JP5648201B1 - 電子クーポン広告仲介システム - Google Patents

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Abstract

【課題】店頭で使用可能な電子クーポン広告において、店舗側への機器設置、及び、店舗側の協力を得ることなく電子クーポン使用実績を取得し、電子クーポン広告に基づき使用された電子クーポン使用実績ごとに広告主に課金を行うことのできる電子クーポン広告仲介システムを提供する。【解決手段】ユーザの操作する携帯端末の位置情報を含む電子クーポン使用情報を受信する使用情報受信手段と、当該携帯端末位置情報と店舗位置情報の比較照合結果を正とする場合、課金有効な使用情報として記憶保存する照合結果記憶保存手段と、広告主が当該使用情報を認証する認証手段と、認証期間後も有効な使用情報があった場合、使用情報に基づき広告主への課金額を更新する課金額更新手段とを備える。【選択図】図1

Description

店頭で使用可能な電子クーポンをインターネット等の広告に基づきユーザが使用した場合に、その使用実績に応じて広告主に課金を行うようにした電子クーポン広告仲介システムに関するものである。
インターネット、及び、無線でインターネットに接続できる携帯端末の普及が進み、携帯端末を利用した実在の店舗への集客手段として、費用対効果の高い店頭で使用可能な電子クーポンの利用が増えている。
電子クーポンにはユーザ携帯端末の画面に表示された電子クーポン内容を店舗従業員へ提示する提示型電子クーポン、ユーザが電子クーポンを予め印刷し店舗従業員へ紙のクーポンとして提示する紙面型電子クーポン、ユーザ携帯端末に予めインストールした電子クーポンアプリケーションを起動しクーポンを選択後、店舗に予め設置された電子クーポン読み取り用ICカードリーダーに、ユーザ携帯端末をかざすことで自動で電子クーポンを処理するICカードリーダー読取型電子クーポンがある(図48)。
実在する店舗への集客手段として費用対効果の高い電子クーポンをインターネット広告仲介ビジネスとして成立させるには、広告会社が電子クーポン使用実績を知る必要があるが、紙面型電子クーポンや提示型電子クーポンの場合、広告会社がクーポン使用実績を知るには店舗でクーポン使用実績を集計する必要があるため、インターネット広告仲介ビジネスに適さないという欠点があった。
広告会社、広告主、店舗等の各広告関係者にとって、この欠点は大きな障害である。
具体的には、店舗では複数の従業員が働いている場合が多く、広告会社に対し広告料金を支払うために、従業員全てに対しクーポン集計方法を教育する必要があった。
また、クーポンの使用が数ヶ月なかった場合や、店舗が忙しい時間帯等、従業員または広告主でさえもクーポン集計を忘れてしまう場合が多いという欠点があった。
この欠点は広告会社にとって大きな障害である。
具体的には、店舗従業員及び広告主がクーポン集計を忘れてしまった場合、広告会社はクーポン使用実績を知る方法がなくなるため、無料で広告をし続けていることに気づけないまま永遠と広告し続けなければならない状況に陥るという、インターネット広告仲介ビジネスとして破綻とも言える致命的なリスクを抱えなければならないという問題があった。
広告会社が電子クーポン使用実績を知るには、通信ネットワークに接続したICカードリーダーを予め店舗に設置し、ICカードリーダーで電子クーポンを読み取り、広告会社側コンピュータへ電子クーポン使用情報を送信するICカードリーダー読取型電子クーポンを応用した方法が確実である。
しかし、ICカードリーダー読取型電子クーポンを応用しても、広告会社がインターネット広告仲介ビジネスを行う場合、ICカードリーダーを店舗に予め設置しなければならない電子クーポン広告仲介システム導入コストでの欠点があった。
広告会社、広告主、店舗等の各広告関係者にとって、この欠点は大きな障害である。
具体的にはインターネット回線を引いていない店舗は、別途回線契約、回線工事を行う必要があり、店舗側はICカードリーダーをレンタルまたは買取、または広告会社が負担しなければならず、広告効果の保障ができない電子クーポン広告仲介システムのためにそれだけの設備投資を行うには、相応の根拠を必要とした。
相応の根拠とは電子クーポン広告仲介サービスの既存会員数やアクセス数、統計情報等である。
新規に電子クーポン広告仲介サービスを始める場合、相応の根拠となるアクセス数や統計情報が乏しいため説明することが非常に難しく、電子クーポン広告仲介システム導入コストの問題により広告契約できない問題、根拠を提示し広告契約を取り付けても広告効果が電子クーポン広告仲介システム導入コストを上回る事ができない場合、すぐに解約されてしまうという各広告関係者にとっての致命的な問題があった。
解決しようとする問題点は、電子クーポンをインターネット広告仲介ビジネスとして行う場合、ICカードリーダー読取型の電子クーポン広告仲介システムでは店舗側のシステム導入コストが広告効果を上回る可能性が高い点、及び、提示型電子クーポンの電子クーポン広告仲介システムでは店舗でクーポン使用実績を集計する必要があるため、インターネット広告仲介ビジネスとして成立させるには広告会社がリスクを抱える必要がある点である。
本発明は、上記の課題を解決するため、請求項1に記載されるように、ユーザの操作する携帯端末から送信される少なくとも電子クーポンを識別可能な情報と、携帯端末位置情報を含む電子クーポン使用情報を受信する電子クーポン使用情報受信手段と、受信した電子クーポン使用情報に基づいて店舗位置情報との位置を比較照合する電子クーポン位置比較照合手段と、位置比較照合結果を正とした場合、広告主に課金可能な情報として当該電子クーポン使用情報を記憶保存する電子クーポン照合結果記憶保存手段と、電子クーポン照合結果記憶保存手段に記憶保存された当該電子クーポン使用情報を確認するよう広告主側に要求する電子クーポン使用履歴確認要求手段と、少なくとも無効とする電子クーポン使用情報を識別可能な情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を取得する電子クーポン使用履歴無効要求取得手段と、取得した電子クーポン使用履歴無効要求に基づいて電子クーポン使用情報を無効として記憶保存する電子クーポン使用情報無効処理手段と、電子クーポン使用履歴確認期間経過後も課金可能な電子クーポン使用情報が存在した場合、当該電子クーポン使用情報の課金判定情報を課金認証済みに更新することで課金認証とする電子クーポン課金認証手段と、当該課金認証済み電子クーポン使用情報に基づき広告主への課金額を更新する課金額更新手段とを備える電子クーポン広告仲介システムを最も主要な特徴とする。
本発明の電子クーポン広告仲介システムは、店舗に金銭的な電子クーポン広告仲介システム導入コストを発生させることなく状況的な電子クーポン使用実績を取得し、当該電子クーポン使用実績に基づき広告主の判断で当該電子クーポン使用実績を無効化できる手段を備えることにより、不正な電子クーポン広告利用を防止可能とするとともに、当該電子クーポン使用実績を無効化できる期間を経過した場合、広告主側に不備が発生した場合でも、時間的な状況証拠により課金有効な電子クーポン使用実績を課金認証済み電子クーポン使用実績とし課金額を更新することで、従来の問題点を解消するとともに、その特性から屋外での利用や商品ごとの1円単位での課金等、電子クーポン広告仲介システムをによって今までにない幅広いインターネット広告仲介ビジネスを展開することが可能となる(図49)。
本発明の第1の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図 広告主DB 店舗DB 電子クーポンDB 電子クーポン使用履歴DB 第1の実施形態における電子クーポン使用例を示すフローチャート 電子クーポン取得要求送信用URL例 ユーザ側コンピュータに表示される電子クーポン広告画面例(その1) ユーザ側コンピュータに表示される電子クーポン広告画面例(その2) ユーザ側コンピュータに表示される電子クーポン広告画面例(その3) 広告会社コンピュータから出力する電子クーポンプログラムの例 位置情報取得確認画面例 第1の実施形態における電子クーポン認証例を示すフローチャート 新規電子クーポン使用履歴確認用URL例 広告主側コンピュータに表示される新規電子クーポン使用履歴確認要求メール例 広告主側コンピュータに表示される電子クーポン使用履歴確認画面例 本発明の第2の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図 電子クーポン使用履歴DB 広告パートナーDB 第2の実施形態における電子クーポン使用例を示すフローチャート 広告会社コンピュータから出力する電子クーポンプログラムの例 第2の実施形態における電子クーポン認証例を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図 電子クーポン使用履歴DB 会員DB 第3の実施形態における電子クーポン使用例を示すフローチャート 広告会社コンピュータから出力する電子クーポンプログラムの例 第3の実施形態における電子クーポン認証例を示すフローチャート それぞれの実施形態にかかる電子クーポン認証手段において広告主側の通信機器を一切使用することなく電子クーポン認証を行う変形例の構成例を示す図 広告主に郵送される電子クーポン使用確認リスト紙面例 広告主DB 店舗DB 電子クーポン使用履歴DB 郵送履歴DB 電子クーポン認証のための変形例を示すフローチャート 郵送先及び確認リスト出力例 本発明のそれぞれの実施形態にかかる位置情報取得手段の構成例を示す図 位置情報取得例を示すフローチャート 本発明の第4の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図 APIを使用した電子クーポン情報取得プログラムの例 javascriptタグを使用した電子クーポン情報取得プログラムの例 広告主DB 店舗DB 電子クーポンDB 電子クーポン使用履歴DB 第4の実施形態における電子クーポン使用例を示すフローチャート 第4の実施形態における電子クーポン認証例を示すフローチャート 電子クーポン使用例を示す図 発明の効果例を対比で示す図
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図である。
図1において、電子クーポン広告仲介システムは、インターネット等の通信ネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理を行う広告会社側コンピュータ1と、同じくネットワーク3に接続され、電子クーポン広告を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、通信ネットワーク3はユーザ7の所持する携帯端末5との間で無線通信を行う基地局6と、広告主9の所持する広告主側コンピュータ10が接続されている。なお、参照符号8で示すのは広告主の広告対象となる店舗、参照符号11で示すのは店舗情報に含まれる課金有効範囲情報と店舗位置情報、または、当該課金有効範囲情報と携帯端末位置情報から算出される課金有効化範囲である。
広告会社側コンピュータ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される電子クーポン取得要求応答部s1と、電子クーポン使用位置比較照合部s2と、電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3と、課金額更新部s5と、主に広告主側コンピュータ10または広告会社から広告会社側コンピュータ1への要求によって実現される電子クーポン使用履歴確認部s4と、主にコンピュータプログラムによって保持される電子クーポン広告主に関する情報を保持する広告主DBs6と、電子クーポンが使用可能な店舗に関する情報を保持する店舗DBs7と、電子クーポンに関する情報を保持する電子クーポンDBs8と、ユーザの電子クーポン使用に関する情報を保持する電子クーポン使用履歴DBs9を備えている。
電子クーポン取得要求応答部s1は、ユーザ7が携帯端末5から送信する電子クーポン識別情報を含む電子クーポン取得要求を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン取得要求受信部s11と、電子クーポンDBs8から電子クーポン取得要求受信部s11で取得した電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を参照する電子クーポン情報参照部s12と、位置情報を取得するための携帯端末側で動作可能なプログラム、及び、電子クーポン情報参照部s12で取得した電子クーポン情報に基づき電子クーポン取得要求への結果として店舗に提示することで利用できる提示型電子クーポンを出力する電子クーポンプログラム出力部s13を備えている。
電子クーポン使用位置比較照合部s2は、電子クーポンプログラム出力部s13により携帯端末5に出力された位置情報取得プログラムにより、携帯端末5から送信されるGPS衛星4からの信号に基づき携帯端末5により算出された位置情報と、位置情報取得プログラムに含まれた電子クーポン識別情報とを含む電子クーポン使用情報を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン使用情報受信部s21と、電子クーポンDBs8から電子クーポン使用情報受信部s21で取得した電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報(店舗識別情報を含む)を参照する電子クーポン情報参照部s22と、店舗DBs7から電子クーポン情報参照部s22で取得した店舗識別情報と紐づく店舗情報(広告主識別情報、店舗位置情報、課金有効範囲情報を含む)を参照する店舗情報参照部s23と、電子クーポン使用情報受信部s21で取得したユーザ携帯端末位置情報と、店舗情報参照部s23で取得した店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報から、ユーザ携帯端末位置情報と課金有効範囲情報または店舗位置情報と課金有効範囲情報から課金有効範囲11を算出し、課金有効範囲11に店舗位置情報またはユーザ携帯端末位置情報が重なる点の有無を算出し、重なる点が有ると判断できる場合、位置比較照合結果を正とする位置比較照合部s24と、位置比較照合部s24の位置比較照合結果が正の場合、課金可能な電子クーポン使用情報として少なくとも電子クーポン使用履歴識別IDを発行し、電子クーポン使用履歴識別IDと関連づけて電子クーポン使用履歴DBs9に電子クーポン使用情報を記憶保存するとともに、電子クーポン使用履歴確認要求の送信を簡易化するために、電子クーポン情報参照部s22で取得した店舗識別情報と紐づく店舗DBs7の新規電子クーポン使用履歴数をカウントアップする比較照合結果記憶保存部s25を備えている。
電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、
店舗DBs7に保持された店舗情報から、比較照合結果記憶保存部s25でカウントアップされた新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれる予想しにくいユニークな文字列で構成されたワンタイムIDと、電子クーポン使用履歴確認のためのURLを組み合わせ、ログインIDやパスワードを必要とせず、Web上から当該店舗情報と紐づく新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力要求するためのワンタイムログインURLを作成し、電子クーポン使用履歴確認要求を送信するための電子メール内容に当該ワンタイムログインURLを含め、当該店舗情報に含まれる確認要求送信先メールアドレスに対し、作成した当該電子メール内容を通信ネットワーク3を介し送信する新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31と、新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31の新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報の新規電子クーポン使用履歴数を全て0に更新することにより、新規の電子クーポン使用があった場合のみ電子クーポン使用履歴確認要求を送信するようにした新規電子クーポン使用履歴数初期化部s32を備えている。
なお、変形例として、上記でWeb上から当該店舗情報と紐づく新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力するワンタイムログインURLについて説明したが、新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31の電子メール内容には、電子クーポン使用履歴DBs9から当該店舗情報に含まれる店舗識別情報と紐づく電子クーポン使用情報を順次読み出し、電子クーポン使用履歴確認のためのURLとワンタイム認証IDを埋め込んだHTMLフォームに、読み出した電子クーポン使用情報を無効判断用チェックボックスを加えたHTMLを電子メール内容に埋め込むことで、広告主側コンピュータ10が広告会社側コンピュータ1、または、Webサーバ2に対し確認画面の表示要求を行わずに新規電子クーポン使用履歴の確認処理をできるようにしてもよい。
