JP5667713B1 - 練り製品の製造方法とその装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、加熱終了後の冷却工程で蒸発する水分を有効に制御することで、その食感を高めることが出来る練り製品の製造装置を提供することを目的とする。【解決手段】串5に刺された練り製品1aを搬送する搬送ライン4と、前記搬送ライン4上で搬送されてきた練り製品1aを焙焼する加熱炉2と、前記加熱炉2で加熱された練り製品1bを冷却して規定の品質に仕上げる急冷部3とで構成された練り製品の製造装置であって、前記急冷部3は、前記練り製品1bに回転しつつ接触する金属製の急冷ローラR、又は移動しつつ前記練り製品1bに接触する金属製の冷やし板6を有する急冷コンベア11を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、焼き終えたかまぼこ等の練り製品の冷却に関し、さらに詳しくは練り製品の冷却を早め、水分の過蒸発を防いで食感の良い製品が得られる練り製品の製造方法とその装置に関する。
以下、練り製品の代表例として「かまぼこ」を例にとって説明する。かまぼこは魚肉を主成分とし、タンパク質、カルシウム、DHA、EPAに富む日本古来の伝統食品である。さらに、栄養補給や筋力の増強に役立つだけではなく、近年の研究によれば小腸での糖の吸収を妨げて糖尿病の予防に役立ち、大腸がん予防効果があり、さらには活性酸素除去作用によって脳卒中を起こす脳内酸化ストレスを低下させる機能性食品としても脚光を浴びている。
世界的に海産物を中心とする和食の評価が高まるなかで、かまぼこは寿司、刺身に次ぐ大きな飛躍の可能性を秘めた水産食品となっている。しかしながら、かまぼこの年間生産量は昭和50年に103万トンに達した後、その後に起きた領海200マイル問題のために良質な原料魚の入手が困難な状況となり、この結果、年間生産量は平成19年に54万トンと、ピーク時の半分近くまで減少している。このために、かまぼこの消費拡大をめざしてかまぼこの品質の向上と、併せて新しい製品の開発が進められている。
かまぼこは、主に白身の魚を原料としており、これに食塩を主成分とする添加剤を混ぜて攪拌、混練した後に加熱して製品化している。かまぼこは加熱方法の違い、あるいは製品形状や原料を変えることによって、非常に多種類の製品が作られている。加熱方法の主なものには、笹かまぼこに代表される「焙焼」、さつま揚げの「油揚げ」、かまぼこやちくわの「蒸煮」法がある。製品形状は板やケーシング(容器)の有無によって大きく異なる。また、かまぼこの主な原料はスケソウダラ、ホッケ、サメなどの白身の魚肉であるが、カニ風味、チーズ入り、もち入りなど消費層の拡大を目指してさまざまな製品が開発されている。
このように多種類のかまぼこが生産されているが、全ての製品に共通な特徴は、かまぼこの「足」と称される「柔らかく、歯ごたえのある食感」である。このかまぼこの「足」は後述する非特許文献によれば、魚肉に塩を混ぜて混練する際に、魚肉の筋繊維を構成するアクチンフィラメントが食塩の塩溶作用によってアクトミオシンの形で水和することで得られる。即ち、糸状の絡みあった巨大分子であるアクトミオシンが加熱によって網状構造に固定され、この網目の中に水分が閉じ込められた湿潤ゲルがかまぼこである。
同非特許文献によれば、「アクトミオシンゾル」から、硬く弾力に富む「かまぼこゲル」への変化は2段階で起こる。それらは、20〜40℃の温度域を通過する際のゲル構造形成(座り)と、60℃を中心とする温度域で起きる構造劣化(戻り)である。従って、かまぼこの食感は加熱温度、加熱方法、水分含有率、原料組成によって大きく変化する。例えば、特許文献1によれば、蒸煮の際に、「戻り」の発生を防ぐためには、流速が5〜30m/秒である高速の蒸気流による加熱が有効であり、この加熱により食感の良いちくわが製造できるとされている。
