JP5661943B2 - ピア・トゥ・ピア通信およびwan通信のための、チャネル品質に基づく関連付けルール - Google Patents

ピア・トゥ・ピア通信およびwan通信のための、チャネル品質に基づく関連付けルール Download PDF

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Description

優先権主張
本特許出願は、「ピア・トゥ・ピア通信およびWAN通信のための、チャネル品質に基づく関連付けルール」(ASSOCIATION RULES BASED ON CHANNEL QUALITY FOR PEER-TO-PEER AND WAN COMMUNICATION)と題され2010年11月18日に出願された米国仮出願61/415,117に対する優先権を主張する。この出願は、本明細書の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれる。
本開示は、一般に、通信に関し、さらに詳しくは、ピア・トゥ・ピア(P2P)通信および無線エリア・ネットワーク(WAN)通信のための技術に関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信コンテンツを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。UEはまた、他のUEと、ピア・トゥ・ピアで通信することができうる。UE間のP2P通信および、UEと基地局との間のWAN通信を効率的にサポートすることが望まれうる。
以下は、1または複数の態様の基本的な理解を与えるために、このような態様の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての態様の広範囲な概観ではなく、すべての態様の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたは全ての態様のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の態様のいくつかの概念を表すことである。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、例えばユーザ機器(UE)等のようなモバイル・エンティティによる動作が可能な関連付け決定方法が提供される。この方法は、ピアUEを発見することと、ピアUEのための第1のメトリックを決定することと、を含みうる。方法はさらに、無線エリア・ネットワーク(WAN)における基地局のための第2のメトリックを決定することを含みうる。この方法はさらに、ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のためピアUEと関連付けを行うか、基地局を介した通信のためにWANと関連付けを行うかを、第1のメトリックおよび第2のメトリックに基づいて判定すること、を含みうる。関連する態様では、電子デバイス(例えば、UEまたはその構成要素(単数または複数))が、前述された方法を実行するように構成されうる。
関連する態様では、ピアUEのための第1のメトリックを決定するステップは、ピアUEからP2P信号を受信することと、受信したP2P信号の受信電力の測定を行なうことと、この測定に基づいて、第1のメトリックを決定することと、を含みうる。関連するさらなる態様では、第1のメトリックを決定するステップは、第1のUEにおいて、ピアUEの受信電力に基づいて、第1のメトリックを決定すること、を含みうる。第2のメトリックを決定するステップは、第1のUEにおいて、基地局の受信電力に基づいて、第2のメトリックを決定すること、を含みうる。
さらに関連する態様では、第1のメトリックを決定するステップは、ピアUEと第1のUEとの間の経路喪失に基づいて、第1のメトリックを決定すること、を含みうる。第2のメトリックを決定するステップは、基地局と第1のUEとの間の経路喪失に基づいて、第2のメトリックを決定すること、を含みうる。関連するさらなる態様では、第1のメトリックを決定するステップは、ピアUEに関する長期的なチャネル利得に基づいて第1のメトリックを決定すること、を含みうる。第2のメトリックを決定するステップは、基地局に関する長期的なチャネル利得に基づいて第2のメトリックを決定すること、を含みうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され、特許請求の範囲において特に指摘されている特徴を備える。以下の記載および添付図面は、1または複数の態様のある例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、さまざまな態様の原理が適用されるさまざまな方式のうちの極く一部しか示しておらず、本説明は、このような態様およびこれらの均等物の全てを含むことが意図されている。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、P2P通信またはWAN通信のための関連付け決定を行うための技術の例のコール・フロー図である。 図3は、関連付け決定をサポートするための装置の実施形態のブロック図である。 図4Aは、UE等によって実行可能な関連付け決定の例を例示する。 図4Bは、図4Aの方法のさらなる態様を例示する。 図4Cは、図4Aの方法のさらなる態様を例示する。 図5は、(例えばP2P通信またはWAN通信のための)関連付け決定のために構成されたUEおよびeNBを含むラジオ・ネットワークの実施形態の詳細を例示する。 図6は、図4A−Cの方法にしたがう関連付け決定のための装置の実施形態を示す。
P2P通信およびWAN通信をサポートするための技術が本明細書で記載される。これら技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他の無線ネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、周波数分割デュプレクス(FDD)と時分割デュプレクス(TDD)との両方において、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。本明細書において記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ技術と同様に、前述された無線ネットワークおよびラジオ技術のために使用されうる。
図1は、無線通信ネットワーク100を示す。これは、例えばLTEネットワークまたはその他いくつかのタイプのWANのような広域ネットワーク(WAN)でありうる。無線ネットワーク100は、多くの基地局およびその他のネットワーク・エンティティを含みうる。単純化のために、図1では、3つの基地局110x,110y,110zおよび1つのネットワーク・コントローラ130のみが示されている。基地局は、UEと通信するエンティティであり、ノード、ノードB、イボルブド・ノードB(eNB)、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおのの基地局は、特定の地理的領域のための有効通信範囲を提供し、有効通信範囲エリア内に位置するUEのための通信をサポートしうる。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供している基地局および/または基地局サブシステムからなる有効通信範囲エリアを称しうる。3GPP2では、用語「セクタ」または「セル・セクタ」は、この有効通信範囲エリアにサービス提供している基地局および/または基地局サブシステムのうちの有効通信範囲エリアを称しうる。明瞭化のために、本明細書では、「セル」の3GPP概念が使用される。
