JP5680881B2 - Pneumatic tire - Google Patents
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Description
本発明は、空気入りタイヤに関する。 The present invention relates to a pneumatic tire.
図3は、従来の空気入りタイヤ2の一部が示された断面図である。このタイヤ2は、図3中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10及びベルト12を備えている。サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a part of a conventional
ビード8は、サイドウォール6の半径方向内側に位置している。ビード8は、コア14と、このコア14の半径方向外側に位置するエイペックス16とを備えている。コア14は、非伸縮性ワイヤーが巻かれてなる。エイペックス16は、高硬度な架橋ゴムからなる。
The
カーカス10は、カーカスプライ18からなる。このカーカスプライ18は、コア14の周りで軸方向内側から外側に向かって折り返されている。
The
ベルト12は、トレッド4の半径方向内側においてカーカス10と積層されている。ベルト12は内側層20及び外側層22を備えている。内側層20の端24は、外側層22の端26の軸方向内側に位置している。内側層20は、外側層22の幅よりも小さな幅を有している。
The
このように、タイヤ2は多数の部材が組み合わされて構成される。これら部材の仕様等が調整され、剛性、質量、生産コスト、生産性等が制御される。生産コストの低減に関する検討例が、特開2001−180222公報に開示されている。このタイヤでは、ベルトの構成が見直されている。
Thus, the
生産コストの低減の観点から、タイヤ2の構成部材としてのビード8からエイペックス16を除くことがある。前述したように、カーカスプライ18はビード8のコア14で折り返される。このため、タイヤ2の製造においてカーカスプライ18を折り返す際に、空間が形成されることがある。この場合、タイヤ2のビード8に空気が残存することがある。このようなビード8は、タイヤ2の品質に影響する。
From the viewpoint of reducing the production cost, the
上記空間の形成を抑えるために、コア14の構成を見直すことがある。この場合、この構成の見直しが、キャンバーバネの定数に影響し、過大な剛性をタイヤ2に招来することがある。過大な剛性は、乗り心地を阻害する。
In order to suppress the formation of the space, the configuration of the
上記公報に記載のタイヤでは、ベルトは2枚の等幅のプライを含む。これらプライは、それぞれの幅方向の中心位置が赤道面からずれるように、配置されている。このタイヤの赤道領域では、これらプライが半径方向においてオーバーラップしている。このタイヤのショルダー領域では、これらプライはオーバーラップしていない。このベルトの軸方向外側部分は、その内側部分よりも柔軟である。このベルトは、キャンバーバネの定数を低下させる。この定数の低下は、タイヤに剛性不足を招来する。不充分な剛性は、操縦安定性に影響する。 In the tire described in the above publication, the belt includes two equal width plies. These plies are arranged such that the respective center positions in the width direction are shifted from the equator plane. In the tire equator region, the plies overlap in the radial direction. In the tire shoulder region, these plies do not overlap. The belt's axially outer portion is more flexible than its inner portion. This belt reduces the constant of the camber spring. This decrease in constant leads to insufficient rigidity in the tire. Insufficient stiffness affects steering stability.
本発明の目的は、性能を損なうことなく生産コストの低減を達成しうる空気入りタイヤの提供にある。 An object of the present invention is to provide a pneumatic tire that can achieve a reduction in production cost without impairing performance.
本発明に係る空気入りタイヤは、一対のビードと、両ビードに架け渡されたカーカスと、このカーカスの半径方向外側に位置するベルトとを備えている。両ビードのそれぞれは、周方向に延在するワイヤーを含むコアを備えている。このコアのストランド数は、2以上である。このコアのターン数は、このストランド数の3倍以上である。このベルトは、第一のプライ及び第二のプライからなる。この第一のプライの幅の中心は、この第二のプライの幅の中心と軸方向において離間して配置されている。このタイヤがフランジを有する正規リムに装着されたとき、このワイヤーの半径方向外側位置はこのフランジの半径方向外端よりも半径方向内側にある。 The pneumatic tire according to the present invention includes a pair of beads, a carcass spanned between both beads, and a belt located on the outer side in the radial direction of the carcass. Each of the beads has a core including a wire extending in the circumferential direction. The number of strands of this core is 2 or more. The number of turns of the core is more than three times the number of strands. The belt includes a first ply and a second ply. The center of the width of the first ply is spaced apart from the center of the width of the second ply in the axial direction. When the tire is mounted on a regular rim having a flange, the radially outer position of the wire is radially inward from the radially outer end of the flange.
