JP5655943B2 - 冷却システムおよびそれを備える車両 - Google Patents

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Description

この発明は、冷却システムおよびそれを備える車両に関し、より特定的には、冷却システムの動作状況を診断するための技術に関する。
駆動源として電動機を用いる電動車両においては、電動機および電動機を駆動するインバータ等の駆動装置の過熱を防ぐために、電動機および駆動装置を冷却するための冷却システムが搭載されている。この冷却システムとしては、冷却水を循環させる流路、当該流路に冷却水を循環させる電動ポンプおよび冷却水を冷却するラジエータを備えるものが知られている。この種の冷却システムにおいては、電動ポンプの吐出流量が電動機および駆動装置の運転状態に基づいて決定される目標吐出流量となるように、電動ポンプの回転数制御を行なう技術が提案されている。
上記の冷却システムにおいて、流路内に空気が混入した状態で電動ポンプを駆動し続けると、電動ポンプの内部のモータの軸受け部分等に混入した空気が滞留し、いわゆる「エア噛み」と称される状態が生じ易くなる。このエア噛みが生じている軸受け部分では、冷却水が不足するために、過剰な熱負荷による不具合(軸受け部分の焼きつき等)が発生する虞がある。
また、空気が流路内に滞留することによって冷却水の循環が阻害されるために、冷却システムの冷却性能が低下する虞がある。
そこで、流路内に空気が混入しているか否かを判定するための技術として、たとえば特開2008−95570号公報(特許文献1)には、電動ポンプの動作状態を示すパラメータ(電動ポンプの回転数または電流値)を監視し、その監視されたパラメータに基づいて流路内に空気が混入しているか否かを判定する空気混入検出装置が開示される。この特許文献1に記載される空気混入検出装置は、流路内に空気が混入していると判定された場合には、回転数を高めるように電動ポンプを制御する。
特開2008−95570号公報 特開2008−184996号公報 特開2005−36787号公報 特開平5−179948号公報
上記の特許文献1に記載される空気混入検出装置では、電動ポンプの動作状態を示すパラメータと所定閾値との大小関係に基づいて、流路内に空気が混入しているか否かを判定することができるが、流路内への空気の混入量について判定することは困難である。そのため、特許文献1に記載の技術では、流路内に空気が混入していると判定されると、一律に、電動ポンプの回転数を高めて電動ポンプの吐出流量を増加させる制御を実行するが、増加後の電動ポンプの吐出流量が必ずしも流路内に残存した空気を取り除くのに適した冷却水の流量とはなっていないという問題がある。たとえば電動ポンプ内に空気が滞留している場合には、電動ポンプの吐出流量を増加することで空気を押し流すことができるが、その一方で、流路内への空気の混入量が相対的に少ない場合や空気の粒が小さい場合には、流路内を流れる冷却水の流速が上昇することによってリザーバータンクでの冷却水と空気との分離機能が低下してしまい、却って空気を取り除き難くなってしまう。
それゆえ、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、冷却システムの流路内に混入した空気を確実に除去することが可能な冷却システムおよびそれを備える車両を提供することである。
この発明のある局面に従えば、発熱源を冷却するための冷却システムであって、発熱源を冷却する液媒体を循環させる流路と、流路上に設けられた液媒体を循環させるためのポンプと、ポンプの実回転数を検出するための回転数検出部と、所定期間におけるポンプの実回転数のばらつき度合いに応じてポンプの吐出流量を制御するための制御装置とを備える。
好ましくは、制御装置は、所定期間におけるポンプの実回転数の標準偏差に応じてポンプの吐出流量を制御する。
好ましくは、制御装置は、標準偏差が第1の閾値を超える場合には、標準偏差が第1の閾値以下となる場合と比べて、ポンプの吐出流量を増加させる。
好ましくは、制御装置は、標準偏差が第1の閾値よりも小さく、かつ第2の閾値を超える場合には、標準偏差が第2の閾値以下となる場合と比べて、ポンプの吐出流量を減少させる。
