JP5656789B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクル装置に関する。
ヒートポンプ式冷凍サイクル装置の暖房運転において、室外の温度・湿度条件によっては室外機の熱交換器に霜が着霜する場合がある。着霜による暖房性能低下を回復する方法として冷凍サイクルを逆サイクルとして運転する制御方式(デフロスト運転)がある。デフロスト運転は、ヒータなどの追加部品を必要とせず、簡易に霜を除去する事が可能であり、この運転を効果的に行う方法については、種々提案がなされている。
例えば下記特許文献1に記載の技術は、デフロスト運転時の外風を相殺するようにファンモータ回転数を制御することでデフロスト効果の向上を図るものである。
特開2010−169292号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来技術では、デフロスト運転時に蒸発器として機能する室外熱交換器または室内熱交換器が発熱するため、付着した霜が解けた状態の熱交換器内は高温・高湿の雰囲気となる。このとき、熱交換器の周囲は、雰囲気よりも低温であるため、雰囲気中の湿度が冷却されて結露し、腐食などを加速するおそれがあった。特に室外機または室内機に搭載されたファンモータにおいては、銅線・基板などが内部に配置されており、腐食による導通不良が生じると冷凍サイクル装置自体の機能を喪失するおそれがあった。ファンモータへの水分の浸入を防止する方法としては、防水構造に変更することが考えられるが、ファンモータの大型化によりコストが増大するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストを増加させることなく信頼性の向上を図ることができる冷凍サイクル装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、凝縮器または蒸発器として機能する室内熱交換器と、凝縮器または蒸発器として機能する室外熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、前記室外熱交換器の送風ファンを駆動する室外ファンモータと、前記室内熱交換器の送風ファンを駆動する室内ファンモータと、前記室外ファンモータを駆動する室外ファン駆動部と、前記室内ファンモータを駆動する室内ファン駆動部と、前記四方弁、前記膨張機構、前記室外ファン駆動部、および前記室内ファン駆動部を制御する制御部と、を備え、前記室外ファン駆動部は、前記室外熱交換器が蒸発器として機能する際のデフロスト運転時に前記室外ファンモータを発熱させる所定の指令を受信したとき、前記室外ファンモータを停止させつつ前記室外ファンモータを発熱させる電圧を、前記室外ファンモータに出力することを特徴とする。
この発明によれば、蒸発器のデフロスト運転時にファンモータを発熱させるようにしたので、コストを増加させることなく信頼性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置の構造図である。 図2は、暖房運転時間と暖房能力の関係を示す図である。 図3は、低温時の運転モードを示す図である。 図4は、冷凍サイクル装置によるデフロスト運転時の室外機内の温度変化を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置によるデフロスト運転時の室外機内の温度変化を示す図である。 図6は、室外ファン駆動部の回路図である。 図7は、室外ファン駆動部によるデフロスト運転時のフローチャートである。 図8は、図6に示されるインバータによるPWM信号生成を示すタイムチャートである。 図9は、モータ巻線の単相等価回路図である。 図10は、実施の形態2に係る室外ファン駆動部のデフロスト運転時の動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る冷凍サイクル装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1の構造図である。冷凍サイクル装置1は、主たる構成として、室外機6、および室内機7を有して構成されている。室外機6は、四方弁2、室外熱交換器3、膨張機構4、室外ファン駆動部8、制御部10、圧縮機13、室外ファン61、および室外ファン61を駆動する室外ファンモータ62を有して構成されている。室内機7は、室内熱交換器5、室内ファン駆動部9、冷媒配管11、室内ファン71、および室内ファン71を駆動する室内ファンモータ72を有して構成されている。
