JP5681648B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、液晶表示装置の製造方法に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
このような液晶表示装置において、一対の基板間に液晶層を形成する方法として、例えば真空注入方式あるいは滴下注入法が知られている。例えば滴下注入法は、一方の基板にシール材を閉ループ状に塗布した後、ループ内に液晶材料を滴下し、他方の基板を重ね合わせ、液晶材料を広げて液晶層を形成し、シール材を硬化するものである。
シール材の塗布はディスペンサーを用いて描画することにより行われる。しかしながら、描画の際にディスペンサーの位置ずれが起こり、シール材の塗布位置がずれて中心がばらつき、シール材の形状が安定しない。
特開2007−219235号公報
本発明の実施形態は、シール材形状が安定した液晶表示装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層とを含む液晶表示装置を製造する方法であって、
前記一対の基板のうち一方の基板の周縁に、枠状のシール材を塗布するための少なくとも一対の第1の突起と前記第1の突起上に各々設けられた第2の突起とを有するガイドパターンを形成する工程、
該一対の突起を有するガイドパターンの該突起間にシール材を滴下して塗布し、該突起の少なくとも一方を該シール材によって覆い、該シール材の中に配置する工程、及び
前記一方の基板と前記シール材で区画された領域内に液晶を滴下する工程を具備することを特徴とする液晶表示装置の製造方法が提供される。
実施形態における液晶表示装置1の構成を概略的に示す平面図である。 図1の部分断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図である。 実施形態にかかる液晶表示装置のシール材のばらつきを表すグラフ図である。 比較の液晶表示装置のシール材のばらつきを表すグラフ図である。 実施形態に用いられるガイドパターンの他の実施形態を表す図である。 実施形態に用いられるガイドパターンの他の実施形態を表す図である。 実施形態に用いられるガイドパターンの他の実施形態を表す図である。 実施形態に用いられるガイドパターンの他の実施形態を表す図である。
実施形態に用いられる液晶表示装置は、一対の基板と、一対の基板間に挟持された液晶層とを含む。
実施形態にかかる液晶表示装置の製造方法は、一対の基板のうち一方の基板の周縁に、枠状のシール材を塗布するための少なくとも一対の突起を有するガイドパターンを形成する工程、
一対の突起を有するガイドパターンの間にシール材を滴下して塗布する工程、及び
一対の基板とシール材で区画された領域内に液晶を滴下する工程を含む。
一対の突起を有するガイドパターンは、各々、例えば基板の周縁に枠状のパターンで形成された突起である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における液晶表示装置1の構成を概略的に示す平面図である。
すなわち、液晶表示装置1は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示パネルLPN、液晶表示パネルLPNに接続された駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3などを備えている。
液晶表示パネルLPNは、第1基板としてのアレイ基板ARと、アレイ基板ARに対向して配置された第2基板としての対向基板CTと、これらのアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された図示しない液晶層と、を備えて構成されている。これらのアレイ基板ARと対向基板CTとは、シール材SEによって貼り合わせられている。液晶層は、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に形成されたセルギャップにおいてシール材SEによって囲まれた内側に保持されている。
このような液晶表示パネルLPNは、シール材SEによって囲まれた内側に、画像を表示する略矩形状のアクティブエリアACTを備えている。このアクティブエリアACTは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている(但し、m及びnは正の整数である)。駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3は、アクティブエリアACTよりも外側の周辺エリアPRPにおいて、アレイ基板ARに実装されている。