好ましくは、制御装置は、標準偏差が第2の閾値以下となる場合には、ポンプの吐出流量を維持する。
好ましくは、制御装置は、実回転数のばらつき度合いに基づいて推定される流路内への空気の混入量に応じてポンプの吐出流量を制御する。
好ましくは、冷却システムは、流路によって発熱源およびポンプと直列かつ環状に接続され、液媒体と空気とを分離可能に構成されたリザーバータンクをさらに備える。所定期間は、少なくとも液媒体が流路を一巡するのに必要な時間を含むように設定される。
この発明の別の局面に従えば、車両は、電動機を駆動源として用いる駆動装置と、電動機および駆動装置を冷却するための冷却システムとを備える。冷却システムは、液媒体を循環させる流路と、流路上に設けられた液媒体を循環させるためのポンプと、ポンプの実回転数を検出するための回転数検出部とを含む。冷却システムは、所定期間におけるポンプの実回転数のばらつき度合いに応じてポンプの吐出流量を制御するための制御装置をさらに備える。
本発明によれば、冷却システムの流路内に混入した空気を確実に除去することができる。
本発明の実施の形態による冷却システムが搭載された車両の概略構成図である。 図1の車両の構成のうち冷却システムの構成を抽出して示す図である。 回転数センサの検出値によって取得されるウォーターポンプの実回転数の一例を示す図である。 制御装置で実行される冷却システムの診断処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明が繰返さない。
(車両の構成)
図1は、本発明の実施の形態による冷却システムが搭載された車両100の概略構成図である。なお、車両100は電気自動車の例を示したが、冷却システムを搭載する車両であれば、本発明は電気自動車以外でも内燃機関を併用するハイブリッド自動車や燃料電池車にも適用可能である。
図1を参照して、車両100は、蓄電装置であるバッテリBと、電圧センサ10と、パワーコントロールユニット(PCU)40と、モータジェネレータMGと、制御装置30とを備える。PCU40は、電圧コンバータ12と、平滑用コンデンサC0,C1と、電圧センサ13と、インバータ14とを含む。なお、PCU40は、電圧コンバータ12を設けずにインバータ14のみを含むものであってもよい。車両100は、モータジェネレータMGを駆動するインバータ14に給電するための正母線PL2をさらに備える。
平滑用コンデンサC1は、正母線PL1および負母線SL2の間に接続される。電圧コンバータ12は、平滑用コンデンサC1の端子間電圧を昇圧する。平滑用コンデンサC0は、電圧コンバータ12によって昇圧された電圧を平滑化する。電圧センサ13は、平滑用コンデンサC0の端子間の電圧VHを検出して制御装置30に出力する。
車両100は、さらに、バッテリBの正極と正母線PL1との間に接続されるシステムメインリレーSMRBと、バッテリBの負極と負母線SL2との間に接続されるシステムメインリレーSMRGとを備える。
システムメインリレーSMRB,SMRGは、制御装置30から与えられる制御信号SEに応じて導通/非導通状態が制御される。電圧センサ10は、バッテリBの端子間の電圧VBを検出する。図示しないが、電圧センサ10とともに、バッテリBの充電状態を監視するために、バッテリBに流れる電流IBを検出するための電流センサが設けられている。
バッテリBとしては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池や、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタなどを用いることができる。負母線SL2は、電圧コンバータ12の中を通ってインバータ14側に延びている。
