JP5659240B2 - 太陽光発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池からの出力電力値を制御する技術に関する。
従来の太陽電池アレイは、複数の太陽電池モジュールのストリング(直列接続)に逆流防止ダイオードを介して、複数のストリングを並列接続することによって構成されている(例えば、特許文献1参照)。逆流防止ダイオードは、起電力が低下したストリングに対して、他のストリングから電流が逆流することによって電力損失が発生することを防止することを目的として搭載されている。
この太陽電池アレイを動作させる太陽光発電システムとして、太陽電池アレイに昇圧チョッパ搭載のパワーコンディショナを接続する方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、各ストリングに昇圧チョッパを搭載する方式が知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、開放電圧の低いストリングにのみ昇圧チョッパを1段追加する方式が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2008−91807号公報 特開平8−46231号公報 特開2006−277385号公報
太陽電池アレイを構成する太陽電池モジュールの出力電圧と出力電流の関係は、式(1)に示す特性式で表される。
I = Iph・p - Io × exp{q・{(V+I・Rs)/(n・k・T)}} - Ish ・・・ 式(1)
ここで、各記号の意味は以下の通りである。
I :出力電流
V :出力電圧
Iph :光電流
Io:逆方向飽和電流
Ish :漏れ電流
Rs :直列抵抗
n :接合定数(ダイオード性能指数)
k :ボルツマン定数
T :温度
q :素荷量
p :日射量
ボルツマン定数k、素荷量qは一定値であり、接合定数(ダイオード性能指数)n、漏れ電流Ishは、太陽電池デバイス特性で左右され、デバイスパラメータとして管理される値である。直列抵抗Rsは、太陽電池セルの配線等の抵抗成分を示す値であり、組み立て工程に依存するパラメータとして管理される値である。つまり、n、Ish、Rsといった値は、太陽電池モジュールに違う値を持っている。そのため、太陽電池の出力電圧と出力電流に関して、モジュール毎にばらつきを持っている。これは、複数の太陽電池モジュールを直列接続したストリングの特性に関しても同様である。
図1は、複数の太陽電池モジュールを直列接続したストリングの特性を示したものである。図1(a)内の特性101aは、特性100aに対して大きなRs、Ishと小さなnを持ったストリングの特性を示したものである。この図1(a)に示すストリング特性について、電力(出力)−電圧の関係を示したものが図1(b)である。図1(a)内の特性101aに対応する図1(b)内の特性101bは、特性100aに対応する100bと比較すると、得られる最大電力である電力101pが電力100pに比べて低く、さらに最大電力を得るための動作電圧101vに関しても動作電圧100vよりも低くなり、異なる値となることが分かる。
特許文献1に記載の太陽光発電システムは、太陽電池アレイに対してパワーコンディショナが接続されているため、動作電圧は、太陽電池アレイに対して1点しか定めることができない。そのため、ストリング特性のばらつきが考慮されておらず、各ストリングから最大電力を取り出すことができなくなり電力損失が発生する。
このようなストリング特性のばらつきは、太陽電池モジュールのデバイス上のばらつきや構造上のばらつき以外にも日射量や温度といった周囲環境の変化によっても現れる。図2に示すように、屋根103の南向きにストリング204を設置し、西向きにストリング214を設置し、東向きにストリング224を設置した場合について考える。式(1)内の日射量を示すpに関しては、通常、南向きの太陽電池に注がれる日射量を1とした場合、西向き、東向きに注がれる日射量は、0.8程度になることがよく知られている。
図3(a)内の特性111aは、特性110aに対して、8割程度の日射量が注がれた場合のストリング特性を示したものである。この図3(a)に示すストリング特性について、電力(出力)−電圧の関係を示したものが図3(b)である。図3(a)内の特性111aに対応する図3(b)内の特性111bは、特性110aに対応する110bと比較すると、得られる最大電力である電力111pが電力110pに比べて低く、さらに最大電力を得るための動作電圧111vに関しても動作電圧110vよりも低くなり、異なる値となることが分かる。
このように日射量が変化した場合に関しても、特許文献1に記載の太陽光発電システムでは太陽電池アレイに対してパワーコンディショナが接続されているため、各ストリングから最大電力を取り出すことができず電力損失が発生する。
これらの電力損失を低減するため、特許文献2では各ストリングに昇圧チョッパを搭載する方式を採用し、特許文献3では開放電圧の低いストリングにのみ昇圧チョッパを1段追加する方式を採用している。しかしながら、電力損失に対して搭載する昇圧チョッパのコストが高くなってしまい、発電コストという指標で見た場合に、対策を施すことがかえって損失になるという課題が残る。