なお、変形例として、上記でWeb上から当該店舗情報と紐づく新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力するワンタイムログインURLについて説明したが、ワンタイムログインURLではなくログインID、及び、ログインパスワード入力画面を出力するログインURLでもよい。この場合、ログインID、及び、ログインパスワードを必要とするが、ワンタイムIDの必要はない。
電子クーポン使用履歴確認部s4は、主に新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31から通信ネットワーク3を介し確認要求送信先メールアドレスに対し電子メール送信された新規電子クーポン使用履歴確認要求を、広告主9が広告主側コンピュータ10の電子メール取得要求により、通信ネットワーク3を介し、広告主側コンピュータ10で受信し、広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された電子メール内容から新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、広告主9から電子メール内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力するワンタイムログインURLに対し送信された未確認電子クーポン使用履歴出力要求を、広告主側コンピュータ10から通信ネットワーク3を介して、広告会社コンピュータ1でワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41と、未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41で取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗識別情報と課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、かつ、無効要求送信可能な形式で出力する未確認電子クーポン使用履歴出力部s42と、未確認電子クーポン使用履歴出力部s42から新規電子クーポン使用履歴確認要求に対し広告主側コンピュータ10に出力された電子クーポン使用履歴確認処理を実行可能な画面から、広告主9は電子クーポン使用履歴を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、広告主9の意思に基づく当該画面操作により広告主側コンピュータ10より送信される電子クーポン使用履歴識別情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を、通信ネットワーク3を介し、広告会社コンピュータ1で受信する電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43と、電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43で取得した電子クーポン使用履歴識別情報と紐づく電子クーポン使用履歴DBs9の課金判定情報を課金無効に変更、保存する電子クーポン使用履歴無効要求処理部s44を備えている。
課金額更新部s5は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め定められた、広告主9が電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間と現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時情報が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となっている電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を全て課金認証済みとして変更し保存するとともに、広告主への課金額を更新する課金額更新部s5を備えている。
なお、変形例として、上記で電子クーポン使用履歴認証化日時の算出方法について説明したが、電子クーポン使用履歴認証化日時に使用される電子クーポン使用履歴確認期間は、広告主情報ごと、または、店舗情報ごと、または、電子クーポン情報ごとに定めてもよい。この場合、広告主DBs6、または、店舗DBs7、または、電子クーポンDBs8、に電子クーポン使用履歴確認期間情報を必要とし、課金額更新部s5でそれぞれのDBを呼び出す必要があるが、課金認証のためのより柔軟な状況判断が可能となる。
また、上記の場合、電子クーポン使用履歴認証化日時の算出を簡易化するために、比較照合結果記憶保存部s25で電子クーポン使用情報を記憶保存する際に電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用情報に加えて電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存してもよい。
この場合、電子クーポン使用履歴DBs9は、電子クーポン使用履歴認証化日時情報を必要とするが、課金額更新部s5での電子クーポン使用履歴認証化日時算出、及び、上記それぞれのDBを呼び出すステップを必要としないため、上記処理の簡易化が可能となる。
図2は広告主DBs6の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主への連絡手段に用いる「広告主メールアドレス」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金額」フィールドとを含んでいる。
「広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行され、「広告主メールアドレス」は広告主の申請に基づいて設定される。「広告主課金額」の初期値はブランクである。
図3は店舗DBs7の例を示す図であり、店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、店舗の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主、または、店舗側への連絡手段に用いる「店舗メールアドレス」フィールドと、店舗の位置(緯度経度)を示す「店舗位置」フィールドと、店舗の位置、または、携帯端末位置情報から課金有効範囲11を算出するための「課金有効範囲情報」フィールドと、未確認の新規電子クーポン使用履歴数を示す「新規電子クーポン使用履歴数」フィールドとを含んでいる。
なお、「課金有効範囲情報」は、各位置情報の半径を算出するためのメートル単位や、店舗位置情報より携帯端末位置情報を減算して算出される誤差等の、店舗の位置と携帯端末の位置を比較する際に課金を許容、するための数値であり、比較照合の方法に依存する数値である。
「店舗ID」「ワンタイムID」は広告主の申請に基づいて広告主DBs6の「広告主ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「店舗メールアドレス」「店舗位置」は広告主の申請に基づいて設定される。「新規電子クーポン使用履歴数」の初期値はブランクである。
図4は電子クーポンDBs8の例を示す図であり、電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポンを使用できる店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポンの広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴ごとの認証時に広告主へ課金される「使用課金額」フィールドと、電子クーポン内容を示す「電子クーポン表示内容」フィールドとを含んでいる。
「電子クーポンID」は広告主の申請に基づいて、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「使用課金額」「電子クーポン表示内容」は広告主の申請に基づいて設定される。
図5は電子クーポン使用履歴DBs9の例を示す図であり、電子クーポン使用履歴を識別する「電子クーポン使用履歴ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の課金状態を判別する「課金判定情報」フィールドと、電子クーポン使用日時を示す「使用日時」フィールドとを含んでいる。
「電子クーポン使用履歴ID」「課金判定情報」「使用日時」は、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と電子クーポンDBs8の「電子クーポンID」と紐づかせ比較照合結果記憶保存部s25で発行される。「課金判定情報」は位置比較照合結果s25が正の場合のみ有効、初期値は無効である。「使用日時」は電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存する際の登録日時である。
<第1の実施形態の実施例>
図6は図1に示した第1の実施形態における電子クーポンの使用例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとする。
また、電子クーポン広告ページ(図8−a)、及び、電子クーポン識別情報を含む電子クーポン取得要求送信用URL(図7−a)がWebサーバ2のいずれかに設けられているものとする。
また、現在ユーザ7は予め広告主9の店舗8に対する電子クーポン広告ページ(図8−a)をWebサーバ2から携帯端末5で閲覧し、電子クーポン使用目的を持った上で、店舗8との課金有効化範囲11の内側に存在するとともに携帯端末5を所持しているものとする。
図6−a1.ユーザ7は携帯端末5からWebサーバ2に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン広告閲覧要求を送信する。
図6−a2.Webサーバ2は電子クーポン広告閲覧要求を受信し、電子クーポン広告閲覧要求に対し、電子クーポン広告ページを出力する。
図6−a3.ユーザ7は携帯端末5の画面に出力された当該電子クーポン広告ページ(図8−a)から目的の電子クーポン広告を選択しクリックすることで、電子クーポン広告ページ(図8−a)に組み込まれた少なくとも電子クーポンIDを含む電子クーポン取得要求送信用URL(図7−a)に対し、携帯端末5から基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン取得要求を広告会社コンピュータ1に送信する。
図6−a4.広告会社コンピュータ1は受信した電子クーポン取得要求に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8から読み出し、読み出された電子クーポン内容を出力するとともに(図8−b)、電子クーポンIDを含む携帯端末5の位置情報取得のための電子クーポンプログラム(図11)を出力する。
図6−a5.携帯端末5は画面に当該電子クーポン内容、及び、当該電子クーポンプログラムを出力するとともに当該電子クーポンプログラムを実行し、実行された当該電子クーポンプログラムから位置情報取得命令を受けることにより、GPS信号受信、及び、位置情報算出処理を実行し、算出された位置情報を当該電子クーポンプログラム受け渡す。
この時、携帯端末5は当該位置情報取得命令に対し位置情報取得の確認画面(図12)を画面に出力し、ユーザ7に位置情報取得確認要求を行う場合があるが、ユーザ7はこれにOK処理を行うものとする。
図6−a6.当該電子クーポンプログラムは、少なくとも携帯端末5から取得した当該位置情報と、予め電子クーポンプログラム内に設定された電子クーポンIDとを含む電子クーポン使用情報を、予め電子クーポンプログラム内に設定された広告会社コンピュータURLに対し送信するための電子クーポン使用情報送信命令を携帯端末5に対し行い、当該電子クーポン使用情報送信命令を受けた携帯端末5は、当該電子クーポン使用情報送信命令に従い、広告会社コンピュータ1に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン使用情報を送信する。
図6−a7.広告会社コンピュータ1は少なくとも電子クーポンID及び位置情報を含む、電子クーポン使用情報を受信する。
図6−a8.広告会社コンピュータ1は取得した当該電子クーポンIDに紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出す。
図6−a9.広告会社コンピュータ1は読み出した電子クーポン情報に含まれる店舗IDに紐づく店舗情報を店舗DBs7より読み出す。
図6−a10.広告会社コンピュータ1は読み出した店舗情報に含まれる店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報と、当該位置情報を比較照合する。
図6−a11.広告会社コンピュータ1は当該位置比較照合結果を正とする場合、課金判定情報を有効とした電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存するとともに、当該店舗IDと紐づく店舗DBs7の新規電子クーポン使用履歴数をカウントアップし記憶保存する。
図6−a12.ユーザ7は携帯端末5の画面に表示された電子クーポン内容を店舗に提示することで店舗から電子クーポン内容に沿ったサービスを受ける。
図13は図1に示した第1の実施形態における電子クーポンの認証例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとし、電子クーポン使用手段(図6)による電子クーポン使用情報が電子クーポン使用履歴DBs9に新規電子クーポン使用履歴数のカウントアップが店舗DBs7に記憶保存されているものとし、広告主9との広告契約時に電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間が設定されているものとする。
図13−b1.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれるワンタイムIDを引数にもつ新規電子クーポン使用履歴確認用URL(図14−a)を作成し、当該新規電子クーポン使用履歴確認用URLを含めた新規電子クーポン使用履歴確認要求内容(図15)を、当該店舗情報に含まれる確認要求送信先メールアドレスに対し、通信ネットワーク3を介し電子メール送信する。
図13−b2.広告主側コンピュータ10は当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を含む電子メールを受信するとともに、画面に電子メール内容である当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を出力する。
図13−b3.広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴確認用URLに対し、広告主側コンピュータ10より通信ネットワーク3を介して未確認電子クーポン使用履歴出力要求を送信する。
図13−b4.広告会社コンピュータ1はワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する。
図13−b5.広告会社コンピュータ1は当該未確認電子クーポン使用履歴出力要求に対し、取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、及び、無効要求送信可能な形式で出力する。
図13−b6.広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された電子クーポン使用履歴(図16)を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、広告主9の意思に基づく当該画面操作により、広告主側コンピュータ10からワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを広告会社コンピュータ1に対し、通信ネットワーク3を介して電子クーポン使用履歴無効要求を送信する。
図13−b7.広告会社コンピュータ1は少なくともワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを含む電子クーポン使用履歴無効要求を受信する。
図13−b8.広告会社コンピュータ1は取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、取得した当該電子クーポン使用履歴IDが紐づく電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を無効に変更、保存する。
図13−b9.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め設定された電子クーポン使用履歴確認期間に基づき現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となる電子クーポン使用履歴情報を順次読み出し、読み出した当該電子クーポン使用履歴情報ごとに、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した当該電子クーポン情報に含まれる使用課金額を、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告主IDと紐づく広告主DBs6の広告主課金額に加算するとともに、当該電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を課金認証済みに変更保存する。
<第2の実施形態>
図17は本発明の第2の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図である。
