JP5680741B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子上に被写体の光学像を結像させる撮像レンズ、およびその撮像レンズを搭載して撮影を行うデジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance)およびスマートフォン等の撮像装置に関するものである。
近年、撮影した風景や人物像等の画像情報をパーソナルコンピュータに入力することができるデジタルスチルカメラが急速に普及している。また、携帯電話機やスマートフォンに画像入力用のカメラモジュールが搭載されることが一般的になっている。このような撮像機能を有する機器には、CCDやCMOSなどの撮像素子が用いられている。近年、これらの撮像素子のコンパクト化が進み、撮像機器全体ならびにそれに搭載される撮像レンズにも、コンパクト性が要求されている。また同時に、撮像素子の高画素化も進んでおり、撮像レンズの高解像、高性能化が要求されている。
このような撮像レンズとして、レンズ枚数を少なくすることにより、例えばレンズ枚数を4枚、さらに3枚にすることにより小型化したものが知られている。また、より高い解像力が求められるときに用いる撮像レンズとして、使用するレンズ枚数を増加させたもの、例えば5枚のレンズを用いて光学性能を向上させようとするものが知られている。
上記のように5枚のレンズを用いて光学性能を向上させようとするものとして、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズを配置してなるものが知られている(特許文献1〜9参照)。
米国特許第7110188号明細書 特許第3005905号公報 特開平9−166748号公報 特開平11−142730号公報 特許第3788133号公報 特許第3809270号公報 米国特許第6282033号明細書 米国特許第7663813号明細書 中国特許第100410713C号明細書
しかしながら、上記のように5枚のレンズを用いた撮像レンズは(例えば特許文献1の撮像レンズ等はFナンバーを2.8程度にすることを前提としており)、開口を大きくして明るくしようとすると解像力が低下してしまい十分な明るさを得ることが難しくなる。
また、上記5枚構成の撮像レンズにおいて、厚みを薄く(光学全長を短く)しようとすると諸収差(例えば、色収差や歪曲収差)の発生を抑えることが難しくなり所望の解像力が得られなくなるという問題が生じる。
さらに、注目する被写体の写る中央領域の範囲と背景の写る周辺領域の範囲とのバランスを保ちつつ、背景の画像品質をも向上させたいという要請もあり、対角での画角が50°以上となる領域についても良好な解像が得られる撮像レンズが求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、全長の短縮化を図りつつ、明るく周辺画角まで高解像とすることができる撮像レンズおよびこの撮像レンズを搭載した撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズからなり、第5レンズの像側面が、1つ以上の変曲点を有する非球面形状をなし、かつ、近軸領域において像側に凹形状をなすものであり、以下の条件式(1a):1.0≦TL/f≦1.8、条件式(2a):0.09<Dg2−3/f、条件式(3a):0.07<|N2-N3|、条件式(4a):−35≦f1/f≦−2.3を同時に満足することを特徴とするものである。ただし、TLは光学全長(但し第5レンズの像側面から像面までを空気換算長とした場合の光学全長とする)、fはレンズ全系の焦点距離、f1は第1レンズの焦点距離、Dg2−3は第2レンズの像側面と第3レンズの物体側面との間隔(空気間隔)、N2は第2レンズを形成している光学部材の屈折率、N3は第3レンズを形成している光学部材の屈折率とする。
上記撮像レンズは、条件式(5a):0.80≦f12/f≦1.40を満たすものとすることができる。ただし、f12は第1レンズと第2レンズの合成焦点距離とする。
上記撮像レンズは、条件式(6a):54<ν2を満たすものとすることができる。ただし、ν2は第2レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(7a):20<ν3<35を満たすものとすることができる。ただし、ν3は第3レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(8a):−12<(R1+R2)/(R1−R2)<−0.21を満足するものとすることができる。ただし、R1を第1レンズの物体側面(第1番目のレンズ面)の曲率半径、R2を第1レンズの像側面(第2番目のレンズ面)の曲率半径とする。
上記撮像レンズは、条件式(9a):20<ν1<95を満足するものとすることができる。ただし、ν1を第1レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(10a):0.7≦f4/f≦2.1を満足するものとすることができる。ただし、f4を第4レンズの焦点距離とする。