基地局は、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、比較的小さな地理的エリアをカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルは、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)によって制限されたアクセスを許可しうる。図1で示される例において、無線ネットワーク100は、マクロ・セルのためのマクロ基地局110a,110b,110cを含んでいる。無線ネットワーク100はさらに、ピコ・セルのためのピコ基地局、および/または、フェムト・セルのためのフェムト/ホーム基地局(図1に図示せず)を含みうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データの伝送を上流局(例えば、基地局またはUE)から受信し、データの伝送を下流局(例えば、UEまたは基地局)へ送信するエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。中継局はまた、ノード、リレー、リレー基地局等とも称されうる。
無線ネットワーク100は、例えばマクロ基地局のような同じタイプの基地局を含むホモジニアスなネットワークでありうる。無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、中継局等のような異なるタイプの基地局を含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプの基地局は、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(例えば、20ワットまたは+43dBm)を有しうる。また、ピコ基地局および中継局は、それより低い送信電力レベル(例えば、2ワットまたは+33dBm)を有しうる。そして、ホーム基地局およびUEは、低い送信電力レベル(例えば、0.2ワットまたは+23dBm)を有しうる。異なるタイプの基地局は、異なる最大送信電力レベルを有する、異なる電力クラスに属しうる。
ネットワーク・コントローラ130は、基地局のセットに接続しており、これら基地局のために調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介して基地局と通信しうる。基地局もまた、バックホールを介して互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、ノード、局、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、スマート・フォン、ネットブック、スマートブック等でありうる。UEは、基地局、中継局、その他のUE等と通信できうる。
本明細書における記載では、P2P通信は、例えば基地局または中継局のようなネットワーク・エンティティを経由しない、2またはそれ以上のUEとの間のダイレクトな通信を称する。WAN通信は、例えば基地局または中継局のような少なくとも1つのネットワーク・エンティティを介した、UEと遠隔局(例えば他のUE)との間の通信を称する。ノードは、基地局、中継局、UE等でありうる。
従来のWANは、UE間のダイレクトな通信をサポートしない。したがって、何れのUE−UEトラフィックも、先ず、ソースUEによって、そのサービス提供基地局へ送信され、次に、同じ基地局または別の基地局によって、目的UEへ送信される。このWAN中心のアプローチは自然であり、特に、UEが互いに離れて位置している場合、多くのケースにおいて有効であることが明らかとされている。
しかしながら、UE間のダイレクトな通信は、これらUEが近接している場合、効率およびその他の利点を与えうる。特に、ダイレクト通信の効率が向上する。なぜなら、2つのUE間の経路喪失は、各UEとその最も近い基地局との間の経路喪失よりも実質的に小さくなりうるからである。さらに、WAN通信のために2つの送信ホップ、すなわち、ソースUEからそのサービス提供基地局へのアップリンクにおける1つの送信ホップと、同じまたは異なる基地局から目的UEへのダウンリンクにおけるもう1つの送信ホップとが必要とされる一方、2つのUE間のダイレクトな通信のために単一の送信「ホップ」しか必要とされないので、効率が向上する。
UEは、P2P通信をサポートしうる。そして、UEが、例えばP2Pモードで動作しており、エンド・ユーザによって指示された場合、ピアUEを求める検出を行いうる。UEは、ピアUEを発見した場合、ピアUEと通信することを試みうる。しかしながら、2つのUE間のチャネル品質は貧弱でありうる。そして、これらUE間の通信は、貧弱な品質であり、無線ネットワークにおける他のUEの動作に悪影響を与えうる。
態様では、UEは、P2P通信またはWAN通信のいずれかを行う、関連付け決定を行いうる。この関連付け決定は、ネットワーク・パフォーマンスに大きなインパクトを与え、良好なネットワーク・パフォーマンスを与えながらUEにおける複雑さを制限するように定義された関連付けルールに基づいてなされうる。1つの設計では、関連付けルールは、1または複数の単純な基準に基づいて定義されうる。これは、後述するように、チャネル品質に関連しうる。
図2は、P2P通信またはWAN通信のための関連付け決定を行うための処理200の設計のフロー図を示す。UE120xは、他のUEを求めて検出するためのピア発見を実行しうる(ステップ1)。このピア発見処理は、(i)他のUEが、UE120xの存在を検出できるように、UE120xによってピア検出信号を送信することと、および/または、(ii)他のUEの存在および/またはサービスを通知するために、他のUEによって送信されたピア検出信号を求める検出を行うことと、を含みうる。UE120xは、このピア発見処理から、ピアUE120yを検出しうる。
UE120xは、ピアUE120yからP2P信号を受信し、測定しうる(ステップ2)。P2P信号は、ピアUE120yからのピア検出信号、基準/パイロット信号、および/または、その他の信号を備えうる。この測定は、受信電力、受信信号品質等に関しうる。受信電力は、受信信号強度、パイロット強度等とも称されうる。受信信号品質は、キャリア対干渉比(C/I)、信号対雑音比(SNR)、信号対雑音および干渉比(SINR)、キャリア・オーバ・サーマル(CoT)等によって定量化されうる。明瞭さのために、以下の記載の多くは、受信信号品質に関するC/Iを称する。受信電力および受信信号品質は、チャネル品質の2つの典型的な尺度でありうる。
UE120xはさらに、近傍内の基地局を求める探索を行い、基地局110yを検出しうる。UE120xは、基地局110yからのWAN信号を受信し、測定しうる(ステップ3)。一般に、図2におけるステップ1,2,3は、任意の順に実行されうる。図2に示されるように、ステップ1とステップ2は、個別に実行されうる。ステップ2はまた、ステップ1の一部でもありうる。そして、UE120xは、ピア発見処理の間、ピアUE120yに関する測定を行いうる。
UE120xは、ピアUEおよび基地局に関する測定に基づいて、ピアUE120yおよび基地局110yのメトリックを計算しうる(ステップ4)。これらメトリックは、チャネル品質に関連しており、後述するようにして計算されうる。UE120xは、P2P通信のためにピアUE120yとの関連付けを行うか、基地局110yを介した通信のためにWANとの関連付けを行うかを決定しうる(ステップ5)。この関連付け決定は、関連付けルールに基づきうる。これは、ピアUE120yと基地局110yのためのメトリックに基づいて定義されうる。
ピアUEと関連付けを行うとの決定がなされた場合、UE120xは、ピアUE120yとダイレクトに通信しうる(ステップ6A)。あるいは、WANとの関連付けを行うとの決定がなされた場合、UE120xは基地局110yを介して通信しうる(ステップ6B)。
一般に、関連付けルールは、任意の数の基準および任意の基準に基づいて定義されうる。しかしながら、複雑さを低減するために、UE120xによって容易になされうる測定に基づいて、単純な基準を使用することが望まれうる。単純な基準に基づいたいくつかの典型的な関連付けルールが後述される。
