JP2005353506A - 面光源装置 - Google Patents

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Koichi Takemura
宏一 竹村
Masayuki Shinohara
正幸 篠原
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Abstract

【課題】 発光波長の異なる複数の点光源を備えた面光源装置において、導光板の光出射面の全ての領域において、各波長の光の強度がほぼ同等である出射光を得るための方法を提供する。
【解決手段】 発光部32内には、赤色発光素子36R、緑色発光素子36G、36Bが内蔵される。発光部32と導光板34の光入射面41との間には、混色部材33が配置される。混色部材33は発光部32側で内径が大きく、光入射面41側で内径が小さくなった円筒状に形成されており、混色部材33の内周面は光を反射させる反射壁39となっている。各発光素子を通過し光入射面41に垂直な直線は、反射壁39と交差する。よって、各発光素子から出た光は、直接光入射面41に到達できず、反射壁39で反射される。また、各発光素子から出た光は反射壁39で繰り返し反射された後、光入射面41に到達し、各波長の光が混色されて白色光となる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、発光波長ないし発光色の異なる複数の点光源を備えた面光源装置に関する。
発光波長の異なる複数の点光源を同時に発光させ、異なる波長の光を導光板で混色させて混合色で発光させるようにした面光源装置は、液晶表示装置用のバックライトなどとして知られている。
図1はこのような従来例1の面光源装置を示す概略平面図である。この面光源装置11は、例えば赤色光を発生する発光素子(赤色発光ダイオード)12R、緑色光を発生する発光素子(緑色発光ダイオード)12G、青色光を発生する発光素子(青色発光ダイオード)12Bを内蔵した発光部13と、導光板14とから構成されている。導光板14は、透光性材料(例えば、透明樹脂材料)によって長方形状に成形されており、その一辺の中央部に対向させて発光部13が配置されている。発光部13は、配線基板15と、配線基板15に一列に配列された各発光素子12R、12G、12Bと、各発光素子12R、12G、12Bを埋設するようにして配線基板15に取り付けられたレンズ材16とから構成されている。
しかして、発光部13で発生した各色の光を導光板14に入射させると、赤色発光素子12Rで発生した赤色光、緑色発光素子12Gで発生した緑色光、および青色発光素子12Bで発生した青色光が混色して白色光Wとなる。そして、混色された白色光Wは三角形状に拡がって導光板14の有効出射領域17から出射される。ここで、赤色光、緑色光、青色光の投光角αは、各発光素子12R、12G、12Bの指向特性によって変わるが、この従来例ではα=90°としている。
しかし、このような面光源装置11では、図1に示すL0の長さの範囲において、光の全く届かない領域や、一部の発光色の光しか届かないために青色B、紫色P、緑色G、黄色Yなどに色づいた領域が生じている。この有効出射領域17外の領域の長さL0はかなりの長さになるので、有効出射領域17の全体で白色光Wを出射させるためには、導光板14のかなりの領域を有効出射領域17として使用することができなくなり、導光板14のサイズが大きくなり、ひいては面光源装置11全体が大型化するという問題があった。
図2は従来例2(特許文献1)による面光源装置18を示す概略平面図である。この面光源装置18では、赤色発光素子12R、緑色発光素子12G、青色発光素子12Bを内蔵した発光部13を導光板14のコーナー部に配置している。発光部13を導光板14のコーナー部に配置すれば、各発光素子12R、12G、12Bの投光角α(=90°)と発光部13から見た有効出射領域17の拡がり角とを一致させることができるので、導光板14内の光の全く届かない領域をなくすことができ、導光板14における有効出射領域17外の領域を小さくして面光源装置18の小型化を図ることができる。
しかし、この面光源装置18でも、赤色発光素子12Rの正面方向では赤色光の強度が高く、緑色発光素子12Gの正面方向では緑色光の強度が高く、青色発光素子12Bの正面方向では青色光の強度が高くなっているので、発光部13の近傍には、赤色R、黄色Y、緑色G、紫色P、青色Bなどに色づいて虹色に発光する領域19が生じる。また、各発光素子12R、12G、12Bは間隔をおいて配置しなければならないため、図2に示すように、各発光色の光の出射される範囲が完全に重なり合っておらず、そのため有効出射領域17の外側には一部の発光色の光しか到達しない領域20が生じる。よって、これらの領域19、20を避けて有効出射領域17を定めると、結局有効出射領域17が狭くなり、結局のところ従来例2でも導光板14の小型化が困難になっていた。
発光色の異なる点光源を用いた場合の導光板の色づきを抑制する方法としては、図3に示す従来例3(特許文献2)のような方法がある。従来例3の面光源装置では、赤色発光素子12R、緑色発光素子12G、青色発光素子12Bを球面状をした透明な封止樹脂21によって封止しているので、封止樹脂21のレンズ作用によって各発光素子12R、12G、12Bから出た光が拡散されて投光角αが広くなり、発光部13の直前でも各発光色の光が混色される。
