JP5655997B1 - ストロボ装置 - Google Patents

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Abstract

本ストロボ装置は、発光部(1)とケーシングと駆動部(3)とを備える。発光部(1)は、閃光を発する光源(10)と、光源(10)から発せられた閃光を被写体などの照射対象の方へ反射させる反射傘(111)と一対の側方反射板(112)を有する反射部(11)と、光源(10)を保持するホルダー(12)と、一対の側方反射板(112)を軸支するフレーム(14)とを備える。発光部(1)は、駆動部(3)によってケーシング内で往復動する。一対の側方反射板(112)は、発光部(1)の往復動に連動して揺動することにより、開口角度を変更する。これにより、光学設計条件を限定せずに小型のストロボ装置を実現できる。

Description

本発明は、被写体などの照射対象に向けて閃光を発する光源などを備えたストロボ装置に関する。詳しくは、照射対象に対する閃光の照射角を可変としたストロボ装置に関する。
ストロボ装置は、一般的に、閃光を発するキセノン(Xe)放電管のような棒状の光源と、光源から発せられた閃光を被写体などの照射対象に向けて反射させる樋状の反射傘とを備えている。また、ズーム機能を備えたカメラ用のストロボ装置は、照射対象に対する閃光の照射角を変更できる構成を、さらに備えている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
具体的には、特許文献1に記載されたストロボ装置は、反射傘の両端から前方に向けられた一対の側方反射板と、光源を反射傘内で光軸方向に移動させる駆動部とを、備えている。上記ストロボ装置は、望遠撮影を行うテレ側において、光源を反射傘の底側に近づける。同時に、一対の側方反射板の開口角度を広くする。これにより、ストロボ装置の光源から発する、照射対象に対する閃光の照射角を小さくしている。一方、広角撮影を行うワイド時においては、光源を反射傘の開口側の位置に移動させる。同時に、一対の側方反射板の開口角度を狭くする。これにより、ストロボ装置の光源から発する、照射対象に対する閃光の照射角を大きくしている。
また、特許文献2に記載されたストロボ装置は、光源を保持する光源保持部材と、光源保持部材に保持された光源を反射傘内で往復動させるウォームギヤとを、備えている。上記ストロボ装置は、光源を反射傘の開口側に移動させて、照射角を大きくすることにより、広角レンズの画角に適する照射状態を実現している。一方、光源を反射傘の奥側に移動させて、照射角を小さくすることにより、望遠レンズの画角に適する照射状態を実現している。
つまり、特許文献1のストロボ装置は、まず、一対の側方反射板の開口角度を変更する。そして、光源を反射傘内で移動させて照射角を変更するだけである。そのため、光源および反射傘を一体的に光軸方向に移動させる構成ではない。
また、特許文献2のストロボ装置は、一対の側方反射板を備えていない。
したがって、上記いずれのストロボ装置も、例えば「光源および反射傘を一体的に移動できない」、「側方反射板が固定」などの光学設計条件が限定されるという課題がある。
さらに、特許文献2のストロボ装置は、光源を光軸方向に移動させるウォームギヤを、反射傘の奥側から光軸方向に突出するように配備している。そのため、ストロボ装置が大型化し、近年、要望されるストロボ装置の小型化を実現できないという課題があった。
特開平10−62845号公報 特開平9−318996号公報
本発明は、光学設計条件を限定することなく、小型化が図れるとともに、光源から発せられた閃光の照射角を可変にできるストロボ装置を提供する。
つまり、本発明のストロボ装置は、閃光を発する光源と、光源から発せられた閃光を照射対象に向けて反射させる反射部とを備える発光部と、光源で発した閃光を透過させる閃光透過部を有し、閃光透過部に光源を向き合わせるように発光部を収納するケーシングと、発光部をケーシング内で閃光透過部に接離する方向に往復動させる駆動部とを備える。発光部の反射部は、閃光透過部に向けられた反射傘と、照射対象に向ける閃光の照射角を変更できるように反射傘に隣り合って揺動可能に配置された一対の側方反射板とを備える。そして、一対の側方反射板は、発光部の往復動に連動して揺動することにより、開口角度を変更可能な構成を有している。
この構成によれば、光源から発せられた閃光は、反射部、すなわち、反射傘と一対の側方反射板とで反射する。そして、反射部で反射した閃光は、ケーシングの閃光透過部を透過して照射対象を照射する。このとき、反射部を構成する一対の側方反射板は、ケーシング内で、発光部の往復動に連動して揺動する、これにより、一対の側方反射板の開口角度が変更される。その結果、照射対象に向けて反射する閃光の照射角を変更することができる。
