方向の軸方向の圧力下にあるときには栓が前記中間位置において緩まる方向に回転することを妨害または制限する第1の接触面を与えるが、しかし容器が過度に加圧されていないときには栓を容易に除去することを許容するための、第2のスクリューネジセグメントのうちの1つの下側表面に形成されたステップまたは凹部を有することが好ましい。
より好ましくは、第2のネジセグメントが、第1の長軸方向の断面を有する第1のネジ部および該第1の断面よりも狭い第2の長軸方向の断面を有する第2のネジ部を有し、このことによって第1のネジセグメントが第2のネジ部と接触することである。相対的に大きい第1の断面は、第2のネジセグメントの円周上でオーバーラップする領域に隣接し、この領域におけるネジの間隔が比較的狭い結果となることが好ましい。
容器頸部および栓上の第1および第2のネジは、好ましくはWO97/21602に記載されたようなピッチが変わるネジであることが好ましい。第1および第2のネジセグメントによって規定される緩める方向のネジ軌道のピッチは、第1の領域において相対的に低く、第1の領域から緩める方向に移動した第2の領域において相対的に高いことが好ましい。第1の領域におけるネジ軌道のピッチは好ましくは実質的に一定である。第1の領域は、通常、栓が容器頸部上で密封される位置を包含する。第1の領域は、容器頸部または栓のスカートの円周について20°〜40°伸びていることが好ましい。第1の領域における下側ネジ表面のピッチは、1°〜12°の範囲にあることが好ましく、より好ましくは2°〜8°である。
第2の領域はネジ軌道の第1の領域に隣接していることが好ましい。第2の領域における螺旋状ネジ軌道のピッチは、実質的に一定であって、第2の領域は容器頸部または栓のスカートの円周について15°〜35°伸びていることが好ましい。第2の領域におけるネジ軌道のピッチは、15°〜35°であることが好ましい。
ピッチが変わるネジの使用により、高齢者および子どもに優しい、平均ピッチが急な高速ネジと耐圧安全性とを結合することが容易となる。高速ネジによって発生するかもしれない問題はピッチが急なことである。急なピッチは、容器が加圧されているときに、容器頸部上の完全に締め付けられた位置から逆進する(back off)する傾向をもたらす。この問題は、バヨネット型ネジの使用によって克服することができる。しかし、バヨネット型ネジの使用は、上述したような多くの別の問題をもたらす。これに対して、ピッチが変わるネジは、加圧下における栓の逆進の問題を解決しつつ、連続した高速ネジの利点のすべてを維持する。
螺旋状の緩める方向のネジ軌道は、第2の領域に隣接する第3の領域をさらに有することが好ましい。この第3の領域は、相対的に低いピッチを有する。第3の領域は、好ましくは1〜12°、より好ましくは2〜8°の範囲の比較的一定したピッチを有することが好ましい。第3の領域は、栓が中間のガス排気位置で妨害されるときの容器頸部上における栓の位置を包含することが好ましい。第3の領域の相対的に低いピッチは、高いガス排気圧によって栓が妨害手段を乗り越える傾向を減少する。
本発明による容器およびキャップのアセンブリは、容器頸部およびキャップ上に、所定の最小開栓トルクが加えられるまではキャップが容器頸部上の密封位置から緩まることを妨害または制限する相補的な係止要素を有することが好適である。係止要素は、例えば容器頸部またはキャップのスカート部のうちの1つの上に長軸方向の係止リブを、ならびに容器頸部およびキャップのスカート部のうちの他方の上に相補的な係止斜面(ramp)を有することができる。この係止リブは、キャップが容器頸部上で完全に締め付けられたときに係止斜面の保持縁部に接触する。
ある実施態様では、キャップが容器頸部上で前記完全に契合した位置にあるときに、第1および第2の係止用突起(サイドキャッチ)が第1および/または第2のネジセグメントと長軸方向でオーバーラップする。換言すると、第1および第2の係止用突起は、ネジの完全に上または下には位置していない(上および下という語は、アセンブリの長軸に沿った相対的な位置を意味する。)。しかし、これらは少なくとも一部が円周方向でネジの間にある。サイドキャッチは、ネジの終端部に隣接して位置することが好ましい。このことによって、ネジアセンブリの全部を長軸(垂直)方向に、よりコンパクトに作ることが可能となり、これによってアセンブリを作るのに要する成形材料の総量、およびアセンブリによって占められる空間を減少する。ある実施態様では、頸部のネジを頸部から直接消費するためにより好適に作ることも可能である。
