JP5672275B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車載ネットワーク間、および車載ネットワークと外部装置との間で通信フレームを中継する中継装置を有するネットワークシステムに関する。
従来、車両では、車載機器を制御するために多数の電子制御装置(所謂ECU)が搭載され、これらECUが複数の通信バスのうちいずれかに各々配置されることによって複数の車載ネットワークが構築されており、車載ネットワーク間においても各ECUが通信フレームを送受信できるように中継装置が複数の通信バスに接続されている。
また一般的に、通信フレームには、車両の状態を表す各種検出値や他のECUへのコマンド等を表すメッセージと、メッセージの種別を識別するためのメッセージ識別子とが含まれている。そして、各ECUは、通信フレームにおけるメッセージ識別子に基づいてメッセージを受信するかどうか判断するようになっている。
このような構成において、中継装置は、通信フレームを送受信するための複数の通信ポートを有するとともに、メッセージ識別子とポート識別子(通信フレームの出力先を示す通信ポートを識別するための識別子)とが対応付けられたルーティングテーブルを記憶しており、通信フレームにおけるメッセージ識別子に基づいて出力先の通信ポートを判断するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−99014号公報
ところで、ECUの診断を行う際には、修理工場等に用意されている故障診断装置等の外部装置が利用されている。この種の故障診断装置は、通常、修理工場等に入庫した車両に備えられたコネクタ(ひいては通信ポート)に有線接続され、これにより、故障診断装置が中継装置経由でECUとの間で通信可能になり、ECUから各種情報を取得したりECU内のデータを更新したりする。
しかしながら、従来の構成では、中継装置が、このような外部装置と車載ネットワークとの間で通信フレームを中継する際に、ルーティングテーブルを用いていたため、例えば図10に示すように、故障診断装置からECUに要求される各種のメッセージ毎にメッセージ識別子とポート識別子とを記憶したり、各ECUから故障診断装置に応答される各種のメッセージ毎にメッセージ識別子とポート識別子とを記憶したりする必要があった。
このため、ルーティングテーブルの記憶内容が膨大になり、中継装置の記憶領域を増大させなければ対応できないという問題があった。また例えば、故障診断装置等の既存の外部装置以外にも、中継装置経由でECUとの間で通信可能な外部装置を新設する毎に、中継装置の記憶領域をさらに増大させたり、ルーティングテーブルを更新させたりする必要があった。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、中継装置の記憶領域を増大させることなく、車載ネットワークと外部装置との間で行う通信に対応可能なネットワークシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、車載ネットワーク間、および車載ネットワークと外部装置との間で通信フレームを中継する中継装置を有するネットワークシステムである。なお、通信フレームには、車載ネットワークを構成する電子制御装置によって取り込まれるメッセージ、およびメッセージを識別するために予め定義されたメッセージ識別子が少なくとも含まれている。
本発明では、通信フレームのうち、車載ネットワーク内、および車載ネットワークと中継装置との間で送受信されるものを第1通信フレーム、外部装置から中継装置に送信されるものを第2通信フレームとして、通信フレームを区分する。
そして、中継装置は、通信フレームを送受信するための複数の通信ポートを有するとともに、第1通信フレームに関するメッセージ識別子と通信フレームの出力先を示す通信ポートを識別するためのポート識別子とが対応付けられたルーティングテーブルを記憶している。一方、外部装置は、メッセージ識別子にポート識別子を付加して第2通信フレームを中継装置に送信するように構成した。
このような構成によれば、外部装置から送信されてくる通信フレームに、その通信フレームの出力先を示す通信ポートが識別された情報(ポート識別子)が含まれているため、中継装置がそのポート識別子に従って通信フレームを車載ネットワークに転送することが可能となる。