具体的には、発光部がケーシングの背面側(閃光透過部と反対側)に位置している場合、発光部の移動に連動して一対の側方反射板が揺動し、一対の側方反射板の開口角度が広くなる。これにより、光源から発した閃光は、望遠撮影に適した狭い照射角で照射できる開口角度となった一対の側方反射板で反射する。一方、発光部がケーシングの閃光透過部側に位置している場合、発光部の移動に連動して一対の側方反射板が揺動し、一対の側方反射板の開口角度が狭くなる。これにより、光源から発した閃光は、広角撮影に適した狭い照射角で照射できる開口角度となった一対の側方反射板で反射する。
その結果、光学設計条件を限定することなく、小型化が図れるとともに、光源から発せられた閃光の照射角を可変にできるストロボ装置を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が背面側に位置したときの正面側から見た状態を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が背面側に位置したときの背面側から見た状態を示す概略斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、ケーシングを外して背面側から見た状態を示す概略斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が背面側に位置したときを示す図5の4−4線断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が背面側に位置したときを示す図4の5−5線断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が正面側に位置したときの正面側から見た状態を示す概略斜視図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が正面側に位置したときを示す図8の7−7線断面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るストロボ装置であって、発光部が正面側に位置したときを示す図7の8−8線断面図である。 図9Aは、本発明の実施の形態に係るストロボ装置の別の例であって、カム面の壁面に沿って、従動部が望遠撮影状態に移動した状態を模式的に説明する概略説明図である。 図9Bは、同ストロボ装置の別の例であって、カム面の壁面に沿って、従動部が広角撮影状態に移動した状態を模式的に説明する概略説明図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
以下に、本発明の実施の形態のストロボ装置について、図1から図8を参照しながら説明する。
本実施の形態のストロボ装置は、少なくとも閃光を発する棒状の光源10を有する発光部1と、発光部1を収納するケーシング2と、ケーシング2に固定された駆動部3などから構成されている。
なお、以下では、光源10の軸方向をX方向、X方向と直交する方向をY方向、X方向およびY方向と直交する方向をZ方向として説明する。例えば、図1などに示すように、Z方向が鉛直方向に置かれた場合、Z方向は上下方向、X方向は左右方向、Y方向は前後方向となる。
ストロボ装置の発光部1は、図1および図2に示すように、少なくとも、例えばキセノン(Xe)放電管などの光源10と、反射部11と、光源10を保持するホルダー12と、反射部11を保持するフレーム14とを備えている。反射部11は、光源10から発せられた閃光を被写体などの照射対象の方向(以下、「正面側」と記す)へ向けて反射させる。
反射部11は、図3〜図5、図7、図8に示すように、例えば樋状に成形された反射傘111と、反射傘111のX方向の両端に配置された一対の側方反射板112とを備えている。反射傘111は、照射対象と反対側(以下、「背面側」と記す)から光源10を内包して配置され、光源10から発した閃光を照射対象に向けて反射する。このとき、反射傘111と光源10との間に、間隔を設けることが好ましい。また、X方向側の反射傘111の両端部は、開口して成形されている。
ホルダー12は、図3に示すように、反射傘111の背面側に配置された本体部121と、本体部121のX方向の両端部を正面側(照射対象側)に折り曲げた光源保持部122とを備えている。光源保持部122には、貫通穴122aが形成され、貫通穴122aを光源10の端部が貫通する。これにより、光源10の両方の端部が、ホルダー12の光源保持部122で保持される。
また、ホルダー12の本体部121のX方向の中心部には、後述するケーシング2の底板部22のカム面221に接触する、従動部123が一方(Z方向の下方)に突出した状態で設けられている。