本実施形態においては、シール材SEは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間において、略矩形枠状に形成され、閉ループをなしている。つまり、この例では、このシール材SEには、液晶材料を注入するための注入口は形成されていない。シール材SEは、4つの直線部、すなわち第1乃至第4直線部SE1乃至SE4を有している。図示した例では、第1直線部SE1及び第3直線部SE3は第1方向Xに沿って延在し、第2直線部SE2及び第4直線部SE4は第1方向Xに直交する第2方向Yに沿って延在している。
シール材SEは、例えば、紫外線硬化型樹脂などによって形成され、ディスペンサーなどを用いてシール材を滴下し、始点部から終点部まで描画する方式で塗布される。このような方式を適用した場合、始点部と終点部との間でシール材SEが途切れることがないように形成されることが要求される。このため、始点部から塗布されたシール材と、終点部まで塗布されたシール材とを重ね合わせている。
例えば、シール材SEを描画する際には、まず、始点部からシール材の塗布を開始し、第1直線部SE1の一部を形成した後、第2直線部SE2を形成したのに続いて第3直線部SE3を形成し、さらに、第4直線部SE4を形成した後に第1直線部SE1の他の部分を形成する。終点部は、始点部に重なる位置、あるいは、始点部を越えた位置に相当する。
図2は、図1に示した液晶表示パネルLPNのアクティブエリアACTにおける構造とアクティブエリアACTよりも外側の周辺エリアPRPにおける構造とを概略的に示す断面図である。
すなわち、液晶表示パネルLPNを構成するアレイ基板ARは、ガラス板などの光透過性を有する第1絶縁基板10を用いて形成されている。このアレイ基板ARは、第1絶縁基板10の対向基板CTに対向する側に、スイッチング素子SW、画素電極EPなどを備えている。ここに示したスイッチング素子SWは、トップゲート型の薄膜トランジスタであるが、スイッチング素子SWの構成はここに示した例に限らない。
スイッチング素子SWは、第1絶縁基板10の上に配置された半導体層12を備えている。この半導体層12は、例えば、ポリシリコンやアモルファスシリコンなどによって形成可能であり、ここではポリシリコンによって形成されている。半導体層12は、チャネル領域12Cを挟んだ両側にそれぞれソース領域12S及びドレイン領域12Dを有している。この半導体層12は、ゲート絶縁膜14によって覆われている。このゲート絶縁膜14は、第1絶縁基板10の上にも配置されている。なお、図示していないが、第1絶縁基板10と半導体層12との間に、絶縁膜であるアンダーコート層が介在していても良い。
スイッチング素子SWのゲート電極WGは、ゲート絶縁膜14の上に配置され、半導体層12のチャネル領域12Cの直上に位置している。このゲート電極WGは、第1層間絶縁膜16によって覆われている。この第1層間絶縁膜16は、ゲート絶縁膜14の上にも配置されている。
スイッチング素子SWのソース電極WS及びドレイン電極WDは、第1層間絶縁膜16の上に配置されている。ソース電極WSは、ゲート絶縁膜14及び第1層間絶縁膜16を貫通するコンタクトホールを介して半導体層12のソース領域12Sにコンタクトしている。ドレイン電極WDは、ゲート絶縁膜14及び第1層間絶縁膜16を貫通するコンタクトホールを介して半導体層12のドレイン領域12Dにコンタクトしている。
これらのソース電極WS及びドレイン電極WDは、第2層間絶縁膜18によって覆われている。この第2層間絶縁膜18は、第1層間絶縁膜16の上にも配置されている。このような第2層間絶縁膜18は、例えば、紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂などの各種樹脂材料によって形成されている。
画素電極EPは、アクティブエリアACTにおいて各画素PXに配置されている。すなわち、この画素電極EPは、第2層間絶縁膜18の上に配置され、第2層間絶縁膜18に形成されたコンタクトホールを介してドレイン電極WDと電気的に接続されている。画素電極EPは、第1配向膜20によって覆われている。
一方、液晶表示パネルLPNを構成する対向基板CTは、ガラス板などの光透過性を有する第2絶縁基板30を用いて形成されている。この対向基板CTは、第2絶縁基板30のアレイ基板ARに対向する側に、遮光層31、カラーフィルタ層34、対向電極ETなどを備えている。