室外ファン61は、室外熱交換器3に送風して熱交換を促進するためのファンであり、室内ファン71は、室内熱交換器5に送風して熱交換を促進するためのファンである。室外ファンモータ62は、室外ファン61を回転させるモータであり、室内ファンモータ72は、室内ファン71を回転させるモータである。室外ファン駆動部8は、室外ファンモータ62に電源を供給する回路であり、室内ファン駆動部9は、室内ファンモータ72に電源を供給する回路である。制御部10は、ユーザの要望する気温および湿度等に応じて、四方弁2、圧縮機13、膨張機構4、室外ファン駆動部8、および室内ファン駆動部9を制御する制御手段である。冷媒配管11は、圧縮機13、四方弁2、室内熱交換器5、膨張機構4、および室外熱交換器3を冷媒循環可能に接続する。なお、図1に示される四方弁2は、圧縮機13の吐出管(図示せず)と室内熱交換器5とを接続する状態、すなわち、暖房運転の状態にある。
次に、図2、3を用いて低温環境下における冷凍サイクル装置1の暖房運転時の基本動作を説明する。図2は、暖房運転時間と暖房能力の関係を示す図であり、図3は、低温時の運転モードを示す図である。横軸は時間を表し、縦軸は冷凍サイクル装置1の暖房能力を表す。
低外気条件において室外熱交換器3の表面温度が0度を下回った場合、室外熱交換器3の表面には、空気中の水分が霜となって付着する。図2のA部は、室外熱交換器3の表面への着霜が始まった時点を示し、この霜が室外熱交換器3の風路を妨げるまで成長した場合、外気と冷媒との熱交換が十分に行われないため、暖房能力は図2のB部に示されるように急激に低下していく。冷凍サイクル装置1では、この能力低下を回復するために、図3のC部に示されるようにデフロスト運転が実行される。
デフロスト運転は、膨張機構4によって四方弁2が逆方向に切り替えられることで実現される。すなわち、図1に示される四方弁2が、点線で示されるように圧縮機13の吐出管(図示せず)と室外熱交換器3とを接続することで行われる。これにより、室外熱交換器3側に高温・高圧の冷媒が供給され、この熱により室外熱交換器3に付着した霜を溶かすことが出来る。そして、霜が除かれたとき、図3のD部に示されるようにデフロスト運転が終了して、再び四方弁2が切り替えられ暖房運転が再開する。
なお、デフロスト運転中は暖房が出来ないため、除霜運転時間が長い場合には使用者の快適性が損なわれる。使用者の快適性を損なわないようにするためには、除霜運転時間をできるだけ短くするほうがよく、そのためには室外熱交換器3の温度が十分上がる様に、室外ファンモータ62を動作させないことが望ましい。すなわち、デフロスト運転中に室外ファンモータ62を停止させることによって、デフロスト性能の低下を回避することができる。デフロスト性能は、単位時間・発熱量当たりの熱交換器の霜の解けやすさを示す。一方、デフロスト運転中の霜が解けて水となる期間においては、温度上昇と水分の増加が同時に発生するため、室外熱交換器3は、周囲と比べて部分的に高温・高湿な環境となる。
次に、図4を用いて、デフロスト運転時の室外機6内の温度変化を説明する。図4は、冷凍サイクル装置1によるデフロスト運転時の室外機内の温度変化を示す図である。横軸は時間を表し、縦軸は温度を表す。また、実線は室外熱交換器3内の温度を表し、点線はモータ温度(室外ファンモータ62の温度)を表し、一点鎖線は露点温度を表す。
冷凍サイクル装置1は、デフロスト運転以外の通常時の運転モード(回転制御モード)において、能動的に室外ファン61を駆動して室外熱交換器3に送風を行うことで、室外熱交換器3と外気との熱交換を促進する。この回転制御モードが暖房運転の場合、上述したように室外熱交換器3に着霜する場合があるため、冷凍サイクル装置1は、図4のA部に示されるように、暖房運転からデフロスト運転に切り替える。デフロスト運転が開始されたとき(t1)、室外熱交換器3には高温の冷媒が供給されるため、室外熱交換器3の温度は、図4のB部に示されるように上昇し、これに伴い霜が解けてその一部が水蒸気となって湿度を上昇させる。また、室外熱交換器3の温度および湿度の上昇に伴い、室外機6内の露点温度は、図4のC部に示されるように上昇する。
ここで、室外ファンモータ62は停止しており、且つ熱源ではないので、モータ温度の変化は露点温度の変化に比べて小さくなる。そのため、図4のD部に示されるように、室外機6内の露点温度がモータ温度と比べて高くなったとき、室外ファンモータ62において水蒸気が凝縮して結露が発生する。この結露の量は、露点温度とモータ温度とに依存するため、図4に示されるように、露点温度とモータ温度との差分に相当する斜線部の面積が結露量に相当する。以下、この斜線部をモータ結露発生領域と称する。なお、室外ファンモータ62は、一般に回路基板・鉄・銅などの金属により構成されているため、結露が多いほど金属腐食が進行しやすい傾向がある。