電圧コンバータ12は、バッテリBと正母線PL2との間に設けられ、電圧変換を行なう電圧変換器である。電圧コンバータ12は、一方端が正母線PL1に接続されるリアクトルL1と、正母線PL2と負母線SL2との間に直列に接続されるIGBT素子Q1,Q2と、IGBT素子Q1,Q2にそれぞれ接続されるダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の他方端はIGBT素子Q1のエミッタおよびIGBT素子Q2のコレクタに接続される。ダイオードD1のカソードはIGBT素子Q1のコレクタと接続され、ダイオードD1のアノードはIGBT素子Q1のエミッタと接続される。ダイオードD2のカソードはIGBT素子Q2のコレクタと接続され、ダイオードD2のアノードはIGBT素子Q2のエミッタと接続される。
インバータ14は、正母線PL2および負母線SL2に接続されている。インバータ14は車輪を駆動するモータジェネレータMGに対して電圧コンバータ12の出力する直流電圧を三相交流電圧に変換して出力する。またインバータ14は、回生制動に伴ない、モータジェネレータMGにおいて発電された電力を電圧コンバータ12に戻す。このとき電圧コンバータ12は、降圧回路として動作するように制御装置30によって制御される。
インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とを含む。U相アーム15、V相アーム16およびW相アーム17は、正母線PL2と負母線SL2との間に並列に接続される。
U相アーム15は、正母線PL2と負母線SL2との間に直列接続されたIGBT素子Q3,Q4と、IGBT素子Q3,Q4とそれぞれ並列に接続されるダイオードD3,D4とを含む。ダイオードD3のカソードはIGBT素子Q3のコレクタと接続され、ダイオードD3のアノードはIGBT素子Q3のエミッタと接続される。ダイオードD4のカソードはIGBT素子Q4のコレクタと接続され、ダイオードD4のアノードはIGBT素子Q4のエミッタと接続される。
V相アーム16は、正母線PL2と負母線SL2との間に直列接続されたIGBT素子Q5,Q6と、IGBT素子Q5,Q6とそれぞれ並列に接続されるダイオードD5,D6とを含む。ダイオードD5のカソードはIGBT素子Q5のコレクタと接続され、ダイオードD5のアノードはIGBT素子Q5のエミッタと接続される。ダイオードD6のカソードはIGBT素子Q6のコレクタと接続され、ダイオードD6のアノードはIGBT素子Q6のエミッタと接続される。
W相アーム17は、正母線PL2と負母線SL2との間に直列接続されたIGBT素子Q7,Q8と、IGBT素子Q7,Q8とそれぞれ並列に接続されるダイオードD7,D8とを含む。ダイオードD7のカソードはIGBT素子Q7のコレクタと接続され、ダイオードD7のアノードはIGBT素子Q7のエミッタと接続される。ダイオードD8のカソードはIGBT素子Q8のコレクタと接続され、ダイオードD8のアノードはIGBT素子Q8のエミッタと接続される。
モータジェネレータMGは、三相の永久磁石同期モータであり、U,V,W相の3つのステータコイルは各々の一方端が中性点に共に接続されている。そして、U相コイルの他方端がIGBT素子Q3,Q4の接続ノードから引き出されたラインに接続される。また、V相コイルの他方端がIGBT素子Q5,Q6の接続ノードから引き出されたラインに接続される。また、W相コイルの他方端がIGBT素子Q7,Q8の接続ノードから引き出されたラインに接続される。
電流センサ24は、モータジェネレータMGに流れる電流をモータ電流MCRTとして検出し、モータ電流MCRTを制御装置30へ出力する。
制御装置30は、アクセルセンサ111からアクセル開度を受け、シフトポジションセンサ113からシフトレバーの設定位置を受ける。さらに、制御装置30は、モータジェネレータMGの回転速度と、電流IBおよび電圧VB,VHの各値と、モータ電流MCRTと、起動信号IGONとを受ける。そして制御装置30は、これらの情報に基づいて電圧コンバータ12およびインバータ14を制御する。
具体的には、制御装置30は、電圧コンバータ12に対して、昇圧指示を行なう制御信号PWU、降圧指示を行なう制御信号PWDおよび動作禁止を指示するシャットダウン信号を出力する。
さらに、制御装置30は、インバータ14に対して、電圧コンバータ12から出力される直流電圧を、モータジェネレータMGを駆動するための交流電圧に変換する駆動指示を行なう制御信号PWMIと、モータジェネレータMGで発電された交流電圧を直流電圧に変換して電圧コンバータ12側に戻す回生指示を行なう制御信号PWMCとを出力する。
