JP5667801B2 - 板壁 - Google Patents
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Description
他方、板壁一枚当たりの耐力を高めることによっても、耐震性を高め得る。そして、これによれば、壁数を増やすこと無く、建築物の耐震性を高めることができる。
そこで、かかる板壁111の耐力につき本願出願人が鋭意検討したところ、板材115,115同士の連結にダボ121を用いずに、板材15,15同士の嵌合(かみ合わせ)構造を用いれば、板壁11の耐力を向上可能なことを知見した。
複数の板材を有する板壁であって、
前記複数の板材は、前記板材の長手方向を鉛直方向及び水平方向のどちらか一方に揃えながら、互いに隣り合う前記板材同士が小端において当接されることにより、前記長手方向と直交する方向を整列方向として整列配置され、
互いに当接する前記小端同士のうちの一方の小端には、凸部が前記小端と一体に形成されているとともに、もう一方の小端には、前記凸部が嵌合する凹部が前記小端と一体に形成されており、
前記凸部と前記凹部との嵌合によって、前記整列方向に隣り合う前記板材同士の前記長手方向の相対移動が規制されるように構成されており、
前記板壁は、一対の鉛直材及び一対の水平材によってその内方に区画される空間に配置され、
前記板材の前記長手方向の両端部には、ほぞが設けられ、
前記板材の長手方向を水平方向に揃えながら複数の前記板材が整列配置される場合には、前記板材の前記長手方向の両端部のほぞが、これらほぞに対応させて前記一対の鉛直材に形成されたほぞ穴に嵌合することにより、前記一対の鉛直材に前記板材が固定され、
前記板材の長手方向を鉛直方向に揃えながら複数の前記板材が整列配置される場合には、前記板材の前記長手方向の両端部のほぞが、これらほぞに対応させて前記一対の水平材に形成されたほぞ穴に嵌合することにより、前記一対の水平材に前記板材が固定されることを特徴とする。
上記請求項1に示す発明によれば、板材の一方の小端には、凸部が前記小端と一体に形成されている。つまり、板材同士の連結にダボを用いず、板材相互のかみ合わせ(嵌合)により板壁の耐力を高めることができる。
また、板材の長手方向の両端部に設けられたほぞは、対応する鉛直材のほぞ穴又は水平材のほぞ穴に嵌合し、これにより、板材は鉛直材又は水平材に強固に固定される。よって、鉛直材又は水平材と板壁との一体性を高めることができて、板壁に生じる所謂対角線上での圧縮束が早期に破壊しない架構を形成するため、結果、耐震性に優れた板壁を構成可能となる。
前記凸部の前記長手方向の長さは、前記整列方向の長さ以上であることを特徴とする。
上記請求項2に示す発明によれば、凸部が更に曲げ変形し難くなり、その結果、板壁の耐力を更に高めることができる。
前記板材の厚み方向の前記凸部の長さは、前記板材の厚みと等しいことを特徴とする。
上記請求項3に示す発明によれば、凸部と凹部とを重ねた状態において、そのうちの一方を他方に対して板材の厚み方向に相対的にスライドすることにより、凸部と凹部とを嵌合させることができる。よって、板材同士を容易に連結することができる。
前記凸部の前記長手方向の一端面及び他端面のうちの少なくとも一方は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが小さくなるようにテーパー面に形成され、
前記テーパー面と、該テーパー面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記整列方向の相対移動が規制されることを特徴とする。
上記請求項4に示す発明によれば、凸部の前記他端面は前記テーパー面に形成されている。よって、当該テーパー面により板材同士は前記整列方向に強固に連結され、同方向に離間し難くなる。これにより、板壁の一体性を高めることができる。
前記凸部の前記長手方向の一端面は、前記長手方向と直交する垂直面に形成され、
前記凸部の前記長手方向の他端面は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが小さくなるようにテーパー面に形成され、
前記垂直面及び前記テーパー面と、これら各面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記整列方向の相対移動が規制されることを特徴とする。
