JP5673169B2 - 4級アンモニウム塩及びそれを用いたシクロプロパン化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
そこで、塩基性条件下での安定性に優れた新たな触媒の開発が求められていた。
〔1〕 式(5)
で示される4級アンモニウム塩。
〔2〕 式(5)で示される4級アンモニウム塩が光学活性である前記〔1〕記載の4級アンモニウム塩。
〔3〕 式(5)におけるR1及びR4が共にメチル基である前記〔1〕又は〔2〕記載の4級アンモニウム塩。
〔4〕 式(5)におけるR2及びR5が共にメチル基である前記〔1〕〜〔3〕のいずれか記載の4級アンモニウム塩。
〔5〕 式(5)におけるR3がエチル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、2−フェニルエチル基又はp−トリル基である前記〔1〕〜〔4〕のいずれか記載の4級アンモニウム塩。
〔6〕 式(5)
で示される4級アンモニウム塩及び塩基の存在下、式(1)
で示される化合物と、
式(2)
で示される化合物と
を反応させる工程を含む
式(3)
R1は、好ましくは、メチル基である。
R2は、好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基又はイソブチル基であり、より好ましくは、メチル基である。
フェニル基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、2−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ベンジル基及び2−フェニルエチル基が挙げられる。
炭素数1〜10のアルキル基及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる基を有していてもよいフェニル基としては、例えば、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、4−エチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基及び2−メチル−3−トリフルオロメチルフェニル基が挙げられる。
R3は、好ましくは、フェニル基を有していてもよい炭素数2〜8のアルキル基または炭素数1〜10のアルキル基を有するフェニル基であり、より好ましくは、2−フェニルエチル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基又はオクチル基であり、さらに好ましくは、2−フェニルエチル基である。
R4は、好ましくは、メチル基である。
R5は、好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基又はイソブチル基であり、より好ましくは、メチル基である。
X−は、好ましくは、塩化物イオン又は臭化物イオンであり、より好ましくは、臭化物イオンである。
で示される化合物(以下、化合物(7)と記すことがある。)とを反応させる工程により製造される。以下、かかる工程を本アンモニウム塩化反応と記すことがある。
Xは、好ましくは、塩素原子又は臭素原子であり、より好ましくは、臭素原子である。
まず、式(7−1)
で示される化合物(以下、化合物(7−1−2)と記すことがある。)又はその酸付加塩とを、トリエチルアミン等の第3アミンの存在下又は非存在下で反応させ、得られた式(7−2)
で示される化合物(以下、化合物(7−3)と記すことがある。)と、水素化ナトリウム等の塩基と、アルキル化剤(当該アルキル化剤は、R1で表される炭素数1〜4のアルキル基及びR2で表される炭素数1〜10のアルキル基を化合物(7−3)に導入しうるアルキル化剤であり、具体的には、例えば、ヨードメタン、ヨードエタン、1−ヨードブタン及びジメチル硫酸が挙げられる。)と反応させ、得られた式(7−4)
で示される化合物(以下、化合物(7−4)と記すことがある。)に含まれるアミノ基を脱保護することにより、化合物(7)を得ることができる。
塩基は、好ましくは、アルカリ金属炭酸化合物またはアルカリ金属炭酸水素化合物であり、より好ましくは、炭酸水素ナトリウムである。
ケトン溶媒としては例えば、アセトン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトンが挙げられ、
塩素化脂肪族炭化水素溶媒としては例えば、ジクロロメタン、クロロホルム及び1,2−ジクロロエタンが挙げられ、
が挙げられる。
(i)化合物(7)と溶媒との混合物に、化合物(6)及び塩基を添加し、得られた混合物を後述する反応温度に調節することにより、化合物(6)と化合物(7)とを反応させる方法;
(ii)化合物(6)と溶媒との混合物に、化合物(7)及び塩基を添加し、得られた混合物を後述する反応温度に調節することにより、化合物(6)と化合物(7)とを反応させる方法;
