JP5675726B2 - 放射性ガス除去装置 - Google Patents

放射性ガス除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5675726B2
JP5675726B2 JP2012177179A JP2012177179A JP5675726B2 JP 5675726 B2 JP5675726 B2 JP 5675726B2 JP 2012177179 A JP2012177179 A JP 2012177179A JP 2012177179 A JP2012177179 A JP 2012177179A JP 5675726 B2 JP5675726 B2 JP 5675726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
filter
radioactive
upstream
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012177179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014035286A (ja
Inventor
森 宣久
宣久 森
上島 直幸
直幸 上島
森田 亮
亮 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012177179A priority Critical patent/JP5675726B2/ja
Publication of JP2014035286A publication Critical patent/JP2014035286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5675726B2 publication Critical patent/JP5675726B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

本発明は、放射性ガスを除去する放射性ガス除去装置に関する。
原子力発電所などの原子力施設においては、周辺環境を保全する観点から放射性ガス、特に単体よう素(129131133)やよう化メチル(CH 129I、CH 131I、CH 133I)を主成分とする有機よう素化合物からなる放射性よう素の放出量の低減を図ることが重要な課題となっている。
従来、原子力施設から事故時などに放射性物質が放出されることを防止するため、原子力施設の換気空調設備には、放射性よう素を吸着するよう素吸着材を含むよう素フィルタを設け、ガス中に含まれる放射性よう素を除去するようにしている。
また、原子力施設では、事故などが発生する場合に限らず、定常運転時においてもよう素フィルタでガス中に含まれる放射性よう素の放出量を可能な限り低減させるため、原子炉建屋、格納容器内などの換気空調系にも放射性よう素を除去するよう素吸着材を備えたよう素除去装置が設けられている。なお、従来のよう素フィルタおよびよう素除去装置として下記の特許文献1に記載されたものが、単体よう素または有機よう素化合物の吸着剤として下記の特許文献2に記載されたものが、それぞれ知られている。
特開2002−350588号公報 特公昭59−8419号公報
ところで、放射性よう素および放射性よう化メチルを捕集・除去するためのよう素フィルタは、高湿度雰囲気では水分を多量に吸着する。また、よう素フィルタは、NO(窒素酸化物)やSO(硫黄酸化物)などの酸性ガスを吸着する。また、よう素フィルタは、油分や有機溶剤成分を吸着する。これらにより、よう素フィルタが目詰まりする、あるいは吸着阻害を受けることで、よう素除去性能が低下する可能性を有しているため、このような影響がないようにする必要がある。
一方、原子力発電所での燃料溶融などの非常時や原子力発電所の解体時には、上記の各種よう素に加えてCs(セシウム)などを含む様々な放射性物質が放出される可能性があり、これらについても放出量の低減を図ることが必要となる。
しかし、原子力発電所での燃料溶融などの非常時や原子力発電所の解体時に放出される放射性物質の中には、空気中の水分などと接触してミスト状態でガス中に同伴される物質もある。さらに、原子力発電所での燃料溶融などの非常時や原子力発電所の解体時には、よう素フィルタが目詰まりする要因となる湿度や酸性ガス、油分や有機溶剤成分などの吸着阻害物質が多く含まれる可能性がある。よって、このような場合であっても、放射性よう素および放射性よう化メチルや放射性物質を含む放射性ガスを除去することが要求される。
本発明は上述した課題を解決するものであり、湿度や酸性ガス、油分や有機溶剤成分などの吸着阻害物質が多く含まれる場合であっても、高い放射性ガス除去性能を有することのできる放射性ガス除去装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第1の発明の放射性ガス除去装置は、筒状に形成されたケーシングと、前記ケーシングの筒状の他端側に設けられて前記ケーシングの一端側の開口部から他端側の開口部にかけて前記ケーシングの内部にガスを流通させる送風機と、前記ケーシングの内部に設けられており前記ガス中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する放射性ガスフィルタと、前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の下流側に設けられており前記放射性ガスフィルタから離散される粒子を捕集する下流側高性能フィルタと、前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着するガス処理フィルタと、を含むことを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、送風機によりケーシングの一端側から他端側にかけてケーシングの内部を流通するガスは、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタを順次通過してケーシングの外部に放出される。この際、まず、ガス処理フィルタにより、ガス中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着する。次に、放射性ガスフィルタにより、ガス中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する。次に、下流側高性能フィルタにより、放射性ガスフィルタから離散される粒子を捕集する。この結果、ガスが放射性ガスフィルタを通過する以前に、ガス処理フィルタにより有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分が除去されるため、有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分により放射性ガスフィルタが目詰まりする事態を防ぎ、放射性ガスフィルタの性能低下を抑えることができる。しかも、ガスが放射性ガスフィルタを通過した後に、下流側高性能フィルタにより放射性ガスフィルタから離散される粒子を捕集するため、放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を同伴する放射性ガスフィルタの粒子がケーシングの外部に放出される事態を防ぐことができる。
また、第2の発明の放射性ガス除去装置は、第1の発明において、前記ケーシングの内部であって前記ガス処理フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粒子を捕集する上流側高性能フィルタをさらに含むことを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、ガスがガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタを通過する以前に、上流側高性能フィルタによりガス中の粒子が捕集されるため、当該粒子により、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタが目詰まりする事態を防ぎ、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタの性能低下を抑えることができる。
また、第3の発明の放射性ガス除去装置は、第1の発明において、前記ケーシングの内部であって前記ガス処理フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粗粒子を捕集する粗フィルタをさらに含むことを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、ガスがガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタを通過する以前に、粗フィルタによりガス中の粗粒子が捕集されるため、当該粗粒子により、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタが目詰まりする事態を防ぎ、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタの性能低下を抑えることができる。
また、第4の発明の放射性ガス除去装置は、第1の発明において、前記ケーシングの内部であって前記ガス処理フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粒子を捕集する上流側高性能フィルタと、前記ケーシングの内部であって前記上流側高性能フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粗粒子を捕集する粗フィルタと、をさらに含むことを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、ガスが上流側高性能フィルタを通過する以前に、粗フィルタによりガス中の粗粒子が捕集されるため、当該粗粒子により、上流側高性能フィルタが目詰まりする事態を防ぎ、上流側高性能フィルタの性能低下を抑えることができる。しかも、粗フィルタのガスの流通の下流側において、ガスがガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタを通過する以前に、上流側高性能フィルタによりガス中の粒子が捕集されるため、当該粒子により、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタが目詰まりする事態を防ぎ、ガス処理フィルタ、放射性ガスフィルタ、下流側高性能フィルタの性能低下を抑えることができる。
