JP5667914B2 - 表示装置および導光板 - Google Patents
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Description
また、特許文献1には、棒状の導光体の長さ方向の端面に光源を接続し、導光体の一方の側面に、入射した光を別の側面方向に反射散乱する面を有するV字状の溝を複数、導光体長さ方向に間隔をあけて配置してなる線状照明装置用の導光体が記載されている。
レーザーによって表面加工を施す手法では、加工する深さの精度が低いため、光源と表面加工部との距離によって輝度ムラなどが発生してしまう。
機械切削によって表面加工を施す手法では、光の指向性と加工精度が高く、一点(ドット)毎に深さを変えて表面を加工するとより輝度が高く均一でバランスの取れた発光が可能となるが、ドット表現となるため、実線を表現するには不向きである。
さらに前記特許文献1に示されている線状照明装置用の導光体でも、場合によっては反射光による連続的な実線状の表示を確実に行なうことは困難であった。
前記導光板の出射面を、前記導光板の入射面に対して略垂直とすることもできる。
また、全体として平面状をなす二つの板面を備え、そのうちの一方の板面に対して所定の角度をなす一つの端面が入射面とされ、前記二つの板面のうちの他方の板面が出射面とされ、さらに前記一方の板面および前記入射面に対して、それぞれある角度をなす一つの側面を備えた導光板と、前記導光板の入射面に光を入射させる光源とを備え、前記導光板の前記一方の板面には、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記側面に向けて反射させる第1の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所が、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように、前記伝播方向に平行な方向に並べて形成されており、さらに前記一つの側面に、前記複数の溝状凹所の第1の反射面からの光を、前記他方の板面の出射面に向けて反射させる第2の反射面を設け、前記導光板における前記一方の板面および前記入射面に対して所定の角度をなす他の側面に、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けてそれぞれ反射させる第3の反射面を有する複数の溝状凹所が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されており、さらに、前記第3の反射面を有する前記複数の溝状凹所のそれぞれが、前記第1の反射面による反射方向からみて、第1の反射面を有する隣り合う前記溝状凹所の相互に近い側の片端部に対応する位置に形成されていることを特徴とする表示装置を提供する。
そしてまた、前記第3の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所の深さが、前記入射面に近い側から遠い側に向かって順次深くなるように形成され、これによって前記各第3の反射面の面積が、入射面に近い側から遠い側に向かって順次拡大するように構成することができる。
また、前記光源を前記導光板の入射面に沿って複数設け、前記第1の反射面を有する溝状凹所を、前記入射面からの入射光の伝播方向に沿う方向に互いにずれた複数の列をなすように、前記導光板の前記二つの板面のうちいずれか一方または双方に形成することもできる。
また、前記導光板は、前記光源からの光に対して透光性を有する材質からなるものとすることができる。
さらに、本発明は前記各表示装置に使用される導光板として、次のようなものを提供する。
すなわち、全体として平面状をなす二つの板面を備え、そのうちの一方の板面に対して所定の角度をなす一つの端面が入射面とされ、前記一方の板面および前記入射面に対してそれぞれある角度をなす一つの側面が出射面とされた導光板において、前記導光板の前記一方の板面には、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けて反射させる第1の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所が、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように、前記伝播方向に平行な方向に並べて形成されており、前記一方の板面および前記入射面に対して所定の角度をなす他の側面に、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けてそれぞれ反射させる第3の反射面を有する複数の溝状凹所が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されており、さらに、前記第3の反射面を有する前記複数の溝状凹所のそれぞれが、前記第1の反射面による反射方向からみて、第1の反射面を有する隣り合う前記溝状凹所の相互に近い側の片端部に対応する位置に形成されていることを特徴とする導光板をも提供する。
図1及び図2に、本発明の前提となる第1形態例に係る表示装置10を示す。この表示装置10は、本形態例では、全体として厚肉な方形の板状、すなわち略直方体形状をなす導光板12および後述する光源11とによって構成されている。その導光板12の外面としては、実質的に平行な幅広の二つの板面12A、12Bと、これらの板面12A、12Bに対して垂直となりかつ相互に実質的に平行な二つの端面12C、12Dと、前記二つの板面12A、12Bおよび二つの端面12C、12Dのそれぞれに対して実質的に垂直な二つの側面12E、12Fとを有している。そしてこの導光板12の二つの端面12C、12Dのうち、一方の端面12Cは入射面15とされ、二つの側面12E、12Fのうちの一方の側面12Eは出射面17とされており、前記一方の端面12Cからなる入射面15には、導光板12の入射面15に光L1を入射するための光源11が配設されている。また導光板12の一方の板面(溝状凹所形成面)12Aには、入射する光L1を出射面17に向けて反射する第1の反射面を有する溝状凹所13が、出射面17(一方の側面12E)に沿う方向(したがって前記入射光L1の伝播方向に平行な方向)に沿って所定間隔を置いて複数並べて形成されている。
