JP5664197B2 - 光源素子、光源装置、及びプロジェクター - Google Patents

光源素子、光源装置、及びプロジェクター Download PDF

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Description

本発明は、光源素子、光源装置、及び当該光源素子もしくは光源装置を備えたプロジェクターに関する。
近年、発光ダイオードや半導体レーザー等の固体発光素子が照明用の光源又はプロジェクター用の光源として用いられつつある。例えば、特許文献1に記載されているように、パワー発光ダイオードをレーザースポット溶接で放熱要素に固定することを特徴とする光源素子、光源装置が知られている。
特開2004−297065号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光源素子、光源装置では、光源素子を放熱要素に複数固定する場合に、各光源素子を個別にレーザースポット溶接する必要があり、固定に必要な時間が長くかかり、コストが増大するという課題があった。
また、レーザースポット溶接を用いて、固体発光素子を放熱要素に固定する場合、放熱要素がレーザースポット溶接に必要な熱を放熱してしまうため、レーザースポット溶接の出力を高くする必要があり、固体発光素子に熱が伝導し、固体発光素子を破損する可能性が高いという課題があった。
また、固体発光素子を複数配列する光源装置において、固体発光素子からの発光を平行光に変換するためのコリメートレンズをあらかじめ固体発光素子に固定しておく場合、固体発光素子の固定にレーザースポット溶接を使用すると、コリメーターレンズの温度が高くなってしまうため、コリメーターレンズの材質を樹脂材とすることが難しく、コストが増大するという課題があった。
また、固体発光素子を放熱要素に複数固定し、固体発光素子を放熱要素に固定した後にコリメーターレンズを調整・固定する場合においては、光源素子が密集して固定されているので、調整・固定用のアクチェータが移動するための空間が必要であり、かつその移動軌跡は複雑なものになってしまう。そのため、組み立てに必要な時間が長くなりコストが増大するという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る光源素子は、固体発光素子と、前記固体発光素子を収納して前記固体発光素子が発する光を外部に取り出す光出射部を備えた筐体と、前記固体発光素子から発された光を略平行化するためのコリメーターレンズと、前記コリメーターレンズを保持する保持部と、を備え、前記保持部は前記筐体に固定され、光の出射方向から見た時、前記保持部の大きさは前記保持部の縦方向と横方向とで異なり、前記保持部の短手方向において、前記筐体の一部が前記保持部から露出していることを特徴とする。
従って、本適用例によれば、光の出射方向から見て、前記筐体の一部が前記保持部から露出している構造となっているため、露出している前記筐体の一部を光の出射方向側から前記固体光源素子の底部を放熱要素に押し付けることができ、前記固体光源素子の安定した冷却が可能となる効果を得ることができる。
また、レーザースポット溶接等の発熱を伴う固定手段を用いることなく前記固体光源素子を前記放熱要素に固定することができる。そのため、前記固体発光素子が熱で破損することがないという効果を得ることができる。
[適用例2]上記適用例に記載の光源素子は、前記保持部が紫外線を透過する材質でできていて、紫外線硬化樹脂によって筐体に固定されていることが好ましい。
本適用例によれば、前記保持部が紫外線を透過する材料でできているため、前記保持部と前記筐体の固定に紫外線硬化樹脂を使用することができる。
また、前記保持部に樹脂材を使用することができ、コスト削減という効果を得ることができる。
また、前記コリメーターレンズに樹脂材を使用することができ、コスト削減という効果を得ることができる。
[適用例3]本適用例に記載の光源装置は、適用例1、2に記載の光源素子を複数放熱要素に取り付けたことを特徴とする。
本適用例によれば、前記固体発光素子に前記コリメーターレンズを組立・調整固定した後に、前記放熱要素に組み立てることができる。
したがって、前記固体発光素子を前記放熱要素に固定した後にコリメーターレンズを組立・調整する場合に比較して、前記光源装置を組み立てることが非常に容易になる。
[適用例4]本適用例に記載のプロジェクターは、適用例3に示す光源装置から出射した光を画像データに応じて変調する光変調素子と、前記光変調素子で変調された光を投射する投射部と、を備えたことを特徴とする。
したがって本適用例によれば、組立が容易な光源装置を使用したプロジェクターを構成することができるので、安価なプロジェクターを提供することができる。
実施形態1に係る斜視図。 実施形態1に係る上面図。 実施形態1に係る分解斜視図。 実施形態2に係る断面図。 実施形態2に係る斜視図。 実施形態3に係る構成図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせしめている。
(実施形態1)
図1は、本発明に係る光源素子の実施形態1の斜視図である。図2は、実施形態1に係る上面図である。図3は実施形態1に係る分解斜視図である。図4は光源素子を放熱要素に押し付ける状態を示す図である。
まず、実施形態1に係る光源素子の概略構成について説明する。
光源素子1は固体発光素子としてのレーザーダイオード5(以下、LDという)と、これを収納する筐体2と、コリメーターレンズ4と、このコリメーターレンズ4を保持する保持部としてのレンズステー3で構成されている。
筐体2は、アイレット部201、キャップ部202で構成され、LD5を収納している。