したがって、本発明によれば、ルーティングテーブルにおいて、外部装置から車載ネットワークに送信される各種のメッセージ毎にメッセージ識別子とポート識別子とを記憶しておく必要がなくなり、ひいては、中継装置の記憶領域を増大させることなく、車載ネットワークと外部装置との間で行う通信に対応することができる。
実施形態のネットワークシステムの概要を示すブロック図である。 実施形態の第1通信フレームの構成を示す説明図である。 実施形態の第2通信フレームの構成を示す説明図である。 実施形態の中継装置の構成を示すブロック図である。 中継装置が実行する第2中継処理の内容を示すフローチャートである。 中継装置が実行する中継要否判定の内容を示すフローチャートである。 実施形態のネットワークシステムの動作例を示す第1説明図である。 実施形態のネットワークシステムの動作例を示す第2説明図である。 実施形態のネットワークシステムの動作例を示す第3説明図である。 従来の構成による記憶領域の過負荷を示す説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
<全体構成>
図1は、実施形態のネットワークシステム1の概要を示すブロック図である。
ネットワークシステム1は、図1に示すように、それぞれバス状の通信線(以下「通信バス」と称する。)111に接続された複数の電子制御装置(ECU)102,…からなる車載ネットワークとしての第1車載LAN(Local Area Network)11と、通信バス112に接続された複数のECU103,…からなる車載ネットワークとしての第2車載LAN12と、通信バス113に接続された複数のECU104,…からなる車載ネットワークとしての第3車載LAN13と、外部装置として通信バス110に接続される故障診断装置(以下「ダイアグテスタ」と称する。)100と、第1、第2、第3車載LAN11,12,13およびダイアグテスタ100を相互接続する中継装置101とを備えている。
なお、中継装置101は、第1、第2、第3車載LAN11,12,13間、および第1、第2、第3車載LAN11,12,13とダイアグテスタ100との間で送受信される通信フレーム(以下単に「フレーム」ともいう)を中継するECUであり、第1、第2、第3車載LAN11,12,13およびダイアグテスタ100との間でそれぞれ通信フレームの授受を行うための複数の通信ポート(以下「ポート」と略する)120〜123を有する。具体的には、中継装置101は、通信バス111に接続されたポート121と、通信バス112に接続されたポート122と、通信バス113に接続されたポート123と、通信バス110に接続されたポート120とを有している。
ダイアグテスタ100は、車両のディーラーや整備工場、ガソリンスタンド等に設けられ、ECU102,103,104,…の診断を行うものである。具体的には、ダイアグテスタ100は、車両に備えられたコネクタ(図示せず)を介して通信バス110に接続され、中継装置101経由でECU102,103,104,…から各種情報を取得したり、ECU102,103,104,…内のデータを更新したりするものである。
第1、第2、第3車載LAN11,12,13内、および中継装置101経由にて第1、第2、第3車載LAN11,12,13間で行うデータ通信は、例えば、車載LANで一般的に利用されているCAN(Controller Area Network )プロトコルを用いている。
<通信フレームの構成>
第1、第2、第3車載LAN11,12,13で使用される通信フレーム(以下「第1通信フレーム」と称する。)1Aは、フレームの開始を表すスタートオブフレーム、フレームの優先順位等を表すアービトレーションフィールド、データのバイト数等を表すコントロールフィールド、転送するデータの実体であるデータフィールド、フレームの誤りをチェックするためのCRCを付加するCRCフィールド、正しいメッセージを受信したユニットからの通知(ACK)を受けるACKフィールド、フレームの終了を表すエンドオブフレームからなり、CANプロトコルにおいて周知のものである。
図2は、第1通信フレーム21のうち、以下の説明で必要となる11ビットまたは29ビットのアービトレーションフィールド(以下「ID領域」という)、および0〜64ビットのデータフィールド(以下「DT領域」という)を抽出したものである。
図2に示すように、DT領域には、車両の状態を表す各種検出値や後述する自己診断処理による診断結果、他のECU102,103,104,…へのコマンド等を示すメッセージ23が書き込まれる。また、ID領域には、メッセージ23の優先度を示すための優先度識別子24とともに、どのようなメッセージ23が割り付けられたフレームか(即ち、フレーム種別)を識別するためのメッセージ識別子25が設定される。