図17において、電子クーポン広告仲介システムは、インターネット等の通信ネットワーク3に接続され、広告主への課金処理、及び、広告パートナーへの成果報酬処理等を行う広告会社側コンピュータ1を備えている。
また、通信ネットワーク3はユーザ7の所持する携帯端末5との間で無線通信を行う基地局6と、広告主9の所持する広告主側コンピュータ10と、電子クーポン広告を配信する広告パートナーコンピュータ12が接続されている。なお、参照符号8で示すのは広告主の広告対象となる店舗、参照符号11で示すのは店舗情報に含まれる課金有効範囲情報と店舗位置情報、または、当該課金有効範囲情報と携帯端末位置情報から算出される課金有効化範囲、参照符号13で示すのは広告パートナーコンピュータ12を管理する広告パートナーである。
広告会社側コンピュータ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される電子クーポン取得要求応答部s1と、電子クーポン使用位置比較照合部s2と、電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3と、課金額更新部s5と、主に広告主側コンピュータ10または広告会社から広告会社側コンピュータ1への要求によって実現される電子クーポン使用履歴確認部s4と、主にコンピュータプログラムによって保持される電子クーポン広告主に関する情報を保持する広告主DBs6と、電子クーポンが使用可能な店舗に関する情報を保持する店舗DBs7と、電子クーポンに関する情報を保持する電子クーポンDBs8と、広告パートナーユーザの電子クーポン使用に関する情報を保持する電子クーポン使用履歴DBs9と、広告パートナーに関する情報を保持する広告パートナーDBd1を備えている。
電子クーポン取得要求応答部s1は、ユーザ7が携帯端末5から送信する少なくとも電子クーポン識別情報と、広告パートナー識別情報、ユーザ7が広告パートナー会員の場合、広告パートナー会員識別情報を含む電子クーポン取得要求を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン取得要求受信部s11と、電子クーポンDBs8から電子クーポン取得要求受信部s11で取得した電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を参照する電子クーポン情報参照部s12と、位置情報を取得するための携帯端末側で動作可能なプログラム、及び、電子クーポン情報参照部s12で取得した電子クーポン情報に基づき電子クーポン取得要求への結果として店舗に提示することで利用できる提示型電子クーポンを出力する電子クーポンプログラム出力部s13を備えている。
電子クーポン使用位置比較照合部s2は、電子クーポンプログラム出力部s13により携帯端末5に出力された位置情報取得プログラムにより、携帯端末5から送信されるGPS衛星4からの信号に基づき携帯端末5により算出された位置情報と、位置情報取得プログラムに含まれた電子クーポン識別情報と、同じく位置情報取得プログラムに含まれた広告パートナー識別情報と、同じく位置情報取得プログラムに含まれた広告パートナー会員識別情報を含む電子クーポン使用情報を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン使用情報受信部s21と、電子クーポンDBs8から電子クーポン使用情報受信部s21で取得した電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報(店舗識別情報を含む)を参照する電子クーポン情報参照部s22と、店舗DBs7から電子クーポン情報参照部s22で取得した店舗識別情報と紐づく店舗情報(広告主識別情報、店舗位置情報、課金有効範囲情報を含む)を参照する店舗情報参照部s23と、電子クーポン使用情報受信部s21で取得したユーザ携帯端末位置情報と、店舗情報参照部s23で取得した店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報から、ユーザ携帯端末位置情報と課金有効範囲情報または店舗位置情報と課金有効範囲情報から課金有効範囲11を算出し、課金有効範囲11に店舗位置情報またはユーザ携帯端末位置情報が重なる点の有無を算出し、重なる点が有ると判断できる場合、位置比較照合結果を正とする位置比較照合部s24と、位置比較照合部s24の位置比較照合結果が正の場合、課金可能な電子クーポン使用情報として少なくとも電子クーポン使用履歴識別IDを発行し、電子クーポン使用履歴識別IDと関連づけて電子クーポン使用履歴DBs9に電子クーポン使用情報を記憶保存するとともに、電子クーポン使用履歴確認要求の送信を簡易化するために、電子クーポン情報参照部s22で取得した店舗識別情報と紐づく店舗DBs7の新規電子クーポン使用履歴数をカウントアップする比較照合結果記憶保存部s25を備えている。
電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から、比較照合結果記憶保存部s25でカウントアップされた新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれる予想しにくいユニークな文字列で構成されたワンタイムIDと、電子クーポン使用履歴確認のためのURLを組み合わせ、ログインIDやパスワードを必要とせず、Web上から当該店舗情報と紐づく新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力要求するためのワンタイムログインURLを作成し、電子クーポン使用履歴確認要求を送信するための電子メール内容に当該ワンタイムログインURLを含め、当該店舗情報に含まれる確認要求送信先メールアドレスに対し、作成した当該電子メール内容を通信ネットワーク3を介し送信する新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31と、新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31の新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報の新規電子クーポン使用履歴数を全て0に更新することにより、新規の電子クーポン使用があった場合のみ電子クーポン使用履歴確認要求を送信するようにした新規電子クーポン使用履歴数初期化部s32を備えている。
電子クーポン使用履歴確認部s4は、主に新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31から通信ネットワーク3を介し確認要求送信先メールアドレスに対し電子メール送信された新規電子クーポン使用履歴確認要求を、広告主9が広告主側コンピュータ10の電子メール取得要求により、通信ネットワーク3を介し、広告主側コンピュータ10で受信し、広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された電子メール内容から新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、広告主9から電子メール内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力するワンタイムログインURLに対し送信された未確認電子クーポン使用履歴出力要求を、広告主側コンピュータ10から通信ネットワーク3を介して、広告会社コンピュータ1でワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41と、未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41で取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗識別情報と課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、かつ、無効要求送信可能な形式で出力する未確認電子クーポン使用履歴出力部s42と、未確認電子クーポン使用履歴出力部s42から新規電子クーポン使用履歴確認要求に対し広告主側コンピュータ10に出力された電子クーポン使用履歴確認処理を実行可能な画面から、広告主9は電子クーポン使用履歴を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、広告主9の意思に基づく当該画面操作により広告主側コンピュータ10より送信される電子クーポン使用履歴識別情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を、通信ネットワーク3を介し、広告会社コンピュータ1で受信する電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43と、電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43で取得した電子クーポン使用履歴識別情報と紐づく電子クーポン使用履歴DBs9の課金判定情報を課金無効に変更、保存する電子クーポン使用履歴無効要求処理部s44を備えている。
課金額更新部s5は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め定められた、広告主9が電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間と現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時情報が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となっている電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を全て課金認証済みとして変更し保存するとともに、広告主への課金額、及び、広告パートナーへの報酬額を更新する課金額更新部s5を備えている。
図2は広告主DBs6の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主への連絡手段に用いる「広告主メールアドレス」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金額」フィールドとを含んでいる。
「広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行され、「広告主メールアドレス」は広告主の申請に基づいて設定される。「広告主課金額」の初期値はブランクである。
図3は店舗DBs7の例を示す図であり、店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、店舗の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主、または、店舗側への連絡手段に用いる「店舗メールアドレス」フィールドと、店舗の位置(緯度経度)を示す「店舗位置」フィールドと、店舗の位置、または、携帯端末位置情報から課金有効範囲11を算出するための「課金有効範囲情報」フィールドと、未確認の新規電子クーポン使用履歴数を示す「新規電子クーポン使用履歴数」フィールドとを含んでいる。
なお、「課金有効範囲情報」は、各位置情報の半径を算出するためのメートル単位や、店舗位置情報より携帯端末位置情報を減算して算出される誤差等の、店舗の位置と携帯端末の位置を比較する際に課金を許容、するための数値であり、比較照合の方法に依存する数値である。
「店舗ID」「ワンタイムID」は広告主の申請に基づいて広告主DBs6の「広告主ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「店舗メールアドレス」「店舗位置」は広告主の申請に基づいて設定される。「新規電子クーポン使用履歴数」の初期値はブランクである。
図4は電子クーポンDBs8の例を示す図であり、電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポンを使用できる店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポンの広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴ごとの認証時に広告主へ課金される「使用課金額」フィールドと、電子クーポン内容を示す「電子クーポン表示内容」フィールドとを含んでいる。
「電子クーポンID」は広告主の申請に基づいて、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「使用課金額」「電子クーポン表示内容」は広告主の申請に基づいて設定される。
図18は広告パートナーを有する場合の電子クーポン使用履歴DBs9の例を示す図であり、電子クーポン使用履歴を識別する「電子クーポン使用履歴ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の広告パートナーを識別する「広告パートナーID」と、広告パートナー側の会員を識別する「広告パートナー会員ID」と、電子クーポン使用履歴の課金状態を判別する「課金判定情報」フィールドと、電子クーポン使用日時を示す「使用日時」フィールドとを含んでいる。
「電子クーポン使用履歴ID」「課金判定情報」「使用日時」は、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と電子クーポンDBs8の「電子クーポンID」と紐づかせ比較照合結果記憶保存部s25で発行される。「課金判定情報」は位置比較照合結果s25が正の場合のみ有効、初期値は無効である。「使用日時」は電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存する際の登録日時である。
図19は広告パートナーDBd1の例を示す図であり、広告パートナーを識別する「広告パートナーID」フィールドと、広告パートナーへの広告成果報酬額を示す「広告成果報酬額」フィールドと、広告成果を確認するためのページにアクセスするための「ログインID」フィールド、及び、「ログインパスワード」フィールドを含んでいる。
また、広告パートナーごとに報酬率を設定する場合「報酬率」フィールドを含ませてもよい。「報酬率」フィールドを含むことにより、成果数や広告パートナー規模による柔軟な報酬設定が可能となる。
<第2の実施形態の実施例>
図20は図17に示した第2の実施形態における電子クーポンの使用例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとし、広告パートナーDBd1に広告パートナーに関する情報が登録されているものとする。
また、電子クーポン広告ページ(図8−a)、及び、電子クーポン識別情報を含む電子クーポン取得要求送信用URL(図7−c)が広告パートナーコンピュータ12のいずれかに設けられているものとする。
また、現在ユーザ7は予め広告パートナーコンピュータ12に設けられた広告主9の店舗8に対する電子クーポン広告ページ(図8−a)を携帯端末5で閲覧し、電子クーポン使用目的を持った上で店舗8との課金有効化範囲11の内側に存在するとともに携帯端末5から広告パートナーコンピュータ12に対し広告パートナー会員としてログインした状態にあるものとする。
図20−a1.ユーザ7は携帯端末5から広告パートナーコンピュータ12に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン広告閲覧要求を送信する。
図20−a2.広告パートナーコンピュータ12は電子クーポン広告閲覧要求を受信し、電子クーポン広告閲覧要求に対し、電子クーポン広告ページ(図8−a)を出力する。
図20−a3.ユーザ7は携帯端末5の画面に出力された当該電子クーポン広告ページ(図8−a)から目的の電子クーポン広告を選択しクリックすることで、電子クーポン広告ページ(図8−a)に組み込まれた電子クーポンID、広告パートナーID、広告パートナー会員IDを含む電子クーポン取得要求送信用URL(図7−c)に対し、携帯端末5から基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン取得要求を広告会社コンピュータ1に送信する。
図20−a4.広告会社コンピュータ1は受信した電子クーポン取得要求に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8から読み出し、読み出された電子クーポン内容を出力するとともに、電子クーポンID、広告パートナーID、広告パートナー会員IDを含む携帯端末5の位置情報取得のための電子クーポンプログラム(図21)を出力する。
図20−a5.携帯端末5は画面に当該電子クーポン内容、及び、当該電子クーポンプログラムを出力するとともに(図8−b)当該電子クーポンプログラムを実行し、実行された当該電子クーポンプログラムから位置情報取得命令を受けることにより、GPS信号受信、及び、位置情報算出処理を実行し、算出された位置情報を当該電子クーポンプログラム受け渡す。
この時、携帯端末5は当該位置情報取得命令に対し位置情報取得の確認画面(図12)を画面に出力し、ユーザ7に位置情報取得確認要求を行う場合があるが、ユーザ7はこれにOK処理を行うものとする。