(冷却システムの構成)
図1に示す構成において、車両100は、PCU40およびモータジェネレータMGを冷却するための冷却システムとして、ラジエータ102と、リザーバータンク106と、ウォーターポンプ104とをさらに備える。図2には、図1の車両100の構成のうち冷却システムの構成が抽出して示されている。
ラジエータ102とPCU40とリザーバータンク106とウォーターポンプ104とモータジェネレータMGとは、流路116によって直列に環状に接続されている。
ウォーターポンプ104は、不凍液などの冷却水を循環させるためのポンプである。ウォーターポンプ104は、リザーバータンク106から冷却水を吸引し、モータジェネレータMGに向けて冷却水を循環させる。
回転数センサ114は、ウォーターポンプ104の回転数(以下、W/P回転数と記す)Nを検出する。回転数センサ114は制御装置30と電気的に接続されており、制御装置30は、回転数センサ114により検出されたW/P回転数Nを、絶えず、あるいは一定または不定周期で把握することができる。
なお、本発明に係る「回転数」とは、回転数そのものを含み、例えば単位時間当たりの回転数である回転速度など、時間概念と対応付けられる回転数を含む概念である。また、「ウォーターポンプ104の回転数(W/P回転数)」とは、ウォーターポンプ104において、冷却水の循環供給量(たとえば、吐出流量)と対応付けられる、回転可能な部位の回転数を指す。好適には、ウォーターポンプ104の動力源であるモータ、あるいは当該モータの回転に伴なって回転するポンプインペラ等の回転数を指す。
ラジエータ102は、PCU40内部の電圧コンバータ12およびインバータ14を冷却した後の冷却水を流路116から受け、その受けた冷却水を図示しないラジエータファンを用いて冷却する。
PCU40の冷却水入口付近には、冷却水温を検出する温度センサ108が設けられている。温度センサ108からは冷却水温TWが制御装置30に送信される。また、PCU40の内部には、電圧コンバータ12の温度TCを検出する温度センサ110と、インバータ14の温度TIを検出する温度センサ112とが設けられている。温度センサ110,112としては、インテリジェントパワーモジュールに内蔵されている温度検出素子等が用いられる。
制御装置30は、温度センサ110からの温度TCと温度センサ112からの温度TIとに基づいて、ウォーターポンプ104を駆動するための信号SPを生成し、その生成した信号SPをウォーターポンプ104へ出力する。
(冷却システムの診断)
図2に示す冷却システムにおいて、ラジエータ102、PCU40、リザーバータンク106、ウォーターポンプ104およびモータジェネレータMGは、流路116によって直列に環状に接続されている。
流路116を流れる冷却水の流量、すなわち、ウォーターポンプ104の吐出流量は、制御装置30により実行されるウォーターポンプ104の回転数制御によって制御される。具体的には、制御装置30は、温度センサ110からの温度TCおよび温度センサ112からの温度TIに基づいて、ウォーターポンプ104の目標回転数を決定する。目標回転数は、W/P回転数Nの制御上の目標値を指す。制御装置30は、電圧コンバータ12の温度TCおよびインバータ14の温度TIに応じたウォーターポンプ104の最適な回転数を定めるためのマップを有している。このマップは、例えば実験、シミュレーション等により取得したデータにより構成される。具体的には、例えば実験によりモータジェネレータMGの回転数、およびウォーターポンプ104の回転数を様々な値に変化させたときの冷却水温TWを検出し、冷却に適した回転数を逐次特定することで、当該マップを構成することができる。制御装置30は、温度センサ110からの温度TCおよび温度センサ112からの温度TIに基づいて、当該マップからウォーターポンプ104の最適な回転数(目標回転数)を読出し、その読出した目標回転数でウォーターポンプ104を駆動するための信号SPを生成してウォーターポンプ104へ出力する。
