JP3172859U - プラスチック型枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、強度に優れている、使用寿命が長い、重複して使用できる等のプラスチック型枠の利点を備える以外に、型枠を組み立てる時の利便性を高めることで製品の適用性を向上させた、プラスチック型枠構造を提供する。
【解決手段】型枠の外側壁面の板体の周囲に側辺フレームを設け、側辺フレーム内部に複数の隔離板と補強凸リブを交互に配置し、型枠の周囲の側辺フレームには長形状差込孔を設けることにより、型枠を組み立てる際、隣接して貼り合わされた二つの型枠を、連結された最も適切な位置の長形状差込孔に差込部材を差し込むことにより、正確且つ素早く位置を合わせて接合固定させることができる。或いは、型枠の少なくとも一つの側辺フレームに複数の傾斜状導孔を設けて差込部材を貫通させることにより、隣接して貼り合わされたもう一つの型枠側辺フレームに差込部材を直接打ちつけることができる。
【選択図】図1

Description

本考案はプラスチック型枠構造に関し、特に強度に優れている、使用寿命が長い、適用性が高い、組み立てを素早く行うことができる、重複して使用することができる等の利点と効果を備えたプラスチック型枠構造に関する。
鉄筋コンクリート工事は、建築工事の中で最も大切で頻繁に見られる基礎工事の一つであり、コンクリートは可塑性の材料であり、どんな形状の型枠中にも流し込むことができ、固まると型枠の形状になる。なお、その型枠を組み立てる作業を、型枠工事という。また、この型枠工事の優劣と鉄筋コンクリート工事には、密接な関係があり、土木工事全体の成否にも影響し、それにかかる費用は、工事費全体の中でかなり高い比率を占める。従来の木製の型枠は、大量の木材を使用して製作しなければならないだけでなく、使用する時に変形や破損しやすく、頻繁に交換しなければならず、資源の無駄遣いになる。また、この型枠の製作方法は、時間がかかるだけでなく、製作品質が悪く、かなりの時間を費やして作った後に補修作業を行わなければならない。従って、近年では、業界内では、次第にプラスチック型枠が使用されるようになってきており、このプラスチック型枠の材質の特性と独特な設計により、前述した従来の木製型枠がかかえる様々な問題を解決することができる。
しかしながら、このプラスチック型枠を組み立てる時、ほとんどが、型枠の側辺フレームに予め設けた孔に差込部材を通すことで連結と固定を行う。この方法だと、隣接する型枠を素早く連結させることができるものの、もし、施工設計上の需要、或いは地形などの条件により、その側辺フレームに設けられた孔を対応させることができない場合、差込部材を使用できなくなり、施工する上で不便である。
そこで、本考案は、強度に優れている、使用寿命が長い、重複して使用することができる等のプラスチック型枠の利点を備える以外に、型枠を組み立てる時の利便性を高めることで製品の適用性を向上させた、プラスチック型枠構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案のプラスチック型枠構造は、型枠の外側壁面の板体の周囲に側辺フレームを設け、前記側辺フレームは、内、外フレームからなる複数層フレーム体構造であり、二つのフレームの間には、釘打ち込みブロックと補助強化リブを設ける。また、前記側辺フレーム内部の板体には、複数の隔離板と補強凸リブを交互に配置し、前記型枠の側辺フレームには長形状差込孔を設ける。それにより、型枠を組み立てる際、隣接して貼り合わされた二つの型枠を、連結された最も適切な位置の長形状差込孔に差込部材を差し込むことにより、正確且つ素早く位置を合わせて接合固定させることができる。また、前記型枠の少なくとも一つの側辺フレームには傾斜状導孔を設け、傾斜状導孔に差込部材を貫通させることにより、隣接して貼り合わされたもう一つの型枠側辺フレームに差込部材を直接打ちつけることができる。
以上の構造により、本考案のプラスチック型枠構造は、強度が優れている、使用寿命が長い、重複して使用できるという利点を備える以外に、各地形の変化に対応させて素早く組み立てることができる効果がり、組み立ての利便性と製品の適用性を高めることができる。
