JP5660842B2 - 熱源システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の構成ユニット間で、電源重畳方式による通信を行う熱源システムに関する。
従来より、例えば、浴室暖房機に温水を供給する熱源機とそのリモコンを備えた熱源システムが知られており(例えば、特許文献1参照)、熱源機とリモコンを2芯の通信ケーブルにより接続して、熱源機から通信ケーブルを介してリモコンに電源供給し、熱源機とリモコン間で電源重畳方式による通信(電源重畳通信)を行う熱源システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−304682号公報 特開2002−195578号公報
上述したように、熱源機とそのリモコンを通信ケーブルで接続して、熱源機からリモコンに電源供給すると共に、電源重畳通信により熱源機とリモコン間の通信を行う構成において、通信ケーブルに熱源機や温水端末等の複数の熱源ユニットを接続して、リモコンによる複数の熱源ユニットの操作を可能にし、また、リモコンによる複数の熱源ユニットの作動状況のモニタを可能にすることが考えられる。
しかし、この場合に、複数の熱源ユニットから通信ケーブルにリモコン用の電源供給を行うと、各熱源ユニットから通信ケーブルに供給される電力が競合して、熱源ユニットの電源が破損するおそれがある。
そこで、本発明は、複数の熱源ユニットとリモコンを通信ケーブルで接続して電源重畳通信を行うときに、各熱源ユニットから供給される電力が競合することを防止した熱源システムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、発明は、通信ケーブルに接続され、該通信ケーブルを介した電源重畳通信を行って協働して作動する熱源機及び熱源端末を含む複数の熱源ユニットと、前記通信ケーブルに接続されて前記通信ケーブルから供給される電力により作動し、前記通信ケーブルを介した電源重畳通信を行って、前記熱源ユニットを遠隔操作するリモコンと、前記各熱源ユニットに優先順位を設定する優先順位設定部とを備え、
前記各熱源ユニットは、記リモコンの作動用電力を出力する給電用電源と、記給電用電源の出力部と前記通信ケーブル間の導通と遮断を切替える給電スイッチと、前記通信ケーブルに電力供給するか否かを切替えるための切替スイッチと、前記切替スイッチがONであるときは、前記給電スイッチを導通状態として前記給電用電源から前記通信ケーブルへの電力供給を行い、前記切替スイッチがOFFであるときには、前記給電スイッチを遮断状態として前記給電用電源から前記通信ケーブルへの電力供給を停止する給電制御部とを有し、
前記給電制御部は、
前記複数の熱源ユニットの前記切替スイッチがいずれもOFFであるときは、前記優先順位が最も高い熱源ユニットの前記給電スイッチを導通状態にすると共に、他の熱源ユニットの前記給電スイッチを遮断状態にし、
前記優先順位が最も高い熱源ユニットから前記通信ケーブルへの電力供給が停止したときに、次に優先順位が高い熱源ユニットの前記給電スイッチを導通状態とすることを特徴とする。
発明によれば、前記切替スイッチのONとOFFを切替えることによって、前記各熱源ユニットに備えられた前記給電スイッチにより、各熱源ユニットの前記給電用電源から前記通信ケーブルに電力供給するか否かを切替えることができる。そのため、前記複数の熱源ユニットのうちの1台の前記給電スイッチを導通状態とし、他の熱源ユニットの前記給電スイッチを遮断状態とすることにより、複数の熱源ユニットの前記給電用電源から供給される電力が競合することを防止することができる。
また、本発明によれば、前記優先順位設定部により前記各熱源ユニットの優先順位を設定することによって、前記給電制御部により、前記通信ケーブルに供給する1台の熱源ユニットと、電力供給を行わない他の熱源ユニットとを容易に設定して、複数の熱源ユニットの給電用電源から供給される電力が競合することを防止することができる。
さらに、発明によれば、優先順位が最も高い熱源ユニットの故障等により、前記通信ケーブルへの電力供給が停止したときに、前記給電制御部により、次に優先順位が高い熱源ユニットから前記通信ケーブルに電力供給することによって、前記通信ケーブルを介した電源重畳通信を継続させることができる。