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記第一のプライと上記第二のプライとが、半径方向においてオーバーラップしている。このオーバーラップしている部分の幅の、上記ベルトの幅に対する比率が、30%以上90%以下である。好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記第一のプライは上記第二のプライの幅と同等の幅を有している。好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記ビードの断面積に対する上記ワイヤーの断面積の比率は70%以上である。好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記ストランド数は2である。好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記ターン数は8である。 Preferably, in the pneumatic tire, the first ply and the second ply overlap in the radial direction. The ratio of the width of the overlapping portion to the width of the belt is 30% or more and 90% or less. Preferably, in this pneumatic tire, the first ply has a width equivalent to the width of the second ply. Preferably, in this pneumatic tire, the ratio of the cross-sectional area of the wire to the cross-sectional area of the bead is 70% or more. Preferably, in the pneumatic tire, the number of strands is two. Preferably, in this pneumatic tire, the number of turns is eight.
本発明に係る空気入りタイヤでは、その性能を損なうことなく生産コストの低減が達成されうる。 In the pneumatic tire according to the present invention, reduction in production cost can be achieved without impairing the performance.
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。 Hereinafter, the present invention will be described in detail based on preferred embodiments with appropriate reference to the drawings.
図1に示されたタイヤ28は、トレッド30、サイドウォール32、ビード34、カーカス36、ベルト38及びインナーライナー40を備えている。このタイヤ28は、チューブレスタイプである。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。
The
このタイヤ28は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ28の赤道面を表す。このタイヤ28は、二輪自動車に装着される。このタイヤ28では、この赤道面の近傍は赤道領域と称される。
The
トレッド30は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド30は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド30は、トレッド面42を備えている。このトレッド面42は、路面と接地する。トレッド面42には、溝44が刻まれている。この溝44により、トレッドパターンが形成されている。トレッド30に溝44が刻まれなくてもよい。図1において、点PLで示されているのは、トレッド30の端(以下、トレッド端PL)である。点PRで示されているのは、このトレッド30の他方の端(以下、トレッド端PR)である。このタイヤ28では、このトレッド端PL、PRの近傍は、ショルダー領域と称される。
The
サイドウォール32は、トレッド30から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール32は、架橋ゴムからなる。サイドウォール32は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール32は、カーカス36の外傷を防止する。
The
ビード34は、サイドウォール32よりも半径方向略内側に位置している。このビード34は、コア46からなる。このコア46は、リング状である。
The
カーカス36は、カーカスプライ48からなる。カーカスプライ48は、両側のビード34の間に架け渡されており、トレッド30及びサイドウォール32の内側に沿っている。カーカスプライ48は、コア46の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。このカーカスプライ48の端50は、ビード34よりも半径方向外側に位置している。このタイヤ28では、ビード34の周囲は、このカーカスプライ48で囲まれている。
The
図示されていないが、カーカスプライ48は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス36はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。バイアス構造のカーカス36が採用されてもよい。