典型的には、第1および第2の係止要素は、キャップが容器上に完全に締め付けられたときのネジの下側終端部の近くに置かれる。第1および/または第2の係止用突起は、キャップが容器頸部上で前記完全に契合した位置にあるときの第1または第2のネジセグメントの下側端部よりも下方へは伸びていない。「下方」という語は、容器頸部の開口部から最も遠い頸部ネジの部分を意味する。このようなアセンブリにおいて、係止用突起は、ネジよりも上方または下方ではなく、円周上で実質的に完全にネジの間に位置することが好ましい。頸部上の係止用突起は下側端部において円周状のフランジまたは肩部(例えば不正開封防止バンドを維持するために使用される肩部)に連結されておらず、このことにより、係止用突起の可撓性を向上し、「クリック音がしたら閉」のノイズを大きくする。
以上の説明に加えて、容器頸部および/またはキャップ上の相補的な係止用突起のうちの少なくとも1つ、好ましくは双方は、ネジセグメントから実質的に離隔しており、キャップが頸部上の完全に締め付けられた位置に到達したときにパチッとはまって明確に聞こえるクリック音を与えるように、ネジセグメントから実質的に独立して曲がることができる。一般に、完全に締め付けられた位置が近付いたとき、キャップスカート上の第2の係止要素の半径上で最も内側の頂点が、容器頸部上の第1の係止要素の半径上で最も外側の頂点に乗り上げる。次いで、キャップが締め付けられた位置から除去されるとき、例えばアセンブリを開けるとき、第2の係止要素は第1の係止要素の最も外側の頂点に逆から乗り上げる。
頸部および/またはキャップ上の相補的係止用突起のうちの少なくとも1つ、好ましくは双方は、その長軸方向の(すなわち、キャップアセンブリの回転軸に沿った)長さが、約1mm〜約6mm、例えば約2mm〜約4mmである。頸部および/またはキャップ上の相補的係止用突起のうちの少なくとも1つ、好ましくは双方の高さは、約0.25mm〜約2mm、例えば約0.5mm〜約1.5mmである。いずれの場合であっても、係止用突起の高さは、通常、対応するネジセグメントの平均高さよりも小さい。頸部および/またはキャップ上の相補的係止用突起のうちの少なくとも1つ、好ましくは双方の最大幅(すなわち、頸部またはキャップスカートの円周上の範囲)は、約0.5mm〜約3mm、例えば約1mm〜約2mmである。頸部および/またはキャップ上の相補的係止用突起のうちの少なくとも1つ、好ましくは双方における最大高さと最大幅との比は、約0.5以上であり、より好ましくは1以上、例えば約1〜約5である。
好適な実施態様において、第1の係止用突起は、第1のネジセグメントの上端部と長軸方向でオーバーラップし、円周上で離隔して位置する。他の実施態様では、第2の係止用突起は、第2のネジセグメントの下端部と長軸方向でオーバーラップし、円周上で離隔して位置する。第1の係止用突起の方が容器頸部の開口部からより遠くに位置することから、後者の実施態様が好ましい。これらの実施態様における突起および対応するネジセグメントとの間の円周上の間隔は、典型的には約1mm〜約10mm、例えば約1mm〜約4mmである。これらの実施態様において、円周上で離隔した係止用突起は、アセンブリが共々にネジ込まれたときには他のアセンブリの構成要素のネジセグメントと接触することができる。すなわち、円周上で離隔した突起は、キャップまたは頸部上のネジ軌道の一部を規定することができる。例えば、容器頸部上の相対的に短いネジセグメントのためのネジ軌道を規定するキャップスカート上の相対的に長いネジセグメントがある場合、キャップスカート上の係止用突起は、キャップスカート上の相対的に長いネジセグメントの下端部から円周上で離隔していることができ、このことによって、キャップが頸部上に適用されたとき、その後に頸部上のネジセグメントによって規定されるネジ軌道の開始点における延長部を規定することができる。頸部またはキャップ上のネジ軌道を規定するために係止用突起を使用するこの方法は、ネジとオーバーラップする、より大きな係止用突起を備えることの問題を解決するが、ネジの滑動を妨害しない。係止用突起は、通常、頸部またはキャップのうちの1つのネジ軌道のいわば線上にあり、延長線である。WO−A−2005058720に記載された係止用突起が好適である。
本発明によるアセンブリは、容器頸部およびキャップ上に相補的な係止用突起を1組よりも多く有することができる。円周上で離隔したそのような相補的な組が、頸部およびキャップスカート周りに2組以上存在することが好ましい。ネジ開始点のそれぞれに1組以上存在することが通常であり、例えば頸部およびキャップスカート周りに円周上で離隔した4組が存在することができる。
