JP2013137341A - 撮像レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながらも収差を良好に補正することのできる撮像レンズを提供する。
【解決手段】物体側から像面側に向かって順に、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の第1レンズL1と、光軸近傍において両凹形状の負の第2レンズL2と、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の第3レンズL3とを配列して撮像レンズを構成する。この構成において、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズL1および第2レンズL2の合成焦点距離をf12、第1レンズL1と第2レンズL2との間の光軸上の距離をT1、第2レンズL2と第3レンズL3との間の光軸上の距離をT2としたとき、撮像レンズは下記条件式を満足する。
4.0<f12/f<10.0
1.0<T1/T2<2.0
【選択図】図1

Description

本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに係り、携帯電話機、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラへの組み込みが好適な撮像レンズに関するものである。
上記小型のカメラに組み込まれる撮像レンズには、小型化はもちろんのこと、近年の高画素化された撮像素子にも対応することのできる解像度の高いレンズ構成が要求される。従来、レンズ構成として様々なものが提案されてきたが、中でも3枚のレンズから構成される撮像レンズは、諸収差が比較的良好に補正されるうえに小型化にも適していることから多くのカメラに採用されている。
こうした3枚構成の撮像レンズとしては、例えば特許文献1に記載の撮像レンズが知られている。当該撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズとから構成されており、レンズ系全体の焦点距離に対して第3レンズの焦点距離を短く、すなわち第3レンズの屈折力を比較的強くするとともに、第2レンズの屈折力を第1レンズよりも強くすることによって像面湾曲やコマ収差等の補正を図っている。
特開2008−76594号公報
近年、携帯電話機をはじめ、カメラの小型化および高画素化が急速に進んでおり、撮像レンズに対して要求される性能も従来にも増して厳しいものとなっている。上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば比較的良好に収差が補正されるものの、レンズ系全体の焦点距離が長いことから撮像レンズの光軸上の長さが長く、撮像レンズの小型化には自ずと限界が生じる。
なお、こうした小型化と良好な収差補正との両立は上記携帯電話機に組み込まれる撮像レンズに特有の課題ではなく、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに組み込まれる撮像レンズにおいて共通の課題である。
本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型でありながらも収差を良好に補正することのできる撮像レンズを提供することにある。
本発明の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズとから構成される。このうち第1レンズは、物体側の面の曲率半径が正となる形状に形成される。第2レンズは、物体側の面の曲率半径が負となり、像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成される。第3レンズは、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状に形成される。当該構成において、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離をf12、第1レンズの像面側の面から第2レンズの物体側の面までの光軸上の距離をT1、第2レンズの像面側の面から第3レンズの物体側の面までの光軸上の距離をT2としたとき、本発明の撮像レンズは次の条件式(1)および(2)を満足する。
4.0<f12/f<10.0 (1)
1.0<T1/T2<2.0 (2)
条件式(1)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、非点収差を良好な範囲内に抑制するための条件である。また、条件式(1)は、撮像レンズから出射した光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制するための条件でもある。上限値「10.0」を超えると、第1レンズおよび第2レンズのうち、第1レンズの正の屈折力が相対的に弱くなり、撮像レンズの小型化が困難になる。軸外の倍率色収差は、基準波長の結像点に対して短波長の結像点が光軸に近づく方向に移動するため補正不足となる。また、非点収差のうちサジタル面が物体側に湾曲するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。
一方、下限値「4.0」を下回ると、第1レンズおよび第2レンズのうち、第1レンズの正の屈折力が相対的に強くなるため、撮像レンズの小型化には有利となる。軸上の色収差は、基準波長の焦点位置に対して短波長の焦点位置が物体側に移動するため補正不足となる。また、軸外の倍率色収差は補正不足となる。よって、この場合も良好な結像性能を得ることが困難となる。なお、この場合には、撮像レンズから出射した軸外主光線の撮像素子への入射角度が増大するため、シェーディング現象が発生する懸念が残る。
条件式(2)は、色収差および像面の湾曲を良好な範囲内に抑制するための条件である。上限値「2.0」を超えると、倍率の色収差の補正には有利となるものの、軸上の色収差が補正不足となる。また、画像周辺部が像面側に湾曲するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「1.0」を下回ると、軸上の色収差の補正には有利となるものの、軸外の倍率色収差が補正不足となる。また、画像周辺部が物体側に湾曲するため、この場合も良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第2レンズの像面側の面の曲率半径をR2r、第3レンズの物体側の面の曲率半径をR3fとしたとき、次の条件式(3)を満足することが望ましい。
2.0<R2r/R3f<35.0 (3)
条件式(3)は、非点収差を良好な範囲内に抑制しつつ、波長毎によって異なる軸方向の像面位置を近づけるための条件である。上限値「35.0」を超えると、レンズ系全体の屈折力に対して第2レンズおよび第3レンズの屈折力が相対的に弱くなり、非点収差のうちサジタル像面がマイナス方向(物体側)に傾くため、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「2.0」を下回ると、レンズ系全体の屈折力に対して第2レンズおよび第3レンズの屈折力が相対的に強くなる。非点収差のうちサジタル像面がプラス方向(像面側)に傾いて非点隔差が増大するため、非点収差を良好な範囲内に抑制することが困難になる。また、短波長の像面がマイナス方向(物体側)に移動するため、長波長の軸方向の像面位置と短波長の軸方向の像面位置とが離れることとなり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第2レンズの像面側の面の曲率半径をR2rとしたとき、次の条件式(4)を満足することが望ましい。