Although not shown, the carcass ply 48 includes a large number of cords arranged in parallel and a topping rubber. The absolute value of the angle formed by each cord with respect to the equator plane is usually 70 ° to 90 °. In other words, the
ベルト38は、カーカス36の半径方向外側に位置している。ベルト38は、カーカス36に積層されている。ベルト38は、カーカス36を補強する。ベルト38は、第一のプライ52a及び第二のプライ52bからなる。プライ52a及びプライ52bそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。プライ52aのコードの傾斜方向は、プライ52bのコードの傾斜方向とは逆である。軽量化の観点から、有機繊維からなるコードが用いられるのが好ましい。有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。高い強度を有するという観点から、アラミド繊維が好ましい。
The
このタイヤ28では、プライ52aは、プライ52bの幅と同等の幅を有している。このため、プライ52aと、このプライ52aの表裏を反対にしたものとを組み合わせることにより、ベルト38が構成される。プライ52bと、このプライ52bの表裏を反対にしたものとを組み合わせることにより、ベルト38が構成される。このタイヤ28では、その製造に際してプライ52a及びプライ52bのいずれかを準備すれば、ベルト38を形成することができる。このようなベルト38は、生産性の向上及び生産コストの低減に寄与しうる。
In the
図1において、点F1で示されているのは、プライ52aの端である。点F2で示されているのは、プライ52aの他の端である。点S1で示されているのは、プライ52bの端である。点S2で示されているのは、プライ52bの他の端である。
In FIG. 1, what is indicated by a point F1 is the end of the
図示されているように、プライ52aの端F1はトレッド端PLの近傍に位置している。端F1は、軸方向において、プライ52bの端S1の外側に位置している。このタイヤ28では、端F1がベルト38の端である。プライ52aの端F2は、軸方向において、プライ52bの端S2の内側に位置している。端F2は、プライ52bの半径方向内側に位置している。端F2は、半径方向においてプライ52bとオーバーラップしている。
As illustrated, the end F1 of the
プライ52bの端S1は、軸方向において、プライ52aの端F1の内側に位置している。端S1は、プライ52aの半径方向外側に位置している。端S1は、半径方向においてプライ52aとオーバーラップしている。プライ52bの端S2は、トレッド端PRの近傍に位置している。端S2は、軸方向において、プライ52aの端F2の外側に位置している。このタイヤ28では、端S2がベルト38の他の端である。
The end S1 of the
図1において、両矢印W1はプライ52aの幅を表している。この幅W1は、端F1から端F2までの距離がベルト38に沿って計測されることにより得られる。点P1で示されているのが、この幅W1の中心である。このタイヤ28では、プライ52aの幅W1の中心P1は赤道面とトレッド端PLとの間に位置している。プライ52aは、軸方向においてその中心P1が赤道面からずれるように配置されている。
In FIG. 1, the double arrow W1 represents the width of the
図1において、両矢印W2はプライ52bの幅を表している。この幅W2は、端S1から端S2までの距離がベルト38に沿って計測されることにより得られる。点P2で示されているのが、この幅W2の中心である。このタイヤ28では、プライ52bの幅W2の中心P2は、赤道面とトレッド端PRとの間に位置している。プライ52bは、軸方向においてその中心P2が赤道面からずれるように配置されている。
In FIG. 1, a double-headed arrow W2 represents the width of the
このタイヤ28では、中心P1と中心P2との間に赤道面が位置している。中心P1は、中心P2と軸方向において離間して配置されている。
In the
このタイヤ28では、ベルト38の、プライ52bの端S1からプライ52aの端F2までの部分においては、プライ52a及びプライ52bが半径方向にオーバーラップしている。プライ52aの端F1からプライ52bの端S1までの部分においては、プライ52aはプライ52bとオーバーラップしていない。プライ52aの端F2からプライ52bの端S2までの部分においては、プライ52bはプライ52aとオーバーラップしていない。このタイヤ28では、プライ52aは、その一部においてプライ52bとオーバーラップしている。プライ52bは、その一部においてプライ52aとオーバーラップしている。 このようなプライ52a及びプライ52bを含むベルト38は、オフセットブレーカーと称される。
In the
このタイヤ28では、ベルト38は、従来のタイヤ2のベルト12よりも軽い。このベルト38は、タイヤ28の軽量化に寄与しうる。このタイヤ28では、ベルト38の軸方向外側の部分はその軸方向内側の部分よりも柔軟である。このベルト38は、キャンバーバネの定数を低下させる。
In the
図1において、両矢印WAはベルト38の幅である。この幅WAは、プライ52aの端F1からプライ52bの端S2までの距離がベルト38に沿って計測されることにより得られる。両矢印WBで示されているのが、プライ52aとプライ52bとがオーバーラップしている部分の幅である。このラップ幅WBは、プライ52bの端S1からプライ52aの端F2までの距離がベルト38に沿って計測されることにより得られる。