このようにして、制御装置30は、目標回転数を決定すると、ウォーターポンプ104の回転数Nが目標回転数となるようにウォーターポンプ104内部のモータを制御することによって、ウォーターポンプ104を通常運転する。なお、「通常運転」とは、後述する「間欠運転」と相対するものであり、決定された目標回転数が得られるようにウォーターポンプ104を運転する通常の運転態様を指す。
ウォーターポンプ104が通常運転されると、制御装置30は、回転数センサ114により検出されるW/P回転数Nによりウォーターポンプ104の実回転数を取得する。そして、制御装置30は、取得したウォーターポンプ104の実回転数(W/P回転数N)に基づいて、冷却システムの動作状況を診断する。以下に、本発明の実施の形態に係る冷却システムの診断処理について、図3および図4を参照して説明する。
図3は、回転数センサ114の検出値によって取得されるウォーターポンプ104の実回転数の一例を示す図である。
図3を参照して、ウォーターポンプ104の通常運転時には、ウォーターポンプ104の実回転数(W/P回転数N)は、理論的には目標回転数に一致する。実際には実回転数は、回転数センサ114の検出値に含まれる誤差を含んでいる。
ここで、車両100が平坦な走行路を走行中に急制動が実行された場合を想定する。図3において、時刻t1に急制動が実行されると、車両100には大きな加速度が加わる。これにより車体が振動したり、車体の姿勢が変化すると、冷却システムでは、リザーバータンク106等を介して流路116内に空気が混入し易くなる。流路116内に空気が混入するとは、空気の塊が流路116内に滞留する、あるいは、ウォーターポンプ104のポンプ室に空気が入ることをいう。なお、冷却水の注水時や交換時においても、流路116から一時的に冷却水が抜き取られることによって、流路116内に空気が混入する可能性がある。
流路116内に空気が混入した場合には、ウォーターポンプ104にかかる負荷は、流路116内に空気が混入していない場合に比べて小さくなる。そのため、ウォーターポンプ104の回転数が目標回転数となるようにウォーターポンプ104を制御すると、実回転数は目標回転数よりも大きくなる。なお、時刻t2における実回転数の上昇は、ウォーターポンプ104の内部に空気が混入したことを示している。
ウォーターポンプ104では、冷却水と比較して混入した空気が吐出され難いため、ウォーターポンプ104におけるモータの軸受け部等に混入した空気が滞留し、いわゆる「エア噛み」と称される状態が生じ易い。このようなエア噛みが生じている部位では、冷却水が相対的に不足するため、必然的に軸受け部の焼き付き等の過剰な熱負荷による不具合が発生する虞がある。このような不具合からウォーターポンプ104を保護するために、制御装置30は、ウォーターポンプ104の過回転を検出すると、間欠運転が行なわれるようにウォーターポンプ104を制御する。
間欠運転では、通常運転期間の一部が、目標回転数とは別に設定された低回転数でウォーターポンプ104を駆動させる運転期間に置換される。なお、時刻t3〜t4に示される低回転の運転期間におけるウォーターポンプ104の動作形態としては、ウォーターポンプ104を停止させてもよいし、実質的に回転数が零とみなし得る程度に低い回転数でウォーターポンプ104を駆動してもよい。
このように間欠運転を実行することによって、ウォーターポンプ104の実回転数が相対的に高い期間と相対的に低い期間とが適宜切替わるため、冷却水の脈動が発生し易い。このような脈動によって、ウォーターポンプ104のエア噛みが解消され易くなる。また、流路116内に滞留している空気が冷却水とともにリザーバータンク106に押し流され易くなる。リザーバータンク106において空気と冷却水とが分離させられると、空気が流路116外に排出される。
流路116外に空気が排出されることによって、流路116内に滞留する空気が減少すると、ウォーターポンプ104の実回転数の上昇が抑えられる。図3の時刻t5,t6における実回転数の上昇は、流路116内を循環する冷却水がウォーターポンプ104に入ったことを示す。すなわち、時刻t2〜t5(または時刻t5〜t6)の時間Δtは、冷却水が流路116を一巡するのに要する時間に相当する。本実施の形態では、冷却水が流路116を一巡するごとにリザーバータンク106において空気が取り除かれるため、図3の時刻t5およびt6における実回転数の上昇の度合いは徐々に小さくなっている。