1つの設計では、関連付けルールは、受信電力に基づいて定義されうる。この設計では、各ノードのメトリックは、関連付け決定を行ったUEにおける、そのノードの受信電力に対応しうる。図2に示される例では、UE120xは、ピアUE120yの受信電力を測定し、基地局110yの受信電力をも測定しうる。UE120xは、最大受信電力に基づいて、関連付け決定を行いうる。特に、ピアUE120yの受信電力が、基地局110yの受信電力よりも高い場合には、UE120xは、ピアUE120yとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信しうる。逆に、基地局110yの受信電力が、ピアUE120yの受信電力よりも高い場合には、UE120xは、WANとの関連付けを行い、基地局110yを介して通信しうる。マクロ基地局は一般に、UEよりもはるかに高い送信電力レベル(例えば、UEの+23dBmに対して、マクロ基地局は+43dBm)を有しているので、受信電力に基づく関連付け決定は、WAN通信に対してよりバイアスされうる。
別の設計では、関連付けルールが、経路喪失に基づいて定義されうる。この設計では、各ノードのメトリックは、関連付け決定を行うUEとノードとの間の経路喪失に対応しうる。図2に示される例では、UE120xは、ピアUE120yの受信電力を測定し、UE120yの受信電力(dBm)と、UE120yの送信電力(dBm)との差に基づいて、UE120xとUE120yとの間の経路喪失を判定しうる。UE120xはまた、基地局110yの受信電力を測定し、基地局120yの受信電力(dBm)と、基地局110yの送信電力(dBm)との差に基づいて、基地局110yとUE120xとの間の経路喪失を判定しうる。UE120xはその後、最小経路喪失に基づいて、関連付け決定を行いうる。特に、UE120xとUE120yとの間の経路喪失が、基地局110yとUE120xとの間の経路喪失よりも小さい場合、UE120xは、ピアUE120yとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信しうる。逆に、基地局110yの経路喪失が、ピアUE120yの経路喪失よりも小さい場合には、UE120xは、WANとの関連付けを行い、基地局110yを介して通信しうる。経路喪失は、各ノードの送信電力レベルを考慮するので、経路喪失に基づく関連付け決定は、P2P通信に対してよりバイアスされうる。
UE120xとUE120yとの間の経路喪失が小さい場合、恐らくP2P通信が有益であろう。なぜなら、各UEの受信機において雑音および干渉に打ち勝つために、比較的低い送信電力で十分でありうるからである。このようなシナリオでは、UE120xとUE120yとの間のP2P通信は、同じ周波数で動作している他のUEに対して、少量の干渉しか生成しない。干渉を低減するために、各UEの送信電力は、2つのUE間のP2Pリンクによる良好なパフォーマンスを達成するために必要とされる送信電力レベルを超えないように制御されうる。
1つの設計では、WANまたはピアUEの何れか一方に対する関連付け決定をよりバイアスさせるためにオフセットが使用されうる。オフセットは、(i)すべての時間において使用される固定値であるか、または、(ii)経時的に変化しうる設定可能な値でありうる。オフセットは、すべてのUEに対して適用可能であり、UEへブロードキャストされうるか、規格で指定されうる。オフセットはまた、(例えば、高位レイヤによって)各UEのために設定可能であり、UEへシグナルされうる。オフセットは、ピアUEのためのメトリック、または、基地局のためのメトリックに適用され、関連付けの複雑さをわずかに高めうる。
表1は、関連付けに適切な基地局110yおよびUE120yのさまざまなパラメータの典型的な値をリストする。表1において示される例において、基地局110yは、+43dBmの送信電力レベルと、13dBのアンテナ利得を有している。基地局110yとUE120xとの間の経路喪失は100dBであり、UE120xにおける基地局110yの受信電力は−44dBmである。ピアUE120yは、+23dBmの送信電力レベルおよび0dBのアンテナ利得を有している。UE120xとUE120yとの間の経路喪失は70dBであり、UE120xにおけるピアUE120yの受信電力は−47dBmである。
Figure 0005661943
表1に示される例では、関連付けルールが、受信電力に基づいて定義されているのであれば、UE120xは、WANとの関連付けを行い、基地局110yを介して通信するだろう。なぜなら、UE120xにおいて、−44dBmである基地局110yの受信電力は、−47dBmであるピアUE120yの受信電力よりも高いからである。しかしながら、関連付けルールが、経路喪失に基づいて定義されているのであれば、UE120xは、ピアUE120xとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信するだろう。なぜなら、ピアUE120yに関する70dBである経路喪失は、基地局110yに関する100dBである経路喪失よりも小さいからである。表1の例によって例示されるように、別のメトリックが、別のノードとの関連付けを好み、結果として、UE120xによる別の関連付けにもなりうる。特に、表1における例は、受信電力が、WANとの関連付けを好む一方、経路喪失が、ピアUEとの関連付けを好むことを示している。
表1において示される例において、5dBのオフセットが、ピアUE120yの受信電力に適用され、基地局110yの受信電力にはオフセットが適用されない。そして、ピアUE120yの調節受信電力は、−42dBmとなり、基地局110yの調節受信電力は、−44dBmとなるであろう。関連付けルールが、オフセットを有する受信電力に基づいて定義されているのであれば、UE120xは、ピアUE120yとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信するであろう。なぜなら、UE120xにおいて、−42dBmであるピアUE120yの調節受信電力は、−44dBmである基地局110yの調節受信電力よりも高いからである。表1の例によって例示されるように、ピアUE120yの受信電力に適用されるオフセットは、ピアUEとの関連付けを好む方にバイアスを変更しうる。特に、表1における例は、UE120xが、オフセットのない受信電力に基づく関連付けルールを用いてWANとの関連付けを行いうるものの、オフセットのある受信電力に基づく関連付けルールを用いてピアUEとの関連付けを行いうることを示す。
表1は、5dBのオフセットが、ピアUE120yの受信電力に適用される例を示す。33dBのオフセットが、基地局110yとピアUE120yとの間の異なる送信電力レベルおよび異なるアンテナ利得を補償しうる。したがって、ピアUE120yの受信電力に適用された33dBのオフセットの結果、オフセットのある最大受信電力に基づく関連付けは、オフセットのない最小経路喪失に基づく関連付けと等価となる。一般に、オフセットは、受信電力、経路喪失、またはその他もメトリックに適用されうる。オフセットはまた、基地局またはピアUEのメトリックにも適用されうる。
さらに別の設計では、関連付けルールは、長期的なチャネル利得/強度に基づいて定義されうる。ノードのチャネル利得は、ノードの経路喪失に関連付けられうる(例えば、100dBの経路喪失は、−100dBのチャネル利得に相当しうる)。この設計では、各ノードのメトリックは、関連付け決定を行うUEにおける、そのノードのための長期的なチャネル利得に対応しうる。図2に示される例において、UE120xは、ピアUE120yの受信電力を測定し平均化し、UE120yのための長期的なチャネル利得GUEを決定しうる。UE120xはまた、基地局110yの受信電力を測定し平均化し、基地局110yのための長期的なチャネル利得GBSを決定しうる。UE120xはチャネル差分を判定しうる。これは、基地局110yの長期的なチャネル利得(dB)と、UE120yの長期的なチャネル利得(dB)との差、すなわち、ChanDiff=GBS−GUEでありうる。UE120xはその後、このチャネル差分に基づいて、関連付け決定を行いうる。特に、チャネル差分がしきい値よりも大きい(または小さい)場合、UE120xは、ピアUE120yとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信しうる。反対に、チャネル差分がしきい値よりも小さい(または大きい)場合、UE120xは、WANとの関連付けを行い、基地局110yを介して通信しうる。「より大きい」または「より小さい」という不等号の使用は、WANと関連付けを行うことにバイアスされるか、またはピアUEと関連付けを行うことにバイアスされるかに依存する。