連動給湯システムの構成図。 図1に示した給湯器の構成図。 図1に示したコントローラの構成図。 各給湯器及びリモコンの通信仕様の説明図。 マスター/スレーブの設定処理のフローチャート。 コントローラの他の構成の説明図。 熱源機から通信ケーブルに電力供給する場合の温水暖房システムの構成図。 熱源機及び温水端末とリモコンの通信仕様の説明図。 熱源機及び温水端末から通信ケーブルに電力供給する場合の温水暖房システムの構成図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1を参照して、第1実施形態の熱源システムは連結給湯システムであり、5台の給湯器1とリモコン6を、通信ケーブル8(例えば、無極性の2線式ケーブル)によって相互に通信可能に接続して構成されている。
各給湯器1は、後述するように、ガス供給管4に接続されたバーナと、このバーナで加熱される熱交換器とを備えている。そして、熱交換器に接続された給水管2から供給された水が熱交換器で加熱され、先端にカラン7等が接続された給湯管3に出湯される。給湯器1の動作は、CPU等により構成された電子ユニットであるコントローラ5によって制御される。
また、5台の給湯器1のうちの1台がマスター、他の給湯器1がスレーブに設定され、マスターの給湯器1のコントローラ5が、通信ケーブル8を介してスレーブの給湯器1のコントローラ5と通信を行いつつ、スレーブの給湯器1の運転/停止を切替えて、スレーブの給湯器1を協働して作動させる連動運転を行なう。
連動運転において、マスターの給湯器1のコントローラ5は、給水管2からの給水流量に応じて、マスターの給湯器1と連動して給湯運転を実行させるスレーブの給湯器1の台数を変更する。
なお、各給湯器1は本発明の熱源ユニットに相当する。さらに、マスターの給湯器1は本発明の熱源機に相当し、スレーブの給湯器1は本発明の熱源端末に相当する。
また、通信ケーブル8には、いずれかの給湯器1からリモコン6を作動させるための電源供給がなされ、リモコン6は通信ケーブル8から供給される電力により動作する。そして、各給湯器1とリモコン6は、通信ケーブル8を介して電源重畳通信による通信を行う。
図2に示したように、各給湯器1には、給水管2及び給湯管3と連通した熱交換器10、熱交換器10を加熱するバーナ11、バーナ11に点火するための点火プラグ12、点火プラグ12に高電圧を印加して火花放電を生じさせるイグナイタ13、バーナ11の燃焼炎を検知するフレームロッド14、バーナ11に燃焼用空気を供給するファン15、及び熱交換器10から出湯される湯の温度を検出する熱交温度センサ16が備えられている。なお、バーナ11は、第1バーナブロック11a、第2バーナブロック11b、及び第3バーナブロック11cにより構成されている。
さらに、給湯器1には、給水管2から供給される水の流量を検出する給水流量センサ20、給水管2から供給される水の温度を検出する給水温度センサ21、及び給水管2から供給される水の流量を調節する給水サーボ弁22が備えられている。
また、熱交換器10をバイパスして給水管2と給湯管3を連通するバイパス管30に、バイパス管30の開度を調節するバイパスサーボ弁31が備えられ、給湯管3とバイパス管30との合流箇所の下流側に、給湯管3に供給される湯の温度を検出する給湯温度センサ32が備えられている。
ガス供給管4には、ガス供給管4を開閉する元電磁弁41、ガス供給管4から延びた給湯ガス管42の開度を調節するガス比例弁43、給湯ガス管42から第1バーナブロック11aへの燃料ガスの供給/遮断を切替える第1切替電磁弁44a、給湯ガス管42から第2バーナブロック11bへの燃料ガスの供給/遮断を切替える第2切替電磁弁44b、給湯ガス管42から第3バーナブロック11cへの燃料ガスの供給/遮断を切替える第3切替電磁弁44cが備えられている。
コントローラ5には、フレームロッド14、熱交温度センサ16、給水流量センサ20、給水温度センサ21、及び給湯温度センサ32の検出信号が入力される。また、コントローラ5から出力される制御信号によって、イグナイタ13、ファン15、給水サーボ弁22、バイパスサーボ弁31、元電磁弁41、ガス比例弁43、第1切替電磁弁44a、第2切替電磁弁44b、及び第3切替電磁弁44cの作動が制御される。
