JP5654301B2 - メイク化粧料の塗布色チェック用具および塗布色チェック方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、口紅、液状口紅、リップグロス、等のメイク化粧料の塗布色の確認に利用されるメイク化粧料の塗布色チェック用具および塗布色チェック方法に関する。
従来、一般消費者が、例えば、唇用のメイク化粧料を購入するような場合には、口紅、液状口紅、リップグロス、等のサンプルのメイク化粧料を自身の手の甲などに塗布し、その塗布色を観察することなどで、そのメイク化粧料の良否を判断していた。
しかし、そもそも手の甲と唇部とで素地色が相違しているため、メイク化粧料を塗布した場合の塗布色も相違する。手の甲や唇部に塗布された口紅は、数十から数百ミクロン程度の塗膜状になり、光学的に半透明の状態となる。
このため、上述のように手の甲と唇部などのように、素地色が相違する部分に塗布しても、その塗布色は大幅に相違することになる。従って、手の甲などにメイク化粧料を塗布して観察しても、唇部にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色は確認することができない。
さらに、メイク化粧料を唇部に塗布したときの塗布色の良否は、唇部の周囲の肌の素地色とも関連する。しかし、唇部の周囲の肌と手の甲などでは、やはり素地色が相違する。このため、手の甲などにメイク化粧料を塗布しても、最適なメイク化粧料を選定することは困難である。またこのような選定の困難さは、唇用に限らず種々のメイク化粧料において生じていた。
そして、上述のような手法で選択したメイク化粧料は、実際には所望の塗布色とは相違した結果となりがちであった。しかし、不特定多数の一般消費者が利用する店頭サンプルのメイク化粧料を唇部等の皮膚に実際に塗布することは、衛生上の観点や、塗布色の確認後にクレンジングが必要である点などから好ましくない。
例えば、メイク化粧料を実際に試用することなく、使用状態の色を確認できる色見本およびその製造方法の提案がある。その技術では、溶解したメイク化粧料である口紅を90〜110℃の温度下で液状油により希釈するとともに、底部が透明である凹部を有する基板を加温する。
ついで、希釈した口紅を基板の凹部に注入し、基板に振動を加えることにより注入した口紅を平坦にした後基板を冷却せしめ、口紅を固化させる。しかる後、基板凹部を被覆するように透明シートを貼着し、口紅用色見本とする(特許文献1)。
また、使用者に最適な似合う色の口紅の選択を行う口紅の選定方法および唇色スケールおよび口紅選定チャートに関し、唇に塗布した後の口紅の色を使用者に似合った色とする提案もある。
その技術では、使用者の唇の色である唇色を測定し、この唇色が明度,彩度,色相に基づき分類された唇色カテゴリーの何れに属するかを判定する唇色カテゴリー判定ステップと、使用者の肌の色である肌色を測定し、この肌色を予め分類されている肌色カテゴリーの何れに属するかを判定する肌色カテゴリー判定ステップと、唇色カテゴリーと肌色カテゴリーとの組み合せと、この組み合せに似合う色の口紅との対応付けを行った口紅選定チャートに基づき、上記唇色カテゴリー判定ステップで判定された上記唇色カテゴリーおよび上記肌色カテゴリー判定ステップで判定された上記肌色カテゴリーに対応した色の口紅を選定する口紅選定ステップと、を有する(特許文献2)。
特開平07−155220号公報 特開2008−062042号公報
しかし、特許文献1の技術は、口紅用色見本を作成するものでしかなく、一般消費者が口紅を購入するときに、自身の唇部に口紅を塗布した場合の塗布色を確認することには利用できない。
また、特許文献2の技術は、専門の技術者が一般消費者の唇部の素地色などを測定する必要がある。また、この技術は口紅選定チャートに基づいて口紅の似合いを判定するものであって、一般消費者が自身で簡単に口紅の塗布色を確認することができるものではない。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、メイク化粧を施したい場所(例えば唇部等)にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色を、使用者が簡単かつ衛生的に確認することができるメイク化粧料の塗布色チェック用具および塗布色チェック方法を提供するものである。