さらに別の設計では、関連付けルールは、短期的なC/Iまたは長期的なC/Iに基づいて定義されうる。この設計では、各ノードのメトリックは、関連付け決定を行うUEにおける、そのノードのC/Iに対応しうる。図2に示される例において、UE120xは、ピアUE120yのC/Iを測定(さらに、恐らくは平均化)しうる。UE120xはまた、基地局110yのC/Iを測定(さらに、恐らくは平均化)しうる。UE120xは、ノードからの基準信号/パイロット、または制御チャネル、またはデータ・チャネル、またはこれらの組み合わせに基づいて、各ノードのC/Iを測定しうる。UE120xはその後、最大C/Iに基づいて、関連付け決定を行いうる。特に、UE120yのC/Iが、基地局110yのC/Iよりも良好である場合には、UE120xは、ピアUE120yとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信しうる。逆に、UE120yのC/Iが、基地局110yのC/Iよりも悪い場合には、UE120xは、WANとの関連付けを行い、基地局110yを介して通信しうる。
関連付けルールはまた、例えばスループット、漏れ等のような他の基準に基づいても定義されうる。スループットは、ノードのC/Iを推定すること、推定されたC/Iを容量関数に基づいてスペクトル効率に変換すること、および、スペクトル効率を、動作帯域幅と掛け合わせること、によって決定されうる。基地局の漏れは、基地局によってサービス提供されていないUEにおける、基地局による干渉を備えうる。基地局のメトリックは、信号対漏れ比(SLR)、幾何学対漏れ比(GLR)、またはスループット対漏れ比(TLR)を備えうる。
いくつかの設計では、関連付けルールは、前述したように、例えば受信電力、または経路喪失、または長期的なチャネル利得、またはC/I、またはその他いくつかの基準に基づいて定義されうる。その他の設計では、関連付けルールは、これら基準の組み合わせに基づいて定義されうる。
1つの設計では、関連付けルールは、経路喪失とチャネル差分との組み合わせに基づいて定義されうる。(i)UE120yの経路喪失が、基地局110yの経路喪失よりも小さく、(ii)チャネル差分がしきい値よりも大きい(または小さい)場合、UE120xはピアUE120yとの関連付けを行い、ピア・トゥ・ピアで通信しうる。チャネル差分基準は、基地局からの良好な有効通信範囲を有するUEが、ピアUEとではなく、WANと関連付けを行うことに高いバイアスを有していることを保証しうる。
別の設計では、関連付けルールは、受信電力とチャネル差分との組み合わせに基づいて定義されうる。一般に、関連付けルールは、受信電力、または経路喪失、またはチャネル差分、またはC/I、またはこれらの組み合わせを含みうる任意の基準の組み合わせに基づいて定義されうる。
P2P通信が、WAN通信よりもパフォーマンス利点を提供するか否かは、(i)UE間のダイレクト/P2Pリンクのチャネル品質と、(ii)UEとそれらのサービス提供基地局との間のWANリンクのチャネル品質とに依存しうる。P2PリンクおよびWANリンクのチャネル品質に基づく関連付けルールは、パフォーマンス利点を与えうる。
1つの設計では、関連付けは、ダウンリンクとアップリンクとの両方について統合的に実行されうる。例えば、UE120xは、ダウンリンクとアップリンクとの両方における通信のために、WANまたはピアUE120yのどちらと関連付けを行うのかを決定しうる。別の設計では、関連付けは、ダウンリンクとアップリンクのために個別に実行されうる。例えば、UE120xは、ダウンリンクにおける通信のためにWANと関連付けを行うことを決定し、アップリンクにおける通信のためにピアUE120yと関連付けを行うことを決定しうる。
前述した設計では、WANとの関連付けを行うか、ピアUEとの関連付けを行うかを決定するための関連付けが、UEによって実行されうる。他の設計では、関連付けは、例えば基地局または中継局のようなネットワーク・エンティティによって実行されうる。ネットワーク・エンティティは、関連付けが実行されるUEから適切な情報を受信し、前述した関連付けルールのうちの何れかに基づいて、UEのための関連付け決定を行いうる。ネットワーク・エンティティは、関連付け決定をUEへ明示的にまたは暗黙的にシグナルしうる。
良好なパフォーマンスを保証するために、WANとP2P UEとの間の干渉調整が実行されうる。干渉調整は、2つの構成要素を含みうる。第1に、P2P送信が、WANによって使用されているものと同じ周波数でなされる場合、P2P送信は、WAN送信への干渉を引き起こすであろう。また、その逆もありうるだろう。この干渉の厳しさは、チャネル条件に依存しうる。そして、干渉元のWANまたはP2Pノードへ直交リソースを割り当てるためのリソース調整を必要としうる。WANとP2Pノードとの間の干渉調整は、P2Pノードを、専用の周波数で、または、WANがアクティブではない準静的に割当/設定されたリソースで動作させることによって回避されうる。第2に、P2Pノード間で干渉調整が実行されうる。なぜなら、P2P送信は、互いに強く干渉しうるからである。これは、干渉元のP2Pノードのグループへ直交リソースを割り当てるリソース調整を実行することによって達成されうる。P2Pノード間の干渉調整は、P2P送信が、WANによって使用されているものと同じ周波数で送信されているか、あるいは、専用の周波数で送信されているかに関わらず必要とされうる。
干渉調整のためのリソース割当および関連付けは、(恐らくは、異なるエンティティによって)個別に実行されうる。関連付け決定は、一般に、リソース割当にインパクトを与えうる、あるいは、その逆もありうるので、リソース割当および関連付けは統合的にも実行されうる。関連付けおよびリソース割当は、関連付けおよびリソース割当の異なる可能なシナリオのための適切なメトリックを計算し、次に、最良のメトリックを持つシナリオを選択することによって、統合的に実行されうる。
図3は、関連付けをサポートする装置300の設計のブロック図を示す。装置300は、UEまたはその他いくつかのエンティティの一部でありうる。装置300内では、ピア検出モジュール312が、ピアUEの存在を検出するために受信信号を処理し、検出された各ピアUEの情報(例えば、UEアイデンティティ(ID))を提供しうる。測定モジュール314は、そのピアUEから受信したP2P信号に基づいて、検出された各ピアUEに関する測定(例えば、受信電力、C/I等)を行いうる。メトリック計算モジュール316は、そのピアUEの測定に基づいて、検出された各ピアUEの1または複数のメトリック(例えば、受信電力、経路喪失、短期的または長期的なC/I、長期的なチャネル利得等)を計算しうる。
同様に、セル探索モジュール322は、基地局の存在を検出するために、受信信号を処理し、検出された各基地局の情報(例えば、セルID)を提供しうる。測定モジュール324は、その基地局から受信したWAN信号に基づいて、検出された各基地局の測定を行いうる。メトリック計算モジュール326は、その基地局の測定に基づいて、検出された各基地局の1または複数のメトリックを計算しうる。
関連付け決定モジュール330は、検出されたピアUEのメトリックを、モジュール316から受信し、検出された基地局のメトリックを、モジュール326から受信しうる。モジュール330は、ピアUEおよび基地局のメトリックに基づいて、WANまたはピアUEと関連付けを行うことを決定しうる。モジュール330は、この関連付け決定を、通信モジュール332,342に提供しうる。ピアUEとの関連付けが選択された場合、モジュール332は、ピアUEとピア・トゥ・ピアで通信しうる。WANとの関連付けが選択された場合、モジュール342は、基地局を介して通信しうる。