次に、図5を用いて本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1によるデフロスト運転時の温度変化を説明する。図5は、本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1によるデフロスト運転時の室外機6内の温度変化を示す図である。
制御部10および室外ファン駆動部8は、図5のA部に示されるようにデフロスト運転が開始されたとき(t1)、回転トルクを発生させずに室外ファンモータ62を発熱させる発熱制御を行う。この発熱制御は、例えば、室外ファン駆動部8から室外ファンモータ62の巻線に直流電圧を印加するなどによって実現される。
この発熱制御により、室外ファンモータ62の温度は、図5のB部に示されるように上昇し、露点温度とモータ温度との相対的な温度関係が変化する。すなわち、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1の発熱制御によれば、モータ温度を露点温度よりも高めることができるため、図4のD部に示されるようなモータ結露発生領域が生じない。従って、室外ファンモータ62の結露量の低減あるいは結露なしを実現可能である。
図5には、デフロスト運転開始時(t1)と同時に発熱制御が開始された場合の例が示されているが、発熱制御の開始タイミング(t)はこれに限定されるものではない。すなわち、発熱制御の開始タイミング(t)は、t1≦t≦t2(t2:デフロスト運転終了時点)であれば、任意のタイミングでもよい。ただし、発熱制御の開始タイミング(t)が早いほど累積熱量が大きくなるため、t1≒tとすることによって、結露防止効果を高めることが可能である。
次に、図6から図9を用いて、発熱制御の具体的な方法を説明する。図6は、室外ファン駆動部8の回路図であり、図7は、室外ファン駆動部8によるデフロスト運転時のフローチャートであり、図8は、図6に示されるインバータ82によるPWM信号生成を示すタイムチャートであり、図9は、モータ巻線の単相等価回路である。
図6において、室外ファン駆動部8は、主たる構成として、室外ファン制御回路81およびインバータ82を有して構成されている。インバータ82は、室外ファンモータ62に電圧を印加し、回転センサ63は、室外ファンモータ62の位置ないし速度を検出し、室外ファン制御回路81は、制御部10および回転センサ63の情報に基づき、インバータ82にPWM信号を出力する。
室外ファン制御回路81は、通常の送風運転を行う際、室外ファンモータ62を回転駆動するための交流電圧の発生を図7の如く実施する。すなわち、室外ファン制御回路81は、例えば制御部10から出力された回転制御指令を受信したとき、直流母線電圧Vdcの半値を振幅値とする所定周波数のキャリア信号を生成すると共に、制御部10から出力された室外ファンモータ62の速度指令に基づいて室外ファンモータ62の電圧指令(「第1の電圧指令」と称する)を生成する。そして、室外ファン制御回路81は、キャリア信号と第1の電圧指令とを比較し、その大小関係に基づきインバータ82の上側スイッチおよび下側スイッチのオン時間を決定し、短絡防止時間を設けて相毎にPWM信号を生成してインバータ82を制御する。その結果、室外ファンモータ62には交流電圧が印加され、回転動力が発生する。
次に、室外ファン駆動部8によって室外ファンモータ62を発熱させる方法を説明する。室外ファン制御回路81は、発熱制御を行う際、図8の如く実施する。例えば、暖房運転中に着霜したことを検出した制御部10によってデフロスト運転が実行されたとき、室外熱交換器3には高温の冷媒が供給されると共に、室外ファン制御回路81には回転制御指令の代わりに発熱制御指令が出力される。この発熱制御指令は、制御部10から出力され、室外ファン制御回路81は、この発熱制御指令を受信したとき、室外ファンモータ62を停止させつつ室外ファンモータ62の温度をデフロスト運転中の温度よりも高める電圧指令(「第2の電圧指令」と称する)を生成する。
第2の電圧指令は、例えば直流の電圧指令Vu*であり、室外ファン制御回路81は、この電圧指令Vu*とキャリア信号との比較によりPWM信号を生成してインバータ82を制御する。その結果、インバータ82の相電圧の平均値がVuに制御される。また、室外ファン制御回路81は、インバータ82の他の相(例えばV相)においても、第2の電圧指令を直流の電圧指令Vv*として、この電圧指令Vv*とキャリア信号との比較によりPWM信号を得て、インバータ82のスイッチング素子を駆動する。