本発明のメイク化粧料の塗布色チェック用具は、メイク化粧料が塗布される塗布面をもち、前記塗布面の素地色が、人体の肌を模した色である第一部分と、前記第一部分と素地色が相違する第二部分と、を有する。ここで、塗布面の素地色は唇部などに例示される人体の肌を模した色である。従って、本発明の塗布色チェック用具では、メイク化粧料を塗布することで、実際に肌にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色を確認することができる。
また、本発明のメイク化粧料の塗布色チェック方法は、メイク化粧料が塗布される人体のメイク部位の肌を模した色の素地色をもつ塗布面に前記メイク化粧料を塗布する工程と、前記メイク部位に隣接し肌の色が前記メイク部位と相違する他の部位の肌、または前記塗布面と素地色が相違し前記他の部位の肌の色を模した対比面と、前記メイク化粧料が塗布された前記塗布面と、の対比観察を行う工程と、を含む。これにより、メイク化粧料の塗布色と、メイク部位に隣接する他の部位の肌の色とが対比されるため、実際に肌にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色を確認することができる。
本発明で云うメイク化粧料とはメークアップ化粧品であり、前述の口紅、液状口紅、リップグロスといった唇に塗布する化粧料の他、アイシャドウ、アイブロウ、ハイライトといった目の周囲に塗布する化粧料や、ファンデーションやチーク(頬紅)など頬に塗布する化粧料等、種々のメイク化粧料を意味している。
なお、本発明で云う塗布色とは、メイク化粧料の塗布色チェック用具の塗布面や人体の肌(唇部を含む)にメイク化粧料を塗布した場合の色を意味している。また、素地色とは、メイク化粧料が塗布されていない物体(人体の肌、本発明のメイク化粧料の塗布色チェック用具等)の素地の色を意味している。
さらに、メイク化粧料が塗布面に塗布されたときに人体の肌と同様の塗布色になるとは、肌に塗布したメイク化粧料の塗布色と、塗布面に塗布したメイク化粧料の塗布色とが、少なくとも目視的に同等となることを意味している。
本発明のメイク化粧料の塗布色チェック用具(以下単に、塗布色チェック用具という)では、人体の肌を模した素地色をもつ塗布面にメイク化粧料を塗布することで、実際に肌にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色を確認することができる。従って、唇部などにメイク化粧料(口紅等)を塗布した場合の塗布色を、使用者が簡単かつ衛生的に確認することができる。
本発明の実施の第一の形態の塗布色チェック用具の構造を示す斜視図である。 一の変形例の塗布色チェック用具の構造を示す斜視図である。 他の変形例の塗布色チェック用具の構造を示す斜視図である。 さらに他の変形例の塗布色チェック用具の構造を示す斜視図である。 さらに他の変形例の塗布色チェック用具の構造を示す分解斜視図である。 さらに他の変形例の塗布色チェック用具の構造を示す分解斜視図である。
本発明の実施の一形態を図1を参照して以下に説明する。塗布色チェック用具100は、人体の任意の肌表面に塗布されたメイク化粧料の塗布色を確認するために用いられる器具であり、その主たる使用者は、メイク化粧料の一般消費者である。本実施の形態の塗布色チェック用具100は、口紅などのメイク化粧料(図示せず)が塗布される塗布面101〜104をもつ第一部分111と、この第一部分111と素地色が相違する第二部分112と、を有している。塗布面101〜104の素地色は、人体の肌を模した色である。より具体的には、本実施形態の塗布面101〜104の素地色は、人体の唇部(図示せず)を模した色である。