(iii)化合物(7)と溶媒との混合物を後述する反応温度に調節し、そこへ化合物(6)及び塩基を添加することにより、化合物(6)と化合物(7)とを反応させる方法;
(iv)化合物(6)と溶媒との混合物を後述する反応温度に調節し、そこへ化合物(7)及び塩基を添加することにより、化合物(6)と化合物(7)とを反応させる方法;
(v)溶媒及び塩基を後述する反応温度に調節し、そこへ化合物(6)及び化合物(7)を添加することにより、化合物(6)と化合物(7)とを反応させる方法。
本アンモニウム塩化反応における塩基の使用量は、化合物(6)1モルに対して、例えば0.5〜2モルの範囲であり、好ましくは0.8〜1.5モルの範囲であり、より好ましくは1.0〜1.3モルの範囲である。塩基の使用量が0.8モル未満である場合は化合物(5)の収率が低下する傾向にある。
本アンモニウム塩化反応を溶媒の存在下で行う場合には、溶媒の使用量は、化合物(6)1gに対して、例えば1〜50mLの範囲であり、好ましくは2〜20mLの範囲である。
本アンモニウム塩化反応における反応温度は、例えば40℃〜100℃の範囲から選択から選択される温度であり、好ましくは45℃〜80℃の範囲から選択される温度である。反応温度が45℃未満である場合は本アンモニウム塩化反応の速度が遅くなる傾向にあり、反応温度が100℃を超える場合は化合物(5)の収率が低下する傾向にある。
以下、化合物(5)を触媒として用いた光学活性シクロプロパン化合物の製造方法を詳細に説明する。
炭素数1〜12のアルキル基、
炭素数1〜12のアルコキシ基、
ハロゲン原子、
ニトロ基、
シアノ基
及び
トリフルオロメチル基。
炭素数1〜12のアルキル基としては例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基及びドデシル基等の炭素数1〜12の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、並びにシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基及びシクロオクチル基等の炭素数3〜12の環状のアルキル基が挙げられ、
炭素数1〜12のアルコキシ基としては例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブチルオキシ基、イソブチルオキシ基、t−ブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基及びオクチルオキシ基等の炭素数1〜12の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルコキシ基、並びにシクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基及びシクロオクチルオキシ基等の炭素数3〜12の環状のアルキルオキシ基が挙げられ、
ハロゲン原子としては例えば、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子が挙げられる。
化合物(1)は、好ましくは、N−フェニルメチレングリシン エチルエステル、N−ナフタレン−1−イルメチレングリシン エチルエステル又はN−(4−クロロフェニル)メチレングリシン エチルエステルである。
炭素数1〜6のアルカンスルホニルオキシ基としては例えば、メタンスルホニルオキシ基、エタンスルホニルオキシ基、プロパンスルホニルオキシ基、ブタンスルホニルオキシ基、ペンタンスルホニルオキシ基及びヘキサンスルホニルオキシ基が挙げられ、
炭素数1〜6のペルフルオロアルカンスルホニルオキシ基としては例えば、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、ペンタフルオロエタンスルホニルオキシ基、ペルフルオロプロパンスルホニルオキシ基及びペルフルオロヘキサンスルホニルオキシ基が挙げられる。
ここで、ベンゼンスルホニルオキシ基に含まれる水素原子はそれぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキル基、ハロゲン原子及びニトロ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよい。炭素数1〜6のアルキル基としては例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基及びt−ブチルが挙げられ、ハロゲン原子としては例えば、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子が挙げられる。かかる置換基を有するベンゼンスルホニルオキシ基としては例えば、4−メチルベンゼンスルホニルオキシ基、2−ニトロベンゼンスルホニルオキシ基、3−ニトロベンゼンスルホニルオキシ基、4−ニトロベンゼンスルホニルオキシ基、2,4−ジニトロベンゼンスルホニルオキシ基、4−フルオロベンゼンスルホニルオキシ基及びペンタフルオロベンゼンスルホニルオキシ基が挙げられる。
