JP5467342B2 - 撮像レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに係り、携帯電話機、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに搭載されて好適な撮像レンズに関するものである。
近年、携帯電話機の殆どの機種にカメラが標準搭載され、携帯電話機としての付加価値の向上が図られている。こうした携帯電話機とデジタルスティルカメラとの融合は年々進んでおり、最近ではデジタルスティルカメラに匹敵する光学性能や各種機能を有するカメラを備えた携帯電話機も登場するに至っている。しかしながら、携帯電話機の主たる機能は未だに通話機能であることに変わりはなく、携帯電話機には現在でも小型・軽量といった基本性能が当然のように要求される。
携帯電話機の小型・軽量化に追従するように、当該携帯電話機に搭載される撮像レンズにも小型化が要求されてきた。従来、2枚構成や3枚構成の撮像レンズによって撮像素子の解像度に応じた十分な光学性能の確保と小型化との両立が図られてきた。しかし、撮像素子の高画素化に伴って要求される光学性能も年々高くなり、2枚や3枚のレンズ構成によっては収差が良好に補正された高い光学性能の確保と小型化との両立が困難となった。
そこで、レンズの枚数を一枚増加させて、4枚のレンズからなるレンズ構成の採用が検討されている。例えば、特許文献1に記載の撮像レンズは、物体側から順に、物体側の面が凸形状の正の第1レンズと、物体側に凹面を向けた負のメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第3レンズと、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第4レンズとから構成される。当該構成において、第1〜第3レンズの各レンズとレンズ系の焦点距離との各比率、第1レンズの屈折率、および第1レンズのアッベ数のそれぞれについて好ましい範囲を設定し、当該範囲内に収めることによって撮像レンズの全長の増大を抑制しつつ良好な光学性能を実現している。
特開2007−122007号公報
上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば、比較的良好な収差を得ることは可能である。しかしながら、携帯電話機そのものの小型化や高機能化は年々進展しており、撮像レンズに要求される小型化のレベルも厳しいものとなっている。上記特許文献1に記載のレンズ構成では、こうした要求に応えて撮像レンズの小型化と良好な収差補正との両立を図ることは困難である。なお、こうした小型化と良好な収差補正との両立は上記携帯電話機に搭載される撮像レンズに特有の課題ではなく、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに搭載される撮像レンズおいても共通の課題である。
本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型でありながらも収差を良好に補正することのできる撮像レンズを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズとを配置し、第1レンズを、物体側の面の曲率半径が正となる形状に形成し、第2レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状に形成し、第3レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に負となる形状に形成し、第4レンズを、物体側の面の曲率半径が正となり、像面側の面の曲率半径が負となる形状に形成することによって撮像レンズを構成した。
上記構成の撮像レンズによれば、屈折力の配置が正負正正となる4枚のレンズのうち、第2レンズが、光軸近傍において物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとなる形状に形成され、第3レンズが、光軸近傍において物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズとなる形状に形成される。このため、本発明に係る撮像レンズでは、第2レンズおよび第3レンズが互いに凹面を向けた状態で配置されることになる。したがって、撮像レンズとしてこのような構成によれば、各種収差を良好に補正しつつ、撮像レンズの小型化を図ることができる。
また、上記構成の撮像レンズにおいて、第1レンズを、第2レンズ、第3レンズ、および第4レンズのぞれぞれよりも屈折力が強くなるように形成することにより、撮像レンズの小型化をより一層好適に図ることができる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2としたとき、下記条件式(1)を満足することが望ましい。
−0.9<f1/f2<−0.5 (1)
条件式(1)は、撮像レンズの光軸に沿った長さ(厚さ)を短縮しつつ、軸上の色収差、軸外の倍率色収差、球面収差、および像面の湾曲を良好な範囲内にバランスよく抑制するための条件である。上限値「−0.5」を超えると、第1レンズの屈折力に対して第2レンズの屈折力が相対的に弱くなり、軸上の色収差および軸外の倍率色収差が補正不足(基準波長に対し短波長が−方向に増大)となる。また、球面収差が補正不足となるため、軸上の最良結像面に対して軸外の最良結像面が倒れ、平坦な像面を得ることが難しくなる。一方、下限値「−0.9」を下回ると、第1レンズの屈折力に対して第2レンズの屈折力が相対的に強くなり、軸上の色収差および軸外の倍率色収差が補正過剰(基準波長に対し短波長が+方向に増大)となる。また、球面収差が補正過剰となるため、軸上の最良結像面に対して軸外の最良結像面が倒れ、平坦な像面を得ることが難しくなる。よって、いずれの場合も、良好な結像性能を得ることは困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの像面側の面から第2レンズの物体側の面までの光軸上の距離と、第2レンズの像面側の面から第3レンズの物体側の面までの光軸上の距離と、第3レンズの像面側の面から第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離との和をda、第1レンズの物体側の面から第4レンズの像面側の面までの光軸上の距離をL14としたとき、下記条件式(2)を満足することが望ましい。