以下、本実施形態においては、便宜上、塗布面101〜104を第一部分111という場合がある。第一部分111は、人体の肌を模した色の素地色を有し、メイク化粧料が塗布される塗布面を含む領域である。本実施形態では、塗布面101〜104の全体が第一部分111にあたる。
第二部分112は、第一部分111とは少なくとも素地色が相違し、直接的または間接的に第一部分111に隣接する、他の領域である。第一部分111と第二部分112とは、互いに連続して直接的に隣接していてもよく、または他の部分を介在して間接的に隣接していてもよい。本実施形態では、塗布面101〜104からなる第一部分111の周囲を囲む矩形枠状の枠部105が第二部分112にあたる。本実施形態の枠部105は無色透明である。なお、第二部分112は、本実施形態のようにひと続きに設けられていてもよく、または複数箇所に離間して設けられていてもよい。
ここで、第二部分112は、第一部分111と素地色が相違するとともに人体の肌を模した色であるか、または人体の肌の素地色が目視可能な無色透明もしくは開口孔であってもよい。すなわち、第二部分112が第一部分111と素地色が相違するとは、第一部分111の素地色を第二部分112が有していないことを意味し、第二部分112が無色透明または開口孔であるなど素地色をそもそも有していない場合と、第二部分112の有色の素地色が第一部分111の素地色と異なる場合とを含む。したがって、第二部分112は、肌色に着色された不透明な素地色を有してもよく、本実施形態のように人体の肌の素地色が透過する無色透明でもよく、または図4を用いて後述するように肌が露出する開口孔であってもよい。このように、人体の肌の素地色が透過する無色透明に、または肌が露出する開口孔として第二部分112を形成することで、かかる第二部分112を通じて観察される人体の肌の色と、メイク化粧料が塗布された第一部分111の塗布色と、を対比観察することができる。
第二部分112は、第一部分111に塗布されたメイク化粧料の塗布色と対比観察される部位である。第二部分112にメイク化粧料が塗布されるか否かは任意である。第二部分112にメイク化粧料を塗布する場合については、図2を用いて後述する。
以下、図1を参照して本実施形態のメイク化粧料の塗布色チェック用具100をさらに説明する。
メイク化粧料が塗布される第一部分111である塗布面101〜104は、互いに隣接する4つの領域であるA部分〜D部分よりなる。以下、A部分101、B部分102、C部分103、D部分104と呼称する。
本実施形態の第一部分111である塗布面(A〜D部分)101〜104と、第二部分112である枠部105とは、素地色が相違するほか、表面の物性(例えば表面粗さ)が相違していてもよい。
ここで、第一部分111の表面(塗布面)の物性とは、メイク化粧料を肌に塗布した場合の塗布色に関連する各種の特性を意味しており、例えば、必須の物性である素地色(色相、明度、彩度の三属性で表現可能である)の他、表面粗さ、反射率、屈折率、吸油性、吸水性、弾性率、撥水性、親水性、撥油性、親油性、メイク化粧料の各種成分に対する吸収性、等のうちの一つ以上が挙げられる。塗布面(A〜D部分)101〜104に関する上記物性のいずれかを、人体の唇部と同等とするとよい。なお、吸油性はメイク化粧料の塗布色に影響するので低い方がよい。
より具体的には、本実施の形態の塗布色チェック用具100のA〜D部分101〜104は、人体の唇部を模した表面粗さに形成されており、かつ、それぞれの素地色は、唇部を模した色(色相、明度、彩度)である。そして、第二部分112(枠部105)と第一部分111とは表面粗さが互いに相違している。
なお、唇部を模した色とは、唇部の色が、例えば、マンセル表色系で、色相が2R〜3YR程度、明度が2.5〜5程度、彩度が4〜10程度のときに、A〜D部分101〜104の色は、例えば、マンセル表色系で、A部分101の色は5R 4/6、B部分102の色は4.5R 3.5/6、C部分103の色は3.5R 4/7、及びD部分104の色は5.5R 3/5程度となる。
そして、本実施の形態の塗布色チェック用具100では、例えば、A部分101の色が、マンセル表色系で、色相が2R〜3YR、明度が2.5〜5、彩度が4〜10となっている。