ここで、各溝状凹所13は、それぞれその第1の反射面が、前記一方の板面12Aに対し垂直となるように板面12Aから彫り込まれており、かつ各第1の反射面が、前記入射面15からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜するように、溝状凹所13の長さ方向が、出射面17に対して一定の角度で傾斜している。そして、各溝状凹所13の長さ(板面12Aに平行な面内での長さ)および各溝状凹所13の相互の間隔は、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て、各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように定められている。換言すれば、各第1の反射面の反射領域を、仮に各第1の反射面からの反射光L2の伝播方向に沿って出射面17に投影させたとすれば、その出射面17における投影面が、ほぼ連続的となるように定められている。したがって、反射光L2を出射面17に垂直な方向から見れば、図1(b)に示すように、各々の溝状凹所13の第1の反射面による複数の発光部(反射領域)14が溝状凹所13の長さ方向の両端部に対応する部分で連続することにより、出射面17において連続する実線状の光を表現することができる。
導光板12を構成する材質は光源11の光を十分に透過することが可能であれば特に限定されるものではなく、例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの有機材料、多成分ガラスや石英ガラス等の無機材料など、光源11の光に対して透光性を有する材質であればよい。なお導光板12は、可撓性を有してもよく、あるいは剛体でもよい。
光源としては、RGB(Red−Green−Blue)等の可変色のLEDを使用することも可能である。この場合、発光色が時間的に変化し、任意の色で動的表現を得ることが可能となり、表現の多様性が増して好ましい。
溝状凹所13の個数は、図1では6個であるが、特に限定されるものではなく、1つの光源11に対して溝状凹所13が2個以上であれば、所望の個数とすることができる。
入射光L1の一部が臨界角θcより小さい入射角で反射面に入射すると、その溝状凹所13を透過して次の溝状凹所13へと向かうことができる。ここで、入射光L1のうちの一部の光は、溝状凹所13の最深部よりも溝状凹所形成面(板面12A)から離れた位置を透過することがある(すなわち溝状凹所13を通らないことがある)が、入射面15に近い位置の溝状凹所13を通らずに通過した入射光は、より入射面15から離れた位置の溝状凹所13に至ってその溝状凹所13において出射面17に向けて反射されることもある。さらに、入射光L1のうちの一部の光は溝状凹所形成面(板面12A)とは反対側の板面12Bで全反射されることもあり、この場合の反射光は、入射面15からより遠い位置の溝状凹所13に到達してから出射面17に向けて反射されることもある。
本形態例の表示装置20の場合、導光板22の一つの側面12Eからなる第2の反射面28は、出射面27に垂直な方向に対して傾斜している。この傾斜角は、適宜選択することができ、30°以上60°以下程度が好ましく、40°以上50°以下程度がより好ましい。図3(b)に示す例では、側面12Eからなる第2の反射面28の傾斜角は、入射面25に対して約45°に設定されている。ここで、側面12Eからなる第2の反射面28は、外部媒質が導光板22を構成する材質と屈折率差を有することにより、ミラー等を設けなくとも反射光L2を再反射させることができる。
第2の反射面28を有する再反射用溝状凹所29は、実線表示に必要な範囲に形成されていればよい。また第2の反射面を有する再反射用溝状凹所29の両端は、図5(a)及び図6(a)に示すように導光板22の側面12Eから離れていてもよい。また、特に図示はしないが、第2の反射面28を有する再反射用溝状凹所29の片端または両端が、導光板22の端面に到達していても構わない。
なお、本発明においては、第2の反射面を有する側面12Eと、第2の反射面28を有する溝状凹所29とを併用することも可能である。
例えば1つの導光板に対して複数の光源を光学的に接続することもできる。これら複数の光源は、図7及び図8に示す表示装置30,30Aのように、複数の光源による発光部を連続させて1つの実線を表示することも可能である。また、図9及び図10に示す表示装置40,50のように、1つの出射面に複数の実線を表示することも可能である。
なお、図7では二つの光源31A,31Bと二列の溝状凹所33A,33Bを図示しているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、光源と、溝状凹所の列とを、それぞれ三つ以上設けることもできる。
複数の光源31A,31Bは、それぞれ出射面37からの距離が異なる。溝状凹所33A,33Bは、それぞれの光源31A,31Bに対応して、出射面37からの距離が異なる位置で、複数の列(複数の溝状凹所33Aからなる列と、複数の溝状凹所33Bからなる列)が形成されている。本形態例の場合、出射面37から溝状凹所33Aの距離は、出射面37から光源31Aの距離と同程度であり、これと同様に、出射面37から溝状凹所33Bの距離は、出射面37から光源31Bの距離と同程度である。また、溝状凹所33Aの深さと溝状凹所33Bの深さに差をつけなくてもよい。
出射面47に垂直な方向から見ると、図9(b)に示すように、溝状凹所43Aの反射による複数の発光部44Aが連続した実線と、溝状凹所43Bの反射による複数の発光部44Bが連続した実線とを、出射面47のそれぞれ異なる位置に表現することができる。