本考案の外観を示した斜視図である。 本考案の傾斜状導孔と釘打ち込みブロックの一部分の拡大図である。 本考案の傾斜状導孔の断面図である。 本考案の釘打ち込みブロックの断面図である。 本考案の長形状差込孔の一部分の拡大図である。 本考案の長形状差込孔の断面図である。 本考案の長形状差込孔のもう一つの断面図である。 本考案の型枠を連結させようとしている状態を示した説明図である。 本考案の型枠の左右を連結させた後の状態を示した説明図である。 本考案の型枠を、長形状差込孔を利用して連結させる方法を示した説明図である。 本考案の型枠を、傾斜状導孔を利用して連結させる方法を示した説明図である。 本考案の型枠の上下を連結させた後の状態を示した説明図である。 本考案の型枠の釘打ち込みブロックと支持棒に釘を打ち込んだ状態を示した概略図である。 本考案の別の実施例の外観を示した斜視図である。
図1から図3に示すように、本考案のプラスチック型枠10構造は、主に、型枠10の外側壁面11の板体の周囲に側辺フレーム12を設け、側辺フレーム12内部の板体に、複数の隔離板13と補強凸リブ14を交互に配置させてなる。また、本考案の側辺フレーム12は、内、外フレーム12a、12bの複数層フレーム体構造を採用し(図2、図2aに図示)、二つのフレームの間には、コーナーに凹溝15を備えた釘打ち込みブロック16(図2、図2bに図示)と補助強化リブ17を設ける。以上の構造により、型枠全体の強度が向上して破損しにくくなり、使用寿命を延ばすことができるとともに、使用する材料を減らすことができ、製品を軽量化させることができる。
また、本考案の実施例においては、型枠10の内の少なくとも一つの側辺フレーム12の適切な位置に、内フレーム12aと外フレーム12bを貫通する複数の傾斜状導孔18を設け(図2、図2a、図2bに図示)、型枠10の周囲の側辺フレーム12に、内フレーム12aと外フレーム12bを貫通する長形状差込孔19を設ける(図3、図3aに図示)。また、本実施例において、単一箇所における長形状差込孔19の数は、一つ、或いは二つ以上にすることができ、また、長形状孔を均等間隔で分布させる方法で設けることができる。
本考案を使用する際、型枠を組み立てたい場所の地面が水平であろうとなかろうと、本考案の型枠10の組み立て作業には影響がない。図に示すように、もし、施工設計上の需要、或いは、その地形が斜面になっている等の条件により、型枠を組み立てたい位置が完全に水平面でない場合、二つの型枠10を連結させた時に高低の落差が生じる。この時、作業員は、本考案の型枠10の側辺フレーム12の相互にぴったりと隣接した長形状差込孔19の内、最も適切な位置の孔を選んで並べて連結させ、さらに、差込部材20を(本実施例においては、差込部材には、適度な長さの鉄釘を直接用いる)、相互に貼り合わされた二つの型枠10が連結された長形状差込孔19内に差し込むことにより(図6に図示)、隣接する二つの型枠10を、正確且つ素早く相互に接合して固定することができる。
また、本考案の別の実施例では、相互に隣接する二つの型枠10の側辺フレーム12を貼り合わせた時、差込部材20を、型枠10の側辺フレーム12に設けられた傾斜状導孔18内に差し込み、傾斜状導孔18を貫通させた差込部材20を、隣接したもう一方の型枠10の側辺フレーム12(図7に図示)或いは、釘打ち込みブロック16(図8に図示)に直接打ち込んで固定することができ、それにより、相互に隣接する二つの型枠10を素早く連結することができる。本考案の傾斜状導孔18の傾斜角度の延長線は、側辺フレーム12内部の対応する側の板体13より高く、それにより、作業員が差込部材20を打ち込む時に作業しやすくなる。
図8と図8aを同時に参照する。本考案における釘打ち込みブロック16に設けられた凹溝15は(図3bに図示)、支持棒30を設けて釘31を打ち込む際の滑り止めの役割を果たし、それにより、支持棒30と型枠10の結合が行いやすくなるとともに、釘31を打ち込む際に、位置を安定させて確定させることができる。