In FIG. 1, a double arrow WA is the width of the
このタイヤ28では、ラップ幅WBのベルト38の幅WAに対する比率が適切に調整されている。ベルト38を構成するプライの使用量の削減により、タイヤ28の軽量化及び生産コストの低減が達成されるという観点から、この比率は90%以下が好ましく、83%以下がより好ましく、75%以下がさらに好ましく、67%以下が特に好ましい。このベルト38が剛性に寄与しうるという観点から、この比率は30%以上が好ましく、33%以上がより好ましく、42%以上がさらに好ましく、50%以上が特に好ましい。
In the
図2には、図1のタイヤ28の一部が正規リム54とともに示されている。この図2には、図1の右側に位置するタイヤ28のビード34の部分が示されている。図示されていないが、図1の左側に位置するタイヤ28のビード34は、この右側のビード34の構成と同等の構成を有している。
FIG. 2 shows a part of the
図2において、タイヤ28は正規リム54(以下、リム)に装着されている。このリム54は、JATMA規格で規定されるMT型深底リムである。リム54は、軸方向に延在するビードシート56と、このビードシート56から半径方向外向きに延在するフランジ58とを有している。
In FIG. 2, the
前述したように、ビード34はコア46からなる。このタイヤ28には、従来のタイヤ2のように、高硬度な架橋ゴムからなるエイペックス16は設けられていない。このビード34は、タイヤ28の軽量化、生産性の向上及び生産コストの低減に寄与しうる。
As described above, the
コア46は、周方向に延在するワイヤー60とトッピングゴム62とからなる。このワイヤー60は、非伸縮性である。このワイヤー60の材質は、スチールである。
The
図示されているように、16のワイヤー60の断面は、横2列、縦8段に整列している。本明細書では、横に並ぶ断面の列数がコア46のストランド数と称される。このタイヤ28では、コア46のストランド数は2である。本明細書では、縦に並ぶ断面の段数がコア46のターン数である。このタイヤ28では、コア46のターン数は8である。このタイヤ28では、コア46に含まれるワイヤー60の断面数は、ストランド数とターン数との積で示される。なお、図中、コア46に含まれるワイヤー60の半径方向外側位置が点PAで示されている。
As shown in the drawing, the cross sections of the 16
このタイヤ28では、コア46に含まれるワイヤー60が適切に整列され、剛性が調整されている。この適切な整列は、ビード34に含まれるゴムの使用量の削減に寄与しうる。この使用量の削減は、タイヤ28の軽量化及び生産コストの低減に寄与しうる。この観点から、ビード34の断面積に対するワイヤー60の断面積の比率(以下、面積比率)は70%以上が好ましく、80%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。耐久性の観点から、この面積比率は98%以下が好ましい。このワイヤー60の断面積は、コア46の断面に含まれるワイヤー60の断面積の総和である。このタイヤ28では、ビード34はコア46からなるので、コア46の断面積がこのビード34の断面積に相当する。このコア46の断面積には、コア46を構成するトッピングゴム62の断面積も含まれる。なお、ビード34がエイペックスを含む場合は、このビード34の断面積には、エイペックスの断面積も含まれる。
In the
このタイヤ28は、リム54に装着されるとビードシート56とフランジ58とに当接する。この装着状態において、コア46に含まれるワイヤー60の半径方向外側位置PAは、このフランジ58の半径方向外側に位置する端64(以下、半径方向外端)よりも半径方向内側にある。このコア46を含むビード34は、剛性に適切に寄与しうる。このタイヤ28は、旋回時における応答性に優れる。
When the
このタイヤ28では、ターン数はストランド数の3倍以上である。換言すれば、ターン数のストランド数に対する比は3以上である。この比が3以上に設定されたビード34は剛性を向上させる。この比が過大になると、ワイヤー60の外側位置PAがフランジ58の半径方向外端64よりも半径方向外側となってしまう。この場合、旋回時の応答性が阻害されてしまう。このタイヤ28では、この旋回時の応答性が適切に維持されうるという観点から、この比は5以下が好ましい。剛性の向上、生産性の向上及び生産コストの低減が達成されうるという観点から、この比は4がより好ましい。
In the
このタイヤ28では、剛性の向上の観点から、ストランド数は2以上が好ましい。剛性の向上、生産性の向上及び生産コストの低減が達成されうるという観点から、ストランド数は2が特に好ましい。ビード34が剛性に効果的に寄与しうるという観点から、ターン数は6以上が好ましい。生産性の向上及び生産コストの低減の観点から、ターン数は8以下が好ましい。剛性の向上、生産性の向上及び生産コストの低減が達成されうるという観点から、ターン数は8が特に好ましい。前述したように、このタイヤ28では、ストランド数が2であり、ターン数が8である。このタイヤ28のビード34は、剛性の向上、生産性の向上及び生産コストの低減に寄与しうる。
In the
このタイヤ28では、ビード34は剛性の向上に寄与しうる。このビード34は、キャンバーバネの定数を上昇させる。前述したように、このタイヤ28のベルト38は、キャンバーバネの定数を低下させる。このタイヤ28では、このビード34とベルト38との組み合わせにより、剛性が適切に維持されている。このタイヤ28は、適度な剛性を有する。このタイヤ28は、操縦安定性に優れる。
In the
前述したように、ベルト38は軽量化に寄与しうる。ビード34も、軽量化に寄与しうる。このタイヤ28では、このベルト38及びビード34の相乗効果により、一層の軽量化が達成されている。