しかし、図3に示すように、赤色発光素子12R、緑色発光素子12G、青色発光素子12Bの近傍でこれらの配列方向に平行な直線22を考えると、この直線22上における各発光素子12R、12G、12Bから到達する赤色光R、緑色光G、青色光Bの強度は図4に示すようになる。ここで、PRは赤色発光素子12Rの正面方向の点、PGは緑色発光素子12Gの正面方向の点、PBは青色発光素子12Bの正面方向の点である。各発光素子12R、12G、12Bから出射される光の強度は、それぞれの正面方向において最大となり、また、各発光素子12R、12G、12Bを重ねて配置することはできないので、直線22の上における各発光色の光の強度分布は重なり合わず、少しずつずれている。よって、直線22上においては、各発光色の光を均等に混合させることはできず、青色発光素子12Bの正面方向の点PBでは、図4に示すように、赤色光Rや緑色光Gの強度に比べて青色光Bの強度が大きくなり、点PBは青色に色づく。同様に、赤色発光素子12Rの正面方向の点PRは赤色に色づき、緑色発光素子12Gの正面方向の点PGは緑色に色づく。この結果、従来例3でも、発光部13の近傍では導光板が色づいて虹色に発光していた。
図5は従来例4(特許文献3)による面光源装置23を示す概略斜視図である。この面光源装置23にあっては、導光板14の光出射面25と反対側の面に、発光部13を中心として同心円状に偏向パターン24を配置されている。この面光源装置23にあっては、各発光素子12R、12G、12Bから出射された光は、導光板14内に入射し、導光板14の光出射面25とその反対側の面との間で全反射を繰り返しながら伝搬し、偏向パターン24で反射されることによって光出射面25からほぼ垂直な方向へ出射される。
しかし、このような面光源装置23でも、各発光素子12R、12G、12Bが間隔をおいて配置されているため、各発光色で光出射面25から出射されるときの指向特性が異なり、そのため色づきが発生する。すなわち、偏向パターン24が赤色発光素子12Rを中心として同心円状に配置されているとすると、光出射面25に垂直な方向から見て、赤色光Rは偏向パターン24の長さ方向に対して垂直に入射するので、図5に示すように、偏向パターン24で反射された赤色光Rは光出射面25に対してほぼ垂直に出射される。これに対し、光出射面25に垂直な方向から見て、緑色光G及び青色光Bは偏向パターン24の長さ方向に対して傾いて入射するので、偏向パターン24で反射された緑色光G及び青色光Bは図5に示すように光出射面25に対して傾いた方向へ出射される。
この結果、導光板14の光出射面25に垂直な方向にZ軸を定め、Z軸に対してなす角度をφとしたとき、導光板14の光出射面25から出る光の配光特性は、発光部13の近傍では図6に示すようになり、発光部13から遠い位置では図7に示すようになる。よって、導光板14を見る角度によって導光板14から出射される光の色強度が異なり、光出射面25が色づいて見えることになる。特に、発光部13から遠い位置(図7)よりも発光部13の近傍(図6)で色強度の違いが大きくなるので、発光部13から遠い位置では色づきは目立ちにくいが、発光部13の近傍では色づきが顕著になる。
従来例1〜4によって説明したように、発光波長の異なる複数の発光素子を内蔵した発光部を用いた従来の面光源装置では、光の混色による白色光化が不十分で、光出射面における色づき、特に発光部の近傍における色づきが目立ち、導光板を大型化することなくこれを解消することは困難であった。
また、白色光源以外の面光源装置の場合でも、従来の面光源装置では、各発光色の光が均等に混色されないので、色むらが生じ易かった。
特開2001−319514号公報 特開平10−247411号公報 特許第3151830号公報
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発光波長の異なる複数の点光源を備えた面光源装置において、導光板の光出射面の全ての領域において、各波長の光の強度がほぼ同等である出射光を得ることにある。
本発明にかかる第1の面光源装置は、波長の異なる複数の点光源と、光入射面から導入された光を閉じ込めて伝搬させ、光出射面から外部へ取り出すための導光板とからなる面光源装置において、前記点光源と前記導光板の光入射面との間に、複数の前記点光源から出射された光を反射させて前記入射面から導光板の内側のいずれの方向へも同等の強度で導光板に光を入射させるための反射壁を有する混色手段を設けたことを特徴としている。ここで点光源とは、微小な光源を指すものであって、例えば発光ダイオード(LED)のチップを指す。
本発明の第1の面光源装置にあっては、前記点光源と前記導光板の光入射面との間に混色手段を設け、各点光源から出射された光を混色手段の反射壁で反射させて光入射面から導光板の内側のいずれの方向へも同等の強度で導光板に光を入射させている。従って、導光板の内部において各波長の光が混色されるのでなく、混色手段によって均等に混色された光が導光板内に導入されることになり、導光板内の全ての領域において、特に点光源の近傍においても各波長の光が各方向で均等に混じり合い、均一な色で発光する。また、点光源の近傍においても均一な色で発光させることができるので、導光板の有効出射領域を広くして面光源装置の小型化を図ることができる。