このとき、室外ファンモータ62の相間(上記説明ではU−V間)には、図9に示されるようにVu−Vvなる直流電圧が印加されるため、室外ファンモータ62には直流電流Iが流れる。このとき室外ファンモータ62には、回転力を生ずる交流磁界は発生せず、且つ室外ファンモータ62の巻線抵抗Rにおいて(Vu−Vv)^2/Rなる熱エネルギーが発生する。従って、室外ファン駆動部8は、室外ファンモータ62を回転させる事なくモータ温度を上昇させることが可能である。
デフロスト運転中に室外機6の風路に風が通流している場合、室外熱交換器3の熱がこの風により奪われてしまうため、デフロスト性能が低下する。室外ファン駆動部8は、発熱制御モードのとき(すなわちデフロスト運転のとき)直流電圧を室外ファンモータ62に印加するため、室外ファンモータ62に制動力を与え続けることが出来るため、室外ファンモータ62の周囲における風の流速を低下させて、デフロスト性能の低下を抑制する。このように、室外ファン駆動部8は、発熱制御モードのとき直流電圧を室外ファンモータ62に印加するように構成されているので、デフロスト性能の低下を生じることなく、室外ファンモータ62を発熱させることが可能である。
なお、室外ファンモータ62が永久磁石型ブラシレスDCモータである場合、永久磁石を減磁させないため、永久磁石の磁力を減少させる方向に作用する電流(減磁電流)を低い値にする必要がある。先に説明した直流電圧の値が大きい場合、室外ファンモータ62に流れる直流電流Iが減磁電流として作用するため、直流電圧の値は、室外ファンモータ62の磁石を減磁させないような値に設定することが望ましい。すなわち、室外ファン制御回路81が、永久磁石の減磁を回避可能な第2の電圧指令(直流の電圧指令)を生成することによって、結露の抑制と減磁の抑制とを両立させることができ、より信頼性の高い冷凍サイクル装置1を得ることができる。
なお、発熱制御モードにおいて室外ファンモータ62に印加される電圧は、直流電圧の代わりに交流電圧でもよい。ただし、この交流電圧は、室外ファンモータ62を能動的に回転させる電圧波形ではなく、例えば、ファンモータ固有の誘起電圧定数(=誘起電圧/(回転数×極対数))に対して(出力電圧/出力周波数)が十分低いことが条件である。すなわち、この交流電圧は、その振幅(出力電圧)が誘起電圧の振幅に比べて十分低い値であるか、その周波数(出力周波数)が誘起電圧の周波数よりも十分高い値であればよい。このような条件を満たす交流電圧が室外ファンモータ62に印加された場合、室外ファンモータ62は、回転トルクが得られず、脱調して回転することができない。なお、室外ファン制御回路81の動作は、制御部10からの切替指令を受信したとき、室外ファンモータ62の回転で発生する誘起電圧の振幅よりも低い振幅の交流電圧、または前記誘起電圧の周波数よりも高い周波数の交流電圧を出力可能な電圧指令を、上述した第2の電圧指令として生成する。
また、発熱制御モードにおいて上記条件を満たす交流電圧が印加された場合、室外ファンモータ62の発熱は、室外ファンモータ62の巻線抵抗Rによる銅損だけでなく、磁性体の鉄損によっても生じるため、インバータ82の電流値の低減が可能となるとともに、先に説明した減磁電流も流れないため、より信頼性の高い冷凍サイクル装置1が実現できる。
以上に説明したように実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1は、室外熱交換器3の送風ファンを駆動する室外ファンモータ62と、室内熱交換器5の送風ファンを駆動する室内ファンモータ72と、室外ファンモータ62を駆動する室外ファン駆動部8と、室内ファンモータ72を駆動する室内ファン駆動部9と、四方弁2、膨張機構4、室外ファン駆動部8、および室内ファン駆動部9を制御する制御部10と、を備え、室外ファン駆動部8は、室外熱交換器3が蒸発器として機能する際のデフロスト運転時に室外ファンモータ62を発熱させる所定の指令を受信したとき、室外ファンモータ62を停止させつつ室外ファンモータ62を発熱させる電圧を、室外ファンモータ62に出力するようにしたので、デフロスト中における室外ファンモータ62の結露による内部回路の腐食を防止することができる。上記引用文献1に示される従来技術は、冷媒の圧力均一化による騒音低減のため、圧縮機13を加熱するように構成されている。この場合、圧縮機13は、室外機6内に配置されているものの、風路からは隔離されているため、デフロスト中に圧縮機13が加熱された場合でも直接室外ファンモータ62を発熱させることはできない。実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1は、デフロスト運転時に室外ファンモータ62を発熱させる発熱制御モードを有するため、室外ファンモータ62に特殊な防水構造を施さなくとも、デフロスト運転時の露点温度変化に伴う室外ファンモータ62の結露を防止することができ、室外ファンモータ62を長期間運転した場合でも水分による金属腐食の進行を抑制することができる。その結果、ファンモータの大型化やコストの増加を招くとこなく、信頼性の高い室外ファンモータ62および室外ファンモータ62を用いた冷凍サイクル装置1を得ることが可能である。
