JP6673655B2 - シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置及びそれを備えた複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
シートを予め定めた所定の搬送方向に搬送するシート搬送装置として、例えば、シートの搬送タイミング等のシートの搬送状態を検知するために、搬送方向に搬送されるシートを検知するシート検知装置を備えるものが知られている。
また、シート搬送装置に備えられるシート検知装置として、例えば、回動軸線回りに回動するアクチュエータを有し、搬送方向に搬送されるシートがアクチュエータに当接されることで回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動してシートを検知するものが従来から知られている。
また、シート搬送装置は、例えば、像担持体(具体的には静電潜像担持体)として作用する感光体(例えば感光体ドラム)の表面を帯電し、その帯電域に画像露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像として可視像化(現像)し、該可視像化されたトナー像を中間転写ベルト等の中間転写体や記録紙等の記録シートに静電的に転写し、トナー像を中間転写体に転写するときはさらに記録シートに転写し、トナー像を転写した記録シートに該トナー像を定着させる画像形成装置に備えられることがある。
特開2006−10722号公報
このような、シート検知装置を備えたシート搬送装置では、搬送されるシートが、アクチュエータに衝突する際に、アクチュエータに対するシートへの負荷(衝撃)によって不都合が発生することがある。
例えば、シート検知装置を備えたシート搬送装置と、シートとして作用する記録シートに画像を転写する転写部とを備えた画像形成装置において、シート検知装置が転写部を通過している途中の記録シートを検知する構成とされている場合には、搬送される記録シートがアクチュエータに突入すると、その衝撃によって記録シートに軽いブレーキがかかり、その結果、搬送方向において転写画像がずれる画像不良(いわゆる転写ズレ)が発生することがある。
この点に関し、特許文献1は、記録紙の搬送に伴う転写ズレを防止するために、搬送路における記録紙のループ量を検知し、この検知結果に応じて搬送ローラ対の回転速度を制御する構成を開示している。
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、搬送されるシートがアクチュエータに衝突する際に、アクチュエータに対するシートへの負荷を軽減して該負荷による不都合(例えば転写ズレ)を防止する構成にはなっていない。
そこで、本発明は、搬送されるシートがアクチュエータに衝突する際に、アクチュエータに対するシートへの負荷を軽減させることができ、これにより該負荷による不都合(例えば転写ズレ)を効果的に防止することができるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次の第1態様から第4態様のシート搬送装置を提供する。
(1)第1態様のシート搬送装置
本発明に係る第1態様のシート搬送装置は、予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、前記回動軸線が前記シートの搬送経路上に位置する構成とされていることを特徴とする。
(2)第2態様のシート搬送装置
本発明に係る第2態様のシート搬送装置は、予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、アクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体から、搬送される前記シートに当接する方向に突出する突出片とを有し、前記回動軸線が前記搬送方向において前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置よりも上流側に位置する構成とされており、前記回動軸線が前記シートの搬送経路よりも前記突出片が前記搬送経路から突出する突出側に位置する構成とされていることを特徴とする。
(3)第3態様のシート搬送装置
本発明に係る第3態様のシート搬送装置は、予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、アクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体から、搬送される前記シートに当接する方向に突出する突出片とを有し、前記回動軸線が前記搬送方向において前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置よりも上流側に位置する構成とされており、前記アクチュエータ本体と前記突出片とが分離可能に連結されており、前記突出片は、前記アクチュエータ本体に対する前記回動軸線回りの位置を調整可能に前記アクチュエータ本体に連結されていることを特徴とする。
(4)第4態様のシート搬送装置
本発明に係る第4態様のシート搬送装置は、予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、前記回動軸線回りに回動する回動支点軸を有し、前記回動支点軸は、前記回動軸線に沿った方向における前記シートの搬送領域の外側に位置していることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係る第1態様から第4態様のうち何れか1つのシート搬送装置を備えたことを特徴とする。
本発明において、前記アクチュエータは、前記自重側回動方向とは逆方向に付勢されている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータは、アクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体から、搬送される前記シートに当接する方向に突出する突出片とを有し、前記回動軸線が前記搬送方向において前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置よりも上流側に位置する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータは、前記回動軸線が前記シートの搬送経路上に位置する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータは、前記突出片における下流側端の前記回動軸線回りの回動軌跡の前記搬送経路との接点における前記回動軌跡の仮想接線と前記搬送経路とのなす角度が90度以上である構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータは、前記回動軸線が前記シートの搬送経路よりも前記突出片が前記搬送経路から突出する突出側に位置する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータの前記回動軸線と前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置とを通る仮想直線と、前記搬送経路とのなす角度をφとすると、前記アクチュエータは、前記回動軸線が0度<φ<45度の関係を満たす位置に位置する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータ本体と前記突出片とが一体的に形成されている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータ本体と前記突出片とが分離可能に連結されている態様を例示できる。