0.6<R2r/f<10.0 (4)
条件式(4)は、撮像レンズの小型化を図りつつ像面の平坦性を保ち、併せて歪曲収差を良好な範囲内に抑制するための条件である。上限値「10.0」を超えると、レンズ系全体の焦点距離に対して第2レンズの像面側の面の曲率半径が大きくなるため、レンズ系全体の主点の位置が像面側に移動し、撮像レンズの小型化が困難になる。また、プラスの歪曲収差が発生し、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「0.6」を下回ると、レンズ系全体の焦点距離に対して第2レンズの像面側の面の曲率半径が小さくなるため、レンズ系全体の主点の位置が物体側に移動する。このため、撮像レンズの小型化には有利となるものの、結像面の周辺部がマイナス方向(物体側)に傾くこととなり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
本発明の撮像レンズによれば、撮像レンズの小型化と良好な収差補正との両立が図られ、諸収差が良好に補正された小型の撮像レンズを提供することができる。
本発明の一実施の形態について、数値実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図1に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図1に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図4に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図4に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図7に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図7に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図4、および図7はそれぞれ、本実施の形態の数値実施例1〜3に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例1の概略断面図を参照しながら、本実施の形態に係る撮像レンズのレンズ構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3とが配列されて構成される。第3レンズL3と撮像素子の像面IMとの間には、フィルタ10が配置される。このフィルタ10は割愛することも可能である。
なお、数値実施例1の撮像レンズでは、第1レンズL1の物体側の面よりも物体側に開口絞りSTが設けられている。開口絞りSTの位置は、数値実施例1に係る撮像レンズにて示される位置に限定されるものではない。数値実施例2および数値実施例3は、第1レンズL1の物体側の面の頂点接平面と像面側の面との間に開口絞りSTを設けた例である。
本実施の形態の撮像レンズにおいて第1レンズL1は、物体側の面の曲率半径R2および像面側の面の曲率半径R3が共に正となる形状、すなわち光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。なお、第1レンズL1の形状は、このような光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に限定されるものではなく、物体側の面の曲率半径R2が正となる形状であればよい。具体的には第1レンズL1の形状として、曲率半径R2が正となって曲率半径R3が負となる形状、すなわち光軸Xの近傍において両凸レンズとなる形状を採用するようにしてもよい。数値実施例2は、第1レンズL1の形状が光軸Xの近傍において両凸レンズとなる例である。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径R4が負となり、像面側の面の曲率半径R5が正となる形状、すなわち光軸Xの近傍において両凹レンズとなる形状に形成される。第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径R6および像面側の面の曲率半径R7が共に正となる形状、すなわち光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。なお、本実施の形態においてこの第3レンズL3は、物体側の面および像面側の面が共に、光軸Xの近傍において物体側に凸形状で且つ周辺部において物体側に凹形状となる非球面形状に形成されている。
本実施の形態に係る撮像レンズは次の条件式(1)〜(4)を満足する。
4.0<f12/f<10.0 (1)
1.0<T1/T2<2.0 (2)
2.0<R2r/R3f<35.0 (3)
0.6<R2r/f<10.0 (4)
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離
f12:第1レンズL1および第2レンズL2の合成焦点距離
T1:第1レンズL1と第2レンズL2との間の光軸上の距離
T2:第2レンズL2と第3レンズL3との間の光軸上の距離
R2r:第2レンズL2の像面側の面の曲率半径(=R5)
R3f:第3レンズL3の物体側の面の曲率半径(=R6)
なお、上記各条件式の全てを満たす必要はなく、上記各条件式のそれぞれを単独に満たすことにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
本実施の形態では、第1レンズL1〜第3レンズL3のレンズ面の全てが非球面で形成されている。これらレンズ面に採用される非球面形状は、光軸X方向の軸をZ、光軸Xに直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき、次式により表される。
Figure 2013137341
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。各数値実施例において、fはレンズ系全体の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角をそれぞれ示す。また、iは物体側より数えた面番号を示し、Rは曲率半径を示し、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)を示し、Ndはd線(基準波長)に対する屈折率を、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面の面には面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示すこととする。
数値実施例1
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.80mm、Fno=2.6、ω=32.0°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 ∞ 0.020
2* 1.219 0.533 1.5351 56.1
3* 270.628 0.392(=T1)
4* -1.892 0.319 1.5837 30.1
5* 1.953(=R2r) 0.245(=T2)
6* 0.714(=R3f) 0.710 1.5351 56.1
7* 1.395 0.200
8 ∞ 0.300 1.5163 64.1
9 ∞ 0.685
(像面) ∞