本発明の第1の面光源装置の実施態様は、前記反射壁に、光を乱反射させるための拡散パターンを設けたことを特徴としている。この実施態様においては、混色手段の反射壁に拡散パターンを設けているので、それぞれの点光源から出射された各波長の光が反射壁で反射することによって拡散され、導光板に入射する際には各方向における強度が同等になり、均一に混色された光が導光板内に導入される。
本発明の第1の面光源装置の別な実施態様においては、前記複数の点光源が、波長のそれぞれ異なる3つの発光ダイオードからなり、3つの前記発光ダイオードは、前記導光板の光入射面から見て略三角形状に配置され、前記反射壁は、前記各光源から前記光入射面に垂直な方向に向けて出射された光を反射するように、前記光源側から前記光入射面側に向かうほど内径が小さくなる筒状(例えば、円筒状や角筒状など)を成している。点光源から出射される光は、正面方向への出射強度が大きいので、点光源からその正面方向に向けて出射された光が直接導光板に入射すると、各点光源の正面方向でその点光源の発光波長の光が強くなり、導光板において発光色のむらが発生する。そこで、この実施態様においては、各点光源から導光板の光入射面に垂直な方向、すなわち正面方向に向けて出射された光を遮断し、その光を反射させるように反射壁を形成している。これにより導光板における各波長の光の強度の均一化を図り、色むらの発生を抑制している。特に、3つの点光源が赤、青、緑の発光ダイオードである場合には、導光板の色づきを抑制して導光板のほぼ全体を白色に発光させることができる。
本発明の第1の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記反射壁は、前記混色手段を構成する基材の表面(内面でも外面でもよい。)に白色塗料、樹脂層、金属メッキ、金属蒸着膜、金属箔をシート状部材でラミネートした素材、金属とシート状部材を貼り合わせた素材のうちいずれかを形成したものであることを特徴としている。すなわち、反射壁は、混色手段を構成する基材の表面に白色塗料、樹脂層、金属箔をシート状部材でラミネートした素材、金属とシート状部材を貼り合わせた素材などを形成して光を拡散反射させるようにしたものでもよく、あるいは、混色手段の基材表面に金属メッキ、金属蒸着膜などを形成して光を正反射させるようにしたものであってもよい。このように基材の表面に形成する材料を適宜選択することにより、導光板に入射する光の指向性を目的に応じて変化させることができる。
本発明の第1の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記混色手段が金属材料によって筒状に形成され、前記反射壁は前記混色手段の内面により形成されていることを特徴としている。この実施態様によれば、金属製の混色手段の内面により形成された反射壁で各発光波長の光を正反射させて混色させることができる。
本発明の第1の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記混色手段を構成する基材を透光性材料によって形成し、この基材とその周囲の媒質との屈折率の違いによって光を反射させるようにしている。この実施態様によれば、混色手段を構成する基材の界面で各発光波長の光を全反射させて混色させることができる。また、この実施態様においては、前記混色手段が、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て、前記点光源から前記導光板の光入射面に向かうほど幅が広がる形状となっており、前記混色手段の前記光入射面と対向する面に、前記各点光源から前記光入射面に垂直な方向に向けて出射された光を反射させるための光反射部が設けられていてもよい。この場合には、混色手段の光入射面と対向する面において、各点光源の正面方向に光反射部を設けているので、各点光源から正面方向へ出射された光が直接光入射面に入射するのを妨げることができ、各点光源から正面方向へ出射された光によって色強度の偏りが生じるのを防ぐことができる。また、各点光源から出射された光を光反射部や混色手段の外周面の反射壁で反射させることにより、各点光源の光を均等に混色させて光入射面に入射させることができる。また、この実施態様においては、前記混色手段が、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て多角形状を成しており、複数の前記点光源はそれぞれ前記混色手段の異なる辺から混色手段に光を入射させるように配置され、前記混色手段の内部に、前記各点光源から前記光入射面に垂直な方向に向けて出射された光を反射させるための光反射部が設けられていてもよく、さらに、この光反射部は混色手段の内部に設けた空気層であってもよい。この場合には、混色手段の内部に光反射部を設け、各点光源から正面方向へ出射された光を光反射部で妨げることによって直接光入射面に入射できないようにしており、各点光源から正面方向へ出射された光によって色強度の偏りが生じるのを防ぐことができる。また、各点光源から出射された光を光反射部や混色手段の外周面の反射壁で反射させることにより、各点光源の光を均等に混色させて光入射面に入射させることができる。
