JP5648326B2 - 接続装置、及び印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は接続装置、及び印刷システムに関する。
電気的な構造においては各種の電気的な接続機構が用いられていることは言うまでもない。例えば下記特許文献1では、電子装置と拡張ユニットと互いに装着する際に、接続端子の損傷を防止し、確実な電気的接続を実現することができる電子装置及び拡張ユニットを提案している。
特開2009−205532号公報
例えば、後述するようにインクジェットプリンタにおける廃液タンクには、廃インク積算量などを記憶させるメモリを備える場合があり、そのメモリからの配線とプリンタ本体の制御部からの配線との間の電気的接続においては、図14に例示された接続装置が用いられる場合がある。
図14の接続装置においては、プリンタ本体側の基板1’には金属製のバネ端子2’が取り付けられ、廃インクタンク側のユニット4’に固定された基板3’をそれに押し付けて接触させて、電気的に接続する構造となっている。この場合、廃インクタンクの押し込み量が小さすぎると導通不良のおそれがあり、逆に押し込み量が大きすぎるとバネの弾性限界を超えてしまい、タンク交換後にバネの弾性が回復しない可能性がある。
したがって基板3’の押し込み量が適切な範囲(例えば図14におけるA1’からA2’の範囲)に収まるように高精度にユニット4’を固定させる必要がある。精度を緩くしようとすると、バネ構造やコネクタの大型化のデメリットがある。そこで、こうした接続装置において、厳しい位置精度を必要とせず大型化する必要もなく、例えば接続装置の一方を交換する可能性がある条件下でも接続性能が維持できる構造のものが望まれる。もちろん、その際プリンタの廃インクタンクの例には限定しない。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、複数の導体部を電気的に接続する接続装置において、厳しい位置精度を要求されず、サイズを大型化する必要もなく、接続装置の一方を交換する可能性がある場合でも接続性能が維持できる接続装置、及びそれを用いた印刷システムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明に係る接続装置は、外表面の少なくとも一部に平坦面を備え、その平坦面の内部領域に孔部を有する第1基板部と、少なくとも一部が前記孔部に挿入可能な大きさと形状とを有する第2基板部と、を備え、前記第1基板部は、前記孔部の開口面の少なくとも一部の領域を覆うように、前記開口面の一端部から別の端部への橋梁状の形態で配置された、導電性と弾性とを有する第1導体部を備え、前記第2基板部は、その第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入された状態で前記第1導体部と接触する部位に形成された、導電性を有する第2導体部を備え、前記第2導体部に押圧されて前記第1導体部が当該押圧方向に弾性的にすることで前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されると、前記第1基板部と前記第2基板部とが電気的に接続されることを特徴とする。
これにより本発明の接続装置では、一方の第1基板部に孔部を備えて、その孔部に弾性を有する第1導体部を橋梁状に配置し、もう一方の第2基板部の表面に第2導体部を形成するので、第2基板部を第1基板部の孔部に挿入して第1導体部が弾性変形した状態で、第1導体部と第2導体部とが確実に接触することにより、電気的に接続される。したがって弾性と導電性とを有する導体を効果的に利用することにより、例えば第2基板部を押込みすぎても弾性体の弾性限界を超えにくくすることが可能となり、適切な接続のための両基板部の位置関係の幅が大きくでき、高精度な位置決めを必要としない接続装置が実現できる。そして緩やかな位置決めにより第1導体部の弾性が維持できるので、例えば第2基板部を交換する場合にも対応できて、弾性による接続性能を長期的に維持できる。