図20−a6.当該電子クーポンプログラムは、少なくとも携帯端末5から取得した当該位置情報と、予め電子クーポンプログラム内に設定された電子クーポンID、広告パートナーID、広告パートナー会員IDを含む電子クーポン使用情報を、予め電子クーポンプログラム内に設定された広告会社コンピュータURLに対し送信するための電子クーポン使用情報送信命令を携帯端末5に対し行い、当該電子クーポン使用情報送信命令を受けた携帯端末5は、当該電子クーポン使用情報送信命令に従い、広告会社コンピュータ1に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン使用情報を送信する。
図20−a7.広告会社コンピュータ1は電子クーポンID、広告パートナーID、広告パートナー会員ID、及び、位置情報を含む、電子クーポン使用情報を受信する。
図20−a8.広告会社コンピュータ1は取得した当該電子クーポンIDに紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出す。
図20−a9.広告会社コンピュータ1は読み出した電子クーポン情報に含まれる店舗IDに紐づく店舗情報を店舗DBs7より読み出す。
図20−a10.広告会社コンピュータ1は読み出した店舗情報に含まれる店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報と、当該位置情報を比較照合する。
図20−a11.広告会社コンピュータ1は当該位置比較照合結果を正とする場合、課金判定情報を有効とした電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存するとともに、当該店舗IDと紐づく店舗DBs7の新規電子クーポン使用履歴数をカウントアップし記憶保存する。
図20−a12.ユーザ7は携帯端末5の画面に表示された電子クーポン内容を店舗に提示することで店舗から電子クーポン内容に沿ったサービスを受ける。
図22は図17に示した第2の実施形態における電子クーポンの認証例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとし、広告パートナーDBd1に広告パートナーに関する情報が登録されているものとし、電子クーポン使用手段(図20)による電子クーポン使用情報が電子クーポン使用履歴DBs9に、新規電子クーポン使用履歴数のカウントアップが店舗DBs7に記憶保存されているものとし、広告主9との広告契約時に電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間が設定されているものとする。
図22−b1.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれるワンタイムIDを引数にもつ新規電子クーポン使用履歴確認用URL(図14−a)を作成し、当該新規電子クーポン使用履歴確認用URLを含めた新規電子クーポン使用履歴確認要求内容(図15)を、当該店舗情報に含まれる確認要求送信先メールアドレスに対し、通信ネットワーク3を介し電子メール送信する。
図22−b2.広告主側コンピュータ10は当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を含む電子メールを受信するとともに、画面に電子メール内容である当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を出力する。
図22−b3.広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴確認用URLに対し、広告主側コンピュータ10より通信ネットワーク3を介して未確認電子クーポン使用履歴出力要求を送信する。
図22−b4.広告会社コンピュータ1はワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する。
図22−b5.広告会社コンピュータ1は当該未確認電子クーポン使用履歴出力要求に対し、取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、及び、無効要求送信可能な形式で出力する。
図22−b6.広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された電子クーポン使用履歴(図16)を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、広告主9の意思に基づく当該画面操作により、広告主側コンピュータ10からワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを広告会社コンピュータ1に対し、通信ネットワーク3を介して電子クーポン使用履歴無効要求を送信する。
図22−b7.広告会社コンピュータ1は少なくともワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを含む電子クーポン使用履歴無効要求を受信する。
図22−b8.広告会社コンピュータ1は取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、取得した当該電子クーポン使用履歴IDが紐づく電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を無効に変更、保存する。
図22−b9.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め設定された電子クーポン使用履歴確認期間に基づき現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となる電子クーポン使用履歴情報を順次読み出し、読み出した当該電子クーポン使用履歴情報ごとに、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した当該電子クーポン情報に含まれる使用課金額を、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告主IDと紐づく広告主DBs6の広告主課金額に加算し、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告パートナーIDと紐づく広告パートナーDBd1の広告成果報酬額にも同じく加算するとともに、当該電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を課金認証済みに変更保存する。
<第3の実施形態>
図23は本発明の第3の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図である。
図23において、電子クーポン広告仲介システムは、インターネット等の通信ネットワーク3に接続され、広告主への課金処理、及び、会員の電子クーポン使用ごとにポイント発行処理等を行う広告会社側コンピュータ1と、同じくネットワーク3に接続され、電子クーポン広告、及び、会員システム等を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、通信ネットワーク3はWebサーバ2の会員である会員14の所持する携帯端末5との間で無線通信を行う基地局6と、広告主9の所持する広告主側コンピュータ10が接続されている。なお、参照符号8で示すのは広告主の広告対象となる店舗、参照符号11で示すのは店舗情報に含まれる課金有効範囲情報と店舗位置情報、または、当該課金有効範囲情報と携帯端末位置情報から算出される課金有効化範囲である。
広告会社側コンピュータ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される電子クーポン取得要求応答部s1と、電子クーポン使用位置比較照合部s2と、電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3と、課金額更新部s5と、主に広告主側コンピュータ10または広告会社から広告会社側コンピュータ1への要求によって実現される電子クーポン使用履歴確認部s4と、主にコンピュータプログラムによって保持される電子クーポン広告主に関する情報を保持する広告主DBs6と、電子クーポンが使用可能な店舗に関する情報を保持する店舗DBs7と、電子クーポンに関する情報を保持する電子クーポンDBs8と、会員の電子クーポン使用に関する情報を保持する電子クーポン使用履歴DBs9と、会員に関する情報を保持する会員DBd2を備えている。
電子クーポン取得要求応答部s1は、会員14が携帯端末5から送信する少なくとも電子クーポン識別情報と会員識別情報を含む電子クーポン取得要求を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン取得要求受信部s11と、電子クーポンDBs8から電子クーポン取得要求受信部s11で取得した電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を参照する電子クーポン情報参照部s12と、位置情報を取得するための携帯端末側で動作可能なプログラム、及び、電子クーポン情報参照部s12で取得した電子クーポン情報に基づき電子クーポン取得要求への結果として店舗に提示することで利用できる提示型電子クーポンを出力する電子クーポンプログラム出力部s13を備えている。
電子クーポン使用位置比較照合部s2は、電子クーポンプログラム出力部s13により携帯端末5に出力された位置情報取得プログラムにより、携帯端末5から送信されるGPS衛星4からの信号に基づき携帯端末5により算出された位置情報と、位置情報取得プログラムに含まれた電子クーポン識別情報と、同じく位置情報取得プログラムに含まれた会員識別情報を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン使用情報受信部s21と、電子クーポンDBs8から電子クーポン使用情報受信部s21で取得した電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報(店舗識別情報を含む)を参照する電子クーポン情報参照部s22と、店舗DBs7から電子クーポン情報参照部s22で取得した店舗識別情報と紐づく店舗情報(広告主識別情報、店舗位置情報、課金有効範囲情報を含む)を参照する店舗情報参照部s23と、電子クーポン使用情報受信部s21で取得した会員携帯端末位置情報と、店舗情報参照部s23で取得した店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報から、会員携帯端末位置情報と課金有効範囲情報または店舗位置情報と課金有効範囲情報から課金有効範囲11を算出し、課金有効範囲11に店舗位置情報または会員携帯端末位置情報が重なる点の有無を算出し、重なる点が有ると判断できる場合、位置比較照合結果を正とする位置比較照合部s24と、位置比較照合部s24の位置比較照合結果が正の場合、課金可能な電子クーポン使用情報として少なくとも電子クーポン使用履歴識別IDを発行し、電子クーポン使用履歴識別IDと関連づけて電子クーポン使用履歴DBs9に電子クーポン使用情報を記憶保存するとともに、電子クーポン使用履歴確認要求の送信を簡易化するために、電子クーポン情報参照部s22で取得した店舗識別情報と紐づく店舗DBs7の新規電子クーポン使用履歴数をカウントアップする比較照合結果記憶保存部s25を備えている。
電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から、比較照合結果記憶保存部s25でカウントアップされた新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれる予想しにくいユニークな文字列で構成されたワンタイムIDと、電子クーポン使用履歴確認のためのURLを組み合わせ、ログインIDやパスワードを必要とせず、Web上から当該店舗情報と紐づく新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力要求するためのワンタイムログインURLを作成し、電子クーポン使用履歴確認要求を送信するための電子メール内容に当該ワンタイムログインURLを含め、当該店舗情報に含まれる確認要求送信先メールアドレスに対し、作成した当該電子メール内容を通信ネットワーク3を介し送信する新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31と、新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31の新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報の新規電子クーポン使用履歴数を全て0に更新することにより、新規の電子クーポン使用があった場合のみ電子クーポン使用履歴確認要求を送信するようにした新規電子クーポン使用履歴数初期化部s32を備えている。
電子クーポン使用履歴確認部s4は、主に新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31から通信ネットワーク3を介し確認要求送信先メールアドレスに対し電子メール送信された新規電子クーポン使用履歴確認要求を、広告主9が広告主側コンピュータ10の電子メール取得要求により、通信ネットワーク3を介し、広告主側コンピュータ10で受信し、広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された電子メール内容から新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、広告主9から電子メール内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力するワンタイムログインURLに対し送信された未確認電子クーポン使用履歴出力要求を、広告主側コンピュータ10から通信ネットワーク3を介して、広告会社コンピュータ1でワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41と、未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41で取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗識別情報と課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、かつ、無効要求送信可能な形式で出力する未確認電子クーポン使用履歴出力部s42と、未確認電子クーポン使用履歴出力部s42から新規電子クーポン使用履歴確認要求に対し広告主側コンピュータ10に出力された電子クーポン使用履歴確認処理を実行可能な画面から、広告主9は電子クーポン使用履歴を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、広告主9の意思に基づく当該画面操作により広告主側コンピュータ10より送信される電子クーポン使用履歴識別情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を、通信ネットワーク3を介し、広告会社コンピュータ1で受信する電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43と、電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43で取得した電子クーポン使用履歴識別情報と紐づく電子クーポン使用履歴DBs9の課金判定情報を課金無効に変更、保存する電子クーポン使用履歴無効要求処理部s44を備えている。
課金額更新部s5は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め定められた、広告主9が電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間と現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時情報が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となっている電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を全て課金認証済みとして変更し保存するとともに、会員へのポイント発行を行う課金額更新部s5を備えている。
図2は広告主DBs6の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主への連絡手段に用いる「広告主メールアドレス」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金額」フィールドとを含んでいる。
「広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行され、「広告主メールアドレス」は広告主の申請に基づいて設定される。「広告主課金額」の初期値はブランクである。
図3は店舗DBs7の例を示す図であり、店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、店舗の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主、または、店舗側への連絡手段に用いる「店舗メールアドレス」フィールドと、店舗の位置(緯度経度)を示す「店舗位置」フィールドと、店舗の位置、または、携帯端末位置情報から課金有効範囲11を算出するための「課金有効範囲情報」フィールドと、未確認の新規電子クーポン使用履歴数を示す「新規電子クーポン使用履歴数」フィールドとを含んでいる。