本発明の第1の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記混色手段と前記導光板の光入射面との間に、光拡散板を設けたことを特徴としている。この実施態様においては、混色手段によって混色された各波長の光がさらに光拡散板によって拡散されるので、各波長の光を均等に拡散させて混色させる効果をより一層高めることができる。
本発明の第2の面光源装置は、波長の異なる複数の点光源と、光入射面から導入された光を閉じ込めて伝搬させ、光出射面から外部へ取り出すための導光板とからなる面光源装置において、前記導光板の光入射面と光出射面との間に、複数の前記点光源から出射された光を反射させ、前記光出射面に垂直な方向から見て前記導光板の光出射面側のいずれの方向へも同等の強度で光を入射させる反射壁を有する混色手段を設けたことを特徴としている。
本発明の第2の面光源装置にあっては、前記導光板に混色手段を設け、各点光源から出射された光を混色手段の反射壁で反射させて光出射面側のいずれの方向へも同等の強度で光を入射させている。従って、導光板に入射した光は混色手段によって均等に混色されてから導光板の内側へ導入されることになり、導光板内のほぼ全体、特に導光板の有効出射領域のうち混色手段の近傍においても各波長の光が各方向で均等に混じり合い、均一な色で発光する。また、導光板の混色手段の外部では均一な色で発光させることができるので、導光板の有効出射領域を広くして面光源装置の小型化を図ることができる。
本発明の第2の面光源装置のある実施態様は、前記反射壁が、前記導光板にスリットを設けることにより形成されている。この実施態様では、導光板にスリットを設けることによって簡単に反射壁を備えた混色手段を形成することができる。
本発明の第2の面光源装置の別な実施態様においては、前記混色手段の内部に、前記点光源からの出射光を拡散させるための拡散パターンを設けている。この実施例においては、混色手段の内部に拡散パターンを設けて光を拡散させるようにしているので、混色手段において光を各方向へ拡散させて混色させる作用をより高めることができる。
本発明の第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記導光板の光出射面と反対側の面に、相互に間隔をあけて配置された複数の偏向パターン素子からなる偏向パターン領域が形成され、前記偏向パターン素子は、その形状に長手方向の方向性を有し、前記光出射面に垂直な方向から見たとき、前記偏向パターン素子の長手方向は、前記光入射面の中央と当該偏向パターン素子を結ぶ方向と垂直となるように配置されており、前記第1及び第2の面光源装置の混色手段によって、導光板の光入射面から混色させた光を入射させるようにしたことを特徴としている。
かかる実施態様にあっては、導光板内に設けられた偏向パターン素子により、光入射面の各点から入射された光を面状に広げ、導光板の光出射面から指向性の狭い光を出射させることができるので、点光源を用いて光利用効率が高く、輝度の高い面光源装置を製作することができる。また、光入射面から導光板内に入射される光は、混色手段によって光入射面の各点で各点光源からの出射光の強度および方向が均一化されているので、導光板内のほぼ全体において、特に点光源の近傍においても均一な色の光を出射させることができる。
なお、本発明の以上説明した構成要素は、可能な限り任意に組み合わせることができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものでないことは勿論である。
図8は本発明の実施例1による面光源装置31を示す斜視図である。図9は当該面光源装置31の混色部材33を示す拡大斜視図である。図10は当該面光源装置31における光の挙動を説明するための断面図である。図11は当該面光源装置31の混色部材33の働きを説明するための断面図である。実施例1の面光源装置31は、発光部32、混色部材33、導光板34及び反射シート35からなる。
発光部32は、図9に示すように、赤色発光ダイオードのベアチップである赤色発光素子36R、緑色発光ダイオードのベアチップである緑色発光素子36G、青色発光ダイオードのベアチップである青色発光素子36Bを備えており、これらは三角形状(好ましくは、正三角形状)に配置されている。また、これらの発光素子36R、36G、36Bは、図10に示すように、透光性樹脂37によって封止されており、透光性樹脂37の外周面及び背面は白色樹脂のような光反射率の高い材料からなる外装樹脂38によって覆われている。しかして、赤色発光素子36R、緑色発光素子36G、青色発光素子36Bを発光させると、各発光素子36R、36G、36Bから出射された赤色光、緑色光、青色光は、透光性樹脂37の前面から直接に出射され、あるいは透光性樹脂37と外装樹脂38の界面で反射された後に透光性樹脂37の前面から出射される。こうして透光性樹脂37の前面から出射された光は、透光性樹脂37の前面においては、それぞれの発光素子36R、36G、36Bの正面方向で強度が大きくなっている。すなわち、赤色光は、赤色発光素子36Rの正面方向で強度が大きくなっており、緑色光は、緑色発光素子36Gの正面方向で強度が大きくなっており、青色光は、青色発光素子36Bの正面方向で強度が大きくなっている。