また、実施の形態1に係る室外ファン駆動部8は、室外ファンモータ62に出力される電圧を直流電圧として出力するように構成されているので、室外ファンモータ62の回転によるデフロスト性能の低下を生じることなく室外ファンモータ62を発熱させることが可能である。
また、実施の形態1に係る室外ファン駆動部8は、室外ファンモータ62に出力される電圧を室外ファンモータ62の誘起電圧の振幅よりも低い振幅の交流電圧、または室外ファンモータ62の誘起電圧の周波数よりも高い周波数の交流電圧として出力するように構成されているので、室外ファンモータ62の発熱は、巻線抵抗Rによる銅損と磁性体の鉄損とによって生じるため、インバータ82の電流値の低減が可能となるとともに、先に説明した減磁電流も流れないため、より信頼性の高い冷凍サイクル装置1が実現できる。
また、室外ファン駆動部8は、デフロスト運転が開始されたと同時に電圧(発熱制御用の直流電圧または交流電圧)を出力するように構成されているので、デフロスト運転の途中で発熱制御が開始された場合に比して、結露防止効果を高めることが可能である。
実施の形態2.
室外ファンモータ62が永久磁石型ブラシレスDCモータである場合、回転に伴って巻線に誘起電圧が発生することは一般に知られている。この誘起電圧が大きい場合において上述した発熱制御が行われたとき、室外ファンモータ62を発熱させるための電圧指令(発熱制御用の直流電圧または交流電圧)が誘起電圧に重畳されるため、室外ファンモータ62に過大な電流が流れる。そのため、回路およびモータの保護の観点において問題が生じるおそれがある。これらの保護を確実に行うためには、電流を制御する事が望ましいが、室外ファンモータ62を駆動する回路は、一般にコスト抑制の観点から電流センサを有しないものが多い。実施の形態2に係る冷凍サイクル装置は、デフロスト運転時において風などの外的要因で室外ファン61が強制的に回転させられたときでも、電流センサを用いることなく室外ファンモータ62への過大な電流を抑制可能に構成されている。
図10は、実施の形態2に係る室外ファン駆動部のデフロスト運転時の動作を示すフローチャートである。室外ファン駆動部8は、デフロスト運転開始時に室外ファンモータ62の通電をOFFにする(ステップS1)。室外ファン制御回路81は、回転センサ63の出力を監視し、室外ファンモータ62の回転数が所定の回転数N1以下となったか否かを判断する(ステップS2)。回転数N1は、例えば、風などによって室外ファン61が回転したときに、図5に示される露点温度がモータ温度より低くなるような回転数である。換言すると、回転数N1は、室外ファンモータ62に結露が生じない風量が得られる回転数である。
室外ファンモータ62の回転数が回転数N1以下となったとき(ステップS2,Yes)、室外ファン駆動部8は、発熱制御を開始する(ステップS3)。すなわち、実施の形態2に係る室外ファン制御回路81は、室外ファンモータ62の回転数が低下したときに、電圧指令を上述した直流電圧または交流電圧にする。
ステップS2において、室外ファンモータ62の回転数が回転数N1以下となっていないとき(ステップS2,No)、室外ファン制御回路81は、回転数N1以下となるまで発熱制御の開始を待機する。
室外ファン制御回路81は、ステップS4においてデフロスト運転が終了するまで回転センサ63の出力の監視を継続する。そして、デフロスト運転が終了していない場合(ステップS4,No)、室外ファン制御回路81は、室外ファンモータ62の回転数が所定の回転数N2以下か否かを判断する(ステップS5)。回転数N2は、回転数N1と同じ値でもよいが、発熱制御によるモータの制動トルクがある場合には、回転数N1と異なる値に設定してもよい。
ステップS5において、室外ファンモータ62の回転数が回転数N2以下ではない場合(ステップS5,No)、室外ファン駆動部8は、ステップS1の動作に戻り、室外ファンモータ62の通電をOFFにする。すなわち、室外ファン駆動部8は、発熱制御を停止する。例えば、室外ファンモータ62の回転数が回転数N1以下となった後に、室外機6の周囲の風が強くなるなどの要因によって室外ファンモータ62の回転数が上昇して回転数N2を超えたような場合、室外ファン駆動部8は、室外ファンモータ62の通電をOFFにする。