一方、かまぼこの食感を増やすために、加熱後の冷却速度を早める試みがなされている。例えば、加熱が終了した熱い「かまぼこ」にミスト状の微細な水滴を噴霧し、付着した水分を送風によって蒸発させ、この時に奪われる気化熱によって、かまぼこの温度を速やかに低下させることで、かまぼこの食感を増やすとされている(特許文献2参照)。この発明は、ミスト状の微細な水滴の気化熱による冷却であるため、製品形状が互いに異なる、ちくわ、さつま揚げ、板付きかまぼこに対して適用することができ、製品形を選ばない。
これに対して柔らかな食感を得るために、原料鰺組成を変えた魚肉練り製品に「はんぺん」がある。これは魚肉の他に、魚肉に対して摺り卸したヤマイモ5〜10重量%が気泡を含むように練り混み、85〜90℃の熱湯中で約10分程煮る。このようにして製造された「はんぺん」は多数の細かい気泡を含むので非常に柔らかく仕上がった食感が得られる。
新水産ハンドブック(講談社サイエンティフィック1981年刊),p.563
特開平11−332521号公報 特開2005−40003号公報
通常、焼き終えたかまぼこは放冷機で例えば5〜8℃位まで冷却され、然る後、冷却されたかまぼこは包装、箱詰めなどの工程に回される。前述の特許文献2のように、かまぼこの品質向上を目的として冷却速度を速める試みもあるが、通常、焼き終えたかまぼこは放冷機で所定温度まで冷却される。例えば、焙焼により加熱した「笹かまぼこ」の製造工程の概要を図12に従って説明すると、まず移動している搬送ライン4に一定間隔で串5を取り付け、この串5の先端部分に原料かまぼこ1aを順次取り付けて成形し、この搬送ライン4を加熱炉2に通過させることで原料かまぼこ1aを焙焼する。焙焼された高温のかまぼこ1bは、曲がりくねった冷却用搬送路13aに導かれ、長い冷却時間をかけて温度を下げ、然る後、ある程度冷却したかまぼこ1cから串5を抜いて放冷機(図示せず)に投入され、上記の温度まで冷やされ、製品である笹かまぼこ1dとされる
この時の冷却過程のかまぼこ内部の温度変化状態を図9の曲線Cにて示している。即ち、かまぼこの内部温度が焙焼終了時に約100℃であったが、15分後に40℃まで低下した。その後、放冷機で所定温度まで冷却される。
かまぼこの原料に含まれる水分は、焙焼工程で5〜10%蒸発する。更に、かまぼこを放冷機に入れるまでの空中放冷期間にかまぼこの水分はその余熱で大きく蒸発する。そしてこれがかまぼこを硬くして、その食感を低下させる原因となる。これに対して魚肉ソーセージのようにフィルムによってケーシングされたかまぼこは、冷水中に漬けることで、冷却速度を増やすことができ、これにより品質(食感)の低下を防ぐことができる。
図10は、焙焼終了後の時間経過と、かまぼこの重量変化率の関係を示すグラフで、曲線Cは空中に放置した従来例の重量変化率曲線であり、15分間に6.3%の水分が失われていることを示している。冷却工程で失われる水分が4%以下であれば、かまぼこは柔らかな食感が得られる。なお、冷風を吹き付けて冷却速度を増すことも出来るが、その場合は、かまぼこ表面の水分が冷風によって運び去られ、全体的には同じ水分量でも内部に比べてかまぼこ表面が固くなり過ぎ、食感を損なう傾向がある。また、特許文献2に示すようにミストと送風を使用する場合、気化熱によって早期冷却が可能であるものの、形状によっては製品に部分的に過剰な水分が残留したり、乾燥が進み過ぎることがあった。このため、冷風或いは気化熱に拠ることなく、焙焼を終えた笹かまぼこの冷却速度を速くする技術の開発が望まれている。
そこで本発明は、かまぼこの食感を増して品質の向上を図るため成分や原料の変更、経験則から最適な配合とされてきた原料配合を変えることなく、しかも添加物にも依らない方法を検討した結果、加熱終了後の冷却工程を工夫することで、加熱終了後の冷却工程で蒸発する水分を有効に制御することで、その食感を高めることが出来る練り製品の製造方法とその装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の練り製品の製造方法は、「串5に刺された加熱前の練り製品1aを搬送ライン4にて順次搬送しつつ加熱炉2にて焙焼し、加熱炉2に続けて設けられた急冷部3内にて搬送ライン4に沿って且つ回転自在に設けられた金属製の急冷ローラRを前記加熱炉2で加熱された練り製品1bに両側から接触させて、又は搬送ライン4と同期して移動する金属製の冷やし板6を前記加熱炉2で加熱された練り製品1bに両側から挟むように接触させて放冷機挿入温度まで急冷し、然る後、串5から急冷した前記練り製品1cを抜き出し、急冷部3に続く放冷機30に、取り出された前記練り製品1cを投入して所定の温度まで冷却する」ことを特徴とする。
