JP5652072B2 - 耐火材層の摩耗量管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、循環流動層ボイラを構成する各種機器、並びにダクトや配管等に用いられる耐火材層の摩耗量管理方法に関するものである。
一般に、循環流動層ボイラの火炉内では、燃料が散気ノズルから吹き出される空気或いは酸素等の燃焼用流動化ガスにより流動媒体としてのベッド材と共に流動化しながら燃焼し、該燃料の燃焼により発生した燃焼排ガスは、灰及びベッド材の一部と一緒に吹き上げられ、前記火炉上部に接続されたダクトから媒体分離装置としてのサイクロンへ導入されて前記灰及びベッド材が捕集され、該サイクロンで捕集された灰及びベッド材は、サイクロン下部に接続されたダウンカマーから媒体再循環装置としての外部熱交換器へ導入され、該外部熱交換器において抜熱されて冷却された後、媒体戻し管を介して前記火炉の底部に戻され、循環されるようになっている。
又、前記サイクロンで灰及びベッド材が分離された燃焼排ガスは、前記サイクロンの上部に接続された出口ダクトから後部伝熱部へ導かれ、該後部伝熱部の過熱器及び節炭器において熱回収され、更にガスエアヒータにおいて熱回収された後、集塵機等を経て煙突から大気に放出されるようになっている。
そして、前記循環流動層ボイラの火炉内では、燃料とベッド材とが流動化されて、灰及びベッド材の一部を含む燃焼排ガスが吹き上げられているため、火炉壁を形成する伝熱管や火炉内に設けられる蒸発器の伝熱管の摩耗が激しくなると共に、前記灰及びベッド材が流通するダクト、サイクロン、ダウンカマー、外部熱交換器、及び媒体戻し管の摩耗も激しくなる。
このため、前記伝熱管の表面や、前記ダクト、サイクロン、ダウンカマー、外部熱交換器、及び媒体戻し管の内面には耐火材を施工し、表面を保護する必要があるが、これらの耐火材施工箇所には、被耐火材施工面に予め多数の耐火材保持用スタッドを取り付けて耐火材を設けることにより、耐火材層を形成するようになっている。因みに、前記出口ダクトから後部伝熱部へ導かれる燃焼排ガスは、大部分の灰及びベッド材が分離されているものの、分離し切れなかった微細な灰も含まれているため、前記出口ダクトの内面にも耐火材は施工されている。
尚、前述の如き耐火材層と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2009−180420号公報
ところで、前記耐火材保持用スタッドとしては、一般に、Y字状のものが用いられており、該Y字状の耐火材保持用スタッドの枝分かれ部が摩耗により完全になくなって単なる真っ直ぐな棒状になってしまうと、前記耐火材保持用スタッドによる耐火材の保持機能が低下するため、該耐火材保持用スタッドの長さがおよそ半分程度となる前に耐火材層の交換が必要とされており、例えば、前記耐火材層の厚さが施工当初に50[mm]のものであれば、およそ25[mm]程度まで減少した場合、残っている古い耐火材と摩耗が進行した古い耐火材保持用スタッドとを一旦撤去し、新たに被耐火材施工面に耐火材保持用スタッドを取り付けて耐火材を設けることにより、新しい耐火材層を形成するようになっている。
但し、摩耗の進行度合いにより、エリア毎に部分的に前記耐火材の補修を行うことは可能であり、又、前記耐火材保持用スタッドに関しても、摩耗があまり進行していない場合には溶接による継ぎ足しを行うこともある。
しかしながら、従来においては、前記耐火材層の交換に関する定量的な判断を行うことは困難となっていたため、該耐火材層の表面状態を保守点検技術者が目視で観察し、定性的に摩耗量を把握することにより、現時点での対応を決定すると共に、次回の点検までに前記Y字状の耐火材保持用スタッドの枝分かれ部が摩耗によりなくなってしまわないかを判断する必要もあり、経験的に余裕を見て耐火材層の補修或いは交換を行わざるを得ないのが現状であった。
因みに、前記耐火材層の厚さをノギスで計測することも可能ではあるが、この場合、耐火材の一部を剥ぎ取ってノギスを差し込まなければならず、手間がかかる割には精度が悪く、しかも、剥ぎ取った部分の補修も必要となり、必ずしも好ましい方法であるとは言えなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、耐火材の一部を剥ぎ取ってノギスを差し込んだりすることなく、耐火材層の残存厚さを確実に把握し得、耐火材層の補修や交換の必要性並びにその実施時期を的確に判断し得る耐火材層の摩耗量管理方法を提供しようとするものである。