図9を参照する。図9は、本考案の別の実施例の外観の斜視図である。プラスチック型枠10の側辺フレームには補助強化リブを設けず、凹溝15を有する釘打ち込みブロック16を設け、側辺フレームの釘打ち込みブロック16には、釘打ち込みブロック16を貫通する複数の傾斜状導孔18、或いは、釘打ち込みブロック16を貫通する複数の長形状差込孔19を設ける。以上の構造により得られる使用効果は、前述の実施例と同じく優れている。
10 型枠
11 外側壁面
12 側辺フレーム
12a 内フレーム
12b 外フレーム
13 隔離板
14 補強凸リブ
15 凹溝
16 釘打ち込みブロック
17 補助強化リブ
18 傾斜状導孔
19 長形状差込孔
20 差込部材
30 支持棒
31 釘

Claims (10)

  1. プラスチック型枠構造であって、
    前記型枠の外側壁面の板体の周囲に側辺フレームを設け、側辺フレーム内部の板体には、複数の隔離板と補強凸リブを交互に配置し、
    前記型枠の側辺フレームは、内、外フレームからなる複数層フレーム体構造を備え、前記内、外フレームの間には、釘打ち込みブロックと補助強化リブを設け、
    その側辺フレームには、前記内、外フレームを貫通する長形状差込孔を設け、
    それにより、型枠を組み立てる際、隣接して貼り合わされた二つの型枠を、連結された最も適切な位置の長形状差込孔に差込部材を差し込むことにより、連結固定させることができることを特徴とする、プラスチック型枠構造。
  2. 前記長形状差込孔は、並列させて設けられた複数の孔によってなることを特徴とする、請求項1に記載のプラスチック型枠構造。
  3. 前記側辺フレームの内、外フレームの間の釘打ち込みブロックには複数の凹溝を設けることを特徴とする、請求項1に記載のプラスチック型枠構造。
  4. プラスチック型枠構造であって、
    前記型枠の外側壁面の板体の周囲には側辺フレームを設け、側辺フレーム内部の板体には、複数の隔離板と補強凸リブを交互に配置し、
    前記型枠の側辺フレームは、内、外フレームからなる複数層フレーム体構造を備え、内、外フレームの間には釘打ち込みブロックと補助強化リブを設け、
    また、側辺フレームの内の少なくとも一つには、前記内、外フレームを貫通する複数の傾斜状導孔を設け、
    傾斜状導孔に貫通させた差込部材を、隣接して貼り合わされたもう一方の型枠の側辺フレームに直接打ち込むことで、隣接した二つの型枠が連結固定されることを特徴とする、プラスチック型枠構造。
  5. 前記傾斜状導孔の傾斜角度の延長線は、側辺フレーム内部の対応する側の板体より高くなることを特徴とする、請求項4に記載のプラスチック型枠構造。
  6. 前記側辺フレームの内、外フレームの間の釘打ち込みブロックには複数の凹溝を設けることを特徴とする、請求項4に記載のプラスチック型枠構造。
  7. 前記側辺フレームの傾斜状導孔の一つの位置に設ける数は、二つ以上であることを特徴とする、請求項4に記載のプラスチック型枠構造。
  8. プラスチック型枠構造であって、
    前記型枠の外側壁面の板体の周囲には側辺フレームを設け、側辺フレーム内部の板体には、複数の隔離板と補強凸リブを交互に配置し、
    前記型枠の側辺フレームには釘打ち込みブロックを設け、
    側辺フレームの内の一つには、前記釘打ち込みブロックを貫通する複数の傾斜状導孔を設け、
    傾斜状導孔に貫通させた差込部材を、隣接して貼り合わされたもう一方の型枠の側辺フレームに直接打ち込むことで、隣接した二つの型枠が連結固定されることを特徴とする、プラスチック型枠構造。
  9. 前記側辺フレームの釘打ち込みブロックには、貫通する長形状差込孔を設け、
    それにより、型枠を組み立てる際、隣接して貼り合わされた二つの型枠を、連結された最も適切な位置の長形状差込孔に差込部材を差し込むことにより、連結固定させることができることを特徴とする、請求項8に記載のプラスチック型枠構造。
  10. 前記側辺フレームの釘打ち込みブロックには複数の凹溝を設けることを特徴とする、請求項8に記載のプラスチック型枠構造。
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