前記板面12Bからなる出射面57に垂直な方向から見ると、図10(b)に示すように、溝状凹所53Aの反射による複数の発光部54Aが連続した実線と、溝状凹所53Bの反射による複数の発光部54Bが連続した実線とを、出射面57のそれぞれ異なる位置に表現することができる。
例えば図11に示す表示装置は、光源1Aからの入射光を反射して得られる複数の発光部4Aを連続して表現した実線(図11の上段)と、光源1Bからの入射光を反射して得られる複数の発光部4Bを連続して表現した実線(図11の中段)と、光源1Cからの入射光を反射して得られる複数の発光部4Cを連続して表現した実線(図11の下段)とを、任意に表示することが可能である。ここで、各導光板2A,2B,2Cは、図1及び図2に示す表示装置10の導光板12と同様に構成することが可能である。
また、図12には、導光板2A,2Bの溝状凹所が形成された面(板面12A)同士を向かい合わせて積層した例を示す。
複数の光源を用いる場合、各光源の発光色は、同じでも異なってもよい。
図13及び図14に示すように、導光板2に形成する溝の深さを変化させることで、発光部4を連続させて表示される実線の幅に変化をもたせることも可能である。
すなわち、導光板12の一つの板面12Aに形成された複数の溝状凹所13とは別に、導光板12における、前記一つの側面12Eとほぼ平行な他の側面12Fに、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面17に向けて反射させる第3の反射面61を有する例えば楔状の複数の溝状凹所63が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されている。ここで、第3の反射面61を有する複数の溝状凹所63は、それぞれの深さが、入射面15に近い側から遠ざかる向きに、順次大きくなるように形成されており、したがってこれらの複数の溝状凹所63の第3の反射面61の面積も、入射面15に近い側から遠ざかる向きに、順次大きくなるように形成されている。さらに、これらの第3の反射面61を有する複数の溝状凹所63は、前記溝状凹所13の第1の反射面による反射方向から見て、相互に隣り合う前記二つの溝状凹所13のそれぞれの端部に対応する位置に形成されている。すなわち、溝状凹所13の第1の反射面による反射方向から見て、前記複数の溝状凹所13の第1の反射面と、同じく複数の溝状凹所63の第3の反射面61とが、その端部を重ね合わせた状態で、交互に並んでいることになる。なお図15の例においては、複数の溝状凹所63以外の部分の構成は、図1、図2に示した表示装置10と同様である。
ここで、図1、図2に示した第1形態例に係る表示装置10の導光板12の場合、すなわち導光板12における側面12Fの側に第3の反射面61を有する複数の溝状凹所63を形成していない場合において、出射面17での光量を増大させるためには、溝状凹所13の第1の反射面の面積を拡大するべく溝状凹所13の深さを深くすることが考えられるが、その場合には、隣り合う溝状凹所13で溝同士の干渉が生じやすくなり、特に断面が楔状の溝状凹所13でその傾向が顕著となってしまう。その問題を回避するためには、溝状凹所13の深さを深くすると同時に、隣り合う溝状凹所13の間隔を大きくすることが考えられるが、その場合には、出射面17における光の連続性が損なわれてしまうという別の問題が発生するおそれがある。したがって溝状凹所13の深さを深くするにも限界がある。しかるに、図15に示したように、板面12Aの側の第1の反射面を有する複数の溝状凹所13に併せて、側面12Fの側に第3の反射面61を有する複数の溝状凹所63を形成しておくことによって、板面12Aの側の第1の反射面を有する複数の溝状凹所13をいたずらに深くすることなく、かつ溝状凹所13の間隔をいたずらに大きくすることなく、出射面17における光量の増大を図ることができる。すなわち、出射面17における光の連続性を損なうことなく、直線状発光の光量の増大を図ることが可能となるのである。
なおまた、溝状凹所63における第3の反射面61の傾斜角は、側面12Fとの成す角度を0〜90°の範囲内で定義(但し90〜180°の範囲は、その補角と同視する)すれば、0°より大きく90°より小さい角度から適宜選択することができ、30°以上60°以下程度が好ましく、40°以上50°以下程度、特に45°がより好ましい。図15に示す例では、溝状凹所63の反射面61の傾斜角は、それぞれ約45°に設定されている。
なお、図15〜図18に示すいずれの例においても、図3〜図10、図13、図14に示した各構成を併用することができ、さらに図11、図12に示した導光板積層構造に適用することもできる。
Claims (8)
- 全体として平面状をなす二つの板面を備え、そのうちの一方の板面に対して所定の角度をなす一つの端面が入射面とされ、前記一方の板面および前記入射面に対してそれぞれある角度をなす一つの側面が出射面とされた導光板と、
前記導光板の入射面に光を入射させる光源とを備え、
前記導光板の前記一方の板面には、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けて反射させる第1の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所が、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように、前記伝播方向に平行な方向に並べて形成されており、
前記導光板における前記一方の板面および前記入射面に対して所定の角度をなす他の側面に、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けてそれぞれ反射させる第3の反射面を有する複数の溝状凹所が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されており、