As described above, the
前述したように、ベルト38は生産性の向上に寄与しうる。ビード34も、生産性の向上に寄与しうる。このタイヤ28では、このベルト38及びビード34の相乗効果により、生産性の一層の向上が達成されている。
As described above, the
前述したように、ベルト38は生産コストの低減に寄与しうる。ビード34も、生産コストの低減に寄与しうる。このタイヤ28では、このベルト38及びビード34の相乗効果により、生産コストの一層の低減が達成されている。
As described above, the
本発明では、タイヤ28の各部材の寸法及び角度は、タイヤ28が正規リム54に組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ28に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ28には荷重がかけられない。本明細書において正規リム54とは、タイヤ28が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リム54である。本明細書において正規内圧とは、タイヤ28が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
In the present invention, the size and angle of each member of the
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。 Hereinafter, the effects of the present invention will be clarified by examples. However, the present invention should not be construed in a limited manner based on the description of the examples.
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表1に示された仕様を備えた実施例1のタイヤを得た。このタイヤは、フロントタイヤである。このタイヤのサイズは、「120/60ZR17」である。このタイヤのカーカスは、カーカスプライからなる。カーカスプライに含まれるコードは、ナイロン繊維とされた。コードの繊度は、1400dtexとされた。コードが赤道面に対してなす角度は、90°とされた。このタイヤのベルトは、第一のプライ及び第二のプライからなる。第一のプライ及び第二のプライのそれぞれには、アラミド繊維からなるコードが用いられた。このコードの繊度は、1110dtexとされた。第一のプライの幅W1は、100mmとされた。第二のプライの幅W2は、100mmとされた。ベルトの幅WAは、120mmとされた。第一のプライと第二のプライとのラップ幅WBは、80mmとされた。したがって、幅WBの幅WAに対する比率(WB/WA)は67%である。このタイヤのビードにおいては、そのコアのストランド数は2とされた。コアのターン数は、8とされた。ビードの断面積に対するコアの断面積の比率は、92%とされた。このタイヤがリム(サイズ=MT3.50×17)に装着されたとき、コアに含まれるワイヤーの半径方向外側位置PAがこのリムのフランジの外端よりも半径方向内側となるように、ビードは構成された。
[Example 1]
A tire of Example 1 having the basic configuration shown in FIG. 1 and the specifications shown in Table 1 below was obtained. This tire is a front tire. The size of this tire is “120 / 60ZR17”. The carcass of this tire consists of a carcass ply. The cord included in the carcass ply was a nylon fiber. The fineness of the cord was 1400 dtex. The angle formed by the cord with respect to the equator plane was 90 °. The tire belt includes a first ply and a second ply. A cord made of aramid fibers was used for each of the first ply and the second ply. The fineness of this cord was 1110 dtex. The width W1 of the first ply was 100 mm. The width W2 of the second ply was 100 mm. The belt width WA was 120 mm. The wrap width WB between the first ply and the second ply was 80 mm. Therefore, the ratio (WB / WA) of the width WB to the width WA is 67%. In this tire bead, the number of strands of the core was two. The number of core turns was set to 8. The ratio of the core cross-sectional area to the bead cross-sectional area was 92%. When this tire is mounted on a rim (size = MT3.50 × 17), the bead is Configured.