また、コントローラ5は、給湯器1が運転状態にあるときに給水サーボ弁22を開弁し、カラン7が開けられて給水流量センサ20により検出される水の流量が予め設定された点火流量以上となったときに、ファン15によりバーナ11に燃焼用空気を供給し、イグナイタ13により点火プラグ12に高電圧を印加して火花放電を生じさせた状態で、元電磁弁41、ガス比例弁43、第1切替電磁弁44a、第2切替電磁弁44b、及び第3切替電磁弁44cを開弁して、バーナ11に点火する。
そして、コントローラ5は、給湯温度センサ32により検出される給湯管3への出湯温度が、給湯設定温度(リモコン6により設定される)となるように、第1切替電磁弁44a、第2切替電磁弁44b、及び第3切替電磁弁44cの開閉と、ガス比例弁43の開度の調節と、ファン15の回転速度の調節を行って、バーナ11の燃焼量を制御する給湯運転を実行する。
また、コントローラ5は、カラン7が閉じられて給水流量センサ20の検出流量が点火流量よりも少なくなると、元電磁弁41、ガス比例弁43、第1切替電磁弁44a、第2切替電磁弁44b、及び第3切替電磁弁44cを閉弁してバーナ11を消火し、給湯運転を終了する。
次に、図3を参照して、コントローラ5は、CPU50aと、給湯器1の制御用プログラム等が保持されたメモリ60を備えている。そして、CPU50aがこの制御用プログラムを実行することによって、上述した給湯運転等を実行する機能が実現され、また、CPU50aは、通信ケーブル8への電力供給を制御する給電制御部51として機能する。
また、コントローラ5は、リモコン6を作動させるための電力(例えばDC12Vによる電力)を出力する給電用電源61、給電用電源61の出力部(DC12Vの出力部)と、通信ケーブル8に接続される通信端子80との間の導通/遮断を切替える給電リレー70(本発明の給電スイッチに相当する)、給電リレー70の駆動コイル70bとCPU50aの出力ポートPo1間に接続されて、Po1から出力される給電リレー70の制御信号に応じて給電リレー70をON(導通)/OFF(遮断)する駆動素子71、通信ケーブル8に重畳された信号を通信回路73に絶縁して伝達すると共に、通信回路73から出力される信号を通信回路に絶縁して伝達するトランス72、トランス72を介して伝達された信号をCPU50aの入力レベルに変換して受信ポートRPに出力すると共に、CPU50aの送信ポートTPから出力された信号をトランス72を介して通信ケーブル8に重畳させる信号に変換する通信回路73、通信ケーブル8に電源供給するか否かを切替えるための切替スイッチ74、各給湯器1の優先順位を示すアドレスを設定するアドレススイッチ75(例えば3bitのディップスイッチ)、及び通信ケーブル8の接続用の通信端子80,81を備えている。
給電制御部51は、切替スイッチ74のON/OFFに応じて、給電用電源61から通信ケーブル8に電力供給するか否かを切替える。すなわち、給電制御部51は、切替スイッチ74がON(導通状態)であるときは、CPU50aの出力ポートPo1の出力レベルをHighとして給電リレー70をON(リレースイッチ70aを導通状態)し、これにより、給電用電源61から通信ケーブル8への電力供給を行う。
一方、切替スイッチ74がOFF状態(遮断状態)であるときには、給電制御部51は、CPU50aの出力ポートPo1の出力レベルをLowとして給電リレー70をOFF(遮断状態)とし、これにより、給電用電源61から通信ケーブル8への電力供給を停止する。
そこで、連結給湯システムの設置作業者等は、複数台の給湯器1のうちのいずれか1台の切替スイッチ74をONすると共に、他の給湯器1の切替スイッチ74をOFFすることによって、各給湯器1の給電用電源61の出力が競合して、給電用電源61の破損等が生じることを防止することができる。
また、コントローラ5のアドレススイッチ75により、各給湯器1には、No.1〜No.5のいずれかのアドレスが設定されており、アドレスの優先順位が昇順(No.1が最高順位であり、以下、No.2,No.3と順位が下がって、No.5が最低順位になる)に設定されている。