f12=24.80mm
非球面データ
第2面
k=-1.000E-01,A4=-1.315E-01,A6=2.795E-01,A8=-1.884,A10=3.065,
12=-2.500
第3面
k=-1.000E-01,A4=-4.340E-01,A6=1.093,A8=-8.623,A10=2.729E+01,
12=-4.050E+01,A14=1.900E+01
第4面
k=0.000,A4=-1.528,A6=5.591,A8=-2.050E+01,A10=5.542E+01,
12=-7.747E+01,A14=4.288E+01
第5面
k=-9.367E+01,A4=-1.865,A6=6.650,A8=-1.634E+01,A10=2.848E+01,
12=-2.594E+01,A14=9.403
第6面
k=-5.967,A4=-4.018E-01,A6=2.293E-01,A8=-1.049E-01,A10=3.730E-02,
12=-5.939E-03,A14=6.771E-03,A16=-2.685E-03
第7面
k=-4.152,A4=-2.748E-01,A6=1.264E-01,A8=-3.001E-02,A10=-2.374E-02,
12=1.774E-02,A14=-3.884E-03,A16=-3.969E-05
各条件式の値を以下に示す。
f12/f=8.85
T1/T2=1.60
R2r/R3f=2.74
R2r/f=0.70
このように、本数値実施例1に係る撮像レンズは条件式(1)〜(4)を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10の厚さは空気換算長、以下同じ)は3.28mmであり、撮像レンズの小型化が好適に図られている。
図2は、最大像高に対する各像高の比H(以下、「像高比H」という)に対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向とに分けて示したものである(図5および図8においても同じ)。また、図3は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。これら収差図において横収差図および球面収差図には、g線(435.84nm)、F線(486.13nm)、e線(546.07nm)、d線(587.56nm)、C線(656.27nm)の各波長に対する収差量を示し、非点収差図には、サジタル像面Sにおける収差量とタンジェンシャル像面Tにおける収差量とをそれぞれ示す(図6および図9においても同じ)。図2および図3に示されるように、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば、像面が良好に補正されるとともに諸収差が良好に補正される。
数値実施例2
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.44mm、Fno=2.8、ω=35.6°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 ∞ -0.060
2* 1.130 0.468 1.5351 56.1
3* -10.081 0.347(=T1)
4* -1.466 0.264 1.6142 26.0
5* 2.827(=R2r) 0.262(=T2)
6* 0.685(=R3f) 0.669 1.5351 56.1
7* 1.166 0.320
8 ∞ 0.200 1.5163 64.1
9 ∞ 0.429
(像面) ∞