本発明において、前記突出片は、前記アクチュエータ本体に対する前記回動軸線回りの位置を調整可能に前記アクチュエータ本体に連結されている態様を例示できる。
本発明において、前記アクチュエータは、前記回動軸線回りに回動する回動支点軸を有し、前記回動支点軸は、前記回動軸線に沿った方向における前記シートの搬送領域の外側に位置している態様を例示できる。
本発明に係る画像形成装置において、搬送される前記シートが通過するシート通過部を備え、前記シート検知装置は、前記シート通過部を通過している途中の前記シートを検知する構成とされている態様を例示できる。
ここで、前記シート通過部としては、搬送される前記シートによる前記アクチュエータへの負荷により画像に影響を及ぼし得る画像影響部、例えば、画像形成装置本体において前記シートとして作用する記録シートに画像を転写する転写部や、画像読取装置において前記シートとして作用する原稿の画像を読み取る原稿読取部を例示できる。
本発明によると、搬送されるシートがアクチュエータに衝突する際に、アクチュエータに対するシートへの負荷を軽減させることができ、これにより該負荷による不都合(例えば転写ズレ)を効果的に防止することができる。
本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 第1実施形態に係るシート搬送装置におけるシート検知装置及びその周辺部分を正面側の右斜め上方から視た概略斜視図である。 図2に示すシート検知装置を正面側から視た概略正面図である。 図2に示すシート検知装置の検知状態を示す概略正面図であって、アクチュエータに記録シートが当接した時点の状態を示す図である。 図2に示すシート検知装置の検知状態を示す概略正面図であって、記録シートがアクチュエータを通過してアクチュエータが検知部を作動させている状態を示す図である。 第2実施形態に係るシート検知装置を正面側から視た概略正面図である。 第3実施形態に係るシート検知装置における旋回軸及び突出片部分を正面側の右斜め上方から視た概略斜視図である。 従来のシート検知装置を正面側から視た概略正面図である。 従来のシート検知装置におけるアクチュエータに記録シートが当接した時点からの記録シートに加わる負荷の記録シートが搬送される搬送距離に対する変化、及び、本実施の形態に係るシート検知装置におけるアクチュエータに記録シートが当接した時点からの記録シートに加わる負荷の記録シートが搬送される搬送距離に対する変化を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[画像形成装置]
図1は、本発明の実施の形態に係るシート搬送装置30を備えた画像形成装置1の概略構成を示す正面図である。なお、図1及び後述する図2から図8において、符号Xは、幅方向(奥行き方向)を示しており、符号Yは、幅方向Xに直交する左右方向Yを示しており、符号Zは、上下方向(高さ方向)を示している。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取装置40及び画像形成装置本体10を備えており、画像読取装置40により読み取った画像データ、又は、外部機器から送られてきた画像データに基づいて画像形成装置本体10によりモノクロ画像又はカラー画像を記録紙等の記録シートPに画像形成する。
画像読取装置40は、原稿搬送部41及び原稿読取部42を備え、原稿搬送部41で搬送される原稿Gを原稿読取部42で読み取るか、或いは、原稿載置台42aに載置された原稿Gを原稿読取部42で読み取り、読み取った原稿Gの画像を画像データとして出力する。
画像形成装置1は、電子写真方式の画像形成装置であり、複数の静電潜像担持体(具体的には感光体)を所定方向(この例では左右方向Y)に並設した構成、所謂タンデム式のカラー画像形成装置とされている。この例では、画像形成装置1は、フルカラー画像を形成できる中間転写方式のカラー複合機とされている。なお、本実施の形態では、画像形成装置1を、タンデム式のカラー画像形成装置としたが、その他のカラー画像形成装置としてもよい。また、画像形成装置1をカラー画像形成装置としたが、モノクロ画像形成装置としてもよい。
画像形成装置本体10は、像担持体として作用する感光体11(具体的には感光体ドラム)、除電装置12、帯電装置として作用する帯電器13、露光装置14、現像装置15、一次転写装置として作用する中間転写ベルト装置16、ドラムクリーニング装置17、2次転写装置18、ベルトクリーニング装置19、定着装置20、搬送経路R1、シート搬送装置30、給紙トレイ31及び排出トレイ32を備えている。
画像形成装置本体10では、感光体11の表面を帯電器13により帯電し、その帯電域に画像露光して静電潜像を露光装置14により形成し、この静電潜像を現像装置15によりトナー像として可視像化(現像)し、該可視像化されたトナー像を中間転写ベルト装置16に静電的に転写し、中間転写ベルト装置16に転写されたトナー像を2次転写装置18により記録シートPに転写し、さらに、トナー像を転写した記録シートPにトナー像を定着装置20により定着させる。
カラー画像は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各色のトナー像が重ねられて形成される。このため、感光体11、除電装置12、帯電器13、現像装置15及びドラムクリーニング装置17は、各色に応じた4種類のトナー像を形成するようにそれぞれ4つずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応付けられて、4つの画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdが構成されている。
各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdの何れにおいても、以下に示す同様の動作がなされる。