請求項2に記載の練り製品の製造方法は請求項1の別法で、「串5に刺された加熱前の練り製品1aを搬送ライン4にて順次搬送しつつ加熱炉2にて焙焼し、続いて前記加熱炉2で加熱された練り製品1bを串5から抜き出し、加熱炉2に続けて設けられた急冷部3の急冷コンベア11の冷やし板6に前記加熱された練り製品1bを両側から挟むように接触させて放冷機挿入温度まで急冷しつつ搬送し、然る後、続いて設けられた放冷機30に急冷した前記練り製品1cを投入して所定の温度まで冷却する」ことを特徴とする。
請求項3は、請求項1に記載の方法を実施するための練り製品の製造装置で、「串5に刺された加熱前の練り製品1aを搬送する搬送ライン4と、前記搬送ライン4にて搬送されてきた加熱前の練り製品1aを焙焼する加熱炉2と、前記加熱炉2で加熱された練り製品1bを急冷する急冷部3と、急冷部3に続いて設けられ、急冷され且つ搬送ライン4の串5から取り外された前記練り製品1cを所定温度まで冷却して規定の品質に仕上げる放冷機30とで構成された練り製品の製造装置であって、
前記急冷部3は、加熱された練り製品1bに回転しつつ練り製品1bを両側から接触する金属製の急冷ローラR、又は加熱された練り製品1bを両側から挟むように接触する金属製の冷やし板6を有し、搬送ライン4と同期して移動する急冷コンベア11を備えた」ことを特徴とする。
請求項4は、請求項2に記載の方法を実施するための練り製品の製造装置で、「串5に刺された加熱前の練り製品1aを搬送する搬送ライン4と、前記搬送ライン4にて搬送されてきた加熱前の練り製品1aを焙焼する加熱炉2と、前記加熱炉2で加熱され、且つ搬送ライン4の串5から取り外された加熱された練り製品1bを急冷する急冷部3と、急冷部3に続いて設けられ、急冷された前記練り製品1cを所定温度まで冷却して規定の品質に仕上げる放冷機30とで構成された練り製品の製造装置であって、
前記急冷部3は、前記練り製品1bを両側から挟むように接触する金属製の冷やし板6を有し、搬送ライン4と同期して移動する急冷コンベア11を備えている」ことを特徴とするもので、これにより既存の練り製品の製造装置に急冷部3を新たに設けることが出来る。
請求項5に記載した発明は、請求項3に記載の練り製品の製造装置に関し、前記急冷ローラRは、円柱の中心部を軸方向に貫通して空気又は液体を通過させる冷却促進用の冷却孔R1を有していることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項3又は4に記載の練り製品の製造装置に関し、前記冷やし板6には、少なくとも加熱された練り製品1bと平面的に接触する平面部6aを貫通する小孔6b又は該平面部6aに凹凸6c或いは突起6dが多数形成されていることを特徴とする。
請求項1〜4に記載の発明によれば、焙焼を終えた練り製品1bの余熱を、急冷ローラR或いは急冷用の冷やし板6等に吸収させて逃がすことによって、焙焼された練り製品1bを表面だけでなくその中心部まで短持間で冷却し、冷却期間に於ける練り製品1cの水分の蒸発を抑制して全体の水分量を調節し、これによって練り製品1dの食感を高めることが出来る。
そして、加熱された練り製品1bを冷却する際、加熱された練り製品1bの表面積に広く接するように両側より冷却効果の高い金属製の急冷ローラRを接触させることで冷却することができる。このときの冷却性能は、急冷ローラRの本数或いは後述する急冷ローラRに通水する冷却水の温度を調節することで変更出来、加熱された練り製品1bの大きさ、加熱された温度、冷却搬送長さ等に応じてこれを適宜選択するとよい。