上記撮像レンズは、条件式(11a):0.25<(Dg2+Dg3)/f<0.7を満足するものとすることができる。ただし、Dg2を第2レンズの中心厚(第2レンズの物体側面と像側面との光軸上での間隔;実長)、Dg3を第3レンズの中心厚(第3レンズの物体側面と像側面との光軸上での間隔;実長)とする。
上記撮像レンズは、条件式(12a):50<ν4<65を満足するものとすることができる。ただし、ν4を第4レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(13a):50<ν5<65を満足するものとすることができる。ただし、ν5を第5レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(14a):−4<Σ(fi/νi)/f<4を満足するものとすることができる。ただし、式:Σ(fj/νj)/fは、式:[(f1/ν1)+(f2/ν2)+(f3/ν3)+(f4/ν4)+(f5/ν5)]/fを意味するものとする。
上記第5レンズの像側面は、極点を1つのみ有するものとすることができる。
上記撮像レンズは、条件式(4b):−30≦f1/f≦−4.0を満足するものとすることができる。
上記撮像レンズは、条件式(5b):0.80≦f12/f≦1.30を満足するものとすることができる。ただし、f12を第1レンズと第2レンズの合成焦点距離とする。
上記撮像レンズは、条件式(5c):0.60≦f12/f≦1.30を満足するものとすることができる。ただし、f12を第1レンズと第2レンズの合成焦点距離とする。
上記撮像レンズは、条件式(6b):54<ν2<79を満足するものとすることができる。ただし、ν2を第2レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(9b):20<ν1<75を満足するものとすることができる。ただし、ν1を第1レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(9c):50<ν1<65を満足するものとすることができる。ただし、ν1を第1レンズのアッベ数とする。
上記撮像レンズは、条件式(14b)を満足するものとすることができる。ただし、Σ(fj/νj)/fは、[(f1/ν1)+(f2/ν2)+(f3/ν3)+(f4/ν4)+(f5/ν5)]/fを意味するものとする。
本発明の撮像装置は、上記撮像レンズと、この撮像レンズによって形成された光学像を撮像して得た撮像信号を出力する撮像素子とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本件での極点とは、所定の有効領域内の極点について限定し、光軸からの距離r、rでの深さをf(r)として、f(r)関数の局所的な最大値または最小値のことを極値といいその点を極点とする。極値は局所的な概念であるため、ある点で極値をとってもその点が全域的な最大・最小値を取るとは限らないが、極値自体が適当な区間における最大・最小値の候補と考えることができる。
また、本件での変曲点とは、所定の有効領域内の曲線上で、接円の曲率の符号(プラス、マイナス)が変化する点(この点では0となる)をいう。
また、曲率とは、近軸曲率の事である。
本発明の撮像レンズによれば、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズを配置し、第5レンズの像側面を、1つ以上の変曲点を有する非球面形状をなすとともに、近軸領域において像側に凹形状をなすものとし、条件式(1a):1.0≦TL/f≦1.8、条件式(2a):0.09<Dg2−3/f、条件式(3a):0.07<|N2-N3|、条件式(4a):−35≦f1/f≦−2.3を同時に満足するものとしたので、全長の短縮化を図りつつ、明るく周辺画角まで高解像とすることができる。
ここで、条件式(1a)は、光学全長とレンズ全系の焦点距離との比率の範囲を規定するものである。
条件式(1a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、各レンズのパワーを大きくしなければならないので諸収差が悪化し、光学性能が低下するという問題が生じる。また、第1レンズの物体側面において軸上光束と軸外光束とが接近しすぎるので、これらの軸上光束と軸外光束の双方について同時に収差バランスを取ることが難しくなるという問題が生じる。
一方、条件式(1a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、光学系の小型化が難しくなるため、小型であることが要求される撮像装置への適用が困難になる。
また、条件式(2a)は、第2レンズと第3レンズとの間の空気間隔とレンズ全系の焦点距離との比率に関し、球面収差とコマ収差とをバランスさせるための望ましい範囲を規定するものである。