すなわち、除電装置12〜12は、感光体11〜11の表面に光を照射して感光体11〜11の表面における電荷(残留電荷)を除去(除電)する。
帯電器13〜13は、除電装置12〜12にて除電された感光体11〜11の表面を所定の電位に均一に帯電させる。
露光装置14は、帯電器13〜13にて一様に帯電された感光体11〜11の表面を露光して感光体11〜11の表面に静電潜像を形成する。
現像装置15〜15は、露光装置14にて形成された感光体11〜11の表面の静電潜像を現像して、感光体11〜11の表面にトナー像を形成する。
各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdでは、かかる一連の動作によって、感光体11〜11の表面に各色のトナー像が形成される。
中間転写ベルト装置16は、1次転写ローラ16a、中間転写ベルト16b、転写駆動ローラ16c、転写従動ローラ16d及びテンションローラ16eを備えている。1次転写ローラ16aは、各色に応じた4種類のトナー像を形成するようにそれぞれ4つずつ中間転写ベルト16bの内側に設けられている。1次転写ローラ16a〜16aは、感光体11〜11の表面に形成された各色のトナー像を矢印Cの方向へ周回移動する中間転写ベルト16bに転写する。中間転写ベルト16bは、転写駆動ローラ16cと転写従動ローラ16dとテンションローラ16eとに巻掛けられている。
ドラムクリーニング装置17〜17は、中間転写ベルト16bに転写されずに残った感光体11〜11の表面における残留トナーを除去及び回収する。
本実施の形態に係る画像形成装置1において、搬送されるシート(この例では記録シートP)が通過するシート通過部(この例では転写部)を備えている。シート検知装置300は、シート通過部(この例では転写部)を通過している途中のシート(この例では記録シートP)を検知する構成とされている。具体的には、シート検知装置300は、転写部(具体的には転写ニップ域N)を通過している途中の記録シートPを検知する構成とされている。詳しくは、シート検知装置300は、記録シートPの搬送方向Wにおいて転写部(具体的には転写ニップ域N)の下流側近傍(直後)の搬送経路R1上に(すなわち転写ニップ域Nから下流側に最小サイズの記録シートPの搬送方向Wにおける寸法よりも短い間隔をおいて搬送経路R1上に)設けられている。なお、シート検知装置300については、後ほど詳しく説明する。
ここで、シート通過部は、画像形成装置本体10においてシートとして搬送される記録シートPに画像を転写する転写部(具体的には転写ニップ域N)としたが、画像読取装置40においてシートとして搬送される原稿Gの画像を読み取る原稿読取部42としてもよい。この場合、シート検知装置300は、原稿読取部42を通過している途中の原稿Gを検知する構成とされる。
2次転写装置18は、2次転写ローラ18aを備えている。2次転写ローラ18aは、転写駆動ローラ16cと対向して中間転写ベルト16bとの間に転写部(具体的には転写ニップ域N)を形成するように設けられている。2次転写ローラ18aは、搬送経路R1を通って搬送されてきた記録シートPを転写部(具体的には転写ニップ域N)に挟み込んで搬送し、転写部(具体的には転写ニップ域N)を通過する際に、中間転写ベルト16bの表面に形成されたトナー像(例えばカラートナー像)を記録シートP上に転写する。なお、この例では、画像(具体的にはトナー像)の記録シートPへの転写方式は、ローラ転写方式であるが コロナ転写方式であってもよい。
ベルトクリーニング装置19は、記録シートPに転写されずに中間転写ベルト16bの表面に残った残留トナーを除去及び回収する。
定着装置20は、加熱ローラ21及び加圧ローラ22を備え、加熱ローラ21及び加圧ローラ22の間にトナー像が転写された記録シートPを挟み込んで加熱および加圧し、トナー像を記録シートPに定着させる。
給紙トレイ31は、記録シートPを積載するようになっている。給紙トレイ31の記録シートPの供給側には、ピックアップローラ33が設けられている。ピックアップローラ33は、記録シートPを給紙トレイ31から引き出して、搬送経路R1に搬送する。
シート搬送装置30は、搬送経路R1、レジストローラ34、各搬送ローラ35〜35及びそれらを駆動する搬送駆動部(図示省略)並びにシート検知装置300を備えている。
シート搬送装置30は、搬送経路R1において記録シートPを2次転写装置18、シート検知装置300や定着装置20を経由して排出ローラ36に搬送する。搬送経路R1の記録シートPの排出側には、排出ローラ36が設けられている。排出ローラ36は、搬送経路R1で搬送されてきた記録シートPを排出トレイ32に排出する。搬送経路R1には、レジストローラ34及び各搬送ローラ35〜35が設けられている。レジストローラ34は、記録シートPを一端停止させて記録シートPの先端(搬送方向Wの下流側端)を揃えた後、中間転写ベルト16bと2次転写ローラ18aとの間の転写部(具体的には転写ニップ域N)におけるトナー像の転写タイミングに合わせて記録シートPを搬送する。各搬送ローラ35〜35は、記録シートPの搬送を促すローラである。
また、搬送経路R1は、反転経路Rrを備えている。画像形成装置本体10は、記録シートPの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、記録シートPを排出ローラ36から反転経路Rrへ逆方向に搬送して、記録シートPの表裏を反転させてレジストローラ34へ再度導き、記録シートPの表面と同様にして、記録シートPの裏面にトナー像を定着させて排出トレイ32へ排出する。
(シート検知装置について)
次に、本実施の形態に係るシート検知装置300について、図1に示すシート搬送装置30における搬送タイミング等の記録シートPの搬送状態を検知する搬送センサに適用した場合を例にとって以下に説明する。
(第1実施形態)
図2は、第1実施形態に係るシート搬送装置30におけるシート検知装置300及びその周辺部分を正面側の右斜め上方から視た概略斜視図である。図3は、図2に示すシート検知装置300を正面側から視た概略正面図である。図4及び図5は、図2に示すシート検知装置300の検知状態を示す概略正面図である。図4は、アクチュエータ310に記録シートPが当接した時点の状態を示す図であり、図5は、記録シートPがアクチュエータ310を通過してアクチュエータ310が検知部320を作動させている状態を示す図である。
なお、図2から図5において、記録シートPの搬送経路R1(図3から図5参照)を構成する搬送ガイド部材等は図示を省略している。また、図3から図5において、図2に示すフレーム側板FL,FL(本体フレーム)及び付勢部材330,330は、図示を省略している。