そこで、本発明は、各ストリングから最大電力が取り出され、かつ安価な太陽光発電システムを提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備える太陽光発電システムである。複数のマルチプライヤそれぞれはバイポーラトランジスタを有し、バイポーラトランジスタのベースとエミッタ間に第1の抵抗を有し、ベースとコレクタ間に第2の抵抗を有する。
また、複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備える太陽光発電システムである。複数のマルチプライヤそれぞれはMOSトランジスタを有し、MOSトランジスタのゲートとソース間に第1の抵抗を有し、ゲートとドレイン間に第2の抵抗を有する。
また、複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、複数の太陽電池ストリングの一部を並列接続したアレイそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備える太陽光発電システムである。複数のマルチプライヤそれぞれはバイポーラトランジスタを有し、バイポーラトランジスタのベースとエミッタ間に第1の抵抗を有し、ベースとコレクタ間に第2の抵抗を有する。
本発明によれば、各ストリングから最大電力が取り出される太陽光発電システムを安価に提供することができる。
太陽電池の特性式中のばらつきを持つパラメータに起因した太陽電池ストリング特性のばらつきの例を示す図である。 異なる日射量が注がれる太陽電池の構成例を示した図である。 異なる日射量に起因した太陽電池ストリング特性のばらつきの例を示す図である。 実施例1に係る太陽電池アレイの例を示す図である。 実施例1に係る太陽光発電システムの例を示す図である。 実施例1に係るマルチプライヤの動作電圧の例を示す図である。 実施例2に係る太陽電池アレイの例を示す図である。 実施例2に係るマルチプライヤの動作電圧の例を示す図である。 実施例3に係る太陽光発電システムの例を示す図である。 太陽電池アレイに部分陰が発生した場合の太陽電池ストリング特性の例を示す図である。 実施例4に係る太陽光発電システムの例を示す図である。 実施例4に係る太陽光発電システムの例を示す図である。 実施例5に係る太陽光発電システムの例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよいものとする。
図4は、本発明の実施例1に係る太陽電池アレイを示す図である。直列接続された複数の太陽電池セルにバイパスダイオード402を並列接続する。このバイパスダイオードによって仕切られた複数の太陽電池セルをクラスタ401と呼ぶ。組み立て工程においては、このクラスタ401を複数個直列に接続して、太陽電池モジュール403を形成する。この太陽電池モジュールを直列接続したものがストリング204である。太陽電池アレイは、ストリング204、ストリング214、及びストリング224が並列接続されることによって形成される。
マルチプライヤ405、415、425は、ストリング204、214、224にそれぞれ直列接続されている。マルチプライヤは、NPN型バイポーラトランジスタのベース−コレクタ間とベース−エミッタ間に抵抗を挿入することによって構成される。NPN型バイポーラトランジスタにはコレクタからエミッタの方向を順方向として電流が流れるので、マルチプライヤ405、415、425は、逆流防止ダイオードの機能、つまり起電力が低下したストリングに対して、他のストリングから電流が逆流することによって電力損失が発生することを防止する機能を有する。
図5は、マルチプライヤ405、415、425を搭載した太陽電池アレイ500に制御システム513が接続された構成を示すものである。
コイル501、ダイオード502、コンデンサ503、スイッチング素子504によってDC/DCコンバータ回路514は構成され、スイッチング素子504のスイッチング動作におけるオンとオフ比である通流率を可変することによって太陽電池アレイの出力を制御する。
ある通流率を持った制御信号は、制御システム513におけるMPPT(Maximum Power Point Tracking)制御部511において生成され、レベルシフタ512を介してスイッチング素子504のゲート電極に送信される。この制御信号は、太陽電池アレイの出力電力値が最大となるような動作電圧を追従するためのものである。MPPT制御部511には、パワーエレクトロニクスOS(PEOS)を内蔵したCPU、DSPなどが用いられる。
また、センサ505は、太陽電池パネルの出力電圧を検出する出力電圧検出回路、センサ506は、太陽電池の出力電流を検出する出力電流検出回路である。検出された電圧情報と電流情報はそれぞれ、バッファ507、バッファ508を介してインピーダンス変換される。インピーダンス変換された電圧情報と電流情報はそれぞれ、AD変換器ADC1(509)、AD変換器ADC2(510)によってデジタル値に変換された後、MPPT制御部511に送信される。