また、人体の皮膚の表面粗さ(算術平均粗さ)Raは一般的に5μm以上50μm以下であり、唇部も同程度の表面粗さである。従って、本実施の形態では、唇部を模した表面粗さとは、上記の数値範囲の表面粗さであることを意味する。
なお、本実施形態の塗布色チェック用具100では、これらA〜D部分101〜104は長方形状に形成されている。また例えば、素地色の明度の順番で配列されて直接的に隣接されていてもよい。
このような塗布色チェック用具100は、例えば、人工皮膚に使用されるシリコンゴム等で形成することができる。このほか、プラスチック材料(例えば、ポリエチレン等のポリオレフィン系の樹脂)の表面を荒らしたものも利用できる。
さらに、A〜D部分101〜104は人体の唇部に近似したサイズに形成されていることが好ましいが、大幅に相違していなければ問題なく、例えば、それぞれ1〜2cm幅程度に形成されていていればよい。
上述のような構成において、A〜D部分101〜104の素地色は、例えば、一般的な日本人女性の唇部の素地色と同様な四種類に個々に着色されている。
そこで、使用者は、A〜D部分101〜104から、自身の唇部の素地色と類似した一つを選択し、そこにサンプルの口紅などのメイク化粧料(図示せず)を塗布する。すると、使用者自身の唇部に塗布した場合を模擬した塗布色となるので、そのメイク化粧料の塗布色を確認することで、自らの唇における塗布色を容易に予測することができる。
また、A〜D部分101〜104の素地色が僅かずつ異なることにより、現在の使用者の肌の色のみならず、使用するファンデーションを変えたり、日焼けまたは美白施術を施したりして肌の色を変えた場合についても、そのメイク化粧料の塗布色を確認することができる。
本実施形態の塗布色チェック用具100を用いて行うメイク化粧料の塗布色チェック方法(以下、本方法という)について説明する。
本方法は、塗布工程と観察工程とを含む。
塗布工程は、メイク化粧料が塗布される人体のメイク部位の肌を模した色の素地色をもつ塗布面101〜104(第一部分111)にメイク化粧料を塗布する工程である。
観察工程は、メイク部位に隣接する他の部位(以下、隣接部位という場合がある)の肌、または塗布面101〜104(第一部分111)と素地色が相違し他の部位の肌の色を模した対比面(第二部分112)と、メイク化粧料が塗布された塗布面101〜104と、の対比観察を行う工程である。
なお、本方法において、塗布工程と観察工程とはこの順に行ってもよく、または両工程の一部または全部を同時に行ってもよい。すなわち、塗布工程においてメイク化粧料を塗布面101〜104(第一部分111)に塗布した後に観察工程で対比観察を行ってもよく、または塗布工程にてメイク化粧料を塗布面101〜104(第一部分111)に塗布しながら観察工程にて対比観察を行ってもよい。
本方法では、まず使用者は、メイク部位と、これに塗布されるメイク化粧料とを選択する。本実施形態では、メイク部位を唇部とし、メイク化粧料を所定の口紅とする。
つぎに、塗布工程では、使用者は、塗布面101〜104のうち使用者の唇部の素地色にもっとも近い色の面を選択して、選択された口紅をこれに塗布する。複数の塗布面101〜104を選択して口紅を塗布してもよい。
そして、本方法の観察工程では、メイク化粧料が塗布された塗布面101〜104を、メイク部位と相違する他の部位(隣接部位)の肌に近接または当接させて、肌と塗布面101〜104との対比観察を行う。
より具体的には、使用者は、メイク部位(唇部)に隣接する頬や鼻下などの肌に枠部105(第二部分112)をあてがう。これにより、口紅が塗布された塗布面101〜104が、メイク部位(唇部)に近接または当接する。そして、無色透明な枠部105(112)を通じて目視される使用者の肌と、これに隣接する塗布面101〜104の塗布色とが、鏡像などにより目視観察される。
ここで、塗布面101〜104を隣接部位に近接させるとは、塗布面101〜104を隣接部位の近傍に対して非接触に配置することをいう。また、塗布面101〜104を隣接部位に当接させるとは、塗布面101〜104を隣接部位に対して接触させて配置することをいう。