なお、「課金有効範囲情報」は、各位置情報の半径を算出するためのメートル単位や、店舗位置情報より携帯端末位置情報を減算して算出される誤差等の、店舗の位置と携帯端末の位置を比較する際に課金を許容、するための数値であり、比較照合の方法に依存する数値である。
「店舗ID」「ワンタイムID」は広告主の申請に基づいて広告主DBs6の「広告主ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「店舗メールアドレス」「店舗位置」は広告主の申請に基づいて設定される。「新規電子クーポン使用履歴数」の初期値はブランクである。
図4は電子クーポンDBs8の例を示す図であり、電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポンを使用できる店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポンの広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴ごとの認証時に広告主へ課金される「使用課金額」フィールドと、電子クーポン内容を示す「電子クーポン表示内容」フィールドとを含んでいる。
「電子クーポンID」は広告主の申請に基づいて、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「使用課金額」「電子クーポン表示内容」は広告主の申請に基づいて設定される。
図24は会員を有する電子クーポン使用履歴DBs9の例を示す図であり、電子クーポン使用履歴を識別する「電子クーポン使用履歴ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の会員を識別する「会員ID」と、電子クーポン使用履歴の課金状態を判別する「課金判定情報」フィールドと、電子クーポン使用日時を示す「使用日時」フィールドとを含んでいる。
「電子クーポン使用履歴ID」「課金判定情報」「使用日時」は、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と電子クーポンDBs8の「電子クーポンID」と紐づかせ比較照合結果記憶保存部s25で発行される。「課金判定情報」は位置比較照合結果s25が正の場合のみ有効、初期値は無効である。「使用日時」は電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存する際の登録日時である。
図25は会員DBd2の例を示す図であり、会員を識別する「会員ID」フィールドと、会員のポイントを示す「ポイント」フィールドと、会員がWebサーバ2でポイントを使用するための「ログインID」フィールド、及び、「ログインパスワード」フィールドを含んでいる。
<第3の実施形態の実施例>
図26は図23に示した第3の実施形態における電子クーポンの使用例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとし、会員DBd2に会員に関する情報が登録されているものとする。
また、電子クーポン広告ページ(図8−a)、及び、電子クーポン識別情報と会員識別情報を含む電子クーポン取得要求送信用URL(図7−d)がWebサーバ2のいずれかに設けられているものとする。
また、現在会員14は予めWebサーバ2に設けられた広告主9の店舗8に対する電子クーポン広告ページ(図8−a)を携帯端末5で閲覧し、電子クーポン使用目的を持った上で店舗8との課金有効化範囲11の内側に存在するとともに携帯端末5からWebサーバ2に対し会員会員としてログインした状態にあるものとする。
図26−a1.会員14は携帯端末5からWebサーバ2に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン広告閲覧要求を送信する。
図26−a2.Webサーバ2は電子クーポン広告閲覧要求を受信し、電子クーポン広告閲覧要求に対し、電子クーポン広告ページ(図8−a)を出力する。
図26−a3.会員14は携帯端末5の画面に出力された当該電子クーポン広告ページ(図8−a)から目的の電子クーポン広告を選択しクリックすることで、電子クーポン広告ページ(図8−a)に組み込まれた電子クーポンID、会員IDを含む電子クーポン取得要求送信用URL(図7−d)に対し、携帯端末5から基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン取得要求を広告会社コンピュータ1に送信する。
図26−a4.広告会社コンピュータ1は受信した電子クーポン取得要求に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8から読み出し、読み出された電子クーポン内容を出力するとともに、電子クーポンID、会員IDを含む携帯端末5の位置情報取得のための電子クーポンプログラム(図27)を出力する。
図26−a5.携帯端末5は画面に当該電子クーポン内容、及び、当該電子クーポンプログラムを出力するとともに(図8−b)当該電子クーポンプログラムを実行し、実行された当該電子クーポンプログラムから位置情報取得命令を受けることにより、GPS信号受信、及び、位置情報算出処理を実行し、算出された位置情報を当該電子クーポンプログラム受け渡す。
この時、携帯端末5は当該位置情報取得命令に対し位置情報取得の確認画面(図12)を画面に出力し、会員14に位置情報取得確認要求を行う場合があるが、会員14はこれにOK処理を行うものとする。
図26−a6.当該電子クーポンプログラムは、少なくとも携帯端末5から取得した当該位置情報と、予め電子クーポンプログラム内に設定された電子クーポンID、会員IDを含む電子クーポン使用情報を、予め電子クーポンプログラム内に設定された広告会社コンピュータURLに対し送信するための電子クーポン使用情報送信命令を携帯端末5に対し行い、当該電子クーポン使用情報送信命令を受けた携帯端末5は、当該電子クーポン使用情報送信命令に従い、広告会社コンピュータ1に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン使用情報を送信する。
図26−a7.広告会社コンピュータ1は電子クーポンID、会員ID、位置情報を含む電子クーポン使用情報を受信する。
図26−a8.広告会社コンピュータ1は取得した当該電子クーポンIDに紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出す。
図26−a9.広告会社コンピュータ1は読み出した電子クーポン情報に含まれる店舗IDに紐づく店舗情報を店舗DBs7より読み出す。
図26−a10.広告会社コンピュータ1は読み出した店舗情報に含まれる店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報と、当該位置情報を比較照合する。
図26−a11.広告会社コンピュータ1は当該位置比較照合結果を正とする場合、課金判定情報を有効とした電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存するとともに、当該店舗IDと紐づく店舗DBs7の新規電子クーポン使用履歴数をカウントアップし記憶保存する。
図26−a12.会員14は携帯端末5の画面に表示された電子クーポン内容を店舗に提示することで店舗から電子クーポン内容に沿ったサービスを受ける。
図28は図23に示した第3の実施形態における電子クーポンの認証例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとし、会員DBd2に会員に関する情報が登録されているものとし、電子クーポン使用手段(図26)による電子クーポン使用情報が電子クーポン使用履歴DBs9に、新規電子クーポン使用履歴数のカウントアップが店舗DBs7に記憶保存されているものとし、広告主9との広告契約時に電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間が設定されているものとし、電子クーポン使用課金額に応じて会員へポイント発行を行うためのポイント率が設定されているものとする。
図28−b1.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれるワンタイムIDを引数にもつ新規電子クーポン使用履歴確認用URL(図14−a)を作成し、当該新規電子クーポン使用履歴確認用URLを含めた新規電子クーポン使用履歴確認要求内容(図15)を、当該店舗情報に含まれる確認要求送信先メールアドレスに対し、通信ネットワーク3を介し電子メール送信する。
図28−b2.広告主側コンピュータ10は当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を含む電子メールを受信するとともに、画面に電子メール内容である当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を出力する。
図28−b3.広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴確認用URLに対し、広告主側コンピュータ10より通信ネットワーク3を介して未確認電子クーポン使用履歴出力要求を送信する。
図28−b4.広告会社コンピュータ1はワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する。
図28−b5.広告会社コンピュータ1は当該未確認電子クーポン使用履歴出力要求に対し、取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、及び、無効要求送信可能な形式で出力する。
図28−b6.広告主9は広告主側コンピュータ10の画面に出力された電子クーポン使用履歴(図16)を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、広告主9の意思に基づく当該画面操作により、広告主側コンピュータ10からワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを広告会社コンピュータ1に対し、通信ネットワーク3を介して電子クーポン使用履歴無効要求を送信する。
図28−b7.広告会社コンピュータ1は少なくともワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを含む電子クーポン使用履歴無効要求を受信する。
図28−b8.広告会社コンピュータ1は取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、取得した当該電子クーポン使用履歴IDが紐づく電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を無効に変更、保存する。
図28−b9.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め設定された電子クーポン使用履歴確認期間に基づき現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となる電子クーポン使用履歴情報を順次読み出し、読み出した当該電子クーポン使用履歴情報ごとに、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した当該電子クーポン情報に含まれる使用課金額を、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告主IDと紐づく広告主DBs6の広告主課金額に加算し、当該使用課金額とポイント率により算出される報酬ポイントを当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる会員IDと紐づく会員DBd2のポイントに加算するとともに、当該電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を課金認証済みに変更保存する。
<第4の実施形態>
図39は本発明の第4の実施形態にかかる電子クーポン広告仲介システムの構成例を示す図である。
図39において、電子クーポン広告仲介システムは、インターネット等の通信ネットワーク3に接続され、広告主への課金処理を行うとともに、広告主が広告会社側コンピュータ1に対し電子クーポン、店舗に関する登録作業を行うことなく、広告主Webサーバ21に設置された電子クーポン使用ごとに広告主に課金するとともに、広告主が店舗に対し課金を行うことも可能にした、広告会社側コンピュータ1を備えている。
また、通信ネットワーク3はユーザ7の所持する携帯端末5との間で無線通信を行う基地局6と、広告主9の所持する広告主側コンピュータ10と、電子クーポン広告を配信するための広告主Webサーバ21と、店舗8が電子クーポンの使用を確認するための店舗コンピュータ22が接続されている。なお、参照符号11で示すのは店舗情報に含まれる課金有効範囲情報と店舗位置情報、または、当該課金有効範囲情報と携帯端末位置情報から算出される課金有効化範囲である。
広告会社側コンピュータ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される電子クーポンプログラム取得要求応答部s200と、電子クーポン使用位置比較照合部s210と、電子クーポン使用情報統合部s220と、電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3と、課金額更新部s5と、主に広告主側コンピュータ10または店舗コンピュータ22から広告会社側コンピュータ1への要求によって実現される電子クーポン使用履歴確認部s4と、主にコンピュータプログラムによって保持される電子クーポン広告主に関する情報を保持する広告主DBs6と、広告主Webサーバユーザの電子クーポン使用に関する情報を記憶保存する電子クーポン使用履歴DBs9と、電子クーポン使用履歴DBs9の電子クーポン使用情報から後天的に店舗情報を統合した店舗情報を保持する店舗DBs7と、電子クーポン使用履歴DBs9の電子クーポン使用情報から後天的に電子クーポン情報を統合した電子クーポン情報を保持する電子クーポンDBs8と、を備えている。
電子クーポンプログラム取得要求応答部s200は、ユーザ7が携帯端末5から広告主Webサーバ21の電子クーポンページ(図8−b)にアクセスした際に、広告主Webサーバ21の電子クーポン出力プログラムに予め組み込まれた電子クーポンAPIへの情報送信プログラム(図40−a)によって、少なくとも広告会社コンピュータ1で発行された広告主を識別可能な情報と、少なくとも広告主Webサーバ21で保持する電子クーポンを特定可能な情報、及び、店舗を特定可能な情報を含む電子クーポンプログラム取得要求を、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポンプログラム取得要求受信部s201と、広告主DBs6から電子クーポンプログラム取得要求受信部s201で取得した広告主を特定可能な情報と紐づく広告主情報を参照する広告主情報参照部s202と、電子クーポンプログラム取得要求受信部s201で取得した各情報をセッションに保存するとともに、セッションID情報を加えた位置情報を取得するための携帯端末側で動作可能なプログラム(図40−b)を出力する電子クーポンプログラム出力部s203を備えている。
なお、上記で広告主Webサーバ21の電子クーポン情報取得のための電子クーポンAPIへの情報送信プログラムについて説明したが、広告主Webサーバ21から電子クーポン情報取得を取得するにはHTMLに埋め込むタグ形式でもよい(図41−a)。
タグ形式の場合、広告主Webサーバ21の電子クーポンHTMLにタグを埋め込む必要があるが、電子クーポンAPIへの情報送信プログラムを組み込む必要はない。
なお、上記でセッションID情報を加えた位置情報を取得するための携帯端末側で動作可能なプログラム(図40−b)を出力する電子クーポンプログラム出力部s203について説明したが、広告主Webサーバ21に予め広告主Webサーバ21用の電子クーポンプログラムを設置する場合、電子クーポンプログラム出力部s203はセッションIDを出力するだけでよい。
セッションIDのみを出力する場合、広告主Webサーバ21は当該セッションIDを保持し、ユーザ携帯端末に出力した広告主Webサーバ21用の電子クーポンプログラムがユーザ携帯端末の位置情報を広告主Webサーバ21に送信し、広告主Webサーバ21が受信したユーザ携帯端末の位置情報と保持した当該セッションIDを通信ネットワーク3を介し、ソケット通信で広告会社コンピュータ1に送信する。