図4Aは、関連付けを実行する処理400の設計を示す。処理400は、(以下に説明するように)第1のUEによって実行されうるか、または、その他いくつかのエンティティ(例えば、基地局)によって実行されうる。第1のUEは、例えば、(例えば412のような)ピア発見処理によって、ピアUEを発見しうる。第1のUEは、ピアUEのための第1のメトリックを決定し(ブロック414)、WANにおける基地局のための第2のメトリックをも決定しうる(ブロック416)。基地局は、マクロ基地局、またはフェムト基地局、またはピコ基地局、または中継局でありうる。第1のUEは、第1のメトリックおよび第2のメトリックに基づいて、P2P通信のためにピアUEとの関連付けを行うのか、または、基地局を介した通信のためにWANとの関連付けを行うのかを決定しうる(ブロック418)。
図4B−Cを参照して、UE等によって実行されうるオプションの方法400のさらなる動作または態様が示されている。方法400が、図4B−Cのうちの少なくとも1つのブロックを含んでいる場合、方法400は、例示されうるあらゆるその後のダウンストリーム・ブロック(単数または複数)を含むことを必ずしも必要とせず、少なくとも1つのブロックの後に終了することができる。これら多くのブロックは、これらブロックが方法400にしたがって実行されうる特定の順序を意味していないことがさらに注目される。例えば、図4Bに示すように、ブロック414の1つの設計では、第1のUEが、ピアUEからP2P信号を受信し(ブロック420)、P2P信号の受信電力を測定し(ブロック422)、この測定に基づいて、第1のメトリックを決定しうる(ブロック424)。第1のUEは、ブロック416と同様の方式で、基地局の第2のメトリックを決定しうる。
ブロック414,416の1つの設計では、第1のメトリックが、第1のUEにおけるピアUEの受信電力に基づいて決定され、第2のメトリックが、第1のUEにおける基地局の受信電力に基づいて決定されうる(ブロック430)。別の設計では、ピアUEと第1のUEとの間の経路喪失に基づいて第1のメトリックが決定され、基地局と第1のUEとの間の経路喪失に基づいて第2のメトリックが決定されうる(ブロック432)。別の設計では、ピアUEの長期的なチャネル利得に基づいて第1のメトリックが決定され、基地局の長期的なチャネル利得に基づいて第2のメトリックが決定されうる(ブロック434)。また別の設計では、第1のメトリックが、第1のUEにおいてピアUEのC/Iに基づいて決定され、第2のメトリックが、第1のUEにおいて基地局のC/Iに基づいて決定されうる(ブロック436)。一般に、ピアUEに関するチャネル品質に関連する測定に基づいて第1のメトリックが決定され、基地局に関するチャネル品質に関連する測定に基づいて第2のメトリックが決定されうる(ブロック438)。
図4Cに示すように、1つの設計では、第1のメトリックまたは第2のメトリックが、オフセットに基づいて決定されうる(ブロック440)。オフセットは、WANよりもピアUEとの関連付けを好むように選択されうる(ブロック442)。あるいは、オフセットは、ピアUEよりもWANとの関連付けを好むように選択されうる(ブロック444)。オフセットは、第1のUEのために設定されうるか、基地局またはWANによってブロードキャストされうるか、(例えば、規格で)指定されうるか、またはその他の方式で取得されうる。一般に、第1のUEは、WANからパラメータを受信し、このパラメータに基づいて、第1のメトリックおよび/または第2のメトリックを決定しうる。
1つの設計では、第1のUEは、ピアUEの長期的なチャネル利得と、基地局の長期的なチャネル利得との間の差分を示すチャネル差分を決定しうる(ブロック450)。第1のUEは、さらにチャネル差分に基づいて、ピアUEと関連付けを行うか、WANと関連付けを行うのかを決定しうる。例えば、第1のメトリックおよび第2のメトリックは、経路喪失に関連しうる。(i)2つのUE間の経路喪失が、基地局と第1のUEとの間の経路喪失未満であり、(ii)チャネル差分がしきい値より大きい場合、第1のUEはピアUEと関連付けを行いうる。そうではない場合、第1のUEは、WANとの関連付けを行いうる(ブロック452)。
別の設計では、第1のUEは、ピアUEの長期的なC/Iと、基地局の長期的なC/Iとを決定しうる(ブロック460)。第1のUEは、さらにピアUEの長期的なC/Iと基地局の長期的なC/Iとに基づいて、ピアUEと関連付けを行うか、またはWANと関連付けを行うかを決定しうる(ブロック462)。一般に、任意の数のメトリックが、基地局およびピアUEのおのおのの任意の数の基準に基づいて決定され、関連付け決定を行うために使用されうる。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、図4A−Cを参照して前述したように、分散DFSのためのデバイスおよび装置が提供される。図6を参照して、モバイル・エンティティ(例えばUE等)、またはその中で使用されるプロセッサまたは類似のデバイス/構成要素として構成されうる典型的な装置600が提供されている。装置600は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックを含みうる。例えば、装置600は、ピアUEを発見するための電子構成要素またはモジュール612を含みうる。装置600は、ピアUEのための第1のメトリックを決定するための構成要素614を含みうる。装置600は、WANにおける基地局のための第2のメトリックを決定するための構成要素616を含みうる。装置600は、第1のメトリックおよび第2のメトリックに基づいて、P2P通信のためにピアUEとの関連付けを行うか、あるいは、基地局を介した通信のためにWANとの関連付けを行うかを決定するための構成要素618を含みうる。
関連する態様では、装置600は、プロセッサではなく、モバイル・エンティティ(例えばUE)として構成されている場合、オプションとして、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素650を含みうる。この場合、プロセッサ650は、バス652または類似の通信カップリングによって、構成要素612−618と動作可能に通信しうる。プロセッサ650は、電子構成要素612−618によって実行される処理または機能の開始およびスケジューリングを有効にしうる。
さらに関連する態様では、装置600は、ラジオ・トランシーバ構成要素654を含みうる。トランシーバ654の代わりに、あるいは、トランシーバ654と連携して、スタンド・アロン受信機、および/または、スタント・アロン送信機が使用されうる。装置600は、オプションとして、例えばメモリ・デバイス/構成要素656のように、情報を格納するための構成要素を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体またはメモリ構成要素656が、バス652等によって、装置600のその他の構成要素に動作可能に接続されうる。メモリ構成要素656は、構成要素612−618、これらのサブ構成要素、またはプロセッサ650、あるいは、本明細書で開示された方法の処理および挙動を有効にするためのコンピュータ読取可能な命令群およびデータを格納するように適応されうる。メモリ構成要素656は、電子構成要素612−618に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持しうる。メモリ656の外側にあるとして示されているが、電子構成要素612−618は、メモリ656内に存在しうることが理解されるべきである。図6における構成要素はさらに、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子部分部品、論理回路、メモリ、ソフトウェア・コード、ファームウェア・コード等、またはこれらの任意の組み合わせを備えうることが注目される。
図5は、図1における基地局/eNBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eNB110とUE120との設計のブロック図を示す。基地局110は、T個のアンテナ534a乃至534tを備え、UE120は、R個のアンテナ552a乃至552rを備えうる。ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