請求項6に記載の発明によれば、加熱された練り製品1bを冷却する際、加熱された練り製品1bの表面積に広く接するように両側より冷却効果の高い金属製の冷やし板6を接触させることで冷却することができる。このときの冷却性能は、冷やし板6に放熱フィンを設けたり、冷却風を冷やし板6に吹き付ける(ただし、加熱された練り製品1bに冷却風が直接当たらないようになっている。)ことで変更することが出来、加熱された練り製品1bの大きさ、加熱された温度、冷却搬送長さ等に応じてこれを適宜選択するとよい。
請求項5に記載の発明によれば、急冷部3に急冷ローラRを使用した場合、加熱された練り製品1bに接した急冷ローラRの表面が加熱されるが、急冷ローラRの軸心部に開口した冷却孔R1に冷風を通して冷やしたり、水を通して冷却したりすることが可能であるので、焙焼された高温の練り製品1bからの熱の移動による急冷ローラR自体の高温化防止対策、換言すれば、設定温度の維持に適している。
請求項6に記載の発明によれば、急冷部3に冷やし板6を使用した場合、図8(a)のように、冷やし板6に小孔6bを多数形成した場合、冷却風を冷やし板6に吹き付ければ該小孔6bを冷却風が通り抜けて冷やし板6を所定温度まで効果的に冷却する(ただし、加熱された練り製品1bに冷却風が直接当たらないようになっている)。その結果、冷やし板6の場合でも急冷ローラRと同程度の冷却速度を実現することが出来る。なお、冷却中に加熱された練り製品1bから滲み出た水分が冷やし板6の表面に付着しようとするが、冷やし板6を水平に配置した場合にはこの小孔6bから排出できるので水分が加熱された練り製品1bに再吸収されるようなことがなく、これによる支障は生じず、食品として適切であるだけでなく、直ちに製品化に移行できる利点がある。
また、図8(b)(c)のように、冷やし板6に凹凸6cや突起6dを多数形成した場合、凹凸6cや突起6dが加熱された練り製品1bに食い込んで接触面積が増え、冷却効果を高める。
本発明の笹かまぼこ製造ラインの概略平側面図である。 既存の笹かまぼこ製造ラインに本発明の急冷部を新たに装備した場合の要部概略平面図である。 図1,2の笹かまぼこ製造ラインの要部概略平側面図である。 本発明の両急冷ローラによる急冷部を示す要部平面図である。 本発明の両急冷ローラの他の例を急冷部の入口側から見た図である。 本発明の両冷やし板による急冷部を示す側面図である。 図6の平面図である。 (a)〜(c)は冷やし板の実施例の部分拡大斜視図である。 笹かまぼこ冷却時の内部温度と時間との関係を示す図表である。 笹かまぼこ冷却時の重量率と時間との関係を示す図表である。 笹かまぼこ冷却時の重量減少率とかまぼこの内部温度との関係を示す図表である。 従来のかまぼこ製造ラインで急冷部のない状態を示す側面図である。
以下、本発明を図面に従って説明する。図1は本発明に係る練り製品の一例である笹かまぼこの製造装置の概略であり、図2は既存の笹かまぼこ製造ラインに本発明の急冷部3を新たに装備した場合の概略を示している。練り製品の一例である笹かまぼこ1aは、焙焼前のもの、笹かまぼこ1bは焙焼直後のもの、笹かまぼこ1cは急冷中又は急冷直後のもの、笹かまぼこ1dは放冷機で所定温度まで冷却された製品状態のものを示す。
図1の笹かまぼこの製造装置は、練り製品(ここでは笹かまぼこ)1a,1b,1cの製造ラインを構成している搬送ライン4上に上流側から概略、串整列機20、串付型成機21、串立て機22、整型機24、加熱炉2、急冷部3及び串抜き機26がこの順に設置して構成され、搬送ライン4は串5に刺された練り製品1a,1b,1cを立ち姿で起立搬送するもので、ガイドプーリ28にて無端送りされている。そして串送りコンベア27が串抜き機26から串整列機20まで設けられており、更に放冷機30が串抜き機26に続けて設けられている。図2に付いては後述する。
この笹かまぼこの製造装置では、搬送ライン4から串抜き機26で串5が引き抜かれ、引き抜かれた串5は串送りコンベア27にて串整列機20に送り込まれ、チェーンで構成された搬送ライン4に横倒しの状態で1列且つ一定間隔に装着され、更に串付型成機21にて加熱前の練り製品1aの原料が串5の先端部分に取り付けられる。その後、搬送ライン4の移動と共に串立て機22にて起立させられ、整型機24の整形ロール(図示せず)にて笹かまぼこの形に多段成形され、加熱炉2に送られる。