0.1<da/L14<0.4 (2)
条件式(2)は、レンズ系全体に占める各レンズ間距離の和の割合を示すものであり、撮像レンズの小型化を図りつつ、各レンズの加工性を確保し、併せて、各レンズの面形状によって発生する各種収差、特に像面の湾曲を好ましい範囲内に抑制するための条件である。上限値「0.4」を超えると、各レンズの肉厚が薄くなり、各種収差を好ましい範囲内にバランスよく抑制することが困難となる。特に、像面の湾曲を好ましい範囲内に抑制することが困難となる。なお、像面に近いレンズに複数の変曲点を設けることでこうした像面の湾曲を抑制することは可能であるが、この場合には、当該レンズのディセンタ(軸ずれ)やチルト等による結像性能の劣化を招くことになる。一方、下限値「0.1」を下回ると、各レンズの肉厚が厚くなり、各レンズの加工性は向上するものの、各種収差を好ましい範囲内にバランスよく抑制することが困難となる。
また、この構成の撮像レンズにおいては、さらに下記条件式(2A)を満足することが望ましい。
0.1<da/L14<0.2 (2A)
条件式(2A)を満足することにより、撮像レンズの小型化を好適に図りつつ、各レンズの面形状によって発生する各種収差をより好ましい範囲内に抑制することができるようになる。
上記構成の撮像レンズでは、第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離をf12、第3レンズおよび第4レンズの合成焦点距離をf34としたとき、下記条件式(3)を満足することが望ましい。
0.05<f12/f34<0.5 (3)
条件式(3)は、撮像レンズの厚さを短縮しつつ、軸外の倍率色収差および球面収差を良好な範囲内にバランスよく抑制するための条件である。また、この条件式(3)は、最大像高において、撮像レンズから出射された光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制し、併せて像面湾曲を良好な範囲内に抑制するための条件でもある。周知のように、撮像素子に取り込むことのできる光線には、撮像素子の構造上、入射角度上の限界として、いわゆる最大入射角度が設けられている。この最大入射角度の範囲外の光線が撮像素子に入射した場合には、シェーディング現象によって周辺部の暗い画像となってしまう。そこで、撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制する必要がある。
上記条件式(3)において上限値「0.5」を超えると、第3レンズおよび第4レンズの合成焦点距離に対して第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離が相対的に長くなり、撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制するには有利となるものの、軸外の倍率色収差が補正不足(基準波長に対し短波長が−方向に増大)となり、良好な結像性能を得ることが難しくなる。また、第3レンズおよび第4レンズの有効径が増大するため、撮像レンズの小型化を図ることが困難になるとともに、非点格差の増大により、平坦な像面を得ることが困難となる。
一方、条件式(3)において下限値「0.05」を下回ると、第3レンズおよび第4レンズの合成焦点距離に対して第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離が相対的に短くなり、第1レンズおよび第2レンズにレンズ系の屈折力が集中するため、撮像レンズの小型化には有利となるものの、球面収差およびコマ収差を良好な範囲内にバランスよく抑制することが困難となる。また、撮像レンズから出射された軸外光線の撮像素子への入射角度が増大し、撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制することが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、さらに下記条件式(3A)を満足することが望ましい。
0.05<f12/f34<0.3 (3A)
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの物体側の面から第4レンズの像面側の面までの光軸上の距離をL14としたとき、下記条件式(4)を満足することが望ましい。
0.5<L14/f<0.8 (4)
条件式(4)は、収差の補正を良好に図りつつ、撮像レンズの厚さを短縮するための条件である。上限値「0.8」を超えると、焦点距離に対して、第1レンズの物体側の面から第4レンズの像面側の面までの光軸上の距離が長くなり、撮像レンズの小型化を図ることが困難となる。一方、下限値「0.5」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるものの、撮像レンズを構成する各レンズの肉厚が極端に薄くなり、加工性・生産性が大幅に低下する。また、収差を良好に補正することが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズのアッベ数をνd1、第2レンズのアッベ数をνd2、第4レンズのアッベ数をνd4としたとき、下記条件式(5)〜(7)を満足することがより望ましい。
50<νd1<85 (5)
νd2<30 (6)
50<νd4<85 (7)