さらに、ホルダー12の本体部121のX方向の中心部近傍の左右には、図5および図8に示す一対のホルダー軸受部124が設けられている。ホルダー軸受部124は、本体部121の一方の端縁(Z方向の下端縁)から正面側(照射対象側)へ向かって突出した状態で設けられている。そして、一対のホルダー軸受部124の間に、ホルダー12に形成された従動部123が配置して設けられる。さらに、ホルダー軸受部124には、ヒンジ用軸孔124aがX方向に形成されている。
また、ホルダー12の本体部121の両端部より内側で、かつ、ホルダー12の光源保持部122の内面に沿って正面側に突出した状態で、突起状の押圧部125が設けられている。
また、フレーム14は、図3、図5や図8に示すように、反射傘111の膨出側(樋状の底部側)を囲む基部141と、基部141の正面側の端縁に設けられた枠状の枠体部142とを備えている。さらに、基部141の両方の側端縁から、一対の支軸部143がZ方向の上下に突出して設けられている。つまり、フレーム14の基部141から二対の支軸部143が突出して設けられている。
また、図3に示すように、フレーム14の基部141のX方向の両方の端部近傍で一対の支軸部143の内側には、一対のガイド部144が、一方(Z方向の上向き)に突出して設けられている。一対のガイド部144には、ガイド部軸孔144aがY方向に形成されている。同様に、フレーム14の基部141のX方向の両方の下方端部近傍には、図5や図8に示す一対のフレーム軸受部145が他方(Y方向の後方)に突出して設けられている。フレーム軸受部145には、ヒンジ用フレーム軸孔(図示せず)がX方向に形成されている。
そして、フレーム14の一対のフレーム軸受部145は、ホルダー12の一対のホルダー軸受部124を挟み込んで配置して形成される。さらに、ヒンジ用フレーム軸孔とヒンジ用軸孔124aとに、ヒンジ用軸部材15を挿通する。これにより、ホルダー12とフレーム14が連続する状態で一体化される。その結果、ホルダー12は、ヒンジ用軸部材15を揺動軸として、Z方向に対して、仰向きの状態と俯きの状態とに傾動可能に構成される。この場合、図5や図8に示すように、ヒンジ用軸部材15には、例えばトーションバネなどの付勢部材19が取り付けられる。これにより、ホルダー12は、図5に示すように、定常状態において、仰向きの状態になるように保持される。
さらに、フレーム14の枠体部142の正面側には、光源10から発せられた閃光を透過させる、例えばフレネルレンズなどのカバー16が取り付けられている。
また、フレーム14の枠体部142のX方向の両端部は、基部141のX方向の両端よりも突出するように設けられている。これにより、フレーム14の枠体部142の端部と基部141の端部とが隣接する部位に、空間部が形成される。形成された空間部に、ホルダー12の光源保持部122が配置して設けられる。さらに、形成された空間部に、フレーム14の支軸部143が、Z方向に突出した状態で配置される。なお、フレーム14の支軸部143には、ネジ孔(図示せず)が、Z方向に形成されている。
また、反射部11を構成する一対の側方反射板112は、図3や図4に示すように、例えば板状の反射部材112aと、反射板保持部112bと、当接部112cとを備えている。反射部材112aは、フレーム14の枠体部142の両方の端部の内側に配置される。反射板保持部112bは、反射部材112aのZ方向の両端に設けられている。当接部112cは、反射部材112aのY方向の背面側端縁に設けられている。反射板保持部112bには、小孔(図示せず)がZ方向に形成されている。
これにより、一対の側方反射板112の反射板保持部112bを、フレーム14の支軸部143に重ね合わすことができる。このとき、重ね合わされた状態において、反射板保持部112bの小孔とフレーム14の支軸部143に形成されたネジ孔とが連通する。そして、反射板保持部112bの小孔からフレーム14の支軸部143のネジ孔にネジ部材17を通す。これにより、ネジ部材17を回転軸として、フレーム14に対して、一対の側方反射板112が左右(X方向)に揺動可能に一体化される。その結果、一対の側方反射板112のX方向の開口角度を、任意に変更することができる。
また、反射板保持部112bには、反射部材112aと反対方向に引掛け部(図示せず)が突出して設けられている。同様に、フレーム14のガイド部144にも、引掛け部(図示せず)が突出して設けられている。そして、図3に示すように、反射部材112aの引掛け部とガイド部144の引掛け部には、例えば引張バネなどの弾性部材18が架け渡されている。これにより、一対の側方反射板112は、図4に示すように、定常状態において、X方向に開いた状態で保持される。つまり、定常状態において、一対の側方反射板112は、X方向に対して、開口角度が広く開いた状態で保持される。