これにより、MPPT制御部511は、太陽電池パネルの出力をフィードバックしながら、通流率を制御することができる。通流率を制御することは、太陽電池アレイ500の動作電圧を一定量シフトさせることである。MPPT制御部の最も一般的な手法として、山登り法と呼ばれる手法が知られている。山登り法とは、DC/DCコンバータ回路のスイッチング素子504の通流率を可変にすることで、MPP(Maximum Power Point:最大電力点)を追従するものである。具体的には、制御信号により動作電圧をシフトさせ、シフト前後の動作電圧における電力を比較し、電力が大きくなる方向に再度、動作電圧シフトを行うといった一連の動作を繰り返し行う探索手法である。
太陽電池アレイからの出力はDCであるため、DC/ACインバータ回路を介して、商用の系統電源に接続する。太陽電池システムにおいて、インバータ回路と商用の系統電源は、電気的負荷の役割を担っているとみなすことができる。一般に、太陽電池アレイから商用の系統電源に接続するまでの機器がパワーコンディショナである。
図6は、図4、5に示したマルチプライヤによって生成される電圧を説明したものである。図6(a)に示すようにマルチプライヤ405の両端子を示すバイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧V1は、バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧Vbe1に対して、ベース−コレクタ間抵抗R1とベース−エミッタ間抵抗Rを用いて(1+(R/R1))の定数倍で表すことができる。ここで、ベース−エミッタ間電圧Vbe1は、ストリング204に流れる電流をI1とすると以下の式(2)で表すことができる。
Vbe1 = {(k・T) / q} ・ ln (I1/I0) ・・・ 式(2)
ここで、各記号の意味は以下の通りである。
I0 :逆方向飽和電流
I1 :ストリング204を流れる電流
k :ボルツマン定数
T :温度
q :素荷量
同様に、マルチプライヤ415、425の両端子を示すバイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧V2、V3はそれぞれ、図6(b)、(c)に示すように、バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧Vbe2、Vbe3に対して、ベース−コレクタ間抵抗R2、R3とベース−エミッタ間抵抗Rを用いて(1+(R/R2))、(1+(R/R3))の定数倍で表すことができる。
ここで、逆方向飽和電流I0、ボルツマン定数k、素荷量qは一定値である。一方、ストリング204に流れる電流I1、温度Tは多少変動するが、本実施例1では定数とみなして、コレクタ−エミッタ間電圧V1がベース−エミッタ間電圧Vbe1(例えば0.7V)の定数倍で表せることができるものとする。つまり、コレクタ−エミッタ間電圧V1は、ベース−コレクタ間抵抗R1とベース−エミッタ間抵抗Rの比率で決定されることになる。
太陽電池アレイの動作電圧は、DC/DCコンバータのスイッチング素子504の通流率によって決まり、各マルチプライヤの両端子を示すバイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧は、各マルチプライヤのベース−エミッタ間抵抗R1、R2、R3によって決定される。各太陽電池ストリングの動作電圧値は、太陽電池アレイの動作電圧値から各マルチプライヤのバイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧値を減算したものである。そのため、各ストリングの動作電圧は、各マルチプライヤ中のベース−エミッタ間抵抗R1、R2、R3によって決定される。つまり、MPPT制御部は、制御信号により太陽電池アレイの動作電圧を制御するとともに、太陽電池ストリングごとの動作電圧も制御する。これにより、例えば図1、図3に示した各ストリングの最大電力動作電圧100v、101v、110v、111vを設定することが可能となる。
また、本実施例はバイポーラトランジスタと抵抗で構成されるマルチプライヤを各ストリングに対して設けるものであり、従来のように各ストリング又は開放電圧が低いストリングにDC/DCコンバータ回路を設ける必要がない。さらに、マルチプライヤ405、415、425は逆流防止ダイオードの機能も果たすため、逆流防止ダイオードを設ける必要がない。そのため、安価に各ストリングの最大電力を取り出すことができる。
R1、R2、R3の決定に関しては、太陽電池モジュール403が出荷される時に入手することが可能な検査仕様書を用いて決定することができる。具体的には、太陽電池モジュールの静特性(開放電圧、短絡電流、MPP時の出力電流、出力電圧)に基づいて各ストリングの動作電圧を算出することによって、R1、R2、R3の各値を決定することができる。また、実際に予めストリングの特性や動作を測定し、ストリング204、214、224の動作を相対比較することによっても決定できることは言うまでもない。