上記請求項5に示す発明によれば、凸部の前記他端面たるテーパー面に基づいて、板材同士は前記整列方向に強固に連結されて板壁の一体性を高めることが可能な一方、凸部の前記一端面の方は、テーパー面ではなく垂直面に形成されているので、凸部と凹部とを嵌合させる際に嵌合させ易くなる。
前記凸部の前記長手方向の一端面及び他端面のうちの少なくとも一方は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが大きくなるようにテーパー面に形成されていることを特徴とする。
上記請求項6に示す発明によれば、前記凸部の前記他端面たる上記テーパー面は、当該凸部の基端に向かうに従って同凸部の前記長手方向の長さが大きくなるように形成されている。よって、前記凸部の形状を末広がり形状にすることができて、結果、当該凸部の割れや欠けを有効に防ぐことができる。
前記凸部の前記長手方向の一端面は、前記長手方向と直交する垂直面に形成され、
前記凸部の前記長手方向の他端面は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが大きくなるようにテーパー面に形成され、
前記垂直面及び前記テーパー面と、これら各面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記長手方向の相対移動が規制されることを特徴とする。
上記請求項7に示す発明によれば、前記凸部の垂直面及びテーパー面と、これら各面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記長手方向の相対移動を有効に規制することができる。また、前記凸部の前記他端面たる上記テーパー面は、当該凸部の基端に向かうに従って同凸部の前記長手方向の長さが大きくなるように形成されている。よって、前記凸部の形状を末広がり形状にすることができて、結果、当該凸部の割れや欠けを有効に防ぐことができる。
前記凸部は、該凸部の周囲の部位が切除されることにより、前記一方の小端に凸設されており、
前記凹部は、該凹部を形成すべき板材が前記凸部に対応する形状に切り欠かれることにより前記もう一方の小端に凹設されていることを特徴とする。
上記請求項8に示す発明によれば、前記凸部は、板材に一体不可分の部材として凸設される。そして、当該凸部は、もう一方の小端に凹設された凹部に嵌合する。よって、板材同士の連結にダボを用いずに済み、せん断力を負担する面積を大きく確保できることで、板壁の耐力を大きく確保することが可能となる。
また、請求項9に示す発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の板壁であって、
前記板材の前記長手方向において、当該板材の前記一方の小端に前記凸部が形成されている位置には前記もう一方の小端にも前記凸部が形成されており、当該板材の前記一方の小端に前記凹部が形成されている位置には前記もう一方の小端にも前記凹部が形成されていることを特徴とする。
図1A及び図1Bは、本実施形態に係る板壁11の説明図である。図1A中の左半部には板壁11を正面視で示し、同右半部には中心縦断面視で示している。また、図1Bは、図1A中のB−B断面図である。
また、図1A及び図1B中では、図の錯綜を防ぐ目的で、本来ハッチングで示すべき断面部もハッチング無しで示している。
板材15,15同士を一体に連結する嵌合凸部17及び嵌合凹部18は、それぞれ、板材15の小端15kに、板材15の一部として一体不可分に形成されている。すなわち、嵌合凸部17は、その周囲の部位が切除されることにより板材15の小端15kに凸設されており、他方、嵌合凹部18は、板材15の一部が嵌合凸部17の形状に又は相似形状などに切り欠かれることにより小端15kに凹設されている。そして、嵌合凸部17の寸法は、嵌合凹部18と同寸又は若干大きめに形成されており、嵌合時には互いの間に隙間が形成されないようになっている。よって、同嵌合に基づいて、上側の板材15と下側の板材15とが、その長手方向たる水平方向の左右の相対移動を規制された状態に一体化される。そして、かかる嵌合が、上下方向に並ぶ全ての板材15,15…について順次繰り返されることにより、図1Aで既述したように、全ての板材15,15…が連結一体化されて一枚の板壁11をなし、柱1や梁3から入力される地震力等の水平外力を受け止めて木造建築物の耐震性を高めるようになっている。