基地局110では、送信プロセッサ520が、データ・ソース512から、1または複数のUEのためのデータを、コントローラ/プロセッサ540から制御情報を受信しうる。プロセッサ520は、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化および変調)し、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得する。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ530は、適用可能であれば、データ・シンボル、制御シンボル、および/または、基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、T個の出力シンボル・ストリームをT個の変調器(MOD)532a乃至532tに提供しうる。おのおのの変調器532は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器532はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器532a乃至532tからのT個のダウンリンク信号は、T個のアンテナ534a乃至534tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ552a乃至552rが、基地局110および別の基地局からダウンリンク信号を受信し、他のUEからP2P信号を受信し、これら受信した信号を、復調器(DEMOD)554a乃至554rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器554は、受信された信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器554はさらに、(例えば、OFDM等のために)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器556は、受信されたシンボルを、R個すべての復調器554a乃至554rから取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ558は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク560に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ580へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ564が、データ・ソース562からデータを、コントローラ/プロセッサ580から制御情報を受信し、これらを処理しうる。送信プロセッサ564はまた、P2P通信のためのシンボル(例えば、ピア検出信号およびP2P信号のためのシンボル)をも生成しうる。送信プロセッサ564からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ566によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM、OFDM等のために)変調器554a乃至554rによって処理され、基地局110、他の基地局、および/または、他のUEへ送信されうる。基地局110では、UE120およびその他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ534によって受信され、復調器532によって処理され、適用可能な場合には、MIMO検出器536によって検出され、さらに、受信プロセッサ538によって処理されて、UE120およびその他のUEによって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得される。プロセッサ538は、復号されたデータをデータ・シンク539に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ540へ提供しうる。
コントローラ/プロセッサ540,580は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。UE120におけるプロセッサ580および/またはその他のモジュールは、図2におけるUE120xのための処理を実行しうる。UE120におけるプロセッサ580および/またはその他のプロセッサおよびモジュールはまた、図3におけるさまざまなモジュールをも実現しうる。UE120におけるプロセッサ580および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、図4A−Cにおける処理400、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または指示をも行いうる。メモリ542,582は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ544は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
1つの構成では、無線通信のための装置120は、第1のUEによってピアUEを発見するための手段と、ピアUEのための第1のメトリックを決定するための手段と、WANにおける基地局のための第2のメトリックを決定するための手段と、ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のためにピアUEと関連付けを行うか、基地局を介した通信のためにWANと関連付けを行うかを、第1のメトリックおよび第2のメトリックに基づいて決定するための手段と、を含みうる。
1つの態様では、前述した手段は、前述した手段によって詳述された機能を実行するように構成されたプロセッサ580および/または、UE120におけるその他のプロセッサでありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記載された機能を実行するように構成された1または複数のモジュールまたは任意の装置でありうる。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述した説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または前述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組み合せで実現することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
前述した本開示の記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]無線通信のために第1のユーザ機器(UE)による動作が可能な方法であって、
ピアUEを発見することと、
前記ピアUEのための第1のメトリックを決定することと、
無線エリア・ネットワーク(WAN)における基地局のための第2のメトリックを決定することと、
ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、前記基地局を介した通信のために前記WANと関連付けを行うかを、前記第1のメトリックおよび前記第2のメトリックに基づいて決定することと、
を備える方法。
[発明2]前記ピアUEのための第1のメトリックを決定することは、
前記ピアUEからP2P信号を受信することと、
前記受信したP2P信号の受信電力の測定を行なうことと、
前記測定に基づいて、前記第1のメトリックを決定することと、
を備える発明1に記載の方法。
[発明3]前記第1のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記ピアUEの受信電力に基づいて、前記第1のメトリックを決定することを備え、
前記第2のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記基地局の受信電力に基づいて、前記第2のメトリックを決定することを備える、発明1に記載の方法。
[発明4]前記第1のメトリックを決定することは、前記ピアUEと前記第1のUEとの間の経路喪失に基づいて、前記第1のメトリックを決定することを備え、