これら条件式(5)〜(7)を満足することにより、色収差を良好に補正することができる。各レンズのアッベ数が条件式(5)〜(7)から外れると、軸上の色収差が補正不足となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、軸上の色収差および軸外の倍率色収差を一層良好に補正するために、さらに下記条件式(8)を満足することが望ましい。
|νd1−νd4|<10 (8)
また、上記構成の撮像レンズにおいては、色収差を良好に補正するために、第3レンズのアッベ数をνd3としたとき、下記条件式(9)を満足することが望ましい。
|νd2−νd3|<10 (9)
なお、上記構成の撮像レンズにおいて、第1レンズの硝材、第3レンズの硝材、および第4レンズの硝材を同一とすれば、撮像レンズを構成する硝材が2種類のみとなるため、撮像レンズの製造コストの低減を図ることができる。また、第1レンズの硝材および第4レンズの硝材を同一とするとともに、第2レンズの硝材および第3レンズの硝材を同一とすることによっても、色収差を良好に補正しつつ、撮像レンズの製造コストの低減を図ることができる。
本発明の撮像レンズによれば、撮像レンズの小型化と良好な収差補正との両立が図られ、各種の収差が良好に補正された小型の撮像レンズを提供することができる。
本発明の一実施の形態について、数値実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図1に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図1に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図4に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図4に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図7に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図7に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例4に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図10に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図10に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例5に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図13に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図13に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図4、図7、図10、図13はそれぞれ、本実施の形態の数値実施例1〜5に対応するレンズ断面図を示したものである。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例1のレンズ断面図を参照しながら、本実施の形態に係る撮像レンズのレンズ構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、開口絞りSTと、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、正の屈折力を有する第4レンズL4とが配列されて構成される。第4レンズL4と像面との間には、カバーガラス10が配置されている。なお、このカバーガラス10は、割愛することも可能である。また、本実施の形態では、開口絞りを、第1レンズL1の物体側面の頂点接平面上に配置している。開口絞りの位置は、本実施の形態における位置に限定されるものではなく、例えば、第1レンズL1の物体側面の頂点接平面よりも物体側、あるいは当該頂点接平面と第1レンズL1の像面側面との間でもよい。
上記構成の撮像レンズにおいて、第1レンズL1は、物体側の面の曲率半径R2が正となり、像面側の面の曲率半径R3が負となる形状、すなわち光軸近傍において両凸レンズとなる形状に形成されている。また、当該第1レンズL1は、第2レンズL2、第3レンズL3、および第4レンズL4のぞれぞれよりも屈折力が強くなるように形成されている。なお、第1レンズL1の形状は、このような光軸近傍において両凸レンズとなる形状に限定されるものではなく、物体側の面の曲率半径R2が正となる形状であればよい。数値実施例1〜3は、第1レンズL1の形状が光軸近傍において両凸レンズとなる例であり、数値実施例4および5は、第1レンズL1の形状が、曲率半径R2およびR3が共に正となる形状、すなわち光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる例である。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径R4および像面側の面の曲率半径R5が共に正であり、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成されている。また、第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径R6および像面側の面の曲率半径R7が共に負となる形状であって、光軸近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成されている。このように、第2レンズL2および第3レンズL3は、光軸近傍において互いに凹面を向けた状態で配置されている。
第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径R8が正となり、像面側の面の曲率半径R9が負となる形状、すなわち光軸近傍において両凸レンズとなる形状に形成されている。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下に示す条件式(1)〜(4)を満足する。このため、本実施の形態に係る撮像レンズによれば、撮像レンズの小型化と良好な収差の補正との両立が図られる。
