JP5654706B1 - 鶏卵、菓子又は鶏糞肥料若しくは豚糞肥料の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水分過多を防ぐために乾燥した米糠を使用し、魚の粗で蛋白を与えるべく、米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、余熱で水分が無くなるまで蒸してから、発酵糠おからと混ぜて密閉した状態で発酵させる。【解決手段】少なくとも魚の粗を、水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりしてから、少なくとも発酵糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で発酵させてなる飼料を与えて成育した鶏が生んだ鶏卵である。この鶏卵を混ぜて製造した菓子や前記飼料で成育した家畜やその鶏糞肥料若しくは豚糞肥料である。【選択図】図3

Description

本発明は、鶏などの家畜に有用な飼料に関し、更には鶏の産んだ鶏卵やこの鶏卵を使用した菓子、前記家畜の排出した鶏糞肥料若しくは豚糞肥料に関する。
当初、市販の完全配合飼料を使って養鶏をしてきたが、平成8年にトウモロコシの値上がりのため飼料が1.5倍に高騰し、これまでの卵の価格との釣り合いがとれなくなった。そこで、経費を抑えるために、米ヌカを混ぜて飼育したが産卵数が減少したため自前の餌作りに着手した。
発明者は、破棄されるマグロの頭を主にした粗を魚屋から入手して蛋白源とする事にしたが、魚の臭い(鰹節のような匂い)がし、改良を求められた。
特許文献1のように、産業廃棄物である、おから及び魚アラを原料にしているにも係わらず、保存性がよく、悪臭が無く、かつ、飼料投与された愛玩動物の排泄物及び体臭の悪臭を防止可能な、愛玩動物用菌処理飼料を製造する方法が提案されている。具体的には、固形分としておから50〜95%重量部及び魚アラ50〜5%重量部、並びに内城A菌を発酵槽に入れ、得られる混合物を20〜90%の水分範囲に調節し、55〜500℃の空気を当てて当該混合物を55〜85℃にて撹拌させることにより、発酵させながら水分を除去し、水分範囲5〜60%の菌処理飼料を製造する。
特開平8−289733
ところが、特許文献1の製法では、水分を除去し調節するために熱源を必要とし、燃料費のために高価な飼料となる。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、水分調節のための熱源として発酵熱を使用し、また水分過多を防ぐために乾燥した米糠を使用し、魚の粗で蛋白を与えるべく、米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、余熱で水分が無くなるまで蒸してから、発酵糠おからと混ぜて密閉した状態で発酵させる。
請求項1は、少なくとも魚の粗を、水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりしてから、少なくとも発酵糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で発酵させてなる飼料を与えて飼育し、卵を生ますことを特徴とする鶏卵の生産方法である。
請求項2は、少なくとも請求項1に記載の方法で生産した鶏卵を混ぜることを特徴とする菓子の製造方法である。
請求項3は、少なくとも魚の粗を、水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりしてから、少なくとも発酵糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で発酵させてなる飼料を与えて育した家畜から排出された糞を肥料とすることを特徴とする鶏糞肥料若しくは豚糞肥料の製造方法である。
請求項1によると、少なくとも魚の粗を煮炊きして加熱してから、一旦は発酵した糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で再度発酵させてなるが、魚の粗は水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりするので、水分は無く、十分に加熱殺菌されて、腐敗菌が繁殖して腐敗したり異臭を発することはない。また、時間をかけて充分に煮たり蒸したりするので、発酵する過程で骨も殆どが消失する。なお、後の工程で行う発酵に必要な湿度約70%にするためにも、魚を煮るときは水を加えない方がよい。