図3の本実施形態の嵌合凸部17は、一方の板材15(図3では下側の板材15)に対しては、当該板材15と一体不可分たる板材15の一部になっている。よって、直接板材15,15同士がかみ合うことにより、水平力に対してせん断負担面積を大きく確保することが可能となり、その結果、大きな水平外力の作用下でも上下に隣り合う板材15,15同士は水平方向に相対移動し難くなり、板壁11としての水平耐力が向上する。また板壁11としての面内せん断剛性及び耐力が向上することは、後述の実験によっても確認されている。
そして、かかる構成によれば、上述の整列方向に離間不能な嵌合状態が左右方向の全長に亘って確保されるので、板材15,15同士の連結を強固にできて板壁11の一体性を高め得て、結果、板壁11の耐震性のより一層の向上を図れる。
図4A及び図4Bは、実験に用いた試験片11s1,11s2及び試験装置の概略図である。図4Aには、実施例たる嵌合凸部17及び嵌合凹部18の場合を示し、図4Bには比較例たるダボ121の場合を示している。
そして、実施例にあっては、整列方向の中央の板材15の両脇に、それぞれ一枚の板材15,15が、嵌合凸部17及び嵌合凹部18によって取り付けられており、他方、比較例にあっては、中央の板材15の両脇に、それぞれ一枚の板材15,15がダボ121を介して取り付けられている。
他方、ダボの寸法にあっては、上下方向×左右方向×壁厚方向を、それぞれ60mm×24mm×24mmとしている。
先ず、各試験片11s1,11s2の耐力であるが、これは、グラフの最初の荷重ピーク値で評価した。そして、図5Aの実施例の場合は、3つのグラフのピーク値の平均値が107.7kNであり、また、図5Bの比較例の場合は、2つのグラフのピーク値の平均値が35.3kNであった。このことから、実施例の試験片11s1は、比較例の試験片11s2よりも格段に高い耐力を示すことがわかる。
更には、既存の木造建築物ではなく、新築の木造建築物に対して本実施形態の板壁11を適用可能であるのも言うまでもない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
ちなみに、この場合についても、嵌合凸部17の正面視の形状は、せん断負担面積向上等の観点から、板材15の整列方向に平行な方向の長さよりも、板材15の長手方向に平行な方向の長さの方が長い形状に形成されていると良い。すなわち、この場合は、板材15の長手方向が上下方向を向いていることから、嵌合凸部17の形状は、上下方向の長さが左右方向の長さよりも長く設定されている。
更に場合によっては、上述のテーパー面17e2に加えて、図8Bに示すように、嵌合凸部17の一端面17e1の方も、上記他端面17e2とは逆勾配のテーパー面にしても良く、つまり、互いに逆の傾きのテーパー面を嵌合凸部17の左右方向の両端面17e1,17e2に形成しても良い。この場合、図8Bの嵌合凸部17の正面視形状は、その基端17b側がより一層広がった形状となり、その結果、当該嵌合凸部17の割れや欠けを、より効果的に抑制可能となる。なお、これら図8A及び図8Bのどちらの場合も、嵌合凹部18は、嵌合凸部17の形状に対応して、その同形又は相似形状等の凹形状に形成されているのは言うまでもない。
また、少なくとも一つの嵌合凸部17の長手方向が、板材15の長手方向と平行な方向を向いていれば、それ相応の曲げ剛性の向上効果を奏し得るので、少なくとも一つの嵌合凸部17の長手方向が、板材15の長手方向と平行な方向を向いていれば良い。
但し、図1Aのように全ての嵌合凸部17,17…に関して、板材15の長手方向(図1Aでは左右方向)に係る嵌合凸部17の長さL2が、板材15の整列方向(図1Aでは上下方向)に係る嵌合凸部17の長さL1以上になっている方が、板壁11の耐力をより確実に高めることができることから、好ましいのは言うまでもない。
3 梁、3e 端部、3h ほぞ穴、3t 大入れ、4 込栓、
11 板壁、11s1 試験片、11s2 試験片、
15 板材、15k 小端、15e 端部、15h ほぞ、15h1 ほぞ、
15u 上端面、15d 下端面、
17 嵌合凸部、
17e1 端面、17e2 端面、17e3 端面、17e4 端面、
17b 基端、17s 先端、
18 嵌合凹部、
91 固定ヘッド、93 可動ヘッド、
111 板壁、115 板材、115k 小端、115m 上端面、115n 下端面、121 ダボ
Claims (9)
- 複数の板材を有する板壁であって、