そして、給電制御部51は、全ての給湯器1の切替スイッチ74がOFFになっているときは、アドレススイッチ75により設定された優先順位が最も高い給湯器1のみから通信ケーブル8に電源供給するようにして、複数台の給湯器1から通信ケーブル8への電源供給が競合することを回避する処理を行う。
また、各給湯器1とリモコン6は、アドレススイッチ75により設定された優先順位が最も高い給湯器1をマスターとし、他の給湯器1及びリモコン6をスレーブとした通信を行って連動運転を行なう。
次に、図4(a)を参照して、各給湯器1が連動運転を実行するときのデータの送受信のタイミングについて説明する。
図4(a)に示したように、連動運転の実行時のマスター及びスレーブの各給湯器1とリモコン6の応答データの送信時期は、Tf(1フレーム,例えば数100msec程度に設定される)において、マスターの給湯器1から出力される応答データを基準として設定されている(t10〜t11:マスター,t12〜t13:リモコン,t14〜t15:スレーブ(アト゛レスNo.1),t16〜t17:スレーブ(アト゛レスNo.2),t18〜t19:スレーブ(アト゛レスNo.3),t20〜t21:スレーブ(アト゛レスNo.4),t22〜t23:スレーブ(アト゛レスNo.5))。
そして、アドレスがNo.1の給湯器1がマスターに設定されると、図4(b)に示したように、マスターの給湯器1は、t10〜t11で応答データを通信ケーブル8に出力し、t14〜t15の応答期間は空きとなる。連動運転時には、Tfを制御周期として、マスター及びスレーブの給湯器1とリモコン6が各自の送信時期に応答データを出力する処理が繰り返し実行される。
また、アドレスNo.1の給湯器1が故障して、アドレスNo.2の給湯器1がマスターに設定されたときには、マスターの給湯器1(アドレスNo.2)がt10〜t11で応答データを通信ケーブル8に出力し、t14〜t15及びt16〜t17の応答期間は空きとなる。
ここで、マスターの給湯器1とスレーブの給湯器1の応答データは、以下の表1に示した情報を含んでいる。
Figure 0005660842
各給湯器1のコントローラ5は、給水流量センサ20により検出される給水流量の範囲を、「低」「中」「大」の3段階に分けて認識する。そして、マスターの給湯器1のコントローラ5は、マスターの給湯器1の給水流量センサ20により検出される給水流量と、運転中(給水サーボ弁22が開弁状態)のスレーブの給湯器1の応答データから認識される給水流量が、全て「中」であるときは、現状の給湯器1の運転台数を維持する。
そして、カラン7からの給湯量が減少して、運転中の給湯器1のいずれかへの給水流量が「低」になると、マスターの給湯器1のコントローラ5は、運転中のスレーブの給湯器1のいずれか1台の運転を停止(給水サーボ弁22を閉弁)する。
逆に、作動中の給湯器1のいずれかへの給水流量が「高」に増加すると、マスターの給湯器1のコントローラ5は、停止しているスレーブの給湯器1のうちの1台を運転させる(給水サーボ弁22を開弁する)。
このように、運転中の給湯器1の台数は変化するが、マスターの給湯器1のコントローラ5は、各給湯器1の作動時間を累積し、一部の給湯器1だけが作動し続けて劣化することを防止するため、累積作動時間が各給湯器1毎にほぼ一定となるように、作動させるスレーブの給湯器1をローテーションさせる。すなわち、マスターの給湯器1のコントローラ5は、累積作動時間が短い給湯器1を優先的に運転させ、逆に累積作動時間が長い給湯器1を優先的に停止させるように制御する。
次に、各給湯器1のコントローラ5は、図5に示したフローチャートによる処理により、マスターの給湯器1が故障した場合であっても、新たなマスターを設定するマスター/スレーブ設定処理を行って、通信ケーブル8への電力供給を確保すると共に、各給湯器1の連動運転を継続するようにしている。以下、図5に示したフローチャートに従ってこの処理について説明する。
各給湯器1のコントローラ5は、給湯器1に電源が投入されて、CPU50aがメモリ60に保持された給湯器1用の制御プログラムの実行を開始することで、図5に示したフローチャートによる処理を開始する。