また、メッセージ識別子25には、必要に応じて、メッセージ23の送信先(ECU102,103,104,…またはダイアグテスタ100)を示す送信先情報26や、メッセージ23の送信元を示すECU102,103,104,…を特定するための送信元ECU情報27aが設定される。
さらに、送信先情報26のうちメッセージ23の送信先を示すECU102,103,104,…を特定するための送信先ECU情報26a、および送信元ECU情報27aには、予めグループ化された複数のECU(102,103,104,…のうち少なくとも2つ)に共通する共通ビット(図示せず)が含まれている。
例えば、ECU102とECU103をグループとして予め定義された共通ビットを2ビット「11」とすると、ECU102およびECU103に各々対応する送信先ECU情報26aおよび送信元ECU情報27aは、共通ビットを上位2ビットとする「1100001」および「1100010」のように表される。また、ECU104が上記グループに属さない場合には、ECU104に対応する送信先ECU情報26aおよび送信元ECU情報27aは、例えば「0000011」や「0100011」、「1000011」のように表される。このように、送信先ECU情報26aおよび送信元ECU情報27aは、例えば、上位2ビットが共通ビット、残り5ビットがECU102,103,104,…の識別ビットとして定義される。
次に、ダイアグテスタ100から中継装置101への送信に使用される通信フレーム(以下「第2通信フレーム」と称する。)32について説明する。
図3に示すように、第2通信フレーム32は、サービスコマンド33およびヘッダ部34が設定される。
サービスコマンド33は、基本的には第1通信フレーム21と同様に構成されており、DT領域には、ECU102,103,104,…に後述する自己診断処理の実行の要求を示すメッセージ(以下「要求メッセージ」という)35、ID領域には、優先度識別子24、および要求メッセージ35を識別するためのメッセージ識別子36が設定される。
また、メッセージ識別子36には、要求メッセージ35の送信先を示すECU102,103,104,…を特定するための送信先ECU情報36aと、要求メッセージ35の送信元を示すダイアグテスタ100を特定するための送信元テスタ情報37aとが設定される。
一方、ヘッダ部34は、フレームの出力先を示すポート121〜123を識別するためのポート識別子38と、前述の共通ビットを特定するためのマスク情報39と、送信元テスタ情報37aと、送信先ECU情報36aとが設定される。
例えば、図3に示すように、サービスコマンド33の送信先が1つのECU(102,103,104,…のうち1つ)である場合、ポート識別子38は、そのECUに接続された通信バス(111,112,113のうち1つ)に対応するポート(121,122,123のうち1つ)を表す識別子00−FEが指定され、マスク情報39は、共通ビットを特定しないことを示す無効値が設定され、送信先ECU情報36aは「1100001」のように7ビット分が設定される。
また、サービスコマンド33の送信先が特定の通信バス(111,112,113のうち少なくとも1つ)に接続された複数のECUである場合、ポート識別子38は、その通信バスに対応するポート(121,122,123のうち少なくとも1つ)を表す識別子00−FEが指定され、マスク情報39は、必要に応じて、共通ビットを特定することを示す有効値が設定され、送信先ECU情報36aは「11」のように2ビット分(共通ビット)、またはECUの数に応じた7×Nビット分(Nは2以上の整数)が設定される。
なお、サービスコマンド33の送信先が全ての通信バス111,112,113に接続されたECUである場合、ポート識別子38は、全てのポート121,122,123を表す識別子FFが設定される。
<ECU>
ECU102,103,104,…は、いずれも基本的には同様の構成をしており、各々に接続された通信バス111,112,113,…へのデータの送出、通信バス111,112,113,…からのデータの取込を行うトランシーバ、周知のCANプロトコルに従って各々が構成する車載LAN11,12,13を介した通信を制御するCANコントローラからなる通信回路、CPU,ROM,RAM,I/Oを中心に構成され、CANコントローラを制御して他のECUとの通信を行うことにより、他のECUと連動して、自ECUに割り当てられた機能を実現するための各種処理を実行するマイクロコンピュータ(マイコン)とを備えている。