本発明は、被耐火材施工面に予め耐火材保持用スタッドを取り付けて耐火材を設けるようにした耐火材層の摩耗量管理方法であって、前記被耐火材施工面に摩耗検出用スタッドを予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッドに前記耐火材の表面側から超音波探触子を接触させ、超音波探傷にて得た計測値と前記被耐火材施工面の肉厚との差から摩耗検出用スタッドの長さを求め、該摩耗検出用スタッドの長さに基づいて耐火材の摩耗量を検知することを特徴とする耐火材層の摩耗量管理方法にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く被耐火材施工面に摩耗検出用スタッドを予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッドに前記耐火材の表面側から超音波探触子を接触させ、超音波探傷にて得た計測値と前記被耐火材施工面の肉厚との差から摩耗検出用スタッドの長さを求め、該摩耗検出用スタッドの長さに基づいて耐火材の摩耗量を検知すると、前記耐火材層の交換に関する定量的な判断を行うことが可能となるため、従来のように、耐火材層の表面状態を保守点検技術者が目視で観察し、定性的に摩耗量を把握することにより、現時点での対応を決定すると共に、次回の点検までに前記Y字状の耐火材保持用スタッドの枝分かれ部が摩耗によりなくなってしまわないかを判断する必要がなくなり、経験的に余裕を見て耐火材層の補修或いは交換を行うようなことをしなくて済む一方、前記耐火材層の厚さをノギスで計測する場合のように、耐火材の一部を剥ぎ取ってノギスを差し込むようなこともしなくて済み、手間がかからず精度も良く、しかも、剥ぎ取った部分の補修も必要とならず、非常に好ましい方法であると言える。
前記耐火材層の摩耗量管理方法においては、前記摩耗検出用スタッドに対し耐火材保持部材を張り出させるように固着することにより、該摩耗検出用スタッドを耐火材保持用スタッドとしても用いることができ、このようにすると、耐火材の保持をより安定化させる上で有効となる。
本発明の耐火材層の摩耗量管理方法によれば、耐火材の一部を剥ぎ取ってノギスを差し込んだりすることなく、耐火材層の残存厚さを確実に把握し得、耐火材層の補修や交換の必要性並びにその実施時期を的確に判断し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の耐火材層の摩耗量管理方法の実施例を示す断面図である。 本発明の耐火材層の摩耗量管理方法が適用される循環流動層ボイラの一例を示す全体概要構成図である。 図2の循環流動層ボイラにおける蒸発器を示す要部断面図であって、図2のIIIA部相当図である。 図3−AのIIIB−IIIB断面図である。 本発明の耐火材層の摩耗量管理方法を用いて求めた摩耗検出用スタッドの長さの信頼性を検証するために、ノギスによる実測値との比較を行ったプロット図である。 本発明の耐火材層の摩耗量管理方法において摩耗検出用スタッドを耐火材保持用スタッドとしても用いる場合の一例を示す断面図である。 図5−AのVB−VB矢視図である。 本発明の耐火材層の摩耗量管理方法において摩耗検出用スタッドを耐火材保持用スタッドとしても用いる場合の他の例を示す断面図である。 図6−AのVIB−VIB矢視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の耐火材層の摩耗量管理方法の実施例であって、被耐火材施工面1に予めY字状の耐火材保持用スタッド2を取り付けて耐火材3を設けるようにした耐火材層4において、前記被耐火材施工面1に摩耗検出用スタッド5を予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッド5に超音波探触子6を接触させ、超音波探傷装置7による超音波探傷にて摩耗検出用スタッド5の長さLを求め、該摩耗検出用スタッド5の長さLに基づいて耐火材3の摩耗量を検知するようにしたものである。
図2は本発明の耐火材層の摩耗量管理方法が適用される循環流動層ボイラの一例を示す全体概要構成図であって、散気ノズル11から吹き出される空気或いは酸素等の燃焼用流動化ガスAにより燃料を砂や石灰石等からなる流動媒体としてのベッド材12と共に流動化させながら燃焼させる火炉10と、該火炉10の内部に配設された蒸発器13と、前記火炉10の上部にダクト14を介して接続され且つ火炉10内での燃焼により発生した燃焼排ガス中に含まれる灰及びベッド材12の一部を捕集する媒体分離装置としてのサイクロン15と、該サイクロン15で捕集された流動媒体がダウンカマー16を介して導入され、該流動媒体を冷却し媒体戻し管17を介して前記火炉10の底部に戻し循環させる外部再循環ユニットとしての外部熱交換器18と、前記サイクロン15で流動媒体が捕集された燃焼排ガスが出口ダクト19を介して導入され、内部に過熱器20と節炭器21とガスエアヒータ22とが配設された後部伝熱部23とを備えてなる構成を有している。