加熱炉2と急冷部3は搬送ライン4上に近接して搭載され、そのケーシング2a、3aは立ち姿のまま搬送される笹かまぼこ1a,1b,1cを通過許容させる空間を確保する逆凹形状の箱形を有している。
加熱炉2は、例えばガス燃焼或いは搬送ライン4の両側に設けられてたヒータHによる薄皮焙焼器等の焙焼装置であり、ここを通過する加熱前の原料笹かまぼこ1aを焙り焼きするものである。勿論、加熱温度、加熱時間、搬送速度等の調整によって適切な焙焼をするのは言うまでもない。
急冷部3は、図4に示すように搬送ライン4の両脇で互いに対向する一対の急冷ローラRを搬送方向に沿って複数対(図4では3対)設置して構成されている。そして、急冷ローラRは搬送ライン4の両脇で、立ち姿で搬送される加熱後の笹かまぼこ1bを両側から型崩れしない程度に軽く挟む位置に対設されている。急冷ローラRは図示しない駆動部で搬送ライン4の搬送方向に該搬送スピードと同期して回転するようになっており、搬送ライン4により搬送された笹かまぼこ1bとの接触時に、冷却に必要な接触圧を与えつつ回転する。なお、焙焼された笹かまぼこ1bが前記接触圧(即ち、挟持圧)に耐えられる強度を持つ場合には、前記の駆動部を省略して搬送ライン4により搬送されている焙焼された笹かまぼこ1bとの接触圧を利用して連れ回りするようにしてもよい。笹かまぼこ1bの冷却効果を高めるために熱伝導率の大きい金属材、例えばアルミニウムやステンレスなどが使用される。
急冷ローラRの配置は、上記のように対面型にしてもよいが、勿論、これに限られず、図示しないが、急冷ローラRを搬送ライン4の両側に交互に千鳥に配置してもよい。
さらに、急冷ローラRは中心部が図示しないパイプ軸に軸支されて回転自由であり、そのパイプ軸の中心の軸孔を冷却孔R1とし、ここに図示しない冷風供給機や冷水供給機を接続して冷却孔R1に冷却風や冷却水を通す仕組みとなしている。
このように構成された急冷ローラRを内蔵する急冷部3を使用した場合は、搬送ライン4で運ばれてきた加熱前の笹かまぼこ1aは加熱炉2で焙焼され、焙焼を終えた笹かまぼこ1bは急冷部3を通過して急冷される。この時、急冷部3に設置されている金属製の急冷ローラRが笹かまぼこ1bの両側から適度に加圧接触することで笹かまぼこ1bを急冷させる。即ち、焙焼された直後の高温の笹かまぼこ1bに或る幅を以ってほぼ線状にて適度に加圧しながら笹かまぼこ1bの全面に接触し、急冷ローラRに笹かまぼこ1bの熱が伝達される。急冷ローラRは笹かまぼこ1bの移動と同期して回転しているため、前記接触位置は回転と共に笹かまぼこ1bから順次離れて外気に接触する。これによって前記接触部分の温度は急速に室温(或いは所定の温度)に下がる。温度の低下には冷却孔R1を通流する前記冷却風も寄与する。1回転すると再度次の焙焼された直後の高温の笹かまぼこ1bに接触して熱を奪う。急冷ローラRが多段に設けられている場合には、上記動作が各急冷ローラRによって行われ急速冷却が実現される。
急冷ローラRは軸心部に開口されている冷却孔R1に所定の温度に設定された冷風が通過されて冷却されているので、急冷ローラRの笹かまぼこ1bに接触する直前の領域は1回転する間に所定の温度に戻っており、冷却性能が維持されている。この急冷により笹かまぼこ1cは短時間で中心部まで冷やされるので、急冷された笹かまぼこ1cは全体に亘って適切な水分を確保した状態となる。急冷部3を通過した急冷された笹かまぼこ1cは、その後、串5から引き抜かれ、続いてバラバラの形で放冷機30の網状で多段に構成された放冷コンベア31状に並べられ、5〜8℃程度まで徐冷されて食感(品質)のよい製品1dとなる。
なお、急冷ローラRは凹凸のない円筒状のローラ面だけでなく、ローラ面を浅い波形面(図示せず)或いは例えば図5に示すような浅い縦溝Rmを多数設けてもよく、このようにして、笹かまぼこ1bとの接触面積を増やすようにしてもよい。また、左右一対の急冷ローラRを多段に用いるのではなく、図示しないが、搬送ライン4上で笹かまぼこ1bを寝かせるように導いて搬送されてくる笹かまぼこ1bに片面接触させるような冷却構造としてもよい。さらに、冷却孔R1に冷風を通す以外に、前述のように水等の液体を通して急冷ローラRを冷却するようにしてもよい。
