JP5671203B2 - 耐熱性布帛 - Google Patents
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本発明は以上のような知見に基づいてなされたものである。
1.ポリフェニレンスルフィド繊維で構成された不織布からなる耐熱性布帛であって、該不織布を構成するポリフェニレンスルフィド繊維の30wt%以上が、1分間に20℃の昇温速度で測定したときの示差熱分析計による融解ピークを、270℃から320℃の範囲に二つ以上有することを特徴とする耐熱性布帛。
3.前記ポリフェニレンスルフィド繊維が、繊維径1〜50μmの長繊維であることを特徴とする上記1又は2に記載の耐熱性布帛。
5.上記1に記載の不織布の層と、繊維径が0.1〜5μmであるポリフェニレンスルフィド微細繊維からなる不織布の層の少なくとも1層以上とが、積層一体化されていることを特徴とする耐熱性布帛。
本発明は、特定の融解ピークを有するPPS繊維を有する不織布からなる耐熱性布帛であって、PPS本来の特性である耐熱性、耐薬品性、難燃性を保持し、かつ、加熱曝露後も高強度で、熱に対する耐久性が大幅に改善された耐熱性布帛である。
なお、結晶子サイズの測定法は後記する。
以上のような理由から、本発明では、PPSポリマーは、直鎖型で、かつMFRが10〜1000(g/10分)の範囲であることが好ましい。
前記のように、本発明の耐熱性布帛は、特定の融解ピークを有するPPS繊維を30wt%以上有する不織布からなる。
本発明において、PPS繊維の繊維径は1〜50μmが好ましく、より好ましくは1〜30μmであり、特に好ましくは2〜15μmである。繊維径が上記の範囲であると、均一で高強度の不織布が得られる。
本発明において、PPS繊維は、長繊維、短繊維のいずれでもよいが、生産効率の面から、スパンボンド法による長繊維が好ましい。
(i)繊維径が3〜50μmで特定の融解ピークを複数有するPPS長繊維からなる層を少なくとも1層以上と、繊維径が0.1〜5μmで結晶化度10〜50%であるPPS微細繊維からなる層を少なくとも1層以上が、積層一体化されている多層構造不織布。
また、積層させるPPS微細繊維層は、単層でも良いし、複数層を積層させることもできる。
多層構造不織布において、微細繊維層におけるPPS繊維は、結晶化度が10〜50%であることが好ましく、より好ましくは15〜30%である。
PPSポリマーは直鎖型であり、荷重5kgおよび温度315.6℃の条件でASTM-D1238-82法で測定した溶融流れ(MFR)が、10〜1000(g/10分)の範囲のものが好ましく、より好ましくは50〜500の範囲である。
PPS長繊維からなる層は、上記のスパンボンド方法によって製造される。
積層させるPPS微細繊維の繊維径と結晶化度を所定の範囲に調整するためには、例えば、荷重5kgおよび温度315.6℃の条件でASTM-D1238-82法で測定した溶融流れ量(MFR)が100〜1000(g/10分)のポリマーを用いることにより、一般的なメルトブロー紡糸条件で調整可能である。
熱接着は、200〜270℃の加熱下で圧着面積率が3%以上で行うことが好ましく、熱接着により繊維相互間の良好な接着を行うことができる。
また、不織布の構造を多層構造とすることにより、フィルター性能をいっそう向上させることができ、さらに、引張強力、バリヤー性などを変化させた耐熱性布帛を得ることができる。
なお、測定方法、評価方法等は下記の通りである。
荷重5kg、荷重315.6℃の条件にて、ASTM-D1238-82法に準じて測定した。単位はg/10分である。
X線回折装置(リガク製NANO−Viewer)を用いて、下記条件にて測定を行い、結晶子サイズを求めた。
2.空セル補正を行うために、各試料のX線透過率測定、空セル散乱測定もあわせて実施した。
4.空セル散乱、及びX線透過率を用い、空セル補正を行った。
5.空セル補正後の1次元散乱データにおいて、(102)(200)(111)面由来の回折ピークを用い、シェラーの式から結晶子サイズDを算出した。
日本分光製NRS3200を用いて下記の条件の測定を行い分子鎖の配向を求めた。