また、第5の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第4の何れか1つの発明において、前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ケーシングの内部を流通される前記ガスを加熱する加熱部と、前記ケーシングの内部であって前記加熱部よりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記加熱部に至るガスの温度を計測する上流側温度計と、前記上流側温度計により計測される前記ガスの温度に基づいて前記放射性ガスフィルタに至る前記ガスの温度を所定温度に上昇させるように前記加熱部を制御する制御部と、をさらに含むことを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、加熱部によりガスの温度を上昇させることで相対湿度が低下するため、放射性ガスフィルタへの湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタでの放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することができる。
また、第6の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第4の何れか1つの発明において、前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ケーシングの内部を流通される前記ガスを加熱する加熱部と、前記ケーシングの内部であって前記加熱部よりも前記ガスの流通の下流側で前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記放射性ガスフィルタに至るガスの相対湿度を計測する湿度計と、前記湿度計により計測される前記ガスの相対湿度に基づいて前記放射性ガスフィルタに至る前記ガスの相対湿度を所定湿度に低下させるように前記加熱部を制御する制御部と、をさらに含むことを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、加熱部によりガスの温度を上昇させることで相対湿度が低下するため、放射性ガスフィルタへの湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタでの放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することができる。
また、第7の発明の放射性ガス除去装置は、第5の発明において、前記ケーシングの内部であって前記加熱部よりも前記ガスの流通の下流側で前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記放射性ガスフィルタに至るガスの温度を計測する下流側温度計をさらに含み、前記制御部は、前記上流側温度計により計測される前記ガスの温度とともに、前記下流側温度計により計測される前記ガスの温度に基づいて前記加熱部を制御することを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、加熱部によりガスの温度を上昇させることで相対湿度が低下するため、放射性ガスフィルタへの湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタでの放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することができる。しかも、下流側温度計による温度の計測により相対湿度を適宜維持することができる。
また、第8の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第7の何れか1つの発明において、前記ガス処理フィルタは、活性炭、アルミナ、シリカゲル、ゼオライトまたはモレキュラーシーブが、粒子状または繊維状あるいは粉末状に形成された基材により成形されることを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、ガス処理フィルタにより有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分および水分ミストやミスト状成分とともに、放射性よう素ならびに放射性物質を吸着することができ、放射性ガスフィルタでの放射性よう素および放射性よう化メチルの吸着性能を向上することができるとともに、放射性ガスフィルタの性能低下をより抑えることができる。
また、第9の発明の放射性ガス除去装置は、第8の発明において、前記ガス処理フィルタは、前記基材上に、酸性成分、アルカリ成分、トリエチレンジアミン、よう化カリウムの少なくとも1つを添着することを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、ガス処理フィルタにより有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分とともに、放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着することができ、放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することができるとともに、放射性ガスフィルタの性能低下をより抑えることができる。
また、第10の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第9の何れか1つの発明において、前記ケーシングは、移動可能に構成されていることを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、必要に応じて放射性ガスを除去する箇所に放射性ガス除去装置を搬送し設置することができる。
また、第11の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第10の何れか1つの発明において、前記ケーシングは、その外壁が放射線遮蔽壁で構成されており、筒状の一端側および他端側の開口部が放射線遮蔽蓋で閉塞されることを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、放射性ガスフィルタに吸着した放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質から放射される放射線がケーシングの外部に漏洩する事態を防ぐことができる。
また、第12の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第11の何れか1つの発明において、前記ケーシングの筒状の一端側が放射性ガスを含む局所空間に接続され、前記ケーシングの筒状の他端側が外気に開放されることを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、局所空間で放射性ガスが発生した場合、当該放射性ガスが局所空間の外部に漏洩しないように、放射性ガス除去装置により放射性ガスを除去することができる。
また、第13の発明の放射性ガス除去装置は、第1〜第11の何れか1つの発明において、前記ケーシングの筒状の一端側が放射性ガスを含む外気に開放され、前記ケーシングの筒状の他端側が局所空間に接続されることを特徴とする。
この放射性ガス除去装置によれば、放射性ガスが外気に漏洩した場合、当該放射性ガスが局所空間に浸入しないように、放射性ガス除去装置により放射性ガスを除去することができる。
本発明によれば、湿度や酸性ガス、油分や有機溶剤成分などの吸着阻害物質が多く含まれる場合であっても、高い放射性ガス除去性能を有することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図2は、本発明の実施形態1に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図3は、本発明の実施形態1に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図4は、本発明の実施形態1に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図5は、本発明の実施形態2に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図6は、本発明の実施形態2に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図7は、本発明の実施形態2に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図8は、本発明の実施形態2に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図9は、本発明の実施形態3に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図10は、本発明の実施形態4に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図11は、本発明の実施形態4に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図12は、本発明の実施形態5に係る放射性ガス除去装置の概略図である。 図13は、本発明の実施形態5に係る放射性ガス除去装置の概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
図1は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。図1に示すように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、ケーシング2と、送風機3と、放射性ガスフィルタ4と、下流側高性能フィルタ5と、ガス処理フィルタ6と、を含む。
