JP5665603B2 - 配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、母管の軸方向に対して分岐管の軸方向を交差させるように母管に分岐管を接続した配管構造に関する。
例えば、蒸気が流れる蒸気管にドレン管を接続したT字型の配管構造のように、母管の軸方向に対して分岐管の軸方向を交差させるように母管に分岐管を接続した配管構造においては、当該母管の内部を流れる流体の流速によって、当該分岐管内で大きな圧力変動を生じて、当該分岐管に設けられている各種機器(例えば、ドレンバルブ等)を損傷してしまう場合がある。これは、母管内を流れる流体が分岐管の接続する開口部分において、当該分岐管の直径や当該流体の流速に対応した周波数fの渦を生じ、当該周波数fが、上記分岐管の長さに対応する当該分岐管の気柱共鳴振動数fpと一致してしまうことに起因する。
このため、従来は、例えば、(1)母管内に流通させる流体の流速に基づいて、前記周波数fと前記気柱共鳴振動数fpとを一致させない直径や長さの分岐管を接続するようにしたり、(2)母管と分岐管との接続部分の周縁端に角を付けることなく丸みを有するように加工することにより前記渦の発生を抑制するようにしたりしている。
特開2008−256130号公報
しかしながら、前述した(1)の手段では、当初予定していた流速と異なる流速で前記流体を母管内に流通させてしまうと、前記周波数fと前記気柱共鳴振動数fpとが一致してしまう場合があり、前述した(2)の手段では、加工に手間が非常にかかってしまい、高コスト化を招いてしまう。
このようなことから、本発明は、母管内を流れる流体の流速に関係なく分岐管内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる配管構造を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係る配管構造は、母管の軸方向に対して分岐管の軸方向を交差させるように当該母管に当該分岐管を接続した配管構造において、前記母管の軸方向と平行な方向の前記分岐管の開口の直径線を対称軸にしたときに、当該分岐管の開口部分の少なくとも一部の形状が非線対称形状となるように、当該分岐管の当該開口に非対称化部材が設けられていることを特徴とする。
第二番目の発明に係る配管構造は、第一番目の発明において、前記非対称化部材が、前記母管内を流通する流体の流通方向上流側に少なくとも位置するように、前記分岐管の前記開口に設けられていることを特徴とする。
第三番目の発明に係る配管構造は、第一番目又は第二番目の発明において、前記非対称化部材が、前記分岐管の前記開口の一部を閉塞するカバー部材を備えていることを特徴とする。
第四番目の発明に係る配管構造は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記非対称化部材が、前記母管の内側に複数の端部を突出させるように前記分岐管の前記開口の周縁に沿って設けられて、前記直径線を対称軸にしたときに対称となる位置における当該母管の内側に突出する高さ位置を互いに異ならせた突起部材を備えていることを特徴とする。
本発明に係る配管構造によれば、母管内の流体の流れに対する分岐管の開口の剥離点が前記直径線を対称軸としたときに非線対称となることから、分岐管の開口の当該直径線の全長にわたって渦の周期が乱れるようになるので、分岐管の開口部分において周期的な渦が発生しにくくなり、分岐管で気柱共鳴が極めて発生しにくくなる。その結果、流体の流速に関係なく分岐管内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる。
本発明に係る配管構造の第一番目の実施形態の要部の概略構造図である。 本発明に係る配管構造の第二番目の実施形態の要部の概略構造図である。 本発明に係る配管構造の第三番目の実施形態の要部の概略構造図である。 本発明に係る配管構造の第四番目の実施形態の要部の概略構造図である。 本発明に係る配管構造の第五番目の実施形態の要部の概略構造図である。
本発明に係る配管構造の実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態に限定されるものではない。
[第一番目の実施形態]
本発明に係る配管構造の第一番目の実施形態を図1に基づいて説明する。
本実施形態に係る配管構造は、図1に示すように、母管111の軸方向に対して分岐管112の軸方向を交差させるように母管111に分岐管112を接続した配管構造100において、母管111の軸方向と平行な方向の分岐管112の開口112aの直径線Lを対称軸にしたときに、分岐管112の開口112a部分の形状が当該直径線Lの全長にわたって非線対称形状となるように、分岐管112の開口112aに非対称化部材となるカバー部材113を設けたものである。
前記カバー部材113は、前記分岐管112の開口112aの1/2となる一部を塞ぐように形成された半円柱型のブロック状をなし、前記母管111内を流通する流体1の流れによる応力振動を生じることのない十分な剛性を有していると共に、当該流体1の流れを阻害しないように当該母管111の内部に突出しない形状に端部が形成されている。
このような配管構造100は、前記分岐管112の前記開口112aに単純な構造の前記カバー部材113を取り付けるだけで簡単に構成することができる。
このような本実施形態に係る配管構造100においては、前記分岐管112の開口112a部分の形状が、前記カバー部材113によって、前記直径線Lを対称軸としたときに非線対称形状となっている、すなわち、前記直径線Lを対称軸としたときの前記流体1の流れに対する剥離点が前記分岐管112の開口112aの前記流通方向全長にわたって非線対称となっていることから、当該分岐管112の開口112aの当該直径線Lの全長にわたって渦の周期が乱れるようになる。