各ECU102,103,104,…には、メッセージ識別子25として、他のECU102,103,104,…にメッセージ23を送信する送信IDと、自身が受信すべきメッセージの受信IDとが割り当てられている。また、各ECU102,103,104,…には、自身を特定するための自IDや、他のECU102,103,104,…およびダイアグテスタ100を特定するための他IDが割り当てられており、自IDが送信元ECU情報27aや送信先ECU情報26a,36a、他IDが送信元ECU情報27aや送信元テスタ情報37aや送信先情報26として用いられる。
そして、マイコンは、通信フレームを送信する時には、メッセージの本体であるDT領域を生成してこれを通信回路に供給する共に、通信回路から供給されるDT領域の内容に従って各種処理を実行する。特に、受信する通信フレームがサービスコマンド33である場合、マイコンは、自身が制御する対象となる車載機器に関する故障や自身の各種処理に関する異常の有無等を診断する自己診断処理を実行し、その自己診断結果を示す応答メッセージ(メッセージ23)を記述したDT領域を生成する。
通信回路は、マイコンから供給されたDT領域を、送信IDを付与した通信フレームに載せて送信する共に、受信IDが付与された通信フレームを受信し、そのDT領域をマイコンに供給する。特に、応答メッセージ(メッセージ23)を記述したDT領域については、ダイアグテスタ100を示す他IDを送信先情報26、自IDを送信元ECU情報27aとして設定したメッセージ識別子25を含む送信IDを付与した通信フレームに載せて送信する。また、自IDが送信先ECU情報26a,36aとしてメッセージ識別子25,36に含まれる受信IDが付与された通信フレームを受信し、そのDT領域をマイコンに供給する。
<中継装置>
中継装置101は、図4に示すように、ECU102,103,104,…を構成する通信回路、マイコンと基本的に同様に構成された通信回路40,41,42,43、マイコン50と、後述するルーティングテーブルを記憶する不揮発性メモリ60とを備えている。但し、通信回路40はポート120を介して通信バス110に接続され、通信回路41,42,43は各々ポート121,122,123を介して通信バス111,112,113に接続されている。
このうち、通信回路41には、第1車載LAN11に接続されたECU102,…から送信され、第2、第3車載LAN12,13またはダイアグテスタ100に中継する必要のある通信フレームのIDコード(中継ID)が割り当てられ、通信回路42には、第2車載LAN12に接続されたECU103,…から送信され、第1、第3車載LAN11,13またはダイアグテスタ100に中継する必要のある通信フレームのIDコード(中継ID)が割り当てられ、通信回路43には、第3車載LAN13に接続されたECU104,…から送信され、第1、第2車載LAN11,12またはダイアグテスタ100に中継する必要のある通信フレームのIDコード(中継ID)が割り当てられている。そして、これら通信回路41,42,43に割り当てられた中継IDと一致する送信IDを有した通信フレームを第1中継フレームとして、ダイアグテスタ100を送信先とする送信先情報26を少なくとも含むメッセージ識別子25を有した通信フレームを第2中継フレームとして各々取り込むように設定されている。
不揮発性メモリ60には、各中継IDと、各中継IDと一致する送信IDを有した通信フレームの出力先を示すポート121,122,123を識別するためのポート識別子とが対応づけられたルーティングテーブルが記憶されている。
マイコン50は、通信回路41,42,43が取り込んだ第1中継フレームの中継IDに対応するポート識別子をルーティングテーブルから抽出し、通信回路41,42,43を介して、その抽出したポート識別子が示すポート(121,122,123の少なくとも1つ)から第1中継フレームを転送する第1中継処理を実施する。
一方、通信回路40は、ヘッダ部34を有した通信フレーム(第2通信フレーム32)を取り込むように設定されており、マイコン50は、ダイアグテスタ100とECU102,103,104,…との間で送受信される通信フレームを中継する第2中継処理を実施する。
なお、マイコン50は、CPU51,ROM52,RAM53,I/O54を中心に構成された周知のものであり、このうちCPU51が、ROM52または不揮発性メモリ60に記憶されたプログラムに基づいて、RAM53を作業バッファとし、第1中継処理および第2中継処理を実行するように構成されている。