ケーシング2は、周囲が外壁2Aで囲まれた筒状に形成され、その一端側2Bおよび他端側2Cに開口部2Ba,2Caがそれぞれ形成されている。筒状は、例えば、円筒や矩形筒などがあり、その断面形状に限定はない。
送風機3は、ケーシング2の他端側2Cに設けられている。そして、送風機3は、図1中に矢印で示すようにケーシング2の一端側2Bの開口部2Baから他端側2Cの開口部2Caにかけてケーシング2の内部にガスGを流通させる。
放射性ガスフィルタ4は、ケーシング2の内部に設けられている。この放射性ガスフィルタ4は、ケーシング2の内部を流通されるガスG中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルを吸着する。具体的に、放射性ガスフィルタ4は、母体を構成する基材と、この基材に添着される添着物質とを含む。基材に用いられる材料としては、特に限定されるものではなく、表面に複数の細孔を有するものであればよく、例えば、活性炭、アルミナ、ゼオライト、シリカゲル、活性白土などが挙げられる。ゼオライトとしては、天然ゼオライトまたは合成ゼオライトのどちらでもよい。また、ゼオライトとして、モルデナイト系ゼオライトなどが挙げられる。基材は、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。また、放射性ガスフィルタ4は、添着物質として、トリエチレンジアミン(TEDA:Tri−Ethylene−Di−Amine)またはよう化カリウム(KI)を含む。この放射性ガスフィルタ4は、上記構成により、放射性よう素および放射性よう化メチルの他、Cs(セシウム)などを含む放射性物質を吸着する。
下流側高性能フィルタ5は、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の下流側に設けられている。この下流側高性能フィルタ5は、放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集する。放射性ガスフィルタ4は、上述したように、例えば、活性炭、アルミナ、ゼオライト、シリカゲル、活性白土などを基材としている。このため、下流側高性能フィルタ5は、何らかの事象により放射性ガスフィルタ4の基材が破砕されて離散した場合に、破砕片が放出されないように、破砕片を捕集する。下流側高性能フィルタ5は、例えば、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter;対象粒子径が0.15[μm]で99.97[%]の除去効率)が適用される。
ガス処理フィルタ6は、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。このガス処理フィルタ6は、ケーシング2の内部を流通されるガスG中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を捕集する。具体的に、ガス処理フィルタ6は、母体を構成する基材と、この基材に添着される添着物質とを含む。基材に用いられる材料としては、特に限定されるものではなく、表面に複数の細孔を有するものであればよく、例えば、活性炭、アルミナ、ゼオライト、シリカゲル、モレキュラーシーブなどが挙げられる。ゼオライトとしては、天然ゼオライトまたは合成ゼオライトのどちらでもよい。また、ゼオライトとして、モルデナイト系ゼオライトなどが挙げられる。基材は、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。また、ガス処理フィルタ6は、添着物質として、酸性成分、アルカリ成分、トリエチレンジアミン(TEDA:Tri−Ethylene−Di−Amine)、よう化カリウム(KI)の少なくとも1つを含む。このガス処理フィルタ6は、上記構成により、放射性よう素および放射性よう化メチルならびにCs(セシウム)などを含む放射性物質を吸着する。
このように本実施形態の放射性ガス除去装置1は、筒状に形成されたケーシング2と、ケーシング2の筒状の他端側2Cに設けられてケーシング2の一端側2Bの開口部2Baから他端側2Cの開口部2Caにかけてケーシング2の内部にガスGを流通させる送風機3と、ケーシング2の内部に設けられておりガスG中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の少なくとも1つを含む放射性ガスを吸着する放射性ガスフィルタ4と、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の下流側に設けられており放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集する下流側高性能フィルタ5と、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられておりガスG中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着するガス処理フィルタ6と、を含む。
この放射性ガス除去装置1によれば、送風機3によりケーシング2の一端側2Bから他端側2Cにかけてケーシング2の内部を流通するガスGは、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を順次通過してケーシング2の外部に放出される。この際、まず、ガス処理フィルタ6により、ガスG中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着する。次に、放射性ガスフィルタ4により、ガスG中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する。次に、下流側高性能フィルタ5により、放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集する。
この結果、ガスGが放射性ガスフィルタ4を通過する以前に、ガス処理フィルタ6により有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分が除去されるため、有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分により放射性ガスフィルタ4が目詰まりする事態を防ぎ、放射性ガスフィルタ4の性能低下を抑えることが可能になる。しかも、ガスGが放射性ガスフィルタ4を通過した後に、下流側高性能フィルタ5により放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集するため、放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を同伴する放射性ガスフィルタ4の粒子がケーシング2の外部に放出される事態を防ぎ、ケーシング2の他端側2Cでの汚染を防止することが可能になる。
また、図2の本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図に示すように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図1に示す放射性ガス除去装置1において、ケーシング2の内部であってガス処理フィルタ6よりもガスGの流通の上流側に設けられておりガスG中に含まれる粒子を捕集する上流側高性能フィルタ7をさらに含むことが好ましい。
上流側高性能フィルタ7は、下流側高性能フィルタ5と同様に、例えば、HEPAフィルタが適用される。
この放射性ガス除去装置1によれば、送風機3によりケーシング2の一端側2Bから他端側2Cにかけてケーシング2の内部を流通するガスGは、上流側高性能フィルタ7、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を順次通過してケーシング2の外部に放出される。この際、まず、上流側高性能フィルタ7により、ガスG中に含まれる粒子を捕集する。次に、ガス処理フィルタ6により、ガスG中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着する。次に、放射性ガスフィルタ4により、ガスG中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する。次に、下流側高性能フィルタ5により、放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集する。
この結果、ガスGがガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を通過する以前に、上流側高性能フィルタ7によりガスG中の粒子が捕集されるため、当該粒子により、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5が目詰まりする事態を防ぎ、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5の性能低下を抑えることが可能になる。
また、図3の本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図に示すように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図1に示す放射性ガス除去装置1において、ケーシング2の内部であってガス処理フィルタ6よりもガスGの流通の上流側に設けられておりガスG中に含まれる粗粒子を捕集する粗フィルタ8をさらに含むことが好ましい。
粗フィルタ8は、例えば、対象粒子径が50[μm]以上の空気濾過フィルタや、対象粒子径が25[μm]以上の中高性能フィルタが適用される。
この放射性ガス除去装置1によれば、送風機3によりケーシング2の一端側2Bから他端側2Cにかけてケーシング2の内部を流通するガスGは、粗フィルタ8、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を順次通過してケーシング2の外部に放出される。この際、まず、粗フィルタ8により、ガスG中に含まれる粗粒子(塵埃など)を捕集する。次に、ガス処理フィルタ6により、ガスG中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着する。次に、放射性ガスフィルタ4により、ガスG中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する。次に、下流側高性能フィルタ5により、放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集する。