なお、本実施例1では、マルチプライヤを構成するバイポーラトランジスタとしてNPN型バイポーラトランジスタを例に説明したが、PNP型バイポーラトランジスタでも同様に構成可能であることは言うまでもない。
図7は、本発明の実施例2に係る太陽電池アレイを示す図である。本実施例2では、マルチプライヤにバイポーラトランジスタを用いるのではなく、MOSトランジスタを用いる点を特徴とする。
直列接続された複数の太陽電池セルにバイパスダイオード402を並列接続する。このバイパスダイオードによって仕切られた複数の太陽電池セルをクラスタ401と呼ぶ。組み立て工程においては、このクラスタ401を複数個直列に接続して、太陽電池モジュール403を形成する。この太陽電池モジュールを直列接続したものがストリング204であり、太陽電池アレイは、ストリング204とストリング214、ストリング224が並列接続されることによって形成される。
マルチプライヤ405a、415a、425aは、ストリング204、214、224にそれぞれ直列接続されている。マルチプライヤは、n型MOSトランジスタのゲート−ソース間とゲート−ドレイン間に抵抗を挿入することによって構成される。n型MOSトランジスタにはドレインからソースの方向を順方向として電流が流れるので、マルチプライヤ405a、415a、425aは、逆流防止ダイオードの機能、つまり起電力が低下したストリングに対して、他のストリングから電流が逆流することによって電力損失が発生することを防止する機能を有する。制御システムの構成は、実施例1と同じである。
図8は、図7に示したマルチプライヤによって生成される電圧を説明したものである。図8(a)に示すように、マルチプライヤ405aの両端子を示すトランジスタのドレイン−ソース間電圧V4は、MOSトランジスタのゲート−ソース間電圧Vgs1に対して、ゲート−ドレイン間抵抗Rとゲート−ソース間抵抗R4を用いて(1+(R/R4))の定数倍で表すことができる。ここで、ゲート−ソース間電圧Vgs1は、ストリング204に流れる電流をI1とすると以下の式(3)で表すことができる。
Vgs1 = Vth + √{2・(I1)/ β} ・・・ 式(3)
ここで、各記号の意味は以下の通りである。
I1 :ストリング204を流れる電流
Vth :MOSトランジスタの閾値
β :MOSトランジスタの駆動能力
同様に、マルチプライヤ415a、425aの両端子を示すMOSトランジスタのドレイン−ソース間電圧V5、V6は、それぞれ、図8(b)(c)に示すように、トランジスタのゲート−ソース間電圧Vgs2、Vgs3に対して、ゲート−ソース間抵抗R5、R6とゲート−ドレイン間抵抗Rを用いて(1+(R/R5))、(1+(R/R6))の定数倍で表すことができる。
ここで、MOSトランジスタの閾値Vth、MOSトランジスタの駆動能力βは一定値である。一方、ストリング204に流れる電流I1は多少変動するが、本実施例2も実施例1と同様に定数とみなして、ドレイン−ソース間電圧V4がゲート−ソース間電圧Vgs1の定数倍で表せることができるものとする。つまり、ドレイン−ソース間電圧V4は、ゲート−ソース間抵抗R4とゲート−ドレイン間抵抗Rの比率で決定されることになる。
太陽電池アレイの動作電圧は、DC/DCコンバータのスイッチング素子504の通流率によって決まり、各マルチプライヤの両端子を示すMOSトランジスタのドレイン−ソース間電圧は、各マルチプライヤのゲート−ソース間抵抗R4、R5、R6によって決定される。各太陽電池ストリングの動作電圧値は、太陽電池アレイの動作電圧値から各マルチプライヤのMOSトランジスタのドレイン−ソース間電圧値を減算したものである。そのため、各ストリングの動作電圧は、各マルチプライヤ中のゲート−ソース間抵抗R4、R5、R6によって決定される。つまり、MPPT制御部は、制御信号により太陽電池アレイの動作電圧を制御するとともに、太陽電池ストリングごとの動作電圧も制御する。これにより、例えば図1、図3に示した各ストリングの最大電力動作電圧100v、101v、110v、111vを設定することが可能となる。
また、本実施例2も実施例1と同様に、従来のように各ストリング又は開放電圧が低いストリングにDC/DCコンバータ回路を設ける必要がなく、逆流防止ダイオードを設ける必要もない。そのため、安価に各ストリングの最大電力を取り出すことができる。
R4、R5、R6の決定に関しては、太陽電池モジュール403が出荷される時に入手することが可能な検査仕様書を用いて決定することができる。具体的には、太陽電池モジュールの静特性(開放電圧、短絡電流、MPP時の出力電流、出力電圧)に基づいて各ストリングの動作電圧を算出することによって、R4、R5、R6の各値を決定することができる。また、実際に予めストリングの特性や動作を測定し、ストリング204、214、224の動作を相対比較することによっても決定できることは言うまでもない。
なお、本実施例2では、マルチプライヤを構成するMOSトランジスタとしてn型MOSトランジスタを例に説明したが、p型MOSトランジスタでも同様に構成可能であることは言うまでもない。