また、マイコン50は、ダイアグテスタ100から送信される第2通信フレームを受信する毎に、第2通信フレームの受信後に予め第2中継処理に要する時間として規定されたセッション時間を計時するためのタイマ55を有している。
<第2中継処理>
ここで、中継装置101のCPU51が実行する第2中継処理の内容を、図5に示すフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、例えばダイアグテスタ100が車両に備えられたコネクタ(図示せず)を介して通信バス110に接続されると起動する。
本処理が開始されると、S210では、CPU51が、ダイアグテスタ100から送信される第2通信フレームを、通信回路40を介して受信したか否かを判断し、第2通信フレーム32を受信すると、S220に移行する。
S220では、S210で受信した第2通信フレームからヘッダ部34(ポート識別子38、マスク情報39、送信元テスタ情報37a、送信先ECU情報36a)を抽出し、抽出したヘッダ部34をRAM53の所定領域(以下「バッファ」と称する。)56に記憶する。
続くS230では、S210で受信した第2通信フレームからサービスコマンド33(メッセージ識別子36、要求メッセージ35)を抽出し、S220で抽出したポート識別子38が示すポート(121,122,123の少なくとも1つ)から、対応する通信回路(41,42,43の少なくとも1つ)を介して、抽出したサービスコマンド33を送信する。なお、サービスコマンド33は、前述のとおり、第1通信フレーム21と同様の構成を有する。また、サービスコマンド33のメッセージ識別子36には、前述のとおり、送信先ECU情報36aと送信元テスタ情報37aとが含まれている。以上、S220およびS230の処理については、以降の処理に係わらず、第2通信フレーム32を受信する毎に行われる。
以下、サービスコマンド33を受信したECU(102,103,104,…の少なくとも1つ)は、サービスコマンド33の要求メッセージに従って自己診断処理を実施し、その自己診断結果を示す応答メッセージ(メッセージ23)にメッセージ識別子25を付加した第1通信フレーム21を中継装置101に送信する。ここでのメッセージ識別子25には、前述のとおり、ダイアグテスタ100を特定するための送信先情報26と、送信元ECU情報27aとが含まれている。
そして、続くS240では、ダイアグテスタ100を特定するための送信先情報26を含む第1通信フレーム21を、通信回路(41,42,43の少なくとも1つ)を介して受信したか否かを判断し、受信したと判断した度に後続の中継要否判定(S250)以降の処理を実施する。
ここで、S250で実施する中継要否判定では、図6のフローチャートに示すように、まず、CPU51が、S240で受信した第1通信フレーム21を入力したポート(121,122,123のうち1つ)に対応するポート識別子38を含むヘッダ部34がバッファ56に格納されているか否かを判断し(S410)、ここで肯定判断した場合には(S410;YES)、S420に移行し、否定判断した場合には(S410;NO)、S240で受信した第1通信フレーム21を破棄し、S470に移行する。
S420では、S410にて該当する少なくとも1つのヘッダ部34の中に、S240で受信した第1通信フレーム21の送信先情報26と一致する送信元テスタ情報37aを含むヘッダ部34が存在するか否かを判断し、ここで肯定判断した場合には(S420;YES)、S430に移行し、否定判断した場合には、S240で受信した第1通信フレーム21を破棄し、S470に移行する。
S430では、S420にて該当する少なくとも1つのヘッダ部34の中に、マスク情報39が有効値に設定されているヘッダ部34が存在するか否かを判断し、ここで肯定判断した場合には(S430;YES)、S440に移行し、否定判断した場合には(S430;NO)、S450に移行する。
S440では、S430にて該当するヘッダ部34におけるマスク情報39と送信先ECU情報36aとに基づいて、送信先ECU情報36aの上位2ビットが、S240で受信した第1通信フレーム21の送信元ECU情報27aにおける共通ビットと一致するか否かを判断し、ここで肯定判断した場合には(S440;YES)、S460に移行し、否定判断した場合には(S440;NO)、S450に移行する。