混色部材33は発光部32と導光板34の間に配置されており、発光部32側で内径が大きく、導光板34側で内径が小さな円筒状または角筒状に形成されている。混色部材33の内周面または外周面(混色部材33の基材が透明である場合)には、光反射率の高い反射壁39が形成されている。この反射壁39は、光を正反射させるものでもよく、光を乱反射させるものでもよい。
混色部材33の構造は、内部に入った光を反射させることのできるものであれば、どのようなものであっても差し支えない。例えば、筒状の混色部材33をアルミニウム等の金属材料で形成し、その内面を鏡面仕上げ又は粗面仕上げして反射壁39を形成すればよい。筒状をした基材の内周面、あるいは透明樹脂材料により成形された筒状の基材の外周面に、金属メッキや金属蒸着膜を形成することにより、光を正反射する反射壁39を形成してもよい。筒状をした基材の内周面、あるいは透明樹脂材料により成形された筒状の基材の外周面に、白色塗料の塗膜や樹脂層を形成して反射光の指向性の高い反射壁39を形成してもよい。また、金属箔の両面を樹脂等のシート状部材でラミネートしたもの、あるいは金属と樹脂等のシート状部材を貼り合わせたものを基材の内周面などに貼り付けてもよい。また、金属箔の両面を樹脂等のシート状部材でラミネートしたもの、あるいは金属と樹脂等のシート状部材を貼り合わせたものを筒状にして混色部材33を形成してもよい。また、筒状をした基材の内周面等に拡散反射塗料を塗布して反射壁39を形成し、混色部材33の反射壁39で光を乱反射させるようにしてもよい。
導光板34はポリカーボネイト樹脂、メタクリル樹脂等の透光性を有する樹脂によって成形されており、導光板34の一辺には窪み状または上下の開放された切欠き状の凹部40が形成されている。混色部材33の小径側の端部は、当該凹部40内に挿入されている。また、この凹部40の奥面は光入射面41となっており、光入射面41には光拡散板(結合パターン)45が形成されている。この光拡散板45は、光入射面41における反射を抑制して入射光と導光板34との結合効率を向上させると共に、光入射面41に入射した光を導光板34内で散乱させる働きをしている。導光板34の光出射面43と反対側の面には、三角プリズム状をした多数の偏向パターン素子42を配列させて偏向パターン領域が形成されており、光出射面43で当該偏向パターン領域と対向する領域が有効出射領域44(発光面)となっている。
偏向パターン領域に形成された偏向パターン素子42は、光出射面43に垂直な方向から見て、光入射面41の中央を中心とする同心円状に配置されている。すなわち、三角プリズム状をした偏向パターン素子42は長手方向の方向性を有しており、各偏向パターン素子42は、光入射面41と当該偏向パターン素子42とを結ぶ方向が当該偏向パターン素子42の長さ方向に垂直となるように配置されている。偏向パターン素子42は、光入射面41に近い側ではパターン密度が小さくなっており、光入射面41から遠くなるに従ってパターン密度が大きくなっており、それによって有効出射領域44における輝度の均一化を図っている。
反射シート35は、アルミニウムシート等の金属シートによって形成されており、光出射面43の裏面に対向して配置されている。この反射シート35は、導光板34の裏面から漏れた光を正反射させて導光板34内に戻し、光量損失を小さくする働きをしている。
しかして、この面光源装置31にあっては、各発光素子36R、36G、36Bから出射された赤色光、緑色光、青色光は、混色部材33内で反射壁39によって正反射又は拡散反射されることによって混色される。混色部材33の働きを図11により説明する。混色部材33の小径側の内径は、各発光素子36R、36G、36Bを結ぶ円の半径よりも小さくなっており、各発光素子36R、36G、36Bから光入射面41に垂直に延ばした直線は、反射壁39と交わるようになっている。その結果、各発光素子36R、36G、36Bから正面方向に出射されたそれぞれの光は、直接光入射面41に入射することはできず、反射壁39で1回又は2回以上反射した後、光入射面41に入射する。そのため、各発光素子36R、36G、36Bの正面方向に強い光が出射されて導光板34が色づくのを防止することができる。また、各発光素子36R、36G、36Bから任意の方向へ出射された光も、混色部材33の反射壁39で1回又は2回以上反射されて光入射面41に到達するので、光入射面41の各点では赤色光R、緑色光G、青色光Bがいろいろな方向から入射し、均等に入り混じって白色光Wとなる。光入射面41に入射した白色光Wは、光拡散板45によって散乱され、光入射面41を中心として放射状に広がる。
こうして導光板34内に入射した光は、図10に示すように、導光板34の光出射面43とその反対側の面との間で全反射を繰り返しながら発光部32から遠くなる方向へ拡がり、偏向パターン素子42で反射されると、光出射面43からほぼ垂直な方向へ向けて出射される。
実施例1の面光源装置31では、導光板34の光入射面41に入射する光は、混色部材33によって白色光Wに混色されているので、導光板34の全体を白色に発光させることができ、発光部32の近傍においても導光板34が色づきにくくなる。そして、導光板34が色づきにくくなるので、導光板34の有効出射領域44を広くすることができ、面光源装置31を小型化することができる。