この結果、ガスGがガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を通過する以前に、粗フィルタ8によりガスG中の粗粒子が捕集されるため、当該粗粒子により、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5が目詰まりする事態を防ぎ、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5の性能低下を抑えることが可能になる。
また、図4の本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図に示すように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図1に示す放射性ガス除去装置1において、ケーシング2の内部であってガス処理フィルタ6よりもガスGの流通の上流側に設けられておりガスG中に含まれる粒子を捕集する上流側高性能フィルタ7と、ケーシング2の内部であって上流側高性能フィルタ7よりもガスGの流通の上流側に設けられておりガスG中に含まれる粗粒子を捕集する粗フィルタ8と、をさらに含むことが好ましい。
この放射性ガス除去装置1によれば、送風機3によりケーシング2の一端側2Bから他端側2Cにかけてケーシング2の内部を流通するガスGは、粗フィルタ8、上流側高性能フィルタ7、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を順次通過してケーシング2の外部に放出される。この際、まず、粗フィルタ8により、ガスG中に含まれる粗粒子(塵埃など)を捕集する。次に、上流側高性能フィルタ7により、ガスG中に含まれる粒子を捕集する。次に、ガス処理フィルタ6により、ガスG中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着する。次に、放射性ガスフィルタ4により、ガスG中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する。次に、下流側高性能フィルタ5により、放射性ガスフィルタ4から離散される粒子を捕集する。
この結果、ガスGが上流側高性能フィルタ7を通過する以前に、粗フィルタ8によりガスG中の粗粒子が捕集されるため、当該粗粒子により、上流側高性能フィルタ7が目詰まりする事態を防ぎ、上流側高性能フィルタ7の性能低下を抑えることが可能になる。しかも、粗フィルタ8のガスGの流通の下流側において、ガスGがガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5を通過する以前に、上流側高性能フィルタ7によりガスG中の粒子が捕集されるため、当該粒子により、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5が目詰まりする事態を防ぎ、ガス処理フィルタ6、放射性ガスフィルタ4、下流側高性能フィルタ5の性能低下を抑えることが可能になる。
また、本実施形態の放射性ガス除去装置1では、ガス処理フィルタ6は、活性炭、アルミナ、シリカゲル、ゼオライトまたはモレキュラーシーブが、粒子状または繊維状あるいは粉末状に形成された基材により成形されることが好ましい。
この放射性ガス除去装置1によれば、ガス処理フィルタ6により有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分および水分ミストやミスト状成分とともに、放射性よう素ならびに放射性物質を吸着することができ、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルの吸着性能を向上することが可能になるとともに、放射性ガスフィルタ4の性能低下をより抑えることが可能になる。
さらに、ガス処理フィルタ6は、前記基材上に、酸性成分、アルカリ成分、トリエチレンジアミン、よう化カリウムの少なくとも1つを添着することが好ましい。
この放射性ガス除去装置によれば、ガス処理フィルタ6により有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分とともに、放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着することができ、放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になるとともに、放射性ガスフィルタ4の性能低下をより抑えることが可能になる。
[実施形態2]
図5は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図1に示す放射性ガス除去装置1において、加熱手段9をさらに含む。
加熱手段9は、加熱部9Aと、上流側温度計9Bと、湿度計9Cと、下流側温度計9Dと、制御部9Eと、を含む。
加熱部9Aは、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられておりケーシング2の内部を流通されるガスGを加熱する。加熱部9Aの配置は、放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図5ではガス処理フィルタ6よりもガスGの流通の上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。
上流側温度計9Bは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の上流側に設けられている。上流側温度計9Bは、加熱部9Aに至るガスGの温度を計測する。上流側温度計9Bの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の上流側であればよく、図5ではガス処理フィルタ6の上流側に配置された加熱部9Aの上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、加熱部9Aの上流側であってガス処理フィルタ6の上流側または下流側に配置される。
湿度計9Cは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。湿度計9Cは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を計測する。湿度計9Cの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図5ではガス処理フィルタ6の上流側に配置した例を示している。図には明示しないが、湿度計9Cは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
下流側温度計9Dは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。下流側温度計9Dは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を計測する。下流側温度計9Dの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図5ではガス処理フィルタ6の上流側に配置した例を示している。図には明示しないが、下流側温度計9Dは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
制御部9Eは、上流側温度計9B、湿度計9C、下流側温度計9Dの計測結果に基づいて加熱部9Aを制御する。具体的に、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。例えば、ガスGの相対湿度を70[%]以下まで低下させる場合、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度を10[℃]程度増加させることで、相対湿度が100[%]の場合でも相対湿度を70[%]以下に低下させることができる。相対湿度を70[%]以下とすれば、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能として99[%]以上が期待できる。この目標とする相対湿度は、湿度計9Cにより確認することができる。また、目標とする温度は下流側温度計9Dにより確認することができる。
このように、本実施形態の放射性ガス除去装置は、加熱手段9を含むことにより、放射性ガスフィルタ4への湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
なお、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を所定湿度に低下させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
なお、加熱手段9は、加熱部9Aをガス処理フィルタ6よりもガスGの流通の上流側に配置することが好ましい。このように加熱部9Aを配置することにより、ガス処理フィルタ6への湿分による影響も抑え、ガス処理フィルタ6での有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分の吸着性能や、ガス処理フィルタ6での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
図6は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図2に示す放射性ガス除去装置1において、加熱手段9をさらに含む。
加熱手段9は、加熱部9Aと、上流側温度計9Bと、湿度計9Cと、下流側温度計9Dと、制御部9Eと、を含む。