STEP1で、コントローラ5は、自身が搭載された給湯器1がマスターに設定されているか否かを判断する。そして、マスターに設定されていたときはSTEP7に分岐し、給電制御部51により、給電リレー70をONして通信ケーブル8に電力供給し、STEP8で連動運転を実行する。この場合、コントローラ5は、図4(a)に示したTfの周期毎に、t10〜t11の応答時期に応答データを送信する。
一方、自身が搭載された給湯器1がマスターに設定されていないときにはSTEP2に進み、コントローラ5は、アドレススイッチ75により設定されている、自身が搭載された給湯器1のアドレスAd_n(No.1〜No.5のうちのいずれか)を読み込む。
続くSTEP3で、コントローラ5は、マスターの給湯器1からの応答データを受信しているか否かを判断する。そして、マスターの給湯器1からの応答データを受信したとき(この場合は、マスターの給湯器1が正常に動作していると判断できる)は、STEP20に分岐して給電制御部51により給電リレー70をOFFし、STEP21で自身が搭載された給湯器1をスレーブに設定してSTEP22に進む。
STEP22で、コントローラ5は、マスターの給湯器1からの応答データを受信しているか否かを判断する。そして、マスターの給湯器1からの応答データを受信しているとき(この場合は、マスターの給湯器1が正常に動作していると判断できる)はSTEP20に分岐し、コントローラ5は、自身が搭載されている給湯器1をスレーブに維持する。
一方、STEP22で、マスターの給湯器1からの応答データを受信していないとき(この場合は、マスターの給湯器1が設定されていないか、マスターに設定されていた給湯器1の故障が生じて応答データの出力が停止したと判断できる)には、STEP4に進む。
STEP4で、コントローラ5は、自身が搭載された給湯器1のアドレスに応じて設定された、起動時からの待ち時間の経過を待って、STEP5に進む。ここで、この待ち時間は、例えば、アドレスNo.1に対しては2秒、アドレスNo.2に対しては3秒、アドレスNo.3に対しては4秒、アドレスNo.4に対しては5秒、アドレスNo.5に対しては6秒と、優先順位が高いほど短い時間に設定されている。
このような待ち時間を設定することによって、次のSTEP5で、各給湯器1がマスターの給湯器1からの応答データを受信するタイミングを、優先順位が高いアドレスが設定された給湯器1ほど早くしている。STEP5で、コントローラ5は、マスターの給湯器1からの応答データを受信しているか否かを判断する。
そして、マスターの給湯器1からの応答データを受信していないときはSTEP20に分岐する。また、マスターの給湯器1からの応答データを受信しているときにはSTEP6に進み、コントローラ5は、自身が搭載されている給湯器1をマスターに設定し、次のSTEP7で通信ケーブル8への電源供給を行い、STEP8で連動運転を実行する。
ここで、STEP5でマスターの給湯器1からの応答データを受信していないときには、コントローラ5は、自身が搭載された給湯器1のアドレスよりも優先順位が高い給湯器1が存在していないと判断することができる。
すなわち、優先順位が高い給湯器1が存在していれば、STEP4での待ち時間が短いので、先にSTEP5,STEP6の処理が実行されて優先順位が高い給湯器1がマスターに設定され、STEP7で給電リレー70をONして、STEP8で連動運転を開始して応答データを送信するため、STEP5でこの応答データが受信される。そのため、スレーブに設定されていた給湯器1のうち、優先順位が最も高いアドレスが設定された給湯器1がマスターとして設定される。
続くSTEP9で、コントローラ5は、他の給湯器1からスレーブの応答データを受信しない状態が30秒継続したか否かを判断する。このように、他の給湯器1からのスレーブの応答データの受信がないときは、通信ケーブル8に接続された他の給湯器1が存在しないと判断することができる。
そこで、この場合には、STEP10で自身が搭載された給湯器1をスレーブに設定し、STEP4に進んでSTEP4以降の処理を実行することにより、その後、他の給湯器1が通信ケーブル8に接続されたときに、優先順位が最も高いアドレスが割当てられた給湯器1をマスターに設定して連動運転を実行することができる。