S450では、S430にて該当する少なくとも1つのヘッダ部34の中に、S240で受信した第1通信フレーム21の送信元ECU情報27aと一致する送信先ECU情報36aを含むヘッダ部34が存在するか否かを判断し、ここで肯定判断した場合には(S460;YES)、S460に移行し、否定判断した場合には(S460;NO)、S240で受信した第1通信フレーム21を破棄し、S470に移行する。
S460では、S240で受信した第1通信フレーム21を中継する必要があると判定し、S270に移行する。一方、S470では、S240で受信した第1通信フレーム21を中継する必要がないと判定し、S260に移行する。なお、図6に戻り、ここで移行するS260では、後述するS260〜S300の処理を行うことなく、S210に戻る。
一方、S270では、S240で受信した第1通信フレーム21(応答メッセージ(メッセージ23)を含む)を、通信回路40を介してポート120から通信バス110経由でダイアグテスタ100に送信し、S280に移行する。なお、この第1通信フレーム21を受信したダイアグテスタは、第1通信フレーム21から応答メッセージ(メッセージ23)を取り込むことになる。
S280では、S270で送信した第1通信フレーム21に対応するヘッダ部34において、マスク情報39および送信先ECU情報36aの少なくとも一方に基づいて、S270で送信した第1通信フレーム21に対応するサービスコマンド33の送信先が1つのECU(102,103,104,…のうち1つ)であったか否かを判断し、ここで肯定判断した場合には(S280;YES)、S300に移行し、否定判断した場合には(S280;NO)、S290に移行する。
S290では、タイマ55による計時時間に基づいて本処理のセッション時間が経過したか否かを判断し、ここで肯定判断した場合には、S300に移行し、否定判断した場合には、S260に移行する。なお、ここで移行するS260では、後述するS300の処理を行うことなく、S210に戻る。
最後に、S300では、S270で送信した第1通信フレーム21に対応するヘッダ部34をバッファ56から消去し、S210に戻る。
<動作>
次に、このように構成されたネットワークシステム1の動作を説明する。
まず、図7に示すように、ダイアグテスタ100から中継装置101にポート120を介して第2通信フレーム32が送信され、中継装置101が第2通信フレーム32を受信すると、第2通信フレーム32からヘッダ部34とサービスコマンド33とを切り離し、このうちヘッダ部34(ポート識別子38,マスク情報39,送信元テスタ情報37a,送信先ECU情報36a)をバッファ56に記憶する。
そして、中継装置101がヘッダ部34におけるポート識別子38が示す通信ポート(121,122,123の少なくとも1つ)からサービスコマンド33を送出し、このサービスコマンド33における送信先ECU情報36aに対応するECU(102,103,104,…のうち少なくとも1つ)がサービスコマンド33を受信すると、自己診断処理を行い、その自己診断結果を示す応答メッセージ(メッセージ23)、送信先情報26、および送信元ECU情報を含む第1通信フレーム21を中継装置101に送信する。
ここで、図8に示すように、中継装置101が第1通信フレーム21を受信すると、バッファ56に記憶されたヘッダ部34におけるマスク情報39が有効値を示しているか否か判断し、マスク情報39が無効値を示している場合、サービスコマンド33の送信先が1つのECUであったと判断し、この受信した1つの第1通信フレーム21をダイアグテスタ100に返信後、バッファ56からこのヘッダ部34を破棄する。
一方、図9に示すように、バッファ56に記憶されたヘッダ部34におけるマスク情報39が有効値を示している場合、サービスコマンド33の送信先が複数のECUであったと判断し、この受信した1つの第1通信フレーム21をダイアグテスタ100に返信後、セッション時間が経過するまで待機している際に、第1通信フレーム21を受信する毎にその第1通信フレーム21をダイアグテスタ100に返信する。
<効果>
以上説明したように、ネットワークシステム1では、中継装置101が、車載LAN11,12,13間で通信フレーム(第1通信フレーム21)を中継する際には、従来の構成と同様にルーティングテーブルを用いつつ、ダイアグテスタ100から、ポート識別子38を含むヘッダ部34をサービスコマンド33に付加した通信フレーム(第2通信フレーム32)を受信するようになっている。