−0.9<f1/f2<−0.5 (1)
0.1<da/L14<0.4 (2)
0.05<f12/f34<0.5 (3)
0.5<L14/f<0.8 (4)
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
da:第1レンズL1の像面側の面から第2レンズL2の物体側の面までの光軸上の距離と、第2レンズL2の像面側の面から第3レンズL3の物体側の面までの光軸上の距離と、第3レンズL3の像面側の面から第4レンズL4の物体側の面までの光軸上の距離との和
L14:第1レンズL1の物体側の面から第4レンズL4の像面側の面までの光軸上の距離
f12:第1レンズL1と第2レンズL2との合成焦点距離
f34:第3レンズL3と第4レンズL4との合成焦点距離
本実施の形態に係る撮像レンズは、色収差を良好に補正するために、上記条件式(1)〜(4)に加えて以下に示す条件式(5)〜(7)を満足する。
50<νd1<85 (5)
νd2<30 (6)
50<νd4<85 (7)
但し、
νd1:第1レンズL1のd線に対するアッベ数
νd2:第2レンズL2のd線に対するアッベ数
νd4:第4レンズL4のd線に対するアッベ数
さらに、本実施の形態に係る撮像レンズは、下記条件式(8)を満足する。
|νd1−νd4|<10 (8)
条件式(8)を満足することにより、軸上の色収差および軸外の倍率色収差が一層良好に補正される。
なお、上記条件式(1)〜(8)の全てを満たす必要はなく、それぞれを単独に満たすことにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
本実施の形態では、必要に応じて各レンズのレンズ面を非球面で形成している。これらレンズ面に採用する非球面形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき、次式により表される。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。各数値実施例において、fはレンズ系全体の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角をそれぞれ示す。また、iは物体側より数えた面番号を示し、Rは曲率半径を示し、dは光軸に沿ったレンズ面間の距離(面間隔)を示し、Ndはd線に対する屈折率を、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面の面には、面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示すこととする。
まず、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例1〜3について説明する。本数値実施例1〜3に係る撮像レンズは、上記条件式(1)〜(8)に加えて、さらに次の条件式(2A)および(3A)を満足する。
0.1<da/L14<0.2 (2A)
0.05<f12/f34<0.3 (3A)
なお、これら数値実施例1〜3に係る撮像レンズでは、第1レンズL1、第3レンズL3、および第4レンズL4は同一の硝材から形成されており、「第1レンズL1のアッベ数νd1=第3レンズL3のアッベ数νd3=第4レンズL4のアッベ数νd4」を満足する。
数値実施例1
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=4.792mm、Fno=2.800、ω=30.94°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.0000
2* 1.420 0.8700 1.52470 56.2(=νd1)
3* -7.220 0.0500
4* 16.150 0.3160 1.61420 26.0(=νd2)
5* 1.660 0.3820
6* -3.060 0.5300 1.52470 56.2(=νd3)
7* -3.110 0.0800
8* 80.000 1.4890 1.52470 56.2(=νd4)
9* -24.000 0.4000
10 ∞ 0.3000 1.51633 64.12
11 ∞ 1.0924
(像面) ∞
f1=2.343
f2=−3.038
f12=4.878
f34=26.959
da=0.512
L14=3.717
非球面データ
第2面
k=7.124138E-01,A4=-3.255467E-02,A6=-3.345029E-02,A8=6.443935E-02,
10=-8.410124E-02
第3面
k=7.650370E+01,A4=6.319932E-03,A6=3.587828E-01,A8=-3.390403E-01,
10=-3.205488E-02
第4面
k=0.000000,A4=-7.977956E-02,A6=2.264327E-01,A8=1.561367E-01,
10=-7.007116E-01
第5面
k=-7.378725E-01,A4=-5.955688E-02,A6=3.026794E-01,A8=-1.537807E-01,
10=-8.573522E-02
第6面
k=0.000000,A4=7.704037E-03,A6=9.406414E-02,A8=-3.842276E-02,
10=-2.456153E-02,A12=1.710539E-02,A14=4.229176E-02,A16=-8.107767E-02
第7面
k=-2.354755,A4=4.800647E-02,A6=3.015033E-02,A8=-3.352903E-03,
10=-4.870813E-03,A12=-1.874400E-03,A14=-3.102981E-04,A16=1.104519E-04
第8面