第1実施形態に係るシート検知装置300は、予め定めた所定の搬送方向Wに搬送されるシート(この例では記録シートP)が搬送方向Wに直交又は略直交する記録シートPの幅方向Xに沿った回動軸線α回りに回動するアクチュエータ310に当接されることで回動軸線α回りの検知側への回動方向である検知側回動方向V1に回動して記録シートPを検知する。この例では、シート検知装置300は、搬送方向Wに搬送される記録シートPの搬送タイミングを検知する。
そして、アクチュエータ310は、搬送される記録シートPに当接されるときの姿勢において重心Q(図3参照)が回動軸線αを通る仮想鉛直線β(図3参照)上以外の位置(仮想鉛直線βを間にした何れか一方側の位置)に位置して自重により回動軸線α回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向V2が検知側回動方向V1と同方向となる構成とされている。
詳しくは、シート検知装置300は、アクチュエータ310と、検知部320とを備えている。アクチュエータ310は、画像形成装置本体10(図1参照)(この例ではフレーム側板FL,FL)(図2参照)に回動軸線α回りに回動自在に支持されている。フレーム側板FL,FLは、幅方向Xにおける一方側(正面側)及び他方側(背面側)に設けられ、左右方向Y及び上下方向Zの双方に沿っている。
アクチュエータ310は、回動軸線α回りに回動する回動支点軸311と、回動支点軸311に固定されて回動支点軸311の回動軸線α回りの回動により旋回するアクチュエータ本体312と、アクチュエータ本体312から、搬送される記録シートPに当接する方向に突出する突出片313とを有している。また、アクチュエータ310は、回動軸線αが搬送方向Wにおいて記録シートPに当接されるときの突出片313のシートとの当接位置313a(図3及び図4参照)よりも上流側に位置する構成とされている。
回動支点軸311は、回動軸線α回りの検知側回動方向V1及び検知側回動方向V1とは反対側の反対側回動方向V3(アクチュエータ310が記録シートPに当接する側の回動方向)に回動する構成とされている。
回動支点軸311は、この例では、回動軸線αに沿った方向(この例では幅方向X)における記録シートPの搬送領域CA(図2参照)の外側に位置している。
詳しくは、回動支点軸311は、記録シートPの搬送領域CAの幅方向Xにおける外側において一方側(正面側)及び他方側(背面側)にそれぞれ設けられる一対の回動支点軸311,311(図2参照)とされている。回動支点軸311,311は、回動軸線α方向の長さが直径程度或いは直径よりも若干(所定長さだけ)大きい円柱状の部材とされている。
一対の回動支点軸311,311のうち、一方側(正面側)の回動支点軸311は、一方側(正面側)のフレーム側板FLに回動軸線α回りに回動自在に支持され、他方側(背面側)のフレーム側板FLに回動軸線α回りに回動自在に支持されている。
アクチュエータ本体312は、回動支点軸311の回動軸線α回りの回動に伴って、回動軸線α回りに旋回する構成とされている。
アクチュエータ本体312は、旋回部材312aと、被検知片312bとを備えている。
旋回部材312aは、回動支点軸311に連結されて突出片313を固定したものである。被検知片312bは、旋回部材312aに固定されて回動支点軸311の回動軸線α回りの検知側回動方向V1又は反対側回動方向V3への回動により旋回して検知部320を作動状態又は非作動状態にする。
ここで、検知側回動方向V1は、突出片313が搬送経路R1(図3から図5参照)から突出する突出位置(具体的には記録シートPの搬送経路R1を遮る遮蔽位置)から検知部320側に退避する退避位置に向かう方向であり、反対側回動方向V3は、突出片313が退避位置から突出位置に向かう方向である。
詳しくは、旋回部材312aは、旋回軸312a1と、連結部材312a2とを備えている。
旋回軸312a1は、回動軸線αに平行又は略平行とされ、回動軸線α方向の長さが記録シートPの幅方向Xにおけるサイズよりも大きい円柱状の部材とされている。
連結部材312a2は、旋回軸312a1が回動支点軸311に対して回動軸線αに直交又は略直交する方向に変位するように旋回軸312a1と回動支点軸311とを連結するものである。連結部材312a2は、幅方向Xの両側に設けられて旋回軸312a1の回動支点軸311に対する変位方向に長尺な一対の連結部材312a2,312a2とされている。
一対の連結部材312a2,312a2のうちの一方側(正面側)の連結部材312a2は、長手方向において、一端部の外面が一方側(正面側)の回動支点軸311の内側端面に固定され、かつ、他端部の内面が旋回軸312a1の一端面(正面側端面)に固定されている。
一対の連結部材312a2,312a2のうちの他方側(背面側)の連結部材312a2(図2参照)は、長手方向において、一端部の外面が他方側(背面側)の回動支点軸311の内側端面に固定され、かつ、他端部の内面が旋回軸312a1の他端面(背面側端面)に固定されている。
突出片313は、旋回軸312a1に固定されて搬送方向Wにおける上流側から搬送されてくる記録シートPとの接触(図4及び図5参照)により回動軸線α回りの検知側回動方向V1に旋回する構成とされている。
アクチュエータ310は、付勢部材330(図2参照)により自重側回動方向V2とは逆方向(反対側回動方向V3)に付勢されている。シート検知装置300は、アクチュエータ310を自重側回動方向V2とは逆方向に付勢する付勢部材330をさらに備えている。
アクチュエータ310は、突出片313が付勢部材330の反対側回動方向V3への付勢力によりアクチュエータ310の自重側回動方向V2への自重に抗して反対側回動方向V3の突出位置に向けて付勢される一方、搬送される記録シートPの搬送力により付勢部材330の反対側回動方向V3への付勢力に抗して検知側回動方向V1の退避位置へ回動させられるようになっている。
詳しくは、アクチュエータ310は、記録シートPが搬送されていない状態(非搬送状態)では、突出片313が付勢部材330の付勢力により突出位置に位置する構成とされている。一方、アクチュエータ310は、記録シートPが搬送されている状態(搬送状態)では、記録シートPの搬送力により突出片313が付勢部材330の付勢力に抗して退避位置に位置させられる構成とされている。さらに、アクチュエータ310は、記録シートPが通過した後は、突出片313が付勢部材330の付勢力により突出位置に戻る構成とされている。
付勢部材330は、図2に示すように、巻部331、一端部332及び他端部333を有する巻バネとされている。付勢部材330は、幅方向Xの両側(正面側及び背面側)に設けられた一対の付勢部材330,330とされている。
詳しくは、一対の付勢部材330,330のうちの一方側(正面側)の付勢部材330において、巻部331は、一方側(正面側)の回動支点軸311に挿通され、一端部332は、一方側(正面側)のフレーム側板FLに係止され、他端部333は、アクチュエータ本体312の一方側(正面側)(この例では一方側(正面側)の連結部材312a2)に係止されている。