加熱部9Aは、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられておりケーシング2の内部を流通されるガスGを加熱する。加熱部9Aの配置は、放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図6では上流側高性能フィルタ7よりもガスGの流通の上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aは、上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間や、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。
上流側温度計9Bは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の上流側に設けられている。上流側温度計9Bは、加熱部9Aに至るガスGの温度を計測する。上流側温度計9Bの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の上流側であればよく、図6では上流側高性能フィルタ7の上流側に配置された加熱部9Aの上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aが上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、上流側高性能フィルタ7の上流側または上流側高性能フィルタ7と加熱部9Aとの間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、上流側高性能フィルタ7の上流側または上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間もしくはガス処理フィルタ6と加熱部9Aとの間に配置される。
湿度計9Cは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。湿度計9Cは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を計測する。湿度計9Cの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図6では上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置した例を示している。図には明示しないが、湿度計9Cは、加熱部9Aと上流側高性能フィルタ7との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、湿度計9Cは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aが上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aとガス処理フィルタ6との間またはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
下流側温度計9Dは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。下流側温度計9Dは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を計測する。下流側温度計9Dの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図6では上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置した例を示している。図には明示しないが、下流側温度計9Dは、加熱部9Aの下流側であって上流側高性能フィルタ7の上流側に配置されてもよい。また、図には明示しないが、下流側温度計9Dは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aが上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aとガス処理フィルタ6との間またはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
制御部9Eは、上流側温度計9B、湿度計9C、下流側温度計9Dの計測結果に基づいて加熱部9Aを制御する。具体的に、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。例えば、ガスGの相対湿度を70[%]以下まで低下させる場合、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度を10[℃]程度増加させることで、相対湿度が100[%]の場合でも相対湿度を70[%]以下に低下させることができる。相対湿度を70[%]以下とすれば、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能として99[%]以上が期待できる。この目標とする相対湿度は、湿度計9Cにより確認することができる。また、目標とする温度は下流側温度計9Dにより確認することができる。
このように、本実施形態の放射性ガス除去装置は、加熱手段9を含むことにより、放射性ガスフィルタ4への湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
なお、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を所定湿度に低下させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
なお、加熱手段9は、加熱部9Aを上流側高性能フィルタ7よりもガスGの流通の上流側に配置することが好ましい。このように加熱部9Aを配置することにより、上流側高性能フィルタ7やガス処理フィルタ6への湿分による影響も抑え、上流側高性能フィルタ7での粒子の捕集性能を向上することが可能になり、さらに、ガス処理フィルタ6での有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分の吸着性能や、ガス処理フィルタ6での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
図7は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図3に示す放射性ガス除去装置1において、加熱手段9をさらに含む。
加熱手段9は、加熱部9Aと、上流側温度計9Bと、湿度計9Cと、下流側温度計9Dと、制御部9Eと、を含む。
加熱部9Aは、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられておりケーシング2の内部を流通されるガスGを加熱する。加熱部9Aの配置は、放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図7では粗フィルタ8よりもガスGの流通の上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aは、粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間や、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。
上流側温度計9Bは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の上流側に設けられている。上流側温度計9Bは、加熱部9Aに至るガスGの温度を計測する。上流側温度計9Bの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の上流側であればよく、図7では粗フィルタ8の上流側に配置された加熱部9Aの上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aが粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、粗フィルタ8の上流側または粗フィルタ8と加熱部9Aとの間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、粗フィルタ8の上流側または粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間もしくはガス処理フィルタ6と加熱部9Aとの間に配置される。
湿度計9Cは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。湿度計9Cは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を計測する。湿度計9Cの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図7では粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間に配置した例を示している。図には明示しないが、湿度計9Cは、加熱部9Aと粗フィルタ8との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、湿度計9Cは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aが粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aとガス処理フィルタ6との間またはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
下流側温度計9Dは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。下流側温度計9Dは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を計測する。下流側温度計9Dの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図7では粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間に配置した例を示している。図には明示しないが、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと粗フィルタ8との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、下流側温度計9Dは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aが粗フィルタ8とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aとガス処理フィルタ6との間またはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