また前記第2基板部は、その第2基板部の少なくとも一部が前記第1基板部の孔部内に挿入された状態で前記第1導体部と接触しない部位に配置された電気素子と、前記電気素子が要する信号線と同数の前記第2導体部と、前記電気素子の端子から個々の前記第2導体部まで形成された信号線と、を備え、前記第1基板部は、前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されて、前記第2基板部が前記第1導体部を押圧して当該押圧方向に弾性的にさせた状態で個々の前記第2導体部と接触する位置に、前記第2導体部と同数の前記第1導体部を前記孔部に対して橋梁状の形態で配置するとしてもよい。
これにより弾性と導電性とを有する第1導体部を用いた上記構成において、第2基板部側に、電気素子と、それから出る複数の信号線と、信号線に連続して形成された複数の第2導体部とが形成され、第1基板部側には、第2導体部と同数の第1導体部が橋梁状の形態で配置されているので、弾性と導電性とを有する第1導体部を効果的に利用して、電気素子が必要とする複数の信号線のための電気的接続を、高精度な位置決めを必要とせずに実現できる。
また前記第1基板部は、それぞれが帯形状又は紐形状を有する複数の前記第1導体部を備え、複数の前記第1導体部による前記橋梁状の形態が1個の前記孔部上に並列に形成され、前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されて、前記第2基板部が前記第1導体部を押圧して当該押圧方向に弾性的にさせた状態において、個々の前記第2導体部と接触するように、前記第2基板部上に、前記第1導体部と同数の前記第2導体部が並列に形成されているとしてもよい。
これにより弾性と導電性とを有する第1導体部を用いた上記構成において、複数の第1導体部が1個の孔部に対して並列に橋梁状に配置され、第2導体部が第1導体部と同数とされているので、複数の電気的接続を、簡易な構成でまとめて、かつ高精度な位置決めを必要とせずに実現できる。
また複数の前記孔部が、前記第1基板部の平坦面に単一方向に並列配置されて、帯形状又は紐形状の複数個の前記第1導体部は、個々の前記第1導体部が全ての前記孔部の開口面と交差して前記橋梁状の形態を形成するように配置されたとしてもよい。
これにより弾性と導電性とを有する第1導体部を用いた上記構成を、第1基板部の側に複数の孔部を形成して構成するので、バス信号のような同じ信号線に対し多数のデバイスを接続する回路において有効な接続装置が高精度な位置決めを必要とせずに実現できる。
また前記第1導体部は、前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されて、前記第2基板部が前記第1導体部を弾性的にさせた状態で前記第2導体部と接触する部位に、前記第2導体部の方向へ膨出した突起部を有するとしてもよい。
これにより第1導体部に突起部を設けるので、第1導体部と第2導体部の間の電気的接続がさらに確実となるので、確実な接続を、高精度な位置決めを必要とせずに実現できる。
また前記第1基板部は、前記孔部が形成された基材部と、前記孔部の開口面の外周を囲む枠の形状を備えた枠部と、その枠部の一部から別の一部への橋梁状の形態で、前記第1導体部を前記枠部に固定する第1固定部と、前記枠部が前記孔部を囲む位置に配置されるように、前記第1導体部が前記固定部により固定された状態の前記枠部を前記基材部に固定する第2固定部と、を備えたとしてもよい。
これにより第1導体部を枠部に固定し、枠部を孔部を囲む位置に配置する構造とするので、第1導体部を枠部を用いた1つのユニットとして形成して、取り付けや取り外しが容易となり、取り付け作業時間や修理時間が削減できるとの効果を奏する。
また前記第1導体部は導電ゴムにより形成されたとしてもよい。
これにより導電ゴムが有する弾性と導電性との性質を効果的に利用して、例えば第2基板部を押込みすぎても弾性体の弾性限界を超えにくくすることが可能となり、適切な接続のための両基板部の位置関係の幅が大きくでき、高精度な位置決めを必要としない接続装置が実現できる。
また本発明に係る印刷システムは、上記記載の接続装置の前記第1基板部が、印刷装置に備えられ、上記記載の接続装置の前記第2基板部が、前記印刷装置に着脱可能に装備されて前記印刷装置におけるメンテナンス処理のために排出されるインクを貯留する廃インクタンクに備えられ、前記廃インクタンクが前記印刷装置に装着された状態で、前記第2導体部に押圧されて前記第1導体部が弾性的に位することで、前記第1基板部と前記第2基板部とが電気的に接続され、前記電気素子は、前記廃インクタンクに貯留された廃インク量の情報を記憶する記憶素子であり、前記印刷装置は、前記第1導体部と電気的に接続されて、前記メンテナンス処理が実行されると、前記記憶素子に記憶された廃インク量の情報を書き換えるように指令する制御部を備えたことを特徴とする。