一対の付勢部材330,330のうちの他方側(背面側)の付勢部材330において、巻部331は、他方側(背面側)の回動支点軸311に挿通され、一端部332は、他方側(背面側)のフレーム側板FLに係止され、他端部333は、アクチュエータ本体312の他方側(背面側)(この例では他方側(背面側)の連結部材312a2)に係止されている。
被検知片312bは、旋回軸312a1に固定されて、突出片313の回動軸線α回りの検知側回動方向V1への旋回と共に同方向に旋回して検知部320を作動状態にする一方、突出片313の回動軸線α回りの反対側回動方向V3への旋回と共に同方向に旋回して検知部320を非作動状態にする構成とされている。
なお、被検知片312bは、検知側回動方向V1に回動して検知部320を非作動状態にする一方、反対側回動方向V3に回動して検知部320を作動状態にする構成とされていてもよい。
詳しくは、突出片313は、記録シートPが通過していないときには、記録シートP側に突出する突出位置に位置し(図2、図3及び図4参照)、このとき、被検知片312bは、検知部320を作動状態又は非作動状態(この例では非作動状態)にする。一方、突出片313は、記録シートPが通過しているときには、突出位置から退避する退避位置に位置し(図5参照)、このとき、被検知片312bは、検知部320を作動状態又は非作動状態(この例では作動状態)にする。
アクチュエータ310は、旋回軸312a1に対して突出片313と被検知片312bとが回動軸線α回りの方向に所定角度ずれた位置に固定されている。
この例では、アクチュエータ本体312と突出片313とが一体的に形成されている。詳しくは、旋回軸312a1と連結部材312a2とが一体的に形成されて旋回部材312aを構成している。また、旋回部材312aと被検知片312bとが一体的に形成されてアクチュエータ本体312を構成している。具体的には、アクチュエータ310は、耐高衝撃性を有するポリカーボネート、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)等の樹脂材料で形成されている。
検知部320は、図示を省略した支持部材(具体的にはステー)に支持されている。支持部材は、一方側(正面側)及び他方側(背面側)のフレーム側板FL,FL間に架設されている。
アクチュエータ本体312は、突出片313の突出位置よりも回動軸線α回りの反対側回動方向V3へのさらなる旋回を規制する規制片312cをさらに備えている。
詳しくは、規制片312cは、旋回部材312aに設けられている。この例では、規制片312cは、旋回軸312a1に固定されている。規制片312cは、突出片313の突出位置が規制されるときには、フレーム側板FL(具体的には他方側(背面側)のフレーム側板FLに設けられた規制部材FLa)に当接されるようになっている。
アクチュエータ310は、旋回軸312a1に対して規制片312cと突出片313とが回動軸線α回りの方向に所定角度ずれた位置に固定されている。アクチュエータ310は、旋回軸312a1に対して規制片312cと被検知片312bとが回動軸線α回りの方向に所定角度ずれた位置に固定されている。
この例では、旋回部材312aと規制片312cとが一体的に形成されてアクチュエータ本体312を構成している。
また、アクチュエータ310は、回動軸線αが記録シートPの搬送経路R1上に位置する構成とされている(図3から図5参照)。
詳しくは、アクチュエータ310は、突出片313における下流側端313b(図4及び図5参照)の回動軸線α回りの回動軌跡γ(図4及び図5参照)の搬送経路R1との接点S(図4及び図5参照)における回動軌跡γの仮想接線δ(図4及び図5参照)と搬送経路R1とのなす角度θ(図4及び図5参照)が90度以上である構成とされている。
また、記録シートPの搬送経路R1は、この例では、記録シートPを斜め上方に搬送する搬送経路とされている。
検知部320は、光を出射する発光部321(図2参照)と、発光部321からの光を受光する受光部322(図3参照)とを有する光透過型フォトセンサとされている。
アクチュエータ310における被検知片312bは、回動軸線α回りに旋回することにより発光部321と受光部322との間の光を遮断或いは遮断を解除する構成とされている。
詳しくは、発光部321は、発光素子321a(具体的には発光ダイオード)(図2参照)を有し、発光素子321aが受光部322側を向くように設けられている。受光部322は、受光素子322a(具体的にはフォトダイオード)(図2参照)を有し、受光素子322aが発光部321における発光素子321aに対向するように設けられている。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係るシート検知装置300を正面側から視た概略正面図である。なお、第2実施形態において、第1実施形態と実質的に同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態に係るシート検知装置300では、図6に示すように、アクチュエータ310は、回動軸線αが記録シートPの搬送経路R1よりも突出片313が搬送経路R1から突出する突出側に位置する構成とされている。
詳しくは、アクチュエータ310の回動軸線αと記録シートPに当接されるときの突出片313の記録シートPとの当接位置313aとを通る仮想直線εと、搬送経路R1とのなす角度をφとすると、アクチュエータ310は、回動軸線αが0度<φ<45度の関係を満たす位置に位置する構成とされている。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係るシート検知装置300における旋回軸312a1及び突出片313部分を正面側の右斜め上方から視た概略斜視図である。なお、第3実施形態において、第1実施形態と実質的に同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態に係るシート検知装置300では、図7に示すように、アクチュエータ本体312と突出片313とが分離可能に連結されている。
詳しくは、突出片313は、アクチュエータ本体312に対する回動軸線α回りの位置を調整可能にアクチュエータ本体312に連結されている。