図12及び図13に示すものは実施例1の変形例である。上記実施例1では、筒状の混色部材33を用いたが、この変形例では、屈折率が大きくて透光性を有する樹脂又はガラスによって形成された中実の円柱状又は角柱状をした混色部材33を用いている。混色部材33は、発光部32と対向する側で外径が大きく、光入射面41と対向する側で外径が小さくなっている。この変形例では、図13に示すように、各発光素子36R、36G、36Bから出射した光は、混色部材33の端面から混色部材33内に入射し、混色部材33内において混色部材33の外周面(反射壁39)で全反射を繰り返して混色され、他方の端面から出射して導光板34の光入射面41に到達する。なお、この変形例においても、混色部材33の外周面に上記実施例1と同様に金属メッキや拡散反射塗料の塗膜などを形成して反射壁39を設けてもよい。
図14は本発明の実施例2による面光源装置51を示す概略断面図である。図15(a)は図14のX−X線に沿った拡大断面図、図15(b)は図14の断面と平行な断面における拡大断面図である。図15(a)では、赤色発光素子36R、緑色発光素子36G、青色発光素子36Bは発光部32内で一列に配置されているが、三角形状に配置されていてもよい。但し、以下においては、実施例2では各発光素子36R、36G、36Bが一列に配列されているものとして説明する。混色部材33は、屈折率が大きくて透光性を有する樹脂又はガラスによって形成されており、平面視及び側面視では台形状をしている。混色部材33の発光部32と対向している端面の幅は、発光素子36R、36G、36Bの配列されている長さよりも長くなっており、各発光素子36R、36G、36Bは混色部材33の当該端面と対向している。混色部材33は、発光部32と対向する端面よりも、光入射面と対向する端面の方が幅広となっている。また、混色部材33の光入射面41と対向している端面には、円錐状又は角錐状をした光反射部52が3つ凹設されており、各光反射部52は各発光素子36R、36G、36Bの正面方向と正対している。また、混色部材33のテーパーのついた外周面は、空気との屈折率差により光を全反射させる反射壁39となっている。実施例2の反射壁39は全反射によって光を反射させるものであるが、混色部材33の外周面を金属メッキや金属蒸着膜等で覆って反射壁39を形成しても差し支えない。
従って、この面光源装置51にあっても、図16に示すように、各発光素子36R、36G、36Bから出射した光は、光反射部52に遮られ、直接光入射面41に入射することがない。また、各光反射部52に入射した光は、光反射部52及び混色部材33の反射壁39で全反射されながら導光され、いろいろな方向から光入射面41の各点に入射する。従って、各発光素子36R、36G、36Bの前方に強い強度の光が入射して色づくのが防止され、また、光入射面41の各点で各発光色の光が均等に混色されて白色化される。
こうして導光板34内に入射した白色光Wは、偏向パターン素子42で反射されると、光出射面43から光出射面43とほぼ平行な方向へ出射され、さらにプリズムシート53で光出射面43に垂直な方向へ光の方向を曲げられる。
なお、この実施例2では、混色部材33は台形状に形成されているが、図17に示すように、直方体状に形成されていてもよい。
また、実施例2の変形例としては、混色部材33の外周面に拡散パターンを形成したり、拡散反射塗料を塗布したりして混色部材33の外周面で光を拡散反射させるようにしてもよい。
図18は実施例3による面光源装置61を示す概略断面図、図19はその混色部材33の構造を示す平面図である。実施例3では、多角形平板状をした混色部材33の中央部に三角形状の空洞(空気層)を上下に貫通させて光反射部62を形成している。また、混色部材33の外周面は、空気との屈折率差によって内部の光を全反射させる反射壁39となっている。また、赤色発光素子36R、緑色発光素子36G、青色発光素子36Bは個別の発光部32として構成されており、各発光部32は混色部材33の異なる辺に対向させて配置され、各発光素子36R、36G、36Bの正面方向には光反射部62が対向している。
しかして、この面光源装置61においても、各発光素子36R、36G、36Bから出射された光は、光反射部62に妨げられるので、直接光入射面41に入射することがなく、各発光素子36R、36G、36Bの正面方向で導光板34が色づくのを防ぐことができる。また、発光素子36R、36G、36Bから各方向へ出射された光も、混色部材33の反射壁39及び光反射部62で何度か反射された後、光入射面41に入射する。そのため、光入射面41の各点においては、各発光色の光がいろいろな方向から入射して均等に混じり合い白色光となる。
図20は実施例4による面光源装置71を示す平面図、図21はその混色部材33を示す拡大平面図である。実施例4は混色部材33を導光板34と一体に形成したことを特徴としている。実施例4の面光源装置では、導光板の一辺の中央部において斜めに一対のスリット72を切り込ませ、スリット72間に台形状をした混色部材33を形成している。台形状をした混色部材33の幅が狭い側の辺は光入射面41となっており、幅が広い側の辺は導光板34の有効出射領域44に対向している。また、スリット72によって形成された混色部材33の側面が反射壁39となっている。