このように、糠を加えることにより、水分が調節され、発酵で生じたガスも吸収され、異常昇圧が防げる。かつ醗酵容器は密閉状態で発酵されるので、空気中の雑菌が入って腐敗するのを防止でき、粗の骨も殆どが分解される。
また、発酵作用で仕上げてあるので、人体への影響が懸念されることも無く、食の安全性が保証される。従って、鶏などの家畜にも人にも安全で、かつ栄養が豊富である。
このような本発明の飼料は、魚の粗が骨まで確実に発酵されているために、これを与えて成育した鶏が生んだ鶏卵は、魚臭さが解消されて商品価値が上がる。より詳述すると、明細書の段落「0033」に記載のように、この飼料で成育した鶏の産んだ卵を食べても、魚の臭いは全くせず、完全発酵により、糞も臭いや鶏舎の臭いも解消される。つまり、鶏の腸内環境も改善されているものとみられる。
請求項1に記載の飼料は、糠やおからや充分に加熱した魚の粗を原料し、しかも発酵させてなるので、請求項2のように、前記飼料で成育した鶏が産んだ鶏卵は、栄養豊富な飼料に由来し、また化学的物質を含まないことと相まって、鶏卵本来の高い品質を保持し、その結果、品質の満足できる菓子を製造できる。詳述すると、段落「0034」には以下のように記載されている。(シホンケーキ) 現在、本発明の鶏卵を店で利用しているお店の人の言葉によると、「膨らみ方が他の卵と全然違う。ベーキングパウダーを入れない、体に良いケーキを作るには最高。命卵(本発明による鶏卵を指す登録商標)がないときは注文を受けません」。
これから、喫茶店を始めるためにシホンケーキ作りを練習しているというお客様は、高い卵をわざわざ買いに来る。
(2)メレンゲ作りにも最適
白身がプリンプリンの二層構造で、白身の力が強くメレンゲが立ちやすく、粉と合わせるときも潰れにくい。膨らむ力が強いので、洋菓子のスポンジやメレンゲ作りに最適で、その他の卵を使ったお菓子作りにも持ってこいである。また、黄身にコクがあり、プリンや卵黄を使った料理に活用されると、質の向上が図られる。
出来上がったケーキのスポンジは弾力があり、フォークで押さえても、直ちに膨らみが戻って来る。
請求項3のように、少なくとも魚の粗を、水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりしてから、少なくとも発酵糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で発酵させてなる飼料を与えて成育した家畜から排出された鶏糞肥料若しくは豚糞肥料は臭くない。すなわち、明細書の段落「0033」に明記のように、本発明の卵は、魚の臭いは全くせず、完全発酵により糞も臭くなく、鶏舎の臭いも解消される。つまり、鶏の腸内環境も改善されているものとみられる。
本発明による米糠おからの発酵方法を示すフローチャートである。 本発明による魚の煮炊き方法を示すフローチャートである。 図1、図2の次の工程を示すフローチャートである。
次に本発明による飼料又は健康食品の製造方法が実際上どのように具体化されるか実施形態で説明する。図1は本発明による米糠おからの発酵方法を示すフローチャートである。先ず、原料となる米糠は、農薬等をできるだけ使用していないのが好ましく、実際は沖縄県産米や放射能検査済みの鹿児島産米を使用している。
おからは、機械的に発生した圧力で大豆を絞った豆腐屋のおからであり、70℃程度の熱を持っていることが発酵に好都合である。
図1のように、ステップS1 に示す前記の米糠約7〜11kg好ましくは9kgと機械おから4〜8kg好ましくは6kgを、ステップS2においてミキサーで攪拌しながら、分蜜糖を製造する際に副産物として発生する糖蜜約1kg(0.3〜2.0kgでも可)を混ぜるとよい。そして握って固まる程度に、かつ指で押すと崩れる状態にすると、水分は湿度約70%程度になる。しかし、その日の湿度、おからや糠の状態で、混合の分量は多少変化する。
実際には、ミキサーで撹拌する際に空気中の土着菌が混入するので、発酵が促される。すなわち、空気中の土着菌の中には、嫌気性の菌も居り、空気抜きをして密閉することで、嫌気性の発酵菌が分解活動を開始する。また、乳酸菌は酸素が有っても無くても条件を満たせば活動すると言われている。