1.清浄なスライドガラスの上にサンプル繊維の単糸を置き、繊維軸法線方向から偏光レーザーを照射し、ラマンスペクトルを測定した。この際、レーザーの焦点位置を試料繊維中心部と表面部に設定することでそれぞれの位置におけるラマンスペクトルを得た。なお、それぞれの点においてレーザーの偏光が繊維軸に対して平行になる条件(レーザー偏光=0°)と垂直になる条件(レーザー偏光=90°)の2条件で測定を実施した。測定は日本分光製NRS3200を用い、励起波長:532.11nm、レーザー強度:1.6mW、照射時間:5秒×10回、スポット径:1μmφの条件で行った。
3.レーザー偏光=0°とレーザー偏光=90°の条件で得られた規格化後のベンゼン環(Ring vib.):1570cm-1、およびPh−S(Ring vib. with S):1075cm-1のピーク強度の比(レーザー偏光=0°条件/レーザー偏光=90°条件)を配向度と定義し評価した。
試料の任意の10ヶ所をマイクロスコープの倍率2500倍にて撮影して、50点の繊維の直径を測定し、それらの平均値を求めた。
引張試験機を用い、試料長100mm、引張速度200mm/分の条件で、応力、伸度曲線を求め、最大応力を試料の繊度で割った値を単糸の強度(cN/dtex)とした。
示差熱分析計(TAインスツルメント社:DSC2920)を用いて、5.0mgの試料を以下の条件で測定し、結晶化度(%)を算出した。なお、完全結晶の融解熱量を146.2J/gとした。
測定範囲:30〜350℃
結晶化度={〔(融解部の熱量[J/g])-(冷結晶部の熱量[J/g])〕/146.2}×100
示差熱分析計(TAインスツルメント社:DSC2920)を用いて、5.0mgの試料を以下の条件で測定し、融解ピークを求めた。
測定雰囲気:窒素ガス150ml/分、昇温速度:20℃/分
測定範囲:30〜350℃
0.05cN/dtexに相当する荷重をかけて測定した長さL0の試料を、熱風オーブン(タバイエスペック株式会社:HIGH-TEMP OVEN PHH-300)を用い、無張力状態で、熱風空気雰囲気下で210℃×3分間、曝露させた後、オーブンから取り出し、再び上記荷重をかけて測定した長さL1から以下の式を用いて熱収縮率(%)を算出した。
熱収縮率={(L0-L1)/L0}×100
JIS L-1906に準じて測定した。
(10)不織布の引張強力
JIS L-1906に準じて測定し、MD方向とCD方向の平均値を不織布の引張強力とし、単位目付あたりに換算した数値(N/cm)/(g/m2)で表した。
熱風オーブン(タバイエスペック株式会社:HIGH-TEMP OVEN PHH-300)を用い、10cm角の試料3点を、熱風空気雰囲気下で210℃×30分で曝露させ、不織布の面積収縮率(%)を測定した。
サーモフィッシャーサイエンティフィック社製のサーモフィッシャーESCALAB250を使用し励起源としてMgKα(15kV×20mA)を用い、繊維表面の硫黄原子の化学状態を測定した。スルフィド結合−S−は163.5eV付近、スルフィド結合−S−の酸化によって生じるスルフォキシド−S0−は166eV、スルフォン−S02−は168eV付近に検出されるので、その構成比をアトミック%で表した。
熱風オーブン(タバイエスペック株式会社:HIGH-TEMP OVEN PHH-300)を用い、長さ30cm、幅5cmのサンプルを熱風空気雰囲気下、210℃×1500時間、空気循環量300リットル/分で曝露させ、不織布の引張強力をJIS L-1906に準じて測定し、MD方向とCD方向の平均値を不織布の引張強力とし、単位目付あたりに換算した数値(N/cm)/(g/m2)で表した。
溶融流れ量(MFR)が70g/10分である直鎖型PPSポリマー(ポリプラスチックス社製:フォートロン)を330℃で溶融し、ノズル径0.25mmの紡糸口金から押出し、ノズルからエジェクター間で、風速0.5m/秒、20℃の冷風でフィラメントを冷却しながらエジェクターで吸引しながら紡糸速度8000m/分で延伸し、移動する多孔質帯状体の上に捕集・堆積させてPPS長繊維ウェブを作製した。