これにより弾性と導電性とを有する第1導体部を用いた上記接続装置を印刷装置に適用して、第1基板部を印刷装置本体側に設置し、第2基板部を廃インクタンク側に設置し、電気素子を廃インクタンクに貯留された廃インク量を記憶する記憶素子とするので、廃インクタンクにおける廃インク量を記録して適切にタンク交換時期を判断でき、特に廃インクタンクの印刷装置内の位置決めを高精度に行う必要がない印刷システムが実現できる。
本発明の実施例における第1基板部の外観斜視図。 同じく第2基板部の外観斜視図。 非接続状態における第1基板部及び第2基板部のA−A断面図。 接続状態における第1基板部及び第2基板部のA−A断面図。 非接続状態における第1基板部及び第2基板部のB−B断面図。 接続状態における第1基板部及び第2基板部のB−B断面図。 変形例1における第1基板部の外観斜視図。 変形例2における弾性体の外観斜視図。 変形例2の弾性体を用いた場合の接続状態における第1基板部及び第2基板部のA−A断面図。 変形例3における接続ユニットの外観斜視図。 接続ユニットを用いた第1基板部の外観斜視図。 印刷装置の装置構成例を示す図。 廃インクタンクの例を示す図。 従来の接続装置の例を示す図。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。図1、図2にはそれぞれ、本発明に係る接続装置における一方の基板部1(第1基板部)、他方の基板部2(第2基板部)が示されている。これらの基板部1、2は、例えばインクジェットプリンタの廃インクタンクに用いることができるが(第1基板部がプリンタ本体側、第2基板部が廃インクタンク側)、それについては後述する。
第1基板部1は、基材部10、弾性体11(第1導体部)、固定材12、コネクタ13、信号線14、ハーネス15(電線、配線)を備える。
図1の例では、基材部10は四角形の板形状とされ、非導電性の材質、例えば樹脂などで形成されている。基材部10の周縁部から間隔を置いた中央部分には貫通孔部16が形成されている。図1の例では貫通孔部16はその断面形状が長方形状とされ、その各辺は同じく長方形の基材部の各辺と平行となるように形成されている。以下の説明では、基材部10の図1に示された面を表面と呼ぶ。
弾性体11(第1導体部)の形状は帯形状あるいは紐形状として(図1の場合は帯形状)、導電性を有するとともに弾性を有する。弾性体11の具体的な材質は例えば導電ゴムとすればよい。弾性体11は、貫通孔部16を跨ぐように配置されて、弾性体11の端部近傍が基材部10の表面に接している。これにより貫通孔部16に対して弾性体11による橋梁が形成される。弾性体11は、その幅方向(帯形状における断面長方形の長辺の方向)が基材部10の表面と平行となり、かつ弾性体11の長さ方向が貫通孔部16の短辺と平行となるように配置されている。
弾性体11の長さ方向の両端部は、固定材12によって基材部10の表面に固定されている。図1の例では、固定材12は、コの字形状の例えば金属製のピンとしており、この形状の固定材12が弾性体11の3つの表面と当接した状態で基材部10に打ち付けられて、弾性体11を基材部10に押し付ける。そして、コの字形状のピンの両端が基材部10を貫通した状態で、基材部10の裏面側でピンの先端を基材部10にハンダづけすればよい。こうして弾性体11が基材部10に確実に固定される。
基材部10の表面には例えば金属箔(導体)による信号線14が形成されている。信号線14はコネクタ13を介してハーネス15と電気的に接続されている。この接続装置をプリンタに用いる場合、ハーネス15はプリンタの本体内部の制御部へと続いている。信号線14の本数は、ハーネス15の本数、弾性体10の個数と同じ(図1の例では4)である。個々の信号線14は、弾性体10の両端、すなわち弾性体10が基材部10に当接する位置からコネクタ13へ形成されて、上述のとおり弾性体11が基材部10へと押し付けられることにより、個々の弾性体10と信号線14とが電気的に接続される。こうして個々のハーネス15が信号線14を介して個々の弾性体10と電気的に接続される。