また、図1や図2に示すように、ケーシング2は、一対の側板部21と、底板部22と、天板部23と、背面部24とから構成されている。底板部22は、一対の側板部21の一方の端縁(Z方向の下縁)に架け渡された状態で設けられている。天板部23は、一対の側板部21の他方の端縁(Z方向の上縁)に掛け渡された状態で設けられている、背面部24は、一対の側板部21、底板部22および天板部23で形成された背面側を部分的に塞ぐように設けられている。そして、ケーシング2の正面側は、開口した閃光透過部25で構成され、光源10から発せられた閃光がケーシング2の閃光透過部25を透過する。
さらに、ケーシング2の天板部23のX方向の中心線近傍の部位には、駆動部3をセットする窓穴部23aが設けられている。そして、上記構成を有するケーシング2内に、背面側の位置と正面側の位置との間を往復動できるように、発光部1が収納されている。
また、図2や図5に示すように、ケーシング2の底板部22のX方向の中心で、背面側には、ホルダー12の従動部123が接触するカム面221が形成されている。底板部22に形成されたカム面221は、底板部22の背面側で窪んだ凹部221aと、底板部22の中心部で天板部23の方へ僅かに、例えば傾斜して膨らんだ凸部221bとが連続して、例えば直動カムのような形状で形成されている。
これにより、図5に示すように、発光部1が背面側に位置している場合、ホルダー12の従動部123は、カム面221の凹部221aの底面に接触する。その結果、ホルダー12は、付勢部材19の付勢力により、仰向き姿勢に維持される。一方、図8に示すように、発光部1が正面側(照射対象側)に位置に移動した場合、ホルダー12の従動部123は、カム面221の凸部221bに接触し、ホルダー12の下方の移動が止められる。このとき、ホルダー12の上方部分は、付勢部材19の付勢力に抗って、前方に回動しながら移動する。その結果、ホルダー12は、前方に俯き姿勢となる。
また、ケーシング2の天板部23には、図3に示す一対のガイド軸部材26がY方向に取り付けられている。一対のガイド軸部材26は、フレーム14のガイド部144に形成されたガイド部軸孔144aに挿通される。これにより、フレーム14を含む発光部1は、一対のガイド軸部材26に規制されながら、以下で説明する駆動部3によってY方向に往復動することができる。
また、図1から図3に示すように、駆動部3は、モータ31と、送りネジ32と、連結部材33などから構成されている。モータ31は、ケーシング2の天板部23に固定されている。送りネジ32は、モータ31のY方向に延出する回転軸に連結される。連結部材33は、送りネジ32の周方向の回転によって、Y方向に往復動する。このとき、連結部材33は、フレーム14の基部141に連結されている。そのため、連結部材33のY方向の往復動にともなって、フレーム14の基部141は、Y方向に往復動する。
つまり、駆動部3のモータ31の回転により、送りネジ32が周方向に回転する。これにより、駆動部3の連結部材33が、送りネジ32に沿ってY方向に移動する。その結果、連結部材33に連結されたフレーム14を含む発光部1が、Y方向に移動する。なお、モータ31や送りネジ32は、天板部23の窓穴部23aに収納された状態で配置し、天板部23から突出しない状態で配置することが好ましい。これにより、ストロボ装置の小型化を図ることができる。
以上のように、本実施の形態のストロボ装置が、構成されている。
以下に、本実施の形態のストロボ装置の使用態様について説明する。
まず、発光部1が、図1、図2、図4および図5に示すように、ケーシング2の背面側に位置している場合について、説明する。
この状態の場合、ホルダー12の従動部123は、ケーシング2のカム面221の凹部221a内の位置にある。このとき、ホルダー12は、トーションバネなどの付勢部材19によって、仰向きの姿勢になっている。つまり、ホルダー12の押圧部125は、一対の側方反射板112の当接部112cから離れた位置にある。
そのため、反射部11を構成する一対の側方反射板112は、図4に示すように、弾性部材18によって開いた状態、すなわち、X方向において開口角度が大きい状態で維持されている。これにより、発光部1の光源10から発せられた閃光は、望遠撮影に適した狭い照射角で照射対象を照明することができる。
つぎに、発光部1が、図6から図8に示すように、ケーシング2の閃光透過部25側に位置している場合について、説明する。
具体的には、駆動部3のモータ31を作動させることにより、発光部1は、ケーシング2の正面側、すなわちケーシング2の閃光透過部25の方へ移動する。
そして、発光部1の移動途中において、ホルダー12の従動部123は、ケーシング2のカム面221の凸部221bに接触し、ホルダー12の従動部123側の移動が止められる。