従って、頸部上におけるキャップの前記密封位置は、通常、係止用突起が係止契合状態にある、すなわち通常接触している、捻じ込み方向における第1回転位置(the first rotational position)である。
頸部およびキャップスカート上の係止用突起は、キャップが容器頸部上の前記密封位置にあるときに両者が接触するように円周上に位置することが好適である。すなわちキャップ上の突起は、前記完全に締め付けられた密封位置において、容器頸部上の対応する突起の一方の側に乗り上げ、他方の側と接触して停止する。このことにより、前記締め付けられた密封位置において、密封からの漏洩を許すキャップの動きがないことが担保される。締め付けられた密封位置において突起が接触しているとき、キャップスカートおよび/または突起は、接触している突起間に反発力が発生するように、なお少し変形していることが好ましい。この反発力は、接触によってキャップと頸部との間の閉栓トルクに変換され、キャップを完全に締め付けられた密封位置に押しやる。このことによって、キャップを特にきつく捻じ込まない場合であっても容器頸部およびキャップの信頼性のある密封表面が自動的に互いに設置されることが担保される。さらに係止用突起は、係止用突起とキャップスカートの半径方向の変形との相互作用のため、回転上の密封位置のより広い範囲にわたって効果的な密封が達成されるため、アセンブリを成形するときに製造上の誤差率がとても悪い程度であってもかまわない。
キャップを密封位置に押しやる係止用突起の利点は、WO93/01098に詳しく説明されている。
本発明による相補的な係止用突起は、上述したキャップを完全に締め付けられた密封位置に押しやることのほかに、数々の他の重要な利点を与える。第1に、これらはキャップが容器頸部上の完全に契合した密封位置からの容器内部からの圧力のために偶発的に逆進することを防止する。これらの要素は、キャップが突然緩まる危険を伴うことなく、より急なピッチのネジおよび自由滑動の(平行)ネジの使用を可能とする。より急なピッチのネジの使用は、キャップの除去および再締め付けをさらに容易にする。
ある実施態様では、本発明による係止用突起は、容器頸部上でキャップが完全に契合した密封位置に到達したときに積極的な「クリック音」を発し、このことによってキャップが密閉(密封)位置にあることのはっきりした情報を与えてもよい。このシステムは、容器とキャップとの間に効果的な気密密封を実現するための正確に最適な程度の圧縮が印加されることをも担保する。
本発明による容器密閉アセンブリは、容器頸部およびキャップスカートのうちの1つの上に、容器頸部またはキャップスカートのうちの他方の上の第2の停止部またはネジと接触して、容器頸部上における所定角度のキャップの密封位置を越えてキャップを締め込み過ぎることを防止するための突起状停止表面をさらに有することが好適である。この停止要素は、本発明の密封構成とともに耐圧密封を与えるために、正確に最適な程度のキャップ捻じ込みが達成されることを担保するために、係止構成と共同して働く。停止表面は、頸部上におけるキャップの前記密封位置において接触していてもよく、あるいはこれらは製造上の誤差率を許容するために、前記密封位置において、接触まで例えば約2mm未満以内、好適には約1mm未満といった、接触に極めて近い状態にあってもよい。
好適な係止および停止構成は、WO91/18799、WO95/05322およびWO2005/058720に詳しく記載されている。
容器密閉アセンブリは、不正開封安全機構をも有することが好適である。安全機構は、当初は容器栓のスカートと一体に形成されており、折れやすい架橋部の1つ以上によってスカートの底端部に連結されている、不正開封防止リングを含むことが好ましい。不正開封防止リングは、キャップが頸部から最初に除去されたとき、好適には容器頸部上のネジよりも下方に備えられた円周状の保持リップの下側との接触によって容器頸部上に保持される。
ある実施態様において、不正開封防止リングは、一体に形成された、可撓性の、半径方向内側を向いた保持タブの複数を有し、保持リップの下にリングを保持する。これらの実施態様において、容器頸部上の円周上の保持リップの下方であって、容器頸部周りに半径方向に離隔したラチェット状突起を備え、不正開封防止リングの緩まる方向への回転を防止し、これによって不正開封防止リングが頸部から分離することを促進してもよい。これらの実施態様による不正開封防止リング機構の構造および作用は、我々の国際特許公開WO94/11267に記載され特許請求されたようなものであることができる。