条件式(2a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、第2レンズから射出される軸外光線の光線高さと第3レンズに入射する軸上光線の光線高さとの差が小さくなるため、球面収差がオーバー(補正過剰)になりやすくなるとともに、コマ収差が悪化し非点収差への悪影響が増大するという問題が生じる。
さらに、条件式(3a)は、第2レンズの屈折率と第3レンズの屈折率の差の望ましい範囲を規定するものである。
条件式(3a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、明るいレンズの場合には、球面収差がオーバー(補正過剰)の方向に増大しやすくなるとともに、ペッツバール和(Petzval sum)が大きくなって像面湾曲がアンダー(補正不足)の方向に増大するという問題が生じる。
条件式(4a):−35≦f1/f≦−2.3は、第1レンズの焦点距離とレンズ全系の焦点距離との比率に関し、諸収差の発生を抑制するための範囲を規定するものである。
条件式(4a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、コマ収差と球面収差が発生し、良好な収差補正を行うことが困難になる。
一方、条件式(4a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、非点収差とコマ数差が発生し、良好な収差補正を行うことが困難になる。
本発明の実施形態による撮像レンズを搭載した撮像装置の概略構成を示す断面図 実施例1の撮像レンズの断面を示す断面図 実施例2の撮像レンズの断面を示す断面図 実施例3の撮像レンズの断面を示す断面図 実施例1の撮像レンズの収差図 実施例2の撮像レンズの収差図 実施例3の撮像レンズの収差図 本発明の撮像レンズを搭載した携帯電話を示す図 本発明の撮像レンズを搭載したスマートフォンを示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による撮像レンズ100を備えた撮像装置200の概略構成を示す図である。
図1に示す撮像レンズ100は、CCDやCMOS等の撮像素子を用いた各種撮像機器、特に、比較的小型の携帯端末機器、例えばデジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話機、およびPDA等に用いて好適なものである。
また、図1に示す撮像装置200は、上記撮像レンズ100と、この撮像レンズ100によって形成された被写体Hを表す光学像Hkに応じた撮像信号Pkを出力するCCDやCMOS等などからなる撮像素子210とを備えている。撮像素子210の撮像面211は、この撮像レンズ100の結像面Mkに配置されている。
撮像レンズ100を構成する最も像側のレンズである第5レンズL5と撮像素子210との間には、撮像レンズ100を装着する撮像装置200の構成に応じて、種々の光学部材Cgを配置することができる。例えば、光学部材Cgとして、撮像面保護用のカバーガラス、赤外線カットフィルタ、NDフィルタなどの光学部材等を配置することができる。なお、光学部材Cgは平行平面板からなるものとすることができる。
撮像レンズ100は、5枚のレンズで構成された結像用の撮像レンズである。
この撮像レンズ100は、光軸Z1に沿って、物体側(図中矢印-Z方向の側)から順に、負の屈折力を有する第1レンズL1、正の屈折力を有する第2レンズL2、負の屈折力を有する第3レンズL3、正の屈折力を有する第4レンズL4、正の屈折力を有する第5レンズL5を配置して構成したものである。
第5レンズL5の像側面S11は、1つ以上の変曲点を有する非球面形状をなすとともに、近軸領域において像側に凹形状をなすものである。
さらに、この撮像レンズ100は、条件式(1a):1.0≦TL/f≦1.8、条件式(2a):0.09<Dg2−3/f、条件式(3a):0.07<|N2-N3|、条件式(4a):−35≦f1/f≦−2.3を同時に満足するものである。ただし、TLは光学全長(但し像側の平行平面板は空気換算長とする)、fはレンズ全系の焦点距離、Dg2−3は第2レンズL2の像側面S4と第3レンズL3の物体側面S6との間隔(空気間隔)、N2は第2レンズL2を形成している光学部材の屈折率、N3は第3レンズL3を形成している光学部材の屈折率である。
なお、条件式(2a):0.09<Dg2−3/fは、上限を設けて、条件式(2b):0.09<Dg2−3/f<0.21とすることが望ましい。また、条件式(3a):0.07<|N2-N3|は、上限を設けて、条件式(3b):0.07<|N2-N3|<0.18とすることが望ましい。また、条件式(4a):−35≦f1/f≦−2.3は、条件式(4b):−30≦f1/f≦−4.0とすることが望ましい。
後述の実施例1〜3は、上記本発明の実施形態による撮像レンズの1例を示すものである。