さらに、発光部1がケーシング2の閃光透過部25まで移動すると、ホルダー12は、付勢部材19の付勢力に抗し、ヒンジ用軸部材15を軸にして俯きの姿勢となるように回動する。そして、ホルダー12の押圧部125は、一対の側方反射板112の当接部112cに当接し、当接部112cを正面側に押す。これにより、反射部11の一対の側方反射板112は、図7に示すように、弾性部材18に抗して、閉じた状態、すなわち、X方向において、開口角度が狭くなる。その結果、発光部1の光源10から発せられた閃光は、広角撮影に適した広い照射角で照射対象を照明することができる。
つぎに、駆動部3のモータ31を逆転させて、発光部1をケーシング2の背面側の位置に戻す。この場合、上記で説明したように、ホルダー12の従動部123は、ケーシング2のカム面221の凹部221a内の位置に戻る。これにより、ホルダー12は、付勢部材19の付勢力により、仰向きの姿勢に戻る。そして、ホルダー12の押圧部125は、一対の側方反射板112の当接部112cから離れ、当接が解除される。これにより、反射部11の一対の側方反射板112は、弾性部材18によって開いた状態に戻る。なお、上記では、発光部1が、完全にケーシング2の背面側と正面側に移動した例で説明したが、これに限られない。例えば、発光部1を、ケーシング2の背面側と正面側との中間の位置で停止させてもよい。これにより、望遠撮影から広角撮影において、任意の照射角で、照射対象を照明して撮影することができる。
以上のように、本実施の形態のストロボ装置によれば、発光部1をケーシング2内でY方向に移動させることにより、一対の側方反射板112の開口角度を、容易に変更することができる。
また、本実施の形態のストロボ装置によれば、発光部1をケーシング2内で移動させるだけで、一対の側方反射板112の開口角度を変更することができる。つまり、ケーシング2内で移動させて発光部1のホルダー12の姿勢を転換させることにより、一対の側方反射板112の開口角度を変更できる。その結果、ストロボ装置を大型化せずに、小型を維持できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定することなく、種々変更することができる。
例えば、上記実施の形態では、一対の側方反射板に当接部を備えた例で説明したが、これに限られない。つまり、一対の側方反射板に当接部を設けず、反射部がホルダーで直接、押される構成としてもよい。これにより、構造を簡略にできる。
また、上記実施の形態では、一対の側方反射板が、反射部の反射傘から照射対象に向けられた光軸を対称軸として揺動する例で説明したが、これに限られない。例えば、一対の側方反射板が、非対称に揺動する構成としてもよい。これにより、より正確に照射角の変更を実施できる。
また、上記実施の形態では、両端部が開口したタイプの反射傘を用いた例で説明したが、これに限られない。例えば、反射傘の両端部を閉塞する反射部を有する反射傘の構成でもよい。この場合、一対の側方反射板は、反射傘の両端部の反射部よりも、照射対象側である前側に配置する。これにより、光の利用効率を向上させることができる。
また、上記実施の形態では、ケーシングに設けたカム面と、ホルダーに設けた従動部とによって、ホルダーが傾動する構成を例に説明したが、これに限られない。例えば、カム面や従動部を備えることなく、ホルダーの移動により、ホルダーを傾動する構成としてもよい。これにより、部品点数を削減した上で同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、ホルダーの押圧部と一対の側方反射板の当接部との当接により、一対の側方反射板の開口角度を変更する例で説明したが、これに限られない。例えば、ケーシングの底板部のX方向の左右に、ケーシングの閃光透過部側に向かって、少なくとも内側に広がる壁面を備える凹部形状の一対のカム面を設ける。さらに、一対のカム面の壁面に沿って移動する一対の従動部を設ける。そして、一対のカム面の壁面に沿って移動する一対の従動部により、一対の側方反射板の開口角度を変更する構成としてもよい。これにより、簡易な構成で照射角変更が可能となる。
以下に、上記実施の形態の別の例に係るストロボ装置の構成について、図9Aおよび図9Bを用いて、具体的に説明する。
図9Aは、本発明の実施の形態に係るストロボ装置の別の例であって、カム面の壁面に沿って、従動部が望遠撮影状態に移動した状態を模式的に説明する概略説明図である。図9Bは、同ストロボ装置の別の例であって、カム面の壁面に沿って、従動部が広角撮影状態に移動した状態を模式的に説明する概略説明図である。
なお、別の例に係るストロボ装置の一対のカム面310および一対の従動部300においては、上記実施の形態のカム面221および従動部123と区別するために、以下では第2のカム面310および第2の従動部300と記して説明する。