発光部32内には赤色発光素子36R、緑色発光素子36G、青色発光素子36Bが封止されており、これらの発光素子36R、36G、36Bは直線状又は三角形状に配置されている。発光部32は導光板34の光入射面41に対向するように配置されている。
また、混色部材33の内部には、複数の微細な拡散パターン73が形成されている。例えば、混色部材33を上下に貫通する貫通孔を多数設けることによって拡散パターン73を形成している。
しかして、実施例4の面光源装置71にあっては、各発光素子36R、36G、36Bから正面方向へ向けて出射された光は、拡散パターン73で拡散反射されることによって直接有効出射領域44内に入射することがなく、各発光素子36R、36G、36Bの正面方向で導光板34が色づくのを防止される。また、各発光素子36R、36G、36Bから出射された光は、拡散パターン73及び反射壁39で繰り返し反射され、有効出射領域44の縁においてはいろいろな方向から入射した各発光波長の光が混じり合って白色光となる。よって、有効出射領域44のほぼ全体から白色光を出射させることができ、有効出射領域44における色づきを防止することができる。また、混色部材33から出射される光が十分に混色されて白色光となるので、面光源装置71を小型化することができる。
また、この面光源装置71では、混色部材33が導光板34と一体に形成されているので、面光源装置71の組立が容易になる。さらに、混色部材33は導光板34にスリット72を切り込むだけで簡単に形成することができる。
図22は本発明の実施例5による面光源装置81を示す概略斜視図である。実施例5の面光源装置81は、導光板34の一辺の中央部に設けた凹部40に一部挿入するようにして混色部材33(これまで説明したようないずれかの混色部材)が配置されている。導光板34の光出射面43と反対側の面は、複数の偏向パターン素子42が相互に間隔をあけて配置された偏向パターン領域となっている。この偏向パターン素子42は、その形状に長手方向の方向性を有し、光出射面43に垂直な方向から見たとき、各偏向パターン素子42の長手方向は、光入射面41の中央と当該偏向パターン素子42を結ぶ方向と垂直となるように配置されている。そして、各発光素子から出射された光は、混色手段によっていずれの方向にも同等な強度となるように散乱され、導光板34の光入射面41へ混色させた光を入射させるようにしている。
こうして混色されて光入射面41の各点から導光板34内に導入された光は、導光板34内において面状に拡がり、導光板34内に設けられた偏向パターン素子42により反射されることにより、導光板34の光出射面43から指向性の狭い白色光Wとして出射される。よって、実施例5によれば、点光源状の発光素子を用いて光利用効率が高く、輝度の高い面光源装置81を製作することができる。また、光入射面41から導光板34内に入射された光は、混色部材33によって光入射面41の各点で各発光素子からの出射光の強度および方向が均一化されているので、導光板34内のほぼ全体において、特に発光素子の近傍においても均一な色の光を出射させることができる。
なお、上記実施例においては、混色部材を導光板の一辺の中央部に配置しているが、混色部材を導光板のコーナー部に配置してもよい。また、上記実施例では、三色の光を混色させて白色光を得る場合について説明したが、2色以上の光を混色させて別な発光色を得る(例えば、青色光と赤色光を混色させて面光源装置を紫色に面発光させる)ようにしていてもよい。
以上の実施例により説明したように、本発明の面光源装置によれば、発光波長の異なる複数の点光源を備えた面光源装置において、各点光源から出射された光を混色手段によって混色させてから導光板に入射させるため、導光板の光出射面の全ての領域において均一な色の出射光を得ることができる。
従来例1による面光源装置を示す概略平面図である。 従来例2による面光源装置を示す概略平面図である。 従来例3の面光源装置における発光部の近傍の構造を示す概略図である。 従来例3の面光源装置において、発光部と対向する直線上における赤色光、緑色光、青色光の強度分布を示す図である。 従来例4による面光源装置を示す概略斜視図である。 従来例4の面光源装置において、発光部の近傍での各発光色の指向特性を示す図である。 従来例4の面光源装置において、発光部から遠い位置での各発光色の指向特性を示す図である。 本発明の実施例1による面光源装置を示す斜視図である。 同上の面光源装置の発光部近傍を示す拡大図である。 実施例1の面光源装置における光の挙動を説明するための概略断面図である。 実施例1の面光源装置における混色部材の働きを説明するための断面図である。 実施例1の変形例を示す一部拡大した斜視図である。 実施例1の変形例における混色部材の働きを説明する図である。 実施例2による面光源装置を示す概略断面図である。 (a)(b)は同上の面光源装置に用いられている発光部及び混色部材の構造を示す水平断面図及び縦断面図である。 実施例2において用いられている混色部材の働きを説明する図である。 実施例2の変形例を示す平面図である。 実施例3による面光源装置を示す概略断面図である。 同上の面光源装置に用いられている混色部材の構造とその働きを説明するための拡大平面図である。 実施例4による面光源装置を示す平面図である。 同上の面光源装置に設けられて混色部材の構造とその働きを説明するための拡大平面図である。 実施例5による面光源装置を示す斜視図である。