[実施例2−9]
幅W1、幅W2及び幅WBを変えて比率(WB/WA)を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にしてタイヤを得た。
[Example 2-9]
Tires were obtained in the same manner as in Example 1 except that the ratio (WB / WA) was changed as shown in Table 1 below by changing the width W1, the width W2, and the width WB.
[比較例1]
比較例1は、市販されている従来のタイヤである。この比較例1は、図3に示された基本構成を備えている。このタイヤは、フロントタイヤである。このタイヤのサイズは、「120/60ZR17」である。このタイヤのカーカスは、カーカスプライからなる。カーカスプライに含まれるコードは、ナイロン繊維とされた。コードの繊度は、1400dtexとされた。コードが赤道面に対してなす角度は、90°とされた。このタイヤのベルトは、その幅が115mmの内側層と、その幅130mmの外側層とからなる。内側層の幅の中心及び外側層の幅の中心は、赤道面において重複している。内側層と外側層とが半径方向においてオーバーラップしている部分の幅は、115mmである。内側層及び外側層のそれぞれは、アラミド繊維からなるコードを含んでいる。このコードの繊度は、1110dtexである。ビードは、コア及びエイペックスからなる。このコアのストランド数は4であり、ターン数は3である。
[Comparative Example 1]
Comparative Example 1 is a conventional tire that is commercially available. This comparative example 1 has the basic configuration shown in FIG. This tire is a front tire. The size of this tire is “120 / 60ZR17”. The carcass of this tire consists of a carcass ply. The cord included in the carcass ply was a nylon fiber. The fineness of the cord was 1400 dtex. The angle formed by the cord with respect to the equator plane was 90 °. The tire belt is composed of an inner layer having a width of 115 mm and an outer layer having a width of 130 mm. The center of the inner layer width and the center of the outer layer width overlap in the equatorial plane. The width of the portion where the inner layer and the outer layer overlap in the radial direction is 115 mm. Each of the inner layer and the outer layer includes a cord made of an aramid fiber. The fineness of this cord is 1110 dtex. A bead consists of a core and an apex. This core has 4 strands and 3 turns.
[比較例2]
ベルトの構成を比較例1のベルトの構成と同等とした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[Comparative Example 2]
A tire was obtained in the same manner as in Example 1 except that the belt configuration was the same as that of Comparative Example 1.
[比較例3]
ビードの構成を比較例1のビードの構成と同等とした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[Comparative Example 3]
A tire was obtained in the same manner as in Example 1 except that the bead configuration was the same as that of Comparative Example 1.