図9Aおよび図9Bに示すように、本実施の形態の別の例のストロボ装置は、ケーシング2の底板部22に設けた第2のカム面310と、ホルダー12に設けられた第2の従動部300と、一対の側方反射板112に設けられた回動支持部320を備えている。それ以外の構成は、上記実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
第2のカム面310は、ケーシング2の底板部22の中心線に対して、X方向の左右に設けられ、壁面310aを有する凹部形状で形成されている。第2のカム面310の少なくとも内側の壁面310aは、ケーシング2の背面部24から閃光透過部25に向かって、内側に広がるように、例えば湾曲状または直線状に設けられている。第2の従動部300は、ホルダー12のZ方向の下方に突出して、ホルダー12に設けられている。回動支持部320は、第2の従動部300が挿入される回動穴320aを有し、一対の側方反射板112に設けられ、フレーム14の支軸部143に軸支されている。そして、回動支持部320は、回動穴320aに挿入された第2の従動部300が、第2のカム面310の壁面310aに沿って移動する移動にともなって、一対の側方反射板112の開口角度を変更する。このとき、一対の側方反射板112は、図示しないバネなどの付勢部材により、第2のカム面310の壁面310aに、常に付勢されている。これにより、第2の従動部300は、第2のカム面310の壁面310aに沿って移動する。それ以外の構成は、上記実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
つまり、ホルダー12の第2の従動部300は、第2のカム面310の壁面310aに沿って、駆動部3のモータ31の駆動により、図9Aに示すケーシング2の背面部24側から、図9Bに示す閃光透過部25に移動する。これにより、図9Aに示す望遠撮影状態の一対の側方反射板112の開口角度から、図9Bに示す広角撮影状態の一対の側方反射板112の開口角度に変更することができる。
上述したように、本実施の形態の別の例のストロボ装置によれば、発光部1をケーシング2内でY方向に移動させることにより、一対の側方反射板112の開口角度を、容易に変更することができる。
つまり、ケーシング2内で、第2のカム面310の壁面310aに沿って、発光部1を移動させることにより、一対の側方反射板112の開口角度を変更できる。その結果、ストロボ装置を大型化することなく、小型に維持できる。
以上で説明したように、本発明のストロボ装置は、閃光を発する光源と、光源から発せられた閃光を照射対象に向けて反射させる反射部とを備える発光部と、光源で発した閃光を透過させる閃光透過部を有し、閃光透過部に光源を向き合わせるように発光部を収納するケーシングと、発光部をケーシング内で閃光透過部に接離する方向に往復動させる駆動部とを備える。発光部の反射部は、閃光透過部に向けられた反射傘と、照射対象に向ける閃光の照射角を変更できるように反射傘に隣り合って揺動可能に配置された一対の側方反射板とを備える。そして、一対の側方反射板は、発光部の往復動に連動して揺動することにより、開口角度を変更可能な構成としてもよい。
この構成によれば、光源から発せられた閃光は、反射部、すなわち、反射傘と一対の側方反射板とで反射する。そして、反射した閃光は、ケーシングの閃光透過部を透過して照射対象を照射する。このとき、反射部の一対の側方反射板は、ケーシング内で、発光部の往復動に連動して揺動する、これにより、一対の側方反射板の開口角度が変更される。その結果、照射対象に向けて反射する閃光の照射角を変更することができる。
具体的には、発光部がケーシングの背面側(閃光透過部の反対側)に位置している場合、発光部の移動に連動して一対の側方反射板が揺動し、一対の側方反射板の開口角度が広くなる。これにより、光源から発した閃光は、望遠撮影に適した狭い照射角となった一対の側方反射板で反射する。一方、発光部がケーシングの閃光透過部側に位置している場合、発光部の移動に連動して一対の側方反射板が揺動し、一対の側方反射板の開口角度が狭くなる。これにより、光源から発した閃光は、広角撮影に適した狭い照射角となった一対の側方反射板で反射する。
その結果、光学設計条件を限定することなく、小型化が図れるとともに、光源から発せられた閃光の照射角を可変にできるストロボ装置を実現できる。
また、本発明のストロボ装置は、発光部が、光源を保持するホルダーと、反射傘を保持するとともに一対の側方反射板を軸支するフレームと、をさらに備える。そして、ホルダーとフレームとは、個別に移動可能に設けられ、反射傘から照射対象に向けられた光軸を対称軸にして、一対の側方反射板がホルダーの移動によって揺動する構成としてもよい。
この構成によれば、発光部に備えられたホルダーとフレームとが、個別に移動する。これにより、フレームが移動しながら、ホルダーがフレームに軸支された一対の側方反射板を押すことができる。その結果、一対の側方反射板の開口角度を、容易に変更することができる。