k=0.000000,A4=-1.928571E-02,A6=7.510676E-03,A8=-1.975988E-03,
10=4.959047E-04,A12=3.811335E-04,A14=1.738822E-05,A16=-8.256141E-05
第9面
k=-1.000000E+03,A4=-1.514598E-02,A6=-1.263258E-02,A8=4.078326E-03,
10=-5.722523E-04,A12=-5.728760E-05,A14=1.467244E-05,A16=1.257680E-07
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=−0.771
da/L14=0.138
f12/f34=0.181
L14/f=0.776
νd1=56.2
νd2=26.0
νd3=56.2
νd4=56.2
|νd1−νd4|=0
このように、本数値実施例1に係る撮像レンズは、条件式(1)〜(8)および条件式(2A)、(3A)を満足する。したがって、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば、撮像レンズの小型化を好適に図ることができるとともに、より良好に収差を補正することができる。
また、本数値実施例1に係る撮像レンズでは、第1レンズL1の硝材、第3レンズL3の硝材、および第4レンズL4の硝材が同一であるため、第1レンズL1から第4レンズL4までの全てを別々の硝材で形成した場合に比較して製造コストの低減を図ることができる。
図2は、数値実施例1の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向に分けて示したものである(図5、図8、図11および図14において同じ)。また、図3は、数値実施例1の撮像レンズについて、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら収差図において、球面収差図には、587.56nm、435.84nm、656.27nm、486.13nm、546.07nmの各波長に対する収差量とともに、正弦条件違反量OSCを併せて示し、非点収差図には、サジタル像面Sにおける収差量とタンジェンシャル像面Tにおける収差量とをそれぞれ示す(図6、図9、図12および図15において同じ)。図2および図3に示されるように、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば、各種収差が良好に補正される。
数値実施例2
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=4.792mm、Fno=2.800、ω=30.94°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.0000
2* 1.412 0.8547 1.52470 56.2(=νd1)
3* -7.212 0.0500
4* 17.513 0.3629 1.61420 26.0(=νd2)
5* 1.677 0.3525
6* -3.289 0.5835 1.52470 56.2(=νd3)
7* -3.326 0.1084
8* 232.737 1.3942 1.52470 56.2(=νd4)
9* -45.863 0.4000
10 ∞ 0.3000 1.51633 64.12
11 ∞ 1.0252
(像面) ∞
f1=2.330
f2=−3.046
f12=4.724
f34=44.905
da=0.511
L14=3.706
非球面データ
第2面
k=7.131351E-01,A4=-3.329571E-02,A6=-3.025131E-02,A8=6.952348E-02,
10=-9.095330E-02
第3面
k=7.004994E+01,A4=2.254029E-03,A6=3.700801E-01,A8=-3.337891E-01,
10=-7.588148E-02
第4面
k=0.000000,A4=-8.123492E-02,A6=2.096769E-01,A8=1.582786E-01,
10=-6.600632E-01
第5面
k=-9.407782E-01,A4=-6.543800E-02,A6=3.124348E-01,A8=-1.747500E-01,
10=-3.055272E-02
第6面
k=0.000000,A4=-7.554145E-03,A6=1.039733E-01,A8=-5.658820E-03,
10=-2.544293E-02,A12=-4.041081E-02,A14=-1.234665E-02,A16=5.290247E-02
第7面
k=-2.843598,A4=4.950930E-02,A6=3.078206E-02,A8=-3.762001E-03,
10=-4.647388E-03,A12=-1.649726E-03,A14=-1.839471E-04,A16=2.508097E-04
第8面
k=0.000000,A4=-2.010199E-02,A6=4.658410E-03,A8=-2.335303E-03,
10=6.661889E-04,A12=5.253883E-04,A14=5.670708E-05,A16=-1.032293E-04
第9面
k=-1.000000E+03,A4=-1.804855E-02,A6=-1.196299E-02,A8=3.829191E-03,
10=-5.848147E-04,A12=-5.434352E-05,A14=1.414815E-05,A16=-3.215050E-07
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=−0.765
da/L14=0.138
f12/f34=0.105
L14/f=0.773
νd1=56.2
νd2=26.0
νd3=56.2
νd4=56.2
|νd1−νd4|=0
このように、本数値実施例2に係る撮像レンズは、条件式(1)〜(8)および条件式(2A)、(3A)を満足する。