ここで、本発明の実施態様を、添付の図面を参照する実施例の方式によってさらに説明する。
図1および2を参照すると、この実施態様は炭酸飲料の容器に特に適合する容器密閉アセンブリである。このアセンブリの特徴の多くは、我々の国際特許出願WO95/05322、WO97/21602およびWO99/19228に記載され、そして特許請求されたアセンブリの特徴と類似している。しかし、本発明では栓および頸部上のネジが、それらの出願に記載された密閉アセンブリと比較して相対的に逆転していることに注意することが重要である。すなわち、先の特許明細書には栓のスカート中の短いネジセグメントおよび頸部上のより長いネジセグメントを有するアセンブリが詳細に記載されているのに対して、本発明は、頸部上の短いネジセグメントおよび栓のスカート上のより長いネジセグメントだけを備える。
この実施態様によるアセンブリは、炭酸飲料のための容器の容器頸部10および栓12を含む。容器頸部および栓は、双方ともプラスチック材料から形成されているが、容器頸部はガラス製であってもよい。容器は、炭酸飲料容器で従来公知の方法により、ポリエチレンテレフタレートの射出成形およびブロー成形で形成されることが好ましい。栓は、ポリエチレンの射出成形または圧縮成形で成形されることが好ましい。容器頸部は、丸まったリップ14で終了する円筒状の内部表面13を有する。
図3を参照すると、容器頸部のリップ領域の実施態様がより詳細に示されている。頸部は、内部表面80、外部表面82および丸まったリップ84を有する。丸まったリップ84に隣接する内部表面の領域86は、約16度の角度αでテーパー状である。丸まったリップ84に隣接する外部表面の領域88は、約9度の角度βでテーパー状である。これらのテーパー領域により、頸部上でキャップの密封位置が近付いたときに、キャップの密封プラグおよび密封スカートが頸部と契合する際の捻じ込みトルクの急な増大が少なくなる。
容器頸部10上には、図2に示されているように、4つの第1のネジセグメント16を形成する4点開始の第1のスクリューネジが備えられている。この第1のネジセグメント16は、頸部周りを約33°に伸び、そして約6°の相対的低いピッチの下部表面18と、約13.5°の中程度のピッチの上部表面20とを有する短いネジセグメントである。第1のネジセグメントは、頸部の軸に沿って実質的に台形状の断面にて存在する。
図1および2を参照すると、栓12は基部22およびスカート部24を有する。栓のスカート24は、それぞれが下部ネジ表面30および上部ネジ表面32を有し、4つに伸びる第2のネジセグメント26から形成された第2のスクリューネジを備える。(この文脈中、「上部」という語は、栓の基部に近い方、すなわち栓の開口部から遠い方を意味する。)上部および下部の第2のネジ表面30、32は、第1のネジセグメントの形状と相補的な、実質的に台形状のサイドエッジのネジセグメントを与える。第1のネジセグメントのための、実質的に連続したおおよそ螺旋状のネジ軌道が、隣接する第2のネジセグメント26の間に規定される。
このアセンブリの特徴は、我々の国際特許出願WO97/21602により詳細に記載されている、第2のネジセグメント26の上部表面32の輪郭である。この上部ネジ表面32ははじめ、上部領域において、わずか約6°の実質的に一定のピッチを有する。中間領域と隣接する上部領域は、約25°の実質的に一定のより高いピッチを有する。第2のネジセグメント26に規定される螺旋状ネジ軌道の平均ピッチは13.5°である。
第2のネジセグメント26は、我々の国際特許出願WO95/05322に記載され、そして特許請求されたものと類似の圧力安全機構も含む。簡単にいうと、第1のネジセグメント16が上部表面32と接触しているとき、すなわち容器頸部から外れる軸方向の正味の力が栓にかかっているときに、第2のネジセグメント26最下部が第1のネジセグメント16の第1の終端部40と接触し、栓12が頸部10から緩まることを妨害するステップ38を規定する。ステップ38に隣接して位置する第2のネジセグメントの上部表面32の第3領域も、約6°の低いピッチを有する。
容器および栓のアセンブリは、容器頸部および栓の上に、最小の開栓トルクが加えられない限り栓が容器頸部上で完全に契合した位置から緩むことを防止するための補完的な係止要素をも備える。これらの係止要素は、容器頸部上で円周上に均等に離隔した4つの第1の係止用突起44と、栓のスカート24の内側上で円周上に均等に離隔した4つの第2の係止用突起46と、を有する。容器頸部上の突起は、これらが容器頸部から直接飲用する人に最も気付かれない場所であるネジの底部に位置している。栓のスカート上の係止用突起46は、スカート上のネジ26の底部と同じレベルに、円周上で約2mm離れて位置している。栓のスカート24上の係止用突起は、栓のネジセグメント26と連続して形成されており、このことによって頸部10上のネジセグメント16は、キャップが頸部上に締め付けられたとき、頸部上の係止用突起を通り越して滑らかに通過することができる。