また、第5レンズL5の像側面S11は、極点を1つのみ有するものとすることができる。
また、上記撮像レンズ100は、第2レンズL2と第3レンズL3との間に開口絞りStを配置することができる。第2レンズと第3レンズとの間に開口絞りStが配置されるように撮像レンズを構成すれば、ペッツバール和(Petzval sum)を小さくすることができるので像面湾曲をより良好に補正することができる。また、第2レンズより物体側に開口絞りが配置される場合に比して、より確実に、球面収差、軸上の色収差、およびコマ収差の発生を抑制しつつ、明るく(Fナンバーを小さく)することができる。
また、上記撮像レンズ100は、第2レンズL2の物体側に開口絞りStを配置することができる。第2レンズの物体側に開口絞りが配置されるように撮像レンズを構成すれば、第2レンズより像側に開口絞りが配置される場合に比して、結像面への光束の入射角を小さくすることができ、この結像面上での像高に応じた入射光量および歪曲収差の急激な変化を抑制することができる。これとともに、より確実に光学全長を短縮することができる。
上記撮像レンズ100は、以下の各条件式を適宜選択的に満たすものとすることができる。
条件式(5a):0.80≦f12/f≦1.40
条件式(5b):0.80≦f12/f≦1.30
条件式(5c):0.60≦f12/f≦1.30
条件式(5d):0.65≦f12/f≦1.30
条件式(6a):54<ν2
条件式(6b):54<ν2<79
条件式(6c):55<ν2<65
条件式(7a):20<ν3<35
条件式(8a):−12<(R1+R2)/(R1−R2)<−0.21
条件式(9a):20<ν1<95
条件式(9b):20<ν1<75
条件式(9c):50<ν1<65
条件式(10a):0.7≦f4/f≦2.1
条件式(11a):0.25<(Dg2+Dg3)/f<0.7
条件式(12a):50<ν4<65
条件式(13a):50<ν5<65
条件式(14a):−4<Σ(fi/νi)/f<4
条件式(14b):−2<Σ(fi/νi)/f<0.5
<各パラメータの意味>
f:レンズ全系の焦点距離
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
f5:第5レンズの焦点距離
fi:第iレンズの焦点距離(ただし、i=1〜5)
f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
TL:光学全長(但し像側の平行平面板は空気換算長とする)
ν1:第1レンズのアッベ数
ν2:第2レンズのアッベ数
ν3:第3レンズのアッベ数
ν4:第4レンズのアッベ数
ν5:第5レンズのアッベ数
νi:第iレンズを形成する光学部材のアッベ数(ただし、i=1〜5)
Dg2:第2レンズの中心厚(第2レンズの物体側面と像側面との光軸上での間隔;実長)
Dg3:第3レンズの中心厚(第3レンズの物体側面と像側面との光軸上での間隔;実長)
Dg2−3:第2レンズの像側面と第3レンズの物体側面との間隔(空気間隔)
R1:第1レンズの物体側面(第1番目のレンズ面)の曲率半径
R2:第1レンズの像側面(第2番目のレンズ面)の曲率半径
R4:第2レンズの像側面(第4番目のレンズ面)の曲率半径
N2:第2レンズを形成している光学部材の屈折率
N3:第3レンズを形成している光学部材の屈折率
なお、式:Σ(fj/νj)/fは、式:[(f1/ν1)+(f2/ν2)+(f3/ν3)+(f4/ν4)+(f5/ν5)]/fを意味する。
また、物体側面は物体側のレンズ面を意味する。像側面は像側のレンズ面を意味する。
なお、焦点距離は値に正負を持たせて定められたものであり、光学要素(レンズ等)に対してこの光学要素の像側に焦点が定められる場合を正、この光学要素の物体側に焦点が定められる場合を負とする。
また、曲率半径は値に正負を持たせて定められたものであり、物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負とする。なお、この曲率半径の値は、レンズ面が非球面の場合には、その非球面における近軸領域の曲率半径の値を用いる。
<各条件式の効果の説明>
条件式(5a):0.80≦f12/f≦1.40は、第1レンズと第2レンズの合成焦点距離とレンズ全系の焦点距離との比率に関し、歪曲収差の発生を抑えつつ、適正なバックフォーカスを確保するための望ましい範囲を規定するものである。
条件式(5a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離が短くなりすぎて、バックフォーカスの確保が難しくなるとともに、大きな歪曲収差が発生するため、実用に耐えられなくなるという問題が生じる。
一方、条件式(5a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、バックフォーカスが長くなり光学全長を短かくすることが困難になるという問題が生じる。