Y1及びY2はそれぞれ独立に、好ましくは塩素原子、臭素原子又はメタンスルホニルオキシ基であり、より好ましくは臭素原子である。
化合物(2)は公知の方法により製造することができ、また、市販品を用いることもできる。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化セシウム等のアルカリ金属水酸化物、
炭酸カリウム及び炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸化合物、
並びに
トリエチルアミン及びジイソプロピルエチルアミン等の第3アミン
が挙げられる。
塩基は、好ましくはアルカリ金属水酸化物であり、より好ましくは水酸化カリウムである。
芳香族溶媒としては例えば、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン、t−ブチルベンゼン、キシレン、メシチレン、モノクロロベンゼン、モノフルオロベンゼン、α,α,α−トリフルオロメチルベンゼン、1,2−ジクロロベンゼン、1,3−ジクロロベンゼン、1,2,3−トリクロロベンゼン及び1,2,4−トリクロロベンゼンが挙げられ、
エーテル溶媒としては例えば、テトラヒドロフラン、メチルテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジペンチルエーテル、ジヘキシルエーテル、ジヘプチルエーテル、ジオクチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、アニソール及びジフェニルエーテルが挙げられ、
エステル溶媒としては例えば、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸t−ブチル、酢酸アミル及び酢酸イソアミルが挙げられ、
塩素化脂肪族炭化水素溶媒としては例えば、ジクロロメタン、クロロホルム及び1,2−ジクロロエタンが挙げられ、
非プロトン性極性溶媒としては例えば、ジメチルスルホキシド、スルホラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルプロピオンアミド、N−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトン、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン及び1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリジノン
が挙げられる。
で示される化合物(以下、化合物(4)と記すことがある。)が得られる。ここで、イミン加水分解は、化合物(3)に含まれるアリールメチリデンアミノ基をアミノ基へと変換することを意味する。
塩酸、硫酸、りん酸、硝酸及び過塩素酸等の無機酸が挙げられる。
酸は、単独であってもよいし、後述する溶媒との混合物であってもよい。
酸は、好ましくは無機酸であり、より好ましくは塩酸である。酸として塩酸を用いる場合、水と混合する等によりその濃度を適宜調節して用いればよい。
溶媒は単独であってもよいし、2種以上の混合物であってもよい。
溶媒は、好ましくは水、芳香族溶媒又はエーテル溶媒である。
溶媒の使用量は、化合物(3)1gに対して、好ましくは1〜100mLの範囲であり、より好ましくは3〜30mLの範囲である。
p−トリルマグネシウムブロミド(1.0mol/L−テトラヒドロフラン溶液)35mL(35.0mmol)を5℃に冷却し、そこに(S)−アラニンベンジルエステル−トルエン溶液7.66g((S)−アラニンベンジルエステル純分1.79g,10.0mmol)とトルエン35mLとの混合液を1.5時間かけて滴下した。滴下終了後、得られた混合物を5℃で30分間攪拌し、さらに、室温に昇温して2時間攪拌した。反応終了後、反応混合物を氷冷し、そこに2mol/L塩酸水17.5mL(HCl35.0mmol)を滴下した。攪拌を停止して分液を行い、得られた有機層を20%食塩水20mLで2回洗浄した。洗浄した有機層を硫酸マグネシウムで脱水した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製を行い、(S)−2−アミノ−1,1−ジp−トリル−1−プロパノール1.61g(6.32mmol)を得た。収率63%。
上記で得た(S)−2−アミノ−1,1−ジp−トリル−1−プロパノール1.60g(6.25mmol)とトルエン10mLとを混合し、その混合物に室温でベンズアルデヒド0.66g(6.25mmol)と硫酸マグネシウム1.60gとを加えて2時間攪拌した。得られた混合物をろ過して硫酸マグネシウムを取り除き、ろ液を濃縮してイミン体を得た。