次いで、ステップS3で、水分に応じて乾燥した米糠を混ぜ込むことで、70%程度に水分調整する。そして、ステップS4でこの原料をドラム缶などの容器に入れて、体重をかけて足で踏みつけ、圧縮して空気抜きをする。最後にステップS5において、乾燥した米糠5〜8kgを被せて糠蓋を行ってから、外気が入らないように完全密閉してロックする。従って、嫌気性の菌で発酵させることになる。
最後のステップS6の発酵工程は3週間〜1カ月程度かけるが、おからのもつ70℃程度の熱で、おからの大豆分が加熱されたとき腐敗菌は死滅し、おからに含まれる発酵菌は生きているため、それに米糠を混ぜると即、発酵が始まる。発酵の際に発生したガスは前記の糠蓋の糠に吸収されるので、発酵容器であるドラム缶が異常に膨らんだり爆発する危険はない。従って、通常の圧力窯のような安全弁は要らない。なお、糠蓋の糠によって水分調整も円滑に行われる。
完全密封されたドラム缶の中では、いくつかの発酵菌が分解活動をし、最終的には乳酸菌がコロニーを作り、表面が白い膜で覆われる。鶏はこの乳酸菌のコロニーを好んで食べる。おそらく、鶏の腸内環境を整えているのであろう。発酵が完了すると、発酵糠おからの完成である。なお、米糠を例示したが、米以外の穀物の糠を使用してもよい。
沖縄の場合は気温が18℃以上と温かいため、発酵は充分に行われるが、関東地方や北海道などでは、冬場は発酵槽だけでも温室に入れるのがよい。温泉熱や地熱を利用してもよい。
図2は、蛋白原とする魚の煮炊き工程を示すフローチャートである。魚の粗としては、マグロの頭や背骨、鮭やその他の魚の粗を多用するが、安価であれば魚肉を使用してもよく、或いはサンゴを食い荒らす鬼人手なども使用できる。
次に、ステップS2で魚の内臓や鱗を除くが、特に弊害が無ければ内臓は残しても差し支えない。そして、ステップS3において、大釜に入れて水を加えないで魚の水分だけでガス釜で煮炊きする。そして、魚の身が白く変化した時点で、ステップS4のように、魚が見えなくなる程度まで米糠5〜8kgを被せ、糠蓋をして約2時間半蒸し煮にする。さらに、火を止めて余熱で約5〜6時間蒸して水分が無くなると完了である。このように、時間をかけて充分に煮たり蒸したりするので、骨も発酵する過程で殆どが消失する。なお、後の工程で行う発酵に必要な湿度約70%にするためにも、魚を煮るときは水を加えない方がよい。
図3は、最終製品である飼料又は健康食品の製造工程を示すフローチャートであり、図1の工程で培養した発酵米糠おからと図2の工程で煮炊きして加熱した魚の粗を原料にする。まず、ステップS1で示す米糠1〜1.5kgと青米(又はくず粉や砕米)0.5〜1kgとを容器に入れて、ステップS2で示すようにミキサーで攪拌した後、図1の方法で培養した発酵米糠おから10〜14kg好ましくは約12kgを追加して撹拌しながら、生糠0.3〜1.5kgを加えて水分調整し、さらに糖蜜約1kg(0.3〜2.0kgでも可)と島唐辛子約0.1〜0.5kgを入れて、充分に攪拌する。最後に、図2の工程で煮炊きした煮魚を入れて更に撹拌する。このときの湿度が約70%程度に調整されていることが大事で、握って固まる程度に、そしてこれを指で押すと崩れる程度がよい。その日の湿度や魚の水分状態で水分変動するときは、ステップS3のように生糠を加えながら水分調整する。
このようにして出来た混合材料を、ステップS4のようにドラム缶などの発酵槽に詰め、かつ体重をかけて足で踏みつけ、圧縮して空気抜きをする。その上にステップS5で米糠5〜8kgを被せて糠蓋をし、さらにドラム缶の蓋をしてロックをかけ、外気が入らないようにする。このように、完全密封した状態で嫌気性の発酵を促し、1〜3カ月かけて完全発酵させることで、魚の臭いが消えると共に骨なども殆どが分解して消失する。季節によって発酵にかける日数は変化する。
このようにして製造した飼料は、魚の粗が入っているので蛋白源として有効で、産卵量も増える。炭水化物は米糠を中心とし、砕米や青米を併用した。青米を入れると、カロチンの働きで卵の黄身の色が濃くなると共に風味が増す。なお、この青米は、発酵させないで、本発明の飼料を与える際に、加えても構わない。
また、魚の粗は煮炊きして発酵させてあるので、餌の食いが良く産卵数も増えた。実際には、この飼料に加えて、雑草や無農薬野菜を与えてビタミン、ミネラルの補給とした。なお、市販の餌に加えられている牡蠣殻は高価になるので、海砂を使うことにした。ただし、海砂は塩分を含むので、雨ざらしにして塩抜きし、カルシウム補給にあてた。