さらに、条件式(5b):0.80≦f12/f≦1.30を満足するように撮像レンズを構成すれば、上記下限、上限で発生する問題をより確実に改善することができる。
また、条件式(5c):0.60≦f12/f≦1.30は、第1レンズと第2レンズの合成焦点距離とレンズ全系の焦点距離との比率に関し、歪曲収差の発生を抑えつつ、適正なバックフォーカスを確保するための望ましい範囲を規定するものである。
条件式(5c)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離が短くなりすぎて、バックフォーカスの確保が難しくなるとともに、大きな歪曲収差が発生するため、実用に耐えられなくなるという問題が生じる。
一方、条件式(5c)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、バックフォーカスが長くなり光学全長を短かくすることが困難になるという問題が生じる。
さらに、条件式(5d):0.65≦f12/f≦1.30を満足するように撮像レンズを構成すれば、上記下限、上限で発生する問題をより確実に改善することができる。
条件式(6a):54<ν2は、第2レンズに使用する光学部材のアッベ数に関し、コマ収差を抑制しつつ、軸上色収差と倍率色収差とをバランスさせて諸収差の発生を抑制するための望ましい範囲を規定するものである。
なお、本発明の撮像レンズは、条件式(6a)の上限を定めた条件式(6b):54<ν2<79を満たすものとすることが望ましい。
条件式(6a)、条件式(6b)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、軸上色収差と倍率色収差とのバランスが崩れてしまという問題が生じる。
また、条件式(6b)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、採用できる光学材料が限られてしまい、屈折率の小さい光学材料を第2レンズに適用することになるためコマ収差が発生しやすくなるという問題が生じる。
さらに、条件式(6c):55<ν2<65を満足するように撮像レンズを構成すれば、上記下限、上限で発生する問題をより確実に改善することができる。
条件式(7a):20<ν3<35は、第3レンズに使用する光学部材のアッベ数に関し、倍率色収差の発生を抑えつつ、軸上色収差と倍率色収差とをバランスさせて諸収差の発生を抑制するための望ましい範囲を規定するものである。
条件式(7a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、軸上色収差と倍率色収差のバランスが崩れてしまい、短波長光によって形成される光学像の大きさが長波長光によって形成される光学像よりも大きくなってしまうという問題が生じる。
一方、条件式(7a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、倍率色収差が発生しやすくなるという問題が生じる。
条件式(8a):−12<(R1+R2)/(R1−R2)<−0.21は、第1レンズにおける物体側面の曲率半径と像側面の曲率半径との関係に関し、主にコマ収差と他の収差とをバランスさせて両収差の発生を抑えるための望ましい範囲を規定するためのものである。
条件式(8a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、コマ収差が悪化し、倍率色収差の悪化をもまねくという問題が生じる。
一方、条件式(8a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、コマ収差が悪化し、非点収差の悪化をもまねくという問題が生じる。
条件式(9a):20<ν1<95は、第1レンズに使用する光学部材のアッベ数に関し、軸上色収差を適切に補正するための望ましい範囲を規定するものである。
条件式(9a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、軸上色収差が補正不足になるという問題が生じる。
一方、条件式(9a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、軸上色収差が補正過剰になるという問題が生じる。
ここで、条件式(9b):20<ν1<75を満足するように撮像レンズを構成すれば、上記下限、上限で発生する問題をより確実に改善することができる。
また、条件式(9c):50<ν1<65を満足するように撮像レンズを構成すれば、上記下限、上限で発生する問題をさらに確実に改善することができる。
条件式(10a):0.7≦f4/f≦2.1は、第4レンズの焦点距離とレンズ全系の焦点距離との比率に関し、テレセントリック性を確保しつつ、適切なバックフォーカスを得るための望ましい範囲を規定するものである。
条件式(10a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、バックフォーカスが長くなりすぎるという問題が生じる。