次に、冷やし板6を利用して笹かまぼこ1bを両側より冷却する急冷部3について説明する。この急冷部3は、図6に示すように笹かまぼこ1bを一定ピッチで搬送する搬送ライン4を左右或いは上下より挟むように一対の急冷コンベア11を搬送方向に沿って対向配設したものである。加熱後の笹かまぼこ1bを左右から挟む場合は、搬送ライン4は、加熱後の笹かまぼこ1bを立ち姿のままで急冷部3に搬送する。加熱後の笹かまぼこ1bを上下から挟む場合は、搬送ライン4は、立ち姿で搬送される加熱後の笹かまぼこ1bを急冷部3に至るまでの搬送過程で水平に寝かせて導入させる。いずれの方式でもよい。この搬送ライン4を挟むように対向配設される急冷コンベア11は、搬送方向にて串5に刺された状態の笹かまぼこ1bと同ピッチでベルト面に冷やし板6が多数取り付けられ、長円形で無端回転する急冷コンベア11の一端と他端が駆動プーリ7と従動プーリ8との間に張設されて笹かまぼこ1bを左右又は上下より平面的に挟むように配置され、且つ搬送ライン4の搬送速度と同期して駆動される。よって、串5と冷やし板6は常に同タイミングで一致して搬送される。
この冷やし板6は縦長の笹かまぼこ1bより大きい長方形板であり、平面的に接触して冷却できるようにしている。さらに、笹かまぼこ1bの冷却効果を高めるために熱伝導率の大きい例えばアルミニウムあるいは熱容量が大きいステンレス鋼等の金属材をヒートシンク(放熱板)として用いる。
さらに、冷やし板6には、図8(a)に示すように平面的に接触して冷却できるようにするとともに、その平面部6aの板厚方向に小孔6bを多数貫通して形成している。そして、冷やし板6の表面に、笹かまぼこ1bから滲み出た水分が付着しようとするが、加熱後の笹かまぼこ1bを上下から挟む水平配置の場合は、その水分を小孔6bから排出できるので滲み出た水分による支障、例えば笹かまぼこ1bへの再吸収などが生じず、品質のよい食品として適切に管理できることになる。勿論、加熱後の笹かまぼこ1bを左右から挟む垂直配置の場合は、前記水分は平面部6aを伝わって下に流れ、前述同様、笹かまぼこ1bへの再吸収などが生じない。
ここで、冷やし板6の小孔6bは、笹かまぼこ1bの周囲に分散させて開口する。これにより、笹かまぼこ1bに冷風が直接触れて笹かまぼこ1bの表面の水分が選択的に奪われて表面だけが固くなるのを防ぐことが出来る(図7参照)。この急冷部3では急冷用の冷やし板6を備えた急冷コンベア11の略全体を覆うケーシング3aを備えており、このケーシング3aには換気孔9を有している。そして、この換気孔9より急冷部3の暖まった空気をファン9aにて外部に放出させるようにしている。これによって外気がケーシング3aの開口から流入し、冷やし板6に接触し、或いは小孔6bを通って冷やし板6を冷却する。前記外気は、図示しない空冷装置によって所定の温度に冷やされた冷風でもよい。また、このケーシング3aは図3、4に示す急冷部3の第1実施例に使用することも可能である。なお、冷やし板6には小孔6bに代えて又は小孔6bと共に図8(b)に示すように浅い凹凸6cや同図(c)に示すように低い半球状の突起6dを多数設けてもよい。これにより接触時に浅い凹凸6c或いは低い半球状の突起6dが笹かまぼこ1bの表面に食い込み接触面積を広げて冷却速度を高める。
なお、加熱炉2で焙焼を終えた直後の笹かまぼこ1bは100℃程度であり、その後の冷却における笹かまぼこの温度範囲は焙焼温度100℃から40℃程度に低下し、串を含む笹かまぼこ1個からの熱移動量は25J程度と少ないので、冷却材料としてアルミニウム或いはステンレス材で足る。
図9は笹かまぼこの冷却状態を温度と時間との関係で示す図表である。原料となる魚の白身を混練した約50gのすり身(加熱前の原料笹かまぼこ1b)を、重量が43.6gの金属製の串5に刺して固定した状態で、笹かまぼこ製造ラインによって、電気ヒータHによる焙焼装置を備えた加熱炉2を通過させ、その焙焼が終了した笹かまぼこ1bを以下に示す3種類の条件で冷却した。