具体的には、旋回部材312aは、支持円板312a3をさらに備えている。旋回部材312aは、突出片313の回動軸線α回りの位置を旋回軸312a1に対して調整可能に突出片313を支持円板312a3に固定するようになっている。支持円板312a3は、旋回軸312a1に対して同芯(回動軸線α)上に固定されている。突出片313には、回動軸線αを中心とする円弧状に延びた貫通長孔313cが設けられている。支持円板312a3には、貫通長孔313cを通過してビス等の固定部材SC(この例ではビス)を締結する締結部AP(この例ではビス孔)が設けられている。これにより、アクチュエータ本体312に対して突出片313の回動軸線α回りの位置を調整することができる。アクチュエータ本体312は、比重0.90〜0.91のポリプロピレン、0.91〜0.965のポリエチレン等の比較的比重が小さい樹脂材料で形成されている。また、突出片313は、比重2.14〜2.2のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、比重1.2のプリカーボネート、比重1.01〜1.04のABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)等の比較的比重が大きい樹脂材料で形成されている。
この例では、突出片313には、突出片313を回動軸線α回りの方向に移動させるガイド部313dが設けられている。ガイド部313dは、突出片313がアクチュエータ本体312に対して調整されるときに、旋回軸312a1に摺接されるように、旋回軸312a1の外周面に応じて形成された凹状の曲面形状を有している。こうすることで、アクチュエータ本体312に対する突出片313の回動軸線α回りの位置を調整し易くすることができる。
また、支持円板312a3には、アクチュエータ本体312に対して突出片313の回動軸線α回りの位置を示す調整目盛GRが設けられている。こうすることで、調整目盛GRを、アクチュエータ本体312に対する突出片313の回動軸線α回りの移動量の目安にすることができ、これにより、アクチュエータ本体312に対して突出片313を確実に調整することが可能となる。
(本実施の形態について)
図8は、従来のシート検知装置300Xを正面側から視た概略正面図である。なお、図8に示す従来のシート検知装置300Xにおいて、本実施の形態に係るシート検知装置300の構成と実質的に同じ構成には同一符号を付している。なお、アクチュエータ310Xは、回動支点軸311に対して突出片313と被検知片312bと規制片312cとが回動軸線α回りの方向に所定角度ずれた位置に固定されている。
ところで、予め定めた所定の搬送方向Wに搬送されるシート(この例では記録シートP)が回動軸線α回りに回動するアクチュエータ310Xに当接されることで回動軸線α回りの検知側回動方向V1に回動して記録シートPを検知する従来のシート検知装置300X(図8参照)のように、アクチュエータ310Xは、搬送される記録シートPに当接されるときの姿勢において重心Qが回動軸線αを通る仮想鉛直線β上以外の位置(仮想鉛直線βを間にした何れか一方側の位置)に位置して自重により回動軸線α回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向V2が検知側回動方向V1とは逆方向になっていると、次のような不都合がある。
図9は、従来のシート検知装置300Xにおけるアクチュエータ310Xに記録シートPが当接した時点からの記録シートPに加わる負荷の記録シートPが搬送される搬送距離に対する変化、及び、本実施の形態に係るシート検知装置300におけるアクチュエータ310が当接した時点からの記録シートPに加わる負荷の記録シートPが搬送される搬送距離に対する変化を示すグラフである。なお、図9において、符号λaは、従来のシート検知装置300Xにおけるアクチュエータ310Xに対する記録シートPへの負荷特性のグラフを示している。符号λbは、本実施の形態に係るシート検知装置300におけるアクチュエータ310に対する記録シートPへの負荷特性のグラフを示している。符号Laは、従来のシート検知装置300X及び本実施の形態に係るシート検知装置300において記録シートPがアクチュエータ310Xに突入を開始した時点の記録シートPの先端の位置を示している。符号Lbは、従来のシート検知装置300Xにおいて記録シートPの搬送力によりアクチュエータ310Xの重心Qが仮想鉛直線βを通過した時点の記録シートPの先端の位置を示している。また、符号Lは、従来のシート検知装置300Xにおいて記録シートPの先端が位置Laから位置Lbまで移動する移動領域を示している。
従来のシート検知装置300Xでは、搬送される記録シートPに当接されるときのアクチュエータ310Xの姿勢において、アクチュエータ310Xには、自重によりアクチュエータ310Xが回動軸線α回りの自重側回動方向V2として検知側回動方向V1とは逆方向に回動する力(F)(図8及び図9参照)が加わっている(図9のグラフλaの位置La参照)。従って、搬送される記録シートPが、アクチュエータ310Xに衝突する際に、自重によりアクチュエータ310Xが回動軸線α回りの検知側回動方向V1とは逆方向に回動する力Fが加わっている分、アクチュエータ310Xに対する記録シートPへの負荷が大きくなり(図9のグラフλaの領域L参照)、それだけ該負荷による不都合が発生し易い。
この点、本実施の形態に係るシート検知装置300によれば、アクチュエータ310は、搬送される記録シートPに当接されるときの姿勢において重心Qが回動軸線αを通る仮想鉛直線β上以外の位置に位置して自重により回動軸線α回りに回動する自重側回動方向V2が検知側回動方向V1と同方向となる構成になっている。
つまり、搬送される記録シートPに当接されるときのアクチュエータ310の姿勢において、アクチュエータ310には、自重によりアクチュエータ310が回動軸線α回りの自重側回動方向V2として検知側回動方向V1と同方向に回動する力(−F)(図3参照)が加わっており、記録シートPがアクチュエータ310に当接する際のアクチュエータ310の自重による影響を受けることがない(図9のグラフλbの位置La参照)。この例では、アクチュエータ310には、付勢部材330による付勢力によりアクチュエータ310が回動軸線α回りの検知側回動方向V1とは逆方向に回動する力f(<F)(図3参照)による影響のみ受けている。
すなわち、アクチュエータ310は、付勢部材330による付勢力によりアクチュエータ310が回動軸線α回りの検知側回動方向V1とは逆方向に回動する力fがシートに当接されるときの姿勢において自重側回動方向V2が検知側回動方向V1とは逆方向となる場合の力Fよりも小さくなる構成とされている。
従って、搬送される記録シートPが、アクチュエータ310に衝突する際に、自重によりアクチュエータ310が回動軸線α回りの検知側回動方向V1とは逆方向に回動する力Fが加わってない分、アクチュエータ310に対する記録シートPへの負荷を軽減することができ、これにより該負荷による不都合の発生を効果的に防止することが可能となる。
このことは、記録シートPの搬送経路R1(シート検知装置300が記録シートPを検知する部分の記録シートPの搬送経路R1)が記録シートPを斜め上方に搬送する搬送経路とされている場合に、特に有効である。