ステップS5において、室外ファンモータ62の回転数が回転数N2以下の場合(ステップS5,Yes)、室外ファン駆動部8は、ステップS3以下の動作を実行する。すなわち、室外ファン駆動部8は、発熱制御を継続する。
ステップS4において、デフロスト運転が終了した場合(ステップS4,Yes)、室外ファン駆動部8は、発熱制御を終了する(ステップS6)。そして、制御部10および室外ファン駆動部8によって回転制御モードが再開される。
風などの外的要因によって室外ファン61が強制的に回転させられて誘起電圧が大きい条件において発熱制御が行われたとき、室外ファンモータ62には過大な電流が流れるため、回路故障や室外ファンモータ62の減磁を起こす場合がある。一方、室外ファンモータ62の回転数が回転数N1、N2を超えているときは、室外機6周囲の風が室外機6の風路に通流しているため、室外ファンモータ62に結露が生じ難い条件であると言える。実施の形態2に係る冷凍サイクル装置1には、このような回路故障や減磁を起こすことがない電流保護レベルを下回る回転数N1、N2が設定され、冷凍サイクル装置1は、この回転数N1、N2と室外ファンモータ62の回転数とを比較することによって誘起電圧が低いときのみ発熱制御を行うように構成されている。
以上に説明したように実施の形態2に係る室外ファンモータ62は、室外ファンモータ62の回転数を検出する回転センサ63を備え、室外ファン駆動部8は、回転センサ63で検出された回転数が所定の回転数N1、N2以下のとき、電圧(発熱制御時における直流電圧または交流電圧)を出力し、回転センサ63で検出された回転数が所定の回転数N1、N2を超えているとき、この電圧の出力を停止するように構成されているため、実施の形態1と同様の効果を得ることができると共に、室外ファンモータ62への過大な電流を抑制でき、回路故障や室外ファンモータ62の減磁を回避することができる。また、実施の形態2に係る冷凍サイクル装置1は、外的要因による結露が生じない条件のとき発熱制御を行わないよう構成されているため、発熱制御による発熱ロスが抑制され、実施の形態1よりも省エネルギー化を図ることが可能である。
なお、実施の形態1では、室外ファンモータ62を発熱させる場合の構成例を説明したが、実施の形態1に係る発熱制御は、室内ファンモータ72を発熱させる場合にも適用可能である。例えば、冷凍倉庫や冷蔵庫などの冷凍サイクル装置1の場合、実施の形態1で説明した室内熱交換器5は、蒸発器(第1の熱交換器)として機能し、室外熱交換器3は、凝縮器(第2の熱交換器)として機能する。そして、この第1の熱交換器の送風ファン(第1のファンモータ)を駆動するファンモータ(第1のファンモータ)の発熱させることによって、実施の形態1、2と同様の効果を得ることが可能である。すなわち、実施の形態1にかかる冷凍サイクル装置1は、圧縮機13と、膨張機構4と、四方弁2と、蒸発器として機能する第1の熱交換器5と、凝縮器として機能する第2の熱交換器3とを、冷媒配管11により連結して成る冷凍サイクル装置であって、第1の熱交換器5の送風ファンを駆動する第1のファンモータ72と、第2の熱交換器3の送風ファンを駆動する第2のファンモータ62と、第1のファンモータ72を駆動する第1のファン駆動部9と、第2のファンモータ62を駆動する第2のファン駆動部8と、四方弁2、膨張機構4、第1のファン駆動部9、および第2のファン駆動部8を制御する制御部10と、を備え、第1のファン駆動部9は、第1の熱交換器5のデフロスト運転時に第1のファンモータ72を発熱させる所定の指令を受信したとき、第1のファンモータ72を停止させつつ第1のファンモータ72を発熱させる電圧を、第1のファンモータ72に出力するように構成してもよい。このように、構成した場合でも実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、第1のファン駆動部9は、第1のファンモータ72に出力される電圧を直流電圧として出力するよう構成されているので、実施の形態1と同様に、第1のファンモータ72の回転によるデフロスト性能の低下を生じることなく第1のファンモータ72を発熱させることが可能である。
また、第1のファン駆動部9は、第1のファンモータ72に印加される電圧を第1のファンモータ72の誘起電圧の振幅よりも低い振幅の交流電圧、または第1のファンモータ72の誘起電圧の周波数よりも高い周波数の交流電圧として出力するように構成されているので、実施の形態1と同様に、より信頼性の高い冷凍サイクル装置1が実現できる。