次に、二度発酵を必要とする理由を説明する。魚を発酵させるには、大量の発酵菌を必要とするので、一旦発酵米糠おからを造って発酵菌を培養し、これを利用する。発酵米糠おからは、充分に発酵分解すると休眠状態に入るが、生糠を加えることで再度の発酵分解活動を促す。煮炊きされた魚と発酵米糠おからを混ぜるとき、発酵米糠おからは休眠状態にあるので、生糠を加えて再度発酵を促す必要がある。生糠は、発酵菌が発酵分解活動をする際の栄養源になっているからだ。
以上のように、本発明の飼料は、魚の粗を充分に煮炊きし、更に適度な水分を維持して、発酵菌を培養した発酵糠おからと混ぜて二度発酵させてあるので、この飼料で成育した鶏の産んだ卵を食べても、魚の臭いは全くせず、完全発酵により糞も臭くなく、鶏舎の臭いも解消される。つまり、鶏の腸内環境も改善されているものとみられる。また化学物質を使わない飼育法なため、鶏以外の餌としても有効である。
しかも、おからや米糠、魚の粗、唐辛子を原料にしているので、人の健康維持にも有効であり、健康食品としても有望で、沖縄県民の長寿奪還も期待できる。なお、卵を使用したスイーツとして、カステラやサータアンダギー、洋菓子などが有るが、本発明の飼料で成育した鶏の産んだ卵を使用すると、その製品の品質向上も期待される。
例えば、ケーキのスポンジ作りに最適である。
(1)シホンケーキ
現在、本発明の鶏卵を店で利用しているお店の人の言葉によると、「膨らみ方が他の卵と全然違う。ベーキングパウダーを入れない、体に良いケーキを作るには最高。命卵(本発明による鶏卵を指す登録商標)がないときは注文を受けません」。
これから、喫茶店を始めるためにシホンケーキ作りを練習しているというお客様は、高い卵をわざわざ買いに来る。
(2)メレンゲ作りにも最適
白身がプリンプリンの二層構造で、白身の力が強くメレンゲが立ちやすく、粉と合わせるときも潰れにくい。膨らむ力が強いので、洋菓子のスポンジやメレンゲ作りに最適で、
その他の卵を使ったお菓子作りにも持ってこいである。また、黄身にコクがあり、プリンや卵黄を使った料理に活用されると、質の向上が図られる。
出来上がったケーキのスポンジは弾力があり、フォークで押さえても、直ちに膨らみが戻ってくる。
高価な卵なので、消費者は生食が多いと思うが、生卵で食しても大丈夫のように流水で手洗いし、乾布拭きをして雑菌を洗い流してから販売している。また、幼ヒナから注射もせず、化学薬品(化学肥料・農薬・成長ホルモン・ビタミン等)を一切与えてないせいか、アレルギーの方から「この卵は食べても痒くならない」「白身は食べるなと言われているが命卵は大丈夫」という声が届いている。本発明の鶏卵の安全、安心を、最終消費者が保証しているようなものである。
市販の餌には防腐剤が入っているので、発酵餌に混ぜると発酵菌が死滅する。従って、発酵餌と防腐剤が混入した物を混ぜて与えることは好ましくない。別々に与えることもしていない。
以上のように、蛋白源となる魚の粗は、煮炊きした上に余熱で水分が無くなるまで蒸し、発酵菌を培養した発酵米糠おからと混ぜて発酵させてあるので、生の鶏卵でも魚の生臭さは解消され、家畜の飼料や人の健康食品として最適である。

Claims (3)

  1. 少なくとも魚の粗を、水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりしてから、少なくとも発酵糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で発酵させてなる飼料を与えて飼育し、卵を生ますことを特徴とする鶏卵の生産方法。
  2. 少なくとも請求項1に記載の方法で生産した鶏卵を混ぜることを特徴とする菓子の製造方法。
  3. 少なくとも魚の粗を、水を加えないで魚の水分だけで煮炊きし、魚の身が白く変化した時点で、魚が見えなくなる程度まで米糠を被せ、糠蓋をして蒸し煮にし、さらに火を止めて余熱で水分が無くなるまで蒸すことで、時間をかけて充分に煮たり蒸したりしてから、少なくとも発酵糠おからと混ぜて、空気が入らないように密閉した状態で発酵させてなる飼料を与えて飼育した家畜から排出された糞を肥料とすることを特徴とする鶏糞肥料若しくは豚糞肥料の製造方法。
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