このように、マスターの給湯器1が変更されても、リモコン6は通信ケーブル8に接続されているため、使用者は、リモコン6の操作によって、変更後のマスターの給湯器1に対して給湯設定温度の運転条件を変更することができる。
なお、マスター/スレーブ設定期間の開始時点を、電源の投入ではなく、例えば、リモコン6の操作に応じたリモコン6から各給湯器1への所定データの一斉送信によって決定するようにしてもよい。
また、各給湯器1のコントローラ5は、リモコン6から通信ケーブルに出力される応答データを受信して、この応答データから認識される給湯設定温度等の運転条件のデータを、メモリ60に保持する。そのため、いずれの給湯器1がマスターになったときにも、マスターになった給湯器1のコントローラ5は、メモリ60に保持された運転条件データを読み出すことで、それまでの運転条件を承継して給湯運転を実行することができる。
なお、第1実施形態では、図3に示したように、各給湯器1の給電リレー70により、各給湯器1の給電用電源61から通信ケーブル8に電源供給するか否かを切替えたが、本発明に関連する別構成として、図6に示したように、給電リレー70に代えて、給電用電源61の12V出力部から通信端子80への方向を順方とするダイオード76(本発明の単方向素子に相当する)を設けてもよい。
図6の構成では、ダイオード76により、通信ケーブル8から各給湯器1の給電用電源61に電流が流れ込むことが阻止されるため、通信ケーブル8への電源供給は、各給湯器1の給電用電源61のうちで、最も電圧が高い給電用電源61により行われる。そのため、複数の給湯器1から通信ケーブル8に供給される電力が競合することを防止することができる。
また、図6の構成では、優先順位に基づいて通信ケーブル8に電力供給する給湯器1を切替える必要がないので、給電リレー70に代えて設置作業者等により操作されるスイッチを設け、このスイッチの操作に応じて給電用電源61から通信ケーブル8に電力供給するか否かを切替えてもよい。
[第2実施形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の熱源システムは、熱源機100と、温水端末110(床暖房機等の温水暖房端末、温水加熱式の衣類乾燥機等)と、熱源リモコン120とにより構成された温水暖房システムである。
熱源機100と温水端末110は、GCH(Gas Central Heating)通信ケーブル130により接続されて、相互にGCH仕様による通信(GCH通信)を行う。また、熱源機100及び温水端末110と熱源リモコン120は、リモコン通信ケーブル131(本発明の通信ケーブルに相当する)により接続されて、相互に電源重畳通信を行う。
なお、温水端末110は本発明の熱源端末に相当し、熱源機100及び温水端末110は本発明の熱源ユニットに相当する。
熱源機100は、図示しない熱交換器で加熱された温水を、図示しない温水循環回路を経由して温水端末110に循環供給する。熱源機100は、温水端末110に所定温度の温水を循環供給する温水供給運転を実行する熱源制御部101と、温水端末110との間でGCH通信を実行するGCH通信部102と、熱源リモコン120及び温水端末110との間で電源重畳通信を実行する熱源通信部103と、リモコン通信ケーブル131に熱源リモコン120用の電力供給を行うか否かを切替えるための切替スイッチ104と、熱源リモコン120用の電力(例えば、DC12Vによる電力)を出力する給電用電源106と、給電用電源106とリモコンケーブル131間の接続回路の導通/遮断を切替える給電リレー107と、切替スイッチ104のON/OFFに応じて給電リレー107(本発明の給電スイッチに相当する)をON/OFFする給電制御部105とを備えている。
なお、熱源機100の制御基板(図示しない)に実行されたCPUに、熱源機100の制御用プログラムを実行させることによって、このCPUが他の電子部品と協働して、熱源制御部101、GCH通信部102、熱源通信部103、及び給電制御部105として機能する。