図9は、実施例3に係る太陽光発電システムを示す図である。本実施例では、マルチプライヤ405、415、425のコレクタ−エミッタ間電圧を計測する電圧センサ701、702、703を搭載し、計測された電圧情報に基づいて算出される太陽電池ストリングに流れる電流の変化が所定範囲を超えた場合に、MPPT制御部が太陽電池アレイの動作電圧を一定範囲変動させることを特徴とする。これにより、最大電力点でない局所解で動作することを避けて、電力損失を低減することが可能となる。
図10(a)に示すような太陽電池アレイ704に部分陰705が掛かった場合におけるストリングの動作電圧‐電流特性を図10(b)に示す。陰の掛かっていない場合、特性706のような特性になり、陰が掛かった場合、陰が掛かった部分のクラスタに接続されているバイパスダイオードがオンするので、特性707のような特性になる。クラスタが故障した場合においても、バイパスダイオードがオンするので、同様の特性になる。
特性707となるようなストリングを太陽電池アレイが有した場合、太陽電池アレイ704の特性は、図10(c)の特性709に示すような複数の局所解を持つ特性になる。陰のない状態での太陽電池アレイ704の特性は、特性708に示すような特性であるため、バイパスダイオードがオンした瞬間、特性は急激に特性708から特性709に変化する。そのため、動作電圧はVaあたりを維持し、最大電力点でない局所解で動作することになり、電力損失に繋がる。
式(2)に示すように、マルチプライヤを構成するトランジスタのベース−エミッタ間電圧は、ストリングを流れる電流によって変化する。したがって、ストリングの電流特性が変化はマルチプライヤのコレクタ‐エミッタ間の電圧の変化となって現れる。また、実施例2で説明した太陽電池アレイの場合も、式(3)に示すように、ストリングの電流特性が変化はマルチプライヤのドレイン‐ソース間の電圧の変化となって現れる。
そこで、電圧センサ701、702、703の電圧変動の組み合わせによって、どのストリングに陰が掛かったか、さらにその時の最適な動作電圧をある範囲で予測することが可能である。図10(c)に示すように、電圧センサ701、702、703の少なくとも何れかが、取得した電圧情報からストリング電流の急峻な変化を検知した場合、電流変化検知情報をMPPT制御部へ出力する。MPPT制御部は、その電流変化検知情報に基づいてDC/DCコンバータ回路へ出力する制御信号を変動させて、太陽電池アレイの動作電圧範囲を一旦Vbの範囲内に大きくシフトする。その後、再度、山登り法による最大電力点追従(MPPT:Maximum Power Point Tracking)を実行する。この動作により、太陽電池アレイの動作点は局所解から抜け出し、最大電力点に近づいていくことが可能となり、電力損失を低減することが可能となる。
図11は、実施例4に係る太陽光発電システムを示す図である。図11に示すように、太陽電池の一部401Xが故障した場合、ストリング224の特性は変化する。太陽電池の故障は、故障の状態によって、ストリングに流れる電流が低下するものやストリングにかかる電圧が低下するものに分類することができる。そこで、本実施例では、ストリングにかかる電圧又はストリングに流れる電流を検知し、検知した情報に基づいて、マルチプライヤのバイポーラトランジスタのベース‐エミッタ間の抵抗もしくは、MOSトランジスタのゲート‐ソース間の抵抗を可変にすることを特徴とする。これによって、太陽電池の一部401Xが故障することによって生じた電圧シフト分ほど動作点を移動させ、最大の出力を確保することが可能となる。
図12を用いて可変抵抗R1X、R2X、R3Xの具体的な制御方法について説明する。図12(a)において、電圧センサ703は、マルチプライヤ425に掛かる電圧を検出する。その後、式(2)もしくは式(3)を用いてストリングに流れる電流を算出する。演算部1001は、算出されたストリングに流れる電流情報に基づいて、電流が低下したか否かを判断する。演算部1001は、抵抗R3Y、R3Zそれぞれを切り替えた場合のマルチプライヤにかかる電圧変動量を予め保持しておき、ストリングに流れる電流の低下量に応じて、その切り替えを制御するための制御信号をスイッチSW1、SW2に出力する。
また、図12(b)において、電流センサ1002は、ストリング224に流れる電流を検出する。演算部1003は、検出されたストリングに流れる電流情報に基づいて、電流が低下したか否かを判断する。図12(a)の場合と同様に、演算部1003は、ストリングに流れる電流の低下量に応じて、その切り替えを制御するための制御信号をスイッチSW1、SW2に出力する。
また、図12(c)において、電圧センサ1004は、ストリングにかかる電圧を検出する。演算部1005は、検出されたストリングにかかる電圧情報に基づいて、ストリングの電圧が低下したか否かを判断する。演算部1005は、抵抗R3Y、R3Zそれぞれを切り替えた場合のマルチプライヤにかかる電圧変動量を予め保持しておき、ストリングにかかる電圧の低下量に応じて、その切り替えを制御するための制御信号をスイッチSW1、SW2に出力する。