遮光層31は、アクティブエリアACTにおいて例えば画素PXの間に配置されている。この遮光層31は、第2絶縁基板30の上に配置され、アレイ基板ARに設けられたスイッチング素子SWや、図示しないゲート線及びソース線などの各種配線部に対向している。カラーフィルタ層34は、アクティブエリアACTの各画素PXに配置されている。このカラーフィルタ層34は、第2絶縁基板30の上に配置され、その一部が遮光層31に積層されている。
対向電極ETは、アクティブエリアACTに配置されている。この対向電極ETは、カラーフィルタ層34の上に延在している。アクティブエリアACTにおいては、対向電極ETは、各画素PXの画素電極EPと対向している。この対向電極ETは、第2配向膜36によって覆われている。
なお、カラーフィルタ層34は、対向基板CT側に配置されているが、アレイ基板AR側に配置しても良い。この場合、アレイ基板ARにおける第2層間絶縁膜18などをカラーフィルタ層34に置き換えることが可能である。また、対向基板CTには、カラーフィルタ層34の表面の凹凸の影響を緩和するために、カラーフィルタ層34と対向電極ETとの間に、透明な樹脂材料からなるオーバーコート層を配置しても良い。
本実施形態においては、アレイ基板ARは、柱状スペーサ21を備えている。すなわち、柱状スペーサ21は、アクティブエリアACTにおいて、アレイ基板ARの対向基板CTとの対向面に形成されている。この柱状スペーサ21は、アレイ基板ARにおいて第2層間絶縁膜18の上に形成されている。このような柱状スペーサ21は、第1配向膜20によって覆われている。
この柱状スペーサ21は、アクティブエリアACTにおける表示に寄与しない非表示部、つまり、画素PXの間に位置する図示しないゲート線とソース線との交差部、あるいは、ソース線の直上、あるいは、ゲート線の直上、あるいは、補助容量線の直上、あるいは、スイッチング素子SWの直上などに配置されている。このような柱状スペーサ21は、例えば、紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂などの各種樹脂材料によって形成されている。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、それぞれの第1配向膜20及び第2配向膜36が対向するように配置されている。このとき、アレイ基板ARと対向基板CTとの間には、柱状スペーサ21により、所定のセルギャップが形成される。液晶層LQは、柱状スペーサ21によって形成されたセルギャップに保持されている。
一方、アクティブエリアACTよりも外側の周辺エリアPRPにおいて、第1絶縁基板10上に、ゲート絶縁膜14及び第1層間絶縁膜16を介して、シール材SEの描画に用いられる一対のガイドパターン100が設けられている。
ガイドパターン100は、例えば第1の突起18Aと、第1の突起18A上に設けられた第2の突起21Aとを有する。
ガイドパターン100はアレイ基板の製造工程で例えば平坦化膜、柱状スペーサ等の形成と同時に作成することができる。このため、工程数や装置を増加させることはない。
また、周辺エリアPRPの対向基板CTは第2絶縁基板30と、遮光層31と、保護膜OCを備えている。
図3ないし図8に、実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程の一例を表す概略的な断面図を示す。
図3に示すように、まず、ゲート絶縁膜14、第1層間絶縁膜16、及び対向基板CTに対向する側に設けられたスイッチング素子SWが設けられた第1絶縁基板10を用意する。
次に、図4に示すように、第1絶縁基板10上に、ゲート絶縁膜14、第1層間絶縁膜16、及びスイッチング素子SWを介して、第2層間絶縁膜18いわゆる平坦化膜を形成する。このとき、第2層間絶縁膜18をパターニングして形成すると同時に、外側の周辺エリアPRPにおいて矩形枠状のパターンを有する一対の第1の突起18Aをパターニングして形成することができる。
続いて、図5に示すように、第2層間絶縁膜18上にコンタクトホールを介してドレイン電極WDと電気的に接続させて画素電極EPを形成する。
さらに、図6に示すように、第2層間絶縁膜18上に柱状スペーサ21を形成する。このとき、柱状スペーサ21をパターニングして形成すると同時に、一対の第1の突起18A上に、それぞれ第2の突起21Aをパターニングして形成することにより、一対の第1の突起18A及び第2の突起21Aからなるガイドパターン100が得られる。