図5は、数値実施例2の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図6は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図5および図6に示されるように、本数値実施例2に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
数値実施例3
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=4.780mm、Fno=2.800、ω=31.00°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.0000
2* 1.411 0.8610 1.52470 56.2(=νd1)
3* -7.240 0.0500
4* 17.416 0.3683 1.61420 26.0(=νd2)
5* 1.680 0.3500
6* -3.308 0.5945 1.52470 56.2(=νd3)
7* -3.364 0.1068
8* 234.698 1.3743 1.52470 56.2(=νd4)
9* -50.369 0.4000
10 ∞ 0.3000 1.51633 64.12
11 ∞ 1.0069
(像面) ∞
f1=2.330
f2=−3.054
f12=4.688
f34=49.155
da=0.507
L14=3.705
非球面データ
第2面
k=7.124973E-01,A4=-3.340274E-02,A6=-3.029348E-02,A8=6.979722E-02,
10=-9.045849E-02
第3面
k=6.983134E+01,A4=2.332465E-03,A6=3.712007E-01,A8=-3.327910E-01,
10=-7.740465E-02
第4面
k=0.000000,A4=-8.121136E-02,A6=2.083994E-01,A8=1.571260E-01,
10=-6.573071E-01
第5面
k=-9.757836E-01,A4=-6.636112E-02,A6=3.116588E-01,A8=-1.762056E-01,
10=-3.366125E-02
第6面
k=0.000000,A4=-8.748924E-03,A6=1.037168E-01,A8=-3.758805E-03,
10=-2.285585E-02,A12=-4.064712E-02,A14=-2.194039E-02,A16=2.286998E-02
第7面
k=-2.737729,A4=4.928961E-02,A6=3.065535E-02,A8=-4.016071E-03,
10=-4.828806E-03,A12=-1.726350E-03,A14=-1.815072E-04,A16=2.997076E-04
第8面
k=0.000000,A4=-2.008279E-02,A6=4.399177E-03,A8=-2.387790E-03,
10=6.590908E-04,A12=5.220571E-04,A14=5.283383E-05,A16=-1.068386E-04
第9面
k=-1.000000E+03,A4=-1.844311E-02,A6=-1.172968E-02,A8=3.852888E-03,
10=-5.876908E-04,A12=-5.598068E-05,A14=1.371329E-05,A16=-4.070820E-07
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=−0.763
da/L14=0.137
f12/f34=0.095
L14/f=0.775
νd1=56.2
νd2=26.0
νd3=56.2
νd4=56.2
|νd1−νd4|=0
このように、本数値実施例3に係る撮像レンズは、条件式(1)〜(8)および条件式(2A)、(3A)を満足する。
図8は、数値実施例3の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図9は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図8および図9に示されるように、本数値実施例3に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例4について説明する。
数値実施例4
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=4.764mm、Fno=2.815、ω=31.08°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.0000
2* 1.435 0.6500 1.52470 56.2(=νd1)
3* 30.280 0.1000
4* 4.190 0.3000 1.61420 26.0(=νd2)
5* 1.500 0.7000
6* -13.630 0.4500 1.58470 30.0(=νd3)
7* -5.680 0.1000
8* 155.000 0.8000 1.53460 56.3(=νd4)
9* -100.000 0.2000
10 ∞ 0.3000 1.51633 64.12
11 ∞ 1.6457
(像面) ∞
f1=2.849
f2=−3.973
f12=5.744
f34=14.293
da=0.900
L14=3.100
非球面データ
第2面
k=0.000000,A4=3.557264E-03,A6=-2.939159E-02,A8=1.301751E-02,
10=1.301701E-01,A12=-2.929961E-01,A14=1.418133E-01
第3面
k=0.000000,A4=-1.975936E-01,A6=2.785038E-01,A8=-1.397215E-02,