以上に説明したように、流路116内に空気が混入すると、ウォーターポンプ104の実回転数は目標回転数に対して上昇する。そして、この実回転数の上昇の度合いは、流路116内への空気の混入量と関連付けられる。このような知見に基づき、本実施の形態に係る冷却システムの診断処理では、所定期間におけるウォーターポンプ104の実回転数のばらつき度合いに応じてウォーターポンプ104の吐出流量を制御する。具体的には、制御装置30は、所定期間におけるウォーターポンプ104の実回転数のばらつき度合いに基づいて流路116内への空気の混入の有無を判定するとともに、流路116内への空気の混入量を推定する。そして、制御装置30は、その推定された空気の混入量に応じてウォーターポンプ104の吐出流量を制御する。
ここで、「所定時間」は、図3に示したように、ウォーターポンプ104の実回転数の上昇の度合いと、ウォーターポンプ104におけるエア噛みの度合いおよび流路116内への空気の混入量とが相互に関連付けられることに基づき、冷却水が流路116を一巡するのに要する時間(図3の時間Δtに相当)を少なくとも含むように設定される。この時間Δtは、流路116内に存在する空気を排出し得る最小単位に相当する。
図4は、制御装置30で実行される冷却システムの診断処理を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、所定のメインルーチンから一定時間ごとまたは所定の条件が成立するごとに呼び出されて実行される。また、図4のフローチャートの各ステップは、制御装置30によるソフトウェア処理(格納プログラムのCPUによる実行)あるいはハードウェア処理(専用電子回路の作動)によって実現されるものとする。
図4を参照して、制御装置30は、ステップS01では、ウォーターポンプ104の通常運転時において回転数センサ114により検出されるW/P回転数Nによりウォーターポンプ104の実回転数を取得する。
次に、制御装置30は、ステップS02により、所定時間Δtにおけるウォーターポンプ104の実回転数(W/P回転数N)のばらつき度合いを検出する。本実施の形態では、制御装置30は、実回転数のばらつき度合いを示す物理量として、所定時間Δtにおける実回転数の標準偏差σを算出する。具体的には、制御装置30は、回転数センサ114により一定周期ごとに検出されるW/P回転数Nを記憶し、その記憶されたW/P回転数Ni(i=1〜n)の所定時間Δtの間の標準偏差σを算出する。標準偏差σは、周知の式(1)に従って算出される。
Figure 0005655943
ステップS03では、制御装置30は、ステップS02により算出された実回転数の標準偏差σが予め設定された判定値σ1よりも大きいか否かを判定する。実回転数の標準偏差σが判定値σ1よりも大きい場合(ステップS03のYES判定時)には、制御装置30は、ステップS05により、流路116内への空気の混入量が大と判断する。
ここで、「空気の混入量が大」とは、例えば流路116内に混入した空気が多いために、ウォーターポンプ104内に空気が混入してエア噛みを生じさせている状態、あるいは、複雑に入り組んで配設された流路116の一部分に空気が滞留している状態など、冷却水の循環を阻害する度合いが大きい状態を指す。
ステップS05において流路116内への空気の混入量が大と判断されると、制御装置30は、ステップS06により、ウォーターポンプ104の吐出流量を増加させる。このとき、制御装置30は、通常運転時の吐出流量と比べて吐出流量が増加するように、ウォーターポンプ104を制御する。具体的には、制御装置30は、ウォーターポンプ104の目標回転数を、通常運転時の目標回転数よりも高い値に変更する。そして、制御装置30は、ウォーターポンプ104の実回転数が変更後の目標回転数となるように、ウォーターポンプ104を制御する。ステップS06によって流路116内を流れる冷却水の流量を増加させると、その勢いによって、ウォーターポンプ104内または流路116の一部分に滞留した空気が押し流される。これにより、流路116内に混入した空気を流路116外へ排出することができる。
