JP5660287B2 - 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
さらに、第2の突出部が、第1の突出部が記録媒体に接触する面とは反対側の面に接触することにより、記録媒体の搬送方向中間部付近が屈曲されるため、記録媒体の後端が一層浮き上がる方向に姿勢が矯正される。その結果、先行する記録媒体と後続する記録媒体との間隔を一層広げることが可能となる。これにより、先行する記録媒体の後端が検知領域を通過してから、後続の記録媒体の前端が検知領域に到達するまでの時間をさらに長く確保することができるようになる。
図1に示す画像形成装置は、画像形成装置本体50に対して着脱可能に構成された画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkを備えている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体2の表面が帯電ローラ3によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体2の表面には、露光装置6からレーザ光がそれぞれ照射されて、それぞれの感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像ローラ4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視画像化)される。
図2に示すように、定着回転体対20(第1の回転体対)と排出回転体対30(第2の回転体対)との間の搬送路Rには、記録媒体Pを検知する記録媒体検知手段としての用紙センサSが配設されている。この用紙センサSは、光を照射する発光素子S1と、その発光素子S1から照射された光を受光する受光素子S2を有する透過型センサである。発光素子S1と受光素子S2との間の光路K上に記録媒体Pが存在し、その記録媒体Pによって光路Kが遮断されると、その位置に記録媒体Pがあると検知される仕組みになっている。なお、記録媒体検知手段は、透過型センサに限定されず、反射型フォトセンサや、その他のセンサも適用可能である。
図2に示すように、先行する記録媒体P1が図の矢印Yの方向に搬送され、その記録媒体P1の先端が排出回転体対30のニップ部Bに侵入した際、当該記録媒体P1の後端は、定着回転体対20のニップ部Aに挟持された状態となっている。また、このとき、記録媒体P1は突出部Cに接触するので、当該記録媒体P1は、排出回転体対30のニップ部Bと、突出部Cと、定着回転体対20のニップ部Aとの3点で支持される。
図4に示すように、本実施形態においても、上記参考例と同様に、定着回転体対20と排出回転体対30との間に、記録媒体の後端を浮き上がらせるための突出部Cが設けてある。さらに、本実施形態では、突出部Cと排出回転体対30との間の搬送路Rに、前記突出部Cとは反対方向に突出した別の突出部Dが設けられている。以下、記録媒体の後端を浮き上がらせるための突出部Cを第1の突出部Cと呼び、それとは別の突出部Dを第2の突出部Dと呼ぶことにする。
図4に示すように、先行する記録媒体P1の後端が定着回転体対20のニップ部Aによる拘束から解放された状態で、その記録媒体P1が所定の位置に搬送されると、当該記録媒体P1が排出回転体対30のニップ部Bと第1の突出部Cと第2の突出部Dとの3箇所で支持されることにより、後端が搬送路表面R1から浮き上がる。このとき、当該浮き上がった後端は用紙センサSの検知領域(光路Kの位置)を通過する。また、本実施形態の場合は、第2の突出部Dが、第1の突出部Cが記録媒体P1に接触する面とは反対側の面に接触することにより、記録媒体P1の搬送方向中間部付近が屈曲されるため、記録媒体P1の後端が一層浮き上がる方向に姿勢が矯正される。その結果、本実施形態では、上記参考例と比べて、先行する記録媒体P1の後端と後続する記録媒体P2の前端との搬送方向間隔を、間隔Gから間隔G´に一層広げることが可能となる。これにより、先行する記録媒体P1の後端が用紙センサSの検知領域を通過してから、後続の記録媒体P2の前端が検知領域に到達するまでの時間をさらに長く確保することができるようになる。
図6に示すように、接触式の用紙センサSは、上記当接部材S3と、透過型センサS4と、遮蔽部材S5と、連結部材S6とを有する。遮蔽部材S5と当接部材S3は、それぞれ連結部材S6の異なる端部に配設されて互いに連結されている。このため、連結部材S6を回転軸として当接部材S3が回動すると、当接部材S3と連動して遮蔽部材S5も回動するようになっている。また、遮蔽部材S5は、透過型センサS4が有する発光素子と受光素子との間に介在するように配設されている。また、本実施形態では、遮蔽部材S5と透過型センサS4は搬送路の外側に配設されている。
30 排出回転体対(第2の回転体対)
C 突出部(第1の突出部)
D 突出部(第2の突出部)
K 光路(検知領域)
P 記録媒体
Q 接触部
R 搬送路
S 用紙センサ(記録媒体検知手段)
S1 発光素子
S2 受光素子
S3 当接部材
S4 透過型センサ
S5 遮蔽部材
Claims (9)
- 搬送路に沿って記録媒体を搬送する第1の回転体対と、当該第1の回転体対よりも記録媒体搬送方向下流側に設けられると共に前記搬送路に沿って記録媒体を搬送する第2の回転体対と、前記第1の回転体対と前記第2の回転体対の間の前記搬送路に設けられた記録媒体検知手段とを備える記録媒体搬送装置において、
前記記録媒体検知手段よりも記録媒体搬送方向下流側の前記搬送路に、記録媒体と接触することで当該記録媒体の後端を浮き上がらせる第1の突出部を設け、記録媒体と当該第1の突出部との接触によりその記録媒体の後端が浮き上がった際、又は浮き上がった状態で、当該浮き上がった後端が前記記録媒体検知手段の検知領域を通過するように構成し、
前記第1の突出部と前記第2の回転体対との間の前記搬送路に第2の突出部を設け、当該第2の突出部は、前記第1の突出部が記録媒体に接触する面とは反対側の面に接触するように突出すると共に、前記第2の突出部を、前記第1の突出部の記録媒体との接触部と前記第2の回転体対のニップ部の中心とを結ぶ直線よりも前記搬送路側に突出するように形成したことを特徴とする記録媒体搬送装置。 - 前記第1の突出部の記録媒体との接触部、前記第2の突出部の記録媒体との接触部の少なくとも一方に、回転可能なコロを設けた請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
- 前記第1の回転体対から記録媒体の後端が排出された後、当該記録媒体の後端が前記記録媒体検知手段の検知領域を通過する前に、前記第2の回転体対の記録媒体搬送速度を速くするようにした請求項1又は2に記載の記録媒体搬送装置。
- 前記第1の回転体対を、記録媒体に画像を定着するための定着回転体対とし、前記第2の回転体対を、記録媒体を機外に排出するための排出回転体対とした請求項1から3のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
- 記録媒体を前記第1の突出部に搬送する前に記録媒体を乾燥させる乾燥手段を設けた請求項1から4のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
- 前記記録媒体検知手段を、発光素子と受光素子との間の光路が搬送される記録媒体によって遮断されることにより当該記録媒体を検知する透過型センサとした請求項1から5のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
- 前記記録媒体の浮き上がった状態の後端とそれに後続する記録媒体の前端とを結ぶ直線と、前記発光素子と前記受光素子との間の光路との成す角度が、直角になるように構成した請求項6に記載の記録媒体搬送装置。
- 前記記録媒体検知手段は、搬送される記録媒体が当接することにより回動する当接部材と、当該当接部材と連動して回動する遮蔽部材と、回動した遮蔽部材によって発光素子と受光素子との間の光路が遮断又は透過となることにより記録媒体を検知する透過型センサを有する請求項1から5のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2010149557A JP5660287B2 (ja) | 2010-06-30 | 2010-06-30 | 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP5660287B2 true JP5660287B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=45599060
Family Applications (1)
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JP2010149557A Active JP5660287B2 (ja) | 2010-06-30 | 2010-06-30 | 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
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