その後、ガイドパターン100の一対の突起の間に例えば紫外線硬化型樹脂などのシール材SEをディスペンサー101などを用いて滴下し、始点部から終点部まで矩形枠状に描画する。ガイドパターン100の一対の突起の間にシール材SEを滴下すると、ディスペンサー101に位置ずれが生じても、シール材の塗布位置のずれが一対の突起により補正され、シール材の中央のばらつきが低減されてシール材の形状が安定する。
そして、シール材SEで囲まれた領域に液晶材料LQを滴下する。
その後、シール材SE及び液晶材料LQが適用されたアレイ基板AR上に対向基板CTを位置あわせして取り付けることにより、図2に示す液晶表示装置102が得られる。
図9に、図2と同様の構造を有する液晶表示装置のシール材のばらつきを表すグラフ図を示す。
ここで、測定に使用した液晶表示装置は例えば3.5インチのサイズを有する。
また、測定に使用した液晶表示装置において、一対の第1の突起18Aのうち、例えば表示領域側の第1の突起の横幅は40μm厚、外周側の第1の突起の横幅は80μm厚であり、表示領域側の第1突起と外周側の第1の突起との間隔は20μm間隔で配置することができる。さらに、一対の第2の突起21Aの横幅は、例えば各々20μmの厚さを有し、一対の第2の突起21Aの間隔は40μm間隔で配置することができる。さらにまた、外周側の第2の突起と外周との距離は50μmにすることができる。
このようなガイドパターン100の2つの突起間にシール材SEを滴下したものを5つ用意し、それぞれ3点ずつ測定して測定点のシールを塗布する予定箇所(設計値)からの距離と、その距離の測定点の数を図9のグラフに示す。
図示するように、このグラフにおいて、シールを塗布する設計値の中央から実際に塗布したシールの中央のずれの平均は+4μm、最高値は+16μm、最小値は−5μm、ずれの範囲は21μm、ばらつき標準偏差3σは0.018であった。
図10に、比較の液晶表示装置のシール材のばらつきを測定した結果を表すグラフ図を示す。
ここで、測定に使用した液晶表示装置はガイドパターン100を設けないこと以外は、図2と同様の構成を有する。
なお、測定方法は、外側の周辺エリアPRPにシール材SEを滴下したものを8つ用意し、それぞれ1点ずつ測定して測定点のシールを塗布する予定箇所(設計値)からの距離と、その距離の測定点の数を図10のグラフに示す。
図示するように、このグラフにおいて、シールを塗布する設計値の中央から実際に塗布したシールの中央のずれの平均は−21μm、最高値は−8μm、最小値は−39μm、ずれの範囲は31μm、ばらつき標準偏差3σは0.036であった。
図9及び図10から、図2と同様の構造を有する液晶表示装置のシール材は、ばらつきが少ないことがわかる。
図11ないし図14に、ガイドパターンの他の実施形態を表す図を示す。
図示するように、この実施形態にかかる液晶表示装置は、アレイ基板ARの周辺エリアPRPにおいて、一対の突起を有するガイドパターン209と、ガイドパターン209よりも表示領域側にさらに設けられたガイドパターン205と、ガイドパターン209よりも外周側にさらに設けられたガイドパターン303とを有する。ガイドパターン209は例えば平坦化膜と同時に形成可能な第1の突起206と、第1の突起206上に設けられた柱状スペーサと同時に形成可能な一対の第2の突起207,208とを有する。ガイドパターン205は第1の突起203と、第1の突起203上に設けられた第2の突起204を有する。ガイドパターン303は第1の突起301と、第1の突起301上に形成された第2の突起302を有する。
図11に示すように、3種のガイドパターンの中央に位置するガイドパターン209の一対の第2の突起207,208間にディスペンサー101よりシール材SEを滴下するとき、設計におけるシール材の中央201に対し、ディスペンサー101の中央202が幅W1だけずれていたとしても、図12に示すように、塗布されたシール材SEが第2の突起207,208間で補正される。その後、シール材SEがガイドパターン205及びガイドパターン303まで広がっても、図13に示すように、塗布されたシール材SEの位置が補正されているので、設計におけるシール材の中央201に対し、塗布されたシール材SEの中央203のずれ幅W2はW1より小さくなる。