言い換えると、本方法の観察工程では、塗布面の近傍に設けられた透過部(枠部105)を通じて透過させた他の部位の肌の素地色と、メイク化粧料が塗布された塗布面101〜104の塗布色と、の対比観察を行う。これにより、口紅を使用者の唇部に塗布した場合の発色を摸擬した塗布色と使用者の肌の素地色とが対照されて、口紅の似合いが判断される。すなわち、本方法では、無色透明の透過部にあたる枠部105を、メイク部位に隣接する使用者の肌(隣接部位)に近接または当接させることより、この隣接部位の肌の素地色と、メイク化粧料を塗布した塗布面101〜104の塗布色とが対比される。このため、本方法によれば、隣接部位の肌の素地色が異なる多くの使用者に対して、メイク化粧料の塗布色を汎用的にチェックすることができる。
なお、本方法の観察工程では、メイク化粧料が塗布された塗布面101〜104の塗布色と対比される対象として、上記のように第二部分112を透過して観察される他の部位(隣接部位)の肌を選択してもよく、または図2に示すように隣接部位の肌を模した有色の対比面(第二部分112)を選択してもよい。さらに、第二部分112を透過させて隣接部位の肌を観察するにあたっては、図1に示すように無色透明の枠部105を通じて隣接部位の肌の素地色を目視観察してもよく、または図4に示すように開口孔135を通じて隣接部位の肌を露出させてその素地色を目視観察してもよい。
このように、本実施の形態の塗布色チェック用具100およびこれを用いた塗布色チェック方法では、第一部分111にメイク化粧料を塗布することで、使用者の肌に実際にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色を、隣接部位の肌の素地色との対比に基づいて確認することができる。
特に、上述のように一般的な日本人女性の唇部と同様な四種類の素地色に対応したA〜D部分101〜104が用意されているので、多くの使用者の肌における塗布色を模擬することができる。従って、特に唇部に塗布される口紅の場合も、使用者は衛生的に塗布色を確認することができる。
しかも、A〜D部分101〜104の外周の枠部105(第二部分112)は、人体の肌の素地色が透過する無色透明に形成されている。このため、A〜D部分101〜104にメイク化粧料を塗布した塗布色チェック用具100を、唇部の周囲の肌などに配置することで、無色透明な枠部105を透過した肌の素地色との関連まで考慮して、メイク化粧料の塗布色および似合いの度合いを確実に確認することができる。
また、枠部105は、第一部分111を構成するA〜D部分101〜104のすべてと互いに隣接している。このため、枠部105を透過させて目視される肌の素地色と、A〜D部分101〜104のいずれかに塗布されたメイク化粧料の塗布色とを、連続的に隣接させて対比観察することが可能である。
さらに、A〜D部分101〜104の表面粗さは、唇部と同等な表面粗さ(算術平均粗さ)Raが5μm以上50μm以下に形成されているのが好ましい。表面粗さがこの範囲であると、唇部に実際にメイク化粧料を塗布した場合の塗布状態を、よりリアルに再現することができる。このため、唇部に塗布した場合と同様にメイク化粧料をA〜D部分101〜104に塗布することができる。
さらに、A〜D部分101〜104は、表面粗さ以外の物性も、唇部と同等に形成されていることが上記と同様に好ましい。係る物性を唇部と同様とすることで、唇部と同様にメイク化粧料をA〜D部分101〜104に塗布することができ、A〜D部分101〜104に塗布したメイク化粧料の塗布色を唇部に塗布した場合と同等とすることができる。