得られたイミン体0.87g(2.5mmol)を分取し、分取したイミン体とアセトニトリル10mLとを混合し、その混合物に室温で水素化ホウ素ナトリウム0.19g(5.0mmol)を加えた。その混合物に5重量%重曹水を滴下し、トルエン10mLと酢酸エチル10mLとを流入した。得られた混合物に1mol/L塩酸水を加えてその水層のpHを8〜9に調整した後、攪拌を停止して分液し、得られた有機層を20重量%食塩水5mLで洗浄した。それぞれ得られた水層を混合し、酢酸エチル10mLで抽出した。先に得られた有機層と、酢酸エチルでの抽出によって得られた有機層とを混合し、硫酸ナトリウムで脱水した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製を行い、(S)−2−(ベンジルアミノ)−1,1−ジp−トリル−1−プロパノール0.84g(2.44mmol)を得た。収率97%。
上記で得た(S)−2−(ベンジルアミノ)−1,1−ジp−トリル−1−プロパノール0.84g(2.4mmol)とテトラヒドロフラン10mLとを混合し、氷冷した。そこへ、ヨードメタン1.04g(7.32mmol)と、水素化ナトリウム0.22g(含量60%、6.1mmol)とを加えた。得られた混合物を室温まで昇温して2時間ほど攪拌した後、ジメチルホルムアミド5mLを流入してさらに13時間攪拌した。得られた混合物にトルエン10mLを流入し、氷冷後、水10mLを滴下した。攪拌を停止して分液し、水層をトルエン10mLで抽出した。それぞれ得られた有機層を混合した後、20重量%食塩水5mLで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより(S)−N−ベンジル−N−メチル−1−メトキシ−1,1−ジp−トリル−2−プロピルアミンを得た。収率81%。
オートクレーブ容器に上記で得た(S)−N−ベンジル−N−メチル−1−メトキシ−1,1−ジp−トリル−2−プロピルアミン0.83g(2.2mmol)とエタノール10mLとを流入し、その溶液に10%パラジウム炭素0.80g(川研ファインケミカル製、NX型、50%wet)を室温で添加した。このオートクレーブ容器内を0.2MPaの窒素圧で3回窒素置換した後、この容器内を0.4MPaの水素圧で3回水素置換し、0.5MPaの水素圧条件下、得られた混合物を40℃で2時間攪拌した。反応後、0.2MPaの窒素圧で容器内を3回窒素置換した後、常圧に戻し、得られた反応混合物をろ過してパラジウム炭素を取り除いた。得られたろ液を濃縮して、(S)−N−メチル−1−メトキシ−1,1−ジトリル−2−プロピルアミン0.62gを得た。収率100%として次反応を行った。
化合物(5):(S)−2,10−ジt−ブチル−3,9−ジメトキシ−6−メチル−6−(1−メチル−2−メトキシ−2,2−ジp−トリルエチル)−4,8−ビス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[c,e]−アゼピニウムブロミドの製造
上記で得た(S)−N−メチル−1−メトキシ−1,1−ジp−トリル−2−プロピルアミン0.62g(2.2mmol)とアセトン10mLとを混合し、得られた混合物に、5,5’−ジt−ブチル−4,4’−ジメトキシ−2,2’−ビスジブロモメチル−3,3’−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−ビフェニル1.73g(1.85mmol)と炭酸水素ナトリウム0.17g(2.01mmol)とを添加した。得られた混合物を57℃のオイルバスで加熱し、28時間反応させた。反応終了後、オイルバス温度を50℃に冷却し、シクロヘキサン10mLを流入し、水5mLで2回洗浄した。得られた有機層を濃縮した後、残渣にシクロヘキサンを添加し、得られた混合物を50℃のオイルバスで加熱しながら攪拌するとスラリーとなった。このスラリーを室温まで冷却し、ろ過により結晶粉末を取り出し、減圧乾燥して(S)−2,10−ジt−ブチル−3,9−ジメトキシ−6−メチル−6−(1−メチル−2−メトキシ−2,2−ジp−トリルエチル)−4,8−ビス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[c,e]−アゼピニウムブロミド1.34g(1.18mmol)を得た。収率64%。
(S)−2−アミノ−1,1−ジp−トリル−1−プロパノールの製造におけるトリルマグネシウムブロミドを、以下の表1に示す有機マグネシウムハライドに変更し、以下の表1に示す化合物(5)を製造した。
1H−NMR(CDCl3,400MHz)δppm: 8.35(1H,s),8.19(1H,s),8.01(1H,s),8.00(1H,s),7.84(1H,s),7.71(1H,s),7.63(1H,s),7.57(1H,s),5.41(1H,d,J=15.1Hz),4.42(1H,d,J=13.7Hz),3.90(1H,d,J=15.1Hz),3.82(1H,d,J=13.7Hz),3.24(3H,s),3.03(3H,s),3.02−2.95(1H,m),2.90(3H,s),2.83(3H,s),1.80−1.20(3H,m),1.57(9H,s),1.49(9H,s),1.02−0.90(1H,m),0.77−0.68(5H,m),0.57(3H,t,J=7.3Hz).