前記第2のメトリックを決定することは、前記基地局と前記第1のUEとの間の経路喪失に基づいて、前記第2のメトリックを決定することを備える、発明1に記載の方法。
[発明5]前記第1のメトリックを決定することは、前記ピアUEに関する長期的なチャネル利得に基づいて前記第1のメトリックを決定することを備え、
前記第2のメトリックを決定することは、前記基地局に関する長期的なチャネル利得に基づいて前記第2のメトリックを決定することを備える、発明1に記載の方法。
[発明6]前記第1のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記ピアUEのキャリア対干渉比(C/I)に基づいて前記第1のメトリックを決定することを備え、
前記第2のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記基地局のC/Iに基づいて前記第2のメトリックを決定することを備える、発明1に記載の方法。
[発明7]前記第1のメトリックを決定することは、前記ピアUEに関するチャネル品質に関連する測定に基づいて前記第1のメトリックを決定することを備え、
前記第2のメトリックを決定することは、前記基地局に関するチャネル品質に関連する測定に基づいて前記第2のメトリックを決定することを備える、発明1に記載の方法。
[発明8]前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックは、前記WANよりも前記ピアUEとの関連付けを好むように選択されたオフセットに基づいて決定される、発明1に記載の方法。
[発明9]前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックは、前記ピアUEよりも前記WANとの関連付けを好むように選択されたオフセットに基づいて決定される、発明1に記載の方法。
[発明10]前記WANからパラメータを受信することと、
前記WANから受信したパラメータに基づいて、前記第1のメトリック、または前記第2のメトリック、またはこれら両方を決定することと、
をさらに備える発明1に記載の方法。
[発明11]前記ピアUEに関する長期的なチャネル利得と、前記基地局に関する長期的なチャネル利得との間の差分を示すチャネル差分を決定することをさらに備え、
前記ピアUEと関連付けを行うか、前記WANと関連付けを行うかはさらに、前記チャネル差分に基づいて決定される、発明1に記載の方法。
[発明12]前記第1のメトリックは、前記ピアUEと前記第1のUEとの間の経路喪失に関連し、
前記第2のメトリックは、前記基地局と前記第1のUEとの間の経路喪失に関連し、
前記ピアUEと関連付けを行うか、前記WANと関連付けを行うかを決定することは、
前記ピアUEと前記第1のUEとの間の経路喪失が、前記基地局と前記第1のUEとの間の経路喪失未満であり、前記チャネル差分がしきい値より大きい場合、前記ピアUEと関連付けを行うことと、
前記ピアUEとの関連付けが選択されていない場合、前記WANと関連付けを行うこととを備える、発明11に記載の方法。
[発明13]前記ピアUEの長期的なキャリア対干渉比(C/I)を決定することと、
前記基地局の長期的なC/Iを決定することと、
前記ピアUEの長期的なC/Iと前記基地局の長期的なC/Iとにさらに基づいて、前記ピアUEと関連付けを行うか、または前記WANと関連付けを行うかを決定することと、
をさらに備える発明1に記載の方法。
[発明14]前記基地局はマクロ基地局を備える、発明1に記載の方法。
[発明15]前記基地局は、フェムト基地局、ピコ基地局、および中継局のうちの1つを備える、発明1に記載の方法。
[発明16]無線通信のための装置であって、
第1のユーザ機器(UE)よってピアUEを発見し、
前記ピアUEのための第1のメトリックを決定し、
無線エリア・ネットワーク(WAN)における基地局のための第2のメトリックを決定し、
ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、前記基地局を介した通信のために前記WANと関連付けを行うかを、前記第1のメトリックおよび前記第2のメトリックに基づいて決定する
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続され、データを格納するためのメモリと、
を備える装置。
[発明17]前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ピアUEからP2P信号を受信することと、
前記受信したP2P信号の受信電力の測定を行なうことと、
前記測定に基づいて、前記第1のメトリックを決定することと
によって、前記ピアUEのための第1のメトリックを決定する、発明16に記載の装置。
[発明18]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のUEにおいて、前記ピアUEの受信電力に基づいて、前記第1のメトリックを決定することによって前記第1のメトリックを決定し、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のUEにおいて、前記基地局の受信電力に基づいて、前記第2のメトリックを決定することによって前記第2のメトリックを決定する、発明16に記載の装置。
[発明19]無線通信のための装置であって、
第1のUEによってピア・ユーザ機器(UE)を発見する手段と、
前記ピアUEのための第1のメトリックを決定する手段と、
無線エリア・ネットワーク(WAN)における基地局のための第2のメトリックを決定する手段と、
ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、前記基地局を介した通信のために前記WANと関連付けを行うかを、前記第1のメトリックおよび前記第2のメトリックに基づいて決定する手段と、
を備える装置。
[発明20]コンピュータ・プログラム製品であって、
第1のUEによってピア・ユーザ機器(UE)を発見することと、
前記ピアUEのための第1のメトリックを決定することと、
無線エリア・ネットワーク(WAN)における基地局のための第2のメトリックを決定することと、
ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、前記基地局を介した通信のために前記WANと関連付けを行うかを、前記第1のメトリックおよび前記第2のメトリックに基づいて決定することと、
をコンピュータに対して実行させるためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。

Claims (18)

  1. 無線通信のために第1のユーザ機器(UE)によって動作可能な方法であって、
    ピアUEを発見することと、
    前記ピアUEとのピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための第1のメトリックを決定することと、
    セルラ・ネットワークにおける基地局と通信するための第2のメトリックを決定することと、
    前記ピアUEとのP2P通信のための長期的なチャネル利得を決定することと、
    前記基地局と通信するための長期的なチャネル利得を決定することと、
    前記ピアUEとのP2P通信のための前記長期的なチャネル利得と前記基地局と通信するための前記長期的なチャネル利得との間の差分を示すチャネル差分を決定することと、
    P2P通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、セルラ・ネットワーク通信のために前記基地局と関連付けを行うかを、前記第1のメトリック前記第2のメトリックおよび前記チャネル差分に基づいて決定することと、
    を備える方法。
  2. 前記第1のメトリックを決定することは、
    前記ピアUEからP2P信号を受信することと、
    前記受信したP2P信号の受信電力の測定を行なうことと、
    前記測定に基づいて、前記第1のメトリックを決定することと、
    を備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記ピアUEの受信電力に基づいて、前記第1のメトリックを決定することを備え、