電子クーポン使用位置比較照合部s210は、電子クーポンプログラム出力部s203により広告主Webサーバ21に出力された(図40−b)を広告主Webサーバ21が電子クーポンページとともに出力し、携帯端末5に出力された電子クーポンプログラム内の位置情報取得プログラムにより、携帯端末5から送信されるGPS衛星4からの信号に基づき携帯端末5により算出された位置情報と、位置情報取得プログラムに含まれたセッションIDを、基地局6、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン使用情報受信部s211と、電子クーポン使用情報受信部s211で取得したセッションIDから電子クーポンプログラム取得要求受信部s201で保存したセッション情報を読み出し、読み出したセッション情報にに含まれる店舗を特定可能な情報から店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報を取得し、取得した店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報から、ユーザ携帯端末位置情報と課金有効範囲情報または店舗位置情報と課金有効範囲情報から課金有効範囲11を算出し、課金有効範囲11に店舗位置情報またはユーザ携帯端末位置情報が重なる点の有無を算出し、重なる点が有ると判断できる場合、位置比較照合結果を正とする位置比較照合部s212と、位置比較照合部s212の位置比較照合結果が正の場合、課金可能な電子クーポン使用情報として少なくとも電子クーポン使用履歴識別IDを発行し、電子クーポン使用履歴識別IDと関連づけて電子クーポン使用履歴DBs9に電子クーポン使用情報を記憶保存する比較照合結果記憶保存部s213を備えている。
電子クーポン使用情報統合部s220は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報(図45)から統合判定が未統合のものを順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報の統合判定を統合済みに変更保存するとともに、読み出した店舗識別情報ごとに統合するとともに、店舗情報に統合された電子クーポン使用履歴数ごとにカウントアップした新規電子クーポン使用履歴数と、予想しにくいユニークな文字列で構成されたワンタイムIDを発行し、店舗DBs7に登録、更新し記憶保存する店舗情報統合部s221と、同じく電子クーポン識別情報ごとに統合するとともに、電子クーポン情報を電子クーポンDBs8に登録、更新し記憶保存する電子クーポン情報統合部s222を備えている。
なお、電子クーポン使用情報統合部s220は広告会社コンピュータ1の負荷を軽減するための処理であり、電子クーポン使用履歴DBs9から都度統合処理を行う場合には電子クーポン使用情報統合部s220、及び、店舗DBs7、電子クーポンDBs8、及び、電子クーポン使用履歴DBs9の統合判定情報は必要ない。
電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から、店舗情報統合部s221でカウントアップされた新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれる店舗情報統合部s221で発行されたワンタイムIDと、電子クーポン使用履歴確認のためのURLを組み合わせ、ログインIDやパスワードを必要とせず、Web上から当該店舗情報と紐づく新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力要求するためのワンタイムログインURLを作成し、電子クーポン使用履歴確認要求を送信するための電子メール内容に当該ワンタイムログインURLを含め、当該店舗情報に含まれる確認先メールアドレスに対し、作成した当該電子メール内容を通信ネットワーク3を介し送信する新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31と、新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31の新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報の新規電子クーポン使用履歴数を全て0に更新することにより、新規の電子クーポン使用があった場合のみ電子クーポン使用履歴確認要求を送信するようにした新規電子クーポン使用履歴数初期化部s32を備えている。
電子クーポン使用履歴確認部s4は、主に新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部s31から通信ネットワーク3を介し確認先メールアドレスに対し電子メール送信された新規電子クーポン使用履歴確認要求を、店舗8が店舗コンピュータ22の電子メール取得要求により、通信ネットワーク3を介し、店舗コンピュータ22で受信し、店舗8は店舗コンピュータ22の画面に出力された電子メール内容から新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、店舗8から電子メール内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴の確認処理を実行可能な画面を出力するワンタイムログインURLに対し要求される未確認電子クーポン使用履歴出力要求を、店舗コンピュータ22から通信ネットワーク3を介して送信し、広告会社コンピュータ1でワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41と、未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部s41で取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗識別情報と課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポン識別情報と紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を店舗8が電子クーポン使用履歴を確認可能、かつ、無効要求送信可能な形式で出力する未確認電子クーポン使用履歴出力部s42と、未確認電子クーポン使用履歴出力部s42から新規電子クーポン使用履歴確認要求に対し広告主側コンピュータ10に出力された電子クーポン使用履歴確認処理を実行可能な画面から、広告主9は電子クーポン使用履歴を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、店舗8の意思に基づく当該画面操作により店舗コンピュータ22より送信される電子クーポン使用履歴識別情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を、通信ネットワーク3を介し、広告会社コンピュータ1で受信する電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43と、電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43で取得した電子クーポン使用履歴識別情報と紐づく電子クーポン使用履歴DBs9の課金判定情報を課金無効に変更、保存する電子クーポン使用履歴無効要求処理部s44を備えている。
なお、上記電子クーポン使用履歴確認要求送信部s3の確認先メールアドレスを店舗のものとし説明したが、確認先メールアドレスは電子クーポンプログラム取得要求受信部s201で受信した店舗を特定可能な情報のメールアドレスを広告主メールアドレスにする、または、メールアドレスを含まないことによって広告主DBs6より読み出した広告主情報の広告主メールアドレスとしてもよい。
課金額更新部s5は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め定められた店舗8が電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間と現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時情報が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となっている電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を全て課金認証済みとして変更し保存するとともに、当該電子クーポン使用履歴を読み出し広告主への課金額、及び、広告主から店舗に対する店舗課金額を更新する課金額更新部s5を備えている。
図42は広告主DBs6の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主への連絡手段に用いる「広告主メールアドレス」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金額」フィールドとを含んでいる。
広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行され、「広告主メールアドレス」は広告主の申請に基づいて設定される。「広告主課金額」の初期値はブランクである。
図43は店舗DBs7の例を示す図であり、広告主Webサーバ21の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、店舗の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、店舗の位置(緯度経度)を示す「店舗位置」フィールドと、店舗の位置、または、携帯端末位置情報から課金有効範囲11を算出するための「課金有効範囲情報」フィールドと、店舗側が電子クーポン使用履歴を確認するための「ワンタイムID」フィールドと、未確認の新規電子クーポン使用履歴数を示す「新規電子クーポン使用履歴数」フィールドと、広告主のための店舗課金額を示す「店舗課金額」フィールドと、広告主、または、店舗側への連絡手段に用いる「確認先メールアドレス」フィールドを含んでいる。
なお、「課金有効範囲情報」は、各位置情報の半径を算出するためのメートル単位や、店舗位置情報より携帯端末位置情報を減算して算出される誤差等の、店舗の位置と携帯端末の位置を比較する際に課金を許容するための数値であり、比較照合の方法に依存する数値である。灰色が示すフィールドは、店舗を特定可能な情報の付加情報である。
なお、それぞれの情報は店舗情報統合部s221で電子クーポン使用履歴DBs9の電子クーポン使用情報を統合した情報である。
図44は電子クーポンDBs8の例を示す図であり、広告主Webサーバ21の電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、広告主Webサーバ21の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポンポ使用履歴ごとの認証時に広告主へ課金される「使用課金額」フィールドと、電子クーポン内容を示す「電子クーポン名」フィールドとを含んでいる。
なお、それぞれの情報は電子クーポン情報統合部s222で電子クーポン使用履歴DBs9の電子クーン使用情報を統合した情報である。
図45は電子クーポン使用履歴DBs9の例を示す図であり、電子クーポン使用履歴を識別する「電子クーポン使用履歴ID」フィールドと、広告主Webサーバ21の電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、広告主Webサーバ21の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、課金状態を判別する「課金判定情報」フィールドと、電子クーポン使用日時を示す「使用日時」フィールドと、統合処理の有無を示す「統合判定」フィールドと、店舗位置情報を示す「店舗位置情報」フィールドと、広告主Webサーバ21のクーポン名を示す「クーポン名」フィールドを含んでいる。
なお、灰色のフィールドにある店舗住所取得を含むことにより、店舗住所より店舗位置情報を取得してもよい。
なお、灰色のフィールドにある広告主Webサーバ21の会員ID取得を含むことにより、広告主IDと紐づけて会員IDを統合し、広告主Webサーバ21の会員に対し広告主Webサーバ21からポイントを発行できるようにしてもよい。
「電子クーポン使用履歴ID」「課金判定情報」「使用日時」は、広告主DBs6の「広告主ID」と紐づかせ比較照合結果記憶保存部s25で発行される。「課金判定情報」は位置比較照合結果s25が正の場合のみ有効、初期値は無効である。「使用日時」は電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存する際の登録日時である。「統合判定」の初期値は未統合である。店舗位置情報、及び、その他の情報は電子クーポンAPIへの情報送信プログラムに広告主Webサーバ21の情報を組み込むことによって電子クーポンプログラム取得要求受信部s211で取得した広告主Webサーバ21の店舗ごと、及び、電子クーポンごとに、広告主識別情報と紐づかせ統合することが可能な情報である。
<第4の実施形態の実施例>
図46は図39に示した第4の実施形態における電子クーポンの使用例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1の広告主DBs6に広告主に関する情報が登録されているものとする。
また、広告主Webサーバ21の電子クーポンページ(図8−b)出力プログラムに電子クーポンAPIへの情報送信プログラム(図40−a)が適切に設定され、広告主Webサーバ21のいずれかに設けられているものとする。
また、現在ユーザ7は予め広告主Webサーバ21に設けられた広告主9の店舗8に対する電子クーポン広告ページ(図8−a)を携帯端末5で閲覧し、電子クーポン使用目的を持った上で店舗8との課金有効化範囲11の内側に存在すした状態にあるものとする。
図46−d1.ユーザ7は携帯端末5から広告主Webサーバ21に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン広告閲覧要求を送信する。
図46−d2.広告主Webサーバ21は電子クーポン広告閲覧要求を受信し、電子クーポン広告閲覧要求に対し、電子クーポン広告ページ(図8−a)を出力する。
図46−d3.ユーザ7は携帯端末5の画面に出力された当該電子クーポン広告ページ(図8−a)から目的の電子クーポン広告を選択しクリックし、携帯端末5から基地局6、通信ネットワーク3を介し、少なくとも広告主Webサーバ21の電子クーポン識別情報を含む電子クーポン取得要求を広告主Webサーバ21に送信する。
図46−d4.広告主Webサーバ21は受信した電子クーポン取得要求に含まれる電子クーポン識別情報に紐づく電子クーポン情報を読み出すとともに、読み出した情報を電子クーポンAPIへの情報送信プログラム(図40−a)に適切に設定し、電子クーポンAPIへの情報送信プログラム(図40−a)を実行するとともに、広告主Webサーバ21からネットワーク3を介し、広告会社コンピュータ1へ電子クーポン情報を送信する。図46−d5.広告会社コンピュータ1は広告主Webサーバ21の電子クーポン情報を受信し、受信内容をセッション保存する。
図46−d6.広告会社コンピュータ1は応答結果として当該セッション情報を識別可能なセッションIDを設定した電子クーポンプログラム(図40−b)を出力する。
図46−d7.広告主Webサーバ21は応答結果として広告会社コンピュータ1の電子クーポンプログラム(図40−b)を取得し、図46−d4で読み出した電子クーポン情報に当該電子クーポンプログラム(図40−b)を加えた電子クーポンページを電子クーポン取得要求(図46−d3)の応答結果として出力する。
図46−d8.携帯端末5は画面に当該電子クーポン内容、及び、当該電子クーポンプログラムを出力するとともに(図8−b)当該電子クーポンプログラムを実行し、実行された当該電子クーポンプログラムから位置情報取得命令を受けることにより、GPS信号受信、及び、位置情報算出処理を実行し、算出された位置情報を当該電子クーポンプログラム受け渡す。
この時、携帯端末5は当該位置情報取得命令に対し位置情報取得の確認画面(図12)を画面に出力し、ユーザ7に位置情報取得確認要求を行う場合があるが、ユーザ7はこれにOK処理を行うものとする。
図46−d9.当該電子クーポンプログラム(図40−b)は、少なくとも携帯端末5から取得した当該位置情報と、予め電子クーポンプログラム内に設定されたセッションIDを含む電子クーポン使用情報を、予め電子クーポンプログラム内に設定された広告会社コンピュータURLに対し送信するための電子クーポン使用情報送信命令を携帯端末5に対し行い、当該電子クーポン使用情報送信命令を受けた携帯端末5は、当該電子クーポン使用情報送信命令に従い、広告会社コンピュータ1に対し、基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン使用情報を送信する。
図46−d10.広告会社コンピュータ1はセッションID、及び、位置情報を含む、電子クーポン使用情報を受信し、取得した当該セッションIDに紐づくセッション情報を読み出す。
図46−d11.広告会社コンピュータ1は読み出したセッション情報に含まれる店舗位置情報、及び、課金有効範囲情報と、当該位置情報を比較照合する。
図46−d12.広告会社コンピュータ1は当該位置比較照合結果を正とする場合、課金判定情報を有効とした電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存する。
図46−d13.ユーザ7は携帯端末5の画面に表示された電子クーポン内容を店舗に提示することで店舗から電子クーポン内容に沿ったサービスを受ける。
図47は図39に示した第4の実施形態における電子クーポンの認証例を示すフローチャートである。なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6に広告主に関する情報が登録されているものとし、電子クーポン使用手段(図46)による電子クーポン使用情報が電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存されているものとし、広告主9との広告契約時に電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間が設定されているものとする。