また、第1のファン駆動部9には、実施の形態2に係る発熱制御を適用することも可能である。すなわち、冷凍サイクル装置1は、第1のファンモータ72の回転数を検出する回転センサ(図示せず)を備え、第1のファン駆動部9は、この回転センサで検出された回転数が所定の回転数N1、N2以下のとき、電圧(発熱制御時における直流電圧または交流電圧)を出力し、回転センサで検出された回転数が所定の回転数N1、N2を超えているとき、この電圧の出力を停止するように構成すれば、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
また、第1のファン駆動部9は、デフロスト運転が開始されたと同時に電圧(発熱制御用の直流電圧または交流電圧)を出力するように構成されているので、デフロスト運転の途中で発熱制御が開始された場合に比して、結露防止効果を高めることが可能である。
なお、本発明の実施の形態に係る冷凍サイクル装置1は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略するなど、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、冷凍サイクル装置に適用可能であり、特に、耳障りな周波数帯域で発生する騒音を低減し、かつ、効率を高めることができる発明として有用である。
1 冷凍サイクル装置
2 四方弁
3 室外熱交換器(第2の熱交換器)
4 膨張機構
5 室内熱交換器(第1の熱交換器)
6 室外機
7 室内機
8 室外ファン駆動部(第2のファン駆動部)
9 室内ファン駆動部(第1のファン駆動部)
10 制御部
11 冷媒配管
13 圧縮機
61 室外ファン
62 室外ファンモータ(第2のファンモータ)
63 回転センサ
71 室内ファン
72 室内ファンモータ(第1のファンモータ)
81 室外ファン制御回路
82 インバータ
I 直流電流
R 巻線抵抗

Claims (8)

  1. 圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、凝縮器または蒸発器として機能する室内熱交換器と、凝縮器または蒸発器として機能する室外熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、
    前記室外熱交換器の送風ファンを駆動する室外ファンモータと、
    前記室内熱交換器の送風ファンを駆動する室内ファンモータと、
    前記室外ファンモータを駆動する室外ファン駆動部と、
    前記室内ファンモータを駆動する室内ファン駆動部と、
    前記四方弁、前記膨張機構、前記室外ファン駆動部、および前記室内ファン駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記室外ファン駆動部は、前記室外熱交換器が蒸発器として機能する際のデフロスト運転時に前記室外ファンモータを発熱させる所定の指令を受信したとき、前記室外ファンモータを停止させつつ前記室外ファンモータを発熱させる電圧であって、前記室外ファンモータの誘起電圧の振幅よりも低い振幅の交流電圧を前記室外ファンモータに出力する冷凍サイクル装置。
  2. 圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、凝縮器または蒸発器として機能する室内熱交換器と、凝縮器または蒸発器として機能する室外熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、
    前記室外熱交換器の送風ファンを駆動する室外ファンモータと、
    前記室内熱交換器の送風ファンを駆動する室内ファンモータと、
    前記室外ファンモータを駆動する室外ファン駆動部と、
    前記室内ファンモータを駆動する室内ファン駆動部と、
    前記四方弁、前記膨張機構、前記室外ファン駆動部、および前記室内ファン駆動部を制御する制御部と、
    前記室外ファンモータの回転数を検出する回転センサと、
    を備え、
    前記室外ファン駆動部は、前記室外熱交換器が蒸発器として機能する際のデフロスト運転時に前記回転センサで検出された回転数が所定の回転数以下のとき、前記室外ファンモータを停止させつつ前記室外ファンモータを発熱させる電圧を前記室外ファンモータに出力し、前記回転数が前記所定の回転数を超えたとき、前記電圧の出力を停止る冷凍サイクル装置。
  3. 圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、凝縮器または蒸発器として機能する室内熱交換器と、凝縮器または蒸発器として機能する室外熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、