このため、中継装置101が、ヘッダ部34に含まれているポート識別子38が示すポート(121,122,123の少なくとも1つ)にサービスコマンド33を転送することにより、サービスコマンド33と第1通信フレーム21とが同じ構成であることから、車載LAN11,12,13のプロトコルに変更を加えることなく、所定の車載LAN(11,12,13の少なくとも1つ)に接続されたECUに要求メッセージ35を伝えることが可能となる。
したがって、ネットワークシステム1によれば、中継装置101が、ルーティングテーブルにおいて、ダイアグテスタ100と車載LAN11,12,13との間で送受信される各種の要求メッセージ35および応答メッセージ(メッセージ23)毎にメッセージ識別子36,26とポート識別子38とを記憶しておく必要がなくなり、ひいては、不揮発性メモリ60の記憶領域を節約することができる。
なお、第1および第2通信フレーム32,32のメッセージ識別子25,36には、メッセージ23,35の送信先を示す送信先情報26,36aが含まれているため、例えばダイアグテスタ100が、各ECU102,103,104に対して個別に要求メッセージ35を取り込ませることができる。
また、ネットワークシステム1では、中継装置101のバッファ56に記憶されるヘッダ部34に送信元テスタ情報37aが含まれているため、中継装置101が、要求メッセージ35に対する応答メッセージ(メッセージ23)を含む第1通信フレーム21を受信すると、その第1通信フレーム21の送信先情報26に基づいて、バッファ56の送信元テスタ情報37aを含むヘッダ部34を破棄することができる。これにより、ダイアグテスタ100宛の応答メッセージ(メッセージ23)を好適に中継することができる。
さらに、ネットワークシステム1では、中継装置101のバッファ56に記憶されるヘッダ部34に送信先ECU情報36aが含まれているため、中継装置101が、要求メッセージ35に対する応答メッセージ(メッセージ23)を含む第1通信フレーム21を受信すると、その第1通信フレーム21の送信元ECU情報27aに基づいて、バッファ56の送信先ECU情報36aを含むヘッダ部34を破棄することができる。これにより、ダイアグテスタ100宛の応答メッセージ(メッセージ23)のうち、ダイアグテスタ100が指定したECU(102,103,104のうち少なくとも1つ)からの応答メッセージ(メッセージ23)を好適に中継することができる。
また、ネットワークシステム1では、中継装置101のバッファ56に記憶されるヘッダ部34において、マスク情報39が有効値を示す場合、中継装置101が、要求メッセージ35に対する応答メッセージ(メッセージ23)を含む第1通信フレーム21を受信すると、その第1通信フレーム21の送信元ECU情報27aの上位2ビット(共通ビット)を参照し、ダイアグテスタ100が指定したECU(102,103,104のうち少なくとも1つ)からの応答メッセージ(メッセージ23)であるか否かを判定する。よって、中継装置101が送信元ECU情報27aの全ビットを参照する必要がなくなり、これにより、中継装置101の処理負荷を抑制することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態の中継要否判定では、ヘッダ部34のうちマスク情報39や送信先ECU情報36aを用いているが、少なくとも送信元テスタ情報37aを用いればよい。つまり、この場合、ヘッダ部34には、必ずしもマスク情報39や送信先ECU情報36aが含まれていなければならないわけではなく、少なくともポート識別子38と送信元テスタ情報37aとが含まれていればよい。
また、上記実施形態のネットワークシステム1では、中継装置101が、要求メッセージ35に対する応答メッセージ(メッセージ23)を含む第1通信フレーム21をダイアグテスタ100に返信する構成を前提に説明したが、これに限定されるものではなく、ダイアグテスタ100がサービスコマンド33を、所定の車載LAN(11,12,13の少なくとも1つ)に接続されたECUに送信するだけの構成でもよい。この場合、ヘッダ部34には、必ずしも送信元テスタ情報37aが含まれていなければならないわけではなく、少なくともポート識別子38が含まれていればよい。
1…ネットワークシステム、11,12,13…車載LAN、21…第1通信フレーム、23,35…メッセージ、24…優先度識別子、25…メッセージ識別子、26…送信先情報、26a…送信先ECU情報、27a…送信元ECU情報、32…第2通信フレーム、33…サービスコマンド、34…ヘッダ部、36…メッセージ識別子、36a…送信先ECU情報、37a…送信元テスタ情報、38…ポート識別子、39…マスク情報、40,41,42,43…通信回路、50…マイコン、55…タイマ、56…バッファ、60…不揮発性メモリ、100…ダイアグテスタ、101…中継装置、102,103,104…ECU、110,111,112,113…通信バス、120,121,122,123…通信ポート。