図47−e1.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報(図45)から統合判定が未統合のものを順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報の統合判定を統合済みに変更保存するとともに、読み出した店舗識別情報ごとに統合するとともに、店舗情報に統合された電子クーポン使用履歴数ごとにカウントアップした新規電子クーポン使用履歴数と、予想しにくいユニークな文字列で構成されたワンタイムIDを発行し、店舗DBs7に記憶保存する。
図47−e2.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、店舗DBs7に保持された店舗情報から新規電子クーポン使用履歴数が正数の値を持つ店舗情報を順次読み出し、読み出した店舗情報に対し、当該店舗情報に含まれるワンタイムIDを引数にもつ新規電子クーポン使用履歴確認用URL(図14−a)を作成し、当該新規電子クーポン使用履歴確認用URLを含めた新規電子クーポン使用履歴確認要求内容(図15)を、当該店舗情報に含まれる確認先メールアドレスに対し、通信ネットワーク3を介し電子メール送信する。
図47−e3.店舗コンピュータ22は当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を含む電子メールを受信するとともに、画面に電子メール内容である当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容を出力する。
図47−e4.店舗8は店舗コンピュータ22の画面に出力された当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に応じて、当該新規電子クーポン使用履歴確認要求内容に含まれる新規電子クーポン使用履歴確認用URLに対し、店舗コンピュータ22より通信ネットワーク3を介して未確認電子クーポン使用履歴出力要求を送信する。
図47−e5.広告会社コンピュータ1はワンタイムIDを含む未確認電子クーポン使用履歴出力要求を受信する。
図47−e6.広告会社コンピュータ1は当該未確認電子クーポン使用履歴出力要求に対し、取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、課金判定情報の値が課金有効と紐づく電子クーポン使用履歴情報を電子クーポン使用履歴DBs9より順次読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した電子クーポン使用履歴情報、店舗情報、電子クーポン情報を広告主9が電子クーポン使用履歴を確認可能、及び、無効要求送信可能な形式で出力する。
図47−e7.店舗8は店舗コンピュータ22の画面に出力された電子クーポン使用履歴(図16)を目視で確認し、課金が認められない電子クーポン使用履歴があった場合、店舗8の意思に基づく当該画面操作により、店舗コンピュータ22からワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを広告会社コンピュータ1に対し、通信ネットワーク3を介して電子クーポン使用履歴無効要求を送信する。
図47−e8.広告会社コンピュータ1は少なくともワンタイムID、及び、無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを含む電子クーポン使用履歴無効要求を受信する。
図47−e9.広告会社コンピュータ1は取得したワンタイムIDと紐づく店舗情報を店舗DBs7から読み出し、読み出した店舗情報に含まれる店舗ID、かつ、取得した当該電子クーポン使用履歴IDが紐づく電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を無効に変更、保存する。
図47−e10.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め設定された電子クーポン使用履歴確認期間に基づき現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となる電子クーポン使用履歴情報を順次読み出し、読み出した当該電子クーポン使用履歴情報ごとに、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した当該電子クーポン情報に含まれる使用課金額を、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告主IDと紐づく広告主DBs6の広告主課金額に加算し、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告パートナーIDと紐づく広告パートナーDBd1の広告成果報酬額にも同じく加算するとともに、当該電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を課金認証済みに変更保存する。
<それぞれの実施形態にかかる電子クーポン認証手段の変形例>
図29は本発明のそれぞれの実施形態にかかる電子クーポン認証手段において広告主側が通信機器を一切使用することなく電子クーポン認証を行う変形例の構成例を示す図である。
図29において、電子クーポン広告仲介システムは、インターネット等の通信ネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理、及び、広告会社が広告主の代行で処理を行うための要求を受信する広告会社側コンピュータ1を備えている。
また、通信ネットワーク3は広告会社15の所持する広告会社PC16が接続されている。なお、参照符号16で示すのは紙面に印刷した電子クーポン確認リスト(図30)の郵送を行う郵便会社である。
広告会社側コンピュータ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される課金額更新部s5と、主に広告会社15によって広告会社PC16から広告会社側コンピュータ1への要求によって実現される電子クーポン使用確認リスト郵送処理部s100と、電子クーポン使用履歴確認部s4と、主にコンピュータプログラムによって保持される電子クーポン広告主に関する情報を保持する広告主DBs6と、電子クーポンが使用可能な店舗に関する情報を保持する店舗DBs7と、電子クーポンに関する情報を保持する電子クーポンDBs8と、ユーザの電子クーポン使用に関する情報を保持する電子クーポン使用履歴DBs9と、電子クーポン確認リストを郵送で行う際の郵送履歴DBd3を備えている。
電子クーポン使用確認リスト郵送処理部s100は、主に広告会社15の操作によって広告会社PC17から通信ネットワーク3を介し送信される郵送先及び確認リスト出力要求を受信する郵送先及び確認リスト出力要求受信部s101と、郵送するべき電子クーポン使用履歴があった場合に、郵送IDを発行し郵送先及び確認リストを出力する郵送先及び確認リスト出力部s102と、広告会社PC17の画面に出力された郵送先及び確認リストを広告会社15が印刷し、郵送会社16に当該確認リストを郵送申込後、広告会社15の操作によって広告会社PC17から通信ネットワーク3を介し送信される少なくとも郵送IDを含む郵送済み処理要求を受信する郵送済み処理要求受信部s103と、取得した郵送IDに紐づく電子クーポン使用履歴の郵送判定を全て郵送済みに更新することで重複郵送を防止する郵送済み処理部s104を備えている。
電子クーポン使用履歴確認部s4は、広告主9から返送された電子クーポン確認リストを、広告会社15が目視で確認し、無効とされる項目があった場合、電子クーポン確認リストより無効となる電子クーポン使用履歴を識別可能な情報を読み取り、広告会社15が広告主9の代行として広告会社PC17から送信する電子クーポン使用履歴識別情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を、通信ネットワーク3を介して受信する電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43と、電子クーポン使用履歴無効要求受信部s43で取得した電子クーポン使用履歴識別情報と紐づく電子クーポン使用履歴DBs9の課金判定情報を課金無効に変更、保存する電子クーポン使用履歴無効要求処理部s44を備えている。
課金額更新部s5は、予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め定められた広告主9が電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間と現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時情報が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となっているもの、かつ、郵送判定が不必要、または、郵送済みとなる電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を全て課金認証済みとして変更し保存するとともに、広告主への課金額を更新する課金額更新部s5を備えている。
図31は広告主DBs6の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主への連絡手段に用いる「広告主メールアドレス」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金額」フィールドとまた、広告主に電子クーポン使用確認リストを郵送する場合の郵送先を示す「住所」フィールドと、電子クーポン使用確認リストの郵送先を示す「郵送設定」フィールドとを含んでいる。
「広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行され、「広告主メールアドレス」「住所」「郵送設定」は広告主の申請に基づいて設定される。「広告主課金額」の初期値はブランクである。
図32は店舗DBs7の例を示す図であり、店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、店舗の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主、または、店舗側への連絡手段に用いる「店舗メールアドレス」または「住所」フィールドと、店舗の位置(緯度経度)を示す「店舗位置」フィールドと、店舗の位置、または、携帯端末位置情報から課金有効範囲11を算出するための「課金有効範囲情報」フィールドと、未確認の新規電子クーポン使用履歴数を示す「新規電子クーポン使用履歴数」フィールドと、、電子クーポン使用確認リストの郵送先を示す「郵送設定」フィールドとを含んでいる。
なお、「課金有効範囲情報」は、各位置情報の半径を算出するためのメートル単位や、店舗位置情報より携帯端末位置情報を減算して算出される誤差等の、店舗の位置と携帯端末の位置を比較する際に課金を許容、するための数値であり、比較照合の方法に依存する数値である。
「店舗ID」「ワンタイムID」は広告主の申請に基づいて広告主DBs6の「広告主ID」と紐づかせシステム運用者側で発行され、「店舗メールアドレス」「住所」「店舗位置」「郵送設定」は広告主の申請に基づいて設定される。「新規電子クーポン使用履歴数」の初期値はブランクである。
図33は電子クーポン使用履歴DBs9の例を示す図であり、電子クーポン使用履歴を識別する「電子クーポン使用履歴ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の電子クーポンを識別する「電子クーポンID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の店舗を識別する「店舗ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、電子クーポン使用履歴の課金状態を判別する「課金判定情報」フィールド、電子クーポン使用日時を示す「使用日時」フィールドと、電子クーポン使用確認リストの郵送先を示す「郵送設定」フィールドと、電子クーポン使用確認リストの郵送状況を示す「郵送判定」フィールドと、電子クーポン使用確認リストを郵送ごとに分類するための「郵送ID」フィールドを含んでいる。
「電子クーポン使用履歴ID」「課金判定情報」「使用日時」は、広告主DBs6の「広告主ID」と店舗DBs7の「店舗ID」と電子クーポンDBs8の「電子クーポンID」と広告主DBs6の「郵送設定」または店舗DBs7「郵送設定」と紐づかせ比較照合結果記憶保存部s25で発行される。
「課金判定情報」は位置比較照合結果s25が正の場合のみ有効、初期値は無効である。「使用日時」は電子クーポン使用情報を電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存する際の登録日時である。
「郵送判定」は当該郵送設定が有効の場合に未郵送、当該郵送設定が不必要な場合は不必要である。郵送IDの初期値はブランクである。
なお、「郵送設定」は広告主DBs6と店舗DBs7の場合があるが、比較照合結果記憶保存部s25により記憶保存される際は広告主DBs6の郵送設定を優先する。
図34は郵送履歴DBd3の例を示す図であり、電子クーポン使用確認リストを郵送ごとに分類するための「郵送ID」フィールドと、分類または郵送済み処理を行った日時を示す「処理日時」フィールドと、分類または郵送済み処理等の処理内容を示す「処理内容」フィールドとを含んでいる。
「郵送ID」は郵送先及び確認リスト出力部s102で発行される。「使用日時」「処理内容」郵送先及び確認リスト出力部s102、郵送済み処理部s104を実行した日時、及び、内容である。
<それぞれの実施形態にかかる電子クーポン認証手段の実施例>
図35は図29に示したそれぞれの実施形態にかかる電子クーポン認証手段において広告主側の通信機器を一切使用することなく電子クーポン認証を行う変形例を示すフローチャートである。
なお、予め広告会社コンピュータ1に、広告主DBs6、店舗DBs7、電子クーポンDBs8に電子クーポン広告に関する情報が登録されているものとし、電子クーポン使用手段(図6)より広告主DBs6の郵送設定、及び、郵送判定を含む電子クーポン使用情報が電子クーポン使用履歴DBs9(図33)に、新規電子クーポン使用履歴数のカウントアップが店舗DBs7に記憶保存されているものとし、広告主9との広告契約時に電子クーポン使用日時から電子クーポン使用履歴を確認するべき電子クーポン使用履歴確認期間が設定されているものとする。
図35−c1.広告会社15は広告会社PC17よりネットワーク3を介し広告会社コンピュータ1に郵送先及び確認リスト出力要求を送信する。
図35−c2.広告会社コンピュータ1は郵送先及び確認リスト出力要求を受信するとともに郵送IDの発行、処理日時、処理内容を電子クーポン確認リスト出力とした郵送履歴情報を郵送履歴DBd3に記憶保存する。
図35−c3.電子クーポン使用履歴DBs9に記憶保存された電子クーポン使用履歴情報の郵送判定が未郵送の電子クーポン使用履歴情報を順次読み出す過程で電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポン使用履歴IDと紐づく電子クーポン使用履歴情報の郵送IDを上記で作成した当該郵送IDに更新するとともに、電子クーポン使用履歴情報の郵送設定が広告主へ郵送となっている場合、広告主IDを第一キー、電子クーポン使用履歴IDを第二キーとした当該電子クーポン使用履歴情報を要素にもつ広告主郵送用連想配列を作成していき、同様に郵送設定が店舗へ郵送となっている場合、店舗ID第一キー、電子クーポン使用履歴IDを第二キーとした当該電子クーポン使用履歴情報を要素にもつ店舗用連想配列を作成する。
作成した広告主郵送用連想配列を第一キーごとに順次読み出す過程で第一キーである広告主IDに紐づく広告主情報を広告主DBs6より読み出し、読み出した広告主情報に含まれる住所を郵送先、要素をリスト形式とした広告主用確認リストを出力設定し、同様に作成した店舗郵送用連想配列を第一キーごとに順次読み出す過程で第一キーである店舗IDに紐づく店舗情報を店舗DBs7より読み出し、読み出した店舗情報に含まれる住所を郵送先、要素をリスト形式とした店舗用確認リストを出力設定する。上記処理を完了後、出力設定された各リストを出力する。
図35−c4.広告会社PC17画面に出力された電子クーポン使用確認リスト(図36)を広告会社15は広告会社PC17の操作により印刷する。
図35−c5.広告会社15は印刷した電子クーポン使用確認リストを住所、電子クーポン使用確認リスト、控えごとに切り離し、広告主、または、店舗ごとに郵便会社16へ郵送申込する。
図35−c6.広告会社15は上記郵送申込後、広告会社PC17より上記切り離した控えに記載されている郵送IDを含む郵送済み処理要求を、ネットワーク3を介し広告会社コンピュータ1へ送信する。
図35−c7.広告会社コンピュータ1は郵送IDを含む郵送済み処理要求を受信する。
図35−c8.広告会社コンピュータ1は上記取得した郵送IDと紐づく電子クーポン使用履歴DBs9の電子クーポン使用履歴情報の郵送判定を郵送済みに全て更新し、上記取得した郵送IDと紐づく郵送履歴DBd3の郵送履歴情報の処理日時を現在時に、処理内容を電子クーポン確認リスト郵送済みに更新することで重複郵送を防止するとともに、広告主側に不備が合った場合でも電子クーポン使用履歴確認期間経過後に有効な電子クーポン使用履歴があった場合、広告主課金額を更新する準備が完了する。