なお、上記実施形態ではメイク部位を唇部とし、隣接部位を頬や鼻下とする場合、すなわちメイク部位と隣接部位の素地色が互いに相違する場合を例示的に説明したが、本方法はこれに限られない。例えば、メイク化粧料がファンデーションや頬紅(チーク)の場合には、メイク部位を頬の一部とし、隣接部位を頬の他の一部としてもよい。すなわち、本方法では、メイク部位と隣接部位の肌の色が同じであってもよく、または互いに相違してもよい。メイク部位と隣接部位の肌の色が同じである場合であっても、メイク部位に塗布されたメイク化粧料の塗布色と、隣接部位の素地色とを対比観察することで、メイク化粧料の似合いを判断することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではA〜D部分101〜104が直接的に隣接していることを例示した。しかし、これらのA〜D部分101〜104の各々の外周に不透明な枠部(図示せず)があり、A〜D部分101〜104(第一部分111)が枠部105(第二部分112)と間接的に隣接していてもよい。
上記形態では第一部分111(A〜D部分101〜104)の素地色が、唇部の色をそれぞれ模した異なる色であることを例示した。しかし、図2に例示する塗布色チェック用具100のように、第一部分111が唇部の色を模した一色のみであってもよい。図2に示す塗布色チェック用具100は、第一部分111に隣接して、第一部分111と素地色が異なる第二部分112が設けられている。第二部分112は不透明かつ中実であり、その素地色は、人体の唇部の周囲の肌を模した色である。なお、第一部分111と第二部分112の外周の枠部113は、例えば、白色などの素地色である。
すなわち、図2の第一部分111の素地色は、人体の唇部を模した色である。そして、第二部分112は、人体の唇部の周囲の肌を模した色の素地色を有している。言い換えると、図2の塗布色チェック用具100における第一部分111および第二部分112は、一人の人間の肌(顔)のうち色素成分および該色素成分の含有量が異なる複数の領域の素地色をそれぞれ模したものである。
なお、上述のように唇部の周囲の人体の肌の素地色の第二部分112の素地色は、例えば、マンセル表色系で、色相が10R〜9YR、明度が5.5〜7.5、彩度が2.5〜5程度である。
このような塗布色チェック用具100では、第一部分111にメイク化粧料を塗布することで、その塗布色を確認することができる。さらに、隣接する第二部分112が唇部の周囲の頬や鼻下などの肌の色を模した素地色であるため、その素地色との関連も考慮してメイク化粧料の塗布色を確認することができる。
なお、図2に代えて、唇部の色を模した第一部分111が、人体の唇部の形状に形成されており、唇部の周囲の肌の色を模した第二部分112が第一部分111に隣接していてもよい(図示せず)。唇部の形状の第一部分111にメイク化粧料を塗布することで、使用者の唇部の形状を模擬して、よりリアルにメイク化粧料の塗布色を確認することができる。
図2に示す塗布色チェック用具100においては、第二部分112にメイク化粧料を塗布するか否かは任意である。例えば、第二部分112が人体の肌を模した有色の素地色の場合、第二部分112にメイク化粧料を塗布せず、第二部分112の素地色(肌色)と、第一部分111に塗布されたメイク化粧料の塗布色とを対比観察してもよい。
これに対し、第一部分111とともに第二部分112にもメイク化粧料を塗布してもよい。ここで、第二部分112に塗布されるメイク化粧料は、第一部分111に塗布されるメイク化粧料と同種でも異種でもよい。例えば、第二部分112にファンデーションやチークなどのメイク化粧料を塗布し、一方、第一部分111に他のメイク化粧料(例えば口紅やアイシャドウなど)を塗布してもよい。言い換えると、第一部分111と第二部分112には、使用者の顔において隣接して塗布される異種のメイク化粧料をそれぞれ塗布してもよい。そして、第一部分111の塗布色と第二部分112の塗布色とを対比して目視することにより、使用者の顔に実際に塗布された場合のこれらの塗布色の似合いを判断することができる。
また、図3に例示する塗布色チェック用具100のように、使用者の肌(唇部を含む)を模した色の素地色をもつ第一部分111と、無色透明な部分からなる第二部分112と、を有してもよい。塗布色チェック用具100は、使用者が携帯可能な寸法のカード状をなし、当該使用者の肌の色に一致した素地色および表面粗さをもつ第一部分111が設けられている。