また、アクチュエータ310は、自重側回動方向V2とは逆方向に付勢されていることで、記録シートPの先端がアクチュエータ310を突入するに先立ってアクチュエータ310の記録シートPに当接されるときの姿勢(具体的には突出位置)を維持することができると共に、記録シートPの後端(搬送方向の上流側端)がアクチュエータ310を通過した後のアクチュエータ310の姿勢を記録シートPに当接される姿勢(具体的には突出位置)に自動的に戻すことができる。
また、アクチュエータ310は、アクチュエータ本体312と、アクチュエータ本体312から、搬送される記録シートPに当接する方向に突出する突出片313とを有し、回動軸線αが搬送方向Wにおいて記録シートPに当接されるときの突出片313の記録シートPとの当接位置313aよりも上流側に位置する構成とされていることで、自重側回動方向V2が検知側回動方向V1と同方向となるアクチュエータ310の構成を容易に実現させることができる。
また、第1実施形態では、アクチュエータ310は、回動軸線αが記録シートPの搬送経路R1上に位置する構成とされていることで、自重側回動方向V2が検知側回動方向V1と同方向となるアクチュエータ310の構成を実現させ易くすることができる。
また、第1実施形態では、アクチュエータ310は、突出片313における下流側端313bの回動軸線α回りの回動軌跡γの搬送経路R1との接点Sにおける回動軌跡γの仮想接線δと搬送経路R1とのなす角度θが90度以上である構成とされていることで、記録シートPの搬送により回動されるアクチュエータ310の回動範囲を小さくすることができ、それだけアクチュエータ310に対する記録シートPへの負荷を軽減することができ、これにより該負荷による不都合の発生をさらに効果的に防止することができる。
また、第2実施形態では、アクチュエータ310は、回動軸線αが記録シートPの搬送経路R1よりも突出片313が搬送経路R1から突出する突出側に位置する構成とされていることで、自重側回動方向V2が検知側回動方向V1と同方向となるアクチュエータ310の構成をさらに実現させ易くすることができる。
また、第2実施形態では、アクチュエータ310の回動軸線αと当接位置313aとを通る仮想直線εと搬送経路R1とのなす角度をφとすると、アクチュエータ310は、回動軸線αが0度<φ<45度の関係を満たす位置に位置する構成とされていることで、シート検知装置300の構成をコンパクトにすることができる。
また、第3実施形態を除く実施の形態では、アクチュエータ本体312と突出片313とが一体的に形成されていることで、アクチュエータ本体312と突出片313との成形を容易にすることができ、しかも、寸法精度を向上させることができる。
また、第3実施形態を含む実施の形態では、アクチュエータ本体312と突出片313とが分離可能に連結されていることで、突出片313としてアクチュエータ本体312よりも比重の高い材料のものを用いることができ、これにより、自重側回動方向V2を検知側回動方向V1と同方向にする際のアクチュエータ310の設計の自由度を向上させることが可能となる。
また、第3実施形態を含む実施の形態では、突出片313は、アクチュエータ本体312に対する回動軸線α回りの位置を調整可能にアクチュエータ本体312に連結されていることで、突出片313のアクチュエータ本体312に対する回動軸線α回りの位置を容易に調整することができる。
ところで、アクチュエータ310が回動軸線α回りに回動する回動支点軸311を有し、回動支点軸311が記録シートPの搬送経路R1上又はその近傍に沿って架設される場合には、回動支点軸311が記録シートPの搬送経路R1上の搬送の邪魔になり、記録シートPの搬送の妨げになる。
この点、本実施の形態では、アクチュエータ310は、回動軸線α回りに回動する回動支点軸311を有し、回動支点軸311は、回動軸線αに沿った方向における記録シートPの搬送領域CAの外側に位置していることで、回動支点軸311を記録シートPの搬送経路R1の邪魔にならないようにすることができる。
また、本実施の形態において、画像形成装置1は、搬送されるシート(例えば記録シートPや原稿G、この例では記録シートP)が通過するシート通過部(例えば転写部や原稿読取部、この例では転写部)を備え、シート検知装置300は、シート通過部を通過している途中のシートを検知する構成とされていることで、搬送されるシートによるアクチュエータ310への負荷による画像への影響を抑制することができる。例えば、第1実施形態から第3実施形態のように、シート通過部は、シートとして作用する記録シートPに画像を転写する転写部である場合、シート検知装置300は、転写部(具体的には転写ニップ域N)を通過している途中の記録シートPを検知する構成とされているが、搬送される記録シートPがアクチュエータ310に突入しても、その衝撃により記録シートPにかかるブレーキを抑制でき、それだけ、搬送方向Wにおいて転写画像がずれる画像不良(いわゆる転写ズレ)の発生を軽減することが可能となる。
なお、本実施の形態では、シート検知装置300は、画像形成装置本体10において転写部(具体的には転写ニップ域N)を通過している途中の記録シートPを検知する構成としたが、画像読取装置40において原稿読取部42を通過している途中の原稿Gを検知する構成としてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1 画像形成装置
10 画像形成装置本体
18 2次転写装置
18a 2次転写ローラ
30 シート搬送装置
300 シート検知装置
300X シート検知装置
310 アクチュエータ
310X アクチュエータ
311 回動支点軸
312 アクチュエータ本体
312a 旋回部材
312a1 旋回軸
312a2 連結部材
312a3 支持円板
312b 被検知片
312c 規制片
313 突出片
313a 当接位置
313b 下流側端
313c 貫通長孔
313d ガイド部
320 検知部
321 発光部
321a 発光素子
322 受光部
322a 受光素子
330 付勢部材
331 巻部
332 一端部
333 他端部
40 画像読取装置
42 原稿読取部
AP 締結部
CA 搬送領域
FL フレーム側板
FLa 規制部材
G 原稿
GR 調整目盛
L 領域
N 転写ニップ域
P 記録シート
Q 重心
R1 搬送経路
S 接点
SC 固定部材
V1 検知側回動方向
V2 自重側回動方向
V3 反対側回動方向
W 搬送方向
X 幅方向
Y 左右方向
Z 上下方向
α 回動軸線
β 仮想鉛直線
γ 回動軌跡
δ 仮想接線
ε 仮想直線
θ 仮想接線と搬送経路とのなす角度
φ 仮想直線と搬送経路とのなす角度

Claims (17)