キャップ部202は光の出射方向を軸とする円筒状の筒部202bと開口部202aを備えており、アイレット部201とキャップ部202で構成される空間にLD5を収納する。キャップ部202はLD5から出射された光が出射する光出射部としての開口部202aを有する。
レンズステー3は、コリメーターレンズ4が搭載される部位3aを持ち、レンズステー3とコリメーターレンズ4はUV接着剤、もしくはその他の接着剤、もしくは溶着により固定される。
コリメーターレンズ4が固定されたレンズステー3は、キャップ部202に対して、LDから出射された光を略平行化する位置に調整される。
コリメーターレンズ4が固定されたレンズステー3は、キャップ部202に対して位置調整された後に、キャップ部202の筒部202bに紫外線硬化樹脂としてのUV接着剤で固定される。
レンズステー3は、紫外線を透過する材質としてのガラス、透明樹脂、半透明樹脂でできている。
図2に示すように、レンズステー3はLD5の光出射方向から見てキャップ202及びアイレット201の一部が露出している露出部2aを有する構造となっている。後述するように、光源素子1を放熱要素11(図4)に押し付けて固定する際に、この露出部2aに押し付け力を加える。すなわち、押し付け力を加えるために露出部を設けている。
図3に記載されている矢印は、光源素子1を放熱要素11(図4)に押し付ける方向を示している。
以上述べたように、本実施形態に係る光源素子1によれば、以下の効果を得ることができる。
後述するように(図4等)、光源素子1を放熱要素11に押圧、固定する際に、露出部2aを押圧することが可能なため、光源素子1を安定的に冷却する構造を得ることができる。
また、露出部2aを押圧することにより光源素子1を固定することができ、レーザースポット溶接等の発熱を伴う方法を用いず光源素子1を固定することができるため、熱によりLD5が破損することがないという効果を有する。
さらに、露出部2aを押圧することにより、コリメーターレンズ4とレンズステー3に不要な応力がかかることがないため、コリメーターレンズ4の位置がLD5に対し、ずれることがない。
放熱要素11に筐体2を固定する際に、レーザースポット溶接等の発熱を伴う固定方法を用いないため、コリメーターレンズ4を樹脂で形成することができ、コストを削減できるという効果を有する。
(実施形態2)
図4は本発明に係る光源装置の実施形態2の断面図である。図5は本発明に係る光源装置の実施形態2の斜視図である。光源装置10は複数の光源素子1、放熱要素11で構成される。放熱要素11は板状の部材であり、表面に光源素子1のアイレット部201が圧入される円形の凹部が複数形成されている。この凹部に光源素子1を配置して押圧治具12を用いて、各光源素子1の露出部2aを上から下に向けて(図4中の矢印の方向)押圧することにより、アイレット部201が円形の凹部に圧入されて放熱要素11に接触し固定される。その際、押圧治具12は複数の光源素子1を一度に圧入することができる。なお、露出部2aを押圧する際には、露出部2aのうちアイレット部201を押圧することにより、光源素子1に最小限の押し付け力を加えることができ、光源素子1の変形を防ぐことができる。
以上述べたように本実施形態に係る光源装置10によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
複数の光源素子1は各光源素子単体でコリメーターレンズ4が位置調整されているため、放熱要素11に筐体2を取り付けた後にコリメーターレンズ4の位置調整をする必要がない。従って、狭い空間に、複数の光源素子を配置することができ、高価な調整装置が不要になるので安価に製造することができるという効果を有する。
また、複数の光源素子1を1つずつ放熱要素11に固定する必要がなく、押圧治具12で固定することで、組み立てられるため、組み立てに要する時間を短縮することができ、コストを削減できるという効果を有する。
(実施形態3)
図6は本発明に係る光源素子を用いたプロジェクター20の構成図である。プロジェクター20は、光源装置10と、光源装置から出射された光を画像データに応じて変調する光変調素子21と、光変調素子21で変調された光を投射する投射部22と、を備える。
以上述べたように、本実施形態に係るプロジェクター20によれば、実施形態1、実施形態2の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
安価な光源装置を使用したプロジェクターを構成することができるので、安価なプロジェクターを提供することができる。
(変形例1)
上記実施形態1では、前記レンズステー3は位置調整後にキャップ部202の筒部202bにUV接着剤で固定されるものとして説明したが、この構成に限定するものではない。
レンズステー3はアイレット部201に固定されても良い。
(変形例2)
上記実施形態1では、前記レンズステー3は位置調整後にキャップ部202の筒部202bにUV接着剤で固定されるものとして説明したが、この構成に限定するものではない。
レンズステー3はアイレット部201、筒部202bの両方に固定されても良い。
(変形例3)
上記実施形態1では、前記レンズステー3は位置調整後にキャップ部202の筒部202bにUV接着剤で固定されるものとして説明したが、この構成に限定するものではない。
固定は嫌気性接着剤、熱硬化性接着剤を用いても良い。
1…光源素子、2…筐体、2a…露出部、201…アイレット部、202…キャップ部、202a…開口部、202b…筒部、3…レンズステー、3a…部位、4…コリメーターレンズ、5…LD、10…光源装置、11…放熱要素、12…押し付け治具、20…プロジェクター、21…光変調素子、22…投射部。