また、XPS解析にて硫黄原子の化学状態を測定すると、−S−のスルフィド結合が99.9アトミック%であった。この不織布の空気中210℃、1500時間の耐熱曝露後の不織布の引張強力は0.56(N/cm)/(g/m2)と高い強度を維持していた。
実施例1において得られた不織布を、空気中245℃で200時間熱処理し、さらなる寸法安定化処理を施した。この不織布を構成する繊維及び不織布の特性を表1に示す。
XPS解析にて硫黄原子の化学状態を測定すると、−S−のスルフィド結合が92.3アトミック%であった。この不織布の空気中210℃、1500時間の耐熱曝露後のタテ強力保持率を測定すると0.54(N/cm)/(g/m2)であった。また、210℃における熱収縮率が0.1%と極めて寸法安定性に優れていた。
溶融流れ量(MFR)が70g/10分である直鎖型PPSポリマー(ポリプラスチックス社製:フォートロン)を330℃で溶融し、ノズル径0.25mmの紡糸口金から押出し、ノズルからエジェクター間で風速0.5m/秒、20℃の冷風でフィラメントを冷却しながらエジェクターで吸引しながら紡糸速度8000m/分で延伸し、移動する多孔質帯状体の上に捕集・堆積させて、目付が30g/m2のPPS長繊維ウェブを作製した。
この三層積層ウェブを、250℃に加熱した織目柄エンボス(圧着面積率14.4%)ロールとフラットロール間で線圧56N/mmにて部分熱圧着し、多層構造の耐熱性不織布を作成した。この不織布を構成する繊維及び不織布の特性を表1に示す。
溶融流れ量(MFR)が70g/10分である架橋型PPSを用い、紡糸速度を3000m/分とした以外は、実施例1と同様の条件でPPS長繊維ウェブを作製した。このウェブを、250℃に加熱した織目柄エンボス(圧着面積率14.4%)ロールとフラットロール間で線圧56N/mmにて部分熱圧着した。
溶融流れ量(MFR)が70g/10分である直鎖型PPSを用い、紡糸速度を3000m/分とした以外は、実施例1と同様の条件でPPS長繊維ウェブを作製した。このウェブを空気中180℃で1時間熱処理し、寸法安定化処理を施した。この熱処理したウェブを250℃に加熱した織目柄エンボス(圧着面積率14.4%)ロールとフラットロール間で線圧56N/mmにて部分熱圧着した。
溶融流れ量(MFR)が70g/10分である直鎖型PPSを用い、通常のポリエチレンテレフタレート繊維に使用されている2段延伸1段リラックス方式のダイレクトスピンドロータイプ機を使用し、紡糸引取速度を1000m/分、1段目ローラー温度を100℃、2段目ローラー温度を220℃、及び2〜3段目のローラー間のリラックス率を5%、3段目ローラー温度を220℃で延伸糸を作製し、実施例1で用いたエジェクターで延伸糸を吸引しながら、移動する多孔質帯状体の上に捕集・堆積させてPPS長繊維ウェブを作製した。
また、多層構造とすることにより、フィルター性能、バリヤー性能をいっそう向上させることができる。
Claims (4)
- 繊維径1〜50μmの長繊維であるポリフェニレンスルフィド繊維で構成された不織布からなる耐熱性布帛であって、該不織布を構成するポリフェニレンスルフィド繊維の30wt%以上が、1分間に20℃の昇温速度で測定したときの示差熱分析計による融解ピークを、270℃から320℃の範囲に二つ以上有し、かつ、210℃、1500時間の耐熱曝露試験後の該不織布の強度が0.3(N/cm)/(g/m2)以上であることを特徴とする耐熱性布帛。
- 前記不織布が、熱圧着で一体化接合されたスパンボンド不織布である、請求項1に記載の耐熱性布帛。
- 請求項1に記載の不織布の層と、繊維径が0.1〜5μmであるポリフェニレンスルフィド微細繊維からなる不織布の層の少なくとも1層以上とが、積層一体化されていることを特徴とする耐熱性布帛。
- 請求項1に記載の不織布の層を上下層とし、中間層として、繊維径が0.1〜5μmである微細繊維からなる不織布の層を有し、かつ、上下層と中間層が積層一体化されている、請求項3に記載の耐熱性布帛。
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