即ち、
(1)12×6×1cmの大きさで、付着水流出用に直径5mmの小孔50個付きの冷やし板(アルミニウム板)を使用し、この冷やし板の上に笹かまぼこ1bを載せる。
(2)上記と同じ冷やし板(アルミニウム板)を2枚使用し、上下より笹かまぼこ1bを挟んで上方の冷やし板の自重で固定する。
(3)焙焼後、笹かまぼこ1bをそのまま放置して自然冷却する。
という3方法で笹かまぼこの温度変化を測定した。
この結果、図9に示す曲線Aは、1枚の冷やし板上に笹かまぼこ1bを載せて冷やした場合であって、笹かまぼこ1bが8分間で100℃から40℃に低下した。
曲線Bは、2枚の冷やし板で笹かまぼこ1bを挟んだ状態で送風して冷却した場合であり、笹かまぼこ1bが4分間で100℃から40℃に急冷した。
曲線Cは、笹かまぼこ1bを自然放冷した場合であって、笹かまぼこ1bが100℃から40℃に冷却されるまでに15分間要した。40℃に達すると放冷機に投入して所定温度まで徐冷される。
このことから、冷やし板を用いると急冷効果が大きく、笹かまぼこ製造時の冷却に適切であることが認められた。
図10は笹かまぼこ冷却時の重量変化状態を重量率と時間との関係で示す図表である。この測定に際しては笹かまぼこを冷却しながら温度を測定し、目的温度になった時点で重量を測定し、この過程を笹かまぼこが40℃以下になるまで繰り返した。
図10において、曲線Aは、冷やし板(アルミニウム板)1枚と送風を併用した場合であって、重量率は、3.5%で、この時の笹かまぼこの温度は35℃であった。
曲線Bは、冷やし板(アルミニウム板)2枚と送風を併用した場合であって、重量率は、3.2%に留まっている。この時の笹かまぼこの温度は30℃であった。
曲線Cは、自然放冷した場合であり、15分間で6.3%の水分が蒸発し、この時の笹かまぼこの温度は40℃であった。
この結果、冷やし板を用いた場合は、自然放置に比べて水分の含有量が大きく、笹かまぼこ製造時の冷却に適切であることが認められた。
図11は笹かまぼこの温度に対する重量減少率を示す図表である。これも冷やし板2枚と送風を併用した場合の曲線Aと加熱前の笹かまぼこを自然放冷した場合の曲線Bとを比較したものであり、曲線Bに比べて曲線Aは冷却速度が速いので、同じ温度でも水分の減少率は半分以下に減少しており、曲線Aの有効性が認められたことを示した結果となっている。
以上説明したごとく、急冷部3で笹かまぼこを急冷することによって、加熱を終えた笹かまぼこの冷却速度を増すことによって、蒸発する水分が減り、これによって食感と品質の優れた笹かまぼこを製造することができる。また、自然放冷に要する冷却ラインを削減することができるので、笹かまぼこ製造装置の小型化が可能になる。
次に、図2に付いて簡単に説明する。図2は串整列機20から串送りコンベア27、放冷機30に至る構成は図1と同じであるが、前述のように既存の笹かまぼこ製造ラインに本発明の急冷部を新たに装備したものであるので、搬送ライン4は固定されていて加熱炉2の直後に串抜き機26、これに続けて放冷機30が配置されており、急冷部3を挿入するスペースが原則的には存在しない。そこで、この場合には串抜き機26に対して直交させて急冷部3を設置し、串抜き機26で串5から引き抜かれた高温の笹かまぼこ1bを例えば入口側ガイド樋29aにより方向を変えて急冷部3の入口に供給し、急冷部3の冷やし板6にて挟持して前述同様冷却する。急冷され、急冷部3の出口から排出された笹かまぼこ1cは、急冷部3の出口に設けられた例えば出口側ガイド樋29bにて出口側コンベア29cに流し込まれ、出口側コンベア29cにて串抜き機26に続けて配置された放冷機30に供給され、所定温度まで放冷されて製品1dとなる。
この場合、急冷部3に供給される笹かまぼこ1bはバラバラの状態であるから急冷ロールRは使用できず、急冷コンベア11を用いた急冷部3が適用されることになる。それ以外の点は全て図1と同様である。図1,2において、急冷部3に用いられる急冷コンベア11は左右又は上下に対向配設されたものを示したが、水平に並べられた笹かまぼこ1bの下面のみに接触するように急冷コンベア11を1台としてもよい。