このように、ストリングに流れる電流または電圧の低下量に応じた抵抗を選択することにより、マルチプライヤにおける電圧変位量が変化し、動作電圧をより出力が大きい方へシフトすることができる。そのため、太陽電池の一部が故障した場合であっても、故障により生じる電圧シフト分を補償し、太陽電池アレイの最大出力点を確保することができる。
図13は、実施例5に係る太陽光発電システムを示す図である。複数のストリングの一部が並列接続されたアレイそれぞれに、マルチプライヤが直列接続されていることを特徴とする。その他の構成は、実施例1と同様である。
本実施例のように、マルチプライヤはストリングだけでなく、各アレイの動作電圧を制御する役割を担ってもよい。複数のストリングの一部であるストリングそれぞれの特性ばらつきが十分管理されたものである場合、図13に示すように、ストリング204、214、224を並列接続してアレイ901を構成し、アレイ901にマルチプライヤ405を直列接続する。また、アレイ902についても同様にマルチプライヤ415を直列接続する。このように、マルチプライヤを、太陽電池アレイを構成する各アレイに搭載することで、各ストリングに搭載する場合に対して低コスト化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であり、上述した各実施の形態を適宜組み合わせることが可能であることは、当業者に理解されよう。
100a、101a、110a、111a:太陽電池ストリングの電流-電圧特性
100b、101b、110b、111b:太陽電池ストリングの電力-電圧特性
204、214、224:太陽電池ストリング
401:クラスタ
402:バイパスダイオード
403:太陽電池モジュール
405、415、425:マルチプライヤ
500:太陽電池アレイ
501:コイル
502:ダイオード
503:コンデンサ
504:スイッチング素子
505:出力電圧検出回路
506:出力電流検出回路
507、508:バッファ
509、510:AD変換器
511:MPPT制御部
512:レベルシフタ
513:制御システム
514:DC/DCコンバータ回路

Claims (6)

  1. 複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、上記複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、
    上記太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、
    上記DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して上記太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、
    上記複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備え、
    上記複数のマルチプライヤそれぞれはバイポーラトランジスタを有し、上記バイポーラトランジスタのベースとエミッタ間に第1の抵抗を有し、上記ベースとコレクタ間に第2の抵抗を有し、
    上記制御信号は、上記太陽電池アレイの出力電力値が最大となる電圧値を追従するためのものであり、
    上記太陽電池ストリングの動作電圧は、上記制御信号により決定される上記太陽電池アレイの動作電圧から上記コレクタと上記エミッタ間の電圧を減算したものであり、
    さらに、上記コレクタとエミッタ間の電圧情報を取得する電圧センサを備え、
    上記MPPT制御部は、上記電圧情報に基づいて算出される上記太陽電池ストリングに流れる電流の変化が所定の条件を満たす場合に、上記制御信号を変動させて上記太陽電池アレイの動作電圧を一定範囲変動させる太陽光発電システム。
  2. 複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、上記複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、
    上記太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、
    上記DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して上記太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、
    上記複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備え、
    上記複数のマルチプライヤそれぞれはバイポーラトランジスタを有し、上記バイポーラトランジスタのベースとエミッタ間に第1の抵抗を有し、上記ベースとコレクタ間に第2の抵抗を有し、
    さらに、上記太陽電池ストリングにかかる電圧情報を取得するセンサと、
    上記電圧情報に基づいて上記第1の抵抗から第3の抵抗への切り替えを制御する演算部と、を備える太陽光発電システム。