なお図1等に示した第1基板部1の形状は一例に過ぎず、第1基板部1は、その外表面の少なくとも一部に平坦面を備え、その平坦面の内部領域に(必ずしも貫通孔とは限らない)孔部を有する形状とすればよい。そして弾性体11は、第1基板部1の孔部の開口面の少なくとも一部の領域を覆うように、孔部の開口面の1端部から別の端部への橋梁状の形態で配置される。弾性体11は、導電性と弾性(あるいは伸縮性)とを有するとすればよい。
図2には、本発明に係る接続装置におけるもう一方の接続部2(第2基板部)が示されている。第2基板部2は、基材部20、スルーホール21、接触端子22、デバイス23を備える。プリンタの例では、例えばデバイス23はEEPROMなどの記憶装置とすればよいが、これに関しては後述する。
図2のとおり例えば、第2基板部2の基材部20の形状は直方体とし、大きさは第1基板部1の貫通孔部16に入る大きさとすればよい(後述)。
接触端子22は第2基板部2の表側の面に間隔を置いて、複数個(第1基板部1における弾性体11と同数)形成されている。デバイス23は第2基板部2の表側の面に配置されている。スルーホール21は、基材部20の表面の個々の接触端子22から裏面へ貫通形成されている。デバイス23の個々の端子から信号線が例えば金属箔(導体)によってスルーホール21まで形成される。スルーホール21内に第2基板部2の表側と裏側を電気的に接続するように導体が形成されている。以上によりデバイス23の個々の端子から個々の接触端子までが電気的に接続される。
なお図1等に示した第2基板部1の形状は一例に過ぎず、第2基板部2は、少なくとも一部が第1基板部1に形成された孔部に挿入可能な大きさと形状とを有すればよい。そして、第2基板部の少なくとも一部が孔部内に挿入されて前記第2基板部が前記第1導体部を押圧して弾性変形させた状態で前記第1導体部と接触する部位に接触端子22が形成されていればよい。
以上の第1基板部1、第2基板部2がどのように接続されるかが図3から図6に示されている。このうち図3、図4がA−A断面図であり、図5、図6がB−B断面図である。そして図3、図5が非接触状態であり、図4、図6が接触状態である。図3から図6の例では第2基板部2は何らかのユニットの表面に固定されている。
図3、図5のとおり第2基板部2の表面が第1基板部1の貫通孔部16に対向する位置に配置されて、この状態から第2基板部2の表面を弾性体11へ押し付けて、第2基板部2を貫通孔部16内に挿入する。これにより弾性体11が伸張して図4、図6に示す状態となる。
このとき、第2基板部2を貫通孔部16内に挿入された状態で、図5、図6に示されているように、4個形成された接触端子22のそれぞれが、4個形成された弾性体11のうちの1つのみと接触する(2つ以上とは接触しない)ように、第1基板部1、第2基板部2の位置関係を調節する。あるいは第2基板部2を貫通孔部16に挿入すれば自然に個々の接触端子22が、個々の弾性体11のうちの1つのみと接触するように、接触端子22、弾性体11の位置と大きさを決めれば好適である。
以上により個々の接触端子22が個々の弾性体11と電気的に接続される。したがってデバイス23の各端子がハーネスの個々の電線と電気的に接続される。図4においてA1やA2は、A2がA1の3分の2程度(2分の1以上4分の3以下の範囲)とすれば、第2基板部2を貫通孔部16に挿入するのに好適である。
仮にA1を12mm、A2を8mm、弾性体11の伸張率を1.7と仮定すると、図4のA3は最大約6.2mmとなり、図14の従来技術と比較して、第2基板部2の位置の図4、図6での図示左右方向の変動幅が大きくてもよいので位置決めの精度を緩やかにできる。そして緩やかな精度で第2基板部2を固定しても弾性体11の弾性が維持されるので、例えば第2基板部2を交換しても、そのたびに弾性を用いて確実に弾性体11と接触端子22とが電気的に接続できる。
図7には上記実施例の変形例1が示されている。変形例1では、第1基板部1の基材部17に、貫通孔部16を複数(図7では3個)形成する。図7の例では、個々の貫通孔部16は同じ長方形状とし、その短辺を延長すると共通の1本の直線を形成するように平行かつ等間隔に複数の貫通孔部16を配置する。