制御部9Eは、上流側温度計9B、湿度計9C、下流側温度計9Dの計測結果に基づいて加熱部9Aを制御する。具体的に、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。例えば、ガスGの相対湿度を70[%]以下まで低下させる場合、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度を10[℃]程度増加させることで、相対湿度が100[%]の場合でも相対湿度を70[%]以下に低下させることができる。相対湿度を70[%]以下とすれば、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能として99[%]以上が期待できる。この目標とする相対湿度は、湿度計9Cにより確認することができる。また、目標とする温度は下流側温度計9Dにより確認することができる。
このように、本実施形態の放射性ガス除去装置は、加熱手段9を含むことにより、放射性ガスフィルタ4への湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
なお、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を所定湿度に低下させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
なお、加熱手段9は、加熱部9Aを粗フィルタ8よりもガスGの流通の上流側に配置することが好ましい。このように加熱部9Aを配置することにより、粗フィルタ8やガス処理フィルタ6への湿分による影響も抑え、粗フィルタ8での粗粒子の捕集性能を向上することが可能になり、さらに、ガス処理フィルタ6での有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分の吸着性能や、ガス処理フィルタ6での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
図8は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。本実施形態の放射性ガス除去装置1は、図4に示す放射性ガス除去装置1において、加熱手段9をさらに含む。
加熱手段9は、加熱部9Aと、上流側温度計9Bと、湿度計9Cと、下流側温度計9Dと、制御部9Eと、を含む。
加熱部9Aは、ケーシング2の内部であって放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられておりケーシング2の内部を流通されるガスGを加熱する。加熱部9Aの配置は、放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図8では粗フィルタ8よりもガスGの流通の上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aは、粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間や、上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間や、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。
上流側温度計9Bは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の上流側に設けられている。上流側温度計9Bは、加熱部9Aに至るガスGの温度を計測する。上流側温度計9Bの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の上流側であればよく、図8では粗フィルタ8の上流側に配置された加熱部9Aの上流側に配置された例を示している。図には明示しないが、加熱部9Aが粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、粗フィルタ8の上流側または粗フィルタ8と加熱部9Aとの間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aが上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、粗フィルタ8の上流側または粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間もしくは上流側高性能フィルタ7と加熱部9Aとの間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、上流側温度計9Bは、粗フィルタ8の上流側または粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間もしくは上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間あるいはガス処理フィルタ6と加熱部9Aとの間に配置される。
湿度計9Cは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。湿度計9Cは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を計測する。湿度計9Cの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図8では上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置した例を示している。図には明示しないが、湿度計9Cは、加熱部9Aと粗フィルタ8との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、湿度計9Cは、粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、湿度計9Cは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aが粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aと上流側高性能フィルタ7との間または上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間もしくはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aが上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aとガス処理フィルタ6との間またはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、湿度計9Cは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
下流側温度計9Dは、ケーシング2の内部であって加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側に設けられている。下流側温度計9Dは、放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を計測する。下流側温度計9Dの配置は、加熱部9AよりもガスGの流通の下流側で放射性ガスフィルタ4よりもガスGの流通の上流側であればよく、図8では上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置した例を示している。図には明示しないが、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと粗フィルタ8との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、下流側温度計9Dは、粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、下流側温度計9Dは、ガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置されてもよい。また、図には明示しないが、加熱部9Aが粗フィルタ8と上流側高性能フィルタ7との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと上流側高性能フィルタ7との間または上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間もしくはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aが上流側高性能フィルタ7とガス処理フィルタ6との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aとガス処理フィルタ6との間またはガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置される。また、図には明示しないが、加熱部9Aがガス処理フィルタ6と放射性ガスフィルタ4との間に配置された場合、下流側温度計9Dは、加熱部9Aと放射性ガスフィルタ4との間に配置される。
制御部9Eは、上流側温度計9B、湿度計9C、下流側温度計9Dの計測結果に基づいて加熱部9Aを制御する。具体的に、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。例えば、ガスGの相対湿度を70[%]以下まで低下させる場合、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度を10[℃]程度増加させることで、相対湿度が100[%]の場合でも相対湿度を70[%]以下に低下させることができる。相対湿度を70[%]以下とすれば、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能として99[%]以上が期待できる。この目標とする相対湿度は、湿度計9Cにより確認することができる。また、目標とする温度は下流側温度計9Dにより確認することができる。