    前記第2のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記基地局の受信電力に基づいて、前記第2のメトリックを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のメトリックを決定することは、前記ピアUEと前記第1のUEとの間の経路喪失に基づいて、前記第1のメトリックを決定することを備え、
    前記第2のメトリックを決定することは、前記基地局と前記第1のUEとの間の経路喪失に基づいて、前記第2のメトリックを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記ピアUEのキャリア対干渉比(C/I)に基づいて前記第1のメトリックを決定することを備え、
    前記第2のメトリックを決定することは、前記第1のUEにおいて、前記基地局のC/Iに基づいて前記第2のメトリックを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のメトリックを決定することは、前記ピアUEに関するチャネル品質に関連する測定に基づいて前記第1のメトリックを決定することを備え、
    前記第2のメトリックを決定することは、前記基地局に関するチャネル品質に関連する測定に基づいて前記第2のメトリックを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックは、前記基地局よりも前記ピアUEとの関連付けを好むように選択されたオフセットに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックは、前記ピアUEよりも前記基地局との関連付けを好むように選択されたオフセットに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記基地局からパラメータを受信することと、
    前記基地局から受信したパラメータに基づいて、前記第1のメトリック、または前記第2のメトリック、またはこれら両方を決定することと、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のメトリックは、前記ピアUEと前記第1のUEとの間の経路喪失に関連し、
    前記第2のメトリックは、前記基地局と前記第1のUEとの間の経路喪失に関連し、
    前記ピアUEと関連付けを行うか、前記基地局と関連付けを行うかを決定することは、
    前記ピアUEと前記第1のUEとの間の経路喪失が、前記基地局と前記第1のUEとの間の経路喪失未満であり、前記チャネル差分がしきい値より大きい場合、前記ピアUEと関連付けを行うことと、
    前記ピアUEとの関連付けが選択されていない場合、前記基地局と関連付けを行うこととを備える、請求項に記載の方法。
  11. 前記ピアUEの長期的なキャリア対干渉比(C/I)を決定することと、
    前記基地局の長期的なC/Iを決定することと、
    前記ピアUEの長期的なC/Iと前記基地局の長期的なC/Iとにさらに基づいて、前記ピアUEと関連付けを行うか、または前記基地局と関連付けを行うかを決定することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記基地局はマクロ基地局を備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記基地局は、フェムト基地局、ピコ基地局、および中継局のうちの1つを備える、請求項1に記載の方法。
  14. 無線通信のための装置であって、
    ピア・ユーザ機器(UE)を発見し、
    前記ピアUEとのピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための第1のメトリックを決定し、
    セルラ・ネットワークにおける基地局と通信するための第2のメトリックを決定し、
    前記ピアUEとのP2P通信のための長期的なチャネル利得を決定し、
    前記基地局と通信するための長期的なチャネル利得を決定し、
    前記ピアUEとのP2P通信のための前記長期的なチャネル利得と前記基地局と通信するための前記長期的なチャネル利得との間の差分を示すチャネル差分を決定し、
    P2P通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、セルラ・ネットワーク通信のために前記基地局と関連付けを行うかを、前記第1のメトリック前記第2のメトリックおよび前記チャネル差分に基づいて決定する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続され、データを格納するためのメモリと、を備える装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ピアUEからP2P信号を受信することと、
    前記受信したP2P信号の受信電力の測定を行なうことと、
    前記測定に基づいて、前記第1のメトリックを決定することと
    によって、前記第1のメトリックを決定する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のUEにおいて、前記ピアUEの受信電力に基づいて、前記第1のメトリックを決定することによって前記第1のメトリックを決定し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のUEにおいて、前記基地局の受信電力に基づいて、前記第2のメトリックを決定することによって前記第2のメトリックを決定する、請求項14に記載の装置。
  17. 無線通信のための装置であって、
    ピア・ユーザ機器(UE)を発見する手段と、
    前記ピアUEとのピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための第1のメトリックを決定する手段と、
    セルラ・ネットワークにおける基地局と通信するための第2のメトリックを決定する手段と、
    前記ピアUEとのP2P通信のための長期的なチャネル利得を決定する手段と、
    前記基地局と通信するための長期的なチャネル利得を決定する手段と、
    前記ピアUEとのP2P通信のための前記長期的なチャネル利得と前記基地局と通信するための前記長期的なチャネル利得との間の差分を示すチャネル差分を決定する手段と、
    P2P通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、セルラ・ネットワーク通信のために前記基地局と関連付けを行うかを、前記第1のメトリック前記第2のメトリックおよび前記チャネル差分に基づいて決定する手段と、
    を備える装置。
  18. ピア・ユーザ機器(UE)を発見することと、
    前記ピアUEとのピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための第1のメトリックを決定することと、
    セルラ・ネットワークにおける基地局と通信するための第2のメトリックを決定することと、
    前記ピアUEとのP2P通信のための長期的なチャネル利得を決定することと、
    前記基地局と通信するための長期的なチャネル利得を決定することと、
    前記ピアUEとのP2P通信のための前記長期的なチャネル利得と前記基地局と通信するための前記長期的なチャネル利得との間の差分を示すチャネル差分を決定することと、
    P2P通信のために前記ピアUEと関連付けを行うか、セルラ・ネットワーク通信のために前記基地局と関連付けを行うかを、前記第1のメトリック前記第2のメトリックおよび前記チャネル差分に基づいて決定することと、
    をコンピュータに対して実行させるためのコードを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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