そして個々の弾性体11が、その長さ方向が貫通孔部16の短辺と平行になるように、貫通孔部16の長辺方向に等間隔を置いて配置される。その際、個々の弾性体11が、全ての貫通孔部16を横切って橋梁状態となるように配置する。個々の貫通孔部16には、別々の第2基板部2を挿入して電気的に接続する。これにより複数のデバイス23との間で信号を受け渡しできる接続装置が構成でき、かつその際に位置決め精度を緩やかにできるとの効果を奏する。
図8、図9には変形例2が示されている。変形例2では、弾性体11の形状を変形する。変形例2の弾性体11aでは、長さ方向の中央部に突起部110が形成されている。図9に示されているように、この突起部110が第2基板部2と当接するような向きで弾性体11aを基材部10に固定する。突起部110の形状は、図8の例では、弾性体11aの長さ方向に平行な断面が半円形状の半円筒状の突起としている。
図9のように第2基板部2を貫通孔部16に挿入したとき、突起部110の存在によって、第2基板部2と弾性体11との間の電気的接続がより確実になる。弾性体11aにおける突起部110の形状、位置、個数などは何ら限定されない。突起部110の形状は、図9のように配置した状態で、第2基板部2へ向けて膨出する形状であればよい。
したがって例えば長さ方向の断面が三角形状、台形状などで第2基板部2へ向けて膨出する形状としてもよい。またこうした形状の1個の突起部を弾性体11の中央部に形成することに限定しない。第2基板部2と当接する任意の位置に、弾性体11の表面の縦方向あるいは横方向に複数個の突起部を並列に形成するとしてもよい。
図10、図11には変形例3が示されている。変形例3では複数個の弾性体11を含む1個のユニットを形成する。このユニットは、枠部17を備え、枠部17内に弾性体11を固定する。枠部17は、貫通孔部16の周囲を囲む枠となる大きさと形状を有する。枠部17は中央に大きな開口172が形成されている。
そして開口172の周囲に台部173が形成されている。台部173は、開口172の周囲(枠部17の周縁)全てに連続的に形成すればよい。台部173の存在により、枠部17(の台部173以外の部分)と基材部10との間に隙間ができ、この隙間に弾性体11(の長さ方向の両端部)を挟持することができる。その様子が図10のC−C断面図に示されている。
図10の変形例では、図1等における固定部12の代替要素として、個々の弾性体11の上下位置(例えば固定部12と同じ位置)にピン171を配置して、ピン171で弾性体11を図示上下方向から挟持して固定する。枠部17においてピン171を配置する位置に孔部を形成しておいて、その孔部にピン171を挿入するとしてもよい。こうした構造により、枠部17の内部に弾性体11が固定される。
こうして弾性体11が固定された状態の枠部17を、基材部10に固定する。その様子が図11に示されている。このために枠部17の四隅に固定部170を設ける。例えば固定部170は枠部17と一体に樹脂材により成形する。そして、固定部170の形状は棒状(円筒状)とし、その先端には、基材部10への挿入を容易にする目的のテーパ形状が形成され、テーパ形状部分の根元側には引抜不能にするための段差が形成されている。
基材部10には、固定部170を挿入するために孔部100を形成する。固定部170が樹脂製の場合、固定部170を孔部100を貫通するように挿入すると、上記のいわゆるスナップフィット形状により、段差の存在によって固定部170が基材部10に固定される。なお固定部170は金属製の棒形状として基材部10の孔部100に挿入した後で基材部10の裏面側でハンダ付けしてもよい。さらに基材部10には、ピン171の配置位置に孔部が形成されて、その孔部にピン171が挿入される。そして図11に示されているように、基材部10の裏面側でピン171をハンダ12により固定する。
以上により、枠部17が基材部10に固定され、それにより弾性体11が貫通孔部16の開口面を横切って橋梁状態となる位置に固定されて、信号線14と電気的に接続される。このような枠部17を有するユニットを構成する場合、取り付け作業や修理作業はユニットごとでよく作業効率の向上が実現できる。
以上で説明した接続装置は、上述のとおり例えばインクジェットプリンタの廃インクタンクに利用することができる。それを以下で説明する。