このような塗布色チェック用具100では、第一部分111にメイク化粧料を塗布することで、メイク化粧料の販売店の店頭などで、その塗布色を確認することができる。さらに、隣接する第二部分112が無色透明なので、例えば、第一部分111を唇部にあてがい、第二部分112を唇部の周囲の肌に配置することで、透過して観察される肌の素地色との関連も考慮してメイク化粧料の塗布色を確認することができる。
さらに、図4に例示する塗布色チェック用具100のように、第一部分111として、人体の肌(唇部)を模した複数の素地色をそれぞれ有する塗布面(A〜D部分)131〜134が放射状に形成されている。その中央に第二部分112として、人体の肌の素地色が目視可能な開口孔135が形成されていてもよい。すなわち、塗布色チェック用具100における第二部分112は、使用者の肌が露出する開口孔135として形成されている。開口孔135の個数、形状および寸法は特に限定されないが、メイク化粧料が塗布されるメイク部位を包含する一つの大径の開口としてもよく、または複数個の小孔としてもよい。
このような塗布色チェック用具100では、A〜D部分131〜134から一つまたは二つ以上を選択してメイク化粧料を塗布し、唇部の周囲の肌を開口孔135にあてがうことで、肌の色との関連も考慮してメイク化粧料の塗布色を確認することができる。
この塗布色チェック用具100は、A〜D部分131〜134が、開口孔135を囲む回転対称形状に配置されている。このため、A〜D部分131〜134と開口孔135との相対位置および面積比は共通である。よって、A〜D部分131〜134のいずれを選択してメイク化粧料を塗布した場合も、その形状や大きさの影響を排して、素地色の相違の影響を正しく評価することができる。
また、図5に例示する塗布色チェック用具100のように、第一部分は、人体の肌を模した異なる色の素地色をそれぞれもつ複数の個片(唇部シート141)からなってもよい。また、第一部分と第二部分とは互いに別体に形成されていてもよい。
より具体的には、第一部分の複数の個片(唇部シート141)の素地色は、人体の唇部をそれぞれ模した色である。そして、第二部分もまた、複数の個片(肌部シート142)からなる。肌部シート142は、人体の唇部の周囲の肌を模した複数の異なる色の素地色をそれぞれ有している。唇部シート141と肌部シート142とはそれぞれ別体であり、組み合せ自在に形成されている。
この場合、使用者は自身の唇部と肌とに類似した唇部シート141と肌部シート142とを選択する。そして、唇部シート141にサンプルのメイク化粧料を塗布して肌部シート142と組み合せることで、その素地色との関連も考慮してメイク化粧料の塗布色を確認することができる。
さらに、図6に例示する塗布色チェック用具100のように、第二部分(肌部シート152)には、第一部分(唇部シート151)が露出または透過する、唇部の形状の窓部153が形成されていてもよい。より具体的には、塗布色チェック用具100は、第一部分となる複数枚の唇部シート151と、第二部分となる複数枚の肌部シート152と、が組み合せ自在に形成されており、肌部シート152には唇部の形状の窓部153が形成されている。複数枚の唇部シート151の素地色は互いに相違し、人体の唇部の色がそれぞれ模されている。一方、複数枚の肌部シート152は、唇部の周囲の肌の色を模した有色のシートであるほか、無色透明でもよい。唇部シート151は、全面に着色されていてもよく、または図6のように肌部シート152の窓部153に対応した部分のみ局所的に着色されていてもよい。
この場合も、使用者は自身の唇部と肌とに類似した唇部シート151と肌部シート152とを選択する。そして、唇部シート151にサンプルのメイク化粧料を塗布して、肌部シート152の窓部153と重ね合わせる。
これにより、窓部153を通じてメイク化粧料の塗布色が目視されるため、肌の素地色との関連も考慮してメイク化粧料の塗布色を確認することができる。特に、窓部153が唇部の形状に形成されているので、よりリアルに唇部にメイク化粧料を塗布した場合の塗布色を確認することができる。窓部153は、無色透明でもよく、または開口孔でもよい。