このように、本実施形態の放射性ガス除去装置は、加熱手段9を含むことにより、放射性ガスフィルタ4への湿分による影響を抑え、放射性ガスフィルタ4での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
なお、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの温度を所定温度に上昇させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度に基づいて放射性ガスフィルタ4に至るガスGの相対湿度を所定湿度に低下させるように加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、上流側温度計9B、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、上流側温度計9Bにより計測されるガスGの温度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
また、加熱手段9は、加熱部9A、湿度計9C、下流側温度計9D、制御部9Eを含む構成であってもよい。この場合、制御部9Eは、湿度計9Cにより計測されるガスGの相対湿度とともに、下流側温度計9Dにより計測されるガスGの温度に基づいて加熱部9Aを制御する。
なお、加熱手段9は、加熱部9Aを粗フィルタ8よりもガスGの流通の上流側に配置することが好ましい。このように加熱部9Aを配置することにより、粗フィルタ8や上流側高性能フィルタ7やガス処理フィルタ6への湿分による影響も抑え、粗フィルタ8での粗粒子の捕集性能を向上することが可能になり、さらに、上流側高性能フィルタ7での粒子の捕集性能を向上することが可能になり、さらにまた、ガス処理フィルタ6での有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分の吸着性能や、ガス処理フィルタ6での放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質の吸着性能を向上することが可能になる。
[実施形態3]
図9は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。図9に示すように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、上述した実施形態1や実施形態2において、移動手段10をさらに含む。図9では、図8に示す放射性ガス除去装置1において移動手段10を含む例を示している。
移動手段10は、放射性ガス除去装置1のケーシング2を移動可能に構成したものである。例えば、図9に示すように、移動手段10としてのトレーラにおける荷台10Aにケーシング2を搭載してある。図には明示しないが、ケーシング2を移動手段10としての台車に搭載したり、ケーシング2自体に移動手段10としての車輪を設けたりしてもよい。
このように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、ケーシング2が移動可能に構成されていることにより、必要に応じて放射性ガスを除去する箇所に放射性ガス除去装置1を搬送し設置することが可能になる。
[実施形態4]
図10および図11は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。図10および図11に示すように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、上述した実施形態1や実施形態2において、ケーシング2が、遮蔽構造とされている。図10および図11では、図8に示す放射性ガス除去装置1においてケーシング2を遮蔽構造とした例を示している。
遮蔽構造としては、ケーシング2が、その外壁2Aを放射線遮蔽壁で構成されており、筒状の一端側2Bおよび他端側2Cの開口部2Ba,2Caが放射線遮蔽蓋11で閉塞される。放射線遮蔽壁の外壁2Aや放射線遮蔽蓋11は、放射線を遮蔽するコンクリートや金属などで形成される。
このように、本実施形態の放射性ガス除去装置1は、ケーシング2を遮蔽構造としたことにより、放射性ガスフィルタ4に吸着した放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質から放射され放射線がケーシング2の外部に漏洩する事態を防ぐことが可能になる。
また、遮蔽構造としては、図11に示すように、ケーシング2の外壁2Aや、放射線遮蔽蓋11を中空に形成しておき、放射性ガス除去装置1を使用する以前は中空のままとし、放射性ガス除去装置1の使用中または使用後に、中空の内部に放射線を遮蔽するコンクリートや液体や粒状の金属などを充填する。
このように構成することで、放射性ガス除去装置1を移動可能に構成した場合など、放射性ガス除去装置1を使用する以前は軽量にて搬送や設置を容易とし、放射性ガス除去装置1の使用中または使用後は放射性ガスフィルタ4に吸着した放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質から放射され放射線がケーシング2の外部に漏洩する事態を防ぐことが可能になる。
[実施形態5]
図12および図13は、本実施形態に係る放射性ガス除去装置の概略図である。図12および図13は、上述した実施形態1や実施形態2における放射性ガス除去装置1の使用方法を示す。図12および図13では、図8に示す放射性ガス除去装置1を適用した例を示している。
図12に示すように、放射性ガス除去装置1は、ケーシング2の筒状の一端側2Bが放射性ガスを含む局所空間12に接続され、ケーシング2の筒状の他端側2Cが外気に開放される。放射性ガスを含む局所空間12は、例えば、放射性ガスの発生源となり得る原子力発電所の原子炉格納容器の内部がある。すなわち、原子炉格納容器の内部で放射性ガスが発生した場合、当該放射性ガスが原子炉格納容器の外部に漏洩しないように、放射性ガス除去装置1により放射性ガスを除去することが可能である。
また、図13に示すように、放射性ガス除去装置1は、ケーシング2の筒状の一端側2Bが放射性ガスを含む外気に開放され、ケーシング2の筒状の他端側2Cが局所空間13に接続される。局所空間13は、例えば、原子力災害時に原子力防災対策活動を推進するための緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)などや避難施設などを含む。すなわち、放射性ガスが外気に漏洩した場合、当該放射性ガスが局所空間13に浸入しないように、放射性ガス除去装置1により放射性ガスを除去することが可能である。
1 放射性ガス除去装置
2 ケーシング
2A 外壁
2B 一端側
2Ba 開口部
2C 他端側
2Ca 開口部
3 送風機
4 放射性ガスフィルタ
5 下流側高性能フィルタ
6 ガス処理フィルタ
7 上流側高性能フィルタ
8 粗フィルタ
9 加熱手段
9A 加熱部
9B 上流側温度計
9C 湿度計
9D 下流側温度計
9E 制御部
10 移動手段
10A 荷台
11 放射線遮蔽蓋
12 局所空間
13 局所空間
G ガス

Claims (11)

  1. 筒状に形成された1つの繋がったケーシングと、
    前記ケーシングの筒状の他端側に設けられて前記ケーシングの一端側の開口部から他端側の開口部にかけて前記ケーシングの内部にガスを流通させる送風機と、
    前記ケーシングの内部に設けられており前記ガス中に含まれる放射性よう素および放射性よう化メチルならびに放射性物質を吸着する放射性ガスフィルタと、
    前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の下流側に設けられており前記放射性ガスフィルタから離散される粒子を捕集する下流側高性能フィルタと、
    前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる有機溶剤ガス成分や酸性ガス成分を吸着するガス処理フィルタと、
    を含み、
    前記ケーシングの内部であって前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ケーシングの内部を流通される前記ガスを加熱する加熱部と、
    前記ケーシングの内部であって前記加熱部よりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記加熱部に至るガスの温度を計測する上流側温度計と、
    前記ケーシングの内部であって前記加熱部よりも前記ガスの流通の下流側で前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記放射性ガスフィルタに至るガスの温度を計測する下流側温度計と、
    前記上流側温度計により計測される前記ガスの温度とともに、前記下流側温度計により計測される前記ガスの温度に基づいて前記放射性ガスフィルタに至る前記ガスの温度を所定温度に上昇させるように前記加熱部を制御する制御部と、
    をさらに含むことを特徴とする放射性ガス除去装置。
  2. 前記ケーシングの内部であって前記ガス処理フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粒子を捕集する上流側高性能フィルタをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の放射性ガス除去装置。
  3. 前記ケーシングの内部であって前記ガス処理フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粗粒子を捕集する粗フィルタをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の放射性ガス除去装置。
  4. 前記ケーシングの内部であって前記ガス処理フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粒子を捕集する上流側高性能フィルタと、