符号の説明
31 面光源装置
32 発光部
33 混色部材
34 導光板
36B 青色発光素子
36G 緑色発光素子
36R 赤色発光素子
39 反射壁
41 光入射面
42 偏向パターン素子
43 光出射面
44 有効出射領域
45 光拡散板
51 面光源装置
52 光反射部
61 面光源装置
62 光反射部
71 面光源装置
72 スリット
73 拡散パターン

Claims (14)

  1. 波長の異なる複数の点光源と、光入射面から導入された光を閉じ込めて伝搬させ、光出射面から外部へ取り出すための導光板とからなる面光源装置において、
    前記点光源と前記導光板の光入射面との間に、複数の前記点光源から出射された光を反射させて前記入射面から導光板の内側のいずれの方向へも同等の強度で導光板に光を入射させるための反射壁を有する混色手段を設けたことを特徴とする面光源装置。
  2. 前記反射壁に、光を乱反射させるための拡散パターンを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記複数の点光源は、波長がそれぞれ異なる3つの発光ダイオードからなり、3つの前記発光ダイオードは、前記導光板の光入射面から見て略三角形状に配置され、前記反射壁は、前記各光源から前記光入射面に垂直な方向に向けて出射された光を反射するように、前記光源側から前記光入射面側に向かうほど内径が小さくなる筒状を成していることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  4. 前記反射壁は、前記混色手段を構成する基材の表面に白色塗料、樹脂層、金属メッキ、金属蒸着膜、金属箔をシート状部材でラミネートした素材、金属とシート状部材を貼り合わせた素材のうちいずれかを形成したものであることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  5. 前記混色手段は金属材料によって筒状に形成され、前記反射壁は前記混色手段の内面により形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  6. 前記混色手段を構成する基材を透光性材料によって形成し、この基材とその周囲の媒質との屈折率の違いによって光を反射させるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  7. 前記混色手段は、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て、前記点光源から前記導光板の光入射面に向かうほど幅が広がる形状となっており、前記混色手段の前記光入射面と対向する面に、前記各点光源から前記光入射面に垂直な方向に向けて出射された光を反射させるための光反射部が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の面光源装置。
  8. 前記混色手段は、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て多角形状を成しており、複数の前記点光源はそれぞれ前記混色手段の異なる辺から混色手段に光を入射させるように配置され、前記混色手段の内部に、前記各点光源から前記光入射面に垂直な方向に向けて出射された光を反射させるための光反射部が設けられたことを特徴とする、請求項6に記載の面光源装置。
  9. 前記光反射部は、前記混色手段の内部に設けた空気層であることを特徴とする、請求項8に記載の面光源装置。
  10. 前記混色手段と前記導光板の光入射面との間に、光拡散板を設けたことを特徴とする、請求項1ないし9にいずれかに記載の面光源装置。
  11. 波長の異なる複数の点光源と、光入射面から導入された光を閉じ込めて伝搬させ、光出射面から外部へ取り出すための導光板とからなる面光源装置において、
    前記導光板の光入射面と光出射面との間に、複数の前記点光源から出射された光を反射させ、前記光出射面に垂直な方向から見て前記導光板の光出射面側のいずれの方向へも同等の強度で光を入射させる反射壁を有する混色手段を設けたことを特徴とする面光源装置。
  12. 前記反射壁は、前記導光板にスリットを設けることにより形成されていることを特徴とする、請求項11に記載の面光源装置。
  13. 前記混色手段の内部に、前記点光源からの出射光を拡散させるための拡散パターンを設けたことを特徴とする、請求項11に記載の面光源装置。
  14. 前記導光板の光出射面と反対側の面に、相互に間隔をあけて配置された複数の偏向パターン素子からなる偏向パターン領域が形成され、
    前記偏向パターン素子は、その形状に長手方向の方向性を有し、前記光出射面に垂直な方向から見たとき、前記偏向パターン素子の長手方向は、前記光入射面の中央と当該偏向パターン素子を結ぶ方向と垂直となるように配置されており、前記混色手段によって、導光板の光入射面から混色させた光を入射させるようにしたことを特徴とする、請求項1ないし13のいずれかに記載の面光源装置。
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