係止用突起44、46のそれぞれは、その長軸が密閉アセンブリの軸に沿った、実質的に三角形のプリズム形状にある。各係止用突起の高さは約1.5mmであり、基部の幅は約1.5mmである。このことにより、突起は、恒久的な変形を伴わずに互いにパチッと乗り越えるための十分な強度を有することになる。
第2のネジセグメント26のそれぞれは、長軸方向の停止面を規定する、長軸方向で上向きに突起した部位48を含む。この停止面は、栓が頸部上で完全に締め付けられたときに第1のネジセグメント16のうちの1つの第2端50がこれに接し、頸部上で栓が締め込まれ過ぎることを防止する。
キャップは、円筒状の密封プラグ52を有する。キャップはさらに、実質的に密封プラグと同心状の円筒状の密封スカート54を有する。密封プラグ52および密封スカート54は、ネジ切りされたスカート24と同心状であり、容器のリップ部14に近接した容器頸部の背中合わせの2つの場所に対して密封接触するように、ネジ切りされたスカート24の内側に位置する。
密封プラグ52は、その半径方向外側の表面上に、使用する容器頸部の内表面に対して密封を形成する球根状突起56を有する、オリーブ形状の密封プラグである。
密封スカート54は、その半径方向内側表面上に凹状領域58を有する。この凹状領域から内側に向かって、実質的に三角形の断面の突起である2つの小さな円周状密封リブ60が備えられている。密封スカート上の円周状密封リブは、応力のない状態で、実質的に正三角形の断面および約150マイクロメートルの高さを有する。しかし、これらは容器頸部のより硬い材料(ガラスまたはPET)に押し付けられたときには変形して耐圧密封を形成する。密封リブ60の小さな寸法により、密封を形成するために密封スカートへのかなりの力の印加を必要とせずに耐圧密封を実現することが可能となる。
この実施態様の容器密閉アセンブリは、不正開封防止安全機構をも有する。これは、最初は容器栓12のスカート24と一体に形成されており、破壊可能なブリッジ64によってこれと結合されている、不正開封防止リング66を有する。この不正開封防止リング66は、一体に形成された、柔らかい、先が半径方向内側を向いた複数の残存タブ70を有する。容器頸部10上には、円周状の残存ビード(bead)72を備える。容器頸部上には、不正開封防止リング66が容器頸部10上で開封方向に回ることを妨害するための、前記円周状の残存ビード72の下方に、容器頸部周りで円周方向に離隔したラチェット式突起を備えていてもよい(この実施態様には存在しない)。しかし、頸部の仕上げのユーザーフレンドリーさを向上するために、このラチェット突起を滑らかにするか、あるいはこれを省略することが好ましいであろう。不正開封防止リング機構の構造および作用は、我々の国際特許出願WO94/11267に記載され、特許請求されたとおりである。
使用に際して栓12は、従来のやり方でネジ込むことによって容器頸部10上に締め付けられる。4つのネジ開始点があり、栓12は、容器頸部10上の完全に外れた位置から完全に契合する位置まで約90°の回転によって移動することができる。頸部上のネジセグメント16は、最初に栓のスカート上の係止用突起46の上端部を乗り越え、そしてその後、螺旋状のネジ軌道中に導かれることが理解される。換言すると、スカート24上の係止用突起46は、その後に頸部上のネジセグメント16によって規定される螺旋状ネジ軌道の最初の外延を規定する。この方法によって、スカート上の係止用突起はネジの自由滑動を妨げず、あるいは妨害しない。
栓がネジ込まれているとき、通常はユーザーによって、栓上に容器頸部中へ向かう正味の軸方向の力がかかっており、従って頸部上の第1のネジセグメント16は栓上の第2のネジセグメント26の下部表面30と接触し、これに沿って進む。このように、第1のネジセグメント16は実質的に連続した軌道をピッチが変化する螺旋に沿って辿る。第1および第2のネジは自由滑動ネジである。つまり、完全に契合する位置が近付くまでネジセグメント間の摩擦トルクが実質的にない。ネジ開始点が複数であることのこれらの特徴、90°の栓の回転、実質的に連続したネジ軌道および自由滑動ネジ、のすべてによって、特に老人もしくは障害者または子どもにとって、容器頸部上に栓を締め付けることが顕著に容易となる。