また、本発明のストロボ装置は、ホルダーが、一対の側方反射板に向けて突出した押圧部を備え、一対の側方反射板は、閃光を反射する反射部材と、反射部材に突設されたホルダーの押圧部に押される当接部とを備えてもよい。
この構成によれば、ホルダーの押圧部が、一対の側方反射板の当接部を押す。これにより、一対の側方反射板の開口角度を変更することができる。また、ホルダーの押圧部で、一対の側方反射板の反射部材を押さない構成とできる、これにより、一対の側方反射板の反射部材が凹むなどの不具合を未然に防止できる。その結果、常に、発光部から均一な閃光を発生して、照射対象を照明できるストロボ装置を実現できる。
また、本発明のストロボ装置は、ケーシングが、凹部および凸部を有するカム面を備え、ホルダーは、カム面に接触する従動部を備える。そして、ホルダーの従動部がケーシングのカム面に沿って移動することにより、ホルダーが傾動する構成としてもよい。
この構成によれば、ケーシングにカム面が備えられ、ホルダーに従動部が備えられ、従動部がケーシングに備えられたカム面に接触する。そして、発光部が閃光の光軸方向に往復動する際に、従動部がカム面の凹部および凸部に沿って移動することにより、ホルダーは仰向き姿勢から俯き姿勢に傾動する。このとき、仰向き姿勢に傾動したホルダーは、一対の側方反射板を押さないので、一対の側方反射板の開口角度は望遠撮影の状態に維持できる。一方、俯き姿勢に傾動したホルダーは、一対の側方反射板を押して、一対の側方反射板の開口角度を狭めて広角撮影の状態にできる。その結果、ホルダーの傾動により、一対の側方反射板の開口角度は望遠撮影から広角撮影に容易に変更できる。
また、本発明のストロボ装置は、発光部が、ホルダーとフレームとの間に介在し、ホルダーを仰向き姿勢とする付勢部材を、さらに備える。そして、ホルダーは、従動部がケーシングのカム面に沿って移動することにより、俯き姿勢になる構成としてもよい。
この構成によれば、ホルダーは、付勢部材によって、定常状態において、仰向き姿勢を維持することができる。そして、ホルダーを移動させることにより、付勢部材の付勢力に抗して、発光部は俯き姿勢に転換して、一対の側方反射板を押す状態となる。これにより、一対の側方反射板の開口角度は望遠撮影から広角撮影に容易に変更できる。
また、本発明のストロボ装置は、発光部が、一対の側方反射板とフレームとの間に介在し、一対の側方反射板の開口角度を広くする弾性部材を、さらに備える。そして、一対の側方反射板の開口角度は、発光部が移動することにより、狭くなるように構成としてもよい。
この構成によれば、一対の側方反射板とフレームとの間に介在した弾性部材により、一対の側方反射板の開口角度を、定常状態において、広く開口した姿勢で維持できる。そして、ホルダーを移動させることにより、一対の側方反射板の開口角度を狭くすることができる。これにより、一対の側方反射板の開口角度を望遠撮影から広角撮影に容易に変更できる。
また、本発明のストロボ装置によれば、ケーシングは、閃光透過部に向かって内側に広がる壁面を有するカム面を備え、発光部は、光源を保持するホルダーと、回動支持部を有する一対の側方反射板を軸支するフレームを備える。ホルダーは、回動支持部を回動自在に連結する従動部を、さらに備える。そして、ホルダーの従動部が、ケーシングのカム面の壁面に沿って移動することにより、回動支持部を介して一対の側方反射板が揺動する構成としてもよい。
この構成によれば、一対の側方反射板は、ケーシング内で、発光部の往復動に連動して揺動する、これにより、一対の側方反射板の開口角度が変更される。その結果、照射対象に向けて反射する閃光の照射角を変更することができる。
本発明は、光学設計の条件を制約することなく小型化が要望される、写真撮影に際して照射対象に閃光を照射するカメラの付属品、カメラに搭載するユニットあるいはストロボスコープなどのストロボ装置の技術分野に適用できる。
1 発光部
2 ケーシング
3 駆動部
10 光源
11 反射部
12 ホルダー
14 フレーム
15 ヒンジ用軸部材
16 カバー
17 ネジ部材
18 弾性部材
19 付勢部材
21 側板部
22 底板部
23 天板部
23a 窓穴部
24 背面部
25 閃光透過部
26 ガイド軸部材
31 モータ
32 送りネジ
33 連結部材
111 反射傘
112 側方反射板
112a 反射部材
112b 反射板保持部
112c 当接部
121 本体部
122 光源保持部
122a 貫通穴
123,300 従動部
124 ホルダー軸受部
124a ヒンジ用軸孔
125 押圧部
141 基部
142 枠体部
143 支軸部
144 ガイド部
144a ガイド部軸孔
145 フレーム軸受部
221,310 カム面
221a 凹部
221b 凸部
300 第2の従動部
310 第2のカム面
310a 壁面
320 回動支持部
320a 回動穴

Claims (5)