さらに、前記第3の反射面を有する前記複数の溝状凹所のそれぞれが、前記第1の反射面による反射方向からみて、第1の反射面を有する隣り合う前記溝状凹所の相互に近い側の片端部に対応する位置に形成されていることを特徴とする表示装置。 - 前記導光板は、略直方体形状であり、前記各溝状凹所の第1の反射面は、前記導光板の前記一方の板面に対して略垂直であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記導光板の出射面は、前記導光板の入射面に対して略垂直であることを特徴とする請求項1、請求項2のいずれか一項に記載の表示装置。
- 全体として平面状をなす二つの板面を備え、そのうちの一方の板面に対して所定の角度をなす一つの端面が入射面とされ、前記二つの板面のうちの他方の板面が出射面とされ、さらに前記一方の板面および前記入射面に対して、それぞれある角度をなす一つの側面を備えた導光板と、
前記導光板の入射面に光を入射させる光源とを備え、
前記導光板の前記一方の板面には、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記側面に向けて反射させる第1の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所が、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように、前記伝播方向に平行な方向に並べて形成されており、
さらに前記一つの側面に、前記複数の溝状凹所の第1の反射面からの光を、前記他方の板面の出射面に向けて反射させる第2の反射面を設け、
前記導光板における前記一方の板面および前記入射面に対して所定の角度をなす他の側面に、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けてそれぞれ反射させる第3の反射面を有する複数の溝状凹所が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されており、
さらに、前記第3の反射面を有する前記複数の溝状凹所のそれぞれが、前記第1の反射面による反射方向からみて、第1の反射面を有する隣り合う前記溝状凹所の相互に近い側の片端部に対応する位置に形成されていることを特徴とする表示装置。 - 全体として平面状をなす二つの板面を備え、そのうちの一方の板面に対して所定の角度をなす一つの端面が入射面とされ、前記二つの板面のうちの他方の板面が出射面とされ、
前記導光板の入射面に光を入射させる光源とを備え、
前記導光板の前記一方の板面には、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記側面に向けて反射させる第1の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所が、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように、前記伝播方向に平行な方向に並べて形成されており、
さらに前記一方の板面に、前記複数の溝状凹所の第1の反射面からの光を前記導光板の他方の板面の出射面に向けて反射させる第2の反射面を有する第2の溝状凹所を設け、
前記導光板における前記一方の板面および前記入射面に対して所定の角度をなす他の側面に、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けてそれぞれ反射させる第3の反射面を有する複数の溝状凹所が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されており、
さらに、前記第3の反射面を有する前記複数の溝状凹所のそれぞれが、前記第1の反射面による反射方向からみて、第1の反射面を有する隣り合う前記溝状凹所の相互に近い側の片端部に対応する位置に形成されていることを特徴とする表示装置。 - 前記第3の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所の深さが、前記入射面に近い側から遠い側に向かって順次深くなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記光源を前記導光板の入射面に沿って複数設け、前記第1の反射面を有する溝状凹所を、前記入射面からの入射光の伝播方向に沿う方向に互いにずれた複数の列をなすように、前記導光板の前記二つの板面のうちいずれか一方または双方に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
- 全体として平面状をなす二つの板面を備え、そのうちの一方の板面に対して所定の角度をなす一つの端面が入射面とされ、前記一方の板面および前記入射面に対してそれぞれある角度をなす一つの側面が出射面とされ、
前記一方の板面には、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けて反射させる第1の反射面をそれぞれ有する複数の溝状凹所が、前記第1の反射面で反射された光をその反射方向から見て各第1の反射面の反射領域がほぼ連続的となるように、前記伝播方向に平行な方向に並べて形成されており、
前記一方の板面および前記入射面に対して所定の角度をなす他の側面に、前記入射面からの入射光の伝播方向に対して一定の角度で傾斜して前記入射光を前記出射面に向けてそれぞれ反射させる第3の反射面を有する複数の溝状凹所が、前記伝播方向に平行な方向に間隔を置いて並べて形成されており、
さらに、前記第3の反射面を有する前記複数の溝状凹所のそれぞれが、前記第1の反射面による反射方向からみて、第1の反射面を有する隣り合う前記溝状凹所の相互に近い側の片端部に対応する位置に形成されていることを特徴とする導光板。
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