尚、前記外部熱交換器18は、前記ダウンカマー16が接続されるシールボックス24内底部に、流動用空気Cを散気ノズル25から上方へ吹き出すためのウィンドボックス26を形成し、散気ノズル25の上方におけるシールボックス24内に、流動媒体との熱交換により過熱蒸気を発生させて蒸気タービンへ導入するための最終過熱器27を配設してなる構成を有している。
前述の如き発電設備としての循環流動層ボイラにおいては、ガスエアヒータ22で加熱された燃焼用流動化ガスAが火炉10の底部へ供給されると共に、流動用空気Cが外部熱交換器18の底部へ供給されており、この状態で、火炉10の散気ノズル11上に燃料を投入すると、該燃料が散気ノズル11から吹き出される燃焼用流動化ガスAによりベッド材12と共に流動化しながら燃焼し、該火炉10内での燃料の燃焼により発生した燃焼排ガスは、灰及びベッド材12の一部と一緒に吹き上げられダクト14を介してサイクロン15へ導入され、該サイクロン15において流動媒体が捕集され、該サイクロン15で捕集された流動媒体は、サイクロン15下部に接続されたダウンカマー16から外部再循環ユニットとしての外部熱交換器18へ導入され、該外部熱交換器18において抜熱されて冷却された後、媒体戻し管17を介して前記火炉10の底部に戻され、循環されるようになっている。
前記サイクロン15で流動媒体が分離された燃焼排ガスは、出口ダクト19を介して後部伝熱部23へ導かれ、該後部伝熱部23の過熱器20及び節炭器21において熱回収され、更にガスエアヒータ22において熱回収された後、図示していない集塵機等を経て煙突から大気に放出されるようになっている。
一方、ボイラ給水は、節炭器21において燃焼排ガスにより加熱され、図示していない蒸気ドラムを経て火炉10の炉壁10a内を流れ、蒸発器13で更に加熱された後、再び前記蒸気ドラムへ戻り、飽和蒸気となって過熱器20へ導入され燃焼排ガスにより過熱され、該過熱器20において過熱された過熱蒸気は、最終過熱器27へ導かれ流動媒体により更に過熱され、該最終過熱器27において過熱された過熱蒸気は、蒸気タービンへ導入され、発電が行われるようになっている。
ここで、前記蒸発器13は、図3−A及び図3−Bに示す如く、多数本の伝熱管13aをフィン13bで接合して伝熱パネル13cとし、該伝熱パネル13cを複数枚並設してなる構成を有している。但し、図3−A及び図3−Bには一枚の伝熱パネル13cのみを示している。そして、前記伝熱パネル13cを構成する伝熱管13aの表面(被耐火材施工面1)には、予めY字状の耐火材保持用スタッド2を取り付けて耐火材3を設けることにより耐火材層4を形成しているため、このように耐火材層4が形成される前記被耐火材施工面1に対し、図1に示す如く、摩耗検出用スタッド5を予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッド5に超音波探触子6を接触させ、超音波探傷装置7による超音波探傷にて摩耗検出用スタッド5の長さLを求め、該摩耗検出用スタッド5の長さLに基づいて耐火材3の摩耗量を検知するようにすれば良い。
尚、前記蒸発器13の伝熱管13aの表面に限らず、火炉10の炉壁10aや、前記ダクト14、サイクロン15、ダウンカマー16、外部熱交換器18、媒体戻し管17、及び出口ダクト19の内面にも、前述と同様、耐火材層4が形成されているため、これらの被耐火材施工面1に対しても、摩耗検出用スタッド5を予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッド5に超音波探触子6を接触させ、超音波探傷装置7による超音波探傷にて摩耗検出用スタッド5の長さLを求め、該摩耗検出用スタッド5の長さLに基づいて耐火材3の摩耗量を検知することができることは言うまでもない。
又、本発明者等は、実機において、本発明の耐火材層の摩耗量管理方法を用いて求めた摩耗検出用スタッド5の長さLの信頼性を検証するために、ノギスによる実測値との比較を行った。超音波探傷による計測値は図1においてDとなり、被耐火材施工面1の肉厚をtとすると、前記摩耗検出用スタッド5の長さLは、