これに対して、実回転数の標準偏差σが判定値σ1以下と判定された場合(ステップS03のNO判定時)には、制御装置30は続いて、ステップS04により、実回転数の標準偏差σが予め設定された判定値σ2以上かつ判定値σ1以下であるか否かを判定する。実回転数の標準偏差σが判定値σ2以上かつ判定値σ1以下である場合(ステップS04のYES判定時)には、制御装置30は、ステップS07により、流路116内への空気の混入量が小と判断する。
ここで、「空気の混入量が小」とは、上記の「空気の混入量が大」の場合と比較して、流路116内に滞留している空気が少ない、あるいは空気の粒が小さいために、冷却水の循環を阻害する度合いが小さい状態を指す。
ステップS0において流路116内の空気の混入量が小と判断されると、制御装置30は、ステップS0により、ウォーターポンプ104の吐出流量を減少させる。このとき、制御装置30は、通常運転時の吐出流量と比べて吐出流量が減少するように、ウォーターポンプ104を制御する。具体的には、制御装置30は、ウォーターポンプ104の目標回転数を、通常運転時の目標回転数よりも低い値に変更する。そして、制御装置30は、ウォーターポンプ104の実回転数が変更後の目標回転数となるように、ウォーターポンプ104を制御する。ステップS0によってウォーターポンプ104の吐出流量が減少すると、流路116内を流れる冷却水の流速が低下する。
ここで、流路116に滞留している空気が少ない、あるいは空気の粒が小さい場合において上記のステップS06のようにウォーターポンプ104の吐出流量を増加させると、空気は冷却水とともに流路116内を高速で循環することとなる。そのため、冷却水がリザーバータンク106を短時間で通過してしまい、冷却水と空気とが分離され難くなる。
そこで、制御装置30は、ステップS0ではウォーターポンプ104の吐出流量を通常運転時の吐出流量よりも減少させることによって、冷却水の流速を低下させる。これによれば、冷却水がリザーバータンク106内に存在する時間が長くなるため、リザーバータンク106において冷却水と空気とを分離し易くなる。この結果、流路116内に混入した空気を流路116外へ排出することができる。
一方、ステップS04において実回転数の標準偏差σが判定値σ2よりも小さい場合(ステップS04のNO判定時)、制御装置30は、ステップS09により、流路116内への空気の混入量が極小と判断する。「空気の混入量が極小」とは、空気の混入量が略零となる状態を含み、流路116内に空気が混入していないと推定し得る状態を指す。流路116内の空気の混入量が極小と判断されると、制御装置30は、ステップS10により、ウォーターポンプ104の吐出流量が通常運転時の吐出流量を維持するように、ウォーターポンプ104を制御する。制御装置30は、ウォーターポンプ104の目標回転数を通常運転時の目標回転数に維持する。
なお、図4のフローチャートでは、所定時間Δtにおけるウォーターポンプ104の実回転数(W/P回転数N)のばらつき度合いを示す物理量として、所定時間Δtにおける実回転数の標準偏差σを算出する構成について例示したが、実回転数のばらつき度合いを示す物理量は実回転数の標準偏差σに限定されるものでない。すなわち、流路116内に混入した空気によって生じる実回転数の変動を定量的に評価することができれば、標準偏差σ以外の物理量を採用することが可能である。
以上に述べたように、この発明の実施の形態によれば、所定時間Δtにおけるウォーターポンプ104の実回転数のばらつき度合いに応じてウォーターポンプ104の吐出流量を制御することにより、流路116内に混入した空気を確実に取り除くことができる。
ここで、図3で説明したように、エア噛みの発生に際しては、ウォーターポンプ104を間欠運転させることによって、ウォーターポンプ104に加わる熱負荷を相対的に軽減させてウォーターポンプ104を保護することができる。その一方で、間欠運転の実行中は、通常運転時と比べて冷却水の流量が相対的に低下するため、冷却システムの冷却能力が低下してしまう不具合が生じる。