温水端末110は、熱源機100から供給される温水から放熱させる放熱運転を実行する端末制御部111と、熱源機100との間でGCH通信を行うGCH通信部112と、、熱源機100及び熱源リモコン120との間で電源重畳通信を行う端末通信部113と、リモコン通信ケーブル131に熱源リモコン120用の電力(例えば、DC12Vによる電力)を出力する給電用電源116と、給電用電源116とリモコン通信ケーブル131間の接続回路の導通/遮断を切替える給電リレー117(本発明の給電スイッチに相当する)をON/OFFする給電制御部115とを備えている。
なお、温水端末110の制御基板(図示しない)に実装されたCPUに、温水端末110の制御用プログラムを実行させることによって、このCPUが、他の電子部品と協働して、端末制御部111、GCH通信部112、端末通信部113、及び給電制御部115として機能する。
熱源リモコン120は、熱源機100と温水端末110の双方の操作が可能な複合リモコンであり、熱源機100及び温水端末110を操作するための各種スイッチ(図示しない)と、熱源機100及び温水端末110の運転状況等を報知するための表示部(図示しない)とを備えている。
ここで、図7に示したように、熱源機100の熱源通信部103と温水端末110の端末通信部113が、リモコン通信ケーブル131で接続されている場合は、温水端末110と熱源機100の双方からリモコン通信ケーブル131に電力供給を行うと、温水端末110の給電用電源116と熱源機100の給電用電源106からの出力電力が競合してしまう。
そこで、設置作業者等は、熱源機100の切替スイッチ104をONに設定すると共に、温水端末110の切替スイッチ114をOFFに設定する。そして、これにより、熱源機100の給電用電源106から給電リレー107を介してリモコン通信ケーブル131に電力供給すると共に、温水端末100の給電用電源116からリモコン通信ケーブル131への電力供給を給電リレー117により遮断する。
この場合、熱源機100と温水端末110と熱源リモコン120間で、図8(a)に示したように、熱源機100をマスターとし、温水端末100及び熱源リモコン120をスレーブとして、データの出力タイミングが決定される。
すなわち、Tf1(t50〜t56)を1フレームの周期として、マスターである熱源機100の熱源通信部103からt50〜t51の期間に熱源機100のパケットデータが出力され、スレーブである熱源機リモコン120と温水端末110の端末通信部113は、熱源機100の出力を受信したタイミングに基づいて決定した期間t52〜t53とt54〜t55で、それぞれパケットデータを出力する。これにより、熱源機100と熱源リモコン120と温水端末110は、出力データの衝突を回避して、電源重畳通信を行う。
なお、上記第1実施形態において図6を参照して説明したように、本発明に関連する別構成として、熱源機100の給電用電源107の高電位側の出力部とリモコン通信ケーブル131との接続回路と、温水端末110の給電用電源116の高電位側の出力部とリモコン通信ケーブル131との接続回路とに、リモコン通信ケーブル131からの電流入力を阻止するダイオードを配置することによって、熱源機100の給電用電源107と温水端末110の給電用電源116からのリモコン通信ケーブル131への電力供給が競合することを回避してもよい。
この場合は、リモコン通信ケーブル131の仕様を有極性とする必要があるが、熱源機100の切替スイッチ104と給電制御部105と給電リレー107、及び温水端末110の切替スイッチ114と給電制御部115と給電リレー117は不要となる。
次に、図9は、熱源機100の熱源通信部103にリモコン通信ケーブル131aを介して熱源リモコン120が接続されると共に、温水端末110の端末通信部113にリモコン通信ケーブル131bを介して端末リモコン121が接続された実施態様である。この場合は、熱源機100の熱源通信部103と温水端末110の端末通信部113間は、リモコン通信ケーブルで接続されていない。
図9の実施態様では、温水暖房システムの設置作業者等は、熱源機100の切替スイッチ104と温水端末110の切替スイッチ114を共にONにする。そして、これにより、熱源機100の給電用電源106から給電リレー107を介してリモコン通信ケーブル131aに電源供給すると共に、温水端末110の給電用電源116から給電リレー117を介してリモコン通信ケーブル131bに電源供給している。