このため、本実施形態に係る配管構造100では、前記分岐管112の前記開口112a部分において周期的な渦が発生しにくくなるので、当該分岐管112で気柱共鳴が極めて発生しにくくなる。
したがって、本実施形態に係る配管構造100によれば、流体1の流速に関係なく分岐管112内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる。
[第二番目の実施形態]
本発明に係る配管構造の第二番目の実施形態を図2に基づいて説明する。ただし、前述した実施形態と同様な部分については、前述した実施形態の説明と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態での説明と重複する説明を省略する。
本実施形態に係る配管構造は、図2に示すように、母管111の軸方向に対して分岐管112の軸方向を交差させるように母管111に分岐管112を接続した配管構造200において、母管111の軸方向と平行な方向の分岐管112の開口112aの直径線Lを対称軸にしたときに、分岐管112の開口112a部分の形状が、母管111内を流通する流体1の流通方向上流側で非線対称形状となるように、分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側に非対称化部材となるカバー部材213を設けたものである。
前記カバー部材213は、前記分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側の1/2(開口112aの1/4)となる一部を塞ぐように形成された四分円(扇)柱型のブロック状をなし、前記母管111内を流通する流体1の流れによる応力振動を生じることのない十分な剛性を有していると共に、当該流体1の流れを阻害しないように当該母管111の内部に突出しない形状に端部が形成されている。
このような配管構造200は、前述した第一番目の実施形態に係る配管構造100の場合と同様に、前記分岐管112の前記開口112aに単純な構造の前記カバー部材213を取り付けるだけで簡単に構成することができる。
つまり、前述した第一番目の実施形態に係る配管構造100においては、前記分岐管112の開口112a部分の形状を前記流通方向全長にわたって非線対称にするように半円柱型のカバー部材113を適用するようにしたが、本実施形態に係る配管構造200においては、前記分岐管112の開口112a部分の形状を前記流通方向上流側だけで非線対称にするように四分円(扇)柱型のカバー部材213を適用するようにしたのである。
このような本実施形態に係る配管構造200においては、前記分岐管112の開口112a部分の前記流通方向上流側の形状が、前記カバー部材213によって、前記直径線Lを対称軸としたときに非線対称形状となっている、すなわち、前記直径線Lを対称軸としたときの前記流体1の流れに対する剥離点が前記分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側で非線対称となっていることから、当該分岐管112の開口112aの当該直径線Lの全長にわたって渦の周期を乱すことができる。
このため、本実施形態に係る配管構造200では、前述した第一番目の実施形態に係る配管構造100の場合と同様に、前記分岐管112の前記開口112a部分において周期的な渦が発生しにくくなるので、当該分岐管112で気柱共鳴が極めて発生しにくくなる。
したがって、本実施形態に係る配管構造200によれば、前述した第一番目の実施形態に係る配管構造100の場合と同様に、流体1の流速に関係なく分岐管112内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる。
[第三番目の実施形態]
本発明に係る配管構造の第三番目の実施形態を図3に基づいて説明する。ただし、前述した実施形態と同様な部分については、前述した実施形態の説明と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態での説明と重複する説明を省略する。
本実施形態に係る配管構造は、図3に示すように、母管111の軸方向に対して分岐管112の軸方向を交差させるように母管111に分岐管112を接続した配管構造300において、母管111の軸方向と平行な方向の分岐管112の開口112aの直径線Lを対称軸にしたときに、分岐管112の開口112a部分の形状が、母管111内を流通する流体1の流通方向上流側で非線対称形状となるように、分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側に非対称化部材となるカバー部材313を設けたものである。
前記カバー部材313は、前記分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側の1/2(開口112aの1/4)となる一部を塞ぐように形成された四分円(扇)板型のプレート状をなし、当該分岐管112の内周面に対して支持ブラケット313aを介して溶接固定されることにより、前記母管111内を流通する流体1の流れによる応力振動を生じることのないように十分な剛性を有するようになっていると共に、当該流体1の流れを阻害しないように当該母管111の内部に突出しない形状に形成されている。
このような配管構造300は、前記分岐管112の前記開口112aに単純な構造の前記支持ブラケット313aを介して単純な構造の前記カバー部材313を取り付けるだけで簡単に構成することができる。