  1. 予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、前記回動軸線が前記シートの搬送経路上に位置する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、アクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体から、搬送される前記シートに当接する方向に突出する突出片とを有し、前記回動軸線が前記搬送方向において前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置よりも上流側に位置する構成とされており、前記回動軸線が前記シートの搬送経路よりも前記突出片が前記搬送経路から突出する突出側に位置する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  3. 予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、アクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体から、搬送される前記シートに当接する方向に突出する突出片とを有し、前記回動軸線が前記搬送方向において前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置よりも上流側に位置する構成とされており、
    前記アクチュエータ本体と前記突出片とが分離可能に連結されており、
    前記突出片は、前記アクチュエータ本体に対する前記回動軸線回りの位置を調整可能に前記アクチュエータ本体に連結されていることを特徴とするシート搬送装置。
  4. 予め定めた所定の搬送方向に搬送されるシートが回動軸線回りに回動するアクチュエータに当接されることで前記回動軸線回りの検知側への回動方向である検知側回動方向に回動して前記シートを検知するシート検知装置を備えたシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、搬送される前記シートに当接されるときの姿勢において重心が前記回動軸線を通る仮想鉛直線上以外の位置に位置して自重により前記回動軸線回りに回動する自重側への回動方向である自重側回動方向が前記検知側回動方向と同方向となる構成とされており、前記回動軸線回りに回動する回動支点軸を有し、
    前記回動支点軸は、前記回動軸線に沿った方向における前記シートの搬送領域の外側に位置していることを特徴とするシート搬送装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、前記自重側回動方向とは逆方向に付勢されていることを特徴とするシート搬送装置。
  6. 請求項1、請求項4又は請求項に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、アクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体から、搬送される前記シートに当接する方向に突出する突出片とを有し、前記回動軸線が前記搬送方向において前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置よりも上流側に位置する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  7. 求項3に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、前記回動軸線が前記シートの搬送経路上に位置する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  8. 求項7に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、前記突出片における下流側端の前記回動軸線回りの回動軌跡の前記搬送経路との接点における前記回動軌跡の仮想接線と前記搬送経路とのなす角度が90度以上である構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  9. 請求項3に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、前記回動軸線が前記シートの搬送経路よりも前記突出片が前記搬送経路から突出する突出側に位置する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  10. 請求項2に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータの前記回動軸線と前記シートに当接されるときの前記突出片の前記シートとの当接位置とを通る仮想直線と、前記搬送経路とのなす角度をφとすると、
    前記アクチュエータは、前記回動軸線が0度<φ<45度の関係を満たす位置に位置する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  11. 請求項2に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータ本体と前記突出片とが一体的に形成されていることを特徴とするシート搬送装置。
  12. 請求項2に記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータ本体と前記突出片とが分離可能に連結されていることを特徴とするシート搬送装置。
  13. 請求項12に記載のシート搬送装置であって、
    前記突出片は、前記アクチュエータ本体に対する前記回動軸線回りの位置を調整可能に前記アクチュエータ本体に連結されていることを特徴とするシート搬送装置。
  14. 請求項1から請求項1までの何れか1つに記載のシート搬送装置であって、
    前記アクチュエータは、前記回動軸線回りに回動する回動支点軸を有し、
    前記回動支点軸は、前記回動軸線に沿った方向における前記シートの搬送領域の外側に位置していることを特徴とするシート搬送装置。
  15. 請求項1から請求項1までの何れか1つに記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    搬送される前記シートが通過するシート通過部を備え、
    前記シート検知装置は、前記シート通過部を通過している途中の前記シートを検知する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記シート通過部は、前記シートとして作用する記録シートに画像を転写する転写部であることを特徴とする画像形成装置。
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