この場合、端末リモコン121は、温水端末110からリモコン通信ケーブル131bを介して供給される電力により作動し、温水端末110と端末リモコン121は、図8(b)に示したように、温水端末110をマスターとし、端末リモコン121をスレーブとして、データの出力タイミングが決定される。
すなわち、Tf2(t60〜t64)を1フレームの周期として、マスターである温水端末110の端末通信部113からt60〜t61の期間に温水端末110のパケットデータが出力され、スレーブである端末リモコン121は、温水端末110の出力を受信したタイミングに基づいて決定した期間t62〜t63に、パケットデータを出力する。これにより、温水端末110と端末リモコン121は、出力データの衝突を回避して電源重畳通信を行う。
このように、本実施態様では、温水端末110に設けられた切替スイッチ114の設定(ON/OFF)により、温水端末110がマスターとスレーブに切替えられる。
なお、上記第1実施形態では5台の給湯器1を連動運転させる連結給湯システムを示し、上記第2実施形態では熱源機100と温水端末110からなる温水暖房システムを示したが、2台以上の熱源ユニットとリモコンが電源重畳通信用の通信ケーブルで接続され、熱源ユニットから通信ケーブルにリモコン作動用の電源を供給する熱源システムであれば、本発明の適用が可能である。
また、上記第1実施形態では、各給湯器1に優先順位を設定して、優先順位が最も高い給湯器から通信ケーブルに電源供給するようにし、電源供給していた給湯器が故障して通信ケーブルへの電源供給が停止したときには、次に優先順位が高い給湯器から通信ケーブルに電源供給するようにしたが、これらの処理を行わない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、本発明の給電スイッチとしてリレーを用いたが、トランジスタ等の半導体スイッチを用いてもよい。
1…給湯器、2…給水管、3…給湯管、5…コントローラ、6…リモコン、8…通信ケーブル、50a,50b…CPU、51…給電制御部、61…給電用電源、70…給電リレー、75…アドレススイッチ、76…ダイオード(単方向素子)、100…熱源機、104…切替スイッチ、105…給電制御部、106…給電用電源、107…給電リレー、103…熱源通信部、110…温水端末、114…切替スイッチ、115…給電制御部、116…給電用電源、117…給電リレー、120…熱源リモコン、131…リモコン通信ケーブル、131a,131b…リモコン通信ケーブル、121…端末リモコン。

Claims (1)

  1. 通信ケーブルに接続され、該通信ケーブルを介した電源重畳通信を行って協働して作動する熱源機及び熱源端末を含む複数の熱源ユニットと、
    前記通信ケーブルに接続されて前記通信ケーブルから供給される電力により作動し、前記通信ケーブルを介した電源重畳通信を行って、前記熱源ユニットを遠隔操作するリモコンと
    前記各熱源ユニットに優先順位を設定する優先順位設定部とを備え、
    前記各熱源ユニットは、
    記リモコンの作動用電力を出力する給電用電源と、
    記給電用電源の出力部と前記通信ケーブル間の導通と遮断を切替える給電スイッチと、
    前記通信ケーブルに電力供給するか否かを切替えるための切替スイッチと、
    前記切替スイッチがONであるときは、前記給電スイッチを導通状態として前記給電用電源から前記通信ケーブルへの電力供給を行い、前記切替スイッチがOFFであるときには、前記給電スイッチを遮断状態として前記給電用電源から前記通信ケーブルへの電力供給を停止する給電制御部とを有し、
    前記給電制御部は、
    前記複数の熱源ユニットの前記切替スイッチがいずれもOFFであるときは、前記優先順位が最も高い熱源ユニットの前記給電スイッチを導通状態にすると共に、他の熱源ユニットの前記給電スイッチを遮断状態にし、
    前記優先順位が最も高い熱源ユニットから前記通信ケーブルへの電力供給が停止したときに、次に優先順位が高い熱源ユニットの前記給電スイッチを導通状態とすることを特徴とする熱源システム。
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