  3. 複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、上記複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、
    上記太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、
    上記DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して上記太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、
    上記複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備え、
    上記複数のマルチプライヤそれぞれはバイポーラトランジスタを有し、上記バイポーラトランジスタのベースとエミッタ間に第1の抵抗を有し、上記ベースとコレクタ間に第2の抵抗を有し、
    さらに、上記太陽電池ストリングに流れる電流情報を取得するセンサと、
    上記電流情報に基づいて上記第1の抵抗から第3の抵抗への切り替えを制御する演算部と、を備える太陽光発電システム。
  4. 複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、上記複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、
    上記太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、
    上記DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して上記太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、
    上記複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備え、
    上記複数のマルチプライヤそれぞれはMOSトランジスタを有し、上記MOSトランジスタのゲートとソース間に第1の抵抗を有し、上記ゲートとドレイン間に第2の抵抗を有し、
    上記制御信号は、上記太陽電池アレイの出力電力値が最大となる電圧値を追従するためのものであり、
    上記太陽電池ストリングの動作電圧は、上記制御信号により決定される上記太陽電池アレイの動作電圧から上記ドレインと上記ソース間の電圧を減算したものであり、
    さらに、上記ドレインとソース間の電圧情報を取得する電圧センサを備え、
    上記MPPT制御部は、上記電圧情報に基づいて算出される上記太陽電池ストリングに流れる電流の変化が所定の条件を満たす場合に、上記制御信号を変動させて上記太陽電池アレイの動作電圧を一定範囲変動させる太陽光発電システム。
  5. 複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、上記複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、
    上記太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、
    上記DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して上記太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、
    上記複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備え、
    上記複数のマルチプライヤそれぞれはMOSトランジスタを有し、上記MOSトランジスタのゲートとソース間に第1の抵抗を有し、上記ゲートとドレイン間に第2の抵抗を有し、
    さらに、上記太陽電池ストリングにかかる電圧情報を取得するセンサと、
    上記電圧情報に基づいて上記第1の抵抗から第3の抵抗への切り替えを制御する演算部と、を備える太陽光発電システム。
  6. 複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数有し、上記複数の太陽電池ストリングを並列接続することによって構成される太陽電池アレイと、
    上記太陽電池アレイに接続されるDC/DCコンバータ回路と、
    上記DC/DCコンバータ回路に制御信号を出力して上記太陽電池アレイの動作電圧を制御するMPPT制御部と、
    上記複数の太陽電池ストリングそれぞれに直列に接続される複数のマルチプライヤと、を備え、
    上記複数のマルチプライヤそれぞれはMOSトランジスタを有し、上記MOSトランジスタのゲートとソース間に第1の抵抗を有し、上記ゲートとドレイン間に第2の抵抗を有し、
    さらに、上記太陽電池ストリングに流れる電流情報を取得するセンサと、
    上記電流情報に基づいて上記第1の抵抗から第3の抵抗への切り替えを制御する演算部と、を備える太陽光発電システム。
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