一方、条件式(10a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、開口絞りを通って像側へ抜ける最周辺光線が第4レンズの像側面から射出されるときの射出角が大きくなり、テレセントリック性の確保が困難になるという問題が生じる。
条件式(11a):0.25<(Dg2+Dg3)/f<0.7は、第2レンズの中心厚と第3レンズの中心厚とを合わせた厚みに関し、明るいレンズにする(FNo.を小さくする)ための望ましい範囲を規定するものである。すなわち、明るいレンズにするためには、第2レンズ、第3レンズの中心厚を適切な厚さに定める必要がある。
条件式(11a)を満足するように上記撮像レンズを構成すれば、この撮像レンズをより確実に明るいレンズとすることができる。
条件式(12a):50<ν4<65は、第4レンズに使用する光学部材のアッベ数に関し、軸上色収差よりも倍率色収差を重視して改善するための望ましい範囲を規定するものである。条件式(12a)を満足するように撮像レンズを構成すれば、軸上色収差の劣化を抑制しつつ倍率色収差をより確実に改善することができる。
ここで、条件式(12a)の下限を下回るように撮像レンズを構成すると、軸上色収差の補正が難しくなるという問題が生じる。一方、条件式(12a)の上限を上回るように撮像レンズを構成すると、軸上色収差の補正が難しくなるという問題が生じる。
条件式(13a):50<ν5<65は、第5レンズに使用する光学部材のアッベ数の望ましい範囲を規定するものである。
条件式(13a)は、第5レンズに使用する光学部材のアッベ数の範囲を規定するものであり、第4レンズでの倍率色収差の補正に比べ補正量が少ないものの、主に倍率色収差を改善するための望ましい範囲を規定するものである。条件式(13a)の上限下限のいずれか一方を超えると倍率色収差の改善が難しくなる。
条件式(14a):−4<Σ(fi/νi)/f<4は、第1レンズ〜第4レンズの各レンズの焦点距離と、各レンズを形成している光学部材のアッベ数と、レンズ全系の焦点距離との関係の望ましい範囲を規定するものである。
条件式(14a)の上限を上回ると軸上色収差が補正不足となり、この軸上色収差が大きくなりすぎてしまう。一方、条件式(14a)の下限を下回ると軸上色収差が補正過剰となってしまい、再びこの軸上色収差が大きくなりすぎてしまう。
さらに、条件式(14b):−2<Σ(fi/νi)/f<0.5を満足するように撮像レンズを構成すれば、上記下限、上限で発生する問題をより確実に改善することができる。
<具体的な実施例>
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの具体的な実施例についてまとめて説明する。
図2〜図4は、実施例1〜3それぞれに対応する撮像レンズの断面を示す図である。
図2〜図4において、符号Ljは、最も物体側に配置されたレンズを1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したj番目のレンズを示す。符号Siは、最も物体側のレンズ要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するように符号を付したi番目の面(開口絞り等を含む)を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。
なお、図2〜図4に記載の実施例1〜3の撮像レンズに付した符号は、説明済みの図1に記載の撮像レンズ100の構成に対応するものについては同じ符号を付してある。
表1〜表3は、実施例1〜3の撮像レンズの具体的なレンズデータを示している。表1〜表3の各表中の上部(図中符号(a)で示す)に基本レンズデータを、下部(図中符号(b)で示す)に非球面係数を示す。
ここで用いられる非球面式を以下に示す。
Z=C・h2/{1+(1−K・C2・h21/2}+ΣAi・hi
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R(R:近軸曲率半径)
Ai:第i次(iは3以上の整数)の非球面係数
なお、レンズデータの面番号に付した*印は、その面が非球面であることを示している。また、符号(a)で示す基本レンズデータの下方欄外には、レンズ全系の焦点距離f(mm)の値、Fナンバー(FNo)の値、および全画角2ω(°)の値を示す。
各表中の基本レンズデータにおける面番号Siの欄には、最も物体側のレンズ要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の番号を示している。なお、上記レンズ要素には開口絞りSt、およびカバーガラスCgの面も含まれている。曲率半径Riの欄には、物体側からi番目の面(レンズ要素の面)の曲率半径の値(mm)を示す。なお、曲率半径の正負は、物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線(587.6nm)に対する屈折率の値を示す。νdjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線を基準にしたアッベ数の値を示す。