    前記室外熱交換器の送風ファンを駆動する室外ファンモータと、
    前記室内熱交換器の送風ファンを駆動する室内ファンモータと、
    前記室外ファンモータを駆動する室外ファン駆動部と、
    前記室内ファンモータを駆動する室内ファン駆動部と、
    前記四方弁、前記膨張機構、前記室外ファン駆動部、および前記室内ファン駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記室外ファン駆動部は、前記室外熱交換器が蒸発器として機能する際のデフロスト運転が開始されたと同時に、前記室外ファンモータを停止させつつ前記室外ファンモータを発熱させる電圧を前記室外ファンモータに出力する冷凍サイクル装置。
  4. 前記室外ファン駆動部は、前記電圧を前記室外ファンモータの誘起電圧の周波数よりも高い周波数の交流電圧として出力する請求項2または3に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、蒸発器として機能する第1の熱交換器と、凝縮器として機能する第2の熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、
    前記第1の熱交換器の送風ファンを駆動する第1のファンモータと、
    前記第2の熱交換器の送風ファンを駆動する第2のファンモータと、
    前記第1のファンモータを駆動する第1のファン駆動部と、
    前記第2のファンモータを駆動する第2のファン駆動部と、
    前記四方弁、前記膨張機構、前記第1のファン駆動部、および前記第2のファン駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1のファン駆動部は、前記第1の熱交換器のデフロスト運転時に前記第1のファンモータを発熱させる所定の指令を受信したとき、前記第1のファンモータを停止させつつ前記第1のファンモータを発熱させる電圧であって、前記第2のファンモータの誘起電圧の振幅よりも低い振幅の交流電圧を、前記第1のファンモータに出力する冷凍サイクル装置。
  6. 圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、蒸発器として機能する第1の熱交換器と、凝縮器として機能する第2の熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、
    前記第1の熱交換器の送風ファンを駆動する第1のファンモータと、
    前記第2の熱交換器の送風ファンを駆動する第2のファンモータと、
    前記第1のファンモータを駆動する第1のファン駆動部と、
    前記第2のファンモータを駆動する第2のファン駆動部と、
    前記四方弁、前記膨張機構、前記第1のファン駆動部、および前記第2のファン駆動部を制御する制御部と、
    前記第1のファンモータの回転数を検出する回転センサと、
    を備え、
    前記第1のファン駆動部は、前記第1の熱交換器のデフロスト運転時に前記回転センサで検出された回転数が所定の回転数以下のとき、前記第1のファンモータを停止させつつ前記第1のファンモータを発熱させる電圧を出力し、前記回転数が前記所定の回転数を超えているとき、前記電圧の出力を停止する冷凍サイクル装置。
  7. 圧縮機と、膨張機構と、四方弁と、蒸発器として機能する第1の熱交換器と、凝縮器として機能する第2の熱交換器とを、冷媒配管により連結して成る冷凍サイクル装置であって、
    前記第1の熱交換器の送風ファンを駆動する第1のファンモータと、
    前記第2の熱交換器の送風ファンを駆動する第2のファンモータと、
    前記第1のファンモータを駆動する第1のファン駆動部と、
    前記第2のファンモータを駆動する第2のファン駆動部と、
    前記四方弁、前記膨張機構、前記第1のファン駆動部、および前記第2のファン駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1のファン駆動部は、前記第1の熱交換器のデフロスト運転が開始されたと同時に、前記第1のファンモータを停止させつつ前記第1のファンモータを発熱させる電圧を、前記第1のファンモータに出力する冷凍サイクル装置。
  8. 前記第1のファン駆動部は、前記電圧を前記第2のファンモータの誘起電圧の周波数よりも高い周波数の交流電圧として出力する請求項6または7に記載の冷凍サイクル装置。

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