1a・・・加熱前の練り製品(原料かまぼこ)
1b・・・焙焼後の笹かまぼこ
1c・・・急冷中又は急冷後の笹かまぼこ
1d・・・所定温度まで冷却された製品
2・・・加熱炉
2a・・・ケーシング
3・・・急冷部
3a・・・ケーシング
4・・・搬送ライン
5・・・串
6・・・冷やし板
6a・・・平面部
6b・・・小孔
6c・・・凹凸
6d・・・突起
7・・・駆動プーリ
8・・・従動プーリ
9・・・換気孔
9a・・・ファン
11・・・急冷コンベア
13a・・・冷却用搬送路
20・・・串整列機
21・・・串付型成機
22・・・串立て機
24・・・整型機
26・・・串抜き機
27・・・串送りコンベア
28・・・ガイドプーリ
29a・・・入口側ガイド樋
29b・・・出口側ガイド樋
29c・・・出口側コンベア
30・・・放冷機
31・・・放冷コンベア
A,B,C・・・曲線
R・・・急冷ローラ
H・・・ヒータ
R1・・・冷却孔
Rm・・・縦溝

Claims (6)

  1. 串に刺された加熱前の練り製品を搬送ラインにて順次搬送しつつ加熱炉にて焙焼し、
    加熱炉に続けて設けられた急冷部内にて搬送ラインに沿って且つ回転自在に設けられた金属製の急冷ローラを前記加熱炉で加熱された練り製品に両側から、又は搬送ラインと同期して移動する金属製の冷やし板を前記加熱炉で加熱された練り製品に両側から挟むように接触させて放冷機挿入温度まで急冷し、然る後、
    串から急冷した前記練り製品を抜き出し、急冷部に続く放冷機に、取り出された前記練り製品を投入して所定の温度まで冷却することを特徴とする練り製品の製造方法。
  2. 串に刺された加熱前の練り製品を搬送ラインにて順次搬送しつつ加熱炉にて焙焼し、
    続いて前記加熱炉で加熱された練り製品を串から抜き出し、
    加熱炉に続けて設けられた急冷部の急冷コンベアの冷やし板に前記加熱された練り製品を両側から挟むように接触させて放冷機挿入温度まで急冷しつつ搬送し、然る後、
    続いて設けられた放冷機に急冷した前記練り製品を投入して所定の温度まで冷却することを特徴とするに練り製品の製造方法。
  3. 串に刺された練り製品を搬送する搬送ラインと、
    前記搬送ラインにて搬送されてきた練り製品を焙焼する加熱炉と、
    前記加熱炉で加熱された練り製品を急冷する急冷部と、
    急冷部に続いて設けられ、急冷され且つ搬送ラインの串から取り外された練り製品を所定温度まで冷却して規定の品質に仕上げる放冷機とで構成された練り製品の製造装置であって、
    前記急冷部は、前記練り製品に回転しつつ両側から接触する金属製の急冷ローラ、又は前記練り製品を両側から挟むように接触する金属製の冷やし板を有し、搬送ラインと同期して移動する急冷コンベアを備えたことを特徴とする練り製品の製造装置。
  4. 串に刺された練り製品を搬送する搬送ラインと、
    前記搬送ラインにて搬送されてきた練り製品を焙焼する加熱炉と、
    前記加熱炉で加熱され、且つ搬送ラインの串から取り外された練り製品を急冷する急冷部と、
    急冷部に続いて設けられ、急冷された練り製品を所定温度まで冷却して規定の品質に仕上げる放冷機とで構成された練り製品の製造装置であって、
    前記急冷部は、前記練り製品を両側から挟むように接触する金属製の冷やし板を有し、搬送ラインと同期して移動する急冷コンベアを備えていることを特徴とする練り製品の製造装置。
  5. 前記急冷ローラは、円柱の中心部を軸方向に貫通して空気又は液体を通過させる冷却促進用の冷却孔を有していることを特徴とする請求項3に記載の練り製品の製造装置
  6. 前記冷やし板には、少なくとも練り製品と平面的に接触する平面部を貫通する小孔又は該平面部に凹凸或いは突起が多数形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の練り製品の製造装置
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