1H−NMR(CDCl3,400MHz)δppm: 8.34(1H,s),8.18(1H,s),8.01(1H,s),7.99(1H,s),7.82(1H,s),7.70(1H,s),7.62(1H,s),7.57(1H,s),5.45(1H,d,J=15.1Hz),4.52(1H,d,J=13.2Hz),3.89(1H,d,J=15.1Hz),3.77(1H,d,J=13.2Hz),3.19(3H,s),3.04(3H,s),3.09−2.99(1H,m),2.87(3H,s),2.76(3H,s),1.60−0.77(12H,m),1.53(9H,s),1.50(9H,s),0.83(3H,t,J=7.3Hz),0.78−0.66(5H,m).
1H−NMR(CDCl3,400MHz)δppm: 8.36(1H,s),8.17(1H,s),8.02(1H,s),7.98(1H,s),7.81(1H,s),7.70(1H,s),7.62(1H,s),7.57(1H,s),5.50(1H,d,J=15.1Hz),4.53(1H,d,J=13.2Hz),3.87(1H,d,J=15.1Hz),3.75(1H,d,J=13.2Hz),3.19(3H,s),3.05(3H,s),3.08−2.98(1H,m),2.85(3H,s),2.74(3H,s),1.52(9H,s),1.49(9H,s),1.40−0.66(20H,m),0.87(3H,t,J=7.3Hz),0.86(3H,t,J=7.3Hz),0.72(3H,d,J=6.8Hz).
1H−NMR(CDCl3,400MHz)δppm: 8.36(1H,s),8.16(1H,s),8.01(1H,s),7.97(1H,s),7.80(1H,s),7.70(1H,s),7.62(1H,s),7.57(1H,s),5.51(1H,d,J=15.1Hz),4.53(1H,d,J=13.2Hz),3.86(1H,d,J=15.1Hz),3.74(1H,d,J=13.2Hz),3.19(3H,s),3.05(3H,s),3.08−3.00(1H,m),2.85(3H,s),2.74(3H,s),1.52(9H,s),1.49(9H,s),1.40−0.65(28H,m),0.90(3H,t,J=6.8Hz),0.88(3H,t,J=6.8Hz),0.72(3H,d,J=6.8Hz).
1H−NMR(CDCl3,400MHz)δppm: 8.39(1H,s),8.11(1H,s),7.99(1H,s),7.84(1H,s),7.62(1H,s),7.60(1H,s),7.59(1H,s),7.49(1H,s),7.40−7.22(6H,m),7.06−7.00(2H,m),6.83−6.75(2H,m),5.64(1H,d,J=15.1Hz),4.59(1H,d,J=13.7Hz),3.96−83(2H,m),3.25−3.12(1H,m),3.11(3H,s),3.03(3H,s),2.97(3H,s),2.92(3H,s),2.58−2.24(4H,m),1.80−1.10(4H,m),1.52(9H,s),1.50(9H,s),0.90(3H,d,J=6.8Hz).
グリシンエチルエステル塩酸塩13.8g(98.9mmol)とトルエン50gとを混合し、そこにジメチルスルホシキド10gを室温で流入した。得られた混合物にベンズアルデヒド10.0g(94.2mmol)を流入した。得られた混合物を12℃に調整し、25%水酸化ナトリウム水溶液16.5g(水酸化ナトリウム104mmol)を3時間かけて滴下した。滴下終了後、得られた混合物を11℃〜13℃の温度範囲で20時間攪拌した。反応終了後、反応混合物を5℃まで冷却し、そこへ水11.4mLを滴下した。その後、攪拌を停止して分液を行い、得られた有機層を20重量%食塩水19gで洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで脱水処理した後、溶媒を減圧留去して(E)−N−フェニルメチレングリシン エチルエステルのトルエン溶液43.6g((E)−N−フェニルメチレングリシン エチルエステル純分16.5g)を得た。収率92%。
化合物(3):(1R,2S)−1−(N−フェニルメチレン)アミノ−2−ビニルシクロプロパンカルボン酸エチルエステルの製造