つまり、前述した第二番目の実施形態に係る配管構造200においては、四分円(扇)柱型のブロック状のカバー部材213を分岐管112に取り付けるようにしたが、本実施形態に係る配管構造300においては、四分円(扇)柱型のプレート状のカバー部材313を分岐管112に支持ブラケット313aを介して取り付けるようにしたのである。
したがって、本実施形態に係る配管構造300によれば、前述した第二番目の実施形態に係る配管構造200の場合と同様に、流体1の流速に関係なく分岐管112内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる。
[第四番目の実施形態]
本発明に係る配管構造の第四番目の実施形態を図4に基づいて説明する。ただし、前述した実施形態と同様な部分については、前述した実施形態の説明と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態での説明と重複する説明を省略する。
本実施形態に係る配管構造は、図4に示すように、母管111の軸方向に対して分岐管112の軸方向を交差させるように母管111に分岐管112を接続した配管構造400において、母管111の軸方向と平行な方向の分岐管112の開口112aの直径線Lを対称軸にしたときに、分岐管112の開口112a部分の形状が、母管111内を流通する流体1の流通方向中程で非線対称形状となるように、分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側に非対称化部材となるカバー部材413を設けたものである。
前記カバー部材413は、前記分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側を塞ぐように形成された半円柱型のブロック状をなして、前記流通方向下流側に位置する端面が、前記直径線Lを対称軸にしたときに非線対称形状となるように波型に形成されており、前記母管111内を流通する流体1の流れによる応力振動を生じることのない十分な剛性を有していると共に、当該流体1の流れを阻害しないように当該母管111の内部に突出しない形状に端部が形成されている。
このような配管構造400は、前述した第一,二番目の実施形態に係る配管構造100,200の場合と同様に、前記分岐管112の前記開口112aに単純な構造の前記カバー部材413を取り付けるだけで簡単に構成することができる。
つまり、前述した第一番目の実施形態に係る配管構造100においては、前記分岐管112の開口112a部分の形状を前記流通方向全長にわたって非線対称にするように半円柱型のカバー部材113を当該分岐管112に配設するようにしたが、本実施形態に係る配管構造400においては、前記分岐管112の開口112a部分の前記流通方向中程の形状を非線対称にするように、波状に形成した端面を前記流通方向下流側に向けるように当該流通方向上流側に半円柱型のカバー部材413を配設するようにしたのである。
このような本実施形態に係る配管構造400においては、前記分岐管112の開口112a部分の前記流通方向中程の形状が、前記カバー部材413によって、前記直径線Lを対称軸としたときに非線対称形状となっている、すなわち、前記直径線Lを対称軸としたときの前記流体1の流れに対する剥離点が前記分岐管112の開口112aの前記流通方向中程で非線対称となっていることから、当該分岐管112の開口112aの当該直径線Lの全長にわたって渦の周期を乱すことができる。
このため、本実施形態に係る配管構造400では、前述した第一〜三番目の実施形態に係る配管構造100,200,300の場合と同様に、前記分岐管112の前記開口112a部分において周期的な渦が発生しにくくなるので、当該分岐管112で気柱共鳴が極めて発生しにくくなる。
したがって、本実施形態に係る配管構造400によれば、前述した第一〜三番目の実施形態に係る配管構造100,200,300の場合と同様に、流体1の流速に関係なく分岐管112内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる。
[第五番目の実施形態]
本発明に係る配管構造の第五番目の実施形態を図5に基づいて説明する。ただし、前述した実施形態と同様な部分については、前述した実施形態の説明と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態での説明と重複する説明を省略する。
本実施形態に係る配管構造は、図5に示すように、母管111の軸方向に対して分岐管112の軸方向を交差させるように母管111に分岐管112を接続した配管構造500において、母管111の軸方向と平行な方向の分岐管112の開口112aの直径線Lを対称軸にしたときに、分岐管112の開口112a部分の形状が、母管111内を流通する流体1の流通方向上流側で非線対称形状となるように、分岐管112の開口112aの周縁の前記流通方向上流側に非対称化部材となる棒状の突起部材513を複数設けたものである。
前記突起部材513は、前記分岐管112の軸方向に沿って軸方向を向けて前記母管111の内側に端部を突出させるように当該分岐管112の開口112aの前記流通方向上流側の周縁にわたって複数配設され、前記直径線Lを対称軸にしたときに対称となる位置における当該母管111の内側に突出する高さ位置が一致することなく互いに異なるように当該開口112aの周方向に不規則的に設定されており、上記母管111内を流通する流体1の流れによる応力振動を生じることのない十分な剛性を有すると共に、当該母管111内を流通する流体1の流れを大きく阻害することのない程度の突出量となっている。