さらに、上記形態では塗布色チェック用具100が単純なシート状に形成されていることを例示した。しかし、このようなチェック用具にハンドル(図示せず)を装着することで、これを唇部の周囲の肌に簡単に隣接させることができるようにしてもよい。
また、上記形態では塗布色チェック用具100のA〜D部分101〜104の表面粗さが唇部と同等であることを例示した。これに加えて、唇部のシワやシミなどがA〜D部分101〜104に再現されていてもよい(図示せず)。この場合、メイク化粧料の塗布によるシワやシミの隠蔽力も確認することができる。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合せることができる。例えば、第二部分112として、第一部分111と素地色が相違するとともに人体の肌を模した有色の領域と、人体の肌の素地色が目視可能な無色透明の領域および/または開口孔と、をともに備えてもよい。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
100 塗布色チェック用具
101 塗布面(A部分)
102 塗布面(B部分)
103 塗布面(C部分)
104 塗布面(D部分)
105 枠部
111 第一部分
112 第二部分
113 枠部
131 塗布面(A部分)
132 塗布面(B部分)
133 塗布面(C部分)
134 塗布面(D部分)
135 開口孔
141 唇部シート(第一部分)
142 肌部シート(第二部分)
151 唇部シート(第一部分)
152 肌部シート(第二部分)
153 窓部

Claims (11)

  1. メイク化粧料が塗布される塗布面をもち、前記塗布面の素地色が、人体の肌を模した色である第一部分と、
    前記第一部分と素地色が相違する第二部分と、
    を有し、
    前記第一部分は、人体の肌を模した異なる色の素地色をそれぞれもつ複数の個片からなり、
    前記第一部分と前記第二部分とが互いに別体に形成されている、
    塗布色チェック用具。
  2. 前記第二部分は、人体の肌を模した色であるか、または人体の肌の素地色が目視可能な無色透明もしくは開口孔である請求項1に記載の塗布色チェック用具。
  3. 前記第一部分の前記素地色は、人体の唇部を模した色である請求項1または2に記載の塗布色チェック用具。
  4. 前記第二部分が、人体の唇部の周囲の肌を模した色の素地色を有している請求項3に記載の塗布色チェック用具。
  5. 前記第一部分と前記第二部分とは表面粗さが互いに相違する請求項1から4の何れか一項に記載の塗布色チェック用具。
  6. 前記第一部分の表面粗さは、算術平均粗さRaで5μm以上50μm以下である請求項5に記載の塗布色チェック用具。
  7. 前記第一部分は、人体の唇部の形状に形成されている請求項1から6の何れか一項に記載の塗布色チェック用具。
  8. 前記第二部分には、前記第一部分が露出または透過する、唇部の形状の窓部が形成されている請求項1から7のいずれか1項に記載の塗布色チェック用具。
  9. 請求項1に記載の塗布色チェック用具を用いたメイク化粧料の塗布色チェック方法であって、
    メイク化粧料が塗布される人体のメイク部位の肌を模した色の素地色をもつ塗布面に前記メイク化粧料を塗布する工程と、
    前記メイク部位に隣接する他の部位の肌、または前記塗布面と素地色が相違し前記他の部位の肌の色を模した対比面と、前記メイク化粧料が塗布された前記塗布面と、の対比観察を行う工程と、
    を含む、前記メイク化粧料の塗布色チェック方法。
  10. 前記メイク化粧料が塗布された前記塗布面を前記他の部位の肌に近接または当接させて、前記肌と前記塗布面との前記対比観察を行う請求項に記載の塗布色チェック方法。
  11. 前記塗布面の近傍に設けられた透過部を通じて透過させた前記他の部位の肌の素地色と、前記メイク化粧料が塗布された前記塗布面の塗布色と、の前記対比観察を行う請求項9又は10に記載の塗布色チェック方法。
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