なお、基本レンズデータに示す非球面の曲率半径は、その非球面における近軸領域の曲率半径の値を示している。
また、表4は、上述の条件式中の数式により算出した値、あるいは条件式中に記載の物性値やレンズ性能を表す値等を、実施例1〜3の撮像レンズについてまとめて示すものである。この表4において、◆印を付して示した数値は条件式を満たす範囲から外れた値であることを示している。
図5〜7の各図中に符号(α)、(β)、(γ)を付して示す各図は、実施例1〜3の撮像レンズそれぞれの球面収差、像面湾曲(非点収差)、および歪曲収差(ディストーション)を示している。各収差図には、e線(波長546.07nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図および非点収差図には、F線(波長486.13nm)、C線(波長656.27nm)についての収差も示す。像面湾曲(非点収差)を示す図において、実線はサジタル方向(S)、破線はタンジェンシャル方向(T)の収差を示す。FNo.はF値、Yは像高を示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、本発明の実施形態における実施例1、2、3の撮像レンズは、光学系の全長の短縮化を図りつつ、明るく周辺画角まで高解像とすることができる。
図14に、本発明の撮像装置の1例であるカメラ付き携帯端末機M1の外観図を示す。このカメラ付き携帯端末機M1は、本発明の実施の形態に係る撮像レンズML1と、この撮像レンズML1によって形成された光学像を撮像して、この光学像に応じた撮像信号を出力するCCDなどの撮像素子MS1とを備えてなるものである。撮像素子MS1は、この撮像レンズML1の結像面(撮像面)に配置される。
また、図15に、本発明の撮像装置の1例であるスマートフォンM2の外観図を示す。このスマートフォンM2は、本発明の実施の形態に係る撮像レンズML2と、この撮像レンズML2によって形成された光学像を撮像して、この光学像に応じた撮像信号を出力するCCDなどの撮像素子MS2とを備えてなるものである。撮像素子MS2は、この撮像レンズML2の結像面(撮像面)に配置される。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず、発明の要旨を変更しない限りにおいて種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各表中に示した値に限定されず、他の値をとり得る。

Claims (20)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズからなり、
    前記第5レンズの像側面が、1つ以上の変曲点を有する非球面形状をなし、かつ、近軸領域において像側に凹形状をなすものであり、
    以下の条件式(1a)、条件式(2a)、条件式(3a)、条件式(4a)を同時に満足するものであることを特徴とする撮像レンズ。
    1.0≦TL/f≦1.8・・・(1a)
    0.09<Dg 2−3 /f・・・(2a)
    0.07<|N2-N3|・・・(3a)
    −35≦f1/f≦−2.3・・・(4a)
    ただし、
    TL:第5レンズの像側面から像面までを空気換算長とした場合の光学全長
    f:レンズ全系の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    Dg2−3:第2レンズの像側面と第3レンズの物体側面との間隔(空気間隔)
    N2:第2レンズを形成している光学部材の屈折率
    N3:第3レンズを形成している光学部材の屈折率
  2. 以下の条件式(5a)を満足するものであることを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
    0.80≦f12/f≦1.40・・・(5a)
    ただし、
    f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
  3. 以下の条件式(6a)を満足するものであることを特徴とする請求項1または2記載の撮像レンズ。
    54<ν2・・・(6a)
    ただし、
    ν2:第2レンズのアッベ数
  4. 以下の条件式(7a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    20<ν3<35・・・(7a)
    ただし、
    ν3:第3レンズのアッベ数
  5. 以下の条件式(8a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −12<(R1+R2)/(R1−R2)<−0.21・・・(8a)
    ただし、