図12にインクジェットプリンタの装置構成の概略図が示されている。インクジェットプリンタ3(プリンタ、印刷装置、複合機)は、制御部として、各種演算など処理を司るCPU300、CPU300の作業領域としての一時記憶部であるRAM301、各種動作処理のためのプログラムなどが記憶されたROM302、書き替え可能で不揮発性のメモリであるEEPROM303を備える。
この制御部によって、スキャナ部310、FAX通信部311、表示部312、操作入力部313、プリンタ駆動回路330等の各部を制御する。スキャナ部310は、原稿自動給送部(ADF)やフラットベッドコンタクトガラス、CCDカメラによる光学方式の読取モジュール等を備えて、原稿等の読取対象の表面を光学的に読みとって画像データを形成する。
FAX通信部311では、電話回線350を通じて他のFAX装置351との間でFAXの送受信処理を行う。表示部312は例えば液晶ディスプレイを備えて、ユーザに向けて各種情報を表示する。操作入力部313は例えばテンキー等を備えて、ユーザからの各種入力を受け付ける。なお例えば、操作入力部313は表示部312と一体に配置されたタッチパネルとしてもよい。
プリンタ駆動回路330は、印刷用紙などに印刷処理を施すために、印刷用紙表面にインクを吐出して印刷を行うインクジェット方式の印字ヘッド331、印字ヘッドを移動させるキャリッジ332、印刷用紙を給紙するための給紙ローラ333等の各部を駆動する。プリンタ駆動回路330は、インクジェットプリンタの印刷品質を維持するためのメンテナンス機構を備えて、特に以下の処理を実行する。
図12の例では、メンテナンス機構として、吸引ポンプ334、キャップ335、ワイパーブレード336、空吐出受け337、廃インクタンク338(廃液タンク)を備える。
キャップ335は印字ヘッド331の待機位置に配置されて、図示しない駆動機構によって駆動されて待機位置の印字ヘッド331をキャッピングして印字ヘッド331の乾燥を抑制して湿潤状態を保つ。フルカラープリンタの場合印字ヘッド331は4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)に対応した4つの印字ヘッド331が装備されるが、それに伴ないキャップ331も例えば4個装備すればよい。
吸引ポンプ334は、例えば4個のキャップ331のうちのどれかのキャップに連結して装備される。そして吸引ポンプ334によって、キャッピングした状態の印字ヘッド331のノズルからインクを吸引するメンテナンス処理が実行される。これにより増粘したインクや気泡が除去できて、印刷品質が維持される。この処理は、定期的に、あるいは必要と判断されたたびごとに行えばよい。この処理により吸引されたインクは、廃インクタンク338に貯留される。
またワイパーブレード336は、印字ヘッド331の待機位置に装備されて、図示しない駆動機構によって駆動されて、印字ヘッド331のノズル面をワイピングして、インクや不純物を払拭する。この処理も、定期的に、あるいは必要と判断されたたびごとに行えばよい。払拭されたインクや不純物は廃インクタンク338に貯留される。
また空吐出受け337は、例えば印字ヘッド331の待機位置の近傍に配置されて、印字ヘッド331から印刷に関係ない空吐出されたインクを受ける。この空吐出により、増粘したインクが印字ヘッド331から除去されて印刷品質が維持される。この処理も、定期的に、あるいは必要と判断されたたびごとに行えばよい。空吐出受け337が受けたインクは廃インクタンク338に貯留される。
なお廃インクタンク338は複数装備するとして、廃インク量の相対的に多い吸引ポンプ334により吸引されたインクを貯留するタンクと、廃インク量の相対的に少ないワイパーブレード336や空吐出受け337からの廃インクを貯留するタンクとを別個のタンクとしてもよい。
いずれにせよ吸引ポンプ334により吸引されたインクを貯留する廃インクタンク338は、交換しないで使用し続けると、満タンとなって廃液漏れの可能性がある。廃インクタンクを大容量のタンクとしてプリンタの寿命期間における全排出インク量を回収できるようにしてもよいが、その場合プリンタの小型化にとってマイナス要因となりかねない。したがって図12のプリンタ3では、廃インクタンク338を交換可能とする。
