JP5673583B2 - 消色型電子写真トナー及びその製造方法 - Google Patents
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Description
使用する光感応性トナーを以下のようにして製造した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を77.0質量部、PTFE粒子「KTL−500F」を10.0質量部としたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を72.0質量部、PTFE粒子「KTL−500F」を15.0質量部としたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を67.0質量部、PTFE粒子「KTL−500F」を20.0質量部としたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「ルブロンL−2」(ダイキン工業(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を77.0質量部、樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「ルブロンL−2」(ダイキン工業(株)製)10.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「ルブロンL−5」(ダイキン工業(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「エポスターS6」(日本触媒(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「エポスターMA1002」(日本触媒(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「エポスターMA1004」(日本触媒(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「エポスターMA1006」(日本触媒(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「エポスターMS」(日本触媒(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「MX−150」(綜研化学(株)製)
5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した
。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「MX−300」(綜研化学(株)製)
5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した
。
樹脂粒子として「KTL-500F」に替えて「MX-1000」(綜研化学(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「SX−130H」(綜研化学(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「SX−350H」(綜研化学(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「SX−500H」(綜研化学(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を87.0質量部、PTFE粒子「KTL−500F」を0質量部としたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を84.5質量部、樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて酸化チタン「TA−500」(富士チタン(株)製)2.5質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「エポスターS」(日本触媒(株)製)5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
樹脂粒子として「KTL−500F」に替えて「ポリフロンM-112」(ダイキン工業(株)製)(5.0質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を83質量部、樹脂粒子として「KTL−500F」4質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
トナー用ポリエステル結着樹脂を66質量部、樹脂粒子として「KTL−500F」21質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で光感応性トナーを作成した。
粒子の平均粒径は、レーザー回折散乱法(LA−920:堀場(株)製)を用いて測定し
た。
c濃度消色率を下記の計算式により求める(特開2009−192631号公報の記載を参考とした)。
c濃度消色率は数字が高いほどc濃度が落ちていることを表しており、視認性評価1の評価基準は下記の通りである。
7未満6以上 :○良好
6未満5以上 :△実用上問題ないレベル
5未満 :×使用に耐えないレベル
<視認性評価2>
図3に示す印字部11と非印字部12の消色値ΔEを、下記の計算式により求める。
視認性評価は、ΔEの数値が低いほど下地の用紙に近接していることを表しており、評価基準は下記の通りである。
5以上6未満 :○良好
6以上7未満 :△実用上問題ないレベル
7以上 :×使用に耐えないレベル
<視認性評価3>
トナーの光透過率(%)をJIS K6717−4.5項(1977)に基づき測定する。
目視により以下の様に評価した。
良好 :○
実用上問題ないレベル :△
使用に耐えないレベル :×
以上の評価方法にて得られた結果を下記表3に示す。
酸化チタンを2.5質量%添加した比較例2に係るトナーは、視認性評価が使用に耐えないレベルであり、消色後の印字部と下地の用紙の視認性が離れており、消色後の印字部の黄変が認められた。
Claims (7)
- 結着樹脂、近赤外線吸収色素、消色剤を混合し、
前記混合により得た混合物を溶融混練し、
前記結着樹脂、前記近赤外線吸収色素、前記消色剤の混合の際、及び/又は溶融混練の際に、平均粒径0.3μm以上10μm以下の樹脂粒子を、トナー質量の5〜20質量%添加し、
前記平均粒径とは、複数の粒子を所定の粒径から2つに分類する際、前記粒径が大きい側と前記粒径が小さい側とが体積基準で等量となる際の前記所定の粒径であることを特徴とする消色型電子写真トナーの製造方法。 - 前記樹脂粒子は、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物(MF)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE、CTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、エチレン・四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、及びエチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)からなる群から選ばれた少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1に記載の消色型電子写真トナーの製造方法。
- 前記結着樹脂、前記近赤外線吸収色素、前記消色剤の混合の際、更に帯電制御剤を混合することを特徴とする請求項1または2に記載の消色型電子写真トナーの製造方法。
- 前記溶融混練により得た混練物を粉砕することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の消色型電子写真トナーの製造方法。
- 結着樹脂と、近赤外線吸収色素と、消色剤と、平均粒径0.3μm以上10μm以下の樹脂粒子と、を含むトナー粒子を複数備え、
トナー質量の5〜20質量%の前記樹脂粒子が、前記トナー粒子中に分散されており、
前記平均粒径とは、複数の粒子を所定の粒径から2つに分類する際、前記粒径が大きい側と前記粒径が小さい側とが体積基準で等量となる際の前記所定の粒径であることを特徴とする消色型電子写真トナー。 - 前記樹脂粒子は、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物(MF)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE、CTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、エチレン・四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、及びエチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)からなる群から選ばれた少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項5に記載の消色型電子写真トナー。
- 更に帯電制御剤を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の消色型電子写真トナー。
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