    R1:第1レンズの物体側面(第1番目のレンズ面)の曲率半径
    R2:第1レンズの像側面(第2番目のレンズ面)の曲率半径
  6. 以下の条件式(9a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    条件式(9a)・・・20<ν1<95
    ただし、
    ν1:第1レンズのアッベ数
  7. 以下の条件式(10a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.7≦f4/f≦2.1・・・(10a)
    ただし、
    f4:第4レンズの焦点距離
  8. 以下の条件式(11a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.25<(Dg2+Dg3)/f<0.7・・・(11a)
    ただし、
    Dg2:第2レンズの中心厚(第2レンズの物体側面と像側面との光軸上での間隔;実長)
    Dg3:第3レンズの中心厚(第3レンズの物体側面と像側面との光軸上での間隔;実長)
  9. 以下の条件式(12a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    50<ν4<65・・・(12a)
    ただし、
    ν4:第4レンズのアッベ数
  10. 以下の条件式(13a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    50<ν5<65・・・(13a)
    ただし、
    ν5:第5レンズのアッベ数
  11. 以下の条件式(14a)を満足するものであることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −4<Σ(fi/νi)/f<4・・・(14a)
    ただし、
    Σ(fj/νj)/f: [(f1/ν1)+(f2/ν2)+(f3/ν3)+(f4/ν4)+(f5/ν5)]/f
  12. 前記第5レンズの像側面が、前記極点を1つのみ有するものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  13. 以下の条件式(4b)を満足するものであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −30≦f1/f≦−4.0・・・(4b)
  14. 以下の条件式(5b)を満足するものであることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.80≦f12/f≦1.30・・・(5b)
    ただし、
    f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
  15. 以下の条件式(5c)を満足するものであることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.60≦f12/f≦1.30・・・(5c)
    ただし、
    f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
  16. 以下の条件式(6b)を満足するものであることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    54<ν2<79・・・(6b)
    ただし、
    ν2:第2レンズのアッベ数
  17. 以下の条件式(9b)を満足するものであることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    20<ν1<75・・・(9b)
    ただし、
    ν1:第1レンズのアッベ数
  18. 以下の条件式(9c)を満足するものであることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    50<ν1<65・・・(9c)
    ただし、
    ν1:第1レンズのアッベ数
  19. 以下の条件式(14b)を満足するものであることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −2<Σ(fi/νi)/f<0.5・・・(14b)
    ただし、
    Σ(fj/νj)/f: [(f1/ν1)+(f2/ν2)+(f3/ν3)+(f4/ν4)+(f5/ν5)]/f
  20. 請求項1から19のいずれか1項記載の撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像を撮像して得た撮像信号を出力する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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