10=-2.781911E-01,A12=3.551117E-02,A14=7.581697E-02
第4面
k=0.000000,A4=-4.224099E-01,A6=8.417074E-01,A8=-8.766306E-01,
10=5.495510E-01,A12=-2.537399E-01,A14=5.335235E-02
第5面
k=0.000000,A4=-3.085904E-01,A6=6.857857E-01,A8=-5.154420E-01,
10=-5.453786E-01,A12=1.606895,A14=-9.327949E-01
第6面
k=0.000000,A4=-2.604538E-01,A6=5.333212E-01,A8=-7.780920E-01,
10=5.195351E-01,A12=-1.659964E-01
第7面
k=0.000000,A4=-2.493735E-01,A6=3.459725E-01,A8=-2.662888E-01,
10=1.119992E-01,A12=-1.953619E-02
第8面
k=0.000000,A4=-1.880089E-01,A6=9.282069E-02,A8=-4.447643E-03,
10=-6.306204E-03,A12=1.379567E-03,A14=-6.846129E-05
第9面
k=0.000000,A4=-4.798368E-02,A6=-1.695288E-02,A8=9.261266E-03,
10=-3.865081E-04,A12=-9.596691E-04,A14=1.844111E-04
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=−0.717
da/L14=0.290
f12/f34=0.402
L14/f=0.651
νd1=56.2
νd2=26.0
νd3=30.0
νd4=56.3
|νd1−νd4|=0.1
このように、本数値実施例4に係る撮像レンズは、条件式(1)〜(8)を満足する。
図11は、数値実施例4の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図12は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図11および図12に示されるように、本数値実施例4に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例5について説明する。本数値実施例5に係る撮像レンズは、下記条件式(9)をさらに満足する。
|νd2−νd3|<10 (9)
なお、数値実施例5に係る撮像レンズでは、第1レンズL1および第4レンズL4は同一の硝材から形成され、第2レンズL2および第3レンズL3は同一の硝材から形成されている。このため、本数値実施例5に係る撮像レンズにおいては、「第1レンズL1のアッベ数νd1=第4レンズL4のアッベ数νd4」および「第2レンズL2のアッベ数νd2=第3レンズL3のアッベ数νd3」を満足する。
数値実施例5
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=4.694mm、Fno=2.815、ω=31.46°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.0000
2* 1.463 0.6624 1.52470 56.2(=νd1)
3* 9.018 0.1000
4* 3.158 0.3840 1.61420 26.0(=νd2)
5* 1.605 0.5540
6* -3.029 0.3998 1.61420 26.0(=νd3)
7* -2.987 0.0500
8* 20.341 1.4069 1.52470 56.2(=νd4)
9* -100.001 0.2000
10 ∞ 0.3000 1.51633 64.12
11 ∞ 1.3279
(像面) ∞
f1=3.231
f2=−5.866
f12=5.024
f34=21.947
da=0.704
L14=3.557
非球面データ
第2面
k=3.069060E-01,A4=-1.485998E-02,A6=1.151919E-02,A8=-2.442641E-02
第3面
k=-7.160359E+02,A4=-6.033441E-02,A6=2.895241E-02,A8=-8.510955E-03
第4面
k=-6.028629E+01,A4=-6.614940E-02,A6=-3.122196E-02,A8=6.243920E-02
第5面
k=2.525580E-02,A4=-1.556932E-01,A6=3.067661E-01,A8=-7.669839E-01,
10=1.967142,A12=-3.332530,A14=3.177894,A16=-1.191580
第6面
k=0.000000,A4=-3.124156E-02,A6=8.980145E-02,A8=-6.401821E-02,
10=4.144297E-01,A12=-1.852801,A14=2.585897,A16=-1.238748
第7面
k=-7.531006,A4=-1.101156E-01,A6=2.355281E-01,A8=-1.876796E-01,
10=9.394495E-02,A12=-1.638100E-02,A14=-1.206296E-02,A16=4.630250E-03
第8面
k=0.000000,A4=-9.467843E-02,A6=6.561382E-02,A8=-1.054401E-02,
10=-4.397847E-03,A12=2.067682E-03,A14=-3.350817E-04,A16=2.265124E-05
第9面
k=0.000000,A4=-1.426804E-02,A6=-1.929451E-02,A8=7.233309E-03,