(E)−N−フェニルメチレングリシン エチルエステルのトルエン溶液2.60g((E)−N−フェニルメチレングリシン エチルエステル純分:0.98g、5.14mmol)とトルエン10mLとを混合し、そこに(E)−1,4−ジブロモ−2−ブテン1.00g(4.68mmol)と実施例1で得られた(S)−2,10−ジt−ブチル−3,9−ジメトキシ−6−メチル−6−(1−メチル−2−メトキシ−2,2−ジp−トリルエチル)−4,8−ビス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[c,e]−アゼピニウムブロミド0.027g(0.023mmol)とを室温で加えた。得られた混合物を0℃に冷却し、そこに50%水酸化カリウム水溶液5.25g(水酸化カリウム46.8mmol)を滴下し、0℃で攪拌することで(E)−N−フェニルメチレングリシン エチルエステルと(E)−1,4−ジブロモ−2−ブテンとを反応させた。反応時間20時間であった。反応終了後、得られた混合物に水3mLを加え、攪拌を停止して分液し、得られた有機層を20%食塩水3mLで洗浄した。分液後、表題の(1R,2S)−1−(N−フェニルメチレン)アミノ−2−ビニルシクロプロパンカルボン酸エチルエステルを含む有機層を得た。
(1R,2S)−1−(N−フェニルメチレン)アミノ−2−ビニルシクロプロパンカルボン酸エチルエステルのジアステレオマーは検出されなかった。
カラム:YMC Pack ODS−A−302(4.6×150mm,5μm)
移動相:A=40mMKH2PO4水(pH3.5−H3PO4)、
B=メタノール
A/B=10%(0min)→10%(5min)→70%(25min)
→70%(45min)
流量:1.0mL/分
検出器:波長220nm
保持時間:11.7分 ((1R,2S)−1−(N−フェニルメチレン)アミノ−2
−ビニルシクロプロパンカルボン酸エチルエステル)
31.2分 (エチル 7−フェニル−6,7−ジヒドロ−1H−アゼピン
−2−カルボキシレート)
続いて、得られた有機層に1M−塩酸水4.7mLを加えて、室温で2時間攪拌し加水分解反応を行い、反応終了後、分液して得られた有機層に水3mLを加え抽出を行った。得られた水層を合一し、(1R,2S)−1−アミノ−2−ビニルシクロプロパンカルボン酸エチルエステル塩酸塩を水溶液として7.93g得た。得られた水溶液を上記の分析条件で定量分析を行い、収率を算出した。収率59%。また、光学純度は下記の光学純度分析条件により分析し、光学純度を求めた。光学純度81%e.e.。
カラム:CHIRALPAK(ダイセル化学工業登録商標)AD−RH
(4.6×150mm,5μm)
移動相:A=20mMリン酸水素二カリウム水溶液(リン酸でpH8.0に調製)、
B=アセトニトリル
A/B=80/20
流量:0.5mL/分
検出器:波長215nm
保持時間:(1R,2S)体=14.7分、(1S,2R)体=16.2分
(S)−2,10−ジt−ブチル−3,9−ジメトキシ−6−メチル−6−(1−メチル−2−メトキシ−2,2−ジp−トリルエチル)−4,8−ビス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[c,e]−アゼピニウムブロミドの代わりに、実施例2〜6で得られた化合物(5)を用いた以外は実施例7の方法に従い、(1R,2S)−1−(N−フェニルメチレン)アミノ−2−ビニルシクロプロパンカルボン酸エチルエステルを得た。化合物(5)の使用量は、(E)−1,4−ジブロモ−2−ブテン1モルに対して、0.005モルであった。結果を表2に示す。
本発明は、(1R,2S)−1−(N−フェニルメチレン)アミノ−2−ビニルシクロプロパンカルボン酸エステル等のシクロプロパン化合物の製造方法及びその製造方法に用いられる化合物(5)を提供することから、産業上利用することができる。
Claims (7)
- 式(5)で示される4級アンモニウム塩が光学活性である請求項1記載の4級アンモニウム塩。
- 式(5)におけるR1及びR4が共にメチル基である請求項1又は2記載の4級アンモニウム塩。
- 式(5)におけるR2及びR5が共にメチル基である請求項1〜3のいずれか記載の4級アンモニウム塩。
- 式(5)におけるR3がエチル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、2−フェニルエチル基又はp−トリル基である請求項1〜4のいずれか記載の4級アンモニウム塩。
- 式(5)
で示される4級アンモニウム塩及び塩基の存在下、式(1)
で示される化合物と、
式(2)
で示される化合物と
を反応させる工程を含む
式(3)
で示されるシクロプロパン化合物の製造方法。 - 式(5)で示される4級アンモニウム塩及び式(3)で示されるシクロプロパン化合物が共に光学活性である請求項6記載の製造方法。
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