栓が容器頸部10上の完全に契合する位置に近付いたとき、幾つかのことが起こる。第1に、不正開封防止リング66が、容器頸部上の残存ビード72に乗り上げ始める。不正開封防止リング66上の残存タブ70は柔らかく、半径方向外側を向いていることにより、不正開封防止リングは、破壊可能なブリッジ64上に過度の半径方向の応力をかけることなく、残存ビード72の上を乗り越えることができる。
第2に、容器栓の基部中の密封プラグ52および密封スカート54と容器頸部上の密封リップ14との最初の接触によって、栓上に、容器頸部から外れる方向の正味の軸力がかかる。これは、ネジセグメント16を、第2のネジセグメント26の突起部の下部表面30との接触が外れ、そして第2のネジセグメント20の突起部の上部表面32と接触する方向に押す。より詳しくは、これは、第1のネジセグメント16を上部ネジ表面32の上部領域34と接触させる。ネジ込む方向の栓の回転を続けると、第1のネジセグメント16は、上部領域34に沿って最後まで移動し、図1および4に見られる完全に契合する位置に到達する。上部表面34の低いピッチは、このさらなる回転がパワフルな梃子(カム)の作用を与え、効果的な気密密封を達成するために、密封プラグ52および密封スカート54を容器リップ部14に押し付けることを意味する。密封スカート54の凹状の内部表面58は、密封スカート54の実質的な変形を伴わずに、湾曲した容器リップ部14が効果的な密封を形成することを担保する。
第3に、完全に締め付けられた位置が近付いたとき、栓のスカート上の係止用突起46はたわみ、容器頸部上の補完的な係止用突起44条を乗り越える。完全に締め付けられた位置において、補完的係止用突起は、栓のスカートが未だ少し変形しているように接触を維持する。栓のスカートが発する弾力的な復活力は、突起44、46によってアセンブリ上で閉栓トルク方向に梃子押しされ、アセンブリの種々の密閉表面に対して十分に強い密閉力が印加されることを担保することを補助する。この効果により、突起44、46の比較的大きなサイズと相俟って、係止用突起44、46が極めて厳密な誤差率で成形された場合でなくても効果的な密封を達成することが可能となることが理解されよう。
最後に、栓12が容器頸部10上で完全に契合する位置に近付き、または通過したとき、第1のネジセグメント16の第2の終端部76は、第2のネジセグメント26から突出する停止用肩部50に接触し、これによって栓がさらに締まることを防止する。栓がさらに締まると、ネジの損傷および/または栓上の密封フィンとリブの変形を来たし得る。
栓12が容器頸部10上で完全に契合する位置にあるとき、図2に見られるように、第1のネジセグメント16の下部表面18は第2のネジセグメント26の突起部の上部ネジ表面32の上部領域34と接触する。領域34の突起部との間の接触面積を最大化し、このことにより、栓の発揮する軸力が容器頸部周りで可能な限り均等になることに寄与するように、第1のネジセグメント16の下部表面18は上部領域34のピッチと適合する低いピッチを有する。領域34の低いピッチのため、この位置におけるネジ表面の間の接触によって、容器内部の圧力に起因して容器頸部から出現する軸力の比較的わずかしか栓を緩める回転力に変換されない。このことが、栓が圧力下で自然に緩まる傾向を顕著に減少する。自然的な緩まりは、第1および第2の係止用突起44、46の間の接触によっても回避される。このアセンブリの有利な点は、下部領域34におけるネジの低いピッチのために、自然に緩まる傾向が減じられていることである。このネジの低いピッチは、栓が自然に吹き飛ぶ危険なしに、係止用突起44、46の最小の開栓トルクを減少できることを意味する。このことにより、栓の耐圧安全性を減ずることなく、高齢者もしくは障害者または子どもによる栓の除去が容易となる。
完全に契合して密封する位置において、図2に見られるようにキャップは容器頸部上に締め付けられている。密封スカート20および密封プラグ24の両方とも、放射状に少したわんで密封リップと契合する。密封プラグ上の球根状突起および密封スカート上の円周状の密封リブは、密封リップ5の背中合わせの面と契合してこれらの間でリップを挟み、高度に効果的な密封を形成する。この総合的な効果が、容器頸部の頂部を掴む密封顎を与える。