[走行テスト]
排気量が400ccである市販の二輪自動車(4サイクル)の前輪に、試作タイヤが装着された。リムはMT3.50×17、タイヤの空気内圧は225kPaとした。なお、後輪には、市販されている従来タイヤ(リアタイヤ)が装着されている。この後輪のタイヤサイズは、「160/60ZR17」とされた。リムはMT5.00×17、タイヤの空気内圧は250kPaとされた。ドライアスファルト路で構成されたサーキットコースで、ライダーによる旋回性、応答性、限界性能及び吸収性に関する走行テストが行われた。この結果が、10点を満点とした指数で示されている。この数値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表1に示されている。
[Running test]
Prototype tires were mounted on the front wheels of a commercial two-wheeled vehicle (4-cycle) with a displacement of 400 cc. The rim was MT3.50 × 17, and the tire air pressure was 225 kPa. A commercially available conventional tire (rear tire) is attached to the rear wheel. The tire size of this rear wheel was set to “160 / 60ZR17”. The rim was MT5.00 × 17, and the air pressure inside the tire was 250 kPa. On a circuit course composed of dry asphalt roads, riders performed running tests on turning performance, responsiveness, limit performance and absorbency. This result is shown as an index with a maximum of 10 points. Larger values indicate better results. The results are shown in Table 1 below.
[質量の評価]
タイヤの質量を計測した。この計測結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1に示されている。この数値が小さいほど、軽量であることを表している。
[Evaluation of mass]
The mass of the tire was measured. The measurement results are shown in the following Table 1 as index values with Comparative Example 1 as 100. The smaller this value, the lighter the weight.
[高速耐久性]
タイヤが、試験機のリム(サイズ;MT3.50×17)に装着され、この試作タイヤの内部に気体が充填され、この試作タイヤの内圧が225kPaとされた。気体充填後、この試作タイヤは20℃から30℃の温度雰囲気下で3時間放置された。放置後、この試作タイヤに気体が再度充填され、内圧が上記所定の圧力とされた。この試作タイヤの外径Daが、荷重が掛けられない状態で計測された。計測後、所定の荷重(1500N)がこの試作タイヤに負荷されつつ、この試作タイヤがテストドラムの路面に接地された。なお、このテストドラムの路面は平滑であり、このテストドラムの外径は1.7mとされた。接地後、試験機による走行試験が開始された。試験開始から20分で、試作タイヤの試験速度が、230km/hとされた(スタートステップ)。試験速度は、この速度(230km/h)で10分間保持された(ステップ1)。保持後、この試験速度が、速度(240km/h)に到達され、さらに10分間保持された(ステップ2)。この試験速度が、速度(250km/h)に到達され、さらに10分間保持された(ステップ3)。この試験速度が、速度(260km/h)に到達され、さらに10分間保持された(ステップ4)。試験速度を10km/h上げてこれを10分間保持するというステップが、タイヤが破壊するまで繰り返された。その結果が、タイヤが破壊した時点における試験速度及び時間に基づく、比較例1を100とした指数値で下記表1に示されている。この数値が大きいほど、良好である(高速耐久性に優れる)ことが示される。
[High-speed durability]
The tire was mounted on the rim (size: MT3.50 × 17) of the test machine, and the prototype tire was filled with gas, and the internal pressure of the prototype tire was 225 kPa. After gas filling, the prototype tire was left for 3 hours in a temperature atmosphere of 20 ° C to 30 ° C. After leaving, the prototype tire was refilled with gas, and the internal pressure was set to the predetermined pressure. The outer diameter Da of the prototype tire was measured in a state where no load was applied. After the measurement, a predetermined load (1500 N) was applied to the prototype tire, and the prototype tire was grounded to the road surface of the test drum. The road surface of this test drum was smooth, and the outer diameter of this test drum was 1.7 m. After touching down, a running test with a testing machine was started. In 20 minutes from the start of the test, the test speed of the prototype tire was set to 230 km / h (start step). The test speed was held at this speed (230 km / h) for 10 minutes (step 1). After holding, the test speed was reached (240 km / h) and held for another 10 minutes (step 2). The test speed was reached (250 km / h) and held for another 10 minutes (step 3). This test speed was reached (260 km / h) and held for another 10 minutes (step 4). The step of increasing the test speed by 10 km / h and holding it for 10 minutes was repeated until the tire broke down. The results are shown in Table 1 below as index values based on the test speed and time at the time when the tire broke down, with Comparative Example 1 taken as 100. Larger values indicate better (higher speed durability).