L=D−t
で表され、複数の摩耗検出用スタッド5に関し、このLの値とノギスによる実測値とをプロットしたところ、図4に示すような結果が得られた。図4に示すプロット図からも明らかなように、本発明による計測値の方が長めとなるのは+2[mm]程度に収まり、本発明による計測値の方が短めとなるのは−3[mm]程度に収まり、精度的に問題なく実用化できることが確認された。
即ち、前述の如く被耐火材施工面1に摩耗検出用スタッド5を予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッド5に超音波探触子6を接触させ、超音波探傷装置7による超音波探傷にて摩耗検出用スタッド5の長さLを求め、該摩耗検出用スタッド5の長さLに基づいて耐火材3の摩耗量を検知すると、前記耐火材層4の交換に関する定量的な判断を行うことが可能となるため、従来のように、耐火材層4の表面状態を保守点検技術者が目視で観察し、定性的に摩耗量を把握することにより、現時点での対応を決定すると共に、次回の点検までに前記Y字状の耐火材保持用スタッド2の枝分かれ部が摩耗によりなくなってしまわないかを判断する必要がなくなり、経験的に余裕を見て耐火材層4の補修或いは交換を行うようなことをしなくて済む一方、前記耐火材層4の厚さをノギスで計測する場合のように、耐火材3の一部を剥ぎ取ってノギスを差し込むようなこともしなくて済み、手間がかからず精度も良く、しかも、剥ぎ取った部分の補修も必要とならず、非常に好ましい方法であると言える。
こうして、耐火材3の一部を剥ぎ取ってノギスを差し込んだりすることなく、耐火材層4の残存厚さを確実に把握し得、耐火材層4の補修や交換の必要性並びにその実施時期を的確に判断し得る。
一方、前記摩耗検出用スタッド5は、図1に示す例では単なる丸棒で形成してあるが、例えば、図5−A及び図5−Bに示す如く、前記丸棒で形成した摩耗検出用スタッド5に対し、同じ丸棒で形成した耐火材保持部材5aを張り出させるように溶接して固着することにより、該摩耗検出用スタッド5を十字状とし、耐火材保持用スタッド2としても用いることができる。
又、前記摩耗検出用スタッド5は、図6−A及び図6−Bに示す如く、前記丸棒で形成した摩耗検出用スタッド5に対し、半円板で形成した耐火材保持部材5bを張り出させるように溶接して固着することにより、該摩耗検出用スタッド5を円板状の鍔が張り出す形状とし、耐火材保持用スタッド2として兼用するようにしても良い。
このように、前記摩耗検出用スタッド5に耐火材保持用スタッド2としての機能を持たせるようにすれば、耐火材3の保持をより安定化させる上で有効となる。
尚、本発明の耐火材層の摩耗量管理方法は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、循環流動層ボイラに限らず、被耐火材施工面に予め耐火材保持用スタッドを取り付けて耐火材を設けるものであれば、どのようなものにも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 被耐火材施工面
2 耐火材保持用スタッド
3 耐火材
4 耐火材層
5 摩耗検出用スタッド
5a 耐火材保持部材
5b 耐火材保持部材
6 超音波探触子
7 超音波探傷装置
10 火炉
10a 炉壁
13 蒸発器
13a 伝熱管
13b フィン
13c 伝熱パネル
14 ダクト
15 サイクロン
16 ダウンカマー
17 媒体戻し管
18 外部熱交換器
19 出口ダクト
L 長さ
t 肉厚
D 超音波探傷による計測値

Claims (2)

  1. 被耐火材施工面に予め耐火材保持用スタッドを取り付けて耐火材を設けるようにした耐火材層の摩耗量管理方法であって、
    前記被耐火材施工面に摩耗検出用スタッドを予め垂直に取り付けておき、点検時に、前記摩耗検出用スタッドに前記耐火材の表面側から超音波探触子を接触させ、超音波探傷にて得た計測値と前記被耐火材施工面の肉厚との差から摩耗検出用スタッドの長さを求め、該摩耗検出用スタッドの長さに基づいて耐火材の摩耗量を検知することを特徴とする耐火材層の摩耗量管理方法。
  2. 前記摩耗検出用スタッドに対し耐火材保持部材を張り出させるように固着することにより、該摩耗検出用スタッドを耐火材保持用スタッドとしても用いるようにした請求項1記載の耐火材層の摩耗量管理方法。
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