使用に際して栓は単純なネジ緩め操作によって容器頸部から除去される。最初、係止用突起44、46の抵抗に打ち勝つために最小の開栓トルクが必要である。ひとたび抵抗が克服されると、栓を緩めるためにユーザーがトルクを加えることを実質的に要しない。容器内部の内圧は、栓を緩めるときに第1のネジセグメント16が第2のネジセグメント26の上部表面32を伝って乗ることの結果として、栓上に容器の口から外れる方向の軸力を発する。第1のネジセグメント16は、最初に上部領域34を伝って、次いで第2のネジセグメントの上部領域20の急なピッチの中間領域36を伝って乗る。第1のネジセグメント16は、その後、第2のネジセグメント26の下部突起部38と接触する。この位置において、栓をさらに緩めることは、ネジ軌道に沿ってガスの排気が行われる間妨害される。この中間のガス排気位置において、第1のネジセグメント16は、最初、第2のネジセグメント26の上部表面の領域42と接触することが特筆されるべきである。領域42の低いピッチにより、栓上の軸力のうち比較的わずかしか開栓方向の回転トルクに転換されないこととなり、これにより、栓が耐圧安全機構を乗り越えて吹き飛ぶ傾向が減ずる。
ひとたび容器頸部の内部からのガスの排気が完了し、栓にもはや上方への軸力がかからなくなると、栓は下方に落ちてネジセグメント16が第2のネジセグメント26の下部表面30と接触することができる。この位置において、開栓を継続して栓を容器頸部から完全に外すことができる。
本発明によるアセンブリにおける密封の構成は、容器頸部上に締め付けおよび再締め付けされるべきキャップに高いトルクまたは低いピッチのネジを要さずに、密封を形成することができる。本発明によるアセンブリは、炭酸飲料容器が通常遭遇する温度および圧力の全範囲にわたって高い密封圧を有する円周状の密封を少なくとも2つ与えることが理解される。さらに、このキャップは、頸部からの直接飲用を補助するための丸まったリップを有するガラス製容器頸部およびプラスチック製容器頸部のような、丸まった頂部リップを有する容器頸部への適用に好適であることが理解される。キャップ中の柔らかい密封ライナーの使用に伴う不利益は除去されており、特に本発明によるキャップは、効果が損なわれまたは喪失することなく、容器頸部に繰り返し再締め付けすることができる。
この実施態様による容器密封アセンブリをPET製の炭酸飲用容器に適用した性能を、38℃における延長保存条件下で検討した(高温/高圧試験)。このアセンブリは、WO98/35881による現在のBericap社の栓によって設定された最も過酷な工業規格に適合した。さらに本発明によるアセンブリは、この試験におけるWO2007/057706の栓よりも顕著に性能がよかった。
上記の実施態様は実施例の形式としてのみ記載した。多くの別の実施態様が添付した特許請求の範囲の視野内にあることは、当業者には明らかであろう。
上記の説明中で参照したすべての特許文献は、その全部が参照によって組み入れられる。

Claims (19)

  1. その片末端に開口部を規定する側壁および該開口部の周りに広がるリップを有する容器頸部;
    頸部のためのキャップ、このキャップは基部およびネジ切りされたスカート部を有する;
    頸部上の第1のスクリューネジ;
    キャップのネジ切りされたスカートの内側表面上の第2のスクリューネジ;
    第1および第2のスクリューネジは、ユーザーが頸部上でキャップを回転することによってキャップを頸部の密封位置に締め付け、除去し、そして再締め付けすることが可能なように構成されており;
    キャップの前記基部から、キャップの前記ネジ切りされたスカート部の内側にこれと実質的に同心に伸びる密封プラグ、この密封プラグはキャップが容器頸部に締め付けられたときに容器頸部の内側表面に対して密封を形成するためのオリーブ形状の密封プラグであり;および
    キャップの前記基部から、キャップの前記密封プラグと前記ネジ切りされたスカート部との中間に、キャップの前記密封プラグおよび前記ネジ切りされたスカート部と実質的に同心に伸びる密封スカートを有する容器密閉アセンブリであって、
    前記密封スカートの半径方向内側表面の領域は、キャップが容器頸部に締めつけられたときに、容器頸部の前記リップ近傍の外側表面と契合するために凹状であり、前記凹状領域には円周状の密封リブが少なくとも1つ設けられており、
    キャップは、軸力の印加によって、キャップを頸部上で回転することなく、そして前記キャップが実質的に塑性変形することなく、前記密封位置から前記頸部の方向に移動することができ、そして第2のスクリューネジは、第1のスクリューネジの第2停止部に接するための突起状停止表面を有し、容器頸部上における所定角度のキャップの密封位置を越えてキャップを締め込み過ぎることを防止し、その密封位置において、キャップのいかなる部分も容器のリップの頂部表面と接触していない、前記容器密閉アセンブリ。