廃インクタンク338の具体的な形状例は図13に示されている。廃インクタンク338には廃インク供給口339が備えられて、上述の吸引ポンプ334、ワイパーブレード336、空吐出受け337等によるメンテナンス動作によって排出された廃インクが廃インク供給口339から廃インクタンク338内に排出される。
廃インクタンク338の内部には多孔質部材が配置されているとする。多孔質部材は例えばスポンジ、フェルト、セルロースなどでよい。多孔質部材が廃インクタンク338の内部に配置されているために、排出されたインクが多孔質部材に吸収されてより安定した状態で保持される。
廃インクタンク338を交換する方式の場合、交換時期を適切に判断できることが重要である。そのために、廃インクタンク338には、交換時期を決定するために必要となる情報を記憶する電気素子を装備する。具体的には、上述の第2板部2におけるデバイス23を例えばEEPROMとする。そして図13に示されたように、第2基板部2を廃インクタンク338の外表面に固定する。
さらにプリンタ3の本体側で、廃インクタンク338を装備した状態で廃インクタンク表面の第2基板部2に接する部位に、上述の第1基板部1を設置する。これにより廃インクタンク338をプリンタ3に設置すると、第1基板部1と第2基板部2とが電気的に接続されて、プリンタ本体と第2基板部2のデバイス23(EEPROM)との間で情報の受け渡しが可能となる。
EEPROM23には例えば廃インクタンク338に排出された廃インク量の積算値を記憶すればよい。廃インク処理を行うごとに、例えばCPU300で今回の廃インク量をこれまでの積算値に加えて新たな積算値を算出して、EEPROM23に記憶された数値をその新たな数値を書き直す。EEPROM23に記憶された積算値が廃インクタンク338の交換が必要な数値に達したとCPU300が判断したら、表示部312にタンク交換の必要性を示す文字情報を表示する。
その表示を見たユーザが廃インクタンク338を交換する。当然、交換された新しい廃インクタンク338のEEPROM23に記憶された廃インク量積算値はゼロであり、その後のメンテナンス処理の実行により正確な廃インク量積算値に書き換えられていく。
図13に示されている装着方向で、廃インクタンク338をプリンタ3へ装着する。装着された状態で、第2基板部2は廃インクタンク338のプリンタ奥側の外表面に位置する。そしてプリンタ本体側で、その第2基板部2と対向する位置に第1基板部1を固定する。廃インクタンク338をプリンタ奥側へ向けて挿入して、所定の位置まで押込むと第1基板部1と第2基板部2とが上述の機構によって電気的に接続する。これによりプリンタ本体側に装備されたCPU300から第2基板部2のEEPROM23へ廃インク量の積算値を書き換えることが可能となる。
そして上述のとおり、本発明では、第1基板部1と第2基板部2との間の適切な接続のための距離の精度が厳しくない。したがって従来技術においてはプリンタ3内で廃インクタンク338を高精度に位置決めしなければならなかったが、本発明の接続装置を用いると、プリンタ3内で廃インクタンク338の位置精度は従来より緩やかにできる。そして廃インクタンク338を交換しても弾性体11の弾性は維持されて、新たな廃インクタンク338との間でも、第1基板部1は確実に電気的に接続される。なお上記実施例で廃インクタンク338をプリンタ本体部内で位置を固定するために、例えば廃インクタンク338側に係合凸部(あるいは係合凹部)、プリンタ本体側に係合凹部(あるいは係合凸部)を形成すればよい。
1 第1基板部
2 第2基板部
3 プリンタ(印刷装置)
11 弾性体(第1導体部)
16 貫通孔部(孔部)
22 接触端子(第2導体部)
23 デバイス(電気素子)

Claims (8)

  1. 外表面の少なくとも一部に平坦面を備え、その平坦面の内部領域に孔部を有する第1基板部と、
    少なくとも一部が前記孔部に挿入可能な大きさと形状とを有する第2基板部と、
    を備え、
    前記第1基板部は、前記孔部の開口面の少なくとも一部の領域を覆うように、前記開口面の一端部から別の端部への橋梁状の形態で配置された、導電性と弾性とを有する第1導体部を備え、
    前記第2基板部は、その第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入された状態で前記第1導体部と接触する部位に形成された、導電性を有する第2導体部を備え、