すなわち、シール材を塗布する領域にシール材の塗布方向と平行にガイドパターンの一対の突起を配列することにより、毛細管現象によりシール材の塗布方向と平行方向にシール材が広がることを助長する。また、シール材の塗布方向と垂直方向においては、ガイドパターンである一対の突起を配列することにより、突起及び基板とシール材との接触面積が基板とシール材のみ場合と比較して増大し、これに伴い表面張力も大きくなる。これにより、シール材の塗布方向と垂直方向にシール材が広がることは抑制される。このようにして、図14に示すように、シール材の塗布位置が補正されてシール材中央の設計値と比較して実際のシール材中央のばらつきが抑制されるので、形状が安定したシール材を有する液晶表示装置が得られる。
上述の効果は、一対の突起を有するガイドパターンの突起間にシール材を滴下して塗布することにより生じている。また、ガイドパターンの一対の突起の間隔は狭く、シール材の塗布時にはシール材は少なくとも一対の突起のガイドパターンを乗り越えて広がっていく。このため、製造後の液晶表示装置では、少なくとも一対の突起のガイドパターンの一方の突起がシール材によって覆われシール材の中に配置されている。なお、液晶表示パネルLPNの構成は、図2に示した構成に限らず、対向電極ETは画素電極EPと同一の基板であるアレイ基板ARに備えられても良い。また、液晶モードについて特に制限はなく、TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Aligned)モードなどの主として縦電界を利用するモードや、IPS(In−Plane Switching)モード、FFS(Fringe Field Switching)モードなどの主として横電界を利用するモードなどが適用可能である。
また、液晶表示パネルLPNの少なくとも一方の外面、つまり、アレイ基板ARの外面や対向基板CTの外面には、偏光板を含む光学素子が配置されるが、ここでは図示を省略する。
なお、液晶注入方式は、滴下注入方式に限らず、真空注入法式等の他の方式を使用することができる。真空注入法式の場合には、シール材の塗布形状は閉ループ状でなく、注入口が設けられ、液晶注入後に封止され得る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
LPN…液晶表示パネル、AR…アレイ基板、CT…対向基板、LQ…液晶層、SE…シール材、ACT…アクティブエリア、PX…画素、PRP…周辺エリア、10…第1絶縁基板、18…第2層間絶縁膜、18A,203,206,301…第1の突起、21…柱状スペーサ、21A、204,207,208,302…第2の突起、100,205,209,303…ガイドパターン、101…ディスペンサー

Claims (5)

  1. 一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層とを含む液晶表示装置を製造する方法であって、
    前記一対の基板のうち一方の基板の周縁に、枠状のシール材を塗布するための少なくとも一対の第1の突起と前記第1の突起上に各々設けられた第2の突起とを有するガイドパターンを形成する工程、
    該一対の突起を有するガイドパターンの該突起間にシール材を滴下して塗布し、該突起の少なくとも一方を該シール材によって覆い、該シール材の中に配置する工程、及び
    前記一方の基板と前記シール材で区画された領域内に液晶を滴下する工程を具備することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 前記ガイドパターンの第1の突起は前記一方の基板上に平坦化膜を形成する工程で同時に形成することができる請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法。
  3. 前記ガイドパターンの第2の突起は前記一方の基板の上にスペーサを形成する工程で同時に形成することができる請求項1または2に記載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 前記一対のガイドパターンの内周及び外周に、さらにガイドパターンを有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 前記一対の第1の突起のうち、一方の第1の突起の幅は、もう一方の第1の突起の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法。
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