  2. 前記密封位置からの移動が可逆的な移動である、請求項1に記載の容器密閉アセンブリ。
  3. 容器のリップが長軸方向の断面において実質的に完全に丸まっている、請求項1または2に記載の容器密閉アセンブリ。
  4. 容器頸部のリップに隣接する内側および/または外側表面がわずかにテーパー状である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  5. 密封スカートの半分の高さにおける半径方向の肉厚が、同じ高さで測定した密封プラグの半径方向の肉厚の40%〜80%と等しい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  6. 密封スカートの半分の高さにおける内径が、容器頸部の外径よりも0.05mm〜0.5mm小さい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  7. キャップが締め付けられて頸部上の密封位置にあるとき、密封スカートの外側表面がネジ切りされたスカートの内側表面またはキャップの基部と接触しない、請求項1〜6のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  8. 前記円周状の密封リブの少なくとも1つが実質的に三角形の断面を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  9. 密封リブの少なくとも1つの高さが10〜250マイクロメートルの範囲である、請求項8に記載の容器密閉アセンブリ。
  10. キャップが、該キャップに接続された不正開封防止リングのいずれをも除いた、基部の頂部からネジ切りされたスカートの底部までの軸方向の高さが10mm〜15mmの扁平なキャップである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  11. 360°以下、好ましくは180°以下、より好ましくは90°の単一の滑らかな回転によってキャップを容器頸部上に締め付けそして再締め付けすることができる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  12. 第1および第2のネジが多数点開始ネジである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  13. 第1および第2のネジが実質的に連続した螺旋状のネジである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  14. 容器およびキャップが、容器頸部およびキャップ上に、所定の最小開栓トルクが加えられるまでキャップが容器頸部上の完全に締め付けられた位置から緩まることを妨害しまたは妨げる補完的な係止要素をさらに有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  15. 前記係止要素が、容器頸部およびネジ切りされたキャップスカート上に第1および第2の係止用突起を有し、前記第1の係止用突起が第1のネジセグメントの上端部と高さ方向でオーバーラップし且つ円周上で離隔して配置されるか、あるいは前記第2の係止用突起が第2のネジセグメントの下端部と高さ方向でオーバーラップし且つ円周上で離隔して配置され、これによって前記第1または第2の係止用突起が頸部またはキャップ上のネジセグメントによって規定されるネジ軌道の延長線を規定する、請求項14に記載の容器密閉アセンブリ。
  16. 容器頸部およびキャップスカートのうちの1つの上に、容器頸部またはキャップのうちの他方の上の第2の停止部またはネジと接触し、容器頸部上における所定角度のキャップの密封位置を越えてキャップを締め込み過ぎることを防止するための突出した停止面をさらに有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  17. キャップを容器頸部上に締め付けるために必要なトルクが0.7Nm〜0.9Nmである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリ。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の容器密閉アセンブリによって密封された飲料容器。
  19. 炭酸飲料を収納する、請求項18に記載の飲料容器。
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