Claims (5)

  1. 固体発光素子と、
    前記固体発光素子を収納して前記固体発光素子が発する光を外部に取り出す光出射部を備えた筐体と、
    前記固体発光素子から発された光を略平行化するためのコリメーターレンズと、
    前記コリメーターレンズを保持する保持部と、を備え、
    前記保持部は前記筐体に固定され、
    光の出射方向から見た時、前記保持部の大きさは前記保持部の縦方向と横方向とで異なり、前記保持部の短手方向において、前記筐体の一部が前記保持部から露出していることを特徴とする光源素子。
  2. 請求項1に記載の光源素子において、
    前記筐体はアイレット部およびキャップ部を備え、
    光の出射方向から見た時、前記保持部の短手方向において、前記アイレット部の一部および前記キャップ部の一部が前記保持部から露出していることを特徴とする光源素子。
  3. 請求項1または2に記載の光源素子において、
    前記保持部が紫外線を透過する材質でできていて、前記保持部が前記筐体に紫外線硬化樹脂によって固定されていることを特徴とする光源素子。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源素子を複数放熱要素に取り付けたことを特徴とする光源装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源素子を放熱要素に押し付けて固定した光源装置と、
    前記光源装置から出射した光を画像データに応じて変調する光変調素子と、
    前記光変調素子で変調された光を投射する投射部と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクター。
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