Claims (3)

  1. 車載ネットワーク(11,12,13)間、および該車載ネットワークと外部装置(100)との間で通信フレーム(21,32)を中継する中継装置(101)を有するネットワークシステム(1)であって、
    前記通信フレームには、前記車載ネットワークを構成する電子制御装置(102,103,104)によって取り込まれるメッセージ(23,35)、および該メッセージを識別するために予め定義されたメッセージ識別子(25,36)が少なくとも含まれており、
    前記通信フレームのうち、前記車載ネットワーク内、および該車載ネットワークと前記中継装置との間で送受信されるものを第1通信フレーム(21)、前記外部装置から前記中継装置に送信されるものを第2通信フレーム(32)として、
    前記中継装置は、前記通信フレームを送受信するための複数の通信ポート(120,121,122,123)を有するとともに、前記第1通信フレームに関する前記メッセージ識別子(25)と該通信フレームの出力先を示す通信ポートを識別するためのポート識別子(38)とが対応付けられたルーティングテーブルを記憶しており、
    前記第1および第2通信フレームの前記メッセージ識別子には、前記メッセージの送信先を示す送信先情報(26,36a)が含まれており、
    前記外部装置は、前記メッセージ識別子に前記メッセージの送信元を示す送信元情報(37a)と前記ポート識別子とを含むヘッダ部(34)を付加して前記第2通信フレームを前記中継装置に送信し、
    前記中継装置は、前記第2通信フレームを前記外部装置から受信すると、該第2通信フレームにおける前記ヘッダ部をバッファ(56)に記憶するとともに、該第2通信フレームにおける前記メッセージ識別子(36)および前記メッセージ(35)を前記第1通信フレームとして、該ポート識別子が示す通信ポートに出力し、
    前記バッファに記憶されているヘッダ部において前記ポート識別子が示す通信ポートから前記第1通信フレームを入力すると、該ヘッダ部において該ポート識別子に対応する前記送信元情報(37a)と、該第1通信フレームの前記メッセージ識別子に含まれている前記送信先情報(26)とが一致する場合に、該ヘッダ部を前記バッファから消去するとともに、該第1通信フレームを前記外部装置に送信する消去送信処理(S270,S300)を行うこと
    を特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記第1通信フレームの前記メッセージ識別子には、前記メッセージの送信元を示す電子制御装置を特定するための送信元ECU情報(27a)が含まれており、
    前記ヘッダ部には、前記メッセージの送信先を示す電子制御装置を特定するための送信先ECU情報(36a)が含まれており、
    前記中継装置は、前記バッファに記憶されているヘッダ部において前記ポート識別子が示す通信ポートから前記第1通信フレームを入力すると、該ヘッダ部において該ポート識別子に対応する前記送信先ECU情報(36a)と、該第1通信フレームの前記メッセージ識別子に含まれている前記送信元ECU情報(27a)とが不一致である場合には、前記消去送信処理の実行を禁止することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記送信元および送信先ECU情報には、予めグループ化された複数の前記電子制御装置に共通する共通ビットが含まれ、
    前記ヘッダ部には、前記共通ビットを特定するためのマスク情報(39)が含まれており、
    前記中継装置は、前記バッファに記憶されているヘッダ部において前記ポート識別子が示す通信ポートから前記第1通信フレームを入力すると、該ヘッダ部において該ポート識別子に対応する前記マスク情報によって特定される前記共通ビットと、該第1通信フレームの前記メッセージ識別子に含まれている前記共通ビットとが一致する場合に、前記消去送信処理を行うことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
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