前記複数の板材は、前記板材の長手方向を鉛直方向及び水平方向のどちらか一方に揃えながら、互いに隣り合う前記板材同士が小端において当接されることにより、前記長手方向と直交する方向を整列方向として整列配置され、
互いに当接する前記小端同士のうちの一方の小端には、凸部が前記小端と一体に形成されているとともに、もう一方の小端には、前記凸部が嵌合する凹部が前記小端と一体に形成されており、
前記凸部と前記凹部との嵌合によって、前記整列方向に隣り合う前記板材同士の前記長手方向の相対移動が規制されるように構成されており、
前記板壁は、一対の鉛直材及び一対の水平材によってその内方に区画される空間に配置され、
前記板材の前記長手方向の両端部には、ほぞが設けられ、
前記板材の長手方向を水平方向に揃えながら複数の前記板材が整列配置される場合には、前記板材の前記長手方向の両端部のほぞが、これらほぞに対応させて前記一対の鉛直材に形成されたほぞ穴に嵌合することにより、前記一対の鉛直材に前記板材が固定され、
前記板材の長手方向を鉛直方向に揃えながら複数の前記板材が整列配置される場合には、前記板材の前記長手方向の両端部のほぞが、これらほぞに対応させて前記一対の水平材に形成されたほぞ穴に嵌合することにより、前記一対の水平材に前記板材が固定されることを特徴とする板壁。 - 請求項1に記載の板壁であって、
前記凸部の前記長手方向の長さは、前記整列方向の長さ以上であることを特徴とする板壁。 - 請求項1又は2に記載の板壁であって、
前記板材の厚み方向の前記凸部の長さは、前記板材の厚みと等しいことを特徴とする板壁。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の板壁であって、
前記凸部の前記長手方向の一端面及び他端面のうちの少なくとも一方は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが小さくなるようにテーパー面に形成され、
前記テーパー面と、該テーパー面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記整列方向の相対移動が規制されることを特徴とする板壁。 - 請求項4に記載の板壁であって、
前記凸部の前記長手方向の一端面は、前記長手方向と直交する垂直面に形成され、
前記凸部の前記長手方向の他端面は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが小さくなるようにテーパー面に形成され、
前記垂直面及び前記テーパー面と、これら各面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記整列方向の相対移動が規制されることを特徴とする板壁。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の板壁であって、
前記凸部の前記長手方向の一端面及び他端面のうちの少なくとも一方は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが大きくなるようにテーパー面に形成されていることを特徴とする板壁。 - 請求項6に記載の板壁であって、
前記凸部の前記長手方向の一端面は、前記長手方向と直交する垂直面に形成され、
前記凸部の前記長手方向の他端面は、前記凸部の基端に向かうに従って前記凸部の前記長手方向の長さが大きくなるようにテーパー面に形成され、
前記垂直面及び前記テーパー面と、これら各面に対応して形成された前記凹部の面との当接係合によって、隣り合う前記板材同士の前記長手方向の相対移動が規制されることを特徴とする板壁。 - 請求項1乃至7の何れかに記載の板壁であって、
前記凸部は、該凸部の周囲の部位が切除されることにより、前記一方の小端に凸設されており、
前記凹部は、該凹部を形成すべき板材が前記凸部に対応する形状に切り欠かれることにより前記もう一方の小端に凹設されていることを特徴とする板壁。 - 請求項1乃至8の何れかに記載の板壁であって、
前記板材の前記長手方向において、当該板材の前記一方の小端に前記凸部が形成されている位置には前記もう一方の小端にも前記凸部が形成されており、当該板材の前記一方の小端に前記凹部が形成されている位置には前記もう一方の小端にも前記凹部が形成されていることを特徴とする板壁。
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