    前記ケーシングの内部であって前記上流側高性能フィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記ガス中に含まれる粗粒子を捕集する粗フィルタと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の放射性ガス除去装置。
  5. 記ケーシングの内部であって前記加熱部よりも前記ガスの流通の下流側で前記放射性ガスフィルタよりも前記ガスの流通の上流側に設けられており前記放射性ガスフィルタに至るガスの相対湿度を計測する湿度計をさらに含み、
    前記制御部は、前記湿度計により計測される前記ガスの相対湿度に基づいて前記放射性ガスフィルタに至る前記ガスの相対湿度を所定湿度に低下させるように前記加熱部を制御することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の放射性ガス除去装置。
  6. 前記ガス処理フィルタは、活性炭、アルミナ、シリカゲル、ゼオライトまたはモレキュラーシーブが、粒子状または繊維状あるいは粉末状に形成された基材により成形されることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の放射性ガス除去装置。
  7. 前記ガス処理フィルタは、前記基材上に、酸性成分、アルカリ成分、トリエチレンジアミン、よう化カリウムの少なくとも1つを添着することを特徴とする請求項に記載の放射性ガス除去装置。
  8. 前記ケーシングは、移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の放射性ガス除去装置。
  9. 前記ケーシングは、その外壁が放射線遮蔽壁で構成されており、筒状の一端側および他端側の開口部が放射線遮蔽蓋で閉塞されることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の放射性ガス除去装置。
  10. 前記ケーシングの筒状の一端側が放射性ガスを含む局所空間に接続され、前記ケーシングの筒状の他端側が外気に開放されることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の放射性ガス除去装置。
  11. 前記ケーシングの筒状の一端側が放射性ガスを含む外気に開放され、前記ケーシングの筒状の他端側が局所空間に接続されることを特徴とする請求項1〜10の何れか1つに記載の放射性ガス除去装置。
JP2012177179A 2012-08-09 2012-08-09 放射性ガス除去装置 Active JP5675726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177179A JP5675726B2 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 放射性ガス除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177179A JP5675726B2 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 放射性ガス除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014035286A JP2014035286A (ja) 2014-02-24
JP5675726B2 true JP5675726B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=50284334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012177179A Active JP5675726B2 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 放射性ガス除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5675726B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6368129B2 (ja) * 2014-04-11 2018-08-01 株式会社ワカイダ・エンジニアリング 放射性物質を除去する方法
JP2016057305A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 株式会社ワカイダ・エンジニアリング 放射性物質除去用の空気清浄装置、及び、その空気清浄システム。
JP2018069134A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 三菱重工業株式会社 有毒ガス除去ユニット、有毒ガス除去設備および車両
JP6846254B2 (ja) * 2017-03-28 2021-03-24 三菱重工業株式会社 設備の解体方法及び雰囲気の循環装置
CN108735324A (zh) * 2017-11-23 2018-11-02 江苏核电有限公司 一种用于乏燃料运输容器氦气净化冷却的离线装置
JP6427293B1 (ja) * 2018-07-06 2018-11-21 株式会社ワカイダ・エンジニアリング フィルターユニット及び合成室
JP6728446B2 (ja) * 2019-05-29 2020-07-22 三菱重工業株式会社 車両

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3925046A (en) * 1972-12-21 1975-12-09 Cvi Corp Radioactive gas standby treatment apparatus with high efficiency rechargeable charcoal filter
JPS6171399A (ja) * 1984-09-14 1986-04-12 株式会社日立製作所 非常用ガス処理装置
JPH0616385Y2 (ja) * 1989-03-11 1994-04-27 大阪瓦斯株式会社 放射性物質除去用ケースの吸着部材
JPH09152498A (ja) * 1995-12-01 1997-06-10 Tokyo Denki Komusho:Kk 放射性ヨウ素捕集用移動型局所排気装置
JP3186670B2 (ja) * 1997-09-25 2001-07-11 日立プラント建設株式会社 沃素除去局所排気装置
JP2006275852A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Toshiba Corp 非常用ガス処理装置および非常用ガス処理方法
JP5781279B2 (ja) * 2010-06-15 2015-09-16 三菱重工業株式会社 放射性ヨウ素の吸着材及び放射性ヨウ素の除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014035286A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5675726B2 (ja) 放射性ガス除去装置
JP5781279B2 (ja) 放射性ヨウ素の吸着材及び放射性ヨウ素の除去装置
US8876957B2 (en) Adsorption rotor
US3925046A (en) Radioactive gas standby treatment apparatus with high efficiency rechargeable charcoal filter
CN101330964A (zh) 从包含汞的气体混合物中俘获汞
CN103591647B (zh) 一种环境净化系统及其控制方法
TW201832245A (zh) 觸媒式再結合器及過濾器之設備
KR102357277B1 (ko) 방사성 물질 제거용 공기 정화 장치
EA027013B1 (ru) Система вентиляции и соответствующий способ эксплуатации для применения во время серьезной аварии на ядерно-техническом предприятии
JP6224379B2 (ja) 放射性ヨウ素除去装置
JP7197083B2 (ja) 局所排気用の集塵装置、およびそれを用いた集塵・排気システム
US9017458B2 (en) Method of concurrently filtering particles and collecting gases
KR101469744B1 (ko) 이동식 원자력 공기 및 가스 처리기
JP6581945B2 (ja) 放射性ヨウ素の吸着材及び放射性ヨウ素の除去装置
KR200459117Y1 (ko) 방사성 입자 및 가스의 처리장치
JP2013185883A (ja) 液体浄化装置、液体浄化システム及び液体浄化用車両
KR100343804B1 (ko) 도장부스용 휘발성 유기화합물 흡, 탈착장치 및활성탄필터 재생방법
RU2232439C2 (ru) Передвижная установка для очистки воздуха в закрытых помещениях после аварий
JP6578096B2 (ja) 放射性物質除去装置および放射性物質除去システム
JP6188753B2 (ja) 放射性よう素吸着材の保管装置および保管方法
KR200486472Y1 (ko) 방사성 콘크리트 처리장치
KR20210010174A (ko) 방사성 기체 제거용 활성탄소섬유 흡착제 및 그 제조방법
CN207412982U (zh) 一种空气过滤吸收器
JP2000157810A (ja) 化学物質除去用エアフィルター及び該フィルターが組込まれたクリーンユニット
JP6581827B2 (ja) 脱臭装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5675726

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151