f12=10.26mm
非球面データ
第2面
k=-1.136E-01,A4=-1.960E-01,A6=4.231E-01,A8=-6.682,A10=1.496E+01,
12=-2.252E+01
第3面
k=0.000,A4=-8.476E-01,A6=3.284,A8=-3.331E+01,A10=1.478E+02,
12=-3.363E+02,A14=2.821E+02
第4面
k=0.000,A4=-2.665,A6=1.405E+01,A8=-7.699E+01,A10=3.044E+02,
12=-5.980E+02,A14=4.344E+02
第5面
k=-1.074E+02,A4=-3.256,A6=1.698E+01,A8=-6.174E+01,A10=1.548E+02,
12=-2.073E+02,A14=1.132E+02
第6面
k=-5.416,A4=-6.065E-01,A6=6.036E-01,A8=-4.126E-01,A10=1.660E-01,
12=-8.236E-02,A14=6.905E-02,A16=-2.028E-02
第7面
k=-2.206,A4=-5.149E-01,A6=3.978E-01,A8=-1.060E-01,A10=-1.347E-01,
12=1.338E-01,A14=-4.720E-02,A16=5.590E-03
各条件式の値を以下に示す。
f12/f=4.20
T1/T2=1.32
R2r/R3f=4.13
R2r/f=1.16
このように、本数値実施例2に係る撮像レンズは条件式(1)〜(4)を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離は2.89mmであり、撮像レンズの小型化が好適に図られている。
図5は、数値実施例2の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものである。図6は、同じく数値実施例2の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。これら図5および図6に示されるように、本数値実施例2に係る撮像レンズによっても像面が良好に補正され、諸収差が好適に補正される。
数値実施例3
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.62mm、Fno=2.6、ω=33.8°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 ∞ -0.060
2* 1.091 0.472 1.5351 56.1
3* 10.865 0.421(=T1)
4* -1.217 0.280 1.5837 30.1
5* 10.000(=R2r) 0.242(=T2)
6* 0.821(=R3f) 0.743 1.5351 56.1
7* 1.777 0.200
8 ∞ 0.300 1.5163 64.1
9 ∞ 0.582
(像面) ∞

f12=10.56mm
非球面データ
第2面
k=-4.900,A4=4.158E-01,A6=-4.115E-01,A8=-1.068,A10=3.734,
12=-5.274
第3面
k=2.677E-02,A4=-2.415E-01,A6=-3.388E-01,A8=7.147E-01,A10=-2.887,
12=-2.448
第4面
k=-8.493,A4=-1.418,A6=-8.091E-02,A8=3.469E+01,A10=-1.962E+02,
12=4.734E+02,A14=-4.435E+02
第5面
k=-3.000E+02,A4=-2.073,A6=7.373,A8=-1.509E+01,A10=2.079E+01,
12=-1.333E+01,A14=1.611
第6面
k=-6.310,A4=-5.243E-01,A6=6.774E-01,A8=-5.148E-01,A10=1.492E-01,
12=-1.744E-03
第7面
k=3.344E-01,A4=-3.967E-01,A6=1.381E-01,A8=-7.118E-03,A10=-2.040E-02,
12=-1.287E-02,A14=1.410E-02,A16=-3.796E-03
各条件式の値を以下に示す。
f12/f=4.03
T1/T2=1.74
R2r/R3f=12.18
R2r/f=3.82
このように、本数値実施例3に係る撮像レンズは条件式(1)〜(4)を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離は3.14mmであり、撮像レンズの小型化が好適に図られている。
図8は、数値実施例3の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものであり、図9は、数値実施例3の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。これら図8および図9に示されるように、本数値実施例3に係る撮像レンズによっても像面が良好に補正され、諸収差が好適に補正される。
したがって、本実施の形態に係る撮像レンズを、携帯電話機、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の撮像光学系に適用した場合、当該カメラ等の高機能化と小型化の両立を図ることができる。
なお、本発明に係る撮像レンズは上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では第1レンズL1〜第3レンズL3の全ての面を非球面としたが、全ての面を必ずしも非球面にする必要はない。
本発明は、撮像レンズとして小型化とともに良好な収差補正能力が要求される機器、例えば携帯電話機やデジタルスティルカメラ等の機器に組み込まれる撮像レンズに適用することができる。
ST 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
10 フィルタ

Claims (3)

  1. 物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズとから構成され、
    前記第1レンズは、物体側の面の曲率半径が正となる形状に形成され、
    前記第2レンズは、物体側の面の曲率半径が負となり、像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成され、
    前記第3レンズは、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状に形成され、
    レンズ系全体の焦点距離をf、前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12、前記第1レンズの像面側の面から前記第2レンズの物体側の面までの光軸上の距離をT1、前記第2レンズの像面側の面から前記第3レンズの物体側の面までの光軸上の距離をT2としたとき、
    4.0<f12/f<10.0
    1.0<T1/T2<2.0
    を満足する撮像レンズ。
  2. 前記第2レンズの像面側の面の曲率半径をR2r、前記第3レンズの物体側の面の曲率半径をR3fとしたとき、
    2.0<R2r/R3f<35.0
    を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第2レンズの像面側の面の曲率半径をR2rとしたとき、
    0.6<R2r/f<10.0
    を満足する請求項1または2に記載の撮像レンズ。
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