  1. 閃光を発する光源と、
    前記光源から発せられた閃光を照射対象に向けて反射させる反射部とを備える発光部と、
    前記光源で発した閃光を透過させる閃光透過部を有し、前記閃光透過部に前記光源を向き合わせるように前記発光部を収納するケーシングと、
    前記発光部を前記ケーシング内で前記閃光透過部に接離する方向に往復動させる駆動部と、を備え、
    前記発光部の前記反射部は、前記閃光透過部に向けられた反射傘と、照射対象に向ける閃光の照射角を変更できるように前記反射傘に隣り合って揺動可能に配置された一対の側方反射板とを備え、
    前記一対の側方反射板は、前記発光部の往復動に連動して揺動することにより、開口角度を変更可能な構成を有するストロボ装置であって
    前記発光部は、前記光源を保持するホルダーと、
    前記反射傘を保持するとともに、前記一対の側方反射板を軸支するフレームとを、さらに
    備え、
    前記ホルダーと前記フレームは前記反射傘から照射対象に向けられた光軸を対称軸にして前記一対の側方反射板が前記ホルダーの移動によって揺動する構成を有し
    前記ケーシングは、凹部および凸部を有するカム面をさらに備え、
    前記ホルダーは、前記カム面に接触する従動部を備え、前記ホルダーの前記従動部が前記ケーシングの前記カム面に沿って移動することにより、前記ホルダーが傾動する構成を有するストロボ装置。
  2. 閃光を発する光源と、
    前記光源から発せられた閃光を照射対象に向けて反射させる反射部とを備える発光部と、
    前記光源で発した閃光を透過させる閃光透過部を有し、前記閃光透過部に前記光源を向き合わせるように前記発光部を収納するケーシングと、
    前記発光部を前記ケーシング内で前記閃光透過部に接離する方向に往復動させる駆動部と、を備え、
    前記発光部の前記反射部は、前記閃光透過部に向けられた反射傘と、
    照射対象に向ける閃光の照射角を変更できるように前記反射傘に隣り合って揺動可能に配置された一対の側方反射板とを備え、
    前記一対の側方反射板は、前記発光部の往復動に連動して揺動することにより、開口角度を変更可能な構成を有するストロボ装置であって
    前記発光部は、前記光源を保持するホルダーと、
    前記反射傘を保持するとともに、前記一対の側方反射板を軸支するフレームとを、さらに
    備え、
    前記ホルダーと前記フレームは、前記反射傘から照射対象に向けられた光軸を対称軸にして前記一対の側方反射板が前記ホルダーの移動によって揺動する構成を有し
    前記ホルダーは、前記一対の側方反射板に向けて突出した押圧部を備え、
    前記一対の側方反射板は、閃光を反射する反射部材と、前記反射部材に突設された前記ホルダーの前記押圧部に押される当接部とを備え
    前記ケーシングは、凹部および凸部を有するカム面を備え、
    前記ホルダーは、前記カム面に接触する従動部をさらに備え、前記ホルダーの前記従動部が前記ケーシングの前記カム面に沿って移動することにより、前記ホルダーが傾動する構成を有するストロボ装置。
  3. 前記発光部は、
    前記ホルダーと前記フレームとの間に介在し、前記ホルダーを仰向き姿勢とする付勢部材を、さらに備え、
    前記ホルダーは、前記従動部が前記ケーシングの前記カム面に沿って前記ケーシングの前記閃光通過部の側に移動することにより、俯き姿勢になる構成を有する請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のストロボ装置。
  4. 前記発光部は、前記一対の側方反射板と前記フレームとの間に介在し、前記一対の側方反射板の前記開口角度を広く保持する弾性部材を、さらに備え、
    前記一対の側方反射板の前記開口角度は、前記発光部が前記ケーシングの前記閃光通過部の反対側に移動することにより、狭くなるように構成されている請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のストロボ装置
  5. 前記ケーシングは、前記閃光透過部に向かって内側に広がる壁面を有するカム面を備え、
    前記発光部は、前記光源を保持するホルダーと、回動支持部を有する前記一対の側方反射板を軸支するフレームを備え、
    前記ホルダーは、前記回動支持部を回動自在に連結する従動部を、さらに備え、
    前記ホルダーの前記従動部が、前記ケーシングの前記カム面の前記壁面に沿って移動することにより、前記回動支持部を介して前記一対の側方反射板が揺動する構成を有する請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のストロボ装置。
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