    前記第2導体部に押圧されて前記第1導体部が当該押圧方向に弾性的にすることで前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されると、前記第1基板部と前記第2基板部とが電気的に接続される
    ことを特徴とする接続装置。
  2. 前記第2基板部は、
    その第2基板部の少なくとも一部が前記第1基板部の孔部内に挿入された状態で前記第1導体部と接触しない部位に配置された電気素子と、
    前記電気素子が要する信号線と同数の前記第2導体部と、
    前記電気素子の端子から個々の前記第2導体部まで形成された信号線と、
    を備え、
    前記第1基板部は、前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されて、前記第2基板部が前記第1導体部を押圧して当該押圧方向に弾性的にさせた状態で個々の前記第2導体部と接触する位置に、前記第2導体部と同数の前記第1導体部を前記孔部に対して橋梁状の形態で配置する
    請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記第1基板部は、それぞれが帯形状又は紐形状を有する複数の前記第1導体部を備え、
    複数の前記第1導体部による前記橋梁状の形態が1個の前記孔部上に並列に形成され、
    前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されて、前記第2基板部が前記第1導体部を押圧して当該押圧方向に弾性的にさせた状態において、個々の前記第2導体部と接触するように、前記第2基板部上に、前記第1導体部と同数の前記第2導体部が並列に形成されている
    請求項1又は2に記載の接続装置。
  4. 複数の前記孔部が、前記第1基板部の平坦面に単一方向に並列配置されており
    帯形状又は紐形状の複数個の前記第1導体部は、個々の前記第1導体部が全ての前記孔部の開口面と交差して前記橋梁状の形態を形成するように配置された
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接続装置。
  5. 前記第1導体部は、前記第2基板部の少なくとも一部が前記孔部内に挿入されて、前記第2基板部が前記第1導体部を弾性的にさせた状態で前記第2導体部と接触する部位に、前記第2導体部の方向へ膨出した突起部を有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の接続装置。
  6. 前記第1基板部は、
    前記孔部が形成された基材部と、
    前記孔部の開口面の外周を囲む枠の形状を備えた枠部と、
    その枠部の一部から別の一部への橋梁状の形態で、前記第1導体部を前記枠部に固定する第1固定部と、
    前記枠部が前記孔部を囲む位置に配置されるように、前記第1導体部が前記固定部により固定された状態の前記枠部を前記基材部に固定する第2固定部と、
    を備えた請求項1乃至5のいずれか1項に記載の接続装置。
  7. 前記第1導体部は導電ゴムにより形成された請求項1乃至6のいずれか1項に記載の接続装置。
  8. 請求項2に記載の接続装置の前記第1基板部が、印刷装置に備えられ、
    請求項2に記載の接続装置の前記第2基板部が、前記印刷装置に着脱可能に装備されて前記印刷装置におけるメンテナンス処理のために排出されるインクを貯留する廃インクタンクに備えられ、
    前記廃インクタンクが前記印刷装置に装着された状態で、前記第2導体部に押圧されて前記第1導体部が弾性的に位することで、前記第1基板部と前記第2基板部とが電気的に接続され、
    前記電気素子は、前記廃インクタンクに貯留された廃インク量の情報を記憶する記憶素子であり、
    前記印刷装置は、前記第1導体部と電気的に接続されて、前記メンテナンス処理が実行されると、前記記憶素子に記憶された廃インク量の情報を書き換えるように指令する制御部を備えた
    ことを特徴とする印刷システム。
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