[耐久性]
タイヤをリム(サイズ;MT3.50×17)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を225kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、1.75kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを、80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤが破壊するまでの走行距離(最大13000km)を、測定した。この結果が、指数として、下記の表1に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
[durability]
The tire was assembled in a rim (size: MT3.50 × 17), and the tire was filled with air to adjust the internal pressure to 225 kPa. This tire was mounted on a drum-type running test machine, and a longitudinal load of 1.75 kN was applied to the tire. This tire was run on a drum having a radius of 1.7 m at a speed of 80 km / h. The travel distance (maximum 13000 km) until the tire broke was measured. The results are shown in Table 1 below as an index. A larger numerical value is preferable.
[キャンバーバネの定数の評価]
タイヤ静的評価試験装置のリム(MT3.50×17)にタイヤが装着された。タイヤの内圧は、250kPaとされた。このタイヤをキャンバー角が45°となるように傾斜させ、圧縮したときの、荷重−縦撓み曲線を得、基準荷重1.30kNにおける傾きから、キャンバーバネの定数を得た。この評価結果が、比較例1のタイヤが100とされた指数値で表されている。この数値が大きいほど、高剛性であることが示される。
[Evaluation of camber spring constant]
A tire was mounted on a rim (MT3.50 × 17) of a tire static evaluation test apparatus. The internal pressure of the tire was 250 kPa. A load-longitudinal deflection curve was obtained when the tire was tilted to a camber angle of 45 ° and compressed, and a constant of the camber spring was obtained from the slope at a reference load of 1.30 kN. This evaluation result is represented by an index value in which the tire of Comparative Example 1 is taken as 100. A larger value indicates higher rigidity.
表1に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。 As shown in Table 1, the tire of the example has a higher evaluation than the tire of the comparative example. From this evaluation result, the superiority of the present invention is clear.
以上説明された方法は、種々の車両に装着される空気入りタイヤにも適用されうる。 The method described above can also be applied to pneumatic tires mounted on various vehicles.
2、28・・・タイヤ
4、30・・・トレッド
6、32・・・サイドウォール
8、34・・・ビード
10、36・・・カーカス
12、38・・・ベルト
14、46・・・コア
16・・・エイペックス
18、48・・・カーカスプライ
52a、52b・・・プライ
54・・・リム
58・・・フランジ
60・・・ワイヤー
2, 28 ...
Claims (6)
両ビードのそれぞれが、周方向に延在するワイヤーを含むコアを備えており、
このコアのストランド数が、2以上であり、
このコアのターン数が、このストランド数の3倍以上であり、
このベルトが、第一のプライ及び第二のプライからなり、
この第一のプライの幅の中心が、この第二のプライの幅の中心と軸方向において離間して配置されており、
このビードの断面積に対するこのワイヤーの断面積の比率が、70%以上98%以下であり、
このタイヤがフランジを有する正規リムに装着されたとき、
このワイヤーの半径方向外側位置が、このフランジの半径方向外端よりも半径方向内側である空気入りタイヤ。 A tire comprising a pair of beads, a carcass spanned between both beads, and a belt positioned radially outward of the carcass,
Each of the beads has a core including a wire extending in the circumferential direction,
The number of strands of this core is 2 or more,
The number of turns of this core is more than three times the number of strands,
This belt consists of a first ply and a second ply,
The center of the width of the first ply is spaced apart from the center of the width of the second ply in the axial direction,
The ratio of the cross-sectional area of the wire to the cross-sectional area of the bead is 70% or more and 98% or less,
When this tire is mounted on a regular rim with a flange,
A pneumatic tire in which the radially outer position of the wire is radially inner than the radially outer end of the flange.
このオーバーラップしている部分の幅の、上記ベルトの幅に対する比率が、30%以上90%以下である請求項1に記載の空気入りタイヤ。 The first ply and the second ply overlap in the radial direction,
The pneumatic tire according to claim 1, wherein a ratio of a width of the overlapping portion to a width of the belt is 30% or more and 90% or less.
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