このような配管構造500は、前記分岐管112の前記開口112aに単純な構造の前記突起部材513を複数取り付けるだけで簡単に構成することができる。
つまり、前述した第一〜四番目の実施形態に係る配管構造100,200,300においては、前記直径線Lを対称軸にしたときの前記分岐管112の開口112a部分の形状を非線対称にするようにカバー部材113,213,313,413を当該分岐管112の開口112aと面一に配設したが、本実施形態に係る配管構造500においては、前記直径線Lを対称軸にしたときの前記分岐管112の開口112a部分の形状を非線対称にするように突起部材513を当該分岐管112の開口112aから母管111の内部にまで突出させて配設したのである。
このような本実施形態に係る配管構造500においては、前記分岐管112の開口112a部分の前記流通方向上流側の形状が、前記突起部材513によって、前記直径線Lを対称軸としたときに非線対称形状となっているだけでなく、前記母管111の内部に対して不規則な凹凸をなしている、すなわち、前記直径線Lを対称軸としたときの前記流体1の流れに対する剥離点をなくすと共に当該流体1に対して不規則な乱れを積極的に生じさせることから、渦の発生を不規則にして当該分岐管112の開口112aの当該直径線Lの全長にわたって渦の周期を乱すことができる。
このため、本実施形態に係る配管構造500では、前述した第一〜四番目の実施形態に係る配管構造100,200,300,400の場合と同様に、前記分岐管112の前記開口112a部分において周期的な渦が発生しにくくなるので、当該分岐管112で気柱共鳴が極めて発生しにくくなる。
したがって、本実施形態に係る配管構造200によれば、前述した第一〜四番目の実施形態に係る配管構造100,200,300,400の場合と同様に、流体1の流速に関係なく分岐管112内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができる。
[他の実施形態]
なお、前述した第一〜四番目の実施形態に係る配管構造100,200,300,400において、前記カバー部材113,213,313,413は、前記直径線Lを対称軸にしたときに、分岐管112の開口112a部分の形状が非線対称形状となるように当該分岐管112の当該開口112aに設けられるのであれば、当該分岐管112の周方向に対する向き(位置)が特に限定されるものではない。
しかしながら、前述した第二,三番目の実施形態に係る配管構造200,300のカバー部材213,313においては、前記母管111内を流通する前記流体1の流通方向上流側に位置するように前記分岐管112の周方向に対する向き(位置)を設定すれば、当該流通方向下流側に位置するように前記分岐管112の周方向に対する向き(位置)を設定した場合よりも、上述した作用効果がより顕著に発現するようになるので、非常に好ましい。
また、前述した第五番目の実施形態に係る配管構造500においては、前記突起部材513を前記分岐管112の前記開口112aの前記流通方向上流側の周縁全長(円周の1/2)にわたって設けるようにしたが、本発明はこれに限らず、他の実施形態として、例えば、前記突起部材513を前記分岐管112の前記開口112aの前記流通方向上流側の周縁の一部(例えば、円周の1/4)だけに設けたり、前記流通方向下流側の周縁に設けたり、前記分岐管112の前記開口112aの周縁全長(円周全長)にわたって設けたりすることも可能である。
また、他の実施形態として、例えば、前述した第一〜四番目の実施形態に係る配管構造100,200,300,400における前記カバー部材113,13,313,413上にさらに突起部材を設けるようにすることも可能である。
本発明に係る配管構造は、流体の流速に関係なく分岐管内での大きな圧力変動を低コストで簡単に抑制することができるので、各種産業において極めて有益に利用することができる。
1 流体
100 配管構造
111 母管
112 分岐管
112a 開口
113 カバー部材
200 配管構造
213 カバー部材
300 配管構造
313 カバー部材
313a 支持ブラケット
400 配管構造
413 カバー部材
500 配管構造
513 突起部材
L 直径線

Claims (4)

  1. 母管の軸方向に対して分岐管の軸方向を交差させるように当該母管に当該分岐管を接続した配管構造において、
    前記母管の軸方向と平行な方向の前記分岐管の開口の直径線を対称軸にしたときに、当該分岐管の開口部分の少なくとも一部の形状が非線対称形状となるように、当該分岐管の当該開口に非対称化部材が設けられている
    ことを特徴とする配管構造。
  2. 請求項1に記載の配管構造において、
    前記非対称化部材が、前記母管内を流通する流体の流通方向上流側に少なくとも位置するように、前記分岐管の前記開口に設けられている
    ことを特徴とする配管構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の配管構造において、
    前記非対称化部材が、前記分岐管の前記開口の一部を閉塞するカバー部材を備えている
    ことを特徴とする配管構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の配管構造において、
    前記非対称化部材が、前記母管の内側に複数の端部を突出させるように前記分岐管の前記開口の周縁に沿って設けられて、前記直径線を対称軸にしたときに対称となる位置における当該母管の内側に突出する高さ位置を互いに異ならせた突起部材を備えている
    ことを特徴とする配管構造。
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