10=-3.950894E-05,A12=-7.622066E-04,A14=1.968331E-04,A16=-1.538948E-05
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=−0.551
da/L14=0.198
f12/f34=0.229
L14/f=0.758
νd1=56.2
νd2=26.0
νd3=26.0
νd4=56.2
|νd1−νd4|=0
このように、本数値実施例5に係る撮像レンズは、条件式(1)〜(9)および条件式(2A)、(3A)を満足する。
また、本数値実施例5に係る撮像レンズでは、第1レンズL1の硝材および第4レンズL4の硝材が同一であり、第2レンズL2の硝材および第3レンズL3の硝材が同一であるため、各種収差を良好に補正しつつ、撮像レンズの製造コストの低減を図ることができる。
図14は、数値実施例5の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図15は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図14および図15に示されるように、本数値実施例5に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に、像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
ところで、本実施の形態に係る撮像レンズでは、全てのレンズがプラスチック系の硝材で形成されている。従来、屈折力の大きい第1レンズをガラス系の硝材で形成することが一般的であった。しかし、ガラス系の硝材はプラスチック系の硝材に比較してレンズに成形するまでのトータルコストが高くなるため、撮像レンズの製造コスト低減の面からも課題が残っていた。本実施の形態に係る撮像レンズでは、全てのレンズがプラスチック系の硝材で形成されているため、製造コストの低減を好適に図ることが可能である。
したがって、上記実施の形態に係る撮像レンズを、携帯電話機、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の撮像光学系に適用した場合、当該カメラ等の高機能化と小型化の両立を図ることができる。
本発明は、撮像レンズとして小型化とともに良好な収差補正能力が要求される機器、例えば携帯電話機やデジタルスティルカメラ等の機器に搭載される撮像レンズに適用することができる。
ST 絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
10 カバーガラス

Claims (8)

  1. 物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズとを配置して構成され、
    前記第1レンズは、物体側の面の曲率半径が正となる形状に形成されており、
    前記第2レンズは、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状に形成されており、
    前記第3レンズは、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に負となる形状に形成されており、
    前記第4レンズは、物体側の面の曲率半径が正となり、像面側の面の曲率半径が負となる形状に形成されており
    前記第1レンズは、前記第2レンズ、前記第3レンズ、および前記第4レンズのぞれぞれよりも屈折力が強くなるように形成される、
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの焦点距離をf2としたとき、
    −0.9<f1/f2<−0.5
    を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第1レンズの像面側の面から前記第2レンズの物体側の面までの光軸上の距離と、前記第2レンズの像面側の面から前記第3レンズの物体側の面までの光軸上の距離と、前記第3レンズの像面側の面から前記第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離との和をda、前記第1レンズの物体側の面から前記第4レンズの像面側の面までの光軸上の距離をL14としたとき、
    0.1<da/L14<0.4
    を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12、前記第3レンズおよび前記第4レンズの合成焦点距離をf34としたとき、
    0.05<f12/f34<0.5
    を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  5. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第1レンズの物体側の面から前記第4レンズの像面側の面までの光軸上の距離をL14としたとき、
    0.5<L14/f<0.8
    を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  6. 前記第1レンズのアッベ数をνd1、前記第2レンズのアッベ数をνd2、前記第4レンズのアッベ数をνd4としたとき、
    50<νd1<85
    νd2<30
    50<νd4<85
    を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  7. |νd1−νd4|<10
    を満足することを特徴とする請求項6に記載の撮像レンズ。
  8. 上記第3レンズのアッベ数をνd3としたとき、
    |νd2−νd3|<10
    を満足することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像レンズ。
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