図35−c9.郵便会社16は広告会社15より広告主9へ郵送申込された電子クーポン使用確認リストの郵送を受付ける。
図35−c10.郵便会社16は広告会社15より広告主9へ郵送申込された電子クーポン使用確認リストを広告主9へと郵送する。
図35−c11.広告主9は電子クーポン使用確認リストを郵送で受け取る。
図35−c12.広告主9は郵送で受け取った電子クーポン使用確認リスト(図30)を確認し、覚えのない使用履歴等があった場合に無効にチェックを記入する。
図35−c13.広告主9は郵送で受け取った電子クーポン使用確認リスト(図30)を確認し、上記無効記入した使用履歴があった場合、無効記入した電子クーポン使用確認済みリストを広告会社へ返送するために、郵便会社16へ電子クーポン使用確認済みリストを郵送申込する。
図35−c14.郵便会社16は広告主9より広告会社15へ郵送申込された電子クーポン使用確認済みリストの郵送を受付ける。
図35−c15.郵便会社16は広告主9より広告会社15へ郵送申込された電子クーポン使用確認済みリストを広告会社15へ郵送する。
図35−c16.広告会社15は電子クーポン使用確認済みリストを郵送で受け取る。
図35−c17.広告会社15は受け取った電子クーポン使用確認済みリストに基づき、広告会社PC17より使用履歴IDを含む電子クーポン使用履歴無効要求を広告会社コンピュータ1へネットワークを介し送信する。図35−c18.広告会社コンピュータ1は少なくとも無効とする電子クーポン使用履歴情報を識別可能な電子クーポン使用履歴IDを含む電子クーポン使用履歴無効要求を受信する。
図35−c19.広告会社コンピュータ1は取得した当該電子クーポン使用履歴IDと紐づく電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を無効に変更保存する。
図35−c20.広告会社コンピュータ1は予め定められた時間ごとに自動実行するよう設定された自動実行プログラムにより、予め設定された電子クーポン使用履歴確認期間に基づき現在日時から電子クーポン使用履歴認証化日時を算出し、電子クーポン使用履歴DBs9に保持された電子クーポン使用履歴情報の使用日時が電子クーポン使用履歴認証化日時と比較して超過しているもの、かつ、課金判定情報が課金有効となる電子クーポン使用履歴情報を順次読み出し、読み出した当該電子クーポン使用履歴情報ごとに、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる電子クーポンIDと紐づく電子クーポン情報を電子クーポンDBs8より読み出し、読み出した当該電子クーポン情報に含まれる使用課金額を、当該電子クーポン使用履歴情報に含まれる広告主IDと紐づく広告主DBs6の広告主課金額に加算するとともに、当該電子クーポン使用履歴情報の課金判定情報を課金認証済みに変更保存する。
<それぞれの実施形態にかかる位置情報取得手段の変形例>
図37は本発明のそれぞれの実施形態にかかる位置情報取得手段の変形例の構成例を示す図である。
図37において、電子クーポン広告仲介システムは、インターネット等の通信ネットワーク3に接続され、携帯端末5の位置情報を受信する広告会社側コンピュータ1を備えている。
図37(a)は、携帯端末5がGPS衛星4から受信したGPS信号に基づき算出した位置情報を取得するための構成例である。
図37(b)は、携帯端末5がGPS衛星4から受信したGPS信号に伴う位置情報取得要求を、基地局6、通信ネットワーク3を介し、位置情報算出コンピュータ18に送信し、位置情報取得要求に基づき位置情報算出コンピュータ18が算出した位置情報を取得するための構成例である。
図37(c)は、携帯端末5がWi−Fi機器19に接続され、携帯端末5がWi−Fi機器19に対し位置情報取得要求を送信し、Wi−Fi機器19が当該位置情報取得要求に基づきアクセスポイント位置情報を位置データベース20よりダウンロードし、当該位置情報取得要求の応答結果として携帯端末5がWi−Fi機器19より当該アクセスポイント位置情報を取得し、取得した当該アクセスポイント位置情報から携帯端末5が距離を算出した位置情報を取得するための構成例である。
なお、Wi−Fi機器19が位置データベース20に要求してアクセスポイント位置情報を取得しているのは、Wi−Fi機器19が単独でアクセスポイント位置情報を算出するのが困難なためである。ただし、Wi−Fi機器19の高機能化、または、予めWi−Fi機器19にアクセスポイント位置情報を設定するなど、Wi−Fi機器19が独立してアクセスポイント位置情報を取得できる場合には、位置データベース20を介在させる必要はない。
<それぞれの実施形態にかかる位置情報取得手段の実施例>
図38(a)は図37(a)に示した位置情報取得例のフローチャートである。
なお、携帯端末5より基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン取得要求が広告会社コンピュータ1に送信されたものとする。
また、位置情報取得の際、携帯端末5より位置情報取得確認(図12)が画面に表示される場合、ユーザはOK処理を行ったものとする。
図38−A1.広告会社コンピュータ1は携帯端末5の電子クーポン取得要求に応じて電子クーポン、及び、位置情報取得のための電子クーポンプログラム(図11)を出力する。
図38−A2.携帯端末5は基地局6、通信ネットワーク3を介し受信した、電子クーポン情報、及び、電子クーポンプログラムを画面に出力することで位置情報取得命令を実行する。
図38−A3.携帯端末5はGPS衛星4からのGPS信号を受信する。
図38−A4.携帯端末5は受信したGPS信号に基づく位置情報を算出する。
図38−A5.携帯端末5は算出した位置情報を電子クーポンプログラムの命令に従い基地局6、通信ネットワーク3を介し広告会社コンピュータ1へ送信する。
図38−A6.広告会社コンピュータ1は携帯端末5の位置情報を取得する。
図38(b)は図37(b)に示した位置情報取得例のフローチャートである。
なお、携帯端末5より基地局6、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン取得要求が広告会社コンピュータ1に送信されたものとする。
また、位置情報取得の際、携帯端末5より位置情報取得確認(図12)が画面に表示される場合、ユーザはOK処理を行ったものとする。
図38−B1.広告会社コンピュータ1は携帯端末5の電子クーポン取得要求に応じて電子クーポン、及び、位置情報取得のための電子クーポンプログラム(図11)を出力する。
図38−B2.携帯端末5は基地局6、通信ネットワーク3を介し受信した、電子クーポン情報、及び、電子クーポンプログラムを画面に出力することで位置情報取得命令を実行する。
図38−B3.携帯端末5はGPS衛星4からのGPS信号を受信する。
図38−B4.携帯端末5は受信したGPS信号に基づく位置情報取得要求を、基地局6、通信ネットワーク3を介し、位置情報算出コンピュータ18へ送信する。
図38−B5.位置情報算出コンピュータ18は受信したGPS信号に基づく位置情報を算出し携帯端末へ位置情報を送信する。
図38−B6.携帯端末5は算出した位置情報を電子クーポンプログラムの命令に従い基地局6、通信ネットワーク3を介し広告会社コンピュータ1へ送信する。
図38−B7.広告会社コンピュータ1は携帯端末5の位置情報を取得する。
図38(c)は図37(c)に示した位置情報取得例のフローチャートである。
なお、携帯端末5はWi−Fi機器19に接続し、Wi−Fi機器19、通信ネットワーク3を介し、電子クーポン取得要求が広告会社コンピュータ1に送信されたものとする。
また、位置情報取得の際、携帯端末5より位置情報取得確認(図12)が画面に表示される場合、ユーザはOK処理を行ったものとする。
図38−C1.広告会社コンピュータ1は携帯端末5の電子クーポン取得要求に応じて電子クーポン、及び、位置情報取得のための電子クーポンプログラム(図11)を出力する。
図38−C2.携帯端末5はWi−Fi機器19、通信ネットワーク3、を介し受信した、電子クーポン情報、及び、電子クーポンプログラムを画面に出力することで位置情報取得命令を実行する。
図38−C3.携帯端末5はアクセスポイント位置情報取得要求を、Wi−Fi機器19へ送信する。
図38−C4.Wi−Fi機器19はアクセスポイント位置情報取得要求に応じて、アクセスポイント位置情報ダウンロード要求を通信ネットワーク3を介し位置データベース20へ送信する。
図38−C5.位置データベース20は位置情報ダウンロード要求に応じてアクセスポイント位置情報を出力する。
図38−C6.Wi−Fi機器19は取得したアクセスポイント位置情報を携帯端末5へ出力する。
図38−C7.携帯端末5は取得したアクセスポイント位置情報に基づく位置情報を算出する。
図38−C8.携帯端末5は算出した位置情報を電子クーポンプログラムの命令に従いWi−Fi機器19、通信ネットワーク3を介し広告会社コンピュータ1へ送信する。
図38−C9.広告会社コンピュータ1は携帯端末5の位置情報を取得する。
電子クーポン広告仲介システムは、GPS信号により位置情報を算出する方法以外にも、無線LAN、WiFi、携帯電話基地局、IPアドレス等から位置情報を算出してもよい。
電子クーポン広告仲介システムは、広告会社コンピュータ1に位置情報を送信できる環境であれば、屋台やフリーマーケット等の屋外等、世界中どこでも利用できる。
電子クーポン広告仲介システムは、商品ごとの柔軟な課金が可能なため、広告主は業種による客単価の違いを気にすることなく利用できる。
電子クーポン広告仲介システムは、正常な電子クーポン使用であった場合でも広告主により不当に無効とされる場合等、広告会社は電子クーポン使用履歴から認証率等を割り出すことで不当な操作を検知し対応することができる。
電子クーポン広告仲介システムは、不正で悪意のある大量の電子クーポン使用があった場合等、電子クーポンの配信を停止、または、問題を解決するまで一定期間当該電子クーポンの使用に対し課金を行わない等、店舗に金銭的な電子クーポン広告システム運用コストがかからないため不正使用に対し柔軟に対応することができる。
電子クーポン広告仲介システムは、ユーザが会員、非会員を問わず電子クーポンが使用可能なため、店舗への費用対効果が高い。
電子クーポン広告仲介システムは、広告会社コンピュータ1、または、携帯端末5等が位置情報を取得できなかった場合、電子クーポンを非表示、あるいは注意文等を出力し、課金可能な状況で使用するようユーザ7を誘導、あるいは制限をかけてもよい。
1 広告会社コンピュータ
2 Webサーバ
3 通信ネットワーク
4 GPS衛星
5 携帯端末
6 基地局
7 ユーザ
8 店舗
9 広告主
10 広告主側コンピュータ
11 課金有効化範囲
12 広告パートナーコンピュータ
13 広告パートナー
14 会員
15 広告会社
16 郵送会社
17 広告会社PC
18 位置情報算出コンピュータ
19 Wi−Fi機器
20 位置データベース
21 広告主Webサーバ
22 店舗コンピュータ
s1 電子クーポン取得要求応答部
s11 電子クーポン取得要求受信部
s12 電子クーポン情報参照部
s13 電子クーポンプログラム出力部
s2 電子クーポン使用位置比較照合部
s21 電子クーポン使用情報受信部
s22 電子クーポン情報参照部
s23 店舗情報参照部
s24 位置比較照合部
s25 比較照合結果記憶保存部
s3 電子クーポン使用履歴確認要求送信部
s31 新規電子クーポン使用履歴確認要求送信部
s32 新規電子クーポン使用履歴数初期化部
s4 電子クーポン使用履歴確認部
s41 未確認電子クーポン使用履歴出力要求受信部
s42 未確認電子クーポン使用履歴出力部
s43 電子クーポン使用履歴無効要求受信部
s44 電子クーポン使用履歴無効要求処理部
s100 電子クーポン使用確認リスト郵送処理部
s101 郵送先リスト出力要求受信部
s102 郵送先リスト出力部
s103 電子クーポン使用確認リスト出力要求受信部
s104 電子クーポン使用確認リスト出力部
s105 郵送済み処理要求受信部
s106 郵送済み処理部
s5 課金額更新部
s6 広告主DB
s7 店舗DB
s8 電子クーポンDB
s9 電子クーポン使用履歴DB
d1 広告パートナーDB
d2 ユーザDB
d3 郵送履歴DB

Claims (8)

  1. 本発明は、ユーザの操作する携帯端末から送信される少なくとも電子クーポンを識別可能な情報と、携帯端末位置情報を含む電子クーポン使用情報を受信する電子クーポン使用情報受信手段と、受信した電子クーポン使用情報に基づいて店舗位置情報との位置を比較照合する電子クーポン位置比較照合手段と、位置比較照合結果を正とした場合、広告主に課金可能な情報として当該電子クーポン使用情報を記憶保存する電子クーポン照合結果記憶保存手段と、電子クーポン照合結果記憶保存手段に記憶保存された当該電子クーポン使用情報を確認するよう広告主側に要求する電子クーポン使用履歴確認要求手段と、少なくとも無効とする電子クーポン使用情報を識別可能な情報を含む電子クーポン使用履歴無効要求を取得する電子クーポン使用履歴無効要求取得手段と、取得した電子クーポン使用履歴無効要求に基づいて電子クーポン使用情報を無効として記憶保存する電子クーポン使用情報無効処理手段と、電子クーポン使用履歴確認期間経過後も課金可能な電子クーポン使用情報が存在した場合、当該電子クーポン使用情報の課金判定情報を課金認証済みに更新することで課金認証とする電子クーポン課金認証手段と、当該課金認証済み電子クーポン使用情報に基づき広告主への課金額を更新する課金額更新手段とを備えることを特徴とする電子クーポン広告システム。
  2. 請求項1に記載の電子クーポン広告システムにおいて、上記ユーザを識別可能な会員情報を含む電子クーポン使用情報の取得手段と、会員情報を含む電子クーポン使用情報が課金認証された場合に、会員DB上の該当する会員情報のポイントを所定数加算するポイント発行手段をさらに備えたことを特徴とする電子クーポン広告システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の電子クーポン広告システムにおいて、少なくとも広告パートナーを識別可能な広告パートナー情報を含む電子クーポン使用情報の取得手段と、広告パートナー情報を含む電子クーポン使用情報が課金認証された場合に、広告パートナーDB上の該当する広告パートナー情報の広告成果報酬額を所定数加算する広告成果報酬支払手段をさらに備えたことを特徴とする電子クーポン広告システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子クーポン広告システムにおいて、広告会社コンピュータと広告主WebサーバをAPIで連携する連携手段と、連携手段により、少なくとも広告主識別情報と、広告主Webサーバ上の電子クーポン情報と、ユーザの電子クーポン使用情報を取得する外部電子クーポン使用情報取得手段と、外部電子クーポン使用情報取得手段から取得した当該電子クーポン情報に含まれる各識別情報を、識別情報ごとに統合し、広告主識別情報と関連付けて記憶保存する電子クーポン使用情報統合手段と、電子クーポン使用情報が課金認証された場合に、電子クーポン使用情報統合手段に記憶保存されたそれぞれの統合情報の課金額を所定数加算する統合情報課金手段を備えたことを特徴とする電子クーポン広告システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子クーポン広告システムにおいて、広告主に対し電子クーポン使用履歴を書面で郵送する電子クーポン使用履歴確認要求手段と、広告主が当該書面に対し、無効とする電子クーポン使用情報を識別可能な情報を含む書面を返送することで電子クーポン使用履歴無効要求取得する電子クーポン使用履歴無効要求取得手段と、書面で返送された電子クーポン使用履歴無効要求に基づいて電子クーポン使用情報を無効として処理する電子クーポン使用情報無効処理手段とを備えることにより、広告主が一切の通信機器を有する必要がない電子クーポン広告手段を備えたことを特徴とする電子クーポン広告システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子クーポン広告システムにおいて、上記携帯端末位置情報は、上記携帯端末がGPS衛星から受信したGPS信号に基づき算出した位置情報を広告会社コンピュータが取得することを特徴とする電子クーポン広告システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子クーポン広告システムにおいて、上記携帯端末位置情報は、上記携帯端末がGPS衛星から受信したGPS信号に伴う位置情報取得要求を位置情報算出コンピュータに送信し、位置情報取得要求に基づき位置情報算出コンピュータが算出した位置情報を広告会社コンピュータが取得することを特徴とする電子クーポン広告システム。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子クーポン広告システムにおいて、上記携帯端末位置情報は、上記携帯端末がWi−Fi通信によってWi−Fi機器に対しクセスポイント位置情報取得要求を送信し、上記携帯端末がWi−Fi機器の応答結果から取得したアクセスポイント位置情報に基づき、上記携帯端末によって算出された位置情報を広告会社コンピュータが取得することを特徴とする電子クーポン広告システム。
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