これに対して、この発明の実施の形態では、ウォーターポンプ104の実回転数のばらつき度合いに基づいて推定される流路116内への空気の混入量に応じてウォーターポンプ104の吐出流量を増加または減少させることにより、流路116内に混入した空気を効率的かつ効果的に流路116外に排出させることができる。これにより、たとえエア噛みが発生していたとしても短時間でこれを解消することができるため、間欠運転の必要性を減らすことができる。その結果、間欠運転の実行を抑制しつつ、熱負荷に起因するウォーターポンプ104の不具合を防止することができる。
なお、本実施の形態では、冷却システムが搭載された車両の一例として、電気自動車を例示したが、本発明の適用はこのような例に限定されるものではない。すなわち、冷却システムを搭載する車両であれば、本発明は、内燃機関を併用するハイブリッド自動車や燃料電池車にも適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、冷却システムが搭載された車両に適用することができる。
10 電圧センサ、12 電圧コンバータ、13 電圧センサ、14 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、24 電流センサ、30 制御装置、100 車両、102 ラジエータ、104 ウォーターポンプ、106 リザーバータンク、108,110,112 温度センサ、111 アクセルセンサ、113 シフトポジションセンサ、114 回転数センサ、116 流路、B バッテリ、C0,C1 平滑用コンデンサ、D1〜D8 ダイオード、L1 リアクトル、MG モータジェネレータ、Q1〜Q8 IGBT素子、SMRB,SMRG システムメインリレー。

Claims (5)

  1. 発熱源を冷却するための冷却システムであって、
    前記発熱源を冷却する液媒体を循環させる流路と、
    前記流路上に設けられた前記液媒体を循環させるためのポンプと、
    前記ポンプの実回転数を検出するための回転数検出部と、
    所定期間における前記ポンプの実回転数のばらつき度合いに応じて前記ポンプの吐出流量を制御するための制御装置とを備え
    前記制御装置は、前記所定期間における前記ポンプの実回転数の標準偏差に応じて前記ポンプの吐出流量を制御するように構成されており、前記標準偏差が第1の閾値を超える場合には、前記標準偏差が前記第1の閾値以下となる場合と比べて、前記ポンプの吐出流量を増加させる、冷却システム。
  2. 前記制御装置は、前記標準偏差が前記第1の閾値よりも小さく、かつ第2の閾値を超える場合には、前記標準偏差が前記第2の閾値以下となる場合と比べて、前記ポンプの吐出流量を減少させる、請求項に記載の冷却システム。
  3. 前記制御装置は、前記標準偏差が前記第2の閾値以下となる場合には、前記ポンプの吐出流量を維持する、請求項に記載の冷却システム。
  4. 前記流路によって前記発熱源および前記ポンプと直列かつ環状に接続され、前記液媒体と空気とを分離可能に構成されたリザーバータンクをさらに備え、
    前記所定期間は、少なくとも前記液媒体が前記流路を一巡するのに必要な時間を含むように設定される、請求項1に記載の冷却システム。
  5. 電動機を駆動源として用いる駆動装置と、
    前記電動機および前記駆動装置を冷却するための冷却システムとを備え、
    前記冷却システムは、
    液媒体を循環させる流路と、
    前記流路上に設けられた前記液媒体を循環させるためのポンプと、
    前記ポンプの実回転数を検出するための回転数検出部とを含み、
    所定期間における前記ポンプの実回転数のばらつき度合いに応じて前記ポンプの吐出流量を制御するための制御装置をさらに備え
    前記制御装置は、前記所定期間における前記ポンプの実回転数の標準偏差に応じて前記ポンプの吐出流量を制御するように構成されており、前記標準偏差が第1の閾値を超える場合には、前記標準偏差が前記第1の閾値以下となる